JPH08142913A - 車両用カウル構造 - Google Patents

車両用カウル構造

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Publication number
JPH08142913A
JPH08142913A JP6292447A JP29244794A JPH08142913A JP H08142913 A JPH08142913 A JP H08142913A JP 6292447 A JP6292447 A JP 6292447A JP 29244794 A JP29244794 A JP 29244794A JP H08142913 A JPH08142913 A JP H08142913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cowl
vehicle
top garnish
cowl top
elastic member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6292447A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Takanishi
利昭 高西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP6292447A priority Critical patent/JPH08142913A/ja
Publication of JPH08142913A publication Critical patent/JPH08142913A/ja
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カウルトップガーニッシュのウインドシール
ドへの密着性を向上させ、しかも部品点数および作業コ
ストが減少すると共に、弾性部材のシール性,組み付け
精度を向上すること。 【構成】 車両の幅方向に形成したカウルトップガーニ
ッシュ1の前端に壁部1a,後端にシール部1bを形成
し、該壁部1aをフロントフード2後端下方に配設し、
該シール部1bをウインドシールド4の下端に配設した
車両用カウル構造において、前記カウルトップガーニッ
シュ1の背面中央に取付脚部1cを形成し、該取付脚部
1cをカウルパネル3に固定すると共に、前記壁部1a
前方に張出し部1dを形成し、前記フロントフード2の
後端をシールする弾性部材5に該張出し部1dを重ねて
固定したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の車両用カウル
構造に関し、詳しくはカウルトップガーニッシュのカウ
ルパネルへの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に車両には、図5に示すように、ワ
イパーユニット等の補機の格納および空調装置への外気
の導入のために、ウインドシールドaの下端とフロント
フードbの間に車両の幅方向に沿ってカウルトップガー
ニッシュdが配設されている。カウルトップガーニッシ
ュdは、ウインドシールドaに沿って曲折して形成さ
れ、後端のウインドシールドaとの当接面には、リップ
ゴムeが接着されている。また、カウルトップガーニッ
シュdは、クリップfによりリップゴムeでウインドシ
ールドaを圧接するようにカウルパネルcに固定してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リップ
ゴムeを設けたカウルトップガーニッシュdでは、部品
点数が増加し、作業コストも増加するという問題があっ
た。したがって、本発明の目的は、カウルトップガーニ
ッシュのウインドシールドへの密着性を向上させ、しか
も部品点数および作業コストを減少すると共に、弾性部
材のシール性,組み付け精度を向上した車両用カウル構
造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、車両の幅方向に形成したカウルトップガ
ーニッシュの前端に壁部,後端にシール部を形成し、該
壁部をフロントフード後端下方に配設し、該シール部を
ウインドシールドの下端に配設した車両用カウル構造に
おいて、前記カウルトップガーニッシュの背面中央に取
付脚部を形成し、該取付脚部をカウルパネルに固定する
と共に、前記壁部前方に張出し部を形成し、前記フロン
トフードの後端をシールする弾性部材に該張出し部を重
ねて固定したことを特徴とする。
【0005】
【作用】請求項1記載の車両用カウル構造においては、
カウルトップガーニッシュの背面中央に形成した取付脚
部を中心とし、その前後にシール部,張出し部を設け、
しかも張出し部は弾性部材を重ねて固定しているので、
カウルトップガーニッシュの弾発力に弾性部材の弾発力
が加わってシール部の密着力が増加する。また、張出し
部は、弾性部材に重ねて固定されているので、各々の固
定作業が共通して行うことができ、弾性部材の固定箇所
を減少できる。さらに、壁部前方でフロントフードの下
方に配置するので、張出し部が露呈せず外観が損なわれ
ない。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図4の図面に基づいて、本発明
の実施例を説明する。図面において、車両のウインドシ
ールド4の下端とフロントフード2の後端との間には、
ワイパーユニット等の補機の格納および空調装置への外
気を導入する樹脂製のカウルトップガーニッシュ1が配
設されている。カウルトップガーニッシュ1は、接着剤
8を介してカウルパネル3に装着されたウインドシール
ド4に沿って車両の幅方向に帯状に形成され、前端に壁
部1a,後端にシール部1bが形成されている。壁部1
aは、フロントフード2の後端に沿って湾曲して形成さ
れ、シール部1bはウインドシールド4に対向するよう
に先端が下方に曲折されている。壁部1aとシール部1
bの間には、複数のフィン1eが車両の前後方向に立設
され、各フィン1eの間には外気の導入口1fが穿設さ
れている。カウルトップガーニッシュ1の背面中央に
は、車両の幅方向に沿って複数の取付脚部1cが形成さ
れ、取付脚部1cには車体のカウルパネル3に固着する
ためのクリップ6が装着されている。壁部1aの前方に
は、複数の張出し部1dが形成され、この張出し部1d
の所定箇所にはクリップ7装着用の孔1gが穿設されて
いる。
【0007】フロントフード2の後端をシールするゴム
製の弾性部材5は、管状のシール部5aとシール部5a
に延設された帯状のリップ部5bから形成され、リップ
部5bにはカウルトップガーニッシュ1の張出し部1d
の孔1gに対応して孔5cが複数穿設されている。弾性
部材5はフロントフード2の下面に当接した状態でカウ
ルパネル3に配設され、リップ部5bの上にカウルトッ
プガーニッシュ1の張出し部1dが重ねられてクリップ
7によりカウルパネル3に固着される。カウルトップガ
ーニッシュ1は、張出し部1dを固着した後にシール部
1bをウインドシールド4に圧接した状態で配設され、
取付脚部1cのクリップ6によりカウルパネル3に固着
される。
【0008】上記実施例の車両用カウル構造では、カウ
ルトップガーニッシュ1の背面中央に形成した取付脚部
1cを中心とし、その前後にシール部1b,張出し部1
dを設け、しかも張出し部1dは弾性部材5に重ねてカ
ウルパネル3に固定しているので、樹脂製のカウルトッ
プガーニッシュ1の弾発力にゴム製の弾性部材5の弾発
力が加わってシール部1bとウインドシールド4との密
着力が増加する。また、弾性部材5は、リップ部5bが
複数箇所において張出し部1dに重ね合わされているの
で、カウルパネル3への固定箇所を減らしても、装着時
等の捻れの発生が防止され組み付け精度が向上する。さ
らに、張出し部1dとリップ部5bとが同じクリップ7
により共締めできるので、作業工数が減少できる。な
お、壁部1a前方をフロントフード2の下方に配置する
ので、張出し部1dが露呈せず外観が損なわれない。
【0009】以上、図示実施例について説明したが、本
発明は上記形態にのみ限定されるものではなく、各構成
要素の形状等に種々の変更を加えることが可能である。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の車両用カウル構造は、カウルトップガーニッシュのウ
インドシールドへの密着性を向上させ、しかも部品点数
および作業コストが減少すると共に、弾性部材のシール
性,組み付け精度を向上できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカウル構造を備えた車両の要部斜視図
である。
【図2】本発明のカウルトップガーニッシュと弾性部材
の説明分解図である。
【図3】図1に示すA−A線断面における断面図であ
る。
【図4】本発明のカウルトップガーニッシュの組み付け
方法を示す説明断面図である。
【図5】従来のカウル構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カウルトップガーニッシュ 2 フロントフード 3 カウルパネル 4 ウインドシールド 5 弾性部材 1a 壁部 1b シール部 1c 取付脚部 1d 張出し部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の幅方向に形成したカウルトップガ
    ーニッシュの前端に壁部,後端にシール部を形成し、該
    壁部をフロントフード後端下方に配設し、該シール部を
    ウインドシールドの下端に配設した車両用カウル構造に
    おいて、前記カウルトップガーニッシュの背面中央に取
    付脚部を形成し、該取付脚部をカウルパネルに固定する
    と共に、前記壁部前方に張出し部を形成し、前記フロン
    トフードの後端をシールする弾性部材に該張出し部を重
    ねて固定したことを特徴とする車両用カウル構造。
JP6292447A 1994-11-28 1994-11-28 車両用カウル構造 Pending JPH08142913A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6292447A JPH08142913A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 車両用カウル構造

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JP6292447A Pending JPH08142913A (ja) 1994-11-28 1994-11-28 車両用カウル構造

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JP (1) JPH08142913A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007018032A1 (ja) * 2005-08-08 2007-02-15 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha 車体構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007018032A1 (ja) * 2005-08-08 2007-02-15 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha 車体構造
GB2440101A (en) * 2005-08-08 2008-01-16 Mitsubishi Motors Corp Vehicle body structure
GB2440101B (en) * 2005-08-08 2009-08-05 Mitsubishi Motors Corp Vehicle body structure
US7883141B2 (en) 2005-08-08 2011-02-08 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle body structure

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