JPH05128152A - 文書検索支援方法 - Google Patents

文書検索支援方法

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JPH05128152A
JPH05128152A JP3289750A JP28975091A JPH05128152A JP H05128152 A JPH05128152 A JP H05128152A JP 3289750 A JP3289750 A JP 3289750A JP 28975091 A JP28975091 A JP 28975091A JP H05128152 A JPH05128152 A JP H05128152A
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JP3289750A
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Toshihisa Aoshima
利久 青島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の第1の目的は、検索したい文書のキー
ワードから、特定される分類コードにより、効率的な文
書検索を支援する方法を提供し、第2の目的は、多量の
文書の閲覧を、効率よく簡便に行う方法を提供すること
である。 【構成】あらかじめ文書の分類コードとキーワードの対
応表を登録しておき(図1の106)、ユーザが検索条
件として、キーワードを入力したとき、そのキーワード
に対応する文書の分類コードを、前記登録の対応表を参
照することにより求め、前記抽出の分類コードによっ
て、文書を検索する。さらに、検索結果の文書のタイト
ル一覧表示と並置して、一覧表で指定の文書の、あらか
じめ設定した項目または、指定頁を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書検索の支援方法に
係り、特に特許公報類のような文書の分類コードが付記
された文書あるいは、研究論文のような分類コードの付
記が可能な大量の文書の検索・閲覧表示を効率良く、簡
便に行うのに好適な文書検索支援方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子計算機による文書の検索方法とし
て、キーワード検索が広く知られている。例えば、財団
法人の日本特許情報機構Japio が提供している公開特許
の検索システムPATOLIS がある。そのシステムでは、特
許の検索条件として、調べたい特許に関する複数のキー
ワードに対応する英数字コードの論理式を入力するよう
になっている。このキーワードに対応する英数字コード
は分厚いコード表を人手によって調べる必要があり、大
変面倒な作業であった。また、このシステムのキーワー
ド検索では、あらかじめ各特許文書ごとに文書に含まれ
ているキーワードを抽出したデータベースを参照してい
るようである。
【0003】また、同Japio が提供している特許公報C
D−ROM検索装置では、各特許文書に付記されている
特許国際分類コードを直接検索条件に指定して、該当す
る特許を抽出することが可能になっている。
【0004】一方、検索・抽出された文書の内容の閲覧
方法については、例えば、特開平3−19083 号公報の
「マルチメディア文書情報システム」の実施例に、特許
明細書の例として、「請求の範囲」,「従来技術」など
の文書構造に基づく「項目」指定による呼出し表示手段
が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の中で、
キーワードによる特許検索は、あらかじめ検索する文書
自体に含まれるキーワードが抽出されていないときは、
そのキーワードの抽出処理の負荷が大きいこと、さらに
関連のない分野の特許が、たまたま指定のキーワードと
同一の文字を含むために抽出されてしまうなどの欠点が
あった。一方、特許国際分類コードの方は、従来キーワ
ードと特許国際分類コードの対応表がなく、調べたい特
許がどの分類コードかを調べるのが難しいなどの理由か
ら、一般の人にはなじみが少なかった。特に、項目が多
岐に分かれている電子計算機の分野などは、分類が複雑
であった。
【0006】一方、検索・抽出された文書の閲覧方法で
は、多数の特許明細書の特定の項目・頁だけを、次々に
チェックすることは容易ではなかった。
【0007】また、特許明細書の図面ように、図面を説
明する文章と図面が離れた場所に存在するとき、文章を
閲覧中に、図面参照個所を識別し、さらに参照している
図面を文章と対応して表示することは容易ではなかっ
た。
【0008】本発明の第1の目的は、検索したい文書の
キーワードから、該キーワードに対する文書の分類コー
ドをより正確に求め、特定した分類コードにより、効率
的な文書検索を支援する方法を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、多量の文書の閲覧
を、効率よく簡便に行う方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために第1の発明は、あらかじめ文書の分類コードと
キーワードの対応表を登録しておき、ユーザが検索条件
として、キーワードを入力したとき、そのキーワードに
対応する文書の分類コードを、登録された対応表を参照
することにより求め、抽出された分類コードによって、
文書を検索することである。
【0011】第2の発明は、指定のキーワードに対し
て、複数の分類コードが対応したときは、更に各分類コ
ードに該当する関連のキーワード群を表示することであ
る。
【0012】第3の発明は、分類コードと対応するキー
ワード群を、分類のレベルによって、階層的に提示する
ことである。
【0013】第4の発明は、文書の指定範囲からキーワ
ードを抽出し、前記抽出したキーワードについて、あら
かじめ登録した分類コードとキーワードの対応表を対照
して、文書の分類コードを得ることである。
【0014】上記第2の目的を達成するための第1の発
明(第5の発明)は、文書のタイトル一覧の表示と、タ
イトル一覧の中の文書を逐一選択指定する動作に追従し
て、指定された文書の特定項目を抜粋した文書を、タイ
トル一覧表と並べて表示することである。
【0015】第2の目的を達成するための第2の発明
(第6の発明)は、文書のテキスト中で図表の参照部分
に、各図表データを関連付けるアイコンを配置表示し、
そのアイコンを指示すると、対応する図表をそのアイコ
ンの近傍に表示することである。
【0016】
【作用】本発明において、文書の分類コードと、その分
類コードに該当するキーワードの対応表により、与えら
れたキーワードと、前記対応表記載のキーワード群との
マッチング処理の繰返しにより、対応する分類コードが
求められる。中には、一つのキーワードが複数の分類コ
ード欄に記録されていることもあり、その場合には、複
数の分類コードについて、該当する文書を抽出する。第
1の発明の手段によれば、ユーザは、分類コードを意識
しないでキーワードに対応した特定の分類コードの文書
を検索できる。
【0017】第2の発明によれば、一つのキーワードに
対して、複数の分類コードが抽出されたとき、それぞれ
の分類コードに該当するキーワード群を表示することに
より、ユーザは検索したい範囲をより特定することが可
能となる。
【0018】第3の発明によれば、分類のレベルに沿っ
た、分類コードとキーワードの階層表示により、適切な
キーワードが思いつかない場合にも、ユーザの検索した
い文書の分類コードを特定することが可能となる。
【0019】第4の発明によれば、文書に分類コードが
付記されていない場合にも、特定した文書の範囲からキ
ーワードを抽出し、前記分類コードの抽出手段から、各
文書に分類コードを与えることが可能となる。
【0020】なお、例えば、特許文書における特許国際
分類コードとキーワードの対応表は、固定的なものでは
なく、対応表にない新しいキーワードが現れた時点で、
類似特許の分類コードを調べたり、特許の専門家に問い
合わせた上で前記対応表に新しいキーワードを追加,更
新していく。
【0021】第2の目的に対する第1の発明(第5の発
明)は、文書の一覧目次の中で指定された文書の識別番
号,公開特許の場合には公開番号により、各指定文書の
データの存在場所が即座に特定される。さらに、各文書
が項目別に構造化されていれば、特定項目の抜粋文書の
生成は容易である。文書の一覧目次と抜粋文書の対応表
示によって、大量の文書の見たい場所を、高速に閲覧す
ることが可能となる。第2の目的に対する第2の発明
(第6の発明)は、図表の参照アイコンに対し、対応す
る図表データの存在場所を記録しておくことにより、指
定のアイコンに対する図表の参照が可能である。これに
よって、図面と図面の説明の文章が離れて存在していて
も、両者を並べて表示できる。
【0022】
【実施例】本発明の文書検索支援方法は、キーボード等
のテキスト入力装置,表示されている対象を指示するマ
ウス等のポインティング装置およびディスプレイ装置を
有するワークステーションあるいはパソコン上で実現さ
れる。
【0023】図1は、本発明の第1の実施例である文書
検索支援方法の手順を示すブロック図である。本発明の
実施例では、検索対象の文書として特許明細書を例とし
ている。
【0024】まず、検索条件として、検索したい特許の
キーワードと特許が公開された年月の範囲を示す検索期
間を入力する(処理101)。
【0025】次に入力されたキーワードに対する特許国
際分類コードを、分類コードとキーワードの対応表10
6を参照することにより抽出する(処理102)。分類
コードとキーワードの対応表の詳細は図2に示す。表の
左側201に特許国際分類コード、表の右側202に各
分類コードに対するキーワード群を格納している。特許
国際分類コードは、大きくA〜Hで始まる8つのコード
に大分類されている。Gから始まるコードは物理関係、
Hから始まるコードは電気関係であり、例えばG06F
は、ディジタル計算機の分野を示す。大分類G06Fの
中は、さらに中分類,小分類に分類される。図2は、そ
の大分類G06Fの中の分類コードとキーワードの対応
表の一部を抜粋したものである。例えば検索条件のキー
ワードとして、「ワークステーション」が与えられたと
きは、図2の分類コードとキーワードの対応表の欄20
3から、分類コードG06Fの大分類のみが得られる。
また、別のキーワード「電子手帳」が与えられたとき
は、前記対応表の欄204から分類コードとして、G0
6Fの15/02の中分類までの分類コードが得られ
る。また、別のキーワード「クリッピング」が与えられ
たときは、前記対応表の欄205から、G06Fの15
/72の380という小分類までの分類コードが得られ
る。
【0026】検索条件として、ユーザによって入力され
た1つまたは複数のキーワードに対して、前記の分類コ
ードとキーワードの対応表の全ての欄のキーワード群と
の比較により、対応する分類コードを求める。与えられ
た1つのキーワードから、複数の分類コードが抽出され
る場合もある。図2の対応表では、説明上代表的なキー
ワード群しか列挙していないが、実際上はさらに多くの
キーワードをあらかじめ登録しておく必要がある。
【0027】次に、最初に指定した検索期間に公開され
た特許の書誌データ107の内容を参照して、前記抽出
の国際分類コードが付記された特許の公開番号を抽出す
る(処理103)。特許の書誌データは、後述図3の左
側301の表示例に示す公開特許目次と同形式で記憶さ
れており、個々の発明の特許毎に公開番号,前記説明の
特許国際分類コード,出願日,発明の名称,出願人のデ
ータを含んでいる。次に上記検索の結果、先に抽出され
た国際分類コードの付記された特許の一覧表示を行う
(処理104)。図3の左側の301の部分がその表示
例で、公開特許目次形式の特許書誌データを列挙したも
のである。この表示によってユーザは、特許一覧表の発
明の名称や出願人の表示を見て、参照すべき特許明細書
をさらに絞ることが可能となる。
【0028】次に上記抽出の公開特許目次301の表示
中から同図303のスクロールバーによって1つの特許
を選択し、選択指定された公開番号の特許を、特許明細
書データ108の中から抽出して、同図右側303に示
す様にその明細書の先頭頁の表示を行う(処理10
5)。ユーザは、さらに明細書表示の右端304のスク
ロールバーを上下に移動して、明細書の任意の頁を参照
することができる。なお、指定された特許の明細書の最
初の表示は先頭頁に限らず、要約書等を表示するように
設定することもできる。
【0029】なお第1の実施例において図1の106と
107のデータは、通常ワークステーションに接続され
たディスクに格納され、それらのデータは、分類コード
の抽出および検索処理の時点に、必要に応じ主記憶にロ
ーディングされる。また、同図108の特許明細書デー
タは、上記ディスクまたは、特願平3−82231号「CD−
ROMライブラリ制御方式」に記載のCD−ROMライ
ブラリ装置に格納されており、処理105で表示が指定
された公開番号の特許データだけが抽出されて、ディス
プレイ装置に表示される。従来の特許明細書公報の電子
化されたデータは、明細書の内容のすべてが画像データ
として提供されている。平成5年より公開の特許明細書
のデータは、図面のみが画像データで、残りはテキスト
コードの混在形式となる。いずれの形式のデータについ
ても、それらのデータの表示については、公知の技術で
容易に対応が可能である。
【0030】本発明の第2の実施例は、特許の検索条件
として、ユーザが入力したキーワードと関連のキーワー
ド群を、特許国際分類コードを介して抽出するものであ
る。図4はその例で、「電子メール」というキーワード
を入力したとき、まず第1の実施例と同様に、分類コー
ドとキーワードの対応表を参照して、「電子メール」に
対応する分類コードを抽出する。図4の左側401は、
抽出された「電子メール」に対応する4つの分類コード
の表示例である。
【0031】第1の実施例では、このように指定のキー
ワードに対して、複数の分類コードが対応したときは、
対応する複数の分類コードの特許を全て抽出することに
していた。本第2の実施例では、先に抽出された複数の
分類コードに対応する関連キーワード群として、前述の
分類コードとキーワードの対応表から抽出された分類コ
ードの欄のキーワード群を全て表示する。図4の右側4
02はその表示例である。本401と402の対応表示
によってユーザは、「電子メール」に関して、さらにど
の分野の特許のみを検索したいかを指示することが可能
となる。例えば、音声による電子メールの関連特許を検
索したいときは、分類コードH04Mの3/42だけの
特許を検索するように、本表示の上でその分類コードを
選択指定する。
【0032】本発明の第3の実施例は、前述の特許国際
分類コードとキーワードの対応表を階層的に表示して、
検索したい特許の分野を絞り込むことを支援する例であ
る。図5は、ディジタル計算機の分野G06Fの分類コ
ードについての階層的な表示例である。最初にG06F
の指定に対して、同図(a)501のようにG06Fの中
の中分類の各上位コードに対するキーワードまたは対象
の範囲を示す用語の対応を表示する。ここでユーザが最
下段の分類コード504を選択したとき、同図(b)5
02のように指定された中分類の各下位コードに対応す
るキーワード群を表示する。さらにユーザが最下段の分
類コード505を選択したとき、同図(c)503のよ
うに、小分類コードに対応するキーワード群を表示す
る。以上の各階層の表示は、多段メニューの形式で表示
される。この表示によって、ユーザは、例えば図形処理
関係の特許の中で、「クリッピングの処理」とか、「塗
りつぶしの処理」の特許等、かなり限定した範囲に検索
対象を絞ることが可能となる。
【0033】以上の第1から第3の実施例の説明は、特
許明細書の検索について、特許国際分類コードを介した
検索の支援方法を示したが、他の文書・文献の検索にお
いても、それぞれの文書・文献に、規定された分類コー
ドが付与されている場合には、同様な手順での検索が可
能となる。
【0034】本発明の第4の実施例は、分類コードが付
与されていない出願準備中の特許明細書の分類コードを
求める場合である。図6に、その手順の概略フローを示
す。まず出願前の特許明細書の中で、キーワードを抽出
する範囲を指定する。例えば、特許明細書の「特許請求
の範囲」,「産業上の利用分野」,「発明が解決しよう
とする課題」から、キーワードを抽出すると指定する
(処理601)。
【0035】次に明細書の指定範囲の各文章について、
語の単位とその品詞を認定する形態素解析を行って名詞
を抽出し、さらに専門用語の辞書を参照してキーワード
の抽出を行う。なおキーワードの抽出手段は、公知の技
術範囲である(処理602)。次に、抽出されたキーワー
ドから特許国際分類コードを抽出する。これは、前記実
施例で説明した処理と同じである(処理603)。
【0036】さらに、第2の実施例で説明したように、
抽出された分類コードに該当するキーワード群の表示を
行う(処理604)。この処理は、省略することも可能
であるが、抽出された分類コードがユーザが意図した分
野であるか否かの確認に役に立つ。
【0037】本発明の第5の実施例は、多数の特許明細
書の内容を効率よく閲覧する1つの方法で、図7にその
手順の概略フローを示す。
【0038】最初に、各特許明細書の一番参照したい項
目または頁をユーザの指定により設定する(処理70
1)。なお現状では、公開された特許明細書の電子化さ
れた情報は、内容が画像データで記録されているので、
明細書内部の項目毎に、画像データを再編集しないかぎ
り、項目別の表示は困難である。しかし、自社の出願特
許や、平成5年から公開される特許公報については、図
面以外の部分がテキスト・コード化されており、文書が
項目別に構造化されているので、指定項目を抜粋した頁
の構成が可能である。
【0039】次に、公開特許目次を表示する。図8の左
側の801は、その表示例である。これは、前記図3の
301と同様、検索結果の一覧表示の場合でもよい(処
理702)。
【0040】次のステップで、公開特許目次から1つの
特許を選択指定する。図8の801の右側にあるスクロ
ールバー803の位置によって1つの特許が指定され
る。スクロールバー803が移動範囲の上端または下端
に到達したときは、公開特許目次の方が逆に1行ずつ下
または上にスクロール表示する(処理703)。
【0041】次に、指定の特許明細書データから、前記
処理701で特定した項目または頁を抜粋したデータ
を、公開特許目次の右側802に表示する(処理70
4)。同図802は、先の処理701で抜粋項目とし
て、「発明の名称」,「産業上の利用分野」,「目
的」,「構成」,「効果」,「選択図」を指定したとき
の表示例である。これらの項目の「産業上の利用分野」
以外は、現状の特許の電子出願における要約書に含まれ
るものであるが、例えば、その要約書の中では、選択図
として番号だけ指定されているものを、本実施例では、
指定された図面データを表示している。なお、抜粋した
データが1頁を超えるときは、最初の1頁のみを表示す
る。
【0042】本実施例の特徴は、図8の左側の公開特許
目次の中を、スクロールバー803を移動することによ
り、それに追従して、まるで1つの文書の連続した頁を
参照しているように、各特許明細書の見たい項目を次々
に閲覧できることである。従来書籍による特許公報類の
参照においては、1つ1つの特許について、目次の参照
から公開番号を記憶し、その公開番号の明細書の頁を探
すことが煩わしかったが、この手間が本実施例により大
幅に削減される。
【0043】なお、本実施例は、特許明細書の閲覧だけ
でなく、研究報告等の文献検索においても、閲覧対象の
文献名一覧から、先頭頁や要約頁のみを連続して参照す
るような場合に適用できる。
【0044】本発明の第6の実施例は、特許明細書の内
容の閲覧を効率よく行うもう1つの方法で、特許図面の
効率的な参照を支援する方法である。
【0045】図9の左側901は、特許明細書の「実施
例」の頁の表示例で、テキスト中、図面の参照を示す
「図n」(ここでnは数字)というテキストの存在する
場所を抽出して、その行の近傍、本実施例では、その行
の右側の余白部分に、図面参照のアイコン903,90
4を表示する。図面参照の各アイコンのデータには、ア
イコンの表示データと共に、対応する図面データの存在
アドレスが記録されている。このアイコンをマウス等の
ポインティング装置によって指示することにより、指定
の特許図面をその右側902に並置して表示する。
【0046】これによって、特許明細書の図面のように
図を説明する文章と図面が離れた頁に存在する場合の両
者の対応・参照が極めて容易になる。
【0047】また、特許以外の電子化された文献データ
においては、図と表について同様の方法を講じることに
より、その文書の内容の閲覧が容易になる。
【0048】以上の実施例によれば、特に公開特許明細
書の検索・閲覧を効率よく、簡便に行うことが可能とな
る。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、特許明細書のような分
類コードが付与された文書の検索において、あらかじめ
検索しようとする分野の詳細な分類コードを知らなくて
も、キーワードと分類コードの対応手段または対応表示
により、検索対象を絞り込み、正確で効率のよい検索を
行うことができる。
【0050】また、検索された文書の閲覧については、
抽出された文書の一覧目次の中での文書の選択指定に追
従して、指定文書の抜粋または要約文書を一覧目次と並
べて表示したり、また、図表の参照アイコンにより、図
表とその説明文章を並べて参照できるので、効率よく文
書の内容を閲覧することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の、文書検索支援方法の手順を示す
ブロック図である。
【図2】特許国際分類コードとキーワードの対応表であ
る。
【図3】特許の一覧目次と指定の特許明細書の先頭頁の
表示例である。
【図4】第2の発明の、指定のキーワードに対する複数
の分類コードと関連のキーワード群の表示例である。
【図5】第3の発明の、分類コードとキーワードの対応
の階層表示例である。
【図6】第4の発明の、文書の分類コードを文書中のキ
ーワードから得る手順の概略フローである。
【図7】第5の発明の、公開特許目次と特許明細書の抜
粋を並行して表示する手順の概略フローである。
【図8】第5の発明の、公開特許目次と特許明細書の抜
粋の同時表示例である。
【図9】第6の発明の、図参照アイコンを含む特許明細
書と特許図面の同時表示例である。
【符号の説明】
106…特許国際分類コードとキーワードの対応表、1
07…特許書誌データ、501〜503…分類コードと
キーワードの対応の階層表示メニュー、903及び90
4…図面参照アイコン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分類コードが付記された文書の検索を支援
    する文書検索支援方法において、ユーザの入力する検索
    条件として、一つまたは複数のキーワードを指定し、指
    定されたキーワードに対応する文書の分類コードを、あ
    らかじめ登録した分類コードとキーワードの対応表より
    抽出し、抽出された文書の分類コードによって、該当す
    る文書を検索することを特徴とする文書検索支援方法。
  2. 【請求項2】分類コードが付記された文書の検索を支援
    する文書検索支援方法において、指定されたキーワード
    に対応する文書の分類コードを、あらかじめ登録した分
    類コードとキーワードの対応表より抽出し、さらに抽出
    された分類コードに該当する、前記対応表に登録された
    キーワード群を表示することを特徴とする文書検索支援
    方法。
  3. 【請求項3】分類コードが付記された文書の検索を支援
    する文書検索支援方法において、文書の分類コードと、
    その分類コードに対応するキーワードの組を、前記分類
    コードのレベルに沿って階層的に表示し、その表示によ
    って、ユーザが検索したい文書の細部の分類コードを選
    択することを特徴とする文書検索支援方法。
  4. 【請求項4】文書検索支援方法において、文書の指定範
    囲からキーワードを抽出し、抽出されたキーワードと、
    あらかじめ登録した分類コードとキーワードの対応表に
    記載されたキーワードとの比較により、文書の分類コー
    ドを得ることを特徴とする文書検索支援方法。
  5. 【請求項5】文書検索支援方法において、複数文書のタ
    イトル一覧表を表示し、前記一覧表の中の文書を逐一選
    択指定する動作に追従して、指定された文書のあらかじ
    め設定した項目または頁を抜粋した文書を、前記一覧表
    と並べて表示することを特徴とする文書検索支援方法。
  6. 【請求項6】文書検索支援方法において、文書のテキス
    ト中で、図表の参照部分にアイコンを配置して表示し、
    前記アイコンをマウス等により指示すると、対応する図
    表を前記アイコンの近傍に表示することを特徴とする文
    書検索支援方法。
  7. 【請求項7】第1項乃至第6項にいずれかに記載の文書
    が、特許公報類の文書で、かつ、その文書の分類コード
    が特許国際分類コードであることを特徴とする文書検索
    支援方法。
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