JP2858845B2 - 自動風呂装置における入浴検知追焚き運転方法 - Google Patents
自動風呂装置における入浴検知追焚き運転方法Info
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Description
した浴槽水位および設定湯温の湯張りを行ない、かつ、
自動保温中は自動的にその設定湯温を保つことができる
ようにした自動風呂装置における入浴検知追焚き運転方
法に関するものである。
構成されている。
交換器で、給湯用熱交換器1の出湯管を分岐管路3によ
り追焚用熱交換器2の循環管路に接続し、その分岐管路
3に、電磁弁4(バキュームブレーカ、逆止弁を内蔵し
ている)および温度センサ7を配設し、追焚用熱交換器
2の循環管路にはポンプ8を配設している。
り自動運転される。例えば、リモコン6に浴槽の水位と
湯温とを設定し、自動運転スイッチをオンすると、電磁
弁4を開くと共に給湯用熱交換器1のバーナ10を燃焼さ
せて給湯用熱交換器1により設定湯温よりもやゝ低い温
度に加熱した湯を循環追焚管路を介し浴槽9中に注湯し
て浴槽への湯張りを行ない、浴槽中の水位が設定水位に
達したことを圧力計よりなる水位センサ11が検出すると
前記湯張り運転を中止し、次いでポンプ8を駆動して追
焚用熱交換器2のバーナ12の燃焼による追焚き運転を行
ない、浴槽中の湯温が設定温度に達すると前記追焚き運
転を停止するように構成されている。
けば、一定時間例えば30分毎に浴槽中の湯温を検出して
設定湯温になるように追焚き運転を行なうようになって
いる。また、従来の自動風呂装置は、リモコン6に追焚
きスイッチを備え、必要により追焚きスイッチをオンさ
せると任意所望の時間追焚き運転を行なうようになって
いる。
で、自動保温状態にしておけば、常に所望の水位および
湯温を保つことができる。しかし乍ら、入浴者が浴槽9
内に入っているとき、自動追焚き機能が働いてバーナ12
の燃焼が行なわれると、高温(例えば50℃程度)の湯が
矢印Aの如く浴槽9内へ流入するので、入浴者に触れる
と不快感を与えるだけでなく危険である。
中であることを知らずに入浴しても高温の湯に触れるこ
となく入浴することができる自動風呂装置における入浴
検出追焚き運転方法を提供せんとするものである。
圧力センサにより浴槽中の水位を常に監視し、浴槽中の
水位が上昇したことを検出すると自動的に追焚き運転の
燃焼ガス量を減少させることを特徴とする。
に監視し、浴槽中の水位が下がると設定水位にもどすた
めに自動注湯する機能を持っている。
目し、従来は設定水位までしか使用されていなかった圧
力センサを水位の上昇にも利用し、水位の上昇を検出す
ると入浴者があったものとして自動的に追焚き運転の燃
焼ガス量を減少させて流入する湯温を下げるので、入浴
者が自動運転中であることを知らなくても、浴槽9内へ
高温の湯が不意に流入してくる虞れが無く、安心して快
適な入浴をすることができる。
る。
る。
と、マイコン制御部5の作用により定期的に(本例では
30分間ごとに)ポンプ8が作動して浴槽9内の湯を循環
せしめ(フローb)、温度センサ13により浴槽湯温を検
知する(フローc)。
べき温度であるか否かを判定する。
は、フローeで入浴者が浴槽内に入っているか否かを確
かめ、浴槽内に入っていないと判断されたときはフロー
fで追い焚き運転を開始する。
断について、第2図を参照しつつ次に述べる。
力をとった図表であり、t1は入浴者が浴槽に入った時
刻、t2は浴槽から出た時刻である。ただし、この図表は
時刻t1と時刻t2との間を切り縮めて描いてある。
激に上昇する。例えば40kgの人が1.5人用の浴槽中に入
った場合、水位の上昇は約7cmであるので、7cm以上上昇
したら入浴者があったものと判断させる。
水位が7cm下降するので、短時間で7cm以上の水位低下が
有ったときは入浴者が浴槽から出たものと判断させる。
運転(フローf)を開始すると、給気フアン14が運転さ
れてバーナ12に燃焼用空気が供給されるとともに、燃料
ガスが追焚き比例弁15で自動制御されながらバーナ12に
供給され、バーナ12で燃焼が行なわれる。この時点でポ
ンプ8は、フローbで運転を開示されたまま運転を続け
ており、浴槽9内の湯は追焚用熱交換器2の水管を通っ
て循環せしめられ、高温の湯が矢印Aのごとく浴槽9内
に流入して該浴槽内の湯温が次第に上昇する。
者が浴槽に入ったものと判断されると、追い焚き運転の
燃焼ガス量を減少させる(フローh)。
減少させる具体的手段としては、追い焚き比例弁15によ
ってガス流量を絞っても良く、また、バーナ12に併設さ
れた電磁弁(図示せず)の切替による、公知のバーナカ
ット方式を適用しても良い。
量を減少させた。その具体的データは次の如くである。
風呂装置(第3図)は、ポンプ8による循環流量12/m
inのとき、比例弁15を最大に開くと6号相当の加熱容量
となり、浴槽9内から吸入した湯の温度を12.5℃上昇さ
せて矢印Aのごとく浴槽9内に還流させる。
り、吸入した湯の温度を5.2℃上昇させて還流させる。
に絞り込んで最小燃焼を行わせた。
15を全開して最大燃焼を行わせ、湯温を12.5℃上昇させ
ると矢印Aの吹き出し温度は51.5℃となり、人体に直接
触れると危険である。
うフローfの追い焚き運転は最大燃焼させるが、フロー
gで人が浴槽に入ったことを検知すると比例弁15をいっ
ぱいに絞りこんで最小燃焼(2.5号相当)にする(フロ
ーh)。
ま作動し続けているので循環流量は12/minを維持して
おり、追焚用熱交換器2で加熱された湯は大量の循環水
(浴槽9内の湯)で希釈されて矢印A方向に吹き出すの
で、人体に触れても不快感を与えない。
h)が行なわれているとき、フローkで入浴者が浴槽か
ら出たことが検出されると、フローfに進む。
定温度に達したことを検知すると(フローl)、追い焚
きを停止し(フローm)、ポンプ8を停止させて(フロ
ーn)、自動保温(フローa)に戻る。
ことを検知すると自動的に追焚き運転の燃焼ガス量を減
少させるので、入浴者が自動追焚き運転中であることを
知らずに浴槽内に入っても、予期しない熱湯の流入を受
けて不快を感じたり火傷を被ったりする虞が無くて安全
である。
図は圧力センサによる検出値の説明図、第3図は器具の
構成例を示す水系統図である。 1……給湯用熱交換器、2……追焚用熱交換器、3……
分岐管路、4……電磁弁、5……マイコン制御部、6…
…リモコン、7……温度センサ、8……ポンプ、9……
浴槽、10……給湯用バーナ、11……水位センサ、12……
追焚き用バーナ、13……温度センサ、14……給気フア
ン、15……追焚き用比例弁。
Claims (1)
- 【請求項1】器具本体から循環追焚き管路を経由して浴
槽への湯張りを行ない、かつ、浴槽中の水位を圧力セン
サにより検出して設定水位で湯張りを自動停止せしめる
如くなした自動風呂装置において、自動保温中前記圧力
センサにより浴槽中の水位を常に監視し、浴槽中の水位
が上昇したことを検出すると自動的に追焚き運転の燃焼
ガス量を減少させることを特徴とする自動風呂装置にお
ける入浴検知追焚き運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2028492A JP2858845B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 自動風呂装置における入浴検知追焚き運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2028492A JP2858845B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 自動風呂装置における入浴検知追焚き運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03233259A JPH03233259A (ja) | 1991-10-17 |
JP2858845B2 true JP2858845B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=12250167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2028492A Expired - Lifetime JP2858845B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 自動風呂装置における入浴検知追焚き運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2858845B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP2028492A patent/JP2858845B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03233259A (ja) | 1991-10-17 |
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