JP2695954B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JP2695954B2
JP2695954B2 JP2038049A JP3804990A JP2695954B2 JP 2695954 B2 JP2695954 B2 JP 2695954B2 JP 2038049 A JP2038049 A JP 2038049A JP 3804990 A JP3804990 A JP 3804990A JP 2695954 B2 JP2695954 B2 JP 2695954B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、被調理物をオーブン内で高周波加
熱やヒータ加熱して調理する加熱調理装置に係り、特
に、この加熱調理装置におけるヒータ加熱装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、この種の加熱調理装置は、第5図及び第6図に
示されるように構成されている(特開昭62−213085
号)。
即ち、第5図及び第6図において、箱型に形成された
開閉扉1aを備えたケース本体(キャビネット)1内に
は、オーブン枠体2がオーブン3を形成して設けられて
おり、このオーブン枠体2の背板2aには、励振口4が穿
設されている。又、この励振口4の位置する上記背板2a
には、導波管5が上記励振口4を覆うようにして設けら
れており、この導波管5の一部5aには、周知のマグネト
ロン6が付設されている。さらに、上記オーブン枠体2
の天板2bの外側には、断熱板7が設けられており、この
断熱板7の内側には、上ヒータ8が配設されている。
一方、上記オーブン枠体2の底板2cの裏側には、下ヒ
ータ9及び断熱板10が設けられている。この上、下ヒー
タ8、9は、第6図に示されるように、上下一対の取付
け金具11a、11bとの間に額縁状をなす芯マイカ板12を設
け、この芯マイカ板12にヒータ線13を全面に亘って均一
なピッチで巻装し、このヒータ線13を巻装した芯マイカ
板12をこれと同形をなす各マイカ板14a、14bで重合して
一体にして構成したものである。
なお、上記オーブン3内には、被調理物Wを載置する
棚板15が挿脱自在に設けられている。
従って、上述した加熱調理装置は、予め、上記オーブ
ン3内に被調理物Wを載置した棚板15を挿入して置く。
次に、被調理物Wをヒータ加熱する場合、上記上、下
ヒータ8、9に通電して加熱することにより行われる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した加熱調理装置の上、下ヒータ
8、9は、芯マイカ板12にヒータ線13を全面に亘って均
一なピッチで巻装している関係上、この上、下ヒータ
8、9のみの単一体では、温度分布は均一に成るけれど
も、装置に取付けると、加熱温度が上、下ヒータ8、9
の中央部より外側の方の輻射熱がヒータの無い部分に流
れて低い温度なる傾向になり、このため、例えば、食パ
ンを焼くとき、温度むらに起因して、食パンを均一に加
熱することが困難である。
又一方、特開昭64−3422号の“オーブントースター”
の発明のように、扁平な芯マイカ板にヒータ線を全面に
亘って均一なピッチで巻装しているものもあるが、上述
した具体例と同じように、例えば、食パンを焼くとき、
温度むらに起因して、食パンを均一に加熱することが困
難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、オーブン内に設置された平面ヒータをオーブン内の
条件に合せて均一な温度分布になるようにして調整して
組込み、食パンを焼くとき、温度むらを生じないように
して均一に加熱調理するようにした加熱調理装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、ケース本体内にオーブンを形成したオーブ
ン枠体を設け、このオーブン枠体の底板に平面ヒータを
敷設し、この平面ヒータを構成する二分割された一対の
芯マイカ板にヒータ線を巻装し、このヒータ線を上記両
芯マイカ板の中央部から外端部に向かってピッチを小さ
くするとともに上記外端部において中心側に寄せて形成
したものである。
(作 用) 本発明は、平面ヒータを構成する二分割された一対の
芯マイカ板にヒータ線を巻装し、このヒータ線を上記両
芯マイカ板の中央部から外端部に向ってピッチを小さく
して形成することによって、ヒータの無い部分へ輻射熱
の流れることを見越して構成することにより、均一な温
度分布になるようにし、食パンを焼くとき、温度むらを
生じないようにして均一に加熱調理するようにしたもの
である。
(実施例) 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
第1図乃至第4図において、符号20は、箱型に形成さ
れ、しかも、横開きする開閉扉20aを備えたケース本体
(キャビネット)であって、このケース本体20内には、
オーブン枠体21がオーブン22を形成して設けられてお
り、このオーブン枠体21の側板には、第3図に示される
ように、周知のマグネトロン23が配設されている。さら
に、上記オーブン枠体22の天板22aの中程には、断面が
円弧状をなす反射板24が取付けられており、この反射板
24の内側には、例えば、ミラクロンヒータのような上ヒ
ータ25が水平に架装されている。さらに又、上記オーブ
ン枠体22の底板22bを裏側には、平面ヒータ26が敷設さ
れており、この平面ヒータ26は、第1図及び第2図に示
されるように構成されている。
即ち、第1図及び第2図において、上下一対をなすマ
イカカバー板27a、27bの間には、二分割された一対の芯
マイカ板28a、28bが設けられており、この各芯マイカ板
28a、28bには、一本のヒータ線29が巻装されている。
特に、このヒータ線29は上記両芯マイカ板28a、28bの
中央部aから外端部bに向ってピッチpを小さくして形
成されている。さらに、上記一対の芯マイカ板28a、28b
は一対をなすマイカカバー板27a、27bの間に一体にして
取付けられており、この各マイカカバー板27a、27bの中
央部には、貫通孔30が穿設されている。
従って、上記平面ヒータ26は、これをそのまま通電し
て加熱すれば、上記両芯マイカ板28a、28bの中央部aよ
りその外端部bの方の温度が高くなるけれども、この平
面ヒータ26は上記オーブン枠体22の底板22bに組込むこ
とにより、ヒータの無い部分へ輻射熱が流れることを見
越しているため、上記底板22bの温度は略均一な加熱温
度になるように調整されている。
一方、第3図に示されるように、上記平面ヒータ26の
下側には、扁平な断熱板31が外方へ輻射熱の放熱を防止
するようにして敷設されており、この断熱板31の下に
は、駆動モータ32が図示されないブラケットが取付けさ
れている。又、この駆動モータ32の出力軸と一体の回転
軸32aは上記断熱板31、平面ヒータ26の貫通孔30及び底
板22bを貫通して上記オーブン21内へ突出して設けられ
ている。さらに、このオーブン21内へ突出した回転軸32
aには、複数(3個)の支持ローラ33aを有する回転網皿
33が着脱自在にして挿着されている。
従って、今、上記回転網皿33の上に食パンWを載置
し、しかる後、上記駆動モータ32及び上記上ヒータ25と
平面ヒータ26とに通電することにより、上記駆動モータ
32の回転軸32aに挿着された回転網皿33がゆっくり回転
すると同時に、上記上ヒータ25と平面ヒータ26の発熱に
よる輻射熱で上記回転網皿33上の食パンWは焼きむらな
く、均一に加熱される。
即ち、上記平面ヒータ26のヒータ線29は上記両芯マイ
カ板28a、28bの中央部aから外端部bに向ってピッチp
を小さくして形成されているので、これをそのまま通電
して加熱すれば、上記両芯マイカ板28a、28bの中央部a
よりその外端部bの方の温度が高くなるけれども、この
平面ヒータ26は上記オーブン枠体22の底板22bに組込む
ことにより、この底板22bの温度は略均一な加熱温度に
なるように調整されているため、上記上ヒータ25と平面
ヒータ26の発熱による輻射熱で上記回転網皿33上の食パ
ンWは焼きむらなく、均一に加熱される。
なお、上記オーブン枠体22の底板22bに輻射用耐熱材
をコーテングすることにより、上記回転網皿33上の食パ
ンWは焼きむらなく、均一に効率よく加熱することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、ヒータ線を両芯マ
イカ板の中央部から外端部に向かってピッチを小さくす
るとともに外端部において中心側に寄せて形成したの
で、両芯マイカ板の外端部側の単位面積当たりの発熱量
が中央部側に比べて大きくなり、このため、開閉扉やオ
ーブン枠体を介して放熱される熱量が両芯マイカ板の外
端部側からの高密度の発熱によって補われ、これによっ
てオーブン全体を均一に加熱することができ、食品全体
を均一温度にてムラなく加熱調理することができる。
さらに、本願発明は、ピッチを小さくした外端部にお
いてヒータ線を中心側に寄せて形成することによって、
従来においてはオーブンの隅部を無駄に加熱していた部
分のヒータ線を中心側に寄せて、ヒータ線からの発熱を
無駄なく利用するようにしている。このため、従来の加
熱調理装置と比較した場合、ヒータ線全体からの全加熱
量が従来よりも小さくなってしまうようなことがなく、
むしろ、従来はオーブン隅部において無駄になっていた
発熱を利用できるので、食品の加熱に利用される実質的
な加熱量を従来よりも大きくすることができる。なお、
食品はオーブンの中央に載置される場合がほとんどある
ので、オーブンの隅部において加熱量が小さくなっても
実用上特に問題はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の加熱調理装置に組込まれる平面ヒー
タの平面図、第2図は、その平面ヒータの一部を省略し
て示す分解斜面図、第3図は、本発明の加熱調理装置の
断面図、第4図は、同上斜面図、第5図は、従来の加熱
調理装置の断面図、第6図は、従来の加熱調理装置に組
込まれる平面ヒータの分解斜面図である。 20……ケース本体、21……オーブン枠体、22……オーブ
ン、25……上ヒータ、26……平面ヒータ、28a、28b……
芯マイカ板、29……ヒータ線、31……断熱板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体内に設けられたオーブンを形成
    したオーブン枠体と、このオーブン枠体の底板に敷設さ
    れた平面ヒータと、この平面ヒータを構成する二分割さ
    れた一対の芯マイカ板と、この両芯マイカ板に巻装され
    たヒータ線と、を備え、上記ヒータ線を上記両芯マイカ
    板の中央部から外端部に向かってピッチを小さくすると
    ともに上記外端部において中心側に寄せて形成したこと
    を特徴とする加熱調理装置。
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