JPH08138041A - 2値画像の拡大処理装置 - Google Patents

2値画像の拡大処理装置

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JPH08138041A
JPH08138041A JP6298915A JP29891594A JPH08138041A JP H08138041 A JPH08138041 A JP H08138041A JP 6298915 A JP6298915 A JP 6298915A JP 29891594 A JP29891594 A JP 29891594A JP H08138041 A JPH08138041 A JP H08138041A
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JP
Japan
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pixel
unit
writing
image
bit
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Pending
Application number
JP6298915A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Shibusawa
俊彦 渋沢
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2値画像の拡大処理に際し、メモリへの書込
回数を従来より少なくして高速処理を可能とする。 【構成】 拡大後の2値画像Pmをメモリ14へ書き込
むに際して、CPU11がメモリにアクセスする単位ビ
ット数個の画素を1セットとして、拡大前の原画像Po
の各画素の値が“1”であるか、“0”であるかに対応
する、2つのマスクパターン群A00〜A31;B00〜B31
を用意すると共に、拡大処理前後の画像の画素を対比す
るテーブルを作成し、このテーブルを参照して拡大後画
像の画素の座標mxを算出し、この座標に対しCPUの
処理単位ビット数をモジュロとする演算を行って選定し
たマスクパターンと、拡大後の1ワードのデータとの論
理和演算または論理積演算を行い、その結果の値をワー
ド値としてメモリに書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高速処理に好適な、
2値画像の拡大処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、それぞれ複数の画素からなる複数
のラインにより構成される、2値のラスタ画像を任意の
倍率で拡大する場合は、拡大倍率に応じて、予め拡大後
の画像の大きさ(幅と高さ)を計算しておき、拡大後の
画像の各画素が拡大前の画像のどの画素に対応するかを
算出して、拡大前の画像の該当する画素を拡大後の画像
のための記憶領域に書き込むことにより実現される(例
えば、特開平5−183732号公報参照)。
【0003】また、特開昭60−246485号公報に
開示されるように、拡大前画像の各画素を何回複写すれ
ば拡大画像が得られるかを表す、参照用マスクパターン
と、拡大前画像とをマトリクス様に演算処理して、拡大
画像を得ることもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
な処理方法では、拡大後の画像の画素数分だけ、ビット
単位で、記憶領域への書き込みが発生し、処理速度が低
下するという問題があった。
【0005】かかる点に鑑み、この発明の目的は、記憶
領域への書込回数を従来より少なくすることにより、高
速処理を可能とする、2値画像の拡大処理装置を提供す
るところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明による2値画像の拡大処理装置は、後述の
実施例の参照符号を対応させると、記憶手段13,14
と、この記憶手段に対してnビット単位(nは2以上の
自然数)でアクセスする処理手段11とを備え、記憶手
段に記憶された2値の原画素列から当該原画素列Loを
列方向に拡大した拡大画素列Lmを記憶手段上に生成す
る2値画像の拡大処理装置であって、処理手段は、記憶
手段の画素列のデータをn個の画素単位で読み書きし、
原画素列の各画素を始端から順次に着目画素として選定
し、着目画素が拡大画素列のいずれの画素に対応するか
を求め、読み書き可能な画素単位のうち拡大画素列との
対応が求められた画素の始端が含まれる画素単位を特定
し、特定された画素単位のうち拡大画素列との対応が求
められた画素列の始端に相当する画素から画素単位の終
端の画素までを着目画素と対応する値に変更し、変更さ
れた画素単位をもとの位置に書き戻すようにしたもので
ある。
【0007】
【作用】かかる構成によれば、順次に着目画素として選
定された原画素列の各画素ごとに、拡大画素列との対応
が求められた画素列の始端に相当する画素から画素単位
の終端の画素までが、着目画素と対応する値に変更され
て、もとの位置に書き戻されるので、拡大前画像の個々
の画素にそれぞれ対応する、拡大後の1組の画素に対し
て、それぞれ1回の書込処理を行えばよく、記憶領域へ
の書込回数が従来より低減されて、高速処理が可能とな
る。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図5を参照しながら、この発明
による2値画像の拡大処理装置の一実施例について説明
する。
【0009】この発明の一実施例の構成を図1に示す。
図1において、10は拡大処理装置を全体として示す。
11はCPUであって、この実施例では、内部で32ビ
ット単位で処理を行うことができるものが用いられ、拡
大率を設定するためのキーボード12がCPU11に接
続される。
【0010】13,14は、それぞれ拡大前画像と拡大
後画像とを格納するための、メモリ内の記憶領域であ
り、15,16は、後述のような画素対比テーブルとマ
スクデータとをそれぞれ格納するための記憶領域であ
る。そして、17は処理中のデータを一時的に保存する
ためのレジスタであって、上述のような各記憶領域13
〜16と共に、バス18により、CPU11と接続され
る。
【0011】次に、図2〜図5をも参照しながら、この
発明の一実施例の動作について説明する。
【0012】この発明では、拡大後画像のメモリへの書
込に際して、CPUがメモリにアクセスする単位ビット
数(1ワード、例えば、32ビット)個の画素を1セッ
トとして、拡大前の原画像の各画素の値が“1”である
か、“0”であるかに対応する、2つのマスクパターン
群を用意すると共に、拡大処理前後の画像の画素を対比
するテーブルを作成し、このテーブルを参照して拡大後
画像の画素の座標を算出し、この座標に対しCPUの処
理単位ビット数、例えば、[32]をモジュロとする演
算を行って選定したマスクパターンと、拡大後の1ワー
ドのデータとの論理和演算または論理積演算を行い、そ
の結果の値をワード値としてメモリに書き込むことによ
り、書込回数を低減して、高速処理を可能としている。
【0013】図2に示すように、この発明の一実施例の
拡大処理においては、まず、ステップ101において、
前述のような、拡大処理前後の画像の画素を対比するテ
ーブルが作成されて、記憶領域15に格納されると共
に、レジスタ17が初期化される。そして、ステップ1
02において、対比テーブルを参照して、注目画素の拡
大後の画素数がレジスタ17に書き込まれる。
【0014】次のステップ103においては、拡大処理
対象の注目画素の値が“1”であるか、あるいは“0”
であるかが判断される。注目画素の値が“1”の場合
は、ステップ104に進んで、拡大後画像の書込位置に
対応するマスクAのパターンが選定される。
【0015】この実施例では、上述のような対比テーブ
ルを参照して、記憶領域14上における、拡大後画像の
書込位置の座標mxを求め、このmxについて、CPU
の処理単位ビット数nをモジュロとする演算mxMO
D.nを行なって余りのkを算出することにより、マス
クAのk番目のパターンが選定される。
【0016】次のステップ105では、拡大後画像用記
憶領域14上で座標mxが存在するワードアドレスを見
つけ、座標mxが含まれる拡大後の1ワードのデータ
と、ステップ104で選定されたk番目のパターンとが
論理和演算される。すなわち、拡大後画像用記憶領域1
4上で座標mxが存在するワードアドレスのワードデー
タが読み出され、そのデータとステップ104で選定さ
れたk番目のパターンとの論理和が求められ、その結果
が前記座標mxが存在するワードアドレスに書き戻され
る。
【0017】そして、ステップ106に進み、実際に書
き込みが行われた画素数が、レジスタ17に書き込まれ
た注目画素の拡大後画素数から減じられる。実際に書き
込みが行われた画素数は、レジスタ17の値と、座標m
xと、CPUの処理単位ビット数nから、次のようにし
て求められる。
【0018】この実施例では、1回の書込処理で、CP
Uの処理単位であるn=32ビットが処理されるが、ス
テップ105において、実質的な書込が行われるのは、
拡大後画像の書込位置の座標mxに対して、CPUの処
理単位ビット数をモジュロとする演算を行って得られ
る、最大で{32−(mxMOD.32)}個の画素で
ある。
【0019】すなわち、レジスタ17の値がCPUの処
理単位ビット数nより大きいときには、実際の書き込み
画素数はnである。また、レジスタ17の値がCPUの
処理単位ビット数nより小さいときであって、前記マス
クパターンの選定の際の演算mxMOD.nを行なった
余りkを処理単位数nから減算し、その減算結果とレジ
スタ17の値とを比較したときに、レジスタ17の値の
方が大きいとき(このときは、レジスタ17の値の画素
数が処理単位数nビットの2ワードに書き込み画素が跨
がる状態である)には、前記kが実際の書き込み画素数
であり、レジスタ17の値と等しいか、レジスタ17の
値の方が小さいとき(このときは、レジスタ17の値の
画素数が処理単位数nビットの1ワード内に書き込み画
素が収まる状態である)には、レジスタ17の値が実際
の書き込み画素数である。
【0020】次のステップ107においては、減算前の
レジスタ17の値から画素処理単位数であるnを減算
し、その減算結果が正であるか否かが判断され、正であ
る場合はステップ104に戻って、上述のような処理
が、レジスタ17の値が[0]または負となるまで繰り
返される。
【0021】ステップ107で前記減算結果が正である
場合は、例えば、画像拡大率MがCPUの処理単位ビッ
ト数nよりも大きく設定された場合である。すなわち、
この場合には、ステップ102でレジスタ17に書き込
まれる注目画素の拡大後の画素数がnよりも大きくなる
ので、ステップ106における1回の減算処理だけで
は、減算後のレジスタ17の値が必ず正となって、複数
回の繰り返し処理が必要となるのである。
【0022】ステップ107で前記減算結果が[0]あ
るいは負である場合は、ステップ108において、レジ
スタ17の値に示される画素数を書き込むときに、ステ
ップ104で見つけたワードアドレスの次のワードに対
しても書き込みを行う必要があるか否か判断される。こ
の判断は、前述したように、実際に書き込む画素数の演
算の結果から行われる。
【0023】次のワードに対して書き込みを行う必要が
ないときには、ステップ108からステップ116に進
む。そして、次のワードに対しても書き込みを行う必要
があるときには、ステップ109に進んで、ワードのつ
なぎ目処理を行う。すなわち、ステップ104で見つけ
たワードアドレスの次のワードに対しても書込を行う。
【0024】この場合、拡大前画像の注目画素の値が
“1”ならば、次のワードの全てのビットを“1”に設
定し、注目画素の値が“0”ならば、次のワードの全て
のビットを“0”に設定する。そして、ステップ116
に進む。
【0025】ステップ116では、1ライン分の処理が
終了したか否かが判断される。1ライン分が終了してい
ない場合は、ステップ102に戻って、上述のような処
理が繰り返される。
【0026】一方、ステップ103において、注目画素
の値が“0”の場合には、ステップ111に進んで、前
述のステップ104におけると同様にして、拡大後画像
の書込位置に対応するマスクBのパターンが選定され
る。
【0027】次のステップ112においては、選定され
たマスクBのパターンと、拡大後の書込対象ワードとが
論理積演算される。すなわち、拡大後画像用記憶領域1
4上で座標mxが存在するワードアドレスのワードデー
タが読み出され、そのデータとステップ111で選定さ
れたk番目のパターンとの論理積が求められ、その結果
が前記座標mxが存在するワードアドレスに書き戻され
る。
【0028】そして、ステップ113〜115に順次に
進み、前述したステップ106〜108と同様の処理が
行われる。そして、ステップ115で、つなぎ目処理が
必要であると判断されたときには、ステップ109に移
行して、前述した継ぎ目処理が行なわれる。すなわち、
この場合、拡大前画像の注目画素の値が“0”であるの
で、次のワードの全てのビットが“0”に設定される。
その後、ステップ116に進む。
【0029】また、ステップ115において、継ぎ目処
理が不要であると判断されたときには、直接に、ステッ
プ116に進んで、1ライン分の処理が終了したか否か
が判断される。そして、1ライン分が終了していない場
合は、ステップ102に戻って、上述のような処理が繰
り返される。
【0030】次に、図3〜図5を参照しながら、具体的
な数値例をあげて、この実施例の拡大処理について説明
する。
【0031】図3Aに示すように、原ラスタ画像Po
を、例えば2.5倍に拡大する場合、原画像Poの1つ
のラインLo上の各画素、例えば、Xa,Xb,Xc,
Xd,Xe,Xfは、拡大画像Pmの対応するラインL
m上で、交互に、3個と2個との画素Xa,Xa,X
a;Xb,Xb;Xc,Xc,Xc;Xd,Xd;X
e,Xe,Xe;Xf,Xfに拡大(伸長)される。
【0032】原画像PoのラインLo上の各画素の値
“1”または“0”を拡大画像PmのラインLm上のど
の画素に割り当てるかは、例えば、特開平6−0601
72号公報に開示されているように、Bresenha
mアルゴリズムのような、浮動小数点計算を使用しない
描線アルゴリズムを用いて計算され、決定される。そし
て、この計算に基づいて、原画像Poの各画素と、拡大
処理後の画像Pmの画素とを対比するテーブルが作成さ
れる。
【0033】この実施例では、図3Bに示すように、原
画像Poの各画素の座標(xj)と、拡大処理後の画像
Pmにおいて原画像の各画素に対応する画素数(nj)
との対比テーブルが作成される。従って、拡大処理後の
画像Pmにおける、原画像Poの座標(xj)の画素の
座標mxは、対比テーブルにおける、原画像Poの座標
が[0]からxjまでの画素数の総和Σnjとなる。
【0034】図4Aに示すように、一方のマスク(パタ
ーン群)Aには、1ワードの全32ビットが“1”であ
るマスクパターンA00から、1ワード中の始端の1ビッ
トが“0”で残りの31ビットが“1”であるマスクパ
ターンA01のように、ワードの始端からの“0”のビッ
ト数が順次に1個ずつ増えて、ワード中の始端から31
ビットが“0”で終端の1ビットだけが“1”であるマ
スクパターンA31まで、ワード長と同じ数の、32種の
マスクパターンがある。
【0035】図4Bに示すように、他方のマスク(パタ
ーン群)Bは、1ワードの全32ビットが“0”である
マスクパターンB00から、ワード中の始端から31ビッ
トが“1”で終端の1ビットだけが“0”であるマスク
パターンB31まで、上述のマスクAの各パターンA00〜
A31の“1”と“0”とをそれぞれ反転したように形成
される。
【0036】これらのマスクパターンは、図3Bに示す
ような対比テーブルを参照して、原画像Poの注目画素
に対応する拡大後画像Pmの画素が存在するラインLm
上の座標mx(=Σnj)を求め、このmxについて、
CPUの処理単位ビット数[32]をモジュロとする演
算mxMOD.32を行なって余りのkを求め、マスク
Aのk番目のパターンが選定される。
【0037】前出図3Aに示すような、原画像Poのラ
インLo上の各画素Xa〜Xfが、例えば図5Aに示す
ように、“101100”の値であるとすると、原画像
Poの座標xjが[0]の、0番目の画素Xaが注目画
素となって、画素の値が“1”であり、拡大後画像の座
標mxが[0]であるから、モジュロ演算で求めたkは
[0]となって、マスクAの0番目のパターンA00が選
定される。
【0038】上述のように、拡大後画像の座標mxが
[0]であるから、書込対象の1ワードのデータは、図
5Bに示すように、全てのビットが“0”となって、図
5Cに示すような、全てのビットが“1”のパターンA
00との論理和をとると、図5Dに示すように、パターン
A00と同じく、全てのビットが“1”の新しいワード値
が得られる。
【0039】原画像Poの座標xjが[1]の、1番目
の画素Xbが注目画素となった場合は、画素の値が
“0”であり、拡大後画像の座標mxが3であるから、
モジュロ演算で求めたkは[3]となって、マスクBの
3番目のパターンB03が選定される。
【0040】前述のように、新しく書込対象ワードとな
った図5Dに示すような値のワードと、図5Eに示すよ
うなマスクBの3番目のパターンB03との論理積をとる
と、図5Fに示すように、パターンB03と同じ値の新し
いワード値が得られる。
【0041】原画像Poの座標xjが[2]の、2番目
の画素Xcが注目画素となった場合は、画素の値が
“1”であり、拡大後画像の座標mxが[5]であるか
ら、モジュロ演算で求めたkは[5]となって、図5G
に示すようなマスクAの5番目のパターンA05が選定さ
れる。前述と同様にして、このパターンA05と、図5F
に示すような書込対象ワードとの論理和をとることによ
り、図5Hに示すような新規の拡大後画像が得られる。
【0042】同様の処理を原画像PoのラインLoの全
ての画素について行って、拡大画像Pmの1ラインLm
が作成される。そして、1ライン分が終了するとスター
トにリターンして、次の1ライン分の画像について、上
述のような拡大処理が繰り返される。
【0043】この数値例では、原画像Poの、例えば、
6個の画素からなるラインLoの拡大処理に際して、拡
大後画像記憶領域に対する書込が、原画像Poの画素数
と同回数だけで足り、従来のように、拡大後画像を構成
する、例えば15の画素と同回数の書込を必要としない
ので、格段に高速の処理が可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、拡大後の2値画像をメモリへ書き込むに際して、C
PUがメモリにアクセスする単位ビット数個の画素を1
セットとして、拡大前の原画像の各画素の値が“1”で
あるか、“0”であるかに対応する、2つのマスクパタ
ーン群を用意すると共に、拡大処理前後の画像の画素を
対比するテーブルを作成し、このテーブルを参照して拡
大後画像の画素の座標を算出し、この座標に対しCPU
の処理単位ビット数をモジュロとする演算を行って選定
したマスクパターンと、拡大後の1ワードのデータとの
論理和演算または論理積演算を行い、その結果の値をワ
ード値としてメモリに書き込むようにしたので、メモリ
への書込回数を従来より少なくなって、高速処理が可能
な、2値画像の拡大処理装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による2値画像の拡大処理装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の動作を説明するための流
れ図である。
【図3】この発明の一実施例の動作を説明するための概
念図である。
【図4】この発明の一実施例の動作を説明するための概
念図である。
【図5】この発明の一実施例の動作を説明するための概
念図である。
【符号の説明】
11 CPU 13 拡大前画像用記憶領域 14 拡大後画像用記憶領域 15 画素対比テーブル用記憶領域 16 マスクデータ用記憶領域 Po 原画像 Pm 拡大画像 xj 原画像画素の座標 mx 拡大後画像の画素の座標

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶手段と、この記憶手段に対してnビッ
    ト単位(nは2以上の自然数)でアクセスする処理手段
    とを備え、上記記憶手段に記憶された2値の原画素列か
    ら当該原画素列を列方向に拡大した拡大画素列を上記記
    憶手段上に生成する2値画像の拡大処理装置であって、 上記処理手段は、 上記記憶手段の画素列のデータをn個の画素単位で読み
    書きする読み書き手段と、 上記原画素列の各画素を始端から順次に着目画素として
    選定する画素選定手段と、 上記着目画素が上記拡大画素列のいずれの画素に対応す
    るかを求める画素対比手段と、 上記読み書き手段により読み書き可能な画素単位のうち
    上記画素対比手段により求められた画素の始端が含まれ
    る画素単位を特定する特定手段と、 この特定手段により特定され上記読み書き手段により読
    み込まれた画素単位のうち上記画素対比手段により求め
    られた画素列の始端に相当する画素から上記上記画素単
    位の終端の画素までを上記着目画素と対応する値に変更
    する変更手段と、 この変更手段により変更された画素単位を上記読み書き
    手段によりもとの位置に書き戻させる書き戻し手段とを
    含む2値画像の拡大処理装置。
  2. 【請求項2】上記変更手段は、nビットの画素列のうち
    始端からjビット目(jは0からn−1までの整数)ま
    でがすべて“1”であり(j+1)ビット目から終端ま
    でがすべて“0”であるn種類のマスク画素列と、nビ
    ットの画素列のうち始端からjビット目までがすべて
    “0”であり(j+1)ビット目から終端までがすべて
    “1”であるn種類のマスク画素列とのうちのいずれか
    1つと、上記画素単位とを論理演算することにより、上
    記変更を行う請求項1に記載の2値画像の拡大処理装
    置。
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