JPH0814426B2 - 浴槽内の湯温制御方法 - Google Patents

浴槽内の湯温制御方法

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JPH0814426B2
JPH0814426B2 JP3159898A JP15989891A JPH0814426B2 JP H0814426 B2 JPH0814426 B2 JP H0814426B2 JP 3159898 A JP3159898 A JP 3159898A JP 15989891 A JP15989891 A JP 15989891A JP H0814426 B2 JPH0814426 B2 JP H0814426B2
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幸寛 吉田
武司 坂田
裕 佐々木
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阪神エレクトリック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽内に張られた後の湯
の温度制御に関し、特に、入浴者個人の好みに合わせ
て、入浴開始から終了までの時間的な経過に従い、浴槽
内の湯温(槽内湯温)を自動的に制御する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】昨今の給湯システムでは、浴槽内に湯を
張る機能のみならず、冷めた湯を追焚きする機能も最早
極く普通の機能として有している。また、各種の制御に
マイクロコンピュータを利用することも既に常識的な事
実になってきており、そのプログラミングの自在性や、
マイクロコンピュータ自体の高速化、大容量化、そして
何よりも低コスト化が加速方向に作用して、使用者に対
し、より一層の快適感、満足感を与えるため、様々な観
点から種々の付加価値的工夫も提案され始めてきた。本
発明もまた、そうした一環をなすものであるので、ま
ず、このような最近の自動給湯機を用いた給湯システム
自体につき、図2に即して説明する。ただし、あらかじ
め述べておくと、図2中、浴室30内に備えられるリモ
ートコントローラ(以下、リモコンと略記)40に付属
の動作開始指示手段41、個人指定手段42、入浴開始
/終了指示手段45、そして制御装置21内に設けられ
ている記憶学習部24は、後述する本発明の方法を実現
するために追加されたものであって、既存の自動給湯シ
ステムには備えられていなかったものである。また、浴
室内の温度を測定する温度センサ20は、本出願人が本
願とは別途に開示する発明により、浴槽内へ注湯すると
きの注湯温度を制御するに際し、浴槽外温度によって当
該注湯温度を適当なるように増減させるために設けらた
ものである。したがって、これらの部分を除いて説明す
ると、この種既存の給湯システムのどれにも概ね当て嵌
まる従来例の説明となる。
【0003】図示の自動給湯システムないし自動給湯機
は二つの熱交換器4,12を有しており、一つは通常の
蛇口やシャワー等の給湯栓1から必要に応じて出湯した
り浴槽19内に自動的に湯を張るための給湯用熱交換器
4であり、他の一つは、浴槽19内に張られた湯が設定
温度に満たないとき、ないしは時間が経って冷めたとき
の追焚き用の熱交換器12である。給湯用熱交換器4に
は、図中、矢印で“水”と示されているように、水道配
管からの水が通され、この水は当該給湯用の熱交換器4
をバーナ5で加熱することで昇温される。当然、バーナ
5には燃焼用の燃料が供給されるが、図示の給湯機で
は、同様に矢印で“ガス”と示されているように、燃料
として最も一般的なガスを用いている。ただし、灯油そ
の他の燃料でも給湯システム構成としてはほぼ同様で良
く、ガスをそうした他の燃料と読み換えれば、本書にお
ける以下の説明も概ねそのまま、適用することができ
る。
【0004】ガス配管からのガスは元電磁弁13を経た
後、給湯側に専用の電磁弁10を通過し、さらにガス流
量調節用の電磁弁(いわゆるガス比例弁)9を経てバー
ナ5に送られる。ただし、場合により、給湯側に専用の
電磁弁10は省略され、ガス比例弁9にて代用されるこ
ともある。バーナ5にはまた、ファン6からそのときど
きに適当な量の空気も送られる。一方、熱交換器4を通
過して行く水の流量は流量センサ8により検出され、ま
た、熱交換器4に入る前の水の温度は給水温センサ7に
より、熱交換器4からの出湯温は給湯温センサ3により
検出される。その他にも、図示していないが、安全のた
めにバーナ5にて所定通り着火がなされたか否か、ない
しはバーナ5が燃焼中であるか否かを検出するフレーム
ロッド等による炎検出センサとか、熱交換器4からの出
湯温度が異常に高くなった場合にこれを検出するハイリ
ミットスイッチ等も設けられることがあり、さらには制
御性をより一層高めるために、必要に応じ、ファン6が
現に出力している空気の流量ないしは実際のファンモー
タ回転数を検出して帰還制御するためのセンサ等も組込
まれる。
【0005】次に、追焚き用の熱交換器12を含む系に
ついて説明すると、浴槽19内の湯は入湯口から循環流
路に導かれ、この循環流路が当該追焚き用熱交換器12
中を通った後、再び浴槽19内に向いて開いた出湯口に
継がっている。この追焚き用熱交換器12も、すでに説
明した給湯用のそれと同様、バーナ16により選択的に
加熱されるが、このバーナ16に対しても、元電磁弁1
3を介した後、追焚き側に専用の電磁弁14を経て選択
的に燃料としてのガスが供給され、また、やはり専用の
ファン17により、そのときどきで最適な流量に制御さ
れた空気が送られる。なお、追焚き用熱交換器12を加
熱するときには循環ポンプ11が働き、浴槽19内の湯
を循環させながら熱交換器12に通す。さらに、追焚き
される浴槽内の湯の温度Kn は、循環流路中に設けられ
た槽内湯温センサ18により検出され、浴槽19内の水
位は、後に説明されるように、一般に圧力センサの形態
を採る水位センサ15によって検出される。もちろん、
図示していないが、この追焚き用のバーナ16に対して
も、所定通り着火がなされたか否か、あるいはバーナ1
6が現在燃焼中であるか否かを検出するためのフレーム
ロッド等による炎検出センサが設けられたり、同様に必
要に応じ、追焚き用熱交換器12に対しても、その温度
が異常に高くなった場合にこれを検出するハイリミット
スイッチ等が設けられる。
【0006】先にも述べたように、最近のこの種の自動
給湯システムにあっては、マイクロコンピュータ(図2
中、マイコンと略記)23を含む制御装置21により、
上記した各種センサからの検出信号と、制御装置21の
本体部分とは別途に設けられたリモートコントローラに
付属の各種操作スイッチの操作に基づく信号に応じ、対
応的な制御をなす。また、図2中では、浴室30内の適
当な個所に備えられる浴室リモコン40しか示されてい
ないが、その外、台所とか居間等、複数の個所のそれぞ
れに設置可能なものが多い。そして、従来のこの種給湯
システムに用いられているリモコンには、少なくとも給
湯して欲しい温度KSを使用者の側で設定可能な温度設
定手段が備えられ、居間もしくは台所等、定められた個
所に設置されたどれか一つのリモコンに、あるいは全て
のリモコンに、運転スイッチ等も設けられる。さらに、
優先順位の仕組みを持つものもある、これは、複数のリ
モコンの中、特定の指令情報に関して高い優先度の持た
されたリモコンの操作が他に優先し、当該他のリモコン
によって指令されていた同じ内容に係る既設定情報や、
新たに指令される情報が無効化されるものを言う。
【0007】図示の場合、浴室リモコン40には上記し
た運転スイッチが備えられていない場合を想定してお
り、したがって図示されていないが、この運転スイッチ
は、いわゆる各種家庭用電気機器における電源スイッチ
ではない。通常、この種の自動給湯システムでは、据え
付けの当初、商用交流電源コンセントに当該システムの
電源プラグを差し込むことにより制御装置21に電源が
投入され、以後、修理や撤去の目的で意図的に電源プラ
グが抜かれるまで、電源は与えられ続ける。運転スイッ
チとは、システムに電源が与えられているとの前提の下
で、条件に応じて給湯用バーナ4や追焚き用バーナ16
における燃焼を許容するかしないかを使用者が指示する
もので、使用者が運転スイッチを運転位置(燃焼位置)
に付けていない限り、制御装置21は動作制御部22を
介し、元電磁弁13や、給湯用、追焚き用に各専用の電
磁弁10,14を閉じた状態に維持し、そもそも着火動
作も起こさせないようにする。ただ、一般の使用者の使
用感覚からして、当該運転スイッチには、「電源」とい
う表記がなされている場合も多い。換言すると、使用者
がこの図示しない運転スイッチを運転位置に付けてある
場合には、蛇口やシャワー等の給湯栓1が開かれる度
に、自動的に給湯のための燃焼が開始する。すなわち、
給湯栓1が開かれ、熱交換器4を通過する水流が発生す
ると、それまでは水流停止信号(流量零信号)を発して
いた流量センサ8は、まずは水が流れ始めたことを表す
信号(したがって、流量信号は水流のオン・オフ検出信
号を兼ねることができる)をマイクロコンピュータ23
に送る。これを受けたマイクロコンピュータ23は、ガ
ス比例弁9に所定量の弁開度を与える信号を送出し(そ
れ以前にもちろん、各電磁弁10,13,14は開かれ
ている)、対応した流量のガスをバーナ5に供給させる
べくすると共に、ファン6に空気量調節信号(回転数制
御信号)を送出して、燃焼に適当なる量の空気をバーナ
5に与えながら、図示しない着火機構を動作させる。こ
のようにしてバーナ5における燃焼が開始すると、熱交
換器4が加熱され、この熱交換器4を通る水が暖められ
て、蛇口等の給湯栓1から湯となって提供されるが、こ
の実際の給湯温はまた、給湯温センサ3により検出さ
れ、これが使用者によって設定されている設定温KS
の間に誤差を生じている場合には、マイクロコンピュー
タ23はそうした誤差を解消する方向に比例弁9の弁開
度やファン6の回転数等を調整し、バーナ5における燃
焼エネルギを制御する。
【0008】使用者が湯を出していた蛇口等を閉じ、湯
を止めると、流量センサ8は水流停止信号(流量零信
号)をマイクロコンピュータ23に送出し、これを受け
たマイクロコンピュータ23では動作制御部22を介
し、ガス比例弁9に全閉信号を送出してバーナ5を速や
かに消火するべく機能する。ただし場合により、実際の
流量を実時間で出力する流量センサ8とは別に、単に水
流が生じたか否かを専門に検出する水流スイッチが設け
られることもあるし、また、完全に流量が零でなくと
も、あらかじめ定められた流量以下にまで落ちたときに
は、出湯温の異常な加熱を防ぐため、燃焼を停止させる
こともある。さらに安全のため、熱交換器4に対してハ
イリミットスイッチが付されている場合には、これが異
常な温度にまでの過熱状態を検出して過熱信号をマイク
ロコンピュータ23に送出すると、マイクロコンピュー
タ23は動作制御部22をして直ちにバーナ5の強制消
火動作に入らせるか、あるいは燃焼量を制限させ、同様
に、図示しないがフレームロッド等、適当なる燃焼検出
素子がバーナ5における途中失火を検出した場合にも、
マイクロコンピュータ23は動作制御部22をしてガス
比例弁9に強制閉塞信号を送出させ、システムによって
は元電磁弁13にも強制閉塞信号を送出させて、生の燃
料が機外に漏出する危険を防ぐ。
【0009】使用者が既存のシステムにおいては専用の
スイッチとして設けられている湯張り指令スイッチ(図
示せず)を操作し、浴槽19内への自動湯張りを選択し
た場合には、制御装置21に内蔵のマイクロコンピュー
タ23に対して湯張り要求信号が送出され、これに応
じ、マイクロコンピュータ23は動作制御部22を介し
て切換電磁弁2を開き、給湯用熱交換器4からの湯を浴
槽19に直接導けるようにする。以降、この自動湯張り
動作に関し、図3をも併せて用いて説明するが、当該図
中において、便宜上、自動湯張り動作がなされていると
きは「オン」、そうでない時は「オフ」として示す。こ
の点は、後述する追焚き動作に関しても同様とする。
【0010】この自動湯張りに関しては、必要なデータ
の一つとして、マイクロコンピュータ23に対し、あら
かじめ設定水位データも与えられる。設定水位データと
は、浴室リモコン40等に設けられている水位設定手段
44を使用者が操作することにより、その好みに応じ、
浴槽19のどの高さ位置にまで湯を入れるかを指定する
データであるが、これは実際には、空の浴槽内に湯を入
れ始めてから当該設定水位HS に至るまでに要する全湯
量で表されることが多い。と言うのも、当該設定水位H
S を単に浴槽内の幾何的な高さのみで表すと、浴槽形状
の変更に対応できないからである。浴槽内に浮かべて使
う古典的なフロートタイプの液面検出計を用いれば、単
に浴槽内の湯の幾何的な液面高さで水位を知ることがで
きるが、これは最近の市場では好まれない。そこで、図
2に示されるシステムでも、自動湯張り動作の開始によ
り切換電磁弁2が浴槽19側に切換えられ、注湯が開始
してから浴槽19内に張られて行く湯の実際の湯量は、
追焚き用熱交換器12の周りを回る循環経路中に備えら
れた水位センサ15の検出する圧力値(浴槽内の水圧
値)を利用して演算される。すなわち、図3中で湯張り
の開始時から時間T1を経た後に、この演算値が使用者
の設定した設定水位HS に対応する圧力値になると、マ
イクロコンピュータ23の指令の下、動作制御部22は
そこで切換電磁弁2を元の側に切換える。もちろん、時
間T1 に及ぶこの自動湯張り時に浴槽19内に供給され
る湯の温度についても使用者の設定が可能であり、先の
給湯栓1に対する給湯時と同様、マイクロコンピュータ
23は流量センサ8、給水温センサ7、給湯温センサ3
から得られる各情報に基づき、動作制御部22をして比
例弁9の開度やファン6の回転数をその時々で最適に制
御させ、給湯温センサ3における検出温度が使用者の設
定した設定温度KS を常に維持するように図る。
【0011】しかし、少し注意せねばならないのは、従
来にあっては、使用者の設定可能な設定温度KS は、こ
の自動湯張りに時においても、通常の給湯栓1からの給
湯時と同様、給湯用熱交換器4の出口において給湯温セ
ンサ3により検出される部位での湯温を指定するもので
あった。そのため、自動湯張りの開始後、上記の燃焼制
御により、図3中の時間T1 の間、給湯温センサ3の検
出する温度が常に設定温度KS を維持するべく、安定な
注湯に成功したとしても、当該自動湯張り動作が終了し
た時点における浴槽19内の実際の湯温(槽内湯温)K
n は、一般には設定温度KS より低目になるのが普通で
あった。これは、湯の表面から直接に放熱されてしまう
放熱分や、浴槽の壁面を伝って放熱されてしまう放熱
分、ひいては浴室30の外側(一般に屋外)に配置され
る熱交換器4から浴槽までの配管部分の管壁を介しての
放熱分等の存在が避けられないからである。
【0012】図3に基づき、これをもう少し説明する
と、例えば最初に、ある所定容量の湯を浴槽19内に注
入し、これを時間T1 の間、そのままにしておいたとす
る。すると、当然のことながら、最初の注湯温度が設定
温度KS であったとしても、温度低下特性fk に従い、
その温度は低下してしまう。そこで、これを再び設定温
度KS にまで持って行くには、当該自動湯張り時間T1
の経過後、図3中で追焚きに関し「オン」と示されてい
るように、ある程度の時間T2 に亙り、既述した追焚き
に関する燃焼機構を稼働させて、温度上昇特性fk'を与
え、当該所定容量の湯を沸かし直す必要が生ずる。これ
を、自動湯張りの開始時点から湯量自体が増加して行く
浴槽内の湯の全体の温度Kn の変化に置き換えてみる
と、それぞれの場合により、また様々な外的条件の如何
により、単純かつ一義的な表現は難しいものの、模式的
な一例としてならば、例えば図3中、仮想線で示したよ
うな変化曲線Kn で表すことができる。すなわち、当
初、空の浴槽19内に注湯された湯は、その注湯温度が
設定温度KS であったにしても、冷えた浴槽の底に直接
に接触する結果、急激に冷やされて、浴槽19内では設
定温度KS よりもかなり低目の温度になってしまう。し
かし、その後に絶えることなく、既述した燃焼制御の下
で設定温度KSを保っての注湯が継続されて行くと、湯
量の増加に伴う全体の熱エネルギの増加により、浴槽1
9内の実際の湯温Kn も上昇傾向となり、設定水位HS
に至ったときの自動湯張り終了時点(時間T1 の経過時
点)では、槽内湯温Kn も設定温度KS に対してかなり
近い所まで上昇する。しかし、それでも、設定温度KS
に対し、a度だけ、低い温度に留まってしまう。
【0013】そこで従来においては、自動湯張り完了と
共に直ちに補助追焚きを行なうことが考えられた。説明
すると、設定水位HS までの注湯完了に伴い、マイクロ
コンピュータ23は既述した自動湯張り動作を終了させ
る一方で、動作制御部22に対し、循環ポンプ11を回
し始める指令を出す。これは、浴槽19内の湯を適宜撹
拌して均一な温度となるようにしてから、当該槽内湯温
n を槽内湯温センサ18を介して自身の中に取込むた
めで、その結果、設定温度KS とこの槽内湯温Kn との
間の温度差aが所定の値以上あった場合には、マイクロ
コンピュータ23は次ぎに、動作制御部22をして追焚
き用のバーナ16に着火させ、追焚き用熱交換器12に
より、浴槽19内の湯の加温を図る。この追焚き開始後
も逐次定期的に、マイクロコンピュータ23は槽内湯温
n を繰返して設定温度KS と比較し続け、やがてのこ
とに槽内湯温Kn が設定温度KS に至るか、これを越え
た場合、動作制御部22をしてバーナ16での燃焼を停
止させ、循環ポンプ11の稼働も停止させる。ここまで
に要する時間が、図3中では追焚きが「オン」となって
いる時間T2 として示している。
【0014】なお、図示してはいないが、この補助追焚
きも完了すると、使用者に対し、設定水位HS の湯が設
定温度KS にまで沸き上げられたことを知らせる報知手
段が稼働するようになっているものも多い。さらに、自
動保温モードを有し、例えば20分ないしは30分間隔
というように、定期的に循環ポンプ11を回しながら槽
内湯温Kn を監視し、それが設定温度KS に対し、所定
の温度差以上、低下している場合には、再度、自動的に
追焚きを開始させるようなものも提案されている。もち
ろん、図示されていないが、浴室リモコン40等に設け
られている追焚き指令スイッチの操作により、使用者の
強制的な指令によっての追焚きも可能であるし、この追
焚き機能とは逆に、必要に応じ、浴槽内に張られた湯を
自動的にうめる湯うめ機能を有するものもある。すなわ
ち、使用者が設定温度を現在の実際の湯温よりも低い値
に変更すると、切換電磁弁2が切り換わり、給湯用熱交
換器4を通過する水流が発生し、これが浴槽19に供給
されるが、バーナ5にての燃焼は行われないことによ
り、浴槽内の湯をうめるのである。この湯うめは、槽内
湯温センサ18が設定温度KS を検出した時点で終わ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
自動給湯システムにおいても、使用者の好みに応じた浴
槽内設定水位にまで張った湯を、同様に使用者の指定し
た設定温度にまで沸き上げるための制御はほぼ満足であ
った。しかし、沸き上げ後、使用者が入浴している間に
おいて、使用者の好みに応じ、湯温の経時的な自動制御
をまで図った従来例は全くなく、使用者自身の手動制御
に任されていた。例えば、一般に入浴した直後は、槽内
湯温Kn は高めに感ずるものであるが、体が慣れてくる
に従ってぬるく感ずるようになる。こうした場合、既存
の制御手法では自動的な制御は不能で、使用者が自分で
設定温度を変更したり、強制追焚き操作をするしかなか
った。また、人によって、そうした湯温の体感的な変化
に対する感じ方も大いに異なるが、もちろん、そのよう
な個人差に対処する術もなかった。さらに、湯温制御と
同時に、設定水位の変更も往々にして行われる。別にシ
ャワーや出湯蛇口があっても、浴槽内の湯を体を洗った
りするのに使う人もいるからである。減った湯を足すた
めには、設定水位の変更も併せて行わねばならないが、
これもまた、使用者の手動操作による指令を待つしかな
かった。このように、そのたびごとに浴室内に備えられ
ているリモコンに付属の各操作手段を操作するのは手間
であるのみならず、入浴のたびごとに、常に好みの湯温
変化や水位変化を経時的な各時点ごとに得ようとするな
らば、使用者は自分の好みをいつも覚えておかねばなら
ない。これは意外に大変である。ましてや、小さな子供
や老人にそのようなリモコン操作を強いたり、設定温
度、設定水位に関する記憶を要求するのは無理でもあっ
た。本発明はこのような従来の実情に鑑みてなされたも
ので、使用者が浴室に入ってから出てくるまでの間に変
更設定した設定温度情報を時間の経過と共に捕らえて学
習記憶することにより、使用者の経時的な入浴態様に応
じた自動制御を図ることを第一の目的としてなされたも
のである。さらに本発明は、これに付随する第二の目的
として、複数の入浴者の存在に鑑み、各個人ごとに上記
の自動制御を行えるような手法を提供せんともする。加
えて、このような浴槽内の湯温制御と密接な関係にある
設定水位の変更に関しても、同様な自動制御を提供せん
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するため、まず、既述した湯張り機能と追焚き機能と
を持つ自動給湯システムにより、浴槽内に注がれた後の
湯の温度を制御する第一の方法として、自動給湯システ
ムには固定設置の記憶学習部を設け、自動湯張り動作の
終了後、入浴の開始を指示する手段が操作されると、そ
のとき以降を、上記の記憶学習部に記憶されている、
なくとも一つ以上の設定温度変更予定時点までの経過時
間データと、当該各経過時間データと対をなす設定温度
データとを含む入浴類型データに従う動作モードとす
る。そして、この動作モード開始時点から各経過時間デ
ータに応じた時間を経過するたびに、各経過時間データ
と対をなす設定温度データによって指定される設定温度
にまで、浴槽内の湯を追焚き機能によって追焚きすると
共に、任意の時点で温度設定手段による設定温度の変更
指示がなされたときにも、当該変更指示された設定温度
にまで、追焚きする。その一方で、上記のように任意の
時点での設定温度変更指示という事実が生じた場合に
は、これが生じた時点以降の時間帯に含まれる次回以降
の設定温度変更予定時点までの各経過時間データと、そ
れらの各々と対をなす設定温度データを記憶学習部内に
全てクリアし、その代わりに、動作モード開始時点か
ら上記の変更指示のあった時点までの経過時間と、当該
変更指示のあった時点までに指示されていた設定温度デ
ータを記憶学習部に新たに追加記憶する。さらに、入浴
の終了を指示する手段が操作されたときには、記憶学習
部内の入浴類型データを上記においてクリアされなかっ
たデータ群と、当該入浴終了指示時点までに設定されて
いた最新の設定温度データとを含み、かつ最後に記憶さ
れた経過時間データと、この最新の設定温度データが対
をなすように更新する。これはつまり、制御系に学習機
能を備えさせることと等価である。本発明ではまた、こ
のような方法に対し、入浴類型データが少なくとも一つ
以上の設定水位変更予定時点までの経過時間データと当
該各経過時間データと対をなす設定水位データとを含ん
でいる手法も提案する。すなわち、上記した動作モード
開始時点からそれぞれが設定水位データに関する各経過
時間データに応じた各時間を経過するたびに、当該各経
過時間データと対をなす設定水位データによって指定さ
れる設定水位にまで、湯張り機能による注湯を行い、ま
た、任意の時点で水位設定手段による設定水位の変更指
示があった場合にも、当該変更指示された設定水位にま
で、湯張り機能による注湯を行う一方で、上記の変更指
示があった場合には、それ以降の時間帯に含まれる次回
以降の設定水位変更予定時点までの各経過時間データ
と、それらの各々と対をなす設定水位データを記憶学習
部内にて全てクリアし、その代わりに、入浴類型データ
に従う動作モードの開始時点から当該設定水位変更指示
のあった時点までの経過時間と、そのときまでに設定さ
れていた設定水位データを記憶学習部に新たに追加記憶
する。さらに、入浴の終了を指示する手段が操作された
ときには、設定温度に関して上記したと同様に、記憶学
習部内の入浴類型データが、上記においてクリアされな
かったデータ群と、当該入浴終了指示時点までに設定さ
れていた最新の設定水位データとを含むように更新し、
かつ、最後に記憶された経過時間データと、この最新の
設定水位データが対をなすように更新する。上記のよう
な手法に加え、本発明ではさらに、記憶学習部には入浴
類型データを複数個記憶し得るようにし、上記した入浴
開始指示手段の操作以前においての個人指定手段の操作
による選択操作により、複数個の入浴類型データの中、
一つが選択されるように構成し、当該選択された入浴類
型データをその回の入浴類型データに従う動作モードに
おいて使用する入浴類型データとする,という手法も提
案する。また、自動給湯システムとして、湯張り機能及
び追焚き機能に加え、浴槽内の湯温を検出しながらその
時々の湯温をそれよりも低い設定温度にまで低下させる
ため、浴槽内に加温しない水を供給できる湯うめ機能も
有するものを用いることにより、入浴類型データに従う
動作モード開始時点から各経過時間データに応じた時間
を経過するたびに、各経過時間データと対をなす設定温
度データによって指定される設定温度がそのときの実際
の湯温に対し低い場合、及び、任意の時点で温度設定手
段による設定温度の変更指示があり、当該変更指示され
た設定温度がそのときの実際の湯温に対して低い場合に
は、当該設定温度にまで、この湯うめ機能により浴槽内
の湯をうめるという機能を持たせることができ、これも
また本発明の一つの態様となる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例につき、図1に即して説明す
るに、その前提として、本発明を適用し得るハードウエ
アとしての装置系は、基本的にはすでに図2に即して説
明されたものとする。したがって本項では、当該システ
ムの全てに亙る再説明は省略し、本発明の実現にとって
必要なものにつき、既説内容から適宜抽出、援用する。
図2中の符号についても然りである。もっとも、本発明
のこの実施例では、既存のシステムの浴室リモコン40
の操作盤面に、使用者が操作可能な適宜の配置で動作開
始指示手段41、個人指定手段42、入浴開始/終了指
示手段45を付加している。ただし、これらの操作に対
応する後述の各動作自体は、昨今の自動給湯システムに
内蔵のマイクロコンピュータ23に対するソフト的な処
理により、それぞれ実現することができる。
【0018】まず、図2に示された自動給湯システムが
家庭等に設置されたばかりの当初につき考える。すでに
説明したように、図示しない商用交流電源に対し、図示
しない電源プラグが挿入されると、図2のシステムは稼
働状態に入る。これ以後に始めて、「A」という使用者
が入浴をするときに本発明方法の恩恵を受けようとすれ
ば、次ぎのような初期設定操作をなす。まず、浴室リモ
コン40に備えられている温度設定手段43により、最
初の沸き上がりのときの希望温度を設定温度ATS0として
入力し、また水位設定手段44により、最初の希望水位
AWLS0 を入力する。温度の設定は、一度または数度単位
でなし得るようになっていても良いし、高、中、低等、
おおよその目安としての温度範囲指定であっても良く、
後者の場合には、マイクロコンピュータ23を含む制御
系の方において、当該各温度範囲に対して特定の温度を
設定温度としてプログラムしておけば良い。水位の設定
についても、具体的な高さ指定であっても良いし、同様
に適当に割り振った水位段階の指定であっても良い。こ
れらについては、すでに提案されている種々の手法を採
用することができる。
【0019】次ぎに、「A」使用者は、個人設定手段4
2を操作し、自分専用の操作ボタンを決めてこれを押す
とか、あるいは複数の数値キーや記号キーの操作によ
り、自分専用の数値列ないし記号列等、いわゆる暗証番
号(一桁でも複数桁でも良い;また、カタカナやアルフ
ァベットで名前を登録する等の暗証形態でも良い)を決
めてこれを入力するとかし、マイクロコンピュータ23
に対して特定の個人であることを報知する。個人設定手
段41は、さらに、子供の使用等も考えて、異なる図形
が付されたキー群等であっても良い。
【0020】これに続いて、「A」使用者は動作開始指
示手段41を操作する。図1中において時刻t0 は、こ
のように個人の指定がなされ、動作の開始が指示された
時点を示しているが、これにより、図2に示されている
マイクロコンピュータ23は動作制御部22に対し、既
述した湯張りメカニズムによって浴槽19への注湯動作
を指令し、その結果、浴槽19内にはやがて、図1中の
時刻t1 に示されているように、上記で設定された設定
水位データAWLS0 に対応する水位までの湯が設定温度デ
ータATS0に対応する温度にまで、沸き上げられる(な
お、ここで言っている「沸き上げ」とは、図3に示した
ように、必要に応じての既述の時間T2 に亙る補助追焚
きを含んでの結果である)。
【0021】この沸き上げはまた、先に少し触れたよう
に、公知既存の報知機構により、使用者に報知されて良
いが、これにより、「A」使用者が衣類を脱ぎ、浴室に
入った後、本発明の恩恵を受けようとするならば、図1
中に時刻t2 で示されているように、浴室リモコン40
に付属の入浴開始/終了手段45を操作する。この実施
例では、当該手段45は、操作のたびに入浴開始指示信
号と入浴終了指示信号を交互にマイクロコンピュータ2
3に送出するタイプのものを考えているが、もちろん、
原理的にはそれらに専用で互いには別個な手段であって
良い。いずれにしても、マイクロコンピュータ23に対
し、入浴の開始が指示されると、以降、当該マイクロコ
ンピュータ23を含む制御系は、入浴類型データに従う
動作モードに入る。以下、このモードにおける動作につ
き説明する。
【0022】時刻t2 以降の入浴類型データに従う動作
モード下において、入浴者「A」が時刻t3 にて示され
ているように、温度設定手段43の手動操作により、設
定温度をそれまでのATS0からATS1に変更すると、マイク
ロコンピュータ23は付属の記憶学習部24に対し、個
人指定手段42の指定に応じた専用の格納領域に、初期
設定温度データATS0と初期設定水位データAWLS0、そして
入浴開始指示時点t2から設定温度を変更指示した時点
3 までの経過時間データAt0 を記憶させる。なお、以
降においては、例えば設定温度データ等も、単に設定温
度と呼ぶ場合もある。上記の後にさらに、入浴者「A」
が図1中の時刻t4 で示されているように、再度、設定
温度の変更を行い、当該設定温度をその前の設定度ATS1
から新たな設定温度ATS2に変更すると、マイクロコンピ
ュータ23は付属の記憶学習部24に対し、個人指定手
段42の指定に応じた専用の同じ格納領域に、前設定温
度ATS1と前設定水位(この場合は変更がないのでAW
LS0)、そして前回の設定温度変更時点t3 から今回の設
定度変更時点t4 までの経過時間At1 を記憶させる。も
っとも、原理的には、当該経過時間At1 の記憶は、入浴
開始指示時点t2 からこの第二回目の設定温度変更時点
4 までの経過時間(At0+At1)を記憶することと等価で
あり、以降の説明における各経過時間に関しても、入浴
開始時を時間経過の起算点とすれば、この点は全く同様
に考えることができる。また、図1においては、入浴者
「A」による入浴開始後の設定変更は上記の通り、設定
温度に関して二回しか示されていないが、三回以上に及
ぶ場合にも、記憶学習部24に対しては上記と同様の記
憶をさせる。
【0023】入浴者「A」が風呂から出るときには、図
1中、時刻t5 で示されているように、入浴終了指示手
段を操作する。この実施例では交互操作型の入浴開始/
終了指示手段45を用いることを想定しているので、こ
の手段45を再度操作する。すると、マイクロコンピュ
ータ23は、記憶学習部24にあって上記同様、個人指
定手段42の指定に応じた専用の格納領域に対し、最新
の(すなわち現在の)設定温度データATS2と設定水位デ
ータAWLS0 を記憶し、これをして当該「A」使用者に関
する入浴類型データの学習記憶を終える。
【0024】一旦、浴槽19内の湯が抜かれた後、例え
ば次ぎの日にでも「A」使用者が再度、入浴を希望した
場合には、マイクロコンピュータ23ないしはこれに付
属の記憶学習部24には、上記の通り、当該「A」使用
者に関する入浴類型データがすでに格納されている。そ
こで、「A」使用者が、個人指定手段42により自分で
あることをマイクロコンピュータ23に知らせるために
決められている操作をなし、マイクロコンピュータ23
に当該「A」使用者の入浴に係る動作である旨伝達した
後、動作開始指示手段41を操作するだけで、上記同
様、自動湯張り動作が生起し、特に「A」使用者が設定
水位や設定温度を指示する操作をしなくても、当該マイ
クロコンピュータ23は、すでに記憶学習部24に記憶
されている初期設定水位データAWLS0 と初期設定温度デ
ータATS0を用い、これらに対応する水位、温度にまで、
浴槽19内の湯が沸き上げられるように、動作制御部2
2に対して指令する。
【0025】この沸き上げが、望ましくは公知既存の報
知機構により、使用者に報知された後、「A」使用者が
浴室に入って入浴を始めようとしたとき、図1中に時刻
2で示されているように、浴室リモコン40に付属の
入浴開始/終了手段45を操作すると、以降、入浴類型
データに従う動作モードに入り、マイクロコンピュータ
23は、記憶学習部24にて記憶している当該「A」使
用者に関する各経過時間データAt0 ,At1 の順番に従
い、当該各経過時間を経過するたびに、それぞれの経過
時間データと対をなしている設定温度データATS1,ATS2
のそれぞれに対応する設定温度にまで、動作制御部22
を介し、浴槽19内の湯を自動的に追焚き制御する。そ
の後、入浴者「A」が風呂から出るときには、先に述べ
た操作と同じ操作、つまり、この実施例では交互操作型
の入浴開始/終了指示手段45を用いることを想定して
いるので、この手段45を再度操作する。以降、入浴を
開始するたびに上記の操作をすれば良い。
【0026】しかるに、この実施例では、入浴類型デー
タは複数個、用意できることを想定している。すなわ
ち、「A」使用者とは別の「B」使用者も、同様の記憶
学習作用の恩典を受けることができる。本給湯システム
が設置された後、「B」使用者が始めて入浴を希望した
ときには、「A」使用者の場合におけると全く同様に、
浴室リモコン40に備えられている温度設定手段43に
より、最初の沸き上がりのときに希望する温度を設定温
度として入力し、また水位設定手段44により、最初の
希望水位BWLS0 を入力する。次ぎに、「B」使用者は、
個人設定手段42を操作し、先の「A」使用者とは異な
る自分専用の操作ボタンを決めてこれを押すとか、ある
いは異なる暗証番号を入力するとかし、マイクロコンピ
ュータ23に対して先に与えられている個人とは別の特
定個人であることを報知する。
【0027】これに続いて、「B」使用者は動作開始指
示手段41を操作する。図1中において時刻t6 はこの
ように個人「B」の指定がなされ、動作の開始が指示さ
れた時点を示しているが、これにより、マイクロコンピ
ュータ23は動作制御部22に既述した浴槽19への注
湯動作を指令し、浴槽19内には、図1中の時刻t7
示されているように、上記で設定された設定水位データ
BWLS0 に対応する水位までの湯が設定温度データBTS0
対応する温度にまで、沸き上げられる。
【0028】沸き上げ後、「B」使用者が浴室内に入っ
て入浴を開始する際に、図1中に時刻t8 で示されてい
るように、浴室リモコン40に付属の入浴開始/終了手段
45を操作することにより、マイクロコンピュータ23
に対して入浴開始指示信号を送出すると、この信号を受
けたマイクロコンピュータ23を含む制御系は、それ以
降、先の場合と同様に入浴類型データに従う動作モード
に入る。これに関し、ここでは「B」使用者が先の
「A」使用者とは異なる操作をした場合につき説明して
みる。
【0029】例えば、時刻t8 以降の入浴類型データに
従う動作モード下において、入浴者「B」が時刻t9
て示されているように、温度設定手段43による設定温
度の変更の操作をなすことなく、図2中には示されてい
ないが、強制追焚きのためのスイッチ類を操作したとす
ると、そのときの槽内湯温BTS0が設定温度データBTS0
対し許容温度差以上、実際には低くなっていた場合、あ
るいは許容温度差以内であっても少し高めの温度への変
更を許す場合には、マイクロコンピュータ23は動作制
御部22を介し、追焚き動作を開始させ、槽内湯温が当
該設定温度BTS0に至った所で当該追焚きを停止させる
か、あるいは定められている少し高めの温度になった所
で停止させる。この場合、マイクロコンピュータ23
は、付属の記憶学習部24中にあって個人指定手段42
の指定に応じた専用の格納領域に対し、入浴開始時から
当該強制追焚き指令が出されるまでの経過時間データBt
0 と、初期設定温度データBTS0、初期設定水位データBW
LS0 を記憶させる。また、追焚きが終了したときには、
これに要した経過時間データBt1 と、そのときまでの設
定温度データ(図示の場合には変更されていないので、
初期設定温度データと同じBTS0)と、設定水位データ
(同様に図示の場合には変更されていないので、初期設
定水位データに等しいBWLS0)を記憶させる。
【0030】上記の後にさらに、入浴者「B」が図1中
の時刻t10で示されているように、例えば設定水位の変
更を行い、設定水位データをBWLS1 にしたとする。これ
により、マイクロコンピュータ23は、動作制御部22
をしてこの希望を満たすべく、既述した湯張り機構を動
作させ、浴槽19内の水位を当該設定水位BWLS1 に合わ
せるようにするが、このときにも、当該マイクロコンピ
ュータ23は、付属の記憶学習部24中の個人指定手段
42の指定に応じた専用の格納領域に対し、強制追焚き
終了時点からの経過時間データBt2(あるいは入浴開始時
からの経過時間データBt0+Bt1+Bt2)と、設定温度データ
BTS0、設定水位データBWLS0を記憶させる。
【0031】さらに、入浴者「B」が時刻t11で示され
ているように、温度設定手段43の操作により、設定温
度の変更を行い、当該設定温度をその前の設定度BTS0
ら新たな設定温度BTS1に変更すると、マイクロコンピュ
ータ23は動作制御部22をしてこれを満たす追焚き動
作をさせる一方で、付属の記憶学習部24に対し、個人
指定手段42の指定に応じた専用の同じ格納領域に、そ
のときまでの設定温度BTS0と、そのときまでの最新の設
定水位BWLS1、そして前回の設定水位の変更時点t10から
今回の設定度変更時点t11までの経過時間データBt3
記憶させる。
【0032】入浴者「B」が風呂から出るときには、図
1中、時刻t12で示されているように、入浴終了指示手
段を操作する。この実施例では上記の通り、交互操作型
の入浴開始/終了指示手段45を用いることを想定して
いるので、この手段45を再度操作する。すると、マイ
クロコンピュータ23は、記憶学習部24にあって上記
同様、個人指定手段42の指定に応じた専用の格納領域
に対し、最新の(すなわち現在の)設定温度データBTS1
と設定水位データBWLS1 を記憶し、これをして当該
「B」使用者に関する入浴類型データの学習記憶を終え
る。
【0033】一旦、浴槽19内の湯が抜かれた後、また
別な日にでも「B」使用者が入浴を希望した場合には、
マイクロコンピュータ23ないしはこれに付属の記憶学
習部24には、上記の通り、当該「B」使用者に関する
入浴類型データがすでに格納されているので、すでに述
べた「A」使用者におけると同様、「B」使用者が個人
指定手段42により自分に決められている操作をなし、
マイクロコンピュータ23に当該「B」使用者の入浴に
係る動作である旨を伝達した後、動作開始指示手段41
を操作するだけで、上記同様、自動湯張り動作が生起
し、特に「B」使用者が設定水位や設定温度を自分で指
示する操作をしなくても、当該マイクロコンピュータ2
3は、すでに記憶学習部24に記憶されている初期設定
水位データBWLS0 と初期設定温度データBTS0を用い、こ
れらに対応する水位、温度にまで、浴槽19内の湯が沸
き上げられるように、動作制御部22に対して指令す
る。
【0034】この沸き上げが、望ましくは公知既存の報
知機構により、使用者に報知された後、「B」使用者が
浴室に入って入浴を始めようとしたとき、図1中に時刻
6で示されているように、浴室リモコン40に付属の
入浴開始/終了手段45を操作すると、以降、入浴類型
データに従う動作モードに入り、マイクロコンピュータ
23は、記憶学習部24にて記憶している当該「B」使
用者に関する各経過時間データBt0 ,Bt1 ,Bt2 ,Bt3
の順番に従い、当該各経過時間を経過するたびに、それ
ぞれの経過時間データと各々対をなしている強制追焚き
指示データ、設定水位データ、設定温度データのそれぞ
れに対応する動作を動作制御部22に行わせて行く。
【0035】上記のようにして、一旦、各個人ごとの入
浴類型データを記憶学習部24に記憶させてしまえば、
以降、入浴のたびに設定水位データや設置温度データを
変更する必要もなく、常に定められた態様にて浴槽内の
湯温、加えて水位が適当なるように変更されて行く。し
かし、一旦記憶させた入浴類型データを変更したい場合
も当然に考えられる。そこで、これに対処するため、入
浴類型データに従う動作モード下において任意の時点で
使用者により設定温度の変更指示がなされた場合には、
これが生じた時点以降の時間帯に含まれる次回以降の設
定温度変更予定時点までの各経過時間データと、それら
の各々と対をなす設定温度データを全て記憶学習部24
からクリアし、その代わりに、動作モード開始時点から
上記の変更指示のあった時点までの経過時間と、当該変
更指示のあった時点までに指示されていた設定温度デー
タを新たに記憶学習部24に追加記憶する。さらに、入
浴の終了を指示する手段45が操作されたときには、入
浴類型データを、上記においてクリアされなかったデー
タ群と、当該入浴終了指示時点までに設定されていた最
新の設定温度データとを含むように更新し、かつ、最後
に記憶された経過時間データと、この最新の設定温度デ
ータが対をなすように更新する。
【0036】これはまた、設定水位の変更や強制追焚き
指示の介在に関しても適用でき、いずれにしろこのよう
にすれば、制御系に学習機能を備えさせることができ
る。なお、上記において時間の経過を追って説明したよ
うに、システム設置後の初期設定時における入浴類型デ
ータ作成のための手順も、最初に何もデータが入ってい
ない時点においてこのような手続により、データが書き
込まれていくことと実質的には等しいことになる。した
がって、給湯システムに最初に電源が投入された以降の
初回の入浴時にも、先に説明したような初回にのみ特別
な初期設定操作をさせることなく、最初に個人指定のみ
を行い、入浴を開始してから逐次、記憶学習部に上記の
ような設定温度情報や設定水位情報、それらの変更まで
の経過時間を学習させて行くこともできる。もちろん、
上記においては「A」、「B」二者に関してしか述べな
かったが、メモリ容量の許す限り、必要とあらば何人分
にまでも拡張可能である。
【0037】さらに、また別な観点から考えると、時間
の経過と共に変更されるであろう設定温度は、大体の場
合、それまでの低い値から高い値への変更となる。入浴
者の体が温度に慣れてくるからである。しかし、特殊な
場合には、途中から低い設定温度に変更する場合がない
とは言えない。しかし、このような場合にも、本発明で
は、方法としては既述してきたと全く同様の手法によ
り、単に自動給湯システムのハード的な問題として、湯
うめ機能を有するものを用いるだけで、これに対処する
ことができる。事実、湯を冷ますために、図2中におけ
る給湯用熱交換器4を動作させることなく、切換電磁弁
2をのみ浴槽側に切り換えることで、加温しない水を浴
槽19内に導けるものも存在する。したがって、このよ
うな自動給湯システムを用い、入浴データに従う動作モ
ード開始時点から上記した各経過時間データに応じた時
間を経過するたびに、当該各経過時間データと対をなす
上記設定温度データによって指定される設定温度がその
ときの実際の湯温に対し高い場合には、既述した通り、
浴槽内の湯を追焚き機能によって追焚きする一方で、低
い場合には当該設定温度にまで、マイクロコンピュータ
23の指示に基づく動作制御部22の制御機能により、
湯うめ機能を稼働させて浴槽内の湯をうめさせれば良
い。そしてこれは、入浴類型データに従う動作モード中
にあって、任意の時点で温度設定手段による設定温度の
変更指示があった場合にも同様とする。しかし、それま
でに学習し、記憶していた入浴データに対し、設定温度
の変更があったという事実自体は、高い値への変更時と
何等変わらないので、すでに述べた本発明の手法によ
り、新たな入浴類型データとして記憶学習部24に学習
させることができる。
【0038】なお、例えば浴室30内に設けた温度セン
サ20(図2)とか、外気温センサ(図示せず)、ある
いは給水温センサ7(図2)から得られる浴槽19の外
の温度情報に基づき、学習記憶している設定温度データ
群を使用者の操作の如何によらず、自動的に補正し、再
学習させることもできる。このようにすれば、季節ない
しは外部温度環境の変化に対しても、使用者が意図的に
設定温度を変更する等して記憶学習部24に対し再学習
を促す必要とすることもなく、自動的に使用者の希望に
近い経時的な湯温制御を図ることができる。また、本発
明方法は、付随的に、必要とあらば、余りに長時間の
間、入浴終了指示が出されなかった場合には、何らかの
異常が入浴者に発生したかもしれないので、報知手段を
稼働させ、家族にその旨報知するようにしたり、外から
入浴中あるか否かの確認をし、入浴中であれば同様に適
当な報知手段を稼働させる等、サービス性向上のための
他の機構と連動させることも簡単である。
【0039】
【発明の効果】本発明によると、入浴中に浴室内に設置
されているリモコンを操作せねばならない機会が減り、
それでいて、使用者の好みに近い経時的な湯温制御を提
供することができる。最初に希望の経時的制御を指示し
てしまえば、特に入浴のたびごとに変更指示をしなくて
も、当該最初の経時的制御は少なくとも維持するし、変
更指示した場合にも、次回からはそれと同様に湯温制御
をなすので、使用者自身がそうしたデータを覚えている
必要はなくなる。したがって、子供や老人でも等しく、
本発明の恩恵に浴することができる。さらに、季節ない
しは外気温の変動に対しても、こまめにではなく、季節
あたり数回程度であっても、使用者が任意に設定温度等
を変更すれば、その変更は少なくとも数日ないし数週間
に亙っては共通に使用可能な入浴類型データとなり得る
ので、結局、その季節を通じ、概ね適当なる経時的な湯
温制御を得ることができる。毎回毎回、入浴のたびにそ
うしたデータ群を設定せねばならない手間と比べれば、
雲泥の差である。こうしたことからして、本発明方法を
適用した自動給湯システムは、市場においても付加価値
の高い、競争力のある商品となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従い、浴槽に張られた後の湯の温度を
経時的に制御する方法の実施例を説明する説明図であ
る。
【図2】本発明方法に適用可能な自動給湯機ないしは自
動給湯システムの一例の概略構成図である。
【図3】従来の注湯制御方式において、浴槽への注湯開
始から沸き上がりまでの経過を水位の変化、湯温の変化
に基づいて説明する説明図である。
【符号の説明】
1 給湯栓 2 切替電磁弁 3 給湯温センサ 4 給湯用熱交換器 5 バーナ 6 ファン 7 給水温センサ 8 流量センサ 9 比例弁 10 給湯側用の電磁弁 11 ポンプ 12 追炊き用熱交換器 13 元電磁弁 14 追炊き側用の電磁弁 15 水位センサないし圧力センサ 16 バーナ 17 ファン 18 槽内湯温センサ 19 浴槽 20 浴室内温度センサ 21 制御装置 22 動作制御部 23 マイクロコンピュータ 30 浴室 40 浴室内に備えられたリモートコントローラ 43 温度設定手段 44 水位設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−80793(JP,A) 特開 平3−199578(JP,A) 特開 平3−198824(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽内に注ぎ込む湯の温度を制御しなが
    ら設定水位にまで該浴槽内への注湯を行う湯張り機能
    と、該浴槽内に注がれた湯をその時々に指定されている
    設定温度にまでさらに焚き上げる追焚き機能とを持つ自
    動給湯システムにより、該浴槽内に注がれた後の湯の温
    度を制御する方法であって;該自動給湯システムには固定設置の記憶学習部を設け; 上記自動湯張り動作の終了後、入浴の開始を指示する手
    段が操作されると、そのとき以降を、上記記憶学習部に
    記憶されている、少なくとも一つ以上の設定温度変更予
    定時点までの経過時間データと、該各経過時間データと
    対をなす設定温度データとを含む入浴類型データに従う
    動作モードとし; 該動作モード開始時点から上記各経過時間データに応じ
    た時間を経過するたびに、該各経過時間データと対をな
    す上記設定温度データによって指定される設定温度にま
    で、上記浴槽内の湯を上記追焚き機能によって追焚きす
    ると共に; 該入浴類型データに従う動作モード中にあって、任意の
    時点で温度設定手段による設定温度の変更指示があった
    場合には、該変更指示された設定温度にまで、上記浴槽
    内の湯を上記追焚き機能により追焚きする一方; 該変更指示以降の時間帯に含まれる次回以降の設定温度
    変更予定時点までの上記各経過時間データと、それらの
    各々と対をなす上記設定温度データを、上記記憶学習部
    内にて全てクリアし、その代わりに、上記動作モード開
    始時点から上記変更指示のあった時点までの経過時間デ
    ータと、該変更指示のあった時点までに設定されていた
    設定温度データを該記憶学習部に新たに追加記憶し; さらに、入浴の終了を指示する手段が操作されたときに
    は、該記憶学習部内の上記入浴類型データを、上記クリ
    アされなかったデータ群と、該入浴終了指示時点までに
    設定されていた最新の設定温度データとを含み、かつ、
    該設定温度に関し最後に記憶された経過時間データと、
    上記最新の設定温度データとが上記対をなすように更新
    すること; を特徴とする浴槽内の湯温制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって; 上記入浴類型データはさらに、少なくとも一つ以上の設
    定水位変更予定時点までの経過時間データと、該各経過
    時間データと対をなす設定水位データとを含んでおり; 上記動作モード開始時点から上記設定水位データに関す
    る各経過時間データに応じた時間を経過するたびに、該
    各経過時間データと対をなす該設定水位データによって
    指定される設定水位まで、上記湯張り機能による注湯を
    行うと共に、 該入浴類型データに従う動作モード中にあって、任意の
    時点で水位設定手段による設定水位の変更指示があった
    場合には、該変更指示された設定水位にまで、上記湯張
    り機能による注湯を行う一方; 該変更指示以降の時間帯に含まれる次回以降の設定水位
    変更予定時点までの上記各経過時間データと、それらの
    各々と対をなす上記各設定水位データを、上記記憶学習
    部内にて全てクリアし、その代わりに、上記動作モード
    開始時点から上記設定水位変更指示のあった時点までの
    経過時間と、該変更指示のあった時点までに設定されて
    いた設定水位データを該記憶学習部に新たに追加記憶
    し; さらに、入浴の終了を指示する手段が操作されたときに
    は、該記憶学習部内の上記入浴類型データを、上記クリ
    アされなかったデータ群と、該入浴終了指示時点までに
    設定されていた最新の設定水位データとを含み、かつ、
    該設定水位に関し最後に記憶された経過時間データと、
    この最新の設定水位データとが上記対をなすように更新
    すること; を特徴とする浴槽内の湯温制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法であっ
    て;上記記憶学習部において 上記入浴類型データを複数個記
    憶し得るようにすると共に; 上記入浴開始指示手段の操作以前においての個入指定手
    段の操作による選択操作により、該複数個の入浴類型デ
    ータの中、一つが選択されるように構成し; 該選択された入浴類型データをその回の上記入浴類型デ
    ータに従う動作モードにおいて使用する入浴類型データ
    とすること; を特徴とする浴槽内の湯温制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3に記載の方法であ
    って; 上記自動給湯システムとして、上記湯張り機能及び追焚
    き機能に加え、浴槽内の湯温を検出しながらその時々の
    湯温をそれよりも低い設定温度にまで低下させるため、
    浴槽内に加温しない水を供給できる湯うめ機能も有する
    ものを用い; 該動作モード開始時点から上記各経過時間データに応じ
    た時間を経過するたびに、該各経過時間データと対をな
    す上記設定温度データによって指定される設定温度がそ
    のときの実際の湯温に対し高い場合には該設定温度にま
    で、該浴槽内の湯を上記追焚き機能によって追焚きする
    一方で、該各経過時間データと対をなす上記設定温度デ
    ータによって指定される設定温度がそのときの実際の湯
    温に対し低い場合には該設定温度にまで、上記湯うめ機
    能により該浴槽内の湯をうめると共に; 該入浴類型データに従う動作モード中にあって、任意の
    時点で温度設定手段による設定温度の変更指示があった
    場合にも、該変更指示された設定温度がそのときの実際
    の湯温に対し高い場合には該設定温度にまで、該浴槽内
    の湯を上記追焚き機能によって追焚きする一方、該変更
    指示された設定温度がそのときの実際の湯温に対して低
    い場合には該設定温度にまで、上記湯うめ機能により該
    浴槽内の湯をうめること; を特徴とする浴槽内の湯温制御方法。
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