JP3247441B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP3247441B2 JP3247441B2 JP23911092A JP23911092A JP3247441B2 JP 3247441 B2 JP3247441 B2 JP 3247441B2 JP 23911092 A JP23911092 A JP 23911092A JP 23911092 A JP23911092 A JP 23911092A JP 3247441 B2 JP3247441 B2 JP 3247441B2
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- Japan
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像、文字などを縮小
処理する機能を有する画像処理装置に関する。
処理する機能を有する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像縮小処理は、CPUにおける
ソフトウェアによる演算処理によって行われていたが、
高速処理が必要とされる場合は縮小演算処理を専用シー
ケンサによって行った。例えば、この一例として特開昭
58ー53781号公報で示される技術があった。
ソフトウェアによる演算処理によって行われていたが、
高速処理が必要とされる場合は縮小演算処理を専用シー
ケンサによって行った。例えば、この一例として特開昭
58ー53781号公報で示される技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、CP
Uにおけるソフトウェアによる演算処理によって画像縮
小処理を行う技術では、ソフトウェアによって任意の縮
小倍率に対応できるが、反面、膨大な処理時間を要し
た。又、特開昭58ー53781号公報で示されるよう
な専用シーケンサを用いた技術によれば、高速に処理す
ることができるが、任意の大きさの画像の縮小を行うた
めには画像データの水平方向の長さ分のラインバッファ
を必要としたので、ハードウェア規模が非常に大きくな
るという問題があった。そこで、本発明は、上記欠点を
除去し、任意の倍率で画像を高速に縮小可能で、しかも
非常にハードウェアの小規模な画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
Uにおけるソフトウェアによる演算処理によって画像縮
小処理を行う技術では、ソフトウェアによって任意の縮
小倍率に対応できるが、反面、膨大な処理時間を要し
た。又、特開昭58ー53781号公報で示されるよう
な専用シーケンサを用いた技術によれば、高速に処理す
ることができるが、任意の大きさの画像の縮小を行うた
めには画像データの水平方向の長さ分のラインバッファ
を必要としたので、ハードウェア規模が非常に大きくな
るという問題があった。そこで、本発明は、上記欠点を
除去し、任意の倍率で画像を高速に縮小可能で、しかも
非常にハードウェアの小規模な画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、画像データに対して、所定単位の処理を複
数回繰り返し前記画像の縮小又は拡大の処理を施すもの
であって、前記画像処理の対象となる画像データを記憶
するメモリ手段と、このメモリ手段に記憶されていたデ
ータを、前記所定単位に必要なデータを一時記憶する一
時記憶手段と、この一時記憶手段に記憶されたデータに
対して前記所定単位の処理を施す処理手段と、この処理
手段により処理されたデータを記憶する手段とからなる
画像処理装置において、前記所定単位の処理に必要な動
作であって、前記メモリに対する読出し又は書込みの指
示データを記憶する第1のレジスタ手段と、このレジス
タ手段により記憶されたデータを所定の順序で繰り返す
か否かのデータを記憶する第2のレジスタ手段と、前記
第1及び第2のレジスタ手段に記憶されたデータに基づ
き、前記メモリに対する制御信号を生成することによっ
て、前記画像処理を実行することを特徴とする。
するために、画像データに対して、所定単位の処理を複
数回繰り返し前記画像の縮小又は拡大の処理を施すもの
であって、前記画像処理の対象となる画像データを記憶
するメモリ手段と、このメモリ手段に記憶されていたデ
ータを、前記所定単位に必要なデータを一時記憶する一
時記憶手段と、この一時記憶手段に記憶されたデータに
対して前記所定単位の処理を施す処理手段と、この処理
手段により処理されたデータを記憶する手段とからなる
画像処理装置において、前記所定単位の処理に必要な動
作であって、前記メモリに対する読出し又は書込みの指
示データを記憶する第1のレジスタ手段と、このレジス
タ手段により記憶されたデータを所定の順序で繰り返す
か否かのデータを記憶する第2のレジスタ手段と、前記
第1及び第2のレジスタ手段に記憶されたデータに基づ
き、前記メモリに対する制御信号を生成することによっ
て、前記画像処理を実行することを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、第1のレジスタ手段に前記所
定単位の処理に必要な動作であって、前記メモリに対す
る読出し又は書込みの指示データが記憶されている。こ
のデータは、所定の処理の順番に対応して、単位動作を
記述しており、例えば、2ライン分の画像データに対し
て所定の補間処理がなされる。この処理後のデータを、
メモリに記憶する。この動作を、第2のレジスタの記憶
内容に従って、繰り返す。これによって、任意の倍率で
高速な画像縮小処理が小規模なハードウェア構成で可能
になる。
定単位の処理に必要な動作であって、前記メモリに対す
る読出し又は書込みの指示データが記憶されている。こ
のデータは、所定の処理の順番に対応して、単位動作を
記述しており、例えば、2ライン分の画像データに対し
て所定の補間処理がなされる。この処理後のデータを、
メモリに記憶する。この動作を、第2のレジスタの記憶
内容に従って、繰り返す。これによって、任意の倍率で
高速な画像縮小処理が小規模なハードウェア構成で可能
になる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面に従っ
て詳細に説明する。本実施例での画像処理装置は、文字
フォントとしてメモリに記憶されている文字に対応する
画像データに対する縮小処理を行う文字縮小装置を例と
して説明する。
て詳細に説明する。本実施例での画像処理装置は、文字
フォントとしてメモリに記憶されている文字に対応する
画像データに対する縮小処理を行う文字縮小装置を例と
して説明する。
【0007】装置構成の具体的説明に先立ち、文字デー
タの垂直方向の縮小は基本的に図2のように行う。図2
は、文字を1/2に縮小する場合の例であり、左側が原
文字データを示し右側が縮小後の文字データを示してい
る。文字データはラインで区切って表してあり、原文字
データの左側にラインを示す数字を記している。縮小文
字データの左側の数字は、例えば1ー2ならば原文字デ
ータのライン1とライン2の補間によって求められこと
を示している。垂直方向の縮小は、最大縮小倍率が1/
2の場合、基本的に原文字データの2ラインから1ライ
ンへの補間によって行える。
タの垂直方向の縮小は基本的に図2のように行う。図2
は、文字を1/2に縮小する場合の例であり、左側が原
文字データを示し右側が縮小後の文字データを示してい
る。文字データはラインで区切って表してあり、原文字
データの左側にラインを示す数字を記している。縮小文
字データの左側の数字は、例えば1ー2ならば原文字デ
ータのライン1とライン2の補間によって求められこと
を示している。垂直方向の縮小は、最大縮小倍率が1/
2の場合、基本的に原文字データの2ラインから1ライ
ンへの補間によって行える。
【0008】図3は文字縮小装置全体のシステム構成で
ある。本装置は、CPU1、文字縮小シーケンサ3、第
1及び第2のアドレス生成部5及び7、縮小処理演算部
9、ラインデータレジスタ11及び13、メモリ15、
メモリ制御部17及びディスプレイ19から構成され
る。
ある。本装置は、CPU1、文字縮小シーケンサ3、第
1及び第2のアドレス生成部5及び7、縮小処理演算部
9、ラインデータレジスタ11及び13、メモリ15、
メモリ制御部17及びディスプレイ19から構成され
る。
【0009】CPU1はバスによってシーケンサ3、ア
ドレス生成部5および縮小処理部9に接続されている。
CPU1は、装置全体の制御を司り、特に、シーケンサ
3に対して縮小倍率情報、スタート命令を与える。CP
U1は、第1のアドレス生成部5に対して縮小対象の文
字データがメモリ15のどのアドレスから始まるかとい
う情報を与えると同時に、第2のアドレス生成部4には
縮小した文字データをどのアドレスから記憶するかとい
う情報を与える。尚、第1及び第2のアドレス生成部5
及び7としては、例えば特開昭61ー109089号公
報に示されるような2次元アドレス生成手段で構成すれ
ば良い。
ドレス生成部5および縮小処理部9に接続されている。
CPU1は、装置全体の制御を司り、特に、シーケンサ
3に対して縮小倍率情報、スタート命令を与える。CP
U1は、第1のアドレス生成部5に対して縮小対象の文
字データがメモリ15のどのアドレスから始まるかとい
う情報を与えると同時に、第2のアドレス生成部4には
縮小した文字データをどのアドレスから記憶するかとい
う情報を与える。尚、第1及び第2のアドレス生成部5
及び7としては、例えば特開昭61ー109089号公
報に示されるような2次元アドレス生成手段で構成すれ
ば良い。
【0010】シーケンサ3からは第1及び第2のアドレ
ス生成部5及び7、縮小演算処理部9、ラインデータレ
ジスタ11及び13、更にメモリ制御部17へ制御線が
出力されている。またメモリ15へ、アドレス生成部5
及び7からはアドレスが、メモリ制御部9からはコント
ロール信号が出力されており、メモリ15のデータバス
の出力はラインデータレジスタ11に、入力は縮小演算
処理部9に接続されている。
ス生成部5及び7、縮小演算処理部9、ラインデータレ
ジスタ11及び13、更にメモリ制御部17へ制御線が
出力されている。またメモリ15へ、アドレス生成部5
及び7からはアドレスが、メモリ制御部9からはコント
ロール信号が出力されており、メモリ15のデータバス
の出力はラインデータレジスタ11に、入力は縮小演算
処理部9に接続されている。
【0011】図4は図3に示される文字縮小装置のう
ち、その主要部である文字縮小処理に関する構成を抜き
出した要素を図示するものである。文字縮小処理は、文
字データが記憶されているメモリ15と文字データの1
ライン分をリード記憶する、ラインデータレジスタ11
及びラインデータレジスタ13、さらにこの2つのライ
ンデータレジスタ11及び13の2ライン分のデータを
1ラインに補間する縮小演算処理部9から構成されてい
る。メモリ15とラインデータレジスタ6はバッファ3
1を介して接続され、縮小演算処理部5とメモリ8とは
バッファ33を介して接続されている。また、ラインデ
ータレジスタ11及び13にはラッチクロック(LC
K)が、バッファ31及び33にはバッファコントロー
ル(BC)がシーケンサ2より入力されている。また、
メモリ8にはメモリ制御部9より制御信号が入力されて
いる。尚、バッファ31及び33は、上記したBCによ
り、一旦保持した信号を送出するが、バッファ31はロ
ーレベル信号ににより、バッファ33はハイレベル信号
により、それぞれ信号を出力する。
ち、その主要部である文字縮小処理に関する構成を抜き
出した要素を図示するものである。文字縮小処理は、文
字データが記憶されているメモリ15と文字データの1
ライン分をリード記憶する、ラインデータレジスタ11
及びラインデータレジスタ13、さらにこの2つのライ
ンデータレジスタ11及び13の2ライン分のデータを
1ラインに補間する縮小演算処理部9から構成されてい
る。メモリ15とラインデータレジスタ6はバッファ3
1を介して接続され、縮小演算処理部5とメモリ8とは
バッファ33を介して接続されている。また、ラインデ
ータレジスタ11及び13にはラッチクロック(LC
K)が、バッファ31及び33にはバッファコントロー
ル(BC)がシーケンサ2より入力されている。また、
メモリ8にはメモリ制御部9より制御信号が入力されて
いる。尚、バッファ31及び33は、上記したBCによ
り、一旦保持した信号を送出するが、バッファ31はロ
ーレベル信号ににより、バッファ33はハイレベル信号
により、それぞれ信号を出力する。
【0012】原文字データはメモリ15中の文字フォン
ト領域(図3参照)に記憶されており、ラインデータレ
ジスタ11に1ラインずつバッファ31を介してリード
される。ラインデータレジスタ11にデータがリードさ
れると、これに呼応して、ラインデータレジスタ11に
入っていたデータが、ラインデータレジスタ13に転送
される。縮小演算処理部9はラインデータレジスタ11
及び13に記憶されているラインデータを1ライン分の
データに補間する。また、さらに隣接するラインデータ
の画素データを補間することによって水平方向の縮小も
行う。尚、後述するように、本実施例での補間は、論理
和(or)である。
ト領域(図3参照)に記憶されており、ラインデータレ
ジスタ11に1ラインずつバッファ31を介してリード
される。ラインデータレジスタ11にデータがリードさ
れると、これに呼応して、ラインデータレジスタ11に
入っていたデータが、ラインデータレジスタ13に転送
される。縮小演算処理部9はラインデータレジスタ11
及び13に記憶されているラインデータを1ライン分の
データに補間する。また、さらに隣接するラインデータ
の画素データを補間することによって水平方向の縮小も
行う。尚、後述するように、本実施例での補間は、論理
和(or)である。
【0013】次に、縮小演算処理部9の出力、すなわ
ち、ラインデータレジスタ11及び13に記憶されたデ
ータの補間結果、をバッファ33を介してメモリ15に
記録することにより、メモリ15に縮小文字データが生
成される。これらは、文字縮小シーケンサによって制御
される。図5は図3に示される縮小演算処理部9の内部
構成を示している。
ち、ラインデータレジスタ11及び13に記憶されたデ
ータの補間結果、をバッファ33を介してメモリ15に
記録することにより、メモリ15に縮小文字データが生
成される。これらは、文字縮小シーケンサによって制御
される。図5は図3に示される縮小演算処理部9の内部
構成を示している。
【0014】この縮小演算処理部9は、垂直方向の縮小
処理に関与する第1のオア回路41と、水平方向の縮小
処理に関与する第2のオア回路43とからなっている。
第1のオア回路41には、ラインデータレジスタ11及
び13の対応する2素子の出力が供給される。第2のオ
ア回路43は、第1のオア回路41のうち、隣接する画
素に対応するものの出力を、その2入力としている。ラ
インデータレジスタ11及び13の縮小演算処理は、ま
ず垂直方向の縮小処理が行われ、次に水平方向の縮小処
理が行われる。
処理に関与する第1のオア回路41と、水平方向の縮小
処理に関与する第2のオア回路43とからなっている。
第1のオア回路41には、ラインデータレジスタ11及
び13の対応する2素子の出力が供給される。第2のオ
ア回路43は、第1のオア回路41のうち、隣接する画
素に対応するものの出力を、その2入力としている。ラ
インデータレジスタ11及び13の縮小演算処理は、ま
ず垂直方向の縮小処理が行われ、次に水平方向の縮小処
理が行われる。
【0015】ラインデータレジスタ11の出力とライン
データレジスタ13の出力の垂直方向で対応する画像デ
ータ同士で、例えばオアのような補間演算が行われる。
更に、水平方向に隣接した補間演算(第1のオア回路4
1)の出力同志で、例えばオアのような補間演算15が
行われる。
データレジスタ13の出力の垂直方向で対応する画像デ
ータ同士で、例えばオアのような補間演算が行われる。
更に、水平方向に隣接した補間演算(第1のオア回路4
1)の出力同志で、例えばオアのような補間演算15が
行われる。
【0016】この第1及び第2のオア回路41及び43
の出力は、セレクタ45に入力される。これら入力デー
タを、セレクタ45によって選択することにより補間縮
小演算が達成される。
の出力は、セレクタ45に入力される。これら入力デー
タを、セレクタ45によって選択することにより補間縮
小演算が達成される。
【0017】セレクタ45への入力データの選択パター
ンは、縮小倍率によって異なり、例えば図6のようにな
る。また、水平方向に関しては、セレクタ13での入力
データの選び方によって。縮小だけでなく拡大にも対応
できる。
ンは、縮小倍率によって異なり、例えば図6のようにな
る。また、水平方向に関しては、セレクタ13での入力
データの選び方によって。縮小だけでなく拡大にも対応
できる。
【0018】尚、図6において、○はセレクタ45から
データが出力されることを示している。同図において、
×はセレクタ45からデータが出力されないことを示し
ている。
データが出力されることを示している。同図において、
×はセレクタ45からデータが出力されないことを示し
ている。
【0019】図1に示されるシーケンサ3は図1のよう
に構成される。ライトレジスタ51及びリピートレジス
タ53がそれぞれセレクタ55及び57を介してシーケ
ンス生成部59に接続されている。カウンタ61はシー
ケンス生成部59によって制御される。セレクタ55及
び57はそれぞれライトレジスタ51、リピートレジス
タ53の出力のうち、カウンタ61の出力値によって、
それぞれ1ビットを選択する。この選択された2つのデ
ータによってシーケンス生成部59はリード信号63及
びライト信号65を出力する。又、ライトレジスタ51
及びリピートレジスタ53はCPUバスに接続されてお
り、CPU1によりこれらの内容を自由に書き換えるこ
とが可能になっている。
に構成される。ライトレジスタ51及びリピートレジス
タ53がそれぞれセレクタ55及び57を介してシーケ
ンス生成部59に接続されている。カウンタ61はシー
ケンス生成部59によって制御される。セレクタ55及
び57はそれぞれライトレジスタ51、リピートレジス
タ53の出力のうち、カウンタ61の出力値によって、
それぞれ1ビットを選択する。この選択された2つのデ
ータによってシーケンス生成部59はリード信号63及
びライト信号65を出力する。又、ライトレジスタ51
及びリピートレジスタ53はCPUバスに接続されてお
り、CPU1によりこれらの内容を自由に書き換えるこ
とが可能になっている。
【0020】ライトレジスタ51及びリピートレジスタ
53の内容は、CPU1により例えば図7のように設定
される。同図はレジスタ51及び53が8ビットで文字
縮小倍率3/5の場合である。同図において、ライトレ
ジスタ51において「0」は読出のみ、「1」は読出と
書込の両方を行うことを示している。リピートレジスタ
53において、「0」はライトレジスタ51における次
のステップの処理を行うことを示し、「1」は次のステ
ップがライトレジスタ51における最初ステップ(0ス
テップ)にもどること(リピート)を示している。図7
の例ではステップ4でリピートしている。
53の内容は、CPU1により例えば図7のように設定
される。同図はレジスタ51及び53が8ビットで文字
縮小倍率3/5の場合である。同図において、ライトレ
ジスタ51において「0」は読出のみ、「1」は読出と
書込の両方を行うことを示している。リピートレジスタ
53において、「0」はライトレジスタ51における次
のステップの処理を行うことを示し、「1」は次のステ
ップがライトレジスタ51における最初ステップ(0ス
テップ)にもどること(リピート)を示している。図7
の例ではステップ4でリピートしている。
【0021】図8に、文字縮小処理のフローチャートを
示す。iはステップを表し、ライトレジスタ51及びリ
ピートレジスタ53における何ビット目かに対応してい
る。WRiはライトレジスタ51の、RRiはリピート
レジスタ53のiビット目の内容をそれぞれ示し、LR
1はラインデータレジスタ11の、LR2はラインデー
タレジスタ13の内容を示している。orはLR1とL
R2とのオアをとることを示しているが、補間演算であ
れば何でもよく、ここでは例としてオアを利用してい
る。他の演算処理でも何等構わない。又、水平方向の縮
小処理も表している。WRiが0の時は読出しのみを行
う。この時、ラインデータレジスタ11に入っていたラ
インデータがラインデータレジスタ13に転送され、原
文字データの新しい1ライン分のデータはラインデータ
レジスタ11に読み出される。WR1が1の時は読出
し、書込の両方を行う。この時は、WRiが0の時と同
じ処理を行った後、ラインデータレジスタ11及び13
の2ラインデータを縮小演算処理部9によって1ライン
に補間しメモリ15へ書き込む。又、WRiに従って処
理を行った後、RRiを参照し、0ならばi=i+1と
し次のステップへ進み、1ならばi=0として0ステッ
プへ戻る。
示す。iはステップを表し、ライトレジスタ51及びリ
ピートレジスタ53における何ビット目かに対応してい
る。WRiはライトレジスタ51の、RRiはリピート
レジスタ53のiビット目の内容をそれぞれ示し、LR
1はラインデータレジスタ11の、LR2はラインデー
タレジスタ13の内容を示している。orはLR1とL
R2とのオアをとることを示しているが、補間演算であ
れば何でもよく、ここでは例としてオアを利用してい
る。他の演算処理でも何等構わない。又、水平方向の縮
小処理も表している。WRiが0の時は読出しのみを行
う。この時、ラインデータレジスタ11に入っていたラ
インデータがラインデータレジスタ13に転送され、原
文字データの新しい1ライン分のデータはラインデータ
レジスタ11に読み出される。WR1が1の時は読出
し、書込の両方を行う。この時は、WRiが0の時と同
じ処理を行った後、ラインデータレジスタ11及び13
の2ラインデータを縮小演算処理部9によって1ライン
に補間しメモリ15へ書き込む。又、WRiに従って処
理を行った後、RRiを参照し、0ならばi=i+1と
し次のステップへ進み、1ならばi=0として0ステッ
プへ戻る。
【0022】以上のような一連の処理により、ライトレ
ジスタ11及びリピートレジスタ13がnビットの場
合、レジスタの内容によって縮小倍率を、1/2〜(n
ー1)/n の任意の倍率で変更できる。図7の例では
レジスタが8ビットであるから、縮小倍率は 1/2〜
7/8 となる。
ジスタ11及びリピートレジスタ13がnビットの場
合、レジスタの内容によって縮小倍率を、1/2〜(n
ー1)/n の任意の倍率で変更できる。図7の例では
レジスタが8ビットであるから、縮小倍率は 1/2〜
7/8 となる。
【0023】尚、ライトレジスタ51及びリピートレジ
スタ53の内容と、図8に示す処理フローの各ステップ
との関係を、図9に示す。内容的には、図7及び図8の
内容をまとめたものである。この図9では、縮小倍率3
/5の場合を示している。
スタ53の内容と、図8に示す処理フローの各ステップ
との関係を、図9に示す。内容的には、図7及び図8の
内容をまとめたものである。この図9では、縮小倍率3
/5の場合を示している。
【0024】図10に、図8の例における0および1ス
テップ目での、メモリ制御信号、バッファコントロール
(BC)およびラッチクロック(LCK)のタイミング
チャートを示す。尚、同図でのメモリ制御信号、バッフ
ァコントロール(BC)およびラッチクロック(LC
K)は、図1に示されるリード信号63及びライト信号
65から生成される。リード信号63及びライト信号6
5は、シーケンス生成器59の出力である。
テップ目での、メモリ制御信号、バッファコントロール
(BC)およびラッチクロック(LCK)のタイミング
チャートを示す。尚、同図でのメモリ制御信号、バッフ
ァコントロール(BC)およびラッチクロック(LC
K)は、図1に示されるリード信号63及びライト信号
65から生成される。リード信号63及びライト信号6
5は、シーケンス生成器59の出力である。
【0025】リード信号63に呼応して、メモリ制御部
17からメモリ制御信号として、読出信号Rが、メモリ
15に供給される。この時にメモリ15にはアトレスデ
ータが供給されており、メモリ15から文字データが読
み出される。この時には、バッファコントロール(B
C)がローレベルのままとなっている。
17からメモリ制御信号として、読出信号Rが、メモリ
15に供給される。この時にメモリ15にはアトレスデ
ータが供給されており、メモリ15から文字データが読
み出される。この時には、バッファコントロール(B
C)がローレベルのままとなっている。
【0026】一方、読出信号からやや遅れ、ラッチクロ
ック(LCK)がシーケンサ3からラインデータレジス
タ11及び13に供給される。ラッチクロック(LC
K)二より、先ずラインデータレジスタ11に記憶され
ていたデータが、ラインデータレジスタ13に転送記憶
される。同時に、上記のようにメモリ15から読出され
たデータは、導通状態となっているバッファ31を介し
て、ラインデータレジスタ41に転送記憶される。
ック(LCK)がシーケンサ3からラインデータレジス
タ11及び13に供給される。ラッチクロック(LC
K)二より、先ずラインデータレジスタ11に記憶され
ていたデータが、ラインデータレジスタ13に転送記憶
される。同時に、上記のようにメモリ15から読出され
たデータは、導通状態となっているバッファ31を介し
て、ラインデータレジスタ41に転送記憶される。
【0027】尚、ラインデータレジスタ11及び13に
一時記憶されたデータは、縮小塩山処理部9に対しては
絶えず供給されており、転送が完了した時点から、記憶
データが、縮小演算処理部9にて、演算処理されてい
る。
一時記憶されたデータは、縮小塩山処理部9に対しては
絶えず供給されており、転送が完了した時点から、記憶
データが、縮小演算処理部9にて、演算処理されてい
る。
【0028】次に、ライト信号がシーケンス生成器59
から供給された場合について説明する。ライト信号に対
して、最初の読出動作は、上記のように、メモリ15か
らの読出し、ラインデータレジスタ11及び13のデー
タ転送が行われ、縮小演算処理部9にて、上記の処理が
完了する。続いて、バッファコントロール(BC)が、
ローレベルから、ハイレベルに変化する。これによっ
て、これまで不通状態となっていたバッファ33が導通
状態となる。逆に、バッファ31は、導通状態から不通
状態となる。
から供給された場合について説明する。ライト信号に対
して、最初の読出動作は、上記のように、メモリ15か
らの読出し、ラインデータレジスタ11及び13のデー
タ転送が行われ、縮小演算処理部9にて、上記の処理が
完了する。続いて、バッファコントロール(BC)が、
ローレベルから、ハイレベルに変化する。これによっ
て、これまで不通状態となっていたバッファ33が導通
状態となる。逆に、バッファ31は、導通状態から不通
状態となる。
【0029】バッファ33が導通状態となることによ
り、縮小演算処理部9にて演算が完了したデータ、すな
わち、縮小処理された文字データが、メモリ15に供給
される。尚、この場合には、メモリ15に対してアドレ
ス生成器7から、所定のアドレスデータがメモリ15に
供給されている。
り、縮小演算処理部9にて演算が完了したデータ、すな
わち、縮小処理された文字データが、メモリ15に供給
される。尚、この場合には、メモリ15に対してアドレ
ス生成器7から、所定のアドレスデータがメモリ15に
供給されている。
【0030】また、この文字縮小処理装置は図11に示
すような任意の範囲の大きさの画像に対しても縮小処理
が可能である。縮小対象の原画像101は実線で示さ
れ、これを区切っているブロック103は縮小演算処理
の1サイクルで縮小処理される範囲を表している。縮小
処理は1サイクル、1ブロックを単位に行われるが、図
11のように、縮小の対象となる画像101は必ずしも
ブロックで区切られる範囲の画像でなくてもよい。1サ
イクルとは、リピートレジスタ53で与えられる1リピ
ートするまでのステップ数である。例えば縮小演算処理
は図7の例では0〜4の5ステップで1サイクルとな
る。1ブロックの縦の画素数は縮小演算処理の1サイク
ルで定まり、水平方向の画素数はラインデータレジスタ
11、13の容量、および縮小演算処理部9で定まる
が、システム上、CPU1から設定されることになる。
すような任意の範囲の大きさの画像に対しても縮小処理
が可能である。縮小対象の原画像101は実線で示さ
れ、これを区切っているブロック103は縮小演算処理
の1サイクルで縮小処理される範囲を表している。縮小
処理は1サイクル、1ブロックを単位に行われるが、図
11のように、縮小の対象となる画像101は必ずしも
ブロックで区切られる範囲の画像でなくてもよい。1サ
イクルとは、リピートレジスタ53で与えられる1リピ
ートするまでのステップ数である。例えば縮小演算処理
は図7の例では0〜4の5ステップで1サイクルとな
る。1ブロックの縦の画素数は縮小演算処理の1サイク
ルで定まり、水平方向の画素数はラインデータレジスタ
11、13の容量、および縮小演算処理部9で定まる
が、システム上、CPU1から設定されることになる。
【0031】文字の縮小は図中の矢印にの順番に従って
行われる。原画像の1番下のラインまで処理すると、ス
テップの途中でも、ステップをリセットして隣のブロッ
クの原画像の1番上から縮小処理する。これによって、
任意の範囲の大きさの画像に対して縮小処理が可能であ
る。よって、特公昭58ー53781号公報で示される
ような、対象画像の水平方向の長さのラインバッファを
必要とせず、非常に小規模なハードウェアで縮小処理装
置を構成できる。また、本実施例は、文字の縮小処理に
限定するものではなく、一般的な画像の縮小処理にも同
様に有用であるのは当然である。
行われる。原画像の1番下のラインまで処理すると、ス
テップの途中でも、ステップをリセットして隣のブロッ
クの原画像の1番上から縮小処理する。これによって、
任意の範囲の大きさの画像に対して縮小処理が可能であ
る。よって、特公昭58ー53781号公報で示される
ような、対象画像の水平方向の長さのラインバッファを
必要とせず、非常に小規模なハードウェアで縮小処理装
置を構成できる。また、本実施例は、文字の縮小処理に
限定するものではなく、一般的な画像の縮小処理にも同
様に有用であるのは当然である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、任
意の倍率での画像の縮小処理を、大容量のラインバッフ
ァなどを必要とせず、小規模のハードウェアで行えるた
め、任意倍率の縮小処理を必要とし、かつ、高速処理が
要求される画像縮小処理装置に有用である。
意の倍率での画像の縮小処理を、大容量のラインバッフ
ァなどを必要とせず、小規模のハードウェアで行えるた
め、任意倍率の縮小処理を必要とし、かつ、高速処理が
要求される画像縮小処理装置に有用である。
【図1】本発明の一実施例に係わる画像情報の縮小に関
するシーケンサの要部ブロック構成図である。
するシーケンサの要部ブロック構成図である。
【図2】画像情報の縮小のアルゴリズムを定性的に説明
するための図である。
するための図である。
【図3】本発明の一実施例に係わる画像情報処理装置の
概要を示すブロック図である。
概要を示すブロック図である。
【図4】図4に示す画像情報処理装置のうち、縮小処理
に関する要素を示すブロック図である。
に関する要素を示すブロック図である。
【図5】図3に示す縮小処理演算部9の構成を示すブロ
ック図ある。
ック図ある。
【図6】図5に示すセレクタ45での入力及び出力の関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図7】図1に示すシーケンサを構成するライトレジス
タ51及びリピートレジスタ53に設定される内容を示
す図である。
タ51及びリピートレジスタ53に設定される内容を示
す図である。
【図8】図7に示されるライトレジスタ51及びリピー
トレジスタ53の設定内容に従って処理される縮小処理
のフローを示す図である。
トレジスタ53の設定内容に従って処理される縮小処理
のフローを示す図である。
【図9】図8に示される処理フロー及び図7でのレジス
タ51及び53の設定内容との関係を示す図である。
タ51及び53の設定内容との関係を示す図である。
【図10】図1に示されるシーケンス生成器59の出力
及び図4に示されるラッチクロック(LCK)及びバッ
ファコントロール(BC)との関係を示す図である。
及び図4に示されるラッチクロック(LCK)及びバッ
ファコントロール(BC)との関係を示す図である。
【図11】本実施例の画像処理装置による縮小処理を、
任意の大きさの画像に対して施す場合の対象画像の変化
を示す図である。
任意の大きさの画像に対して施す場合の対象画像の変化
を示す図である。
51 ライトレジスタ 53 リピートレジスタ 55 セレクタ 57 セレクタ 59 シーケンス生成器 61 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−172379(JP,A) 特開 平3−293861(JP,A) 特開 昭63−157277(JP,A) 特開 昭60−171864(JP,A) 特開 平1−293760(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 3/40 H04N 1/393
Claims (1)
- 【請求項1】1ラインずつ入力される水平方向の原画像
データを、所定の選択パターンに基づいて出力すること
によって水平方向の画像を縮小する水平方向縮小回路
と、 この水平方向縮小回路から出力される水平方向の縮小画
像データを、第1の数のラインずつまとめて処理するこ
とを指定するリピートレジスタと、 このリピートレジスタにより定義され、まとめて処理さ
れる第1の数の水平方向の縮小画像データラインのう
ち、どの水平方向の縮小画像データラインを縮小画像生
成のために用いるかを指定するライトレジスタと、 前記水平方向縮小回路から出力される水平方向の縮小画
像データラインの中から前記ライトレジスタにより定義
された縮小画像データラインのみを出力する処理を、前
記リピートレジスタにより指定された第1の数のライン
毎に行うことによって、垂直方向の画像を縮小する垂直
方向縮小回路と、 からなることを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23911092A JP3247441B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23911092A JP3247441B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0689337A JPH0689337A (ja) | 1994-03-29 |
JP3247441B2 true JP3247441B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=17039952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23911092A Expired - Fee Related JP3247441B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3247441B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP23911092A patent/JP3247441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0689337A (ja) | 1994-03-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20011023 |
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