JPH08150239A - アレンジボール機の制御装置 - Google Patents

アレンジボール機の制御装置

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JPH08150239A
JPH08150239A JP32383694A JP32383694A JPH08150239A JP H08150239 A JPH08150239 A JP H08150239A JP 32383694 A JP32383694 A JP 32383694A JP 32383694 A JP32383694 A JP 32383694A JP H08150239 A JPH08150239 A JP H08150239A
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ball
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signal
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲームを続行しても支障がない時にはそのゲ
ームの終了後に遊技球の発射を停止させ、ゲームの続行
が困難又は望ましくない時にはゲーム中でも遊技球の発
射を停止させるようにして、トラブルの原因に応じて適
切に対応することができるアレンジボール機の制御装置
を提供する。 【構成】 遊技盤5 上に遊技球を発射する発射手段9
と、遊技盤5 上に発射された遊技球を計数する計数手段
と、計数手段で計数した遊技球数が一定数に達した時に
発射手段9 による遊技球の発射を一時停止させて1ゲー
ムを終了させる精算処理手段とを備え、遊技機本体2 の
トラブルの発生し易い部位にトラブルセンサ19〜24を設
け、このトラブルセンサ19〜24からのトラブル信号の有
無を常時確認し、且つトラブル原因に応じて、ゲームを
続行しても支障がない時にはそのゲームの終了後に遊技
球の発射を停止させ、ゲームの続行が困難又は望ましく
ない時にはそのゲーム中でも遊技球の発射を停止させる
トラブル確認手段を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アレンジボール機の制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アレンジボール機は、遊技盤の下部に、
例えば16個の入球口を横一列状に配置した下部入球口
手段を設け、この下部入球口手段の上方近傍に多数の障
害釘群を設け、発射手段により遊技盤上に一定数の遊技
球を発射させて、その遊技盤上に発射された一定数の遊
技球が下部入球口手段の隣合う4個の入球口に入球して
所定の入賞役が成立した時に、その成立の難易度に応じ
て得点を計上し、その得点に応じて規定数の遊技球を賞
球として遊技者に払い出すようにしている。
【0003】この種のアレンジボール機において、従
来、特公平4−23552号公報に記載されるように、
トラブルが発生した時に点灯するトラブルランプを設
け、1ゲームを終了する毎にトラブルランプが点灯する
か否かを確認して、トラブルランプの点灯時に、発射手
段による遊技球の発射を停止させるようにしたものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のアレンジボ
ール機では、全てのトラブルに対して1ゲームの終了時
点まで待って、その終了後にトラブルランプの点灯の有
無を確認する方法を採っており、トラブル原因の如何を
問わず、全てを画一的に処理している。このため、全て
のトラブルをトラブルランプの点灯の有無で確認でき、
処理が容易になる利点がある反面、トラブルの原因によ
っては、その対応が遅れて、回復不能な故障、火災等の
より大きなトラブルを招くという恐れがある。例えば、
発射手段の発射モーターが異常発熱した場合には、その
ままゲームを続行すれば、発射モーターが焼き付いて焼
損し、その後、アレンジボール機自体の使用が不能にな
ることがある。
【0005】また遊技者によっては、遊技機本体の前面
側に形成された球払い出し口等の開口部に、火の付いた
紙を挿入する等の悪戯をする者がある。しかし、このよ
うな場合には、そのままゲームを続行すれば、単にその
アレンジボール機が焼損して使用不能になるばかりでな
く、遊技機本体の内部機構に引火すれば、遊技機本体の
内部機構を経て島側に引火する等、火災事故による惨事
を招く恐れがある。
【0006】更に、遊技者によっては、遊技機本体の前
面側の球払い出し口等から、可撓性のある部材を挿入
し、その部材で球払い出し手段を操作して不正に遊技球
を払い出させるという不正行為を働く者ものもある。し
かし、この場合には、ゲームを続行すべきではない。
【0007】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、ゲー
ムを続行しても支障がない時にはそのゲームの終了後に
遊技球の発射を停止させ、ゲームの続行が困難又は望ま
しくない時にはゲーム中でも遊技球の発射を停止させる
ようにして、トラブルの原因に応じて適切に対応するこ
とができるアレンジボール機の制御装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技盤5 上に遊技球を発射する発射手段9 と、遊技
盤5 上に発射された遊技球を計数する計数手段40と、計
数手段40で計数した遊技球数が一定数に達した時に発射
手段9 による遊技球の発射を一時停止させて1ゲームを
終了させる精算処理手段42とを備えたアレンジボール機
において、遊技機本体2 のトラブルの発生し易い部位に
トラブルセンサ19〜24を設け、このトラブルセンサ19〜
24からのトラブル信号の有無を常時確認し、且つトラブ
ル原因に応じて、ゲームを続行しても支障がない時には
そのゲームの終了後に遊技球の発射を停止させ、ゲーム
の続行が困難又は望ましくない時にはそのゲーム中でも
遊技球の発射を停止させるトラブル確認手段42を設けた
ものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、トラブルセンサとして、遊技機本体
2 の前面側の開口部16,18 側に火気センサ21,22 を設
け、この火気センサ21,22 からの火気信号があった時
に、トラブル確認手段42により遊技球の発射を停止させ
るようにしたものである。
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、トラブルセンサとして、発熱部11に
温度センサ24を設け、この温度センサ24からの高温信号
があった時に、トラブル確認手段42により遊技球の発射
を停止させるようにしたものである。
【0011】請求項4に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、トラブルセンサとして、不正行為を
検出する不正行為センサ20を設け、この不正行為センサ
20からの不正行為信号があった時に、トラブル確認手段
42により発射手段9 を発射不能にさせるようにしたもの
である。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明では、発射手段9 によ
り遊技球を遊技盤5 上に発射し、この遊技球を計数手段
40で計数して、計数手段40が一定数の遊技球を計数した
時に、生産処理手段42が発射手段9 による遊技球の発射
を一時停止させて1ゲームを終了させる。トラブル確認
手段42が、遊技機本体2 のトラブルの発生し易い部位に
設けたトラブルセンサ19〜24からのトラブル信号の有無
を常時確認しており、トラブルセンサ19〜24からのトラ
ブル信号があった時には、そのトラブル原因に応じて、
ゲームを続行しても支障がない時にはそのゲームの終了
後に遊技球の発射を停止させ、またゲームの続行が困難
又は望ましくない時にはそのゲーム中でも遊技球の発射
を停止させる。
【0013】請求項2に記載の本発明では、遊技機本体
2 の前面側の開口部16,18 側に設けた火気センサ21,22
からの火気信号があった時に、トラブル確認手段42によ
り遊技球の発射を停止させる。
【0014】請求項3に記載の本発明では、発熱部11に
設けた温度センサ24からの高温信号があった時に、トラ
ブル確認手段42により遊技球の発射を停止させる。
【0015】請求項4に記載の本発明では、不正行為を
検出する不正行為センサ20からの不正行為信号があった
時に、トラブル確認手段42により発射手段9 を発射不能
にさせる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1及び図2は本発明の第1実施例を例示する。
図1において、1 は前枠で、アレンジボール機本体2 の
前面側に開閉自在に枢着されている。前枠1 にはガラス
扉3 及び前面板4 が装着され、これらの後側に遊技盤5
が着脱自在に装着されている。
【0017】前面板4 には上皿6 が装着され、この上皿
6 の前縁部に球払いレバー7 が設けられている。前枠1
の下部には下皿8 と発射手段9 用の操作ハンドル10とが
設けられ、操作ハンドル10を操作した時に、上皿6 から
遊技球が1個ずつ発射部に供給され、その遊技球を発射
モータ11の作動により遊技盤5 側に発射するようになっ
ている。
【0018】アレンジボール機本体2 には、前枠1 の後
側に、賞球としての遊技球を貯留する賞球タンク12と、
この賞球タンク12の底部側に接続されたタンクレール13
と、賞球タンク12からタンクレール13を経て供給される
遊技球を払い出すための球払い出し手段14とが設けられ
ている。球払い出し手段14は、駆動用のソレノイド14a
を備え、このソレノイド14a が1 回作動した時に16個の
遊技球を払い出すようになっている。球払い出し手段14
は、球払い出し通路15、球払い出し口16を経て遊技球を
上皿6 に払い出すように上皿6 接続されている。球払い
出し通路15は、上皿6 に遊技球が満杯状態の時に上皿6
から溢流する遊技球を下皿8 に案内するように、球案内
通路17、球払い出し口18を介して下皿8 に接続されてい
る。
【0019】賞球タンク12の開口に対応してタンクレー
ル13の下側に球切れセンサ19が設けられ、この球切れセ
ンサ19によって賞球タンク12内の遊技球の球切れを検出
するようになっている。球払い出し手段14には、払い出
し指令がないのにソレノイド14a が作動した時に、それ
を不正行為として検出する不正行為センサ20が設けられ
ている。
【0020】球払い出し口16,18 は、アレンジボール機
本体2 の前面側に開口するように、各皿6,8 に対応して
前枠1 に夫々形成されている。そして、この各球払い出
し口16,18 には、火気センサ21,22 が上側に設けられて
おり、火の着いた紙等が挿入された時に、その火気を検
出するようになっている。なお、この火気センサ21,22
としては、例えば温度センサ、煙センサ等が用いられて
いる。下皿8 側の球払い出し口18には、下皿8 内の遊技
球が満杯状態となった時に、それを検出する満杯センサ
23が設けられている。発射手段9 の発射モータ11には、
その異常発熱を検出する温度センサ24が設けられてい
る。
【0021】遊技盤5 の前面には、発射手段9 により発
射された遊技球を案内するガイドレール25が設けられる
と共に、このガイドレール25によって取り囲まれた中央
部に天入球口26、変動図柄表示手段27、中央入球手段2
8、左上入球手段29、左下入球手段30、右下入賞手段3
1、左右の通過口32,33 等の各遊技部品が配置され、こ
れらの下側に下部入球口手段34が配置され、この下部入
球口手段34と各遊技部品との間に障害釘群(図示省略)
が設けられている。
【0022】変動図柄表示手段27は3個の図柄表示部を
有し、始動用の通過口32,33 を遊技球が通過した時に作
動して、各図柄表示部の表示図柄が一定時間変動するよ
うになっている。下部入球口手段34は、16個の入球口
35を横一列状に備えると共に、前面側から16連カバー
36により覆われ、この16連カバー36に入賞図柄表示手
段37が設けられている。入賞図柄表示手段37は下部入球
口手段34の16個の入球口35に対応する入賞図柄表示部
38を横一列状に配置してなり、発射された遊技球が何れ
かの入球口35に入った時に、それに対応する入賞図柄表
示部38が点灯して1〜16までの数字を表示するように
なっている。
【0023】図2はアレンジボール機の制御系を示すブ
ロック図である。図2において、39は発射制御手段で、
遊技者が操作ハンドル10を操作した時に、発射モータ11
を作動させると共に、後述の各停止信号で発射モータ11
を停止させるようになっている。40は計数手段で、発射
手段9 により遊技盤上に発射された遊技球の球数を計数
するようになっている。なお、この計数手段40は、一般
に1 ゲームが16個の遊技球を発射して終了するので、
16個にプリセットされている。
【0024】41は精算処理手段で、下部入球口手段34か
らの信号を読み取って入賞役の成立時に入賞得点を計上
し、その得点に応じて球払い出し手段14を作動させると
共に、計数手段40が16個の遊技球を計数した時に発射
制御手段39に一時停止信号を送って、発射手段9 による
遊技球の発射を一時停止させるようになっている。42は
トラブル確認手段で、このトラブル確認手段42には球切
れセンサ19、満杯センサ23、火気センサ21,22 、温度セ
ンサ24及び不正行為センサ20が接続され、これらの各セ
ンサ19〜24からの信号をゲーム中か否かの如何を問わず
常時確認するように構成されている。
【0025】そして、このトラブル確認手段42は、球切
れセンサ19からの球切れ信号、満杯センサ23からの満杯
信号があった時には、ゲームを続行する上で支障がない
ので、ゲーム終了後に発射手段9 を停止させるべく終了
時停止信号を出し、また火気センサ21,22 からの火気信
号、温度センサ24からの発熱信号、不正行為センサ20か
らの不正行為信号があった時には、それ以上ゲームを続
行することが困難又は望ましくないので、ゲーム中でも
即時に発射手段9 を停止させるべく即時停止信号を出す
ようになっている。
【0026】43はトラブル警報手段で、トラブル確認手
段42がトラブルの発生を確認した時に、それを警報する
ためのものである。44は停止警報手段で、トラブルの発
生によって発射手段9 が停止した時に、それを警報する
ためのものである。なお、この各警報手段43,44 は、警
報ランプ、警報ブザー等によって構成されている。
【0027】次に、上記構成のアレンジボール機におけ
る動作を説明する。ゲームの開始に際しては、上皿6 に
遊技球を入れておき、発射用の操作ハンドル10を廻す
と、発射制御手段39により発射手段9 の発射モータ11が
作動し、上皿6 から発射レール13上に供給される遊技球
を打撃槌により打撃して、遊技球をガイドレール25に沿
って遊技盤5 上に発射する。
【0028】遊技球が遊技盤5 上に発射されると、その
遊技球を計数手段40が順次計数して行く。そして、遊技
盤5 上に発射された遊技球は、遊技盤5 の盤面に沿って
下方に落下して、その落下する間に入球口26等に入球す
るか、又は入球せずに下部入球口手段34まで落下して、
その16個の入球口35の何れかに入球して行く。
【0029】この時、下部入球口手段34の隣合う4個の
入球口35に遊技球が入球して入賞役が成立すると、精算
処理手段41がその入賞役に応じて得点を計上し、その得
点1点について球払い出し手段14のソレノイド14a を1
回作動させる。そして、球払い出し手段14が賞球タンク
12からタンクレール13を経て供給される遊技球を1回に
つき16個ずつ払い出す。払い出された遊技球は、球払
い出し通路15を経て球払い出し口16から上皿6 に案内さ
れて行く。
【0030】計数手段40が16個の遊技球を計数する
と、精算処理手段41から発射制御手段39に一時停止信号
が送られて、発射制御手段39により発射手段9 の発射モ
ータ11を一時停止させ、そのゲームを一旦終了させる。
そして、操作ハンドル10が操作状態であれば、発射制御
手段39が再度、発射手段9 の発射モータ11を作動させて
遊技球の発射を開始し、次のゲームに移行する。
【0031】球払い出し手段14による遊技球の払い出
し、或いは球補給系での遊技球の詰まり等によって賞球
タンク12内の遊技球がなくなると、球切れセンサ19がそ
の球切れを検出して球切れ信号をトラブル確認手段42に
送る。また上皿6 の遊技球が一杯になれば、球案内通路
17から球払い出し口16を経て下皿8 に遊技球が溢流し
て、後続の遊技球を下皿8 に貯留する。この時に下皿8
の遊技球が満杯状態になれば、満杯センサ23がその満杯
状態を検出して、その満杯信号をトラブル確認手段42に
送る。
【0032】更に、遊技者が火を着けた紙を球払い出し
口16,18 に前側から挿入したような場合には、球払い出
し口16,18 内に設けた火気センサ21,22 がその火気を検
出して火気信号をトラブル確認手段42に送る。払い出し
手段14の発射モータ11が異常発熱した場合には、温度セ
ンサ24が発射モータ11の異常発熱を検出して、その発熱
信号をトラブル確認手段42に送る。
【0033】また発射モータ11が球払い出し口16,18 か
ら可撓性を有する部材を挿入して、球払い出し手段14の
ソレノイド14a を外部から操作した時には、払い出し指
令がないにも拘わらず、球払い出し手段14が作動して遊
技球を払い出すことがある。このような不正行為があれ
ば、不正行為センサ20がその不正行為を検出して不正行
為信号をトラブル確認手段42に送る。
【0034】一方、トラブル確認手段42は、ゲーム中で
あるか、又は発射動作の一時停止中であるかの如何を問
わず、常時、各センサ19〜24からの信号を確認状態にあ
るので、前述の何れかのトラブルが発生すると、直ちに
トラブルを確認して、そのトラブル原因に応じて終了時
停止信号又は即時停止信号を発射制御手段39に出力し、
ゲーム中の場合には、そのゲームの終了後、又はゲーム
中に即時に発射制御手段39により発射手段9 の発射モー
タ11を停止させると共に、トラブル警報手段43、停止警
報手段44によりトラブル及び停止の警報を出す。
【0035】即ち、賞球タンク12の球切れ、下皿8 の満
杯の場合は、ゲームが終了するまでに支障を来さない程
度の時点で球切れセンサ19が球切れを検出し、又は満杯
センサ23が満杯を検出するように設定しておけば良いの
で、仮に球切れセンサ19、満杯センサ23がそれらを検出
しても、その時のゲームを終了まで続行することは十分
可能である。
【0036】そこで、球切れセンサ19が球切れを検出
し、又は満杯センサ23が満杯を検出して、それらの信号
がトラブル確認手段42に入った時には、トラブル確認手
段42から発射制御手段39に終了時停止信号を出すと共
に、トラブル警報手段43でトラブルの発生を警報してお
き、そのゲームの終了後に発射手段9 の発射モータ11を
作動不能に停止させ、停止警報手段44で停止を警報す
る。
【0037】従って、球切れ状態、満杯状態が発生して
も、その時点のゲームが終了するまで発射手段9 が遊技
球の発射を続行し、入賞役が成立した場合には、入賞得
点を計上して球発射手段9 により遊技球の払い出しを行
う。そして、計数手段40が遊技球を16個計数して精算
処理手段41から一時停止信号が合った後に、発射制御手
段39により発射手段9 の発射モータ11を作動不能に停止
させる。
【0038】球払い出し口16に火気を挿入する悪戯、又
は出し手段の発射モータ11の異常発熱があった場合に
は、アレンジボール機自体、或いは発射モータ11の焼
損、又は火災を招く恐れがあり、それ以上ゲームを続行
すべきではない。更に、球払い出し手段14を外部から操
作する不正行為があった場合にも、それ以上ゲームを続
行すれば、不正行為を容認することになり、不正行為が
多発することにもなる。
【0039】そこで、火気センサ21,22 が火気を検出
し、温度センサ24が異常発熱を検出し、又は不正行為セ
ンサ20が不正行為を検出して、それらの信号がトラブル
確認手段42に入った時には、トラブル確認手段42から発
射制御手段39に即時停止信号を出して、ゲームの途中で
あっても、そのゲームの終了を待たずに発射制御手段39
により直ちに発射手段9 の発射モータ11を作動不能に停
止させる。そして、トラブル警報手段43、停止警報手段
44により警報を出す。
【0040】従って、球払い出し口16,18 からの火気の
挿入によるアレンジボール機の焼損、火災等を未然に防
止できると共に、異常発熱による発射モータ11の焼損、
火災等を未然に防止でき、更には不正行為の発見し、ま
た続発を未然に防止することができる。
【0041】なお、本発明は、実施例に限定されるもの
ではない。実施例では、トラブルセンサとして、球切れ
センサ19、不正行為センサ20、火気センサ21,22 、満杯
センサ23及び、温度センサ24を設けているが、これら以
外のものを設けても良い。また火気センサ21,22 を設け
るべき開口部は、球払い出し口16,18 の他、火気を挿入
される恐れのある箇所であれば、どこに設けても良い。
【0042】実施例では、温度センサ24を設ける発熱部
として発射モータ11を例示しているが、焼損、焼き付き
等の可能性のある場所であれば、どこに設けても良い。
球払い出し手段14は、ソレノイド駆動式以外のものであ
っても良い。更に、実施例では、不正行為の対象とし
て、球払い出し手段14の外部からの不正な操作を例示し
ているが、その他の一切の不正行為を対象とするように
不正行為センサ20を設けても良い。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
盤5 上に遊技球を発射する発射手段9と、遊技盤5 上に
発射された遊技球を計数する計数手段40と、計数手段40
で計数した遊技球数が一定数に達した時に発射手段9 に
よる遊技球の発射を一時停止させて1ゲームを終了させ
る精算処理手段42とを備えたアレンジボール機におい
て、遊技機本体2 のトラブルの発生し易い部位にトラブ
ルセンサ19〜24を設け、このトラブルセンサ19〜24から
のトラブル信号の有無を常時確認し、且つトラブル原因
に応じて、ゲームを続行しても支障がない時にはそのゲ
ームの終了後に遊技球の発射を停止させ、ゲームの続行
が困難又は望ましくない時にはそのゲーム中でも遊技球
の発射を停止させるトラブル確認手段42を設けているの
で、トラブル原因に応じて適切な対策を講じることがで
きる。従って、機器の焼損、火災の発生等の回復不能な
故障、事故等の発生を未然に防止できると共に、ゲーム
の続行が望ましくない不正行為等のトラブルにも迅速に
対応できる。
【0044】請求項2に記載の本発明ではトラブルセン
サとして、遊技機本体2 の前面側の開口部16,18 側に火
気センサ21,22 を設け、この火気センサ21,22 からの火
気信号があった時に、トラブル確認手段42により遊技球
の発射を停止させるようにしているので、開口部16,18
からの火気の挿入による火災の発生を未然に防止でき
る。
【0045】請求項3に記載の本発明では、トラブルセ
ンサとして、発熱部11に温度センサ24を設け、この温度
センサ24からの高温信号があった時に、トラブル確認手
段42により遊技球の発射を停止させるようにしているの
で、発熱部11の異常発熱による機器の焼損等を未然に防
止できる。
【0046】請求項4に記載の本発明では、トラブルセ
ンサとして、不正行為を検出する不正行為センサ20を設
け、この不正行為センサ20からの不正行為信号があった
時に、トラブル確認手段42により発射手段9 を発射不能
にさせるようにしているので、ゲームの続行が望ましく
ない不正行為にも迅速に対応できる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すアレンジボール機の正
面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す制御系のブロック図で
ある。
【符合の説明】 2 アレンジボール機本体(遊技機本体) 5 遊技盤 9 発射手段 10 操作ハンドル 12 賞球タンク 14 球払い出し手段 16,18 球払い出し口 19 球切れセンサ(トラブルセンサ) 20 不正行為センサ(トラブルセンサ) 21,22 火気センサ(トラブルセンサ) 23 満杯センサ(トラブルセンサ) 39 発射制御手段 40 計数手段 41 精算処理手段 42 トラブル確認手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(5) 上に遊技球を発射する発射手
    段(9) と、遊技盤(5) 上に発射された遊技球を計数する
    計数手段(40)と、計数手段(40)で計数した遊技球数が一
    定数に達した時に発射手段(9) による遊技球の発射を一
    時停止させて1ゲームを終了させる精算処理手段(42)と
    を備えたアレンジボール機において、遊技機本体(2) の
    トラブルの発生し易い部位にトラブルセンサ(19)〜(24)
    を設け、このトラブルセンサ(19)〜(24)からのトラブル
    信号の有無を常時確認し、且つトラブル原因に応じて、
    ゲームを続行しても支障がない時にはそのゲームの終了
    後に遊技球の発射を停止させ、ゲームの続行が困難又は
    望ましくない時にはそのゲーム中でも遊技球の発射を停
    止させるトラブル確認手段(42)を設けたことを特徴とす
    るアレンジボール機の制御装置。
  2. 【請求項2】 トラブルセンサとして、遊技機本体(2)
    の前面側の開口部(16)(18)側に火気センサ(21)(22)を設
    け、この火気センサ(21)(22)からの火気信号があった時
    に、トラブル確認手段(42)により遊技球の発射を停止さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のアレ
    ンジボール機の制御装置。
  3. 【請求項3】 トラブルセンサとして、発熱部(11)に温
    度センサ(24)を設け、この温度センサ(24)からの発熱信
    号があった時に、トラブル確認手段(42)により遊技球の
    発射を停止させるようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載のアレンジボール機の制御装置。
  4. 【請求項4】 トラブルセンサとして、不正行為を検出
    する不正行為センサ(20)を設け、この不正行為センサ(2
    0)からの不正行為信号があった時に、トラブル確認手段
    (42)により発射手段(9) を発射不能にさせるようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のアレンジボール機の
    制御装置。
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