JP2507049B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2507049B2
JP2507049B2 JP12704189A JP12704189A JP2507049B2 JP 2507049 B2 JP2507049 B2 JP 2507049B2 JP 12704189 A JP12704189 A JP 12704189A JP 12704189 A JP12704189 A JP 12704189A JP 2507049 B2 JP2507049 B2 JP 2507049B2
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heating chamber
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tubular heater
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登世次 幡川
善春 中村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加熱室底壁外側に管状ヒーターを設けた加熱
調理器に関するものである。
従来の技術 従来の例えば、第4図に示すトースターレンジと呼ば
れる加熱調理器では、加熱室16の上部に、コイル状ヒー
ターに結晶化ガラス管等をかぶせて構成した管状ヒータ
ー17を設け、加熱室底部には、加熱室底壁18の外側に、
絶縁マイカ板19aに線状ヒーター19bを巻きつけたもの
を、両側から絶縁マイカ板19c、19dとで覆い構成してな
る面状ヒーター19を、断熱材20と金属取付板21を介し、
ネジ22a、22bで固着し、上下ヒーターを構成し、金属網
23に載せられたパン24等を加熱調理する構成となってい
た。25は加熱室16内に高周波エネルギーを供給するマグ
ネトロンで、26はマグネトロン25からのエネルギーを加
熱室16内に導く導波管、27は外箱である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この構成において、下部ヒーターを加
熱室底壁16の外側に設けているため、加熱室底面はすっ
きりとしており、掃除等がし易い等の利点を有する反
面、下部ヒーターから食品への熱の伝わり方を考えた場
合まず面状ヒーター17からの伝導熱で加熱室底壁16を加
熱し、更に加熱室底壁16からの輻射熱で、食品下部を加
熱する構成となるため、長時間調理では問題とならない
が、トースト焼等の短時間調理の場合、やはり、温度の
立上りが遅く、調理時間が少し長くなるという課題があ
った。
そこで、本発明では、温度の立上りが早く、且つ加熱
室底面がすっきりとした掃除のし易い加熱調理器を提供
することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達するために本発明は、下部ヒーターとし
て、面状ヒーターの変わりに、立上りの早い管状ヒータ
ーを使用するものである。
作用 本発明の加熱調理器は、下部ヒーターとして、加熱室
底壁外側に温度の立上りが早い管状ヒーターを設け、前
記管状ヒーターを金属性反射板と、加熱室底壁とで覆い
構成するものである。一般にコイル状ヒーターに石英管
や結晶化ガラス管等をかぶせて構成される管状ヒーター
は、シーズヒーター等に比べ温度の立上りが早いことは
知られている。上記の様な構成で、ヒーター調理時、管
状ヒーターが発熱すれば、直ちに、直接、或いは金属反
射板を介し、間接的に管状ヒーターからの輻射熱が、加
熱室底壁面を加熱する。又管状ヒーターは全体が金属反
射板と加熱室底壁面とで覆われているため、ほとんどの
熱を逃がすことなく、加熱室底壁面を加熱することが出
来る。以上の様な構成により、従来のものに比べ、加熱
室底壁の加熱が素早く行なうことが出来、必然的に加熱
室の温度の立上りも早くなる。又本発明では、加熱室底
壁に凹凸の絞り加工を設け、金属反射板と接触する部分
に隙間を発生させ、その部分から密閉された金属反射板
内部の熱気を適当量逃がしてやり、管状ヒーターの耐熱
性を保とうとするものである。同時に前記加熱室底壁の
凹凸の絞り加工は、加熱室底壁自身を補強するため、薄
板で構成することが可能となり、薄板に構成出来た分、
加熱室底壁面の熱容量は小さくなり、更に加熱室の温度
の立上りを早くすることが出来るという一石二鳥の効果
を有するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例における加熱調理器について
図面とともに説明する。
第1図に示すように、加熱室1上部には、コイル状ヒ
ーターを結晶化ガラス管や石英管で覆った上管状ヒータ
ー2を設け、加熱室底壁3には少なくともひとつの段絞
り部4を設けると共に、前記加熱室底壁3の外側には、
前記上管状ヒーター2と同構成の下管状ヒーター5が、
磁器6a、6bを介し、ステンレス等の金属によって、構成
される反射板7によって加熱室底壁3に固定されてい
る。8a、8bは固定用ネジである。前記金属反射板7は側
方から見ると略V字形状をしており、加熱室底壁3との
当接部分のほぼ全周にフランジを有し、加熱室底壁3に
対向する部分のみが開放になっており、下管状ヒーター
5は、加熱室底壁3と金属反射板7によって覆われる構
成となっている。又金属反射板7の外側には断熱材9で
覆い、外部に熱が逃げて行きにくい構成にしている。以
上のような構成により、ヒーター加熱時、下管状ヒータ
ー5から発せられた熱は、直接輻射で加熱室底壁3を加
熱する分と、一度若しくはそれ以上金属反射板7に当た
った後加熱する分との合わせたもので、加熱室底壁3を
加熱する。
加熱室1内に設置された金属網10の上に載せられたパ
ン11は、加熱された加熱室底壁3からの輻射熱と、加熱
室1の上部に設けられた上管状ヒーター2からの輻射熱
で加熱調理される。
以上が本発明のヒーター加熱の構成であるが、本発明
の特徴は、下ヒーターに、シーズヒーターや、絶縁マイ
カ板に線条発熱体を巻いて構成する面状ヒーターより
も、温度の立上りが早い管状ヒーター5を設けると共
に、加熱室底壁3に段絞り部4を設けることにより、加
熱室底壁3の板厚を薄く構成し、熱容量を小さくするこ
とにより、更に加熱室底壁3の温度の立上りを早くし、
全体として加熱室の温度立上りの早い加熱調理器を構成
するものである。又本発明では、加熱室底壁3の段絞り
部4と、金属反射板7との当接部で形成される隙間11
a、11b、11c、11dから適当に、金属反射板7内に閉じ込
められた熱気を逃がす構成とすることにより、下管状ヒ
ーター5を耐熱許容温度内に収める役目をもさせてい
る。段絞り部4の形状については、いろいろ工夫が出来
るが、第2図、第3図にその実施例図を示す。
第2図は段絞り部14を方形状に構成したもので、第3
図は段絞り部15を円周状に構成したものである。又加熱
室底壁3の内側に黒色塗装等を設けると、輻射効率が良
くなり、パン11の焼き時間が短かくなることは従来知ら
れているが、本発明の構成の場合、加熱室底壁3の外側
に黒色塗装を設けると下管状ヒーター5からの熱の吸収
が良くなり、やはり、加熱室1の温度立上り時間を早く
することが出来る。12は電波加熱時のマグネトロンで、
13はマグネトロン12からの電波を加熱室1に導く導波管
である。
発明の効果 以上のように本発明の加熱調理器によれば次の効果を
得ることが出来る。
(1)温度の立上りが早い管状ヒーターを下ヒーターに
使用し、かつ加熱室底面部は突起物がない構成なので、
加熱室内の掃除がし易く、加熱室内の温度の立上りが早
い加熱調理器を提供することが出来る。
(2)加熱室底壁に段絞りを設ける構成なので、加熱室
底壁が熱時に変形することがなく、又薄く構成出来るの
でコストダウンが図れる。
(3)管状ヒーターの発熱部全体を、金属反射板と加熱
室底壁とで覆う構成のため、発生した熱のほとんどを有
効に使え、かつ加熱室底壁の段絞り部と金属反射板との
間で出来る隙間部から適当量熱気を抜く配慮をしている
ため、ヒーター寿命の問題がなく、効率の良い加熱調理
器を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における加熱調理器の正面断
面図、第2図は同加熱調理器の加熱室底壁の凹凸部の実
施例を示す要部断面図、第3図は同加熱調理器の加熱室
底壁の凹凸部の実施例を示す要部断面図、第4図は従来
例の加熱調理器を示す正断面図である。 1……加熱室、2……ヒーター、3……加熱室底壁、4
……凹凸部、5……管状ヒーター、7……金属反射板、
11a、11b、11c、11d……間隙部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室
    上方に設けた上ヒーターと、前記加熱室底壁外側に設け
    たコイル状ヒーターを結晶化ガラス管等でおおった管状
    ヒーターと、前記管状ヒーターを前記加熱室底壁とで、
    覆うように構成する略U字形状で、前記加熱室底壁に対
    向する面のみ開放型の金属反射板とを備え、前記金属反
    射板と当接する前記加熱室底壁面に凹凸部を設け、両者
    の間に前記凹凸部で間隙部を構成してなる加熱調理器。
JP12704189A 1989-05-19 1989-05-19 加熱調理器 Expired - Lifetime JP2507049B2 (ja)

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CN108392107A (zh) * 2018-05-17 2018-08-14 佛山市威王日用电器有限公司 具有加热功能的料理机

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