JPH07320053A - 画像回転処理装置 - Google Patents

画像回転処理装置

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JPH07320053A
JPH07320053A JP6138290A JP13829094A JPH07320053A JP H07320053 A JPH07320053 A JP H07320053A JP 6138290 A JP6138290 A JP 6138290A JP 13829094 A JP13829094 A JP 13829094A JP H07320053 A JPH07320053 A JP H07320053A
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JP
Japan
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image
block
rotated
rotation
memory
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Application number
JP6138290A
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English (en)
Inventor
Taketoshi Yamashita
武利 山下
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2値化した画像情報をデータ幅Nビットで処
理を行う画像回転処理装置において、画像メモリの容量
を節約し、かつ、処理を速くすること。 【構成】 原画像をNワード毎にブロック化して画像メ
モリ1 に蓄積する。データ転送装置6は、順次指定され
るブロック画像を、前記画像メモリ1 から2組の画像回
転装置7a,7b へ交互に転送する。画像回転装置7a,7b で
は、前記原画像のブロック画像を90°単位で回転さ
せ、出力された回転ブロック画像は、データ転送装置6
により、画像メモリ内の前記原画像が格納されていた領
域の回転後位置に転送する。データ転送制御手段5 は、
回転ブロック画像の回転後位置にある原画像のブロック
画像を画像メモリから転送してから、回転ブロック画像
を該回転後位置に転送するようにデータ転送装置6 を制
御する。その際、各ワード毎に1回のアドレス出力で画
像メモリに対するデータ読み出しと書き込みを行うよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2値化した画像情報を
90°単位で回転処理する画像回転処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像回転処理としては、ソフトウ
ェア処理で画像を回転させる方式、すなわち、画像メモ
リ内の画像情報について、ドット単位で座標を変換する
ための演算を行って画像を回転させる方式と、専用の画
像回転処理装置を設けて画像を回転させる方式とがあっ
た。その内、2値化した画像情報を90°単位で回転処
理する場合は、比較的短時間で回転処理が実行できる、
専用の画像回転処理装置を設けて画像を回転させる後者
の方式が主として採用されている。以下に、その例を説
明する。
【0003】(第1の従来技術)図10は、第1の従来
技術を示すブロック図である。図10において、1は画
像メモリ、4はCPU(中央処理装置)、9はバス、2
1は行アドレスレジスタ、22は列アドレスレジスタ、
23はデータレジスタである。この画像回転処理装置
は、アドレスを行アドレスと列アドレスに分割して画像
メモリ1にアクセスできるようにし、その書込,読出ア
ドレスをコントロールすることにより、画像メモリ1に
格納された1ページ分の画像を90°単位で回転させて
出力するものである。例えば、画像を90°回転させる
場合、画像メモリ1に画像を書き込む際に行アドレスレ
ジスタ21の値を更新しながら1画素ずつ書き込んでい
く。そして、行アドレスレジスタ21の値が所定値にな
る毎にその値をリセットすると共に、列アドレスレジス
タ22の値を更新し、前の行と同様に、次の行を1画素
ずつ書き込んでいく。
【0004】そして、画像を出力する場合は、画像メモ
リ1への書込時のアドレスの行アドレスと列アドレスを
入れ換えて、列アドレスレジスタ22の値を更新しなが
ら1画素ずつ読み出す。そして、列アドレスレジスタ2
2の値が所定値になる毎にその値をリセットすると共
に、行アドレスレジスタ21の値を更新し、前の列と同
様に次の列を1画素ずつ読み出していく。そのようにし
て、読み出したデータは、順次データレジスタ23を介
してプリンタ等の画像出力装置(図示せず)に出力して
いく。
【0005】(第2の従来技術)図11は、第2の従来
技術を示すブロック図である。符号は、図10のものに
対応し、10はシフトレジスタ、11は行レジスタ、1
2は列レジスタである。画像メモリ1には、図13に示
すように、原画像情報を格納するための原画像格納領域
1 と回転画像情報を格納するための回転画像格納領域
2 とを設ける。原画像情報は、Nビット×Nワードか
らなるブロック毎に原画像格納領域I1 から順次シフト
レジスタ10に入力し、それを出力させながら90°単
位の画像回転を行う。すなわち、画像メモリ1の原画像
格納領域I1 から原画像の1ブロックを1行ずつ行レジ
スタ11を介して、シフトレジスタ10に転送した後、
列レジスタ12を介して該ブロックの画像を1列ずつ読
み出すようにする。そして、そのようにして読み出した
データは、画像メモリ1の回転画像格納領域I2 の回転
後のブロック位置に行方向に順次格納する。以下同様に
して、全ブロックの回転画像が画像メモリ1に格納され
た後、格納された1ページ分の回転画像情報は、プリン
タ等の画像出力装置(図示せず)に出力される。なお、
上記シフトレジスタ10の代わりに、マトリックスメモ
リを用いたものもある。
【0006】(第3の従来技術)図12は、第3の従来
技術を示すブロック図である。符号は、図10のものに
対応し、7は画像回転装置、24は入力データバッフ
ァ、25は出力データバッファである。上記第2の従来
技術と同様に、画像メモリ1には、図13に示すよう
な、原画像格納領域I1 と回転画像格納領域I2 とを設
ける。原画像情報は、Nビット×Nワードからなるブロ
ック毎に原画像格納領域I1 から入力データバッファ2
4に入力される。セレクタ等により構成される画像回転
装置7は、指定された回転角に従って、入力データバッ
ファ24内の画像情報を回転処理してから出力データバ
ッファ25に格納する。そして、出力データバッファ2
5から読み出した回転ブロック画像は、画像メモリ1の
回転画像格納領域I2 の回転後のブロック位置に順次格
納する。そのようにして、全ブロックの回転画像が画像
メモリ1の回転画像格納領域I2 に格納された後、格納
された1ページ分の回転画像情報は、プリンタ等の画像
出力装置(図示せず)に出力される。
【0007】なお、このような画像処理装置に関連する
従来の文献としては、例えば、特開昭64−8487号
公報,特開平1−95063号公報,特開昭60−12
6769号公報,特開平3−36671号公報,特開平
3−6776号公報等がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)しかしながら、前記した各従来技術には、次
のような問題点があった。第1の問題点は、上記第1の
従来技術では、画像メモリ1や画像メモリ1用のアドレ
ス発生装置(図示せず)が特殊化されて装置が複雑にな
る。また、連続的なアドレス空間を有する汎用メモリを
使った場合には、処理速度が低下してしまうという点で
ある。第2の問題点は、上記第1の従来技術では、画像
メモリ1として、取り扱う最大画像より大きいサイズの
メモリを用意する必要があったため、メモリの使用効率
が低くなってしまうという点である。
【0009】第3の問題点は、上記第2,第3の従来技
術では、画像メモリ1に原画像格納領域I1 と回転画像
格納領域I2 の2つの領域を確保する必要があり、その
分大きなサイズのメモリが必要になるという点である。
第4の問題点は、上記第2,第3の従来技術では、Nビ
ット×Nワードの画像を回転させるために少なくとも2
N回の画像転送が必要であり、処理速度の向上に限界が
あるという点である。
【0010】(問題点の説明)まず第1の問題点につい
て説明する。上記第1の従来技術では、画像メモリ1の
アドレスを行アドレスと列アドレスに分割してアクセス
するようにしているため、画像メモリ1として、マトリ
ックス状のアドレス空間を有するメモリが必要になる。
そのため、画像メモリ1用のアドレス発生装置として
も、アドレスを行アドレスと列アドレスに分割して出力
できる必要があり、装置が複雑になる。それを避けるた
め、連続的なアドレス空間を有する汎用メモリを使った
場合には、行アドレスと列アドレスに分割されたアドレ
スを、連続的なアドレスに変換するのに、いちいち計算
しながら処理する必要があるため、処理速度が低下して
しまう。
【0011】次に第2の問題点について説明する。上記
第1の従来技術では、原画像が縦長でも横長でも対応で
きる必要があり、画像メモリ1として、行方向,列方向
共に、該画像回転処理装置で取り扱う最大画像の長辺に
相当する画素数を有するメモリが必要になる。例えば、
取り扱う最大画像が、B4サイズの場合、画像メモリ1
としては、行方向,列方向共B4サイズの長辺に相当す
る画素数が必要になり、取り扱う最大画像B4サイズよ
り大きいサイズのメモリを用意する必要があった。
【0012】次に第3の問題点について説明する。上記
第2,第3の従来技術では、画像メモリ1から原画像を
1ブロック分ずつ読み出し、それに回転処理を加えた
後、再び画像メモリ1に戻す。そのため、画像メモリ1
に原画像格納領域I1 と回転画像格納領域I2 の2つの
領域を確保する必要があり、原画像2ページ分のサイズ
のメモリが必要になる。
【0013】次に第4の問題点について説明する。上記
第2,第3の従来技術では、1ブロック、すなわち、N
ビット×Nワードずつ回転処理をするが、その際、例え
ば、第2の従来技術では、画像メモリ1からシフトレジ
スタ10、及び、シフトレジスタ10から画像メモリ1
へとそれぞれ1ワードずつN回、合計2N回の画像転送
が必要となる。そして、その各回毎に画像メモリ1に対
してアドレスを出力し、データの読み出しや書き込みを
行うことになる。
【0014】それを図に示すと図6(イ)のようにな
る。図6(イ)は、1ブロックを8ビット×8ワードと
して処理する場合で示している。読出サイクルで画像メ
モリ1の原画像格納領域I1 から原画像情報を1ブロッ
ク分読み出した後、書込サイクルでは、回転処理を加え
ながら先に読み出した1ブロック分のデータを、画像メ
モリ1の原画像格納領域I1 とは異なる回転画像格納領
域I2 中の所定のブロック位置に書き込む。その際、読
出サイクルでは、読み出し位置に対応する八つのアドレ
スを順次出力し、各アドレスが出力される毎に読出信号
を与えてデータD1 〜D8 を1ワードずつ読み出してい
く。また同様に、書込サイクルでは、書き込み位置に対
応する八つのアドレスを順次出力し、各アドレスが出力
される毎に書込信号を与えて回転処理後のデータD1
8を1ワードずつ書き込んでいく。
【0015】このように、1ブロックの読み出し及び書
き込みに2N回のアドレス出力を伴う画像転送を行う
と、その分処理に時間がかかることになり、処理速度を
向上させることが困難になる。そのことは、第3の従来
技術における画像メモリ1と入,出力データバッファ2
4,25との間の転送でも同様である。本発明は、以上
のような問題点を解決することを課題とするものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の画像回転処理装置では、2値化した画像情
報についてNビット単位のデータ処理で回転処理を行う
画像回転処理装置において、原画像をNビット×Nワー
ド毎のブロック画像にブロック化して蓄積する画像メモ
リと、前記原画像のブロック画像を90°単位で回転さ
せる2組の画像回転手段と、指定されたブロック画像を
前記画像メモリから前記2組の画像回転手段へ交互に転
送し、画像回転手段から出力された回転ブロック画像を
画像メモリ内の前記原画像が格納されていた領域の回転
後ブロック位置に転送するデータ転送手段と、回転ブロ
ック画像を回転後ブロック位置に転送する際に、回転後
ブロック位置にある原画像のブロック画像が未回転であ
る場合には、該ブロック画像を前記画像回転手段に転送
した後、回転ブロック画像を回転後ブロック位置に転送
し、前記回転後ブロック位置にある原画像のブロック画
像が回転済であり、かつ、他ブロックに未回転ブロック
画像が残っている場合には、該未回転ブロック画像を前
記画像回転手段に転送し、回転ブロック画像を回転後ブ
ロック位置に転送するように前記データ転送手段を制御
するデータ転送制御手段とを具えることとした。また、
2値化した画像情報についてNビット単位のデータ処理
で回転処理を行う画像回転処理装置において、原画像を
Nビット×Nワード毎のブロック画像にブロック化して
蓄積する画像メモリと、ブロック画像を蓄積する2つの
原画像蓄積手段と、前記原画像蓄積手段から転送された
ブロック画像を90°単位で回転する画像回転手段と、
前記画像回転手段から出力された回転ブロック画像を蓄
積する2つの回転画像蓄積手段と、指定されたブロック
画像を前記画像メモリから前記2つの原画像蓄積手段に
交互に転送し、回転ブロック画像を前記2つの回転画像
蓄積手段から交互に画像メモリ内の前記原画像が格納さ
れていた領域の回転後ブロック位置に転送するデータ転
送手段と、回転ブロック画像を回転後ブロック位置に転
送する際に、回転後ブロック位置にある原画像のブロッ
ク画像が未回転である場合には、該ブロック画像を前記
一方の原画像蓄積手段に転送した後、回転ブロック画像
を回転画像蓄積手段から回転後ブロック位置に転送し、
前記回転後ブロック位置にある原画像のブロック画像が
回転済であり、かつ、他ブロックに未回転ブロック画像
が残っている場合には、該未回転ブロック画像を前記原
画像蓄積手段に転送し、回転ブロック画像を回転画像蓄
積手段から回転後ブロック位置に転送するように前記デ
ータ転送手段を制御するデータ転送制御手段とを具える
こととした。そしてまた、前記各画像回転処理装置にお
いて、原画像の或るブロック画像を転送した後、他のブ
ロック画像の回転ブロック画像を前記或るブロック画像
の位置に転送する際に、各ワード毎に1回のアドレス出
力で画像メモリからのデータ読み出しと画像メモリへの
データ書き込みを行うこととした。
【0017】
【作 用】原画像をNビット×Nワード毎にブロック
化して画像メモリに蓄積し、指定されたブロック画像
を、データ転送手段により前記画像メモリから2組の画
像回転手段へ交互に転送する。画像回転手段では、前記
原画像のブロック画像を90°単位で回転させ、出力さ
れた回転ブロック画像は、データ転送手段により画像メ
モリ内の前記原画像が格納されていた領域の回転後ブロ
ック位置に転送する。データ転送制御手段は、前記回転
後ブロック位置にある原画像のブロック画像が未回転で
ある場合には、該ブロック画像を前記画像回転手段に転
送した後、回転ブロック画像を回転後ブロック位置に転
送するように前記データ転送手段を制御する。また、前
記回転後ブロック位置にある原画像のブロック画像が回
転済であり、かつ、他ブロックに未回転ブロック画像が
残っている場合には、該未回転ブロック画像を前記画像
回転手段に転送し、回転ブロック画像を回転後ブロック
位置に転送するように前記データ転送手段を制御する。
【0018】また、原画像をNビット×Nワード毎にブ
ロック化して画像メモリに蓄積し、指定されたブロック
画像を、データ転送手段により前記画像メモリから2つ
の原画像蓄積手段に交互に転送する。画像回転手段で
は、前記2つの原画像蓄積手段から転送されたブロック
画像を90°単位で回転させ、出力された回転ブロック
画像は、2つの回転画像蓄積手段に交互に蓄積する。回
転画像蓄積手段に蓄積された回転ブロック画像は、デー
タ転送手段により画像メモリ内の前記原画像が格納され
ていた領域の回転後ブロック位置に転送する。データ転
送制御手段は、前記回転後ブロック位置にある原画像の
ブロック画像が未回転である場合には、該ブロック画像
を前記一方の原画像蓄積手段に転送した後、回転ブロッ
ク画像を回転画像蓄積手段から回転後ブロック位置に転
送するように前記データ転送手段を制御する。また、前
記回転後ブロック位置にある原画像のブロック画像が回
転済であり、かつ、他ブロックに未回転ブロック画像が
残っている場合には、該未回転ブロック画像を前記原画
像蓄積手段に転送し、回転ブロック画像を回転画像蓄積
手段から回転後ブロック位置に転送するように前記デー
タ転送手段を制御する。
【0019】そしてまた、そのような画像回転処理装置
において、原画像の或るブロック画像を転送した後、他
のブロック画像の回転ブロック画像を前記或るブロック
画像の位置に転送する際に、各ワード毎に1回のアドレ
ス出力で画像メモリからのデータ読み出しと画像メモリ
へのデータ書き込みを行う。
【0020】そのため、画像メモリは、アドレスを行ア
ドレスと列アドレスとに分割してアクセスする必要はな
く、連続的なアドレス空間を有する汎用メモリを使用す
ることができるので、前記第1の従来技術の場合のよう
な特殊なメモリを用いる必要はない。その結果、画像メ
モリに対するアドレス発生装置も特殊化されず、装置が
複雑化することがない。また、画像メモリとして、連続
的なアドレス空間を有する汎用メモリを使用し、データ
は単にアドレスに従って連続的に格納していくだけであ
るので、原画像が縦長であっても横長であっても、最大
画像サイズを超える容量は必要とせず、メモリの使用効
率は低下しない。
【0021】そしてまた、回転画像情報の画像メモリへ
格納は、原画像情報が格納されていたのと同じ領域に格
納するので、画像メモリには、原画像情報を格納するだ
けの領域を確保すればよく、回転画像情報のための領域
を別途確保する必要はない。その結果、画像メモリのサ
イズを小さくすることができる。さらにまた、原画像の
ブロック画像と回転ブロック画像の転送時、各ワード毎
に1回のアドレス出力で画像メモリからのデータ読み出
しと画像メモリへのデータ書き込みを行うようにすれ
ば、その分、アドレス出力の回数を減らせることにな
る。その結果、1ブロック、Nビット×Nワードの画像
を回転させるために2N回より少ない回数のアドレス出
力で転送でき、その分、処理を高速化することができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の概略の構成を示すブロッ
ク図である。符号は、図10のものに対応し、2はメモ
リ、3はフラグテーブル、5はデータ転送制御手段、6
はデータ転送装置、7a,7bは画像回転装置、8a,
8bは出力バッファ、9Aはアドレスバス、9Cはコン
トロールバス、9Dはデータバスである。
【0023】画像メモリ1には、2値化された原画像を
Nビット×Nワードにブロック化して蓄積する。例え
ば、図2に示すように、行方向24ドット,列方向32
ドットの原画像を、1ブロックが8ドット×8ワードか
ら成る横3ブロック×縦4ブロックの12ブロックに分
割し、ブロック1,ブロック2,・・・,ブロックCの
順に蓄積する。なお、図2では、理解を容易にするた
め、原画像として各ブロック毎にブロック番号に対応さ
せた数字を示している。一方、画像メモリ1のアドレス
と各ブロックとの関係を示すと図3のようになる。図3
(イ)に示すように、実際には、各ブロックはアドレス
0〜アドレス95まで連続的に格納される。また、各ブ
ロック内には、図3(ロ)に示すように、0〜7の8ワ
ード分の画像情報が連続的に配置される。
【0024】メモリ2には、画像メモリ1中にブロック
化されて格納されている原画像のブロック毎に回転処理
済か否かを示すフラグテーブル3を持たせる。なお、図
1では、画像メモリ1とメモリ2とを別々に示している
が、1つのメモリに両方の機能を持たせることもでき
る。データ転送制御手段5は、メモリ2内に格納されて
いるプログラムによって動作するCPU4により構成さ
れ、処理対象となるブロック画像を読み出すべき画像メ
モリ1のアドレスと回転後ブロック画像を書き込むべき
画像メモリ1のアドレスとを順次計算し、それらをデー
タ転送モードと共にデータ転送装置6に通知する。デー
タ転送装置6は、DMA(Direct Memory Access)コント
ローラ等で構成され、データ転送制御手段5により指定
されたデータ転送モードに従って、画像メモリ1に対す
るアドレス及び読出/書込信号と、画像回転装置7a,
7b,出力バッファ8a,8bに対する制御信号とを発
生して1ブロック単位のデータ転送を行う。
【0025】画像回転装置7a,7bは、シフトレジス
タ,マトリックスメモリ等を使用して、画像を行方向に
Nワード書き込んだ後、列方向にNワード読み出すこと
により、1ブロックの画像を90°回転させる。出力バ
ッファ8a,8bは、画像回転装置7a,7bの出力を
データバス9Dに出すか止めるかのゲートを行う。アド
レスバス9Aは、画像メモリ1に対するアドレスを伝送
する。コントロールバス9Cは、画像メモリ1に対する
読出/書込信号を伝送する。データバス9Dは、画像メ
モリ1と画像回転装置7a,7b、出力バッファ8a,
8bとの間で画像情報を伝送する。
【0026】図4は、回転前と回転後の画像メモリ中の
画像の配置を示す図である。図4(イ)の原画像を反時
計方向に90°回転させると図4(ロ)のようになる。
しかし、実際は、画像メモリ1の中では、図3(イ)に
示したものと同様に、各ブロックは、ブロック3,ブロ
ック6,ブロック9,ブロックC,ブロック2,・・・
というように連続的に格納されるので、結局、図4
(ロ)は原画像の図4(イ)に対応させて図4(ハ)と
表すこともできる。
【0027】すなわち、図4(イ)の原画像を反時計方
向に90°回転させるには、ブロック1の画像を90°
回転させてからブロック9があった位置に書き込む。そ
して、ブロック9の画像は、90°回転させてからブロ
ック3があった位置に書き込み、ブロック3の画像は、
90°回転させてからブロック1があった位置に書き込
むというような処理を繰り返していけば、図4(ハ)の
ように回転画像が画像メモリ1に書き込まれる。図4
(ハ)のように画像メモリ1に書き込まれた画像は、図
4(ロ)に示すような画像配置になるように画像メモリ
1から読み出して出力すれば、図4(イ)に示す原画像
を90°回転した画像出力が得られることになる。
【0028】図5は、本発明による画像回転処理を説明
するための図である。符号は、図1のものに対応してい
る。まず、原画像のブロック1のデータを画像メモリ1
から一方の画像回転装置7aに8ワード分転送する(図
5(イ))。その時、他方の画像回転装置7bには、デ
ータは入力されていない。次に、ブロック1の回転後の
位置にある原画像のブロック9のデータを、画像メモリ
1から他方の画像回転装置7bに8ワード分転送し、画
像回転装置7aで回転処理した後のブロック1のデータ
を画像メモリ1のブロック9のデータが書き込まれてい
た位置に転送する(図5(ロ))。
【0029】次に、ブロック9の回転後の位置にある原
画像のブロック3のデータを、画像メモリ1から画像回
転装置7aに転送し、画像回転装置7bで回転処理した
後のブロック9のデータを画像メモリ1のブロック3の
データが書き込まれていた位置に転送する(図5
(ハ))。次に、ブロック3の回転後の位置にある原画
像のブロック1のデータは、既に回転処理を終了してい
て画像回転装置に転送する必要がないので、その隣の未
回転のデータである原画像のブロック2のデータを、画
像メモリ1から画像回転装置7bに転送し、画像回転装
置7aで回転処理した後のブロック3のデータを画像メ
モリ1のブロック1のデータが書き込まれていた位置に
転送する(図5(ニ))。以下、同様にして順次データ
の転送を行い(図5(ホ)〜図5(ヲ))、最後に、画
像回転装置7bで回転処理した後のブロック8のデータ
を画像メモリ1のブロック7のデータが書き込まれてい
た位置に転送する(図5(ワ))。
【0030】図6は、本発明による画像メモリアクセス
を説明するためのタイミングチャートである。図6
(イ)は、先に説明したように、従来の画像回転処理装
置における画像メモリアクセスのタイミングチャートを
示しており、図6(ロ)が本発明のものである。本発明
の場合、例えば、図5に示した例におけるブロック9の
データを読み出して、そのあとにブロック1の回転後の
データを書き込むとき(図5(ロ))のように、ほとん
どの場合、データを読み出すブロック位置と書き込むブ
ロック位置とが同じ、すなわち、読出アドレスと書込ア
ドレスが同じになる。そのとき、図6(ロ)に示すよう
に、八つのアドレス0〜7を順次出力するが、各アドレ
スが出力される毎に読出信号と書込信号の両方を交互に
与えるようにする。そのようにすれば、各ワード毎に1
度のアドレス出力でデータD1 〜D8 の読み出しとデー
タd1 〜d8 の書き込みを行うことができ、図6(イ)
の場合と比較して、処理時間を大幅に短縮することがで
きる。
【0031】なお、図5(ニ)の場合のように、データ
を読み出すブロック位置と書き込むブロック位置とが同
じにならない場合も生じるが、そのような場合は、図6
(イ)の従来のものと同様に、読み出しサイクルと書き
込みサイクルとを別々に分けて処理する。また、処理時
間を短縮する必要がなければ、データを読み出すブロッ
ク位置と書き込むブロック位置とが同じ場合でも、従来
のものと同様に、読出サイクルと書込サイクルとを別々
に行うようにしてもよい。
【0032】次に、本発明のデータ転送制御手段の動作
を説明する。図7は、本発明のデータ転送制御手段の処
理を示すフローチャートである。 ステップ1…入力側の画像回転装置を指定する信号Rin
として、一方の画像回転装置7aを示す「A」、出力側
の画像回転装置を指定する信号Rout として、他方の画
像回転装置7bを示す「B」に設定する。また、原画像
の読出アドレス(ブロック番号)Ardとしてブロック1
を示す「1」、回転画像の書込アドレス(ブロック番
号)Awrとして出力しないことを示す「off」、モー
ド信号modeを読出モードを示す信号「RD」に設定
する。 ステップ2…データ転送装置6(図1参照)を起動し、
その時設定されている信号Rin,信号Rout ,読出アド
レス(ブロック番号)Ard,書込アドレス(ブロック番
号)Awr及びモード信号modeをデータ転送装置6に
与え、それらに従ってデータ転送を行わせる。 ステップ3…いままで入力側に指定されていた画像回転
装置を出力側に指定し、出力側に指定されていたものを
入力側に指定する。また、読出アドレス(ブロック番
号)Ardにある画像の回転後ブロック位置を書込アドレ
ス(ブロック番号)Awrとして計算し、その結果算出さ
れた書込アドレス(ブロック番号)Awrを新たな読出ア
ドレス(ブロック番号)Ardとして指定する。 ステップ4…フラグテーブル3を調べて、読出アドレス
(ブロック番号)Ardにある画像が未回転であるか否か
を判別する。 ステップ5…未回転であれば、モード信号modeを、
読み出しと書き込みとを一回のアドレス出力で行うモー
ドを示す信号「RMW」に設定する。その時、読出アド
レス(ブロック番号)Ardに対応するフラグテーブル3
のフラグをセットして、そのブロックの画像が回転済で
あることを示す。
【0033】ステップ6…ステップ4で未回転でなけれ
ば、読出アドレス(ブロック番号)ArdをArd+1とし
て、隣のブロックに指定し直す。 ステップ7…フラグテーブル3を調べて、指定し直した
読出アドレス(ブロック番号)Ardにある画像が未回転
であるか否かを判別する。 ステップ8…未回転であれば、モード信号modeを、
1ブロック読み出し後1ブロック書き込むモードを示す
信号「RD+WR」に設定する(なお、この場合、読み
出しと書き込みの順序は逆でもよい)。その時、読出ア
ドレス(ブロック番号)Ardに対応するフラグテーブル
3のフラグをセットして、そのブロックの画像が回転済
であることを示す。
【0034】ステップ9…ステップ7で未回転画像でな
ければ、フラグテーブル3を調べて、全てのブロックの
画像の回転処理が終了したか否かを判別する。 ステップ10…終了したら、モード信号modeを、画
像回転装置7aまたは7bに残っている最後の回転画像
の書き込みのみを行うモードを示す信号「WR」に設定
する。また、読出アドレス(ブロック番号)Ardは「o
ff」にする。 ステップ11…データ転送装置6を起動し、その時設定
されているモード信号mode(=WR)に従って、信
号Rout で指定された画像回転装置から、書込アドレス
(ブロック番号)Awrへの回転画像のデータ転送を行わ
せる。
【0035】図8は、画像回転装置の一例を示す図であ
る。符号は、図1,図11のものに対応し、13は行レ
ジスタ、14は列レジスタである。画像メモリ1(図1
参照)から、データバス9Dを介して画像回転装置7a
または7bに原画像の1ブロック分を転送するのに、ま
ず、行レジスタ11に最初の1ワードを入れ、行レジス
タ11からシフトレジスタ10に転送する。続いて、次
の1ワードを行レジスタ11を介してシフトレジスタ1
0に転送する。そのとき、前にシフトレジスタ10に転
送された最初の1ワードは、シフトレジスタ10内で1
行分上にシフトされる。そのような動作を順次繰り返し
て、8ワード分の画像が全てシフトレジスタ10に転送
されると、図8に示すように、1ブロック分の画像がシ
フトレジスタ10に格納される。
【0036】そのようにしてシフトレジスタ10に格納
された原画像を反時計方向に90°回転して出力させる
場合は、シフトレジスタ10から列レジスタ12を介し
て出力バッファ8aまたは8bに順次出力させる。すな
わち、まず、シフトレジスタ10の右端の列の8ビット
をシフトレジスタ10から列レジスタ12に転送し、そ
れを1行分のデータとして出力バッファ8aまたは8b
に転送する。そのとき、シフトレジスタ10内のデータ
を、1列ずつ右側にシフトさせる。そのような動作を順
次繰り返して、シフトレジスタ10内の1ブロック分の
画像が全て出力バッファ8aまたは8bに転送される
と、結局、図8中にロで示すような90°回転された画
像が出力されたことになる。
【0037】また、原画像を180°回転して出力させ
る場合は、行レジスタ13を介して出力することによ
り、図8中にハで示すような画像を出力できる。そして
また、原画像を反時計方向に270°回転して出力させ
る場合は、列レジスタ14を介して出力することによ
り、図8中にイで示すような画像を出力できる。なお、
原画像を回転なしで出力させる場合は、図中、シフトレ
ジスタ10の上側に行レジスタを設けて出力させればよ
い。
【0038】図9は、本発明の画像回転処理装置の他の
実施例を示すブロック図である。符号は、図1のものに
対応し、15a,15bは入力画像蓄積装置、16a,
16bは出力画像蓄積装置、17〜20はデータ選択ス
イッチである。入力画像蓄積装置15a,15b及び出
力画像蓄積装置16a,16bは、Nワード分の容量を
有する一種のバッファメモリであり、データ選択スイッ
チ17〜20は、データ転送装置6からの指令に従って
データの転送経路を切り換えるスイッチ装置である。
【0039】図1に示した実施例では、画像回転装置と
出力バッファを2組用意して、それらへの入出力を切り
換えることにより処理を行っていたが、この実施例で
は、入力画像蓄積装置15a,15b及び出力画像蓄積
装置16a,16bを切り換えることにより、1組の画
像回転装置7及び出力バッファ8により処理を行う。
【0040】図9及び図4を参照しながら、この実施例
の動作を説明する。まず、データ選択スイッチ17を図
面上側にセットして、原画像のブロック1のデータを画
像メモリ1から一方の入力画像蓄積装置15aに8ワー
ド分転送する。その時、他方の入力画像蓄積装置15b
には、データは入力されていない。次に、データ選択ス
イッチ17を図面下側にセットし、データ選択スイッチ
18を上側にセットし、データ選択スイッチ19を上側
にセットする。そして、原画像のブロック2のデータ
を、画像メモリ1から他方の入力画像蓄積装置15bに
8ワード分転送し、その間に、入力画像蓄積装置15a
にあるブロック1のデータを画像回転装置7で回転処理
を行った後、出力画像蓄積装置16aに転送する。
【0041】次に、データ選択スイッチ17を上側にセ
ットし、データ選択スイッチ18を下側にセットし、デ
ータ選択スイッチ19を下側にセットし、データ選択ス
イッチ20を上側にセットする。そして、ブロック1の
回転後の位置にある原画像のブロック9のデータを、画
像メモリ1から入力画像蓄積装置15aに転送し、その
間に、入力画像蓄積装置15bにあるブロック2のデー
タを画像回転装置7で回転処理を行った後、出力画像蓄
積装置16bに転送する。続いて、出力画像蓄積装置1
6aにある回転処理した後のブロック1のデータを、出
力バッファ8を介して画像メモリ1のブロック9のデー
タが書き込まれていた位置に転送する。
【0042】次に、データ選択スイッチ17〜20を全
て反対側に切り換える。そして、ブロック2の回転後の
位置にあるブロック5のデータを、画像メモリ1から入
力画像蓄積装置15bに転送し、その間に、入力画像蓄
積装置15aにあるブロック9のデータを画像回転装置
7で回転処理を行った後、出力画像蓄積装置16aに転
送する。続いて、出力画像蓄積装置16bにある回転処
理した後のブロック2のデータを、出力バッファ8を介
して画像メモリ1のブロック5のデータが書き込まれて
いた位置に転送する。以下、同様にして順次データの転
送を行っていく。その際、回転済のブロック画像を再び
回転処理するのを避けながら行わなければならないの
は、図1の実施例の場合と同様である。
【0043】この実施例によれば、画像メモリ1と画像
回転装置7との間に入力画像蓄積装置15a,15bと
出力画像蓄積装置16a,16bとが存在している。そ
のため、画像メモリ1からのデータ読み出しと、画像回
転装置7の回転処理との同期をとる必要はなくなる。そ
の結果、画像回転装置7の処理速度が、画像メモリ1の
読み出し速度に比べて遅いような場合でも、画像メモリ
1の読み出しを、制限を受けることなく行うことがで
き、画像メモリ1自体の性能を十分に発揮させることが
できる。
【0044】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の画像回転処理
装置によれば、画像メモリは、アドレスを行アドレスと
列アドレスとに分割してアクセスする必要はなく、連続
的なアドレス空間を有する汎用メモリを使用することが
できるので、前記第1の従来技術の場合のような特殊な
メモリを用いる必要はない。その結果、画像メモリに対
するアドレス発生装置も特殊化されず、装置が複雑化す
ることがない。また、画像メモリとして、連続的なアド
レス空間を有する汎用メモリを使用し、データは単にア
ドレスに従って連続的に格納していくだけであるので、
原画像が縦長であっても横長であっても、最大画像サイ
ズを超える容量は必要とせず、メモリの使用効率は低下
しない。
【0045】そしてまた、回転画像情報の画像メモリへ
格納は、原画像情報が格納されていたのと同じ領域に格
納するので、画像メモリには、原画像情報を格納するだ
けの領域を確保すればよく、回転画像情報のための領域
を別途確保する必要はない。その結果、画像メモリのサ
イズを小さくすることができる。さらにまた、原画像の
ブロック画像と回転ブロック画像の転送時、各ワード毎
に1回のアドレス出力で画像メモリからのデータ読み出
しと画像メモリへのデータ書き込みを行うようにすれ
ば、その分、アドレス出力の回数を減らせることにな
る。その結果、1ブロック、Nビット×Nワードの画像
を回転させるために2N回より少ない回数のアドレス出
力で転送でき、その分、処理を高速化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概略の構成を示すブロック図
【図2】 画像メモリに格納された画像の一例を示す図
【図3】 画像情報の画像メモリへの配置の一例を示す
【図4】 回転前と回転後の画像メモリ中の画像の配置
を示す図
【図5】 本発明による画像回転処理を説明するための
【図6】 本発明による画像メモリアクセスを説明する
ためのタイミングチャート
【図7】 本発明のデータ転送制御手段の処理を示すフ
ローチャート
【図8】 画像回転装置の一例を示す図
【図9】 本発明の画像回転処理装置の他の実施例を示
すブロック図
【図10】 第1の従来技術を示すブロック図
【図11】 第2の従来技術を示すブロック図
【図12】 第3の従来技術を示すブロック図
【図13】 第2,第3の従来技術における画像メモリ
の内容を示す図
【符号の説明】
1…画像メモリ、2…メモリ、3…フラグテーブル、4
…CPU、5…データ転送制御手段、6…データ転送装
置、7,7a,7b…画像回転装置、8,8a,8b…
出力バッファ、9…バス、9A…アドレスバス、9C…
コントロールバス、9D…データバス、10…シフトレ
ジスタ、11,13…行レジスタ、12,14…列レジ
スタ、15a,15b…入力画像蓄積装置、16a,1
6b…出力画像蓄積装置、17〜20…データ選択スイ
ッチ、21…行アドレスレジスタ、22…列アドレスレ
ジスタ、23…データレジスタ、24…入力データバッ
ファ、25…出力データバッファ、I1 …原画像格納領
域、I2 …回転画像格納領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 530 M 9471−5G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値化した画像情報についてNビット単
    位のデータ処理で回転処理を行う画像回転処理装置にお
    いて、原画像をNビット×Nワード毎のブロック画像に
    ブロック化して蓄積する画像メモリと、前記原画像のブ
    ロック画像を90°単位で回転させる2組の画像回転手
    段と、指定されたブロック画像を前記画像メモリから前
    記2組の画像回転手段へ交互に転送し、画像回転手段か
    ら出力された回転ブロック画像を画像メモリ内の前記原
    画像が格納されていた領域の回転後ブロック位置に転送
    するデータ転送手段と、回転ブロック画像を回転後ブロ
    ック位置に転送する際に、回転後ブロック位置にある原
    画像のブロック画像が未回転である場合には、該ブロッ
    ク画像を前記画像回転手段に転送した後、回転ブロック
    画像を回転後ブロック位置に転送し、前記回転後ブロッ
    ク位置にある原画像のブロック画像が回転済であり、か
    つ、他ブロックに未回転ブロック画像が残っている場合
    には、該未回転ブロック画像を前記画像回転手段に転送
    し、回転ブロック画像を回転後ブロック位置に転送する
    ように前記データ転送手段を制御するデータ転送制御手
    段とを具えたことを特徴とする画像回転処理装置。
  2. 【請求項2】 2値化した画像情報についてNビット単
    位のデータ処理で回転処理を行う画像回転処理装置にお
    いて、原画像をNビット×Nワード毎のブロック画像に
    ブロック化して蓄積する画像メモリと、ブロック画像を
    蓄積する2つの原画像蓄積手段と、前記原画像蓄積手段
    から転送されたブロック画像を90°単位で回転する画
    像回転手段と、前記画像回転手段から出力された回転ブ
    ロック画像を蓄積する2つの回転画像蓄積手段と、指定
    されたブロック画像を前記画像メモリから前記2つの原
    画像蓄積手段に交互に転送し、回転ブロック画像を前記
    2つの回転画像蓄積手段から交互に画像メモリ内の前記
    原画像が格納されていた領域の回転後ブロック位置に転
    送するデータ転送手段と、回転ブロック画像を回転後ブ
    ロック位置に転送する際に、回転後ブロック位置にある
    原画像のブロック画像が未回転である場合には、該ブロ
    ック画像を前記一方の原画像蓄積手段に転送した後、回
    転ブロック画像を回転画像蓄積手段から回転後ブロック
    位置に転送し、前記回転後ブロック位置にある原画像の
    ブロック画像が回転済であり、かつ、他ブロックに未回
    転ブロック画像が残っている場合には、該未回転ブロッ
    ク画像を前記原画像蓄積手段に転送し、回転ブロック画
    像を回転画像蓄積手段から回転後ブロック位置に転送す
    るように前記データ転送手段を制御するデータ転送制御
    手段とを具えたことを特徴とする画像回転処理装置。
  3. 【請求項3】 原画像の或るブロック画像を転送した
    後、他のブロック画像の回転ブロック画像を前記或るブ
    ロック画像の位置に転送する際に、各ワード毎に1回の
    アドレス出力で画像メモリからのデータ読み出しと画像
    メモリへのデータ書き込みを行うことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の画像回転処理装置。
JP6138290A 1994-05-27 1994-05-27 画像回転処理装置 Pending JPH07320053A (ja)

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JP6138290A JPH07320053A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 画像回転処理装置

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JPH07320053A true JPH07320053A (ja) 1995-12-08

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ID=15218441

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JP (1) JPH07320053A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643415B1 (en) 1998-01-29 2003-11-04 Nec Corporation Method and apparatus for rotating image data

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643415B1 (en) 1998-01-29 2003-11-04 Nec Corporation Method and apparatus for rotating image data

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