JPH08123821A - データ入力装置 - Google Patents

データ入力装置

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JPH08123821A
JPH08123821A JP6264014A JP26401494A JPH08123821A JP H08123821 A JPH08123821 A JP H08123821A JP 6264014 A JP6264014 A JP 6264014A JP 26401494 A JP26401494 A JP 26401494A JP H08123821 A JPH08123821 A JP H08123821A
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JP
Japan
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data
input
character string
search
list
Prior art date
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JP6264014A
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English (en)
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Kaoru Nakabayashi
薫 中林
Akira Mochida
晃 持田
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EE I SOFUTO KK
Original Assignee
EE I SOFUTO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】分かり易い表示と簡単な操作体系を有するデー
タ入力装置を提供する。 【構成】住所等の階層構造のデータファイル200から
検索部210で階層毎に順次読み出したデータ、あるい
は240〜243のような入力文字列を入力文字列解析
部220で解析して検索部210で検索したデータ、を
一覧表示部230で250〜253のような一覧表示を
する。ユーザーは一覧から上下カーソル移動による選択
の他、よみ入力毎に先頭一致検索するインクリメンタル
サーチにおいて、共通部分を1キーで確定でき、また単
語先頭字での指定もできるため、容易かつ高速な一覧選
択ができる。また候補形式一覧253から最終データの
形式を選択でき、しかも予め形式設計可能なため複数種
データの入力やデータ加工が簡単に済む。他に表示や選
択を使い易くする環境設定部、辞書検索結果から他の辞
書検索を起動させる入力支援部、成長するキーワード等
から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ入力装置におい
て、住所などの階層構造の辞書から多角的な検索ができ
ると同時に、最少の打鍵でデータを選択でき、さらに設
計可能な候補形式一覧から入力されるデータ形態を選べ
る、入力業務での使い易さに重点を置いたデータ入力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ入力装置は、特開平01−
255956号公報のようなかな漢字変換方式、特開平
01−293463号公報のような文字処理装置、およ
び市販の郵便番号変換ソフト等がある。
【0003】特開平01−255956号公報開示のか
な漢字変換方式においては、よみ1文字から住所漢字を
効率的に選択するものであったが、よみが判らない場合
や郵便番号が判っていても利用できない問題があった。
【0004】また特開平01−293463号公報開示
の文字処理装置や市販の郵便番号変換ソフト等において
は、郵便番号からの住所変換や、住所からの郵便変換、
よみ変換などが多角的に選べて利便性が上がっている
が、予め変換指定キーで変換種類を選択しなければなら
ない点や、入力内容に応じて変換種類や得られるデータ
種類が特定されてしまう点、検索条件の入力方法や内容
の自由度、候補選択の使い勝手、に改良の余地があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の第1
の目的は、階層的一覧からの容易な操作で高速な選択操
作ができること、および多様な種類、自由な形態の検索
文字列を単一の操作で入力でき、検索方法を指示しなく
ても文字列に応じた検索を行ない、階層的一覧の特定で
きる位置を表示する、ユーザーーインターフェースつま
り操作や表示に一貫性のあるデータ入力装置を提供する
ことにある。
【0006】次に、本発明の第2の目的は、候補一覧の
選択方法として、よみ入力毎に先頭一致で検索が進むイ
ンクリメンタルサーチを採用し、さらに、よみの部分確
定手段を実現することで、共通する部分のよみを入力し
ないで済み、差異のある文字からのインクリメンタルサ
ーチが簡便に行なえるデータ入力装置を提供することに
ある。
【0007】次に、本発明の第3の目的は、候補一覧の
選択方法として、よみ入力毎に先頭一致で検索が進むイ
ンクリメンタルサーチを採用し、さらに、単語ごとの先
頭字の指定手段を実現することで、単語先頭字の入力毎
にインクリメンタルサーチによりデータが絞り込まれて
いくデータ入力装置を提供することにある。
【0008】次に、本発明の第4の目的は、候補一覧の
選択方法として、よみ入力毎に先頭一致で検索が進むイ
ンクリメンタルサーチを採用し、さらに、階層あるいは
単語の区切りを現わす記号を混在させて、各階層、単語
の先頭のよみ/漢字の文字列を一括で先指定できるデー
タ入力装置を提供することにある。
【0009】次に、本発明の第5の目的は、得られるデ
ータ種類や形式を、入力された内容や変換指定キーなど
で決めるのではなく、候補確定後の最終段階において候
補形式一覧を表示することで、ユーザーが予め設計して
おいた複数の候補形式つまりフォーマットの一覧から、
自ら選択できるデータ入力装置を提供することにある。
【0010】次に、本発明の第6の目的は、専用辞書を
各々検索する入力支援手段を複数装備し、検索結果に他
の辞書の検索条件となる文字列が得られた場合に、それ
に対応する入力支援手段にその文字列を渡すことで、次
々と検索が進むデータ入力装置を提供することにある。
【0011】さらに、本発明の第7の目的は、専用辞書
を検索する入力支援手段と、定型文字列一覧を選択する
キーワード手段とを装備し、検索結果や入力内容に定型
文字列として利用できる文字列が得られると定型文字列
一覧に追加されるデータ入力装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、階層的に整理されたデータファイルから入力文字列
によって検索し、選択入力できるデータ入力装置におい
て、階層的に整理されたデータ、例えば住所辞書なら都
道府県、市区郡町村、町名・大字の3階層構造の住所デ
ータの漢字と、検索のための索引、例えば住所辞書なら
住所の読み、郵便番号、市外局番、JIS住所コード等
と、から構成されるデータファイルと、キーボード等か
ら得た入力文字列を解析する入力文字列解析部と、前記
入力文字列解析部からの指示により前記データファイル
を検索する検索部と、前記検索部の結果と、入力文字列
解析部から受けた入力文字列から、データファイルの該
当階層の該当付近のデータを一覧表示する一覧表示部
と、を持つことを特徴とするデータ入力装置を提供す
る。
【0013】第2の観点では、本発明は、階層的に整理
されたデータファイルから入力文字列によって検索し、
選択入力できるデータ入力装置において、階層的に整理
されたデータ、例えば住所辞書なら都道府県、市区郡町
村、町名・大字の3階層構造の住所データの漢字と、検
索のための索引、例えば住所辞書なら住所の読み、郵便
番号、市外局番、JIS住所コード等と、から構成され
るデータファイルと、インクリメンタルサーチを行なう
ためキーボード等から入力されたキーを逐次解析して現
在確定中の読みを作成し、先頭一致検索を指示する入力
文字解析部と、前記入力文字解析部からの指示により前
記データファイルを先頭一致検索する検索部と、入力文
字解析部から受けた現在確定中の読みを表示し、前記検
索部の結果からデータファイルの該当階層の該当付近の
データを一覧表示する一覧表示部と、を持つことを特徴
とするデータ入力装置を提供する。
【0014】第3の観点では、本発明は、データファイ
ルから入力文字列によって検索し、選択入力できるデー
タ入力装置において、複数の単語から成る文字列データ
の漢字とよみ、検索用インデックス等と、から構成され
るデータファイルと、単語先頭字インクリメンタルサー
チを行なうためキーボード等から入力されたキーを逐次
解析して現在確定中の読みを作成し、単語先頭字検索を
指示する入力文字解析部と、前記入力文字解析部からの
指示により前記データファイルを単語先頭字検索する検
索部と、入力文字解析部から受けた現在確定中の読みを
表示し、前記検索部の結果からデータファイルのデータ
を絞り込んで一覧表示する一覧表示部と、を持つことを
特徴とするデータ入力装置を提供する。
【0015】第4の観点では、本発明は、階層あるいは
単語ごとに整理されたデータファイルから入力文字列に
よって検索し、選択入力できるデータ入力装置におい
て、複数の階層あるいは単語ごとに整理された文字列デ
ータの漢字とよみ、検索用インデックスなどから構成さ
れるデータファイルと、階層あるいは単語ごとの先頭字
と区切り記号を一括指定した文字列を解析可能な入力文
字列解析部と、階層あるいは単語の先頭字列の検索条件
に該当する候補を絞込み検索する検索部と、前記検索部
の結果からデータファイルから絞り込まれたデータを一
覧表示する一覧表示部と、を持つことを特徴とするデー
タ入力装置を提供する。
【0016】第5の観点では、本発明は、階層的に整理
されたデータファイルから入力文字列によって検索し、
選択入力できるデータ入力装置において、階層的に整理
されたデータ、例えば住所辞書なら都道府県、市区郡町
村、町名・大字の3階層構造の住所データの漢字と、検
索のための索引、例えば住所辞書なら住所の読み、郵便
番号、市外局番、JIS住所コード等と、から構成され
るデータファイルと、入力文字列候補の形式を複数格納
できる候補形式と、候補形式を新規作成、変更など自由
設計して前記候補形式に格納する候補形式設計部と、前
記データファイルの内容を階層毎に表示し、階層毎にデ
ータを選択し、確定できる一覧表示部と、前記一覧表示
部でデータを確定した際に、前記データファイルからデ
ータを取得し、前記候補形式で指定されている内容に基
づいて、各々の候補の入力文字列を生成し、候補一覧と
して異なる候補を表示する候補一覧表示部と、を持つこ
とを特徴とするデータ入力装置を提供する。
【0017】第6の観点では、本発明は、複数の独立し
た辞書を持ち、各々入力された文字列によって検索し、
選択入力できるデータ入力装置において、複数の項目、
例えば住所辞書なら住所漢字と読みや郵便番号など、を
持ったレコードデータを幾つか格納した第1の辞書と、
前記第1の辞書とは独立な辞書で、異なる分野の複数の
項目、例えば社名辞書なら社名と読み、を持ったレコー
ドデータを幾つか格納した第2の辞書と、与えられた検
索文字列で第2の辞書を検索し、レコードデータを得て
項目ごとに格納する第2の入力支援部と、与えられた検
索文字列で第1の辞書を検索し、レコードデータを得て
項目ごとに格納すると同時に、レコードデータの中に第
2の辞書の検索文字列として使用できるコメント項目が
あった場合に、コメント項目の文字列を検索文字列とし
て第2の入力支援部へ渡す第1の入力支援部と、を持つ
ことを特徴とするデータ入力装置を提供する。
【0018】第7の観点では、本発明は、辞書を持ち、
入力された文字列によって検索し、選択入力できるデー
タ入力装置において、複数の項目、例えば住所辞書なら
住所漢字と読みや郵便番号など、を持ったレコードデー
タを幾つか格納した辞書と、幾つかの定型文字列を格納
したキーワードと、文字列を受け取ると新たな定型文字
列として必要なら分割などの加工をして前記キーワード
に追加格納する第2の入力支援部と、与えられた検索文
字列で第1の辞書を検索し、レコードデータを得て項目
ごとに格納すると同時に、レコードデータの中に前記キ
ーワードの定型文字列として使用できる項目があった場
合に、その項目の文字列を前記第2の入力支援部へ渡す
第1の入力支援部と、を持つことを特徴とするデータ入
力装置を提供する。
【0019】
【作用】第1の観点によるデータ入力装置では、住所な
どの階層構造に整理されたデータがデータファイルに格
納されている。データだけでなく様々な検索用のインデ
ックスも納められている。一方入力文字列解析部ではユ
ーザーが入力した文字列を解析し、住所の例であれば数
字なら郵便番号/市外局番、数字でなければ、よみ/漢
字/記号により検索部に指示を行なう。検索部はデータ
ファイルを検索する。検索部で得た検索結果から特定で
きる階層の、特定できる候補位置を一覧表示部が表示す
る。階層が特定できない場合は最上位の階層、候補位置
が確定できない場合は1番上の候補位置で表示される。
【0020】第2の観点によるデータ入力装置では、住
所などの階層構造に整理されたデータがデータファイル
に格納されている。データだけでなく様々な検索用のイ
ンデックスも納められている。一方入力文字解析部では
ユーザーが入力した文字を解析し、よみ/部分確定キー
により検索部に指示を行なう。よみの場合は現在のよみ
の末尾に追加した新たなよみを作成する。新たなよみで
先頭一致するか、検索部はデータファイルを検索する。
新たなよみに先頭一致する候補が有った場合、一覧表示
部はその候補位置にジャンプして表示する。また部分確
定キーの場合は、現在候補が部分確定可能か、つまりサ
ブ階層を持つか、あるいは次候補との共通語を持つか、
を検索部で調べる。部分確定可能な場合は、その部分ま
でのよみを現在のよみとし、現在位置のまま、よみだけ
を一覧表示部で更新表示する。よみの部分確定が1キー
で済むことにより次の入力文字によって、共通する部分
のよみを入力しないで済み、差異のある文字からのイン
クリメンタルサーチが簡便に行なえることになる。
【0021】第3の観点によるデータ入力装置では、社
名などの単語構造に整理されたデータがデータファイル
に格納されている。データだけでなく様々な検索用のイ
ンデックスも納められている。一方入力文字解析部では
ユーザが入力した文字を解析し、単語区切りキーにより
検索部に指示を行なう。検索部はよみまたは漢字に先頭
一致する単語を指定位置に持つ候補をデータファイルか
ら検索する。一覧表示部で絞り込み検索されたデータだ
けを一覧表示する。以下同様にして各指定位置の単語先
頭字が一致する候補だけが絞込み検索されていくことに
よって、複数の単語から成るデータファイルで選択肢を
どんどん減らすインクリメンタルサーチが簡便に行える
ことになる。
【0022】第4の観点によるデータ入力装置では、住
所など階層構造に整理されたデータあるいは社名など単
語構造に整理されたデータが、データファイルに格納さ
れている。データだけでなく様々な検索用のテンデック
スも納められている。一方入力文字列解析部では階層あ
るいは単語ごとの先頭字と区切り記号を一括指定した文
字列を解析する。検索部では階層あるいは単語の先頭字
列の検索条件に該当する候補を絞込み検索する。一覧表
示部では前記検索部の結果からデータファイルから絞り
込まれたデータを一覧表示する。複数の階層あるいは単
語から成るデータファイルで選択肢を減らす絞込み検索
が簡便に行えることになる。
【0023】第5の観点によるデータ入力装置では、第
1の辞書/第2の辞書は、幾つかの項目を持ったレコー
ドデータを幾つか格納しており、いずれの項目でも検索
できる。第1の入力支援部/第2の入力支援部は、入力
された文字列で第1の辞書/第2の辞書を検索し、結果
として得たレコードデータから項目毎に文字列を格納す
る。普段それぞれの辞書および入力支援部は独立してい
るが、検索結果として得られた項目の中には、他の辞書
の検索条件に利用できる場合、識別情報が付加されてお
り、この場合のみ、この項目の文字列を他の入力支援部
へ渡して、引き続き検索が行なわれる。例えば郵便番号
で住所辞書を検索して住所やよみ、市外局番、社名を得
たとき、さらに社名を検索条件にして社名辞書を検索し
て、よみや業種等をついでに得ることが可能となる。
【0024】第6の観点によるデータ入力装置では、辞
書は幾つかの項目を持ったレコードデータを幾つか格納
しており、いずれの項目でも検索できる。第1の入力支
援部は、入力された文字列で対応する辞書を検索し、結
果として得たレコードデータから項目毎に文字列を格納
する。一方、キーワードは定型文字列の一覧を格納して
いる。第2の入力支援部ではキーワードに格納された定
型文字列の一覧表示からユーザーーが選択入力できる。
第1の入力支援部で検索結果として得られた項目の中に
は、定型文字列として利用できる項目がある。例えば市
外局番の項目は住所の検索に使るほか、電話番号の入力
支援用に定型文字列としても利用すべきである。また電
話番号が入力された後はそれと近い番号である、第2の
電話番号やFAX番号の入力支援用に電話番号の全文字
列や局番までの部分文字列などが定型文字列として利用
すべきである。このような場合、この項目の文字列はそ
のままあるいは加工されて、キーワードへの追加登録が
行なわれる。
【0025】
【実施例】図1は、本発明のデータ入力装置のハードウ
ェア構成図の1例である。このデータ入力装置はCRT
H1、キーボードH2、磁気ディスクH3、CPUH
4、RAMH5、ROMH6とから構成される。さらに
マウス等のポインティングデバイス、また光磁気ディス
ク等の大容量外部記憶デバイスが追加されても良い。
【0026】なお発明の内容を明確にする便宜上、第1
の観点から第7の観点までに分けて説明しているが、本
願の発明のすべては同一のデータ入力装置内で実現可能
であり、各々の発明が相反するものではない。またデー
タファイルの例として住所辞書を、装置の例としてかな
漢字変換装置の住所入力オプション機能あるいは住所入
力ソフトを、想定したが、これに限定するものではな
い。
【0027】これより本発明の第1の観点によるデータ
入力装置の説明に入る。図2は、本発明のデータ入力装
置の構成ブロック図の1例である。図2の装置はかな漢
字変換ソフトのオプション変換機能として実現されてい
る。図2の装置ではユーザーが複数の検索手段と階層構
造を持つデータファイルを検索する際に、データの持つ
階層性や検索文字列の形態などを意識することなく単に
入力ができる。また検索の指定手順もかな漢字変換の変
換キーを押すような単一の操作で実現されている。
【0028】データベースなど項目毎に整理されたイン
ターフェースであれば検索する項目毎に入力文字列を形
式的に整理して与えることができ、装置側の負担も少な
い。反面ユーザーーは文字列の階層やどの項目に入力す
るかを常に意識せねばならず面倒である。図2の装置は
かな漢字変換ソフトと同様によみを入力する要領で、様
々な形態、例えばデータファイルが住所辞書の場合な
ら、数字で郵便番号/市外局番、文字で漢字/よみ/記
号、を単に入力でき、あとは装置側で入力文字列を解析
して適切な検索を行ない、特定できるところまでの階層
の特定できる位置のデータを一覧表示し、ユーザーが一
覧からデータを選択、確定するという操作を実現してい
る。
【0029】データファイル200は住所辞書であり、
図25で詳細なレコード構造を示している。ここで図2
から一旦離れ、データファイルの構造を図25を使って
説明する。都道府県レコード2500は都道府県名、種
別、都道府県よみ、種別よみ、索引、から構成され、全
都道府県分のレコードが格納されている。索引は都道府
県の下の市郡レコード2510の開始位置を示すポイン
タである。市郡レコード2510は市郡名、種別、市郡
よみ、種別よみ、郵便番号、代表する市外局番、索引か
ら構成され、都道府県別に全ての市郡分のレコードが格
納されている。索引は市郡の下の区町村レコード252
0の開始位置を示すポインタである。区町村レコード2
520は区町村、種別、区町村よみ、種別よみ、郵便番
号、市外局番、索引から構成される。索引は区町村の下
の町名大字レコード2530の開始位置を示すポインタ
である。なおここまで述べてきた各レコードで都道府
県、市群、区町村を特定できる他の項目、例えばJIS
住所コードの項目を追加してもよい。
【0030】町名大字レコード2530は町名大字、種
別、町名大字よみ、種別よみ、郵便番号、市外局番、通
り名、通り名よみ、コメント、コメント種別から構成さ
れる。通り名は京都市のように通りの交差によって住所
を示す場合や、通称名などを納める項目である。またコ
メント、コメント種別は住所以外の内容、例えば番地、
ビル名、社名などの付加情報の文字列と種別を格納する
ための特殊な項目組である。図25では1組しか記載し
ていないが必要に応じて用意すればよい。
【0031】以上のようなレコード構成によって住所辞
書が階層構造となっており、階層的な一覧表示から住所
を選択して絞りこんで行ったり、よみによるインクリメ
ンタルサーチができる構成を実現している。続いて漢字
検索用インデックス2540、よみ検索用インデックス
2550を説明する。これらは各々、漢字のJISコー
ド順、よみの五十音順で、都道府県、市郡区町村、の全
てを並べ、索引を持ったインデックステーブルである。
これらの役割は、漢字あるいはよみによる文字列検索を
高速に行なうことにある。特に都道府県名を省略した市
区郡町村名を検索する際、全ての市郡レコード251
0、区町村レコード2520を検索すると遅いため、こ
のような検索用インデックスを別に持っているほうが高
速に検索できるためである。これらのレコード構成によ
り、図2のデータファイルは、階層的な一覧表示による
選択、絞り込み、選択時のインクリメンタルサーチ、郵
便番号や市外局番による検索、および漢字やよみの文字
列による検索などを行なえる構造を実現している。
【0032】以上でデータファイルの詳細説明を終え、
図2に戻る。検索部210はデータファイル200に対
して郵便番号や市外局番による検索、および漢字やよみ
の文字列による検索などを行なう。検索の種類や検索す
る文字列は入力文字列解析部220から与えられる。図
2の装置では、入力例として挙げた文字列240〜24
3のような様々な形態での入力が可能であって、しかも
ユーザーーの操作は未確定文字列を入力状態にしておき
変換キーを押すという、かな漢字変換装置と同種の単一
の簡単な操作を実現している。
【0033】入力文字列解析部220はこのような様々
な形態の入力文字列を解析し検索部に検索の種類と検索
する文字列を与える。一覧表示部230は一覧表示例2
50〜253に挙げるような一覧表示を行なう。この例
では住所辞書からのデータ表示であって、都道府県一覧
250は都道府県レコード2500のデータを、市区郡
町村一覧251は市郡レコード2510と区町村レコー
ド2520のデータを、町名大字一覧252は町名大字
レコード2530のデータの階層の一覧表示をしてお
り、左右移動キーでの階層一覧間の切替え、上下移動キ
ーによる一覧内のカーソル移動、リターンキーによる各
一覧での住所確定ができる。最上行のボタン、「住」
「〒」「TEL」はそれぞれ住所/郵便/市外局番と、各
検索(変換)モードを強制的に切替えるスイッチであ
る。普段は入力文字列から入力文字列解析部220によ
り判別されたとおりの変換モードのボタンが押下状態に
なる。270〜272は各一覧に与えられた現在のよみ
である。そして260〜263はカーソルで、各一覧で
現在選択中のデータ位置を示す。
【0034】ここで各入力例による検索と一覧表示を説
明する。入力例の240に挙げた”な””なが””長”
では都道府県一覧250で長野県の位置を示すまでしか
特定しない。長崎県や、下位階層の市区郡町村のことか
もしれないためである。次に入力例の241に挙げた”
0263””*0263”では市郡レコード2510を
市外局番検索して、長野県松本市、塩尻市など幾つかの
長野県中部地域の市郡が絞りこまれて表示される。すな
わち都道府県一覧250は長野県のみ、市区郡町村一覧
251は松本市、塩尻市などだけが表示される。なおボ
タン「TEL」押下状態になる。”ながの””ながのけ
ん”ではよみ検索用インデックス2550をよみ検索し
て、長野県下の市区郡町村一覧251が表示される。”
長野””長野県”では漢字検索用インデックス2540
を漢字検索して、結果は前例同様である。
【0035】さらに”ま””松”など長野県以降の索引
がある場合、市区郡町村一覧でのカーソル位置が松本市
(マ)の位置に置かれる。なお索引が無い場合は各一覧
とも先頭位置にカーソルが置かれる。入力例の242に
挙げた”390”では市郡レコード2510を郵便番号
検索して、長野県松本市まで特定され、松本市下の〒3
90の町名大字だけが絞りこまれて町名大字一覧252
に一覧表示される。上位階層は都道府県=長野県、市区
郡町村=松本市、に確定できる例のため他の候補は表示
されない。なおボタン「〒」押下状態になる。”ながの
けんまつもと(し)””長野県松本(市)”はよみ検索
用インデックス2550/漢字検索用インデックス25
50を検索していくと、前例同様に長野県の下の松本市
までが確定した例になるが町名大字は郵便390以外も
含んだ松本市下の全てが一覧表示される点が異なる。さ
らに”ち””中”など松本市以降の索引がある場合、町
名大字一覧でのカーソル位置が中央(チ)の位置に置か
れる。
【0036】また入力例にはないが単に”まつもと
し””松本市”でもよみ検索用インデックス2550/
漢字検索用インデックス2550を検索すれば、市郡レ
コード2510の松本市が判るので前例同様に長野県の
下の松本市までが確定した例になる。なお記号”+”は
住所リピート指定記号であって、直前に確定した住所一
覧が再表示される。この例では直前は長野県松本市まで
確定していたため松本市の町名大字を選べる一覧が再表
示される。このように近傍地域を連続入力する場合に利
用すると便利である。次に入力例の最後にある”ながの
けんまつもとしちゅうおう””長野県松本市中央”はよ
み/漢字検索用インデックス検索で住所が全階層とも確
定できるため、最後の一覧253で候補形式を選ぶこと
になる。
【0037】253の候補形式一覧は、住所が確定した
あと、結果として得る住所データの形式を選択できる一
覧であり、例えば住所全部「長野県松本市中央」とか、
郵便番号「390」とか、県名「長野県」、市外局番
「0263」、よみ「ナカ゛ノケンマツモトシチュウオウ」などから常時
選択可能である。これはかな漢字変換装置における候補
選択が同じ読みの漢字候補を表示するだけなのとは異な
り、確定させる住所データの様々な形態、形式を選ぶこ
とができる。候補形式はユーザーが変更可能であり、詳
細は図13〜図17で後述する。なお記号”=”は候補
リピート指定記号であって、直前に確定した候補形式一
覧が再表示される。他の候補形式を続けて選択できて便
利である。
【0038】図3〜図5は図2の装置の流れ図である。
ステップ300は都道府県などの変数を0などで初期化
する。ステップ301は入力文字列を入力する。ステッ
プ302では入力文字列の先頭が数字か調べて数字なら
ばステップ310へ、否ならステップ303に分岐す
る。ステップ303では入力文字列の先頭が記号か調べ
て記号ならばステップ304へ、否なら図4の端子2に
分岐する。ステップ304では入力文字列の先頭が市外
局番記号”*”か調べて”*”ならばステップ312
へ、否ならステップ305に分岐する。ステップ305
では入力文字列の先頭が住所一覧リピート記号”+”か
調べて”+”ならばステップ330へ、否ならステップ
306に分岐する。ステップ306では入力文字列の先
頭が候補形式一覧リピート記号”=”か調べて”=”な
らばステップ307へ、否ならステップ314に分岐す
る。
【0039】ステップ307は前回確定時の都道府県、
市区郡町村、町名大字をセットして図5の端子4へ飛
ぶ。ステップ310は先頭数字だったため先ず郵便番号
と仮定して住所辞書を検索する。ステップ311では郵
便番号に一致するものがあったかの判断で、あればステ
ップ320へ、否ならステップ312に分岐する。ステ
ップ312では続いて市外局番と仮定して住所辞書を検
索する。ステップ313では市外局番に一致するものが
あったかの判断で、あればステップ320へ、否ならス
テップ314に分岐する。ステップ314では入力エラ
ーメッセージを表示して図5の端子9へ飛ぶ。ステップ
320では検索結果の都道府県、市区郡町村、町名大字
の候補をセットする。候補は一致するものが複数ある場
合があるためリストへのポインタである。候補が1つも
無い場合は初期化と同じ0などが入る。ステップ330
は住所一覧リピートのため前回確定時の都道府県、市区
郡町村をセットして図5の端子3へ飛ぶ。
【0040】図4に移る。図3のステップ303で入力
文字列の先頭が数字でも記号でもなかった場合に図4の
端子2に飛んでくる。ここにおいて文字列は漢字/よみ
のいずれかである。ステップ400で文字列がよみと判
断されたらステップ401へ、否ならステップ410へ
分岐する。ステップ401では読み検索用インデックス
を検索する。ステップ410では漢字検索用インデック
スを検索する。ステップ403では検索結果の都道府
県、市区郡町村、町名大字の候補をセットする。候補は
一致するものが複数ある場合があるためリストへのポイ
ンタである。候補が1つも無い場合は初期化と同じ0な
どが入る。ステップ420では都道府県に完全に一致す
る候補が有ったか判断し、あればステップ421へ、否
ならステップ430へ分岐する。
【0041】ステップ430ではさらに都道府県と先頭
部分だけでも一致しないか調べ、否なら図5の端子3へ
飛び、先頭一致すればステップ431でその都道府県を
セットして図5の端子3へ飛ぶ。ステップ421では市
区郡町村に完全に一致する候補が有ったか判断し、あれ
ばステップ422へ、否ならステップ440へ分岐す
る。ステップ440ではさらに市区郡町村と先頭部分だ
けでも一致しないか調べ、先頭一致すればステップ44
1でその市区郡町村をセットする。ステップ422では
町名大字に完全に一致する候補が有ったか判断し、あれ
ば図5の端子3へ飛び、否ならステップ423へ分岐す
る。ステップ423ではさらに町名大字と先頭部分だけ
でも一致しないか調べ、先頭一致すればステップ450
でその町名大字をセットして図5の端子3へ飛ぶ。
【0042】図5に移る。図3、図4で都道府県などの
変数がセットされた状態で端子3へ飛んでくるが候補が
検索しても無かった場合など全く初期化状態のことも有
り得る。ステップ500では都道府県が不定かを調べ
る。不定ならステップ510へ、否ならステップ501
へ分岐する。ステップ510では都道府県不定の場合す
なわち、よみや漢字の先頭一致しかしない場合や候補が
無かった場合には全部の都道府県の一覧表示が行われ
る。先頭一致した場合はその候補位置が初期カーソル位
置として表示されるが特定不能の場合は一覧先頭がカー
ソル位置になる。ステップ501では都道府県が1つに
確定可か調べ、可ならステップ502へ、否ならステッ
プ511へ分岐する。ステップ511では都道府県の候
補が幾つかあるのでそれらだけの絞込み表示を行なう。
【0043】ステップ502では都道府県は1つに定ま
ったので、その下の市区郡町村が不定かを調べる。不定
ならステップ512へ、否ならステップ503へ分岐す
る。ステップ512では市区郡町村不定の場合すなわ
ち、よみや漢字の先頭一致しかしない場合や候補が無か
った場合には全部の市区郡町村の一覧表示が行われる。
先頭一致した場合はその候補位置が初期カーソル位置と
して表示されるが特定不能の場合は一覧先頭がカーソル
位置になる。ステップ503では市区郡町村が1つに確
定可か調べ、可ならステップ504へ、否ならステップ
513へ分岐する。ステップ513では市区郡町村の候
補が幾つかあるのでそれらだけの絞込み表示を行なう。
ステップ504では市区郡町村までが1つに定まったの
で、その下の町名大字が不定かを調べる。不定ならステ
ップ514へ、否ならステップ505へ分岐する。ステ
ップ514では町名大字不定の場合すなわち、よみや漢
字の先頭一致しかしない場合や候補が無かった場合には
全部の町名大字の一覧表示が行われる。先頭一致した場
合はその候補位置が初期カーソル位置として表示される
が特定不能の場合は一覧先頭がカーソル位置になる。
【0044】ステップ505では町名大字が1つに確定
可か調べ、可ならステップ520へ、否ならステップ5
15へ分岐する。ステップ515では町名大字の候補が
幾つかあるのでそれらだけの絞込み表示を行なう。ステ
ップ520では町名大字まで、すなわち住所候補の全要
素が確定できるため住所選択一覧を表示せず、確定後の
候補形式一覧253を表示する。これは住所データのフ
ォーマットを選択する一覧である。なお端子4はこの候
補形式一覧253を表示するため、図3の候補形式一覧
リピート処理から飛んでくる。
【0045】以上の構成から、かな漢字変換と同様な簡
単な文字入力によって、住所データ等の関連するデータ
郡を変換候補として表示することができる。通常のかな
漢字変換では特定の検索キーに対して複数の変換候補が
表示されるが、本実施例での入力装置ではすべて変換候
補を検索のキーワードとして使用することが可能であ
り、使用者の思い付く変換候補によって検索し、すべて
の変換候補郡を表示することが可能になる。さらに表示
形態は、後述するように各変換候補を組み合わせたり、
修飾をする等表示形式を変更することも可能であり、よ
りユーザーーの便を図るように設計されている。
【0046】これより本発明の第2の観点によるデータ
入力装置の説明に入る。図6は、本発明のデータ入力装
置の構成ブロック図の1例である。図6の装置のデータ
ファイル600、検索部610は図2で説明したデータ
ファイル200、検索部210と同等なので説明は省略
する。この装置は一覧内での候補選択において、通常の
上下カーソル移動やスクロール以外によみなどの検索用
索引の入力によるインクリメンタルサーチを付加し、さ
らに共通する区間のよみの部分確定を1キーで行なえる
データ入力装置の1例である。
【0047】650〜653は長野県の市区郡町村の一
覧表示例であり、670〜673は各々の一覧の現在確
定中のよみ、660〜663は各々の一覧の現在カーソ
ル位置を示している。最初、一覧表示例650のように
長野県の市区郡町村一覧は先頭位置である「長野市」に
カーソル660が有り、よみ670も「長野県」まで確
定している。ここで入力例640にあるように、ユーザ
ーが”ひ”を入力すると入力文字解析部620で、現在
のよみ670に”ひ”を追加した候補があるか検索部6
10でデータファイル600を検索する。具体的には図
25で長野県の市郡レコード2510のよみで”ひ”を
探すと”ひ”の先頭候補”ひがしちくまぐん”が見つか
る。そしてさらに図25で東筑摩郡の区町村レコード2
520の先頭の町村候補”明科町”を得るので、一覧表
示部630で、一覧表示例651のように市区郡町村一
覧は”ひ”の先頭である「東筑摩郡明科町」にカーソル
661が移動し、よみ671も「長野県ヒ」まで確定し
た状態に表示が更新される。一覧表示部630で上下移
動キーやウインドウのスクロール機能でのカーソル移動
も可能であると同時にこのようなよみ入力に対応したジ
ャンプを実現している。
【0048】さらに先頭の1文字だけでなく2文字目、
3文字目というように入力するたびに先頭一致する候補
へとカーソル位置が進んでいく、インクリメンタルサー
チ(ジャンプ)を実現している。ただインクリメンタル
サーチには、たくさんの共通な文字列を持つ候補が並ん
でしまうと効果的でないという弱点があった。一覧表示
例651の東筑摩郡明科町以降がそうである。”ひがし
ちくまぐん”までを入力しないと以下の山形村など違い
のある文字列が現れないからである。そこで本装置では
特定の1キーを押すことで、この共通区間のよみを部分
確定させるように改良を加えた。入力解析部641で特
定のキーと判断した場合、現在カーソルの候補661
の”東筑摩郡明科町”と続く候補に共通区間があるか調
べる検索を検索部610に依頼する。データファイル6
00が図25のように市郡レコード、区町村レコードと
いう形のサブ階層としてあらかじめ区分化しておける明
示的な共通区間でも良いし、町名大字一覧での「大門1
番町」「大門2番町」などや、社名辞書で「日本xx」
「東洋xx」など共通区間を都度文字検索して調べても
良い。
【0049】検索の結果、共通区間の漢字とよみを得
て、一覧表示部630は一覧表示例652のように市区
郡町村一覧は”ひ”の先頭である「東筑摩郡明科町」に
カーソル662はそのままだが、よみ672は図25の
市郡レコード2510の現在候補のよみを得て「長野県
ヒガシチクマグン」まで確定した状態に表示が更新され
る。この結果、次の入力例642”や”の入力により、
一覧表示例653のカーソル位置663「東筑摩郡山形
村」、よみ673「長野県ヒガシチクマグンヤ」まで即
座に移動可能である。このように1キーでインクリメン
タルサーチの共通区間のよみ文字入力が省け、入力ミス
も起きにくいため、一覧からの選択操作が便利で高速に
なる。この例では同じ漢字文字列が続き、索引がよみで
あったが、索引が数字や漢字、記号でも、同様に1キー
による部分確定が実現できることは言うまでもない。ま
た事情により1キー以上の組み合わせでの実現も可能で
ある。またよみは同じでも漢字が違うような時にも、1
キーで漢字の違いの有る候補までカーソル位置を移動さ
せるような応用例も容易に実現できる。
【0050】図7は図6の装置の流れ図である。ステッ
プ700でよみの文字列変数を空にし、一覧の表示位置
の変数も先頭を表す0にする。ステップ701でキーボ
ードなどから1文字入力する。ステップ702で入力文
字が五十音ならステップ710へ、否ならステップ70
3に分岐する。ステップ703で入力文字がBS(後
退)キーか調べ、そうならステップ720へ、否ならス
テップ704へ分岐する。ステップ720ではよみ文字
列変数から最後の文字を削除し、ステップ721でその
よみでの後方検索を行ないステップ712に飛ぶ。ステ
ップ704では入力文字がCLR(クリア)キーか調
べ、そうなら初期化のステップ700へ、否ならステッ
プ705へ分岐する。
【0051】ステップ705では入力文字が上下移動キ
ーか調べ、そうならステップ722へ、否ならステップ
706へ分岐する。ステップ722では表示位置変数を
−+1する。ただし0以下および最大行数以上とはしな
い。ステップ706では入力文字がSPACEキー(部
分確定キー)ならステップ730へ、否ならステップ7
07に分岐する。ステップ707で入力文字が確定キー
(リターンなど)か調べ、そうなら終了する。否ならス
テップ701に戻り次の文字入力ループに入る。ステッ
プ730は部分確定キーだった時に現在候補の文字列と
次の候補の文字列に共通ワード(区間)があるかデータ
検索によって調べ、あれば共通区間のよみをよみ文字列
変数にセットして716に飛ぶ。否ならステップ701
に戻り次の文字入力ループに入る。
【0052】ステップ710は入力文字が五十音だった
場合、現在のよみ文字列変数に追加する。ステップ71
1は新しいよみでの前方検索を行なう。ステップ712
は、検索結果の新しい候補位置を変数Xにセットする。
ステップ713では現在の表示位置と検索結果の新しい
候補位置を比較する。同じなら716に飛び、否なら新
しい候補位置を現在の候補位置の変数にセットする。ス
テップ715では候補位置変数が変わったため、実際の
一覧表示カーソル位置を更新表示する。スクロールも行
われる。ステップ716ではよみの文字列変数が変わっ
たため、実際の一覧表示のよみ表示エリアを更新表示し
たのち、ステップ701に戻り次の文字入力ループに入
る。
【0053】図8は図2または図6の装置の環境設定部
の画面例示図である。表示内容や操作などの設定を変更
できる。
【0054】805「郡の表示をしない」をチェックす
ると市区郡町村一覧で、郡を表示しないようにできる。
図9がその表示例である。郡は行政の管理上は存在する
が実際には住所宛名には不要な場合も多く、ユーザーー
の好みで付いたり付けなかったりするものである。この
ような要求に答えられる点と、郡の表示をしないことで
図6の装置で、純粋な町村名で五十音順に並ぶため、イ
ンクリメンタルサーチがより効果的になる。これは図2
5の郡が市郡レコード2510、町村が区町村レコード
2520、というように元々別の階層になっているため
容易に表示制限できる。
【0055】一方803「住所限定」では特定属性を持
つ住所データの表示制限を設定できる。一般的な郵便番
号を持った住所を表示する/しない、大口事業所や私書
箱、郵便局など特定郵便番号を持った住所を表示する/
しない、を設定できるため、町名大字一覧の候補数を制
限できる。ユーザーの使用目的に合せて設定すればよ
い。特定属性を持った住所データには町名大字レコード
2530のコメント種別の特定属性フラグをオンしてお
き表示の際に除外する。
【0056】また806「スペース区切りする」ではサ
ブ階層のあるデータまたは先頭一致する共通語を持つデ
ータ、にその区切り目となる位置に表示上の目印として
空白を挟むことを設定できる。図6の651など市区郡
町村一覧表示例で、郡と町村の間に空白を入れて表示し
た例でもある。またこのように表示すると前述のインク
リメンタルサーチで部分確定できる個所が一目で判り好
都合である。なお判別文字802によれば前述の市外局
番記号”*”などの判別記号を他の記号に割り当て変更
できる。804「通り名で表示する」では町名大字一覧
において正式住所ではなく、京都市なら通り名、他所で
は通称名の方を表示するように切替えできる。
【0057】図10は図2または図6の装置の環境設定
部の画面例示図である。住所の階層ごとに一覧表示する
項目種を設定できる。具体的には図25の都道府県レコ
ード2500、市郡レコード2510、区町村レコード
2520、町名大字レコード2530の各々の項目の表
示設定となる。都道府県一覧1000は読みを追加表示
できる。市区郡町村一覧1001は読み、郵便番号、市
外局番を追加表示できる。町名大字一覧1002は読
み、を郵便番号、市外局番、コメントを追加表示でき
る。図11の町名大字一覧は郵便番号1103、市外局
番1104、コメント1105を設定した画面例であ
る。コメントはこの例では事業所名「新宿郵便局」「東
京都庁」あるいはビル名「新宿NSビル」などであり、
他には「1丁目」などの番地が有り得る。
【0058】図12は図2または図6の装置の環境設定
部の画面例示図である。住所の階層ごとに一覧表示する
並び順を設定できる。都道府県一覧1200は北海道か
ら(辞書順)/五十音順で表示できる。市区郡町村一覧
1201、町名一覧1202は、さらに郵便番号順、市
外局番順などからも選べる。なお辞書順とは図25の各
々のレコード通りの並び順のことである。データベース
ソフトなどで項目ごとにソートキーを設定できるなど当
然の機能として実現されているが、階層的なデータ辞書
で、階層ごとに一覧表示の順を指定できる点が異なる。
これによりユーザーの選択、検索の好みに合せた並び順
が階層毎に設定でき操作性向上や表示の見易さに効果的
である。
【0059】図13には五十音順の都道府県一覧と、郵
便番号順の市区郡町村一覧の画面例を示す。1301は
五十音、1311は郵便番号で、それぞれの並び順の索
引を示している。なお郡を表示しない例を前述したが、
ユーザーによってはその県内や地方だけで充分という場
合も有り、毎回47都道府県は要らない場合が有る。ま
た北海道からの並び順では、西日本は一覧の後半なので
具合が良くないということがある。そこで機械的な並び
順設定とは別に都道府県一覧1200には「テーブル
順」などの名称の並び順指定と、「テーブル一覧」など
の名称の選択用一覧を追加してもよい。あるいは住所辞
書の方のフィルタ的な機能として都道府県の限定や並び
順を変更してもよい。いずれにしても都道府県名の一覧
表示を任意の都道府県だけ、任意の並び順で表示するこ
とで、県内だけ、地方だけ、西日本優先など、ユーザー
自らの業務に合せられるため、都道府県一覧はより高速
に選択でき使い易くなる。
【0060】図14は図2または図6の装置の環境設定
部の画面例示図である。新旧JISの異体字である21
組を表示し、新字、旧字どちらを適用するかユーザーが
各々、あるいは一括切替1401、で指定できる。図2
5の市郡レコード2510など各住所レコードに格納さ
れている文字コードは一意であるが、検索などでデータ
を取得した際に指定された方の文字コードに差替える。
例では新旧JISで組の中も2文字ずつであったが、こ
の例に限定されるものではない。この装置によれば地名
や社名、姓名などの固有名詞を辞書通りの文字コードだ
けでなく、ユーザーごとに変更できるため、コンピュー
タなどの使用環境による字体の差異を無くしたり、ユー
ザーの好みで好きなほうの字体を選択できるという利点
が有る。
【0061】現実にメーカごとにコンピュータ機種やプ
リンタ機種により新旧JISコードの割り当てが異な
り、例えば砺波市が礪波市という難字になる場合があ
る。本装置によれば図14の1400で示すように
「礪」でなく「砺」を選んでおけば、データファイル上
は「礪」の文字コードであっても表示時に「砺」の文字
コードに差替えられるため、ユーザーの環境や事情に合
った表示を可能とし、表示上の見易さを向上できる。
【0062】これより本発明の第3の観点によるデータ
入力装置の説明に入る。第2の観点のデータ入力装置と
同じく図4と図25を流用して説明する。第2の観点の
データ入力装置では共通する区間のよみや、階層的な区
切りのあるデータ等を1キーで部分確定できるインクリ
メンタルサーチを実現して住所での同じ郡名が続く例で
の効用を示した。一方、社名などは階層的なデータでは
なく「日本重工業金属(株)」など複数の単語「日本」
「重工業」「金属」から構成されていることが多い。こ
のような複数単語から成る文字列を探すのには、次のよ
うな特徴を持ったインクリメンタルサーチもあると便利
である。
【0063】つまり”/”などの単語の区切りを表す記
号を混在させて「に/じ/き」「日/重」など各単語の
先頭のよみ/漢字を指定していく単語先頭字インクリメ
ンタルサーチである。「に/」の入力時点では「に*」
のよみの社名が絞り込まれ、「に/じ/」の入力時点で
は「に*」のよみの第1単語、「じ*」のよみの第2単
語である社名だけに絞り込まれる。また「に//き」と
いうように記号を連続入力すれば途中のよみも省略でき
る。この単語先頭字インクリメンタルサーチの機能を実
現するためには、図25の都道府県レコード2500を
社名辞書=社名とよみが項目、と置き換えた上で、漢字
/よみ検索用インデックス2540/2550以外に、
単語先頭字漢字/よみ検索用インデックスを追加する。
内容は例えば単語先頭字漢字/よみ「日重金」/「にじ
き」と「日本重化学金属」や同様の社名への索引を組み
にしたレコードのJISコード順/五十音順の集合にな
る。
【0064】さらに入力文字解析部620は単語先頭字
インクリメンタルサーチ用の記号”/”の解析を、検索
部610は単語先頭字漢字/よみ検索用インデックスを
検索するような改造を加えればよい。また先頭文字だけ
でなく単語の全部の漢字/よみインデックスを用意すれ
ば「にほ/じゅう/きん」など単語ごとにインクリメン
タルサーチを併用でき、さらに絞り込めるためになお一
層選択しやすくなる。このように選択する候補を一気に
絞り込めるため、候補数の多い一覧において選択が見易
く高速になるため有効である。
【0065】これより本発明の第4の観点によるデータ
入力装置の説明に入る。第3の観点のデータ入力装置と
同じく図4と図25を流用して説明する。第2の観点の
データ入力装置では共通する区間のよみや、階層的な区
切りのあるデータ等を1キーで部分確定できるインクリ
メンタルサーチを実現して住所での同じ郡名が続く例で
の効用を示した。一方第3の観点のデータ入力装置では
社名を例として複数単語から成るデータ等を単語先頭字
インクリメンタルサーチにより素早く選択肢を減らす装
置を説明した。階層あるいは単語いずれもインクリメン
タルすなわち逐次的なキー入力で都度検索していくする
方法を述べてきたが、使用目的にもよるが入力文字列の
形で一括で先指定できた方が便利な場合もある。つま
り”/”などの階層あるいは単語の区切りを表す記号を
混在させて「に/じ/き」「日/重」など各階層、単語
の先頭のよみ/漢字の文字列を一括で先指定できる階層
・単語先頭字一括絞込み検索である。
【0066】例えば住所のような階層構造のデータに対
しては入力文字列「な/ま」で「長野県/松本市」「長
野県/松川村」など各位置の階層のよみが先頭一致する
データ候補だけに絞り込まれる。あるいは社名など単語
構造のデータに対しては入力文字列「に/じ/き」で
「日本/重化学/金属」など各位置の単語のよみが先頭
一致するデータ候補だけに絞り込まれる。この階層・単
語先頭字一括絞り込み検索の機能を実現するためには、
階層構造のデータでは、図2の入力文字列解析部220
に階層区切り記号”/”などの解析と、検索部210へ
の各階層ごとの先頭一致検索を指示するように改造す
る。単語構造のデータでは、図25の都道府県レコード
2500を社名辞書=社名とよみが項目、と置き換えた
上で、漢字/よみ検索用インデックス2540/255
0以外に、単語先頭字漢字/よみ検索用インデックスを
追加する。内容は例えば単語先頭字漢字/よみ「日重
金」/「にじき」と「日本重化学金属」や同様の社名へ
の索引を組みにしたレコードのJISコード順/五十音
順の集合になる。
【0067】そして入力文字解析部620は入力文字列
解析部と置き換えて、単語区切り記号”/”入り文字列
の解析を、検索部610は単語先頭字漢字/よみ検索用
インデックスを検索するような改造を加えればよい。ま
た先頭文字だけでなく単語の全部の漢字/よみインデッ
クスを用意すれば「にほ/じゅう/きん」など単語ごと
に先頭一致検索ができ、さらに絞り込めるためになお一
層選択しやすくなる。この階層・単語先頭字一括絞込み
検索によれば、多数の選択肢を持つデータ一覧で最初か
ら候補数を絞り込めるため、のちの選択が容易になる。
【0068】これより本発明の第5の観点によるデータ
入力装置の説明に入る。図15は、本発明のデータ入力
装置の構成ブロック図の1例である。図15の装置のデ
ータファイル1500、一覧表示部1530は図2で説
明したデータファイル200、一覧表示部230と同等
なので説明は省略する。この装置は一覧内での候補選択
を確定させたのち、最終的にユーザーが取得したいデー
タ形式を選ぶことができる候補形式一覧1550〜15
52を候補一覧表示部1540で表示する。候補形式一
覧1550〜1552で表示される候補の形式は、候補
形式1510に納められている。候補形式1510の内
容は候補形式設計部1520でユーザーが設計可能とな
っているため、任意の形式を変更、追加したり、候補形
式一覧での表示順を変えることができる。
【0069】一覧表示例1570は都道府県一覧であり
図25の都道府県レコード2500の都道府県データが
表示されている。ここで確定させるリターンキー等を押
下されると一覧表示部1530は現在カーソル1580
のデータ「長野県」で確定し、候補一覧表示部1540
に指示することにより、候補形式一覧1560が生成さ
れ表示される。候補形式は住所「長野県」とよみ「ナガ
ノケン」の2候補である。候補形式表示用のデータは都
道府県レコード2500の都道府県データから得られ生
成される。
【0070】一覧表示例1571は市区郡町村一覧であ
り市郡レコード2510、区町村レコード2520の市
郡、区町村データが表示されている。ここで確定させる
リターンキー等を押下されると一覧表示部1530は現
在カーソル1581の「長野県松本市」で確定し、候補
一覧表示部1540に指示することにより、候補形式一
覧1561が生成され表示される。候補形式は住所「長
野県松本市」、県名無し「松本市」、郵便番号「39
0」、市外局番「0263」、県名「長野県」、よみ
「ナガノケンマツモトシ」の6候補である。
【0071】候補形式表示用のデータは都道府県レコー
ド2500の都道府県データ、および市郡レコード25
10、区町村レコード2520の市郡、区町村データか
ら得られ生成される。実は先の候補形式一覧1560で
も県名「長野県」があったのだが、住所「長野県」と結
局は同じ内容なので重複表示を避けるため省略した例で
ある。
【0072】一覧表示例1572は町名大字一覧であり
町名大字レコード2530の町名大字データが表示され
ている。ここで確定させるリターンキー等を押下される
と一覧表示部1530は現在カーソル1582の「長野
県松本市中央」で確定し、候補一覧表示部1540に指
示することにより、候補形式一覧1562が表示され
る。候補形式は住所「長野県松本市中央」、県名無し
「松本市中央」、郵便番号「390」、市外局番「02
63」、県名「長野県」、市区郡町村名「松本市」、町
名大字名「中央」、よみ「ナガノケンマツモトシ」の9
候補である。候補形式表示用のデータは都道府県レコー
ド2500の都道府県データ、および市郡レコード25
10、区町村レコード2520の市郡、区町村データ、
そして町名大字レコード2530の町名大字データから
得られ生成される。実は先の候補形式一覧1561でも
市区郡町村名「松本市」があったのだが、県名無し「松
本市」と結局は同じ内容なので重複表示を避けるため省
略した例である。
【0073】図16から図18は図15の装置の候補形
式設計部1520の画面例示図である。図16は候補形
式設計部の画面例である。候補形式1600の一覧で現
在選択中の形式1601を、変更1621で設定変更で
きる。また同じく現在選択中の形式1601を、切り取
り1630、貼り付け1632により位置変更できる。
候補形式1600の表示順は実際の候補形式一覧の表示
順に適用される。またコピー1631で現在選択中の既
存形式1601から、形式を複写作成もできる。あるい
は新規作成1420で、形式を新規作成できる。161
0には現在選択中の形式での例を表示する。
【0074】図17は図16で現在選択中の形式160
1を、変更1621で設定変更する画面例である。候補
形式名1700には形式名「標準」が表示される。内容
1710には「標準」形式の内容が一覧表示される。こ
の形式の内容は都道府県(漢字)1711から町名・大
字(漢字)までの4項目であり、例が1720に表示さ
れる。内容1710に追加可能な項目が項目1730の
一覧に表示される。挿入1540で項目1730で選択
中の項目を内容1710のカーソル位置に追加でき、逆
に削除1741では内容1710で選択中の項目を削除
する。クリア1742を押すと内容を全部消す。漢字/
読み1743は現在選択中の都道府県(漢字)1711
を都道府県(読み)にトグルで切替えるボタンである。
なお項目1730の最後にある半角スペースは区切りを
入れるためのものであり、ほかにもカンマなどが考えら
れる。
【0075】詳細設定1750を押すと図18に示すよ
うな詳細設定画面が表示される。ここでは読み1800
でよみを半角カナ/ひらがな/カタカナにするか選択で
きる。また郵便番号1810や、市外局番1820では
それぞれ半角/全角にするか選択できる。郵便番号18
10についてはさらに〒マークや−を付加するかを選択
できる。また郡を省略する1830では、最終的に得る
住所データから郡を取り除く指定ができる。図8、図9
で郡を表示しない例を示したが、それは選択上の設定で
あったが、これは表示とは別個にユーザーが最終的に得
る住所データに郡が必要か否かを指定するものである。
【0076】図19は図15から図18で説明した装置
による候補形式一覧例である。「通常の候補形式一覧
例」1900は、図15の候補一覧例1552などと同
等である。1902〜1909は候補形式番号で、カー
ソル1901を上下移動キーで移動させてリターンキー
で確定させるほか、直接この番号を入力することでジャ
ンプしたり確定させるようにも実現できる。「郵便番号
や空白を付けた例」1920では、1922の候補形式
は1921の標準形式に〒マーク付きの郵便番号と半角
スペースを頭に付加した候補形式例である。1923の
候補形式は1922の形式から〒を取り、県名、市区郡
の後に半角スペースを付加した候補形式例である。「住
所コメント=ビル名付きの例」1930では、郵便番号
「163−08」1932によってビル名まで特定でき
る例であり、コメント「新宿NSビル」1933として
表示されている。
【0077】このように本装置では候補形式一覧の実現
により、最後に様々なデータ形式から取得したいデータ
を選べるため、変換開始時や変換途中で変換種類を特定
したり目的のデータ種類を決定する必要もなく、常に共
通の一貫性ある入力、変換、選択ができて操作性がよ
い。また候補形式の内容や表示順などをユーザーが予め
設計できるため、多種類のデータをまとめた候補形式を
用意すれば都度再入力しないで済むし、文字サイズや”
〒””−”空白等を付ける指定もできるため入力後のデ
ータ加工の手間を省ける。使用目的ごとに幾つかの候補
形式を用意できるため、いろいろな状況に対応したデー
タ入力を準備可能である。
【0078】これより本発明の第6の観点によるデータ
入力装置の説明に入る。図20は、本発明のデータ入力
装置の構成ブロック図の1例である。図20の装置は住
所、社名、氏名などから成る宛名データをそれぞれ専用
辞書を利用して、高速、簡単に選択入力するため、それ
ぞれの専用辞書をアクセスする専用入力支援部を複数持
っているデータ入力装置であって、住所入力ソフトとし
て実現されており、データ入力画面2002が画面例で
ある。住所入力支援部2000は、画面例2002の住
所入力エリア2060のいずれかの項目、例えば郵便番
号2050に入力された文字列を検索文字列として、住
所辞書2001を検索する。
【0079】住所辞書2001は図25のような階層的
なレコード構成と複数の検索用インデックスを有してお
り、多角的な検索が可能である。そして検索結果である
レコードデータには、郵便番号、市外局番、都道府県と
よみ、市郡とよみ、区町村とよみ、町名大字とよみが項
目として得られる。住所入力支援部2000は、住所辞
書2001を検索して得られた、これらの項目データを
画面2002の住所入力エリア2060の対応する項目
に入力する。検索用の文字列はどの項目でもよいし、ワ
イルドカード”*””?”検索ができるため、例えば先
頭文字が不明であっても、何か手掛かりさえあれば検索
ができる。また同時に複数の項目に文字列を入力してお
くことで複数条件での絞り込み検索もできる。
【0080】社名入力支援部2020は、画面例200
2の社名入力エリア2062のいずれかの項目、例えば
ふりがなに入力されたよみの文字列を検索文字列とし
て、社名辞書2021を検索する。社名辞書2021は
会社名、よみ、業種名、会社コードなど複数項目から成
るレコードデータと、会社名、よみ、会社コードなどか
ら、多角的な検索が可能なように検索用インデックスを
持っている。そして検索結果であるレコードデータに
は、会社名、よみ、会社コードなどが項目として得られ
る。社名入力支援部2020は、社名辞書2021を検
索して得られた、これらの項目データを画面2002の
社名入力エリア2062の対応する項目に入力する。
【0081】氏名入力支援部2040は、画面例200
2の氏名入力エリア2064のいずれかの項目、例えば
ふりがなに入力されたよみの文字列を検索文字列とし
て、氏名辞書2041を検索する。氏名辞書2041は
姓、姓よみから成る姓のレコードデータ、名、名よみか
ら成る名のレコードデータと、姓、名それぞれ漢字、よ
みから検索が可能なように検索用インデックスを持って
いる。そして検索結果であるレコードデータには、姓/
名、姓/名のよみが項目として得られる。氏名入力支援
部2040は、氏名辞書2041を検索して得られた、
これらの項目データを画面2002の氏名入力エリア2
064の対応する項目に入力する。なおデータ入力画面
2002は住所入力エリアが入力された時点の画面例で
ある。入力されている項目のデータからプレビュー表示
2065がされる。
【0082】基本的には図20の装置は、以上のような
それぞれの専用辞書を利用して、それぞれの入力エリア
が独立した入力支援を行なうのであるが、住所データの
特質として異なる入力エリアを支援可能な情報がコメン
ト項目に付加されていることがある。例えば大口事業所
や私書箱など特定郵便番号で会社名漢字が判る場合など
がそうである。住所のコメント項目は図25の町名大字
レコード2530に示したようにコメントの文字列と種
別から成る。住所入力支援部2000は、住所辞書20
01から検索結果として得たレコードデータの中にコメ
ント項目の文字列があった場合、その種別を調べ、例え
ば番地なら番地項目へ、ビル名なら住所2項目へ、文字
列を入力し、社名漢字なら社名入力支援部2020の社
名項目へ、文字列を渡す。
【0083】社名入力支援部2020では住所入力支援
部から渡された文字列、すなわち社名漢字で、ユーザー
がそれを入力した時と同様の動作で社名辞書2021を
検索し、レコードデータを得る。この結果、社名入力エ
リアの他の項目、社名のふりがなや業種名、会社コード
などの入力が済んでしまうため、ユーザーの操作を極力
省いた、効率の良い入力を実現できる。ここでは住所の
コメントと社名入力エリアを例示したが、社名や氏名に
コメント項目を設ければ同様の玉突き的な検索の誘発を
行なって、他の入力エリアの入力を済ませていくことが
可能である。
【0084】図21は図20の装置の流れ図である。ス
テップ2100は変数の初期化で、変数nにコメントの
総数、変数iはカウンタで0を入れる。ステップ210
1はi=nでループ終了をチェックしている。全てのコ
メントの処理が終わるとループを抜けて終了する。未処
理のコメントがあればステップ2102に進む。コメン
ト2103は、図25の町名大字レコード2530にあ
るようなコメント文字列と種別の組から成るn行のリス
トで、カウンタiで現在処理中の種別(i)、コメント
(i)を読み出せる構造であり、ステップ2102はそ
れらを読み出して変数の種別、コメントにセットする。
【0085】ステップ2110では種別が番地か調べ、
そうならステップ2120でコメントの文字列を番地項
目に格納し2115へ飛ぶ。否ならステップ2111で
種別がビル名か調べ、そうならステップ2121でコメ
ントの文字列を住所2項目に格納し2115へ飛ぶ。否
ならステップ2112で種別がTEL/FAXか調べ、
そうならステップ2122でコメントの文字列をTEL
/FAX項目に格納し2115へ飛ぶ。否ならステップ
2113で種別が社名/よみか調べ、そうならステップ
2123でコメントの文字列を社名/よみに格納し21
15へ飛ぶ。否ならステップ2114でコメントの文字
列を氏名/よみに格納し2115に進む。ステップ21
15ではカウンタiを+1して次の処理ループの入り口
であるステップ2101に飛ぶ。
【0086】図22は図20、図21で説明した装置の
画面例で、郵便番号2200を入力しただけで住所入力
エリアの番地と住所2を除く全ての項目と、コメント項
目から他の入力エリアの項目である、TEL2201、
社名2203が、そして社名辞書が社名2203から検
索されてさらに社名ふりがな2202までが入力された
ところである。
【0087】これより本発明の第7の観点によるデータ
入力装置の説明に入る。さらに図20の装置には、専用
辞書ではなく、キーワードすなわち定型文字列の一覧か
ら選択入力させる入力支援部を付加できる。電話入力支
援部2010と電話用のキーワード2011、あるいは
所属入力支援部2030と所属用のキーワード2031
がそれである。電話用のキーワードには「直通」「代
表」など、所属用のキーワードには「開発」「営業」な
どがよみを見出しとしての五十音順などで格納されてい
て、それぞれ入力支援部から一覧からの選択、五十音で
のインクリメンタルサーチなどができる。
【0088】ここで先程の住所入力エリア2060の入
力が済んだ状態で、市外局番の項目が入力されているこ
とに着目すると、電話入力エリア2061での入力支援
にも積極的に利用すべきである。ただ複写機能によりユ
ーザーーの手で市外局番の文字列をコピーするのでは面
倒であるし、あるいは装置がTELやFAXの項目に勝
手に市外局番の文字列を入力してしまってはFAXが必
要無かった場合にユーザーがそれを削除する手間が発生
してしまう。そこで本装置では市外局番に見られるよう
に他の入力エリアで利用可能な文字列は、その入力エリ
ア用のキーワードに追加する。また、電話を例にする
が、ユーザーが市外局番をキーワードから選択入力した
のちTEL番号の全文字列の入力確定した時点で、TE
L番号の全文字列、そして頭から局番までの部分文字
列、をさらにキーワードに追加する。これはFAX番号
はTEL番号にほぼ同じか、局番までは同じであって、
再利用に適するためである。このように他の入力エリア
あるいは同じ入力エリアで入力された文字列を、必要に
応じて加工しつつキーワードに追加していけば、キーワ
ードからの選択が利用できる場合が増えて手入力の手間
を軽減できる。
【0089】図23は図20の装置で、電話入力支援部
とそのキーワードの付加部分の働きを示す流れ図であ
る。ステップ2300は変数の初期化で、変数TEL1
〜3を空にする。なおTEL1〜3はキーワード3行分
の電話番号の文字列を納める変数である。ステップ23
01ではすでに電話入力エリアのTEL、FAXなどい
ずれかの項目に入力済みか調べ、そうならステップ23
02へ、否ならステップ2310に分岐する。ステップ
2310では住所入力エリアが入力済みで市外局番の項
目が利用できるか調べ、そうならTEL1に市外局番の
項目から得た文字列に”−”を付加した文字列を格納し
てステップ2320に飛ぶ。否なら何もしないでステッ
プ2320に飛ぶ。ステップ2302では入力済みのT
ELなどの項目から全部の電話番号文字列を得て、TE
L3に格納する。続くステップ2303では同じく電話
番号文字列を得て市外局番”−”までの文字列をTEL
1に格納する。
【0090】さらにステップ2304では同じく電話番
号文字列を得て市外局番”−”局番”−”までの文字列
をTEL2に格納する。ステップ2320ではTEL1
が得られたか調べ、そうならステップ2321でTEL
1の文字列を図20のキーワード2011の先頭行に追
加する。ステップ2330ではTEL2が得られたか調
べ、そうならステップ2331でTEL2の文字列を図
20のキーワード2011の先頭行に追加する。ステッ
プ2340ではTEL3が得られたか調べ、そうならス
テップ2341でTEL3の文字列を図20のキーワー
ド2011の先頭行に追加する。
【0091】図24は図23の流れ図の装置のキーワー
ド一覧例である。「TEL1のキーワード一覧例」24
00は図23でステップ2311を通った場合であり、
図20の電話入力エリア2061の全項目が未入力かつ
市外局番2051に「03」が入力済みの状態でのキー
ワードの内容が該当する。住所入力エリアの市外局番2
051の項目の文字列「03」に”−”を付加した文字
列「03−」が市外局番として定型文字列2401に追
加されている。一方「FAXのキーワード一覧例」24
10は図23でステップ2302を通った場合であり、
図22の電話番号2201に「03−xxxx−xxx
x」が入力済みの状態でのキーワードの内容が該当す
る。電話番号2201の項目が入力済みなので、その全
文字列「03−xxxx−xxxx」が定型文字列24
11に、先頭から局番までの文字列「03−xxxx
−」が定型文字列2412に、そして市外局番だけの文
字列「03−」が定型文字列2413に、それぞれ追加
されている。
【0092】このようにこの装置によれば固定的なキー
ワード一覧だけではなく、順次成長していく部分を持つ
キーワード一覧が実現できるため、装置やユーザーの入
力結果を最大限に再利用できて入力効率を向上できる。
【0093】以上第1〜第7の観点に分けて本発明を説
明してきた。実施例中、階層構造を持つデータをして住
所データを例示したが、これに限る訳ではない。例えば
文書、記事、書名、といった階層分類整理Z(ファイリ
ング)されたデータファイル、文字列(定型句、短文、
メモなど)をテーマ毎に整理したテキストデータベー
ス、組織図(事業部、部、課など)など元々が木構造で
あるもの、などについても適用が可能である。
【0094】さらに各観点において、データの階層構造
の特性を積極的に使っていない発明については、階層で
はない通常の構造をもつデータであっても適用可能であ
ることは言うまでもない。
【0095】
【発明の効果】本発明の第1の観点によるデータ入力装
置によれば、かな漢字変換装置と同様によみを入力する
要領で、様々な形態、例えばデータファイルが住所辞書
の場合なら、数字で郵便番号/市外局番、文字で漢字/
よみ/記号、を単に入力でき、あとは装置側で入力文字
列を解析して適切な検索を行ない、特定できるところま
での階層の特定できる位置のデータを一覧表示し、ユー
ザーが一覧からデータを選択、確定するという簡単で統
一的な操作を実現しており使い勝手がよい。
【0096】次に、本発明の第2の観点によるデータ入
力装置によれば、一覧表示において上下移動キーやウイ
ンドウのスクロール機能でのカーソル移動も可能である
と同時によみなど索引を入力するたびに先頭一致する候
補へとカーソル位置が進んでいく、インクリメンタルサ
ーチ(ジャンプ)を実現しており一覧選択が高速で簡単
にできる。さらに共通の区間を持つ候補が連続する時に
1キーで部分確定させる処理により、違いのある文字列
の頭出しができる部分確定インクリメンタルサーチを採
用した。1キーでインクリメンタルサーチの共通区間の
よみ文字入力が省け、入力ミスも起きにくいため、一覧
からの選択操作がさらに便利で高速にできる。
【0097】次に、本発明の第3の観点によるデータ入
力装置によれば、複数単語からなる文字列例えば社名
「日本重工業金属」などの一覧表示においてのインクリ
メンタルサーチで”/”などの単語の区切りを表す記号
を混在させて「に/じ/き」「日/重」など各単語の先
頭のよみ/漢字を指定していく単語先頭字インクリメン
タルサーチを採用した。これにより選択する候補を一気
に絞り込めるため、候補数の多い一覧において選択が見
易く高速になるため有効である。
【0098】次に、本発明の第4の観点によるデータ入
力装置によれば、住所などの階層構造あるいは社名など
の単語構造のデータ一覧で、階層ごとあるいは単語の区
切りを表す記号を混在させて「に/じ/き」「日/重」
など各階層あるいは各単語の先頭のよみ/漢字を一括で
先指定できる単語先頭字一括絞込み検索を採用した。こ
れにより選択する候補を最初から絞り込んでおけるた
め、候補数の多い一覧において、後の選択が容易にな
る。
【0099】次に、本発明の第5の観点によるデータ入
力装置によれば、候補形式一覧の実現により、最後に様
々なデータ形式から取得したいデータを選べるため、変
換開始時や変換途中で変換種類を特定したり目的のデー
タ種類を決定する必要もなく、常に共通の一貫性ある入
力、変換、選択ができて操作性がよい。また候補形式の
内容や表示順などをユーザーが予め設計できるため、多
種類のデータをまとめた候補形式を用意すれば都度再入
力しないで済むし、文字サイズや”〒””−”空白等を
付ける指定もできるため入力後のデータ加工の手間を省
ける。使用目的ごとに幾つかの候補形式を用意できるた
め、いろんな状況に対応したデータ入力を準備可能であ
る。
【0100】次に、本発明の第6の観点によるデータ入
力装置によれば、第1の入力支援部で第1の辞書を検索
したデータを項目に整理して入力され、さらに第2の入
力支援部へ第2の辞書を検索する文字列を渡すことがで
きる。このように順次他の入力エリア用に利用可能な検
索文字列を伝播していくことができるため、他の入力エ
リアの検索文字列の入力、辞書の検索、項目に整理して
入力、までが装置によって実行される。ユーザーの操作
を極力省いた、効率の良い入力支援ができるというメリ
ットがある。
【0101】さらに、本発明の第7の観点によるデータ
入力装置によれば、固定的なキーワード一覧だけではな
く、順次成長していく部分を持つキーワード一覧が実現
できるため、装置やユーザーの入力結果を最大限に再利
用できて入力効率を向上できる。つまり再度手入力した
り、あるいは複写機能で文字列を範囲指定したりコピー
先を選ぶ操作をする手間が皆無にできる。また単純にキ
ーワード一覧に追加されるだけでなく、必要に応じて加
工済み文字列も追加されるため、選択入力後にユーザー
ーが加工を要する場合が減る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明となるデータ入力装置の1実施例のハー
ドウェア構成図である。
【図2】本発明となる第1の観点によるデータ入力装置
の1実施例の構成ブロック図である。
【図3】本発明となる第1の観点によるデータ入力装置
の1実施例の流れ図の部分図1である。
【図4】本発明となる第1の観点によるデータ入力装置
の1実施例の流れ図の部分図2である。
【図5】本発明となる第1の観点によるデータ入力装置
の1実施例の流れ図の部分図3である。
【図6】本発明となる第2の観点によるデータ入力装置
の1実施例の構成ブロック図である。
【図7】本発明となる第2の観点によるデータ入力装置
の1実施例の流れ図である。
【図8】環境設定部の環境画面の例示図である。
【図9】市区郡町村一覧の表示画面の例示図である。
【図10】環境設定部の表示項目画面の例示図である。
【図11】町名大字一覧の表示画面の例示図である。
【図12】環境設定部の並び順画面の例示図である。
【図13】都道府県一覧と市区郡町村一覧の表示画面の
例示図である。
【図14】環境設定部の新字・旧字画面の例示図であ
る。
【図15】本発明となる第3の観点によるデータ入力装
置の1実施例の構成ブロック図である。
【図16】環境設定部の候補形式画面の例示図である。
【図17】環境設定部の候補形式設計画面の例示図であ
る。
【図18】環境設定部の候補形式設計の詳細設定画面の
例示図である。
【図19】候補形式一覧の表示画面の例示図である。
【図20】本発明となる第6の観点によるデータ入力装
置の1実施例の構成ブロック図である。
【図21】本発明となる第6の観点によるデータ入力装
置の1実施例の流れ図である。
【図22】本発明となる第7の観点によるデータ入力装
置のデータ入力画面の例示図である。
【図23】本発明となる第7の観点によるデータ入力装
置の1実施例の流れ図である。
【図24】キーワード一覧の表示画面の例示図である。
【図25】データファイルが住所辞書の場合のレコード
の例示図である。
【符号の説明】
H1:CRT H2:キーボード H3:磁気ディスク H4:CPU H5:RAM H6:ROM 200:データファイル 210:検索部 220:入力文字列解析部 230:一覧表示部 240〜243:入力例 250:都道府県一覧 251:市区郡町村一覧 252:町名大字一覧 253:候補形式一覧 260〜263:カーソル 270〜272:よみ 300〜330:流れ図の各ステップ 400〜450:流れ図の各ステップ 500〜520:流れ図の各ステップ 600:データファイル 610:検索部 620:入力文字解析部 630:一覧表示部 640〜642:入力例 650〜653:市区郡町村一覧 660〜663:カーソル 670〜673:よみ 700〜731:流れ図の各ステップ 800〜806:画面の各部品 900:カーソル 1000〜1002:画面の各部品 1100:カーソル 1101:五十音見出し 1102:町名大字 1103:郵便番号 1104:市外局番 1105:コメント 1200〜1202:画面の各部品 1300:カーソル 1301:五十音見出し 1302:都道府県 1310:カーソル 1311:郵便番号見出し 1312:市区郡町村 1400〜1401:画面の各部品 1500:データファイル 1510:候補形式 1520:候補形式設計部 1530:一覧表示部 1540:候補一覧表示部 1550〜1552:候補一覧 1560〜1562:カーソル 1570:都道府県一覧 1571:市区郡町村一覧 1572:町名大字一覧 1580〜1582:カーソル 1600〜1632:画面の各部品 1700〜1750:画面の各部品 1800〜1830:画面の各部品 1900:候補形式一覧 1901:カーソル 1902〜1909:候補形式 1910:候補形式番号 1911:候補形式内容 1920:候補形式一覧 1921:カーソル 1922〜1923:候補形式 1930:候補形式一覧 1931:カーソル 1932〜1933:候補形式 2000:住所入力支援部 2001:住所辞書 2002:データ入力画面 2010:電話入力支援部 2011:電話用キーワード 2020:社名入力支援部 2021:社名辞書 2030:所属入力支援部 2031:所属用キーワード 2040:氏名入力支援部 2041:氏名辞書 2050:郵便番号 2051:市外局番 2052:町名大字よみ 2053:町名大字 2060:住所入力エリア 2061:電話入力エリア 2062:社名入力エリア 2063:所属入力エリア 2064:氏名入力エリア 2065:プレビューエリア 2100〜2123:流れ図の各ステップ 2200〜2203:画面の各部品 2300〜2341:流れ図の各ステップ 2400:キーワード一覧 2401〜2402:定型文字列 2410:キーワード一覧 2411〜2414:定型文字列 2500:都道府県レコード 2510:市郡レコード 2520:区町村レコード 2530:町名大字レコード 2540:漢字検索用インデックス 2550:よみ検索用インデックス

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】階層的に整理されたデータファイルから入
    力文字列によって検索し、選択入力できるデータ入力装
    置において、 階層的に整理されたデータ、例えば住所辞書なら都道府
    県、市区郡町村、町名・大字の3階層構造の住所データ
    の漢字と、検索のための索引、例えば住所辞書なら住所
    の読み、郵便番号、市外局番、JIS住所コード等と、
    から構成されるデータファイルと、 キーボード等から得た入力文字列を解析する入力文字列
    解析部と、 前記入力文字列解析部からの指示により前記データファ
    イルを検索する検索部と、 前記検索部の結果と、入力文字列解析部から受けた入力
    文字列から、データファイルの該当階層の該当付近のデ
    ータを一覧表示する一覧表示部と、を持つことを特徴と
    するデータ入力装置。
  2. 【請求項2】階層的に整理されたデータファイルから入
    力文字列によって検索し、選択入力できるデータ入力装
    置において、 階層的に整理されたデータ、例えば住所辞書なら都道府
    県、市区郡町村、町名・大字の3階層構造の住所データ
    の漢字と、検索のための索引、例えば住所辞書なら住所
    の読み、郵便番号、市外局番、JIS住所コード等と、
    から構成されるデータファイルと、 部分確定できるインクリメンタルサーチを行なうためキ
    ーボード等から入力されたキーを逐次解析して現在確定
    中の読みを作成し、先頭一致検索を指示する入力文字解
    析部と、 前記入力文字解析部からの指示により前記データファイ
    ルを先頭一致検索する検索部と、 入力文字解析部から受けた現在確定中の読みを表示し、
    前記検索部の結果からデータファイルの該当階層の該当
    付近のデータを一覧表示する一覧表示部と、を持つこと
    を特徴とするデータ入力装置。
  3. 【請求項3】データファイルから入力文字列によって検
    索し、選択入力できるデータ入力装置において、 複数の単語から成る文字列データの漢字とよみ、検索用
    インデックスなどから構成されるデータファイルと、 単語先頭字インクリメンタルサーチを行なうためキーボ
    ード等から入力されたキーを逐次解析して現在確定中の
    読みを作成し、単語先頭字検索を指示する入力文字解析
    部と、 前記入力文字解析部からの指示により前記データファイ
    ルを単語先頭字検索する検索部と、 入力文字解析部から受けた現在確定中の読みを表示し、
    前記検索部の結果からデータファイルから絞り込まれた
    データを一覧表示する一覧表示部と、を持つことを特徴
    とするデータ入力装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2記載のデータ入力
    装置において、 ある階層データの表示制限を設定し前記一覧表示部へ指
    示する環境設定部、を持つことを特徴とするデータ入力
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項3記載のいずれかのデ
    ータ入力装置において、 特定属性を持つデータの表示制限を設定し前記一覧表示
    部へ指示する環境設定部、を持つことを特徴とするデー
    タ入力装置。
  6. 【請求項6】請求項1または請求項2記載のデータ入力
    装置において、 サブ階層のあるデータまたは先頭一致する共通語を持つ
    データ、にその区切り目となる位置に表示上の目印とし
    て空白等を挟むことを設定し前記一覧表示部へ指示する
    環境設定部、を持つことを特徴とするデータ入力装置。
  7. 【請求項7】請求項1または請求項2記載のデータ入力
    装置において、 前記データファイルのデータ階層ごとに一覧表示する項
    目種を前記一覧表示部へ指示する環境設定部、を持つこ
    とを特徴とするデータ入力装置。
  8. 【請求項8】請求項1または請求項2記載のデータ入力
    装置において、 前記データファイルのデータ階層ごとに一覧表示する並
    び順を前記一覧表示部へ指示する環境設定部、を持つこ
    とを特徴とするデータ入力装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載のデータ入力装置において、 前記データファイルの第1の階層に関して、前記一覧表
    示部で一覧表示するデータを予め限定し、順番を入替え
    可能な表示データ設定部、を持つことを特徴とするデー
    タ入力装置。
  10. 【請求項10】請求項1から請求項3記載のいずれかの
    データ入力装置において、 2種以上の異なる文字からなるグループを幾つか表示
    し、各々のグループ代表文字を選択させる文字グループ
    選択部と、 表示する文字が前記のグループに属する文字である場合
    に、選択しておいたグループ代表文字と差し替える文字
    読替部、を持つことを特徴とするデータ入力装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載のデータ入力装置におい
    て、 前記入力文字列解析部において予め設定された特殊キー
    を判別した場合に、前回確定した一覧を再度表示するリ
    ピート一覧表示部、を持つことを特徴とするデータ入力
    装置。
  12. 【請求項12】階層構造あるいは単語構造に整理された
    データファイルから入力文字列によって検索し、選択入
    力できるデータ入力装置において、 複数の階層あるいは単語ごとに整理された文字列データ
    の漢字とよみ、検索用インデックスなどから構成される
    データファイルと、 階層あるいは単語ごとの先頭字と区切り記号を一括で先
    指定した文字列を解析可能な入力文字列解析部と、 階層あるいは単語の先頭字列の検索条件に該当する候補
    を絞込み検索する検索部と、 前記検索部の結果からデータファイルから絞り込まれた
    データを一覧表示する一覧表示部と、を持つことを特徴
    とするデータ入力装置。
  13. 【請求項13】階層的に整理されたデータファイルから
    入力文字列によって検索し、選択入力できるデータ入力
    装置において、 階層的に整理されたデータ、例えば住所辞書なら都道府
    県、市区郡町村、町名・大字の3階層構造の住所データ
    の漢字と、検索のための索引、例えば住所辞書なら住所
    の読み、郵便番号、市外局番、JIS住所コード等と、
    から構成されるデータファイルと、 入力文字列候補の形式を複数格納できる候補形式と、 候補形式を新規作成、変更など自由設計して前記候補形
    式に格納する候補形式設計部と、 前記データファイルの内容を階層毎に表示し、階層毎に
    データを選択し、確定できる一覧表示部と、 前記一覧表示部でデータを確定した際に、前記データフ
    ァイルからデータを取得し、前記候補形式で指定されて
    いる内容に基づいて、各々の候補の入力文字列を生成
    し、候補一覧として異なる候補を表示する候補一覧表示
    部と、を持つことを特徴とするデータ入力装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載のデータ入力装置におい
    て、 前回と同じ候補形式一覧を再度表示するリピート候補一
    覧表示部、を持つことを特徴とするデータ入力装置。
  15. 【請求項15】複数の独立した辞書を持ち、各々入力さ
    れた文字列によって検索し、選択入力できるデータ入力
    装置において、 複数の項目、例えば住所辞書なら住所漢字と読みや郵便
    番号など、を持ったレコードデータを幾つか格納した第
    1の辞書と、 前記第1の辞書とは独立な辞書で、異なる分野の複数の
    項目、例えば社名辞書なら社名と読み、を持ったレコー
    ドデータを幾つか格納した第2の辞書と、 与えられた検索文字列で第2の辞書を検索し、レコード
    データを得て項目ごとに格納する第2の入力支援部と、 与えられた検索文字列で第1の辞書を検索し、レコード
    データを得て項目ごとに格納すると同時に、レコードデ
    ータの中に第2の辞書の検索文字列として使用できるコ
    メント項目があった場合に、コメント項目の文字列を検
    索文字列として第2の入力支援部へ渡す第1の入力支援
    部と、を持つことを特徴とするデータ入力装置。
  16. 【請求項16】辞書を持ち、入力された文字列によって
    検索し、選択入力できるデータ入力装置において、 複数の項目、例えば住所辞書なら住所漢字と読みや郵便
    番号など、を持ったレコードデータを幾つか格納した辞
    書と、 幾つかの定型文字列を格納したキーワードと、 文字列を受け取ると新たな定型文字列として必要なら分
    割などの加工をして前記キーワードに追加格納する第2
    の入力支援部と、 与えられた検索文字列で第1の辞書を検索し、レコード
    データを得て項目ごとに格納すると同時に、レコードデ
    ータの中に前記キーワードの定型文字列として使用でき
    る項目があった場合に、その項目の文字列を前記第2の
    入力支援部へ渡す第1の入力支援部と、を持つことを特
    徴とするデータ入力装置。
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