JP2584920B2 - 風呂釜の制御装置 - Google Patents

風呂釜の制御装置

Info

Publication number
JP2584920B2
JP2584920B2 JP3254250A JP25425091A JP2584920B2 JP 2584920 B2 JP2584920 B2 JP 2584920B2 JP 3254250 A JP3254250 A JP 3254250A JP 25425091 A JP25425091 A JP 25425091A JP 2584920 B2 JP2584920 B2 JP 2584920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
bathtub
bathing
bath kettle
bath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3254250A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0566012A (ja
Inventor
徳夫 高橋
啓介 住吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP3254250A priority Critical patent/JP2584920B2/ja
Publication of JPH0566012A publication Critical patent/JPH0566012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2584920B2 publication Critical patent/JP2584920B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は浴室内に設けたリモー
トコントロールからの情報に基づいて風呂釜の作動を制
御する風呂釜の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の風呂釜の制御装置の全体構
成図であり、1は浴室、2は屋外に配設された風呂釜、
3は浴室1に設けたリモートコントロール、4はリモー
トコントロール3と通信線5を介して接続され、リモー
トコントロール3からの情報に基づいて風呂釜2を制御
する制御回路である。
【0003】上記風呂釜2は浴槽6内の水を熱交換器7
を介して循環させる循環路8と、熱交換器7に対向して
配設されたバーナ9、このバーナ9に対する燃料供給量
を制御するバルブ10、上記循環路8に設けたポンプ1
1、浴槽6内の水位変化による水圧を検出して該浴槽に
人が入ったことを検出する圧力センサ12、浴槽6から
熱交換器7に至る水温を検出するサーミスタ等の温度セ
ンサ13を有する。そして、上記制御回路4によってバ
ルブ10,ポンプ11が制御され、温度センサ13の検
出信号を制御回路4に入力するように構成されている。
【0004】次に動作について説明する。いま、リモー
トコントロール3を操作し、制御回路4に風呂釜2の起
動信号を通信線5を介して伝送すると、制御回路4はバ
ルブ10を開き、ポンプ11を作動させ、バーナ9を点
火させる。
【0005】そして、ポンプ11により、循環路8,熱
交換器7を経て浴槽6の湯が循環しながら加熱される。
温度センサ13で検出された湯温が規定温度に達する
と、制御回路4はバルブ10を閉じてバーナ9を消し、
ポンプ11を停止させる。
【0006】この状態において、人が浴槽6に入り、水
位が急変すると、圧力センサ12はこの水位の急変によ
る水圧変化に基づいて入浴を検出し、この検出信号を制
御回路4に入力する。制御回路4は圧力センサ12から
の検出信号に基づいて、バルブ10を開いてバーナ9を
再点火しポンプ11を作動させて、浴槽6の湯を規定温
度から入浴に適する所定温度まで加熱上昇させるもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の風呂釜の制御装
置は以上のように構成されているので、図6の直線6A
に示すように、規定温度は浴室の温度に関係なく常に一
定である。このため、冬場のように体の冷えているとき
は入浴時にあつく感じ、夏場のように体の暖まっている
ときは入浴時にぬるく感じ、快適な入浴感が得られない
という問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、室温に応じて規定温度を変化さ
せ、年中、快適な入浴感の得られる風呂釜の制御装置を
得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
浴室内の温度を検出する温度センサと、浴槽に人が入っ
たことを検出する入浴検出センサと、前記温度センサの
検出温度に基づいて入浴しやすい規定温度を決定する演
算部と、前記浴室に設けたリモートコントロールからの
起動信号を受けて風呂釜を起動し前記浴槽の水温を前記
決定された規定温度まで上昇させた後一旦該風呂釜を停
止させ、しかる後、前記浴槽に人が入ったことを検出し
た前記入浴検出センサからの検出信号を受けて前記風呂
釜を再起動させて該浴槽の水温を入浴に適する所定温度
まで上昇させる制御回路とを備えたものである。
【0010】請求項2記載の発明は、リモートコントロ
ールに、規定温度変更手段あるいはあつめ,ぬるめの選
択手段を設けたものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明における演算部は、温度セ
ンサで検出された室温に基づいて規定温度を決定し、こ
の決定した規定温度情報を制御回路へ伝送して、浴槽の
水温を制御することにより、室温に関係なく常時、快適
な入浴感を得ることができる。
【0012】請求項2記載の発明におけるリモートコン
トロールは、規定温度変更手段あるいはあつめ,ぬるめ
の選択手段を設けたことにより、あつめを好む人、ぬる
めを好む人等、人の好みに応じて規定温度を変えること
ができ、より快適な入浴感を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。風呂釜の制御装置の全体構成は前記図と同一である
から図示を省略し、具体的な改善点であるリモートコン
トロール3の構成を図1について説明する。
【0014】図1において、14は浴室1内の温度を検
出するサーミスタ等の温度センサ、15は規定温度を選
択変更する規定温度変更手段、16は抵抗R1と温度セ
ンサ14の接続点電圧をデジタル値に変換するアナログ
/デジタル(以下、A/Dと略称する)変換器、17は
規定温度変更手段15の出力電圧をデジタル値に変換す
るA/D変換器、18は抵抗R2のアース接続路を開閉
する運転スイッチ、19は抵抗R3のアース接続路を開
閉するあつめ選択スイッチ、20は抵抗R4のアース接
続路を開閉するぬるめ選択スイッチ、21は上記各A/
D変換器16,17からのデジタル信号、上記各スイッ
チ18,19,20と抵抗R1,R2,R3の接続点電
圧を入力し、上記温度センサ14で検出した室温に適す
る規定温度あるいは該規定温度から所定温度までの焚き
上げ幅や焚き上げ速度等を演算し、この演算した各種情
報を起動信号とともに通信線5を介して制御回路4に伝
送するマイクロコンピュータ等の演算部、L1は風呂釜
2が作動中であることを表示する運転ランプ、L2はあ
つめを選択したことを表示する表示ランプ、L3はぬる
めを選択したことを表示する表示ランプである。
【0015】なお、上記演算部21が室温に応じて規定
温度等を得る仕方としては、例えば予め情報を記憶した
テーブルから入力された室温に対応する情報を読出す、
または、ファジィ推論演算等による。このファジィ推論
演算は、図2に示すように、前件部変数を室内温度ta
としたメンバーシップ関数,後件部変数を焚き上げ速さ
B および焚き上げ幅tF とするメンバーシップ関数を
設定した複数のファジィルールより求める。このファジ
ィ推論演算は、各ファジィルールごとに(本図では寒
い,標準,あつい)、室内温度ta に対応する前件部の
メンバーシップ値(適合度)を求め、その値によって対
応する各後件部のメンバーシップ関数をそれぞれ裁断線
A,Bで水平に裁断する。そして、これらの裁断された
メンバーシップ関数を重ね合わせることにより、後件部
変数のメンバーシップ関数が求まり、この重心を求める
ことにより、確定した焚き上げ速さTB0または焚き上げ
幅tF0が得られる。
【0016】次に動作について説明する。リモートコン
トロール3の運転スイッチ18を閉じると、運転ランプ
L1が点灯して運転状態であることが表示される。この
運転状態になると、演算部21は温度センサ14で検出
された室温に基づいて規定温度を演算し、この演算して
求めた規定温度情報を運転スイッチ18の閉路信号に基
づく起動信号とともに通信線5を介して制御回路4に伝
送する。
【0017】制御回路4は通信線5を介して入力された
起動信号に基づいて風呂釜2を起動して、浴槽6の水を
ポンプ11で熱交換器7を介して循環させて沸かし、温
度センサ13で検出した循環水温がリモートコントロー
ル3から入力された規定温度情報に達したことを判定し
て、風呂釜2を一旦停止させる。
【0018】上記の状態において、人が浴槽6に入ると
該浴槽内の水位が急激に上がり、上記風呂釜2内の水の
循環路に設けた圧力センサ12に作用する圧力が変る。
これにより、人が浴槽6に入ったことが自動的に判別さ
れ、この判別信号が制御回路4に入力される。
【0019】制御回路4は圧力センサ12からの判別信
号を受けると、再び風呂釜2を起動させて、リモートコ
ントロール3から伝送されてきた焚き上げ速さ,焚き上
げ幅で浴槽6の水温を上昇させ、入浴に適する所定温度
とするものである。
【0020】上記のように浴室の温度に応じて規定温度
を決定すると、図3の直線3Aに示すように、室温が低
い冬場は規定温度を低く、室温が高い夏場は規定温度を
高くすることができる。この結果、風呂釜2の再起動に
おける焚き上げ幅は図4の直線4Aに示すように、冬場
は大きく、夏場は小さくなるので、この焚き上げ幅に応
じて焚き上げ速さを変るとよい。
【0021】また、入浴する人があつめを好む人であれ
ば、あつめ選択スイッチ19を、ぬるめを好む人であれ
ば、ぬるめ選択スイッチ20を閉成すれば、リモートコ
ントロール3から制御回路4へ伝送される規定温度、焚
き上げ幅を図3の直線3B,3C、図4の直線4B,4
Cのように変えることができ、入浴者の好みに合った入
浴条件を得ることができる。また、規定温度変更手段1
5を操作することにより、図3に示す規定温度を変更す
ることができるものである。なお、上記実施例は、リモ
ートコントロール3に演算部21を設けているが、この
演算部21は制御回路4に設け、リモートコントロール
3から制御回路4へ室温検出信号あるいはあつめ,ぬる
めの選択信号を通信線5を介して伝送するようにしても
上記実施例と同様の効果を奏する。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、浴室の温度に基づいて規定温度を決定するように
構成したので、室温に関係なく常時快適な入浴感を得る
ことができる。また、請求項2記載の発明によれば、入
浴者が任意選択的に規定温度を変えることができるよう
に構成したので、上記の点と相俟ってより快適な入浴感
を得ることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の風呂釜の制御装置におけるリモート
コントロールの構成を示すブロック図である。
【図2】ファジィ推論演算の説明図である。
【図3】室温に対する規定温度の特性図である。
【図4】室温に対する焚き上げ幅の特性図である。
【図5】風呂釜の制御装置を示す全体構成のブロック図
である。
【図6】従来の風呂釜の制御装置による室温に対する規
定温度の特性図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 風呂釜 3 リモートコントロール 4 制御回路 6 浴槽 14 温度センサ 15 規定温度変更手段 19 あつめ選択スイッチ(あつめ選択手段) 20 ぬるめ選択スイッチ(ぬるめ選択手段) 21 演算部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の温度を検出する温度センサと、浴
    槽に人が入ったことを検出する入浴検出センサと、前記
    温度センサの検出温度に基づいて入浴しやすい規定温度
    を決定する演算部と、前記浴室に設けたリモートコント
    ロールからの起動信号を受けて風呂釜を起動し前記浴槽
    の水温を前記決定された規定温度まで上昇させた後一旦
    該風呂釜を停止させ、しかる後、前記浴槽に人が入った
    ことを検出した前記入浴検出センサからの検出信号を受
    けて前記風呂釜を再起動させて該浴槽の水温を入浴に適
    する所定温度まで上昇させる制御回路とを備えた風呂釜
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 リモートコントロールに、規定温度変更
    手段あるいはあつめ選択手段およびぬるめ選択手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の風呂釜の制御装
    置。
JP3254250A 1991-09-06 1991-09-06 風呂釜の制御装置 Expired - Fee Related JP2584920B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3254250A JP2584920B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 風呂釜の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3254250A JP2584920B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 風呂釜の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0566012A JPH0566012A (ja) 1993-03-19
JP2584920B2 true JP2584920B2 (ja) 1997-02-26

Family

ID=17262376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3254250A Expired - Fee Related JP2584920B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 風呂釜の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2584920B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0566012A (ja) 1993-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2584920B2 (ja) 風呂釜の制御装置
JPS63153353A (ja) 自動風呂装置
JP3776986B2 (ja) 風呂釜の追い焚き制御装置
JP2858468B2 (ja) 自動風呂釜およびその湯温制御方法
JP3811533B2 (ja) 風呂釜の追い焚き制御装置
JP3811534B2 (ja) 風呂釜の追い焚き制御装置
JPS6365248A (ja) 風呂釜の制御装置
JP3050905B2 (ja) ガス給湯器などにおける湯温制御方法
JP2554780Y2 (ja) 自動風呂装置
JPH1123055A (ja) フロ追焚装置
KR0175507B1 (ko) 열량가변에 의한 전기보온밥솥의 취사공정 제어방법
JP3221366B2 (ja) 風呂装置の追焚温度制御方法
JPH0599496A (ja) 自動給湯風呂釜
JPH06241555A (ja) 自動風呂装置
JP2858845B2 (ja) 自動風呂装置における入浴検知追焚き運転方法
JPH0293240A (ja) 風呂装置
JPH09119705A (ja) 自動風呂装置
JP3126364B2 (ja) 風呂釜およびその湯温制御方法
JP3113740B2 (ja) 風呂の湯温制御装置
JP2841589B2 (ja) 風呂給湯装置
JPH04347449A (ja) 風呂装置の制御方式
JP2861206B2 (ja) 給湯装置
JPH0949658A (ja) 給湯装置
JP2906786B2 (ja) 風呂の自動保温方法
JPH0740932Y2 (ja) 湯温調節機能を具備する風呂装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees