JP2512252B2 - 画像拡大縮小装置 - Google Patents

画像拡大縮小装置

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JP2512252B2
JP2512252B2 JP3237703A JP23770391A JP2512252B2 JP 2512252 B2 JP2512252 B2 JP 2512252B2 JP 3237703 A JP3237703 A JP 3237703A JP 23770391 A JP23770391 A JP 23770391A JP 2512252 B2 JP2512252 B2 JP 2512252B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階調画像の拡大縮小処
理を行なう画像拡大縮小装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像拡大縮小装置は、電子計算機
の利用技術の進歩にともない、多様な画像編集システム
上で用いられるようになっている。
【0003】2次元の画像の拡大縮小処理は、原画像A
(v,w)を結果画像B(x,y)に変換する処理であ
る。その処理方式として、水平方向の拡大縮小処理と垂
直方向の拡大縮小処理とを分離して、それぞれの処理を
1次元の画像の拡大縮小処理とすることにより実現する
方式が知られている。具体例として、2画素×2ライン
で構成される原画像を水平方向に2倍、垂直方向に3倍
した結果画像を得る場合について図9を参照して説明す
る。図9におけるa1〜a4は、任意のビット長で構成
される1画素を表しており、原画像、結果画像ともに階
調画像であることを示している。初めに原画像の1ライ
ンめの画素列(a1、a2)を、(a1、a1、a2、
a2)で構成される画素列にすることにより水平方向の
2倍の拡大を実現し、次にその画素列を垂直方向に3回
出力することにより、垂直方向の3倍の拡大を実現して
いる。以上の処理を原画像の2ラインめに対しても同様
に行なうことにより、原画像を水平方向に2倍、垂直方
向に3倍した結果画像を得ることができる。
【0004】以上に示したように2次元の画像の拡大縮
小処理は、水平方向の拡大縮小処理と垂直方向の拡大縮
小処理とを分離して、それぞれの処理を1次元の画像の
拡大縮小処理とすることにより実現することができる。
この時、縮小処理を、図10に示すように原画像の画素
を間引いて結果画像を得る方式(以後、間引き縮小と称
す)と、原画像の画素に対して論理和を行なって結果画
像を得る方式(以後、論理和縮小と称す)との2つの方
式を実現することは、画像の劣化防止のための有効な手
段である。なぜなら、間引き縮小では、例えば画像の枠
情報などが間引かれる場合があるためである。
【0005】以下、以上の処理を実現していた従来の画
像拡大縮小装置について説明する。図11は従来の画像
拡大縮小装置のブロック図を示すものである。図11に
おいて、1100は、原画像と結果画像を格納する画像
メモリである。1101は、原画像を画像メモリ110
0から読み込むためのアドレスを発生し、そのアドレス
に従って画像メモリ1100から原画像の画像データを
読み込む処理と、結果画像を画像メモリ1100に書き
込むためのアドレスを発生し、そのアドレスに従って画
像メモリ1100に結果画像の画像データを書き込む処
理を行なう入出力制御部である。1102は、入力した
画像データの水平方向の拡大処理、間引き縮小処理、論
理和縮小処理を行なう水平拡大縮小部である。1103
は、入力した画像データに対して演算を行なう演算部で
ある。1104は、1101、1102、1103の制
御を行なう制御部であり、各部は、コントロールバス1
105を介して制御される。また、各部間のデータの入
出力は、データバス1106を介して行なわれる。
【0006】以上のように構成された拡大縮小部につい
て、以下その動作について説明する。初めに、水平方向
の拡大縮小処理のみを行なう場合の動作について説明す
る。入出力制御部1101では原画像の1ワードの画像
データを画像メモリ1100から読み出すための画像メ
モリ1100のアドレスを発生し、そのアドレスに従っ
て画像データを画像メモリ1100から読み込む。制御
部1104では、読み込んだデータをデータバス110
6を介して水平拡大縮小部1102へ入力させる制御信
号を出力し、入出力制御部1101から水平拡大縮小部
1102へ画像データが入力される。水平拡大縮小部1
102では、入力した1ワード内の画素に対し水平方向
の拡大縮小処理を行ったのちに、出力データの位置合わ
せを行なう。水平拡大縮小部1102の処理が終了した
時点で、制御部1104では、拡大縮小処理された1ワ
ードの画像データをデータバス1106を介して入出力
制御部1101へ入力させる制御信号を出力し、水平拡
大縮小部1102から入出力制御部1101へ画像デー
タが入力される。入出力制御部1101では、水平拡大
縮小部1102から入力された画像データが、結果画像
の対応した画像データとなるようにアドレスを発生し、
そのアドレスに従って画像データを画像メモリ1100
に書き込む動作を行なう。画像の水平方向を主走査とし
垂直方向を副走査として入出力ともメモリアクセスを行
ない、以上の処理を原画像のすべての画像データに対し
行なうことにより水平方向の拡大縮小処理を実現してい
る。
【0007】垂直方向の拡大処理の場合に、水平方向の
拡大縮小処理のみを行なう場合との相違点は、水平拡大
縮小部1102から入出力制御部1101に画像データ
を出力する動作と、その画像データを入出力制御部11
01から画像メモリ1100に書き込む動作が、拡大率
に応じて繰り返し行なわれる点と、画像データを画像メ
モリ1100に書き込むときの入出力制御部1101の
走査方向が、垂直方向を主走査とし、水平方向を副走査
とする点である。以下、具体例を図6(a)及び図6
(b)を参照して説明する。図6(a)及び図6(b)
は、水平方向が2ワード、垂直方向が2ラインで構成さ
れる原画像を、横方向の拡大縮小処理を行なわず、垂直
方向に5/2倍した画像を得る時の例である。図6
(b)において、入力制御部の走査方向とは、入出力制
御部1101が画像メモリ1100から画像データを入
力する時の走査方向を表わし、出力制御部の走査方向と
は、入出力制御部1101が画像メモリ1100に画像
を出力する時の走査方向を表わしている。図6(a)の
中のA1〜A4までは、1ワードの画像データを表して
おり、1ワードを構成する画素数は任意である。また、
垂直方向に5/2倍の拡大を実現するために、原画像の
1ラインめの拡大率を3倍とし、2ラインめの拡大率を
2倍としている。入出力制御部1101では、まず画像
データA1を画像メモリ1100から読み込み、水平拡
大縮小部1102へ出力する。水平拡大縮小部1102
では、画像データA1に対して拡大縮小処理を行なわず
入出力制御部1101に出力し、入出力制御部1101
では、水平拡大縮小部1102から出力された画像デー
タA1を図6(b)に示すように、画像の垂直方向が主
走査となるように画像メモリ1100のアドレスを発生
させ、そのアドレスに従って画像メモリ1100に画像
データA1を書き込む処理を3回行なう。次に画像デー
タA2に対しても同様の処理を行ない、原画像の水平1
ラインめの垂直方向の3倍の拡大処理を終了する。次
に、水平2ラインめに対しては、画像データA3及びA
4の水平拡大縮小部1102及び入出力制御部1101
での出力処理を2回にすることにより、原画像の水平2
ラインめの垂直方向の2倍の拡大処理を実現し、これに
より結局原画像を5/2倍に拡大した結果画像を得るこ
とができる。
【0008】垂直方向の間引き縮小処理の場合、水平方
向の拡大縮小処理のみを行なう場合との相違点は、入出
力制御部1101の動作である。入出力制御部1101
では、すべての水平ラインのデータを画像メモリ110
0から読み込むのではなく、縮小率に応じて決定される
水平ラインの画像データのみを画像メモリ1100から
読み込むことにより垂直方向の間引き縮小処理を実現し
ている。以下、具体例を図7(a)及び図7(b)を参
照して説明する。図7(a)及び図7(b)は、水平方
向が2ワード、垂直方向が5ラインで構成される原画像
を、横方向の拡大縮小処理を行なわず、垂直方向に2/
5倍の間引き縮小した画像を得る時の例である。垂直方
向に2/5倍の間引き縮小を実現するために、原画像の
1ラインめが結果画像の最初の1ラインとなり、原画像
の4ラインめが結果画像の2ラインめになるものとして
いる。図7(b)において、入力制御部の走査方向と
は、入出力制御部1101が画像メモリ1100から画
像データを入力する時の走査方向を表わし、出力制御部
の走査方向とは、入出力制御部1101が画像メモリ1
100に画像を出力する時の走査方向を表わしている。
入出力制御部1101では、まず入出力制御部1101
で原画像の1ラインめの画像データA1を読み込み水平
拡大縮小部1102へ出力する。水平拡大縮小部110
2では、画像データA1に対し処理を行なわずに入出力
制御部1101へ出力する。入出力制御部1101で
は、画像データA1を結果画像に対応するように画像メ
モリ1100に書き込む動作を行なう。次に原画像の1
ラインめの画像データA2に対しても同様の処理を行な
い、原画像の最初の3ラインの間引き縮小処理を実現す
る。次に、原画像の水平4ラインめに対しても同様の処
理を行ない、結果画像の2ラインめを得ることができ、
これにより結局原画像を2/5倍に間引き縮小した結果
画像を得ることができる。
【0009】垂直方向の論理和縮小処理の場合、水平方
向の拡大縮小処理のみを行なう場合との相違点は、入出
力制御部1101の動作及び演算部1103を使用する
点にある。入出力制御部1104では、主走査を垂直方
向とし、副走査を水平方向として、縮小率に応じて決定
されるライン数の1ワードのデータを画像メモリ110
0から読み込み、その画像データを演算部1103に出
力する。1回の主走査が終了するまで、入出力制御部1
101から出力された画像データに対して論理和演算を
演算部1103で行ない、1回の主走査が終了した時点
で、演算部1103の画像データを水平拡大縮小部11
02へ出力することにより、垂直方向の論理和縮小処理
を実現している。
【0010】以下、具体例を図8(a)及び図8(b)
を参照して説明する。図8(a)及び図8(b)は、水
平方向が2ワード、垂直方向が5ラインで構成される原
画像を、横方向の拡大縮小処理を行なわず、垂直方向に
2/5倍の論理和縮小した画像を得る時の例である。垂
直方向に2/5倍の論理和縮小を実現するために、原画
像の最初の3ラインが結果画像の最初の1ラインめとな
り、原画像の次の2ラインが結果画像の2ラインめにな
るものとしている。図8(b)において、入力制御部の
走査方向とは、入出力制御部1101が画像メモリ11
00から画像データを入力する時の走査方向を表わし、
出力制御部の走査方向とは、入出力制御部1101が画
像メモリ1100に画像を出力する時の走査方向を表わ
している。入出力制御部1101では、まず原画像の1
ラインめの画像データA1を読み込み、次に2ラインめ
の画像データA3を読み込み、最後に3ラインめの画像
データA5を読み込む。演算部1103では、画像デー
タA1、A3、A5の論理和演算を行ない、処理が終了
した時点で、画像データ(A1+A3+A5)を水平拡
大縮小部1102へ出力する。水平拡大縮小部1102
では、画像データ(A1+A3+A5)に対し処理を行
なわずに入出力制御部1101へ出力する。入出力制御
部1101では、画像データ(A1+A3+A5)を結
果画像の1ラインめの1ワードめに対応するように画像
メモリ1100に書き込む動作を行なう。次に原画像の
画像データA2、A4、A6に対しても同様の処理を行
ない、原画像の最初の3ラインの間引き縮小処理を実現
する。次に、原画像の水平4、5ラインめに対しても同
様の処理を行ない、結果画像の2ラインめを得ることが
でき、これにより結局原画像を2/5倍に論理和縮小し
た結果画像を得ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、入出力制御部、水平拡大縮小部、演算部
の各部が、共通のデータバスを介して画像データ入出力
を行なっていたために、各部の処理を並列化することが
できず、高速な画像の拡大縮小処理を実現することが困
難であるという課題を有していた。本発明は上記従来技
術の課題を解決するもので、高速な画像の拡大縮小処理
を実現する画像拡大縮小装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の画像拡大縮小装
置は上記課題を解決するために原画像と結果画像の画像
データを記憶する画像メモリと、画像メモリから画像デ
ータを読み込む入力制御部と、前記入力制御部の出力を
入力とし、垂直方向の論理和縮小を実現する垂直論理和
縮小部と、前記垂直論理和縮小部の出力を入力とし、水
平方向の拡大処理と間引き縮小処理と論理和縮小処理を
実現する水平拡大縮小部と、前記水平拡大縮小部の出力
を入力とし、画像メモリへ画像データを書き込む出力制
御部と、前記各部を制御する全体制御部を具備し、垂直
方向の拡大処理は垂直方向の拡大率によって決定される
回数だけ前記水平拡大縮小部から同じ画像データを繰り
返し前記出力制御部へ出力することによって実現するも
のである。
【0013】
【作用】本発明は上記構成によって2次元の画像の拡大
縮小処理を水平方向の拡大縮小処理と垂直方向の拡大縮
小処理とに分離し、水平方向の拡大処理と間引き縮小処
理と論理和縮小処理は上記水平拡大縮小部で実現し、垂
直方向の間引き縮小は上記入力制御部で実現し、垂直方
向の論理和縮小は上記垂直論理和縮小部で実現し、垂直
方向の拡大処理は垂直方向の拡大率によって決定される
回数だけ上記水平拡大縮小部から同じ画像データを繰り
返し上記出力制御部へ出力することによって実現するこ
とができ、かつ前記入力制御部と前期垂直論理和縮小部
と前記水平拡大縮小部と前記出力制御部を並列に動作さ
せることで高速な画像の拡大縮小処理を行なう画像拡大
縮小装置を提供することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の実施例における画像
拡大縮小装置のブロック図である。図1において、10
0は、原画像と結果画像を記憶する画像メモリである。
101は、画像メモリ100の中の目的とする画像デー
タを取り込むためのアドレスを発生し、発生したアドレ
スに従って画像データを画像メモリ100から読み込
み、読み込んだ画像データを出力する動作を行なう入力
制御部である。102は、入力制御部101が出力した
画像データを入力とし、画像の垂直方向の論理和縮小処
理の要求がある場合に画像の垂直方向の論理和縮小処理
を行なった画像データを出力する垂直論理和縮小部であ
る。103は、垂直論理和縮小部102が出力した画像
データを入力とし、画像の水平方向の拡大縮小の要求が
ある場合に、画像の水平方向の拡大縮小処理を行なった
画像データを出力する水平拡大縮小部である。104
は、水平拡大縮小部103が出力した画像データを入力
とし、画像メモリ100中に画像データを格納するため
のアドレスを発生し、発生したアドレスに従って画像デ
ータを画像メモリ100に書き込む処理を行なう出力制
御部である。105は、信号111によって入力制御部
101を、信号112によって垂直論理和縮小部102
を、信号113によって水平拡大縮小部103を、信号
114によって出力制御部104を制御する全体制御部
である。106から110までは、データバスであり、
画像データはデータバスを介して各部間に入出力され
る。111から114までは全体制御部105が各部に
出力する制御信号であり、各部は制御信号によって動作
が決定される。
【0015】次に図2を参照して垂直論理和縮小部10
2の構成について詳しく説明する。図2において、20
1は、垂直方向の論理和縮小処理の要求があった場合
に、データバス107とデータバス108を通る1ワー
ドの画像データの各ビットの論理和演算を行なったデー
タを出力する論理和演算部である。202は、論理和演
算部201が出力したデータを記憶するレジスタであ
る。全体制御部105の出力する制御信号112のう
ち、112aによって論理和演算部201は制御され、
112bによってレジスタ202は制御される。また、
203はデータバスであり、画像データはデータバス2
03を介して、論理和演算部201からレジスタ202
に入力される。
【0016】さらに図3を参照して水平拡大縮小部10
3について詳しく説明する。図3において、301は、
レジスタ及びシフタで構成され、垂直論理和縮小部10
2が出力した画像データをレジスタに格納し、格納した
画像データ中の処理を行なう画素がデータの一番左に来
るようにシフトを行ない、シフトした画像データを出力
する入力位置合わせ部である。302は、入力位置合わ
せ部301が出力したデータを入力とし、画像データの
拡大縮小処理を行なう拡大縮小部である。拡大縮小部3
02は、例えば特開昭60−084072号公報や特開
昭60−083182号公報に述べられている回路を用
いて容易に実現することができる。303は、レジスタ
及びシフタで構成され、拡大縮小部302が出力したデ
ータをレジスタに格納し、格納したデータ中の画素を出
力するビット位置にシフトし、シフトしたデータを出力
する出力位置合わせ部である。304は、出力位置合わ
せ部303が出力したデータをレジスタに格納し、1ワ
ードのデータ中に含まれる画素の処理が終了するまでデ
ータを格納し、1ワードのデータ中に含まれるすべての
画素の処理が終了した時点で、1ワードのデータを出力
するマスク部である。305から307までは、データ
バスであり、画像データはデータバスを介して各部に入
出力される。全体制御部の出力する制御信号113のう
ち、113aによって入力位置合わせ部301は制御さ
れ、113bによって拡大縮小部302は制御され、1
13cによって出力制御部303は制御され、113d
によってマスク部304は制御される。
【0017】また、図4を参照して全体制御部105に
具備される垂直拡大制御部について詳しく説明する。図
4において、401は、画像の垂直方向の拡大処理時
に、原画像の水平1ラインに対する拡大率を格納するレ
ジスタである。402は、水平拡大縮小部103から出
力制御部104にデータが出力されるたびに、格納され
ている値を”−1”するカウンタである。カウンタ40
2は、制御信号405に従って、その内容を”−1”す
る動作と、レジスタ401に格納されている値をデータ
バス403を通して格納する動作を行なう。制御信号4
04は、カウンタの内容が”0”になった時点で”1”
となる信号であり、全体制御部105は、信号404に
よって垂直方向の拡大処理の制御を行なう。
【0018】以上のように構成された画像拡大縮小処理
部について、その動作を説明する。本発明では2次元の
階調画像の拡大縮小を、画像の水平方向の拡大縮小処理
と画像の垂直方向の拡大縮小処理の2つの処理に分離し
て行なうことにより実現している。そこで、初めに水平
方向の拡大縮小処理のみを行なう場合の本発明の動作に
ついて説明し、次に垂直方向の拡大縮小処理を行なう場
合の本発明の動作について、水平方向の拡大縮小処理の
みを行なう場合との相違点を説明する。
【0019】初めに、水平方向の拡大縮小処理のみを行
なう場合の本発明の動作について説明する。入力制御部
101では原画像の水平1ラインに対応する画像データ
を画像メモリ100から読み出すためのアドレスを発生
し、そのアドレスに従って水平1ラインの画像データを
画像メモリ100から読み込み、1ワード単位に垂直論
理和縮小部102に出力する。垂直論理和縮小部102
では、論理和演算部201での論理和演算処理を行なわ
ず、入力制御部101からのデータをレジスタ202に
格納し、格納したデータを水平拡大縮小部103に出力
する。
【0020】水平拡大縮小部103では、垂直論理和縮
小部102から出力された画像データを入力位置合わせ
部301に入力する。入力位置合わせ部301では、垂
直論理和縮小部102が出力した画像データ中の、処理
を行なう最初の画素が画像データの一番左にくるように
シフト動作を行ない、シフトした画像データを縮小処理
部302に出力する。拡大縮小部302では、水平方向
の拡大処理の場合、拡大した結果が1ワードになるよう
に拡大処理を行ない、縮小の場合は入力位置合わせ部3
01が出力した1ワードの画像データを一括して縮小す
る処理を行ない、結果を出力位置合わせ部303に出力
する。出力位置合わせ部303では、拡大縮小部302
が出力した画像データを、出力するビット位置に合うよ
うにシフト動作を行ない、マスク部304に出力する。
マスク部304では、拡大処理の場合はマスク処理を行
ないデータを1ワード単位に出力制御部104へ出力
し、縮小処理の場合は1ワードの画像データが揃うまで
画像データを格納し、1ワードの画像データが揃った時
点でその画像データを出力制御部104へ出力する。以
下、水平拡大縮小部の動作の具体例を図5を用いて説明
する。図5では、1ワードが32ビットで構成され、1
画素が8ビットで構成される場合に、1ワード内の画素
列が(X、a1、a2、X)で構成される画像データを
水平方向に4倍に拡大する時の例を示している。ただ
し、Xで示した画素は処理には関係しない画素を表すも
のとし、拡大処理を行なう画素はa1、a2のみとす
る。一回めの処理では、まず入力位置合わせ部301
で、a1の画素がワードの一番左にくるようにシフト動
作を行なう。拡大縮小部302ではa1の画素を4倍に
拡大して出力位置合わせ部303に出力する。出力位置
合わせ部303では、画素列(a1、a1、a1、a
1)が所定のビット位置になるようにシフト動作を行な
い。マスク部304に出力する。マスク部304では、
画素列(X、a1、a1、a1)を出力制御部104に
出力し、画素列(a1、X、X、X)を内部に記憶す
る。二回めの処理では、入力位置合わせ部301で、a
2の画素がワードの一番左にくるようにシフト動作を行
なう。拡大縮小部302ではa2の画素を4倍に拡大し
て出力位置合わせ部303に出力する。出力位置合わせ
部303では、画素列(a2、a2、a2、a2)が所
定のビット位置になるようにシフト動作を行ない。マス
ク部304に出力する。マスク部304では、画素列
(X、a2、a2、a2)と、一回めの処理の時に内部
に記憶された画素列(a1、X、X、X)をマスク処理
して画素列(a1、a2、a2、a2)を作成し、出力
制御部104に出力する。またこの時、画素列(a2、
X、X、X)を内部に記憶する。三回目の処理では、入
力位置合わせ部301、拡大縮小部302、出力位置合
わせ部303は動作を行なわず、マスク部304から出
力制御部104に画素列(a2、X、X、X)を出力制
御部104に出力して全動作を終了する。
【0021】出力制御部104では、結果画像の水平1
ラインに対応する画像メモリ100のアドレスを発生
し、発生したアドレスに従って水平拡大縮小部103が
出力する画像データを1ワード単位に画像メモリ100
に書き込む。
【0022】本発明では、以上の動作を原画像のすべて
の水平ラインに対して行なうことにより、横方向の拡大
縮小処理を実現している。なお、本発明はパイプライン
構成をとっており、上記の各部における動作は並列に実
行される。
【0023】次に、垂直方向の拡大縮小処理について間
引き縮小、論理和縮小、拡大の3項目に分けて説明す
る。
【0024】(1)垂直方向の拡大処理 垂直方向の拡大処理の場合、水平方向の拡大縮小処理の
みを行なう場合との相違点は、水平方向拡大縮小部10
3から出力制御部104へ画像データを出力する時の処
理及び出力制御部104のメモリアクセスの動作が違う
という点にある。以下、その相違点について説明する。
【0025】垂直方向の拡大処理の場合、初めに、処理
を行なう原画像の水平1ラインに対応する結果画像のラ
イン数を算出し、その値をレジスタ401及びカウンタ
402に格納する。以下レジスタ401及びカウンタ4
02に格納する値をvとする。 水平拡大縮小部103
では、カウンタ402に設定されている値の回数だけ、
マスク部304が1ワードの画像データを出力制御部1
04に出力する。つまり、1ワードの画像データがv回
出力制御部に出力されることとなる。これは、1ワード
のデータを出力制御部に出力するたびに、カウンタ40
2の値を”−1”し、カウンタ402が”0”になるま
では水平拡大縮小部103が画像データを更新せずに同
じ画像データを出力するによって実現している。出力制
御部104では、走査方向を画像の垂直方向とし、画像
メモリ100中にv個の同じ画像データを書き込むこと
によって1ワードの垂直方向の拡大処理を実現する。1
ワードの処理が終了すると、レジスタ401に格納され
ている値がカウンタ402に再設定されるため、次の1
ワードもv回出力制御部104に出力されることとな
り、垂直方向の拡大を1ワード単位に連続して行なうこ
とができる。このようにして、入力制御部101が読み
込んだ水平1ラインすべての画像データに対して1ワー
ドづつ垂直方向の拡大処理を行なう。水平1ラインの画
像データの拡大処理が終了したら、原画像の次の水平1
ラインに対応する結果画像のライン数をレジスタ401
及びカウンタ402に設定し、再び水平1ラインの拡大
処理を行なう。以上の処理を原画像のすべてのラインに
対して行なうことにより、垂直方向の拡大を実現してい
る。
【0026】以下、具体例を図6(a)及び図6(b)
を参照して説明する。図6(a)及び図6(b)は、水
平方向が2ワード、垂直方向が2ラインで構成される原
画像を、横方向の拡大縮小処理を行なわず垂直方向に5
/2倍の拡大処理を行なった画像を得る時の例である。
垂直方向に5/2倍の拡大処理を実現するために、原画
像の1ラインめの拡大率を3倍とし、2ラインめの拡大
率を2倍としている。原画像の1ラインめの処理を行な
うために、初めにレジスタ401及びカウンタ402
に”3”を格納する。次に水平拡大縮小部103から、
画像データA1を3回出力制御部104に出力する。出
力制御部104では、水平拡大縮小部103から出力さ
れた画像データA1を図6に示すように、画像の垂直方
向を主走査とし、水平方向を副走査となるようにアドレ
スを発生させ、そのアドレスに従って画像メモリ100
に画像データA1を書き込む処理を3回行なう。画像デ
ータA1を3回出力制御部104に出力した後、カウン
タ402は、レジスタ401に格納されている値”3”
で再設定されるため、連続して画像データA2の処理
を、画像データA1と同様に行なうことができる。画像
データA2の処理が終了したら、今度はレジスタ401
及びカウンタ402に”2”を設定することによって原
画像の2ラインめの処理を、1ラインめの処理と同様に
行ない、垂直方向の拡大処理を実現する。
【0027】(2)垂直方向の間引き縮小処理 垂直方向の間引き縮小処理の場合、水平方向の拡大縮小
処理のみを行なう場合と相違点は、入力制御部101の
動作である。入力制御部101では、原画像のすべての
水平ラインの画像データを画像メモリ100から読み込
むのではなく、縮小率に応じて決定される水平ラインの
画像データのみを画像メモリ100から読み込むことに
より垂直方向の間引き縮小処理を実現している。
【0028】以下、具体例を図7(a)及び図7(b)
を参照して説明する。図7(a)及び図7(b)は、水
平方向が2ワード、垂直方向が5ラインで構成される原
画像を、横方向の拡大縮小処理を行なわず、垂直方向に
2/5倍の間引き縮小処理を行なった画像を得る時の例
である。垂直方向に2/5倍の間引き縮小を実現するた
めに、原画像の1ラインめが結果画像の最初の1ライン
となり、原画像の4ラインめが結果画像の2ラインめに
なるものとしている。入力制御部101では、まず原画
像の1ラインめの画像データA1、A2を読み込み、そ
の画像データを処理して結果画像の1ラインめとなるよ
うに、出力制御部104で画像メモリ100に書き込む
動作を行なう。次に原画像の2ラインめの画像データA
7、A8を読み込み、その画像データを処理して結果画
像の2ラインめとなるように出力制御部104で画像メ
モリ100に書き込む動作を行なう。以上の動作を行な
うことにより、垂直方向の間引き縮小処理を実現してい
る。
【0029】(3)垂直方向の論理和縮小処理 垂直方向の論理和縮小処理の場合、水平方向の拡大縮小
処理のみを行なう場合との相違点は、入力制御部101
及び垂直論理和縮小部102の動作である。入力制御部
101では、走査方向を画像の水平方向として水平1ラ
インのデータを1ワード単位に読み込むのではなく、画
像の垂直方向と主走査とし、水平方向を副走査として、
縮小率に応じて決定されるライン数の1ワードのデータ
を画像メモリ100から読み込み、そのデータを垂直論
理和縮小部102に出力する。垂直論理和縮小部102
では、入力制御部101から出力されたデータを、垂直
論理和縮小部102のレジスタ202に格納し、レジス
タの出力と次に入力制御部101から出力された画像デ
ータの論理和演算を論理和演算部201で各ワードに対
して行なうことにより垂直方向の論理和縮小処理を実現
している。
【0030】以下、具体例を図8(a)及び図8(b)
を参照して説明する。図8(a)及び図8(b)は、水
平方向が2ワード、垂直方向が5ラインで構成される原
画像を、横方向の拡大縮小処理を行なわず、垂直方向に
2/5倍の論理和縮小処理を行なった画像を得る時の例
である。垂直方向に2/5倍の論理和縮小処理を実現す
るために、原画像の最初の3ラインが結果画像の最初の
1ラインめとなり、原画像の次の2ラインが結果画像の
2ラインめになるものとしている。入力制御部101で
は、まず原画像の1ラインめの画像データA1を読み込
み、次に2ラインめの画像データA3を読み込み、最後
に3ラインめの画像データA5を読み込む。垂直論理和
縮小部102では、画像データA1、A3、A5に対し
て論理和演算を行ない、演算が終了した時点で、画像デ
ータ(A1+A3+A5)を水平拡大縮小部103へ出
力する。次に、画像データA2、A4、A6に対しても
同様の処理を行ない、画像データ(A2+A4+A6)
を得る。出力制御部104では、画像データ(A1+A
3+A5)を結果画像の1ラインめの1ワードめに書き
込み、画像データ(A2+A4+A6)を結果画像の1
ラインめの2ワードめに書き込み、1ラインめの処理を
終了する。同様に、入力制御部101で、原画像の4ラ
インめの画像データA7と5ラインめの画像データA9
を読み込み、画像データ(A7+A9)を出力制御部1
04で結果画像の2ラインめの1ワードめに書き込む。
最後に入力制御部101で、原画像の4ラインめの画像
データA8と5ラインめの画像データA10を読み込
み、画像データ(A8+A10)を出力制御部104で
結果画像の2ラインめの2ワードめに書き込む。以上の
動作を行なうことにより、垂直方向の論理和縮小処理を
実現している。
【0031】なお、垂直方向の論理和縮小処理を行なう
場合に、垂直論理和縮小部102における演算処理の終
了の制御は、入力制御部での1回の垂直方向の走査の最
後に読み込んだ画像データ(上記の具体例に示した画像
データA5、A6、A9、A10)に対して、処理の終
了を表す付帯情報をつけることによって容易に実現する
ことができる。また、垂直方向の拡大処理に示したよう
な、垂直方向の縮小率を格納するレジスタ及びカウンタ
を全体制御部105に具備することによっても容易に実
現することができる。
【0032】なお本発明では、原画像を記憶する画像メ
モリと、結果画像を記憶する画像メモリを同じ画像メモ
リとしたが、高速なメモリアクセスを実現するために、
原画像を記憶する画像メモリと結果画像を記憶する画像
メモリを分離し、それぞれ独立にアクセスすることは本
発明の構成で容易に実現することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は、画像メモリと、
画像メモリから画像データを読み込む入力制御部と、前
記入力制御部の出力を入力とする垂直論理和縮小部と、
前記垂直論理和縮小部の出力を入力とする水平拡大縮小
部と、前記水平拡大縮小部の出力を入力とし、画像メモ
リへ画像データを書き込む出力制御部と、前記各部を制
御する全体制御部を設けることにより、2次元の画像の
拡大縮小処理を水平方向の拡大縮小処理と垂直方向の拡
大縮小処理とに分離し、水平方向の拡大処理と間引き縮
小処理と論理和縮小処理は前記水平拡大縮小部で実現
し、垂直方向の間引き縮小は前記入力制御部で実現し、
垂直方向の論理和縮小は前記垂直論理和縮小部で実現
し、垂直方向の拡大処理は垂直方向の拡大率によって決
定される回数だけ前記水平拡大縮小部から同じ画像デー
タを繰り返し前記出力制御部へ出力することによって実
現することができ、かつ前記入力制御部と前記水平拡大
縮小部と前記出力制御部を並列に動作させることで高速
な画像の拡大縮小処理を行なうことができる優れた画像
拡大縮小装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像拡大縮小装置の
ブロック図
【図2】本発明の一実施例における図1の垂直論理和縮
小部102のブロック図
【図3】本発明の一実施例における図1の水平拡大縮小
部103のブロック図
【図4】本発明の一実施例における図1の全体制御部1
04が具備する垂直拡大制御部のブロック図
【図5】本発明の一実施例における図1の水平拡大縮小
部103の動作を説明するための概念図
【図6】(a)本発明の一実施例及び従来の画像の垂直
方向の拡大処理を説明するための概念図 (b)本発明の一実施例及び従来の画像の垂直方向の拡
大処理における走査方向を説明するための概念図
【図7】(a)本発明の一実施例及び従来の画像の垂直
方向の間引き縮小処理を説明するための概念図 (b)本発明の一実施例及び従来の画像の垂直方向の間
引き縮小処理における走査方向を説明するための概念図
【図8】(a)本発明の一実施例及び従来の画像の垂直
方向の論理和縮小処理を説明するための概念図 (b)本発明の一実施例及び従来の画像の垂直方向の論
理和縮小処理における走査方向を説明するための概念図
【図9】従来の画像の拡大処理を説明するための概念図
【図10】従来の画像の間引き縮小処理及び論理和縮小
処理を説明するための概念図
【図11】従来の画像拡大縮小装置のブロック図
【符号の説明】
100 画像メモリ 101 入力制御部 102 垂直論理和縮小部 103 水平拡大縮小部 104 出力制御部 105 全体制御部 201 論理和演算部 202 レジスタ 301 入力位置合わせ部 302 拡大縮小部 303 出力位置合わせ部 304 マスク部 401 レジスタ 402 カウンタ 1100 画像メモリ 1101 入出力制御部 1102 水平拡大縮小部 1103 演算部 1104 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上杉 明夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小野寺 千香 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 高山 久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像と結果画像の画像データを記憶する
    画像メモリと、前記画像メモリから画像データを読み込
    む入力制御部と、前記入力制御部の出力を入力とし垂直
    方向の論理和に基づく論理和縮小処理を行う垂直論理和
    縮小部と、前記垂直論理和縮小部の出力を入力とし水平
    方向の拡大処理と画素を間引くことによる間引き縮小処
    理と画素の論理和演算に基づく論理和縮小処理を行う水
    平拡大縮小部と、前記水平拡大縮小部の出力を入力とし
    前記画像メモリへ画像データを書き込む出力制御部と、
    前記入力制御部と前記垂直論理和縮小部と前記水平拡大
    縮小部と前記出力制御部の制御を行う全体制御部を備え
    た画像拡大縮小装置。
  2. 【請求項2】垂直論理和縮小部が、論理和演算部と、前
    記論理和演算部の演算結果を記憶する記憶部で構成さ
    れ、前記記憶部の内容と入力制御部の出力の論理和演算
    を前記論理和演算部で行ない前記記憶部の内容を更新す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像拡大縮小装置。
  3. 【請求項3】全体制御部が、原画像の水平1ラインに対
    する垂直方向の拡大率を記憶する記憶部と、前記記憶部
    の内容を初期値とし、水平拡大縮小部から出力制御部に
    画像データが出力されるたびに値を変化させるカウンタ
    で構成され、前記カウンタの値が所定の値になった時点
    で前記水平拡大縮小部の内容を更新し、かつ前記カウン
    タの内容を前記記憶部の内容で更新する動作を前記水平
    1ラインに対する垂直方向の拡大処理が終了するまで行
    ない、前記水平1ラインに対する垂直方向の拡大処理が
    終了した時点で、前記水平1ラインの次の水平1ライン
    に対する垂直方向の拡大率で前記記憶部の内容を更新す
    ることを特徴とする垂直拡大制御部を具備する請求項1
    記載の画像拡大縮小装置。
  4. 【請求項4】原画像の画像データを記憶する第1の画像
    メモリと、結果画像の画像データを記憶する第2の画像
    メモリと、前記第1の画像メモリから画像データを読み
    込む入力制御部と、前記入力制御部の出力を入力とし垂
    直方向の論理和に基づく論理和縮小処理を行う垂直論理
    和縮小部と、前記垂直論理和縮小部の出力を入力とし水
    平方向の拡大処理と画素を間引くことによる間引き縮小
    処理と画素の論理和演算に基づく論理和縮小処理を行う
    水平拡大縮小部と、前記水平拡大縮小部の出力を入力と
    し前記第2の画像画像メモリへ画像データを書き込む出
    力制御部と、前記入力制御部と前記垂直論理和縮小部と
    前記水平拡大縮小部と前記出力制御部の制御を行う全体
    制御部を備え、前記入力制御部と前記出力制御部がそれ
    ぞれ独立してメモリアクセスを行なうことを特徴とする
    画像拡大縮小装置。
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