JP2001182947A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JP2001182947A JP2001182947A JP36574299A JP36574299A JP2001182947A JP 2001182947 A JP2001182947 A JP 2001182947A JP 36574299 A JP36574299 A JP 36574299A JP 36574299 A JP36574299 A JP 36574299A JP 2001182947 A JP2001182947 A JP 2001182947A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- heating
- food
- heating chamber
- cooking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーブン調理やレンジ調理においてコストア
ップすることなく加熱効率の向上を図る。 【解決手段】 食品１が収納される加熱室２と、断面が
三角形状に形成されてその一辺が前記加熱室の天井面と
平行に対向するようにして設けられたヒータ３と、食品
１が置かれる受け皿４と、加熱室２の天井面においてヒ
ータ３に囲まれるようにして設けられた凸状体５とで加
熱調理器を構成したことにより、ヒータ３の三角辺の二
辺から食品１に対して熱が均等に効率よく放たれるとと
もに、凸状体５によってヒータ３から放たれる熱が加熱
室２内に向けて反射されるので、食品に対する熱放射量
を増大させることができ、加熱むらがなくなるととも
に、加熱時間を大幅に短縮することができる。
ップすることなく加熱効率の向上を図る。 【解決手段】 食品１が収納される加熱室２と、断面が
三角形状に形成されてその一辺が前記加熱室の天井面と
平行に対向するようにして設けられたヒータ３と、食品
１が置かれる受け皿４と、加熱室２の天井面においてヒ
ータ３に囲まれるようにして設けられた凸状体５とで加
熱調理器を構成したことにより、ヒータ３の三角辺の二
辺から食品１に対して熱が均等に効率よく放たれるとと
もに、凸状体５によってヒータ３から放たれる熱が加熱
室２内に向けて反射されるので、食品に対する熱放射量
を増大させることができ、加熱むらがなくなるととも
に、加熱時間を大幅に短縮することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、食品を加熱調理する電
子オーブンレンジや電気オーブンなどに関するものであ
り、特にオーブンやグリルのヒータ調理時において食品
に効率よく熱を放射するヒータの形状に関するものであ
る。
子オーブンレンジや電気オーブンなどに関するものであ
り、特にオーブンやグリルのヒータ調理時において食品
に効率よく熱を放射するヒータの形状に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、ヒータを備えてオーブン調理やグ
リル調理を行なう加熱調理器においては、調理後の加熱
室内における清掃性を考慮して加熱室の外部にヒータを
設けていたが、サンマやアジなどの焼き魚やグラタンな
どの高温で焼きあげる必要がある食品は、加熱室の外部
に設けたヒータで調理する場合では火力が弱いので、調
理時間が非常に長くかかるといった問題があった。
リル調理を行なう加熱調理器においては、調理後の加熱
室内における清掃性を考慮して加熱室の外部にヒータを
設けていたが、サンマやアジなどの焼き魚やグラタンな
どの高温で焼きあげる必要がある食品は、加熱室の外部
に設けたヒータで調理する場合では火力が弱いので、調
理時間が非常に長くかかるといった問題があった。
【０００３】そこで、火力の強化および電気代の節約と
いう観点から、加熱室内の天井面にシーズヒータなどの
直火ヒータを設けることにより、加熱室内および食品に
おける温度上昇時間を早くし、短時間で食品を焼き上げ
るといったものが製品化されている。
いう観点から、加熱室内の天井面にシーズヒータなどの
直火ヒータを設けることにより、加熱室内および食品に
おける温度上昇時間を早くし、短時間で食品を焼き上げ
るといったものが製品化されている。
【０００４】さらに、加熱室の内壁に反射板を設けてヒ
ータから放たれる熱を加熱室内に反射させることによっ
て加熱効率の向上を図ったものも製品化されている。
ータから放たれる熱を加熱室内に反射させることによっ
て加熱効率の向上を図ったものも製品化されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のでは、さらに省エネルギー効果を上げるためには、火
力を上げて短時間で焼き上げなければならないが、ヒー
タ単品の温度に限度があるためにその限度以上の通電が
できない点やヒータ電力を上げるためにはヒータ線長を
長くしなければならない点などから、ヒータが高価にな
ってしまうといった問題があった。
のでは、さらに省エネルギー効果を上げるためには、火
力を上げて短時間で焼き上げなければならないが、ヒー
タ単品の温度に限度があるためにその限度以上の通電が
できない点やヒータ電力を上げるためにはヒータ線長を
長くしなければならない点などから、ヒータが高価にな
ってしまうといった問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
に鑑みてなされたものであり、食品が収納される加熱室
と、断面が三角形状に形成されてその一辺が加熱室の天
井面と平行に対向するようにして設けられたヒータと、
食品が置かれる受け皿と、加熱室の天井面においてヒー
タに囲まれるように突き出して設けられた凸状体とで加
熱調理器を構成した。
に鑑みてなされたものであり、食品が収納される加熱室
と、断面が三角形状に形成されてその一辺が加熱室の天
井面と平行に対向するようにして設けられたヒータと、
食品が置かれる受け皿と、加熱室の天井面においてヒー
タに囲まれるように突き出して設けられた凸状体とで加
熱調理器を構成した。
【０００７】
【発明の実施の形態】上述の構成とすることにより、加
熱室内の天井面に配設されたヒータの三角辺の二辺から
受け皿に置かれた食品に対して熱が均等に効率よく放た
れるとともに、加熱室の天井面に設けられた凸状体によ
ってヒータから放たれる熱が加熱室内に向けて反射され
るので、食品に対する熱放射量を増大させることがで
き、加熱むらがなくなるとともに、加熱時間を大幅に短
縮することができる。
熱室内の天井面に配設されたヒータの三角辺の二辺から
受け皿に置かれた食品に対して熱が均等に効率よく放た
れるとともに、加熱室の天井面に設けられた凸状体によ
ってヒータから放たれる熱が加熱室内に向けて反射され
るので、食品に対する熱放射量を増大させることがで
き、加熱むらがなくなるとともに、加熱時間を大幅に短
縮することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の加熱調理器における実施例を
図１から図５を用いて説明する。
図１から図５を用いて説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施例における加熱調理
器の上方から見た要部概略図で、図２は本発明の一実施
例における加熱調理器の側方から見た要部概略図であ
り、図３は本発明の他の実施例における加熱調理器の上
方から見た要部概略図で、図４は本発明の他の実施例に
おける加熱調理器の側方から見た要部概略図であり、図
５は本発明の一実施例における加熱調理器の一部要部拡
大断面図である。
器の上方から見た要部概略図で、図２は本発明の一実施
例における加熱調理器の側方から見た要部概略図であ
り、図３は本発明の他の実施例における加熱調理器の上
方から見た要部概略図で、図４は本発明の他の実施例に
おける加熱調理器の側方から見た要部概略図であり、図
５は本発明の一実施例における加熱調理器の一部要部拡
大断面図である。
【００１０】図１、図２および図５において、１は被加
熱物である食品であり、２はこの食品１が収納される加
熱室で、３は断面を三角形状に形成してその一辺が加熱
室２の天井面と平行に対向するようにして設けられたヒ
ータであり、３ａはヒータ３を構成する要素の一つであ
る中空のヒータパイプであり、３ｂは同じくヒータ線
で、３ｃはヒータ線３を保持するためにヒータパイプ３
ａとヒータ線３ｂとの間に詰め込まれた充填材である。
４は食品１が置かれる受け皿であり、５は加熱室２の天
井面においてヒータ３に囲まれるようにして設けられた
凸状体である。
熱物である食品であり、２はこの食品１が収納される加
熱室で、３は断面を三角形状に形成してその一辺が加熱
室２の天井面と平行に対向するようにして設けられたヒ
ータであり、３ａはヒータ３を構成する要素の一つであ
る中空のヒータパイプであり、３ｂは同じくヒータ線
で、３ｃはヒータ線３を保持するためにヒータパイプ３
ａとヒータ線３ｂとの間に詰め込まれた充填材である。
４は食品１が置かれる受け皿であり、５は加熱室２の天
井面においてヒータ３に囲まれるようにして設けられた
凸状体である。
【００１１】以上このように構成された加熱調理器にお
ける一実施例の作用について説明する。
ける一実施例の作用について説明する。
【００１２】まず、操作部（図示せず）において、調理
メニューの選択を行ない、調理時間および調理温度を設
定して運転を開始すると、ヒータ３が通電し、そのヒー
タ３を形成する三角形の各辺から垂直方向に熱が放射さ
れる。そして、ヒ−タ３における加熱室２の下方に対向
した二辺から放射された熱は加熱室２内部に直接的に伝
播され、さらにヒ−タ３から放射された熱が、天井面に
設けられた凸状体５によって加熱室２内部に間接的に伝
播されることにより、受け皿４上に置かれた食品１の表
面に対して、全体に均一な加熱が行なわれる。食品１は
その表面全体から熱が加えられ、食品１内部に均一にか
つ迅速に熱が到達し、加熱調理が完了する。
メニューの選択を行ない、調理時間および調理温度を設
定して運転を開始すると、ヒータ３が通電し、そのヒー
タ３を形成する三角形の各辺から垂直方向に熱が放射さ
れる。そして、ヒ−タ３における加熱室２の下方に対向
した二辺から放射された熱は加熱室２内部に直接的に伝
播され、さらにヒ−タ３から放射された熱が、天井面に
設けられた凸状体５によって加熱室２内部に間接的に伝
播されることにより、受け皿４上に置かれた食品１の表
面に対して、全体に均一な加熱が行なわれる。食品１は
その表面全体から熱が加えられ、食品１内部に均一にか
つ迅速に熱が到達し、加熱調理が完了する。
【００１３】また、図３および図４のように、凸状体５
を加熱室２の天井面に複数個設けることによって、さら
に加熱効率を向上させることができるのはいうまでもな
い。
を加熱室２の天井面に複数個設けることによって、さら
に加熱効率を向上させることができるのはいうまでもな
い。
【００１４】
【発明の効果】以上本発明によれば、ヒータの断面形状
を三角形状に成形して、その一辺を加熱室内の天井面と
対向するように設置することにより、ヒータの各辺に対
して垂直方向に熱が放たれ、ヒータの三角辺の二辺が受
け皿に置かれた食品に対して略等分に設けてあることか
ら、ヒータからの熱は食品に対して適度に分散されて放
たれるとともに、加熱室の天井面に設けられた凸状体に
よってヒ−タから放たれる熱が加熱室の内部に放射され
ることにより、例えばサンマの塩焼きやアジなどの焼き
魚のグリル調理やグラタン、ピザ、クッキーなどのオー
ブン調理において、食品の均一加熱が施され、加熱効率
が極めて向上し、従来に比べて、加熱むらの発生を抑え
ることができるとともに、食品を短時間で効率よく焼き
上げることができるようになった。
を三角形状に成形して、その一辺を加熱室内の天井面と
対向するように設置することにより、ヒータの各辺に対
して垂直方向に熱が放たれ、ヒータの三角辺の二辺が受
け皿に置かれた食品に対して略等分に設けてあることか
ら、ヒータからの熱は食品に対して適度に分散されて放
たれるとともに、加熱室の天井面に設けられた凸状体に
よってヒ−タから放たれる熱が加熱室の内部に放射され
ることにより、例えばサンマの塩焼きやアジなどの焼き
魚のグリル調理やグラタン、ピザ、クッキーなどのオー
ブン調理において、食品の均一加熱が施され、加熱効率
が極めて向上し、従来に比べて、加熱むらの発生を抑え
ることができるとともに、食品を短時間で効率よく焼き
上げることができるようになった。
【００１５】また、ヒータの電力量およびヒータ線の長
さなど、いっさい変更することなくこれが実現されるの
で、コストアップをすることなく加熱効率の向上を図る
ことができるようになった。
さなど、いっさい変更することなくこれが実現されるの
で、コストアップをすることなく加熱効率の向上を図る
ことができるようになった。
【図１】本発明の一実施例における加熱調理器の上方か
ら見た要部概略図である。
ら見た要部概略図である。
【図２】本発明の一実施例における加熱調理器の側方か
ら見た要部概略図である。
ら見た要部概略図である。
【図３】本発明の他の実施例における加熱調理器の上方
から見た要部概略図である。
から見た要部概略図である。
【図４】本発明の他の実施例における加熱調理器の側方
から見た一部要部断面図である。
から見た一部要部断面図である。
【図５】本発明の一実施例における加熱調理器の側方か
ら見た要部拡大断面図である。
ら見た要部拡大断面図である。
１ 食品 ２ 加熱室 ３ ヒ−タ ３ａ ヒ−タパイプ ３ｂ ヒ−タ線 ３ｃ 充填材 ４ 受け皿 ５ 凸状体
Claims (1)
- 【請求項１】食品（１）が収納される加熱室（２）と、
断面が三角形状に形成されてその一辺が前記加熱室の天
井面と平行に対向するようにして設けられたヒータ
（３）と、前記食品が置かれる受け皿（４）と、前記加
熱室の天井面において前記ヒータに囲まれるように突き
出して設けられた凸状体（５）とで構成したことを特徴
とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36574299A JP2001182947A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36574299A JP2001182947A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001182947A true JP2001182947A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18485003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36574299A Withdrawn JP2001182947A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001182947A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110089780A (ko) * | 2010-02-01 | 2011-08-09 | 엘지전자 주식회사 | 전기 오븐 |
| US9732964B2 (en) | 2011-02-11 | 2017-08-15 | Lg Electronics Inc. | Electric oven |
-
1999
- 1999-12-24 JP JP36574299A patent/JP2001182947A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110089780A (ko) * | 2010-02-01 | 2011-08-09 | 엘지전자 주식회사 | 전기 오븐 |
| KR101705358B1 (ko) * | 2010-02-01 | 2017-02-09 | 엘지전자 주식회사 | 전기 오븐 |
| US9732964B2 (en) | 2011-02-11 | 2017-08-15 | Lg Electronics Inc. | Electric oven |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050525 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051026 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060420 |