JPH10293765A - 対訳例文検索装置 - Google Patents

対訳例文検索装置

Info

Publication number
JPH10293765A
JPH10293765A JP9103100A JP10310097A JPH10293765A JP H10293765 A JPH10293765 A JP H10293765A JP 9103100 A JP9103100 A JP 9103100A JP 10310097 A JP10310097 A JP 10310097A JP H10293765 A JPH10293765 A JP H10293765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyword
example sentence
language
sentence
bilingual example
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9103100A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Tokunaga
信治 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP9103100A priority Critical patent/JPH10293765A/ja
Publication of JPH10293765A publication Critical patent/JPH10293765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索された対訳例文を見やすくし、利用しや
すくできる対訳例文検索装置を提供する。 【解決手段】 第1言語の原文と第2言語の訳文とが対
になった対訳例文データ101と、上記対訳例文データ
の第1言語の原文を検索するための検索用キーワード1
02とを備える。1つ以上の第1言語のキーワードをキ
ーワード入力部2により入力する。上記検索用キーワー
ド102に基づいて、対訳例文検索部3によりキーワー
ド入力部2により入力されたキーワードが第1言語の原
文に含まれている対訳例文を対訳例文データ101から
検索する。上記対訳例文検索部により検索された対訳例
文を、上記キーワード指定部9により指定された上記キ
ーワードが一行の中心になるように、表示処理部5,表
示器6および表示変更処理部7により表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、第1言語(例え
ば自国語)と第2言語(例えば他国語)の対訳例文を参照
して、第1言語でない第2言語の文を作成するときに、
対訳例文を検索するための対訳例文検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、第2言語の文書は、第1言語に
対して機械翻訳システム等を使わない限りは、辞典で第
1言語の訳語を調べると共に、第1言語の文例に近い第
2言語の用例を探して利用して、作成している。この対
訳例文参照を支援するには、特開平6−195388号
公報に記載の文書検索方式を用いて、文書蓄積部に第1
言語例文を持たせておき、第2言語文の作成したい内容
を第1言語を用いて書き、それを検索要求文とし、類似
の第2言語の訳文を検索し、その後、上記文書蓄積部の
第1言語例文に対応する第2言語文もそれぞれ用意し、
その第2言語の訳文を参考にして、第2言語の文を作成
する方法がある。上記特開平6−195388号公報で
は、意味検索で近い文を探すが、特開昭57−2736
7号公報では、キーワードを入力して、そのキーワード
が含まれる用例を検索している。また、特開平3−27
6367号公報では、似た対訳例文を検索し、その対訳
例文に対して何らかの処理を施す用例主導タイプの機械
翻訳システムが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
商用化されている機械翻訳システムや上記用例主導タイ
プの機械翻訳システムでは、処理量が大きい上に、現状
では、翻訳精度があまり期待できないという問題があ
る。
【0004】そこで、あくまで類似対訳例文を提示する
のみで、ユーザーがそれを参考に独自で第2言語の作文
をする対訳例文検索装置が考えられている。上記対訳例
文検索装置は、あくまでも参考にする例文が提示される
だけで、そのまま利用できるわけではないので、参考に
しやすく、見やすい表示が望まれている。しかしなが
ら、従来の対訳例文検索装置では、検索された例文は、
ただ表示するだけで、見やすさを考慮していないという
問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、検索された対
訳例文を見やすくし、利用しやすくできる対訳例文検索
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の対訳例文検索装置は、第1言語の原文と
第2言語の訳文とが対になった対訳例文データと、上記
対訳例文データの第1言語の原文を検索するための検索
用キーワードと、1つ以上の第1言語のキーワードを入
力するキーワード入力部と、上記検索用キーワードに基
づいて、上記キーワード入力部により入力されたキーワ
ードとそのキーワードの同義語の少なくとも一方が第1
言語の原文に含まれている対訳例文を上記対訳例文デー
タから検索する対訳例文検索部と、上記キーワード入力
部によりキーワードが1つ入力されたときは、そのキー
ワードを指定し、上記キーワード入力部によりキーワー
ドが複数入力されたときは、上記複数のキーワードのう
ちの1つを指定するキーワード指定部と、上記キーワー
ド指定部により指定された上記キーワードとそのキーワ
ードの同義語の少なくとも一方が一行の中心になるよう
に、上記対訳例文検索部により検索された対訳例文を表
示する表示部とを備えたことを特徴としている。
【0007】上記請求項1の対訳例文検索装置によれ
ば、第2言語作成のときに対訳例文を参考にする場合、
上記キーワード入力部により1つ以上の第1言語のキー
ワードを入力し、上記検索用キーワードに基づいて、キ
ーワード入力部により入力されたキーワードとそのキー
ワードの同義語の少なくとも一方が第1言語の原文に含
まれている対訳例文を上記対訳例文検索部により対訳例
文データから検索する。なお、同義語とは、語形が違っ
て意味の同じ語のことを言い、「打ち合せ」と「打合
せ」等のような異表記語は、同義語に含まれる。そうし
て、上記対訳例文検索部により検索された対訳例文を、
上記キーワード指定部により指定された上記キーワード
とそのキーワードの同義語の少なくとも一方が一行の中
心になるように表示部により表示する。こうして、着目
しているキーワードが一行の中心になるように表示する
ことによって、必要な部分に着目しやすくなる。例え
ば、一行の中心になる語にアンダーラインを引いて中心
の語を特徴づけて表示するとさらに見やすくできる。し
たがって、指定されたキーワードを表示ウインドウの中
心に揃えて表示し、検索された対訳例文を見やすくし
て、第2言語作成のときに利用しやすくする。また、上
記キーワードとその同義語(異表記語を含む)で検索する
ことによって、検索範囲が広がり、最適な対訳例文を容
易に探し出すことができる。
【0008】また、請求項2の対訳例文検索装置は、請
求項1の対訳例文検索装置において、上記キーワード指
定部により指定された上記キーワードとそのキーワード
の同義語とが含まれる対訳例文を上記対訳例文検索部に
より検索したとき、上記キーワード指定部により指定さ
れた上記キーワードとそのキーワードの同義語とに基づ
いて、上記対訳例文検索部により検索された対訳例文を
ソートする対訳例文ソート処理部とを備えたことを特徴
としている。
【0009】上記請求項2の対訳例文検索装置によれ
ば、着目しているキーワードとその同義語(異表記語を
含む)に基づいて、上記対訳例文検索部により検索され
た対訳例文を上記対訳例文ソート処理部によって並べ替
え、かつ、これらを一行の中心になるように表示するの
で、検索された対訳例文をより見やすくできる。
【0010】また、請求項3の対訳例文検索装置は、請
求項2の対訳例文検索装置において、上記対訳例文ソー
ト処理部は、上記対訳例文検索部により検索された対訳
例文を、上記キーワード指定部により指定された上記キ
ーワードとそのキーワードの同義語の少なくとも一方の
文字列を第1キーに、上記第1キーの後続の文字列を第
2キーに、上記第1キーの直前の文字を第3キーにし
て、上記第1キーと、上記第2キー,上記第3キーの少
なくとも一方とを用いてソートすることを特徴としてい
る。
【0011】上記請求項3の対訳例文検索装置によれ
ば、着目しているキーワードとその同義語(異表記語を
含む)に基づいて、上記対訳例文検索部により検索され
た対訳例文を上記対訳例文ソート処理部によって並べ替
え、その後、同一キーワード,同一同義語毎に、それぞ
れに続く文字列で対訳例文を並べ替える。さらに、必要
ならば、キーワードとそのキーワードの同義語の直前の
文字で対訳例文を並べ替えて表示する。なお、上記キー
ワードの後続の文字列と、キーワードの直前の文字によ
るソートの優先度は、変更しても構わない。したがっ
て、検索された対訳例文を特に見やすくできる。
【0012】また、請求項4の対訳例文検索装置は、請
求項1の対訳例文検索装置において、上記対訳例文検索
部により検索された対訳例文の第1言語の原文から文字
列を指定する第1言語文字列指定部を備えて、上記第1
言語文字列指定部により上記対訳例文の第1言語の原文
から文字列を指定したとき、上記表示部は、上記対訳例
文検索部により検索された対訳例文のうちの上記第1言
語文字列指定部により指定された文字列が第1言語の原
文に含まれている対訳例文について、上記文字列が一行
の中心になるように表示を変更することを特徴としてい
る。
【0013】上記請求項4の対訳例文検索装置によれ
ば、上記キーワード入力部により入力されたキーワード
が第1言語の原文に含まれる対訳例文を上記対訳例文検
索部により検索した後に上記表示部により表示したと
き、検索された対訳例文の数が多過ぎて一画面に表示で
きない場合、さらに、その検索された対訳例文から第1
言語文字列指定部により指定された第1言語の文字列が
含まれるものを抽出し、指定された第1言語の文字列を
含む対訳例文について、上記表示部は、この文字列が一
行の中心になるように表示を変更する。したがって、検
索された対訳例文の数が多過ぎて一覧性が悪い場合、指
定された文字列が第1言語の原文に含まれている対訳例
文を先に表示することによって、検索された対訳例文を
さらに選別して、最適な対訳例文を探し出しやすくでき
る。なお、上記第1言語文字列指定部により複数の文字
列を指定して、指定された複数の文字列が第1言語の原
文に含まれる対訳例文について、これらの文字列を一行
の中心に夫々表示してもよい。
【0014】また、請求項5の対訳例文検索装置は、請
求項1の対訳例文検索装置において、上記対訳例文検索
部により検索された対訳例文の第2言語の訳文から文字
列を指定する第2言語文字列指定部を備えて、上記第2
言語文字列指定部により上記対訳例文の第2言語の訳文
から文字列を指定したとき、上記表示部は、上記対訳例
文検索部により検索された対訳例文のうちの上記第2言
語文字列指定部により指定された文字列が第2言語の訳
文に含まれている対訳例文について、上記文字列が一行
の中心になるように表示を変更することを特徴としてい
る。
【0015】上記請求項5の対訳例文検索装置によれ
ば、上記キーワード入力部により入力されたキーワード
が第1言語の原文に含まれる対訳例文を上記対訳例文検
索部により検索した後に上記表示部により表示したと
き、検索された対訳例文の数が多過ぎて一画面に表示で
きない場合、さらに、その検索された対訳例文から第2
言語文字列指定部により指定された第2言語の文字列が
含まれるものを抽出し、指定された第2言語の文字列を
含む対訳例文について、上記表示部は、この文字列が一
行の中心になるように表示を変更する。したがって、検
索された対訳例文の数が多過ぎて一覧性が悪い場合、指
定された文字列が第2言語の訳文に含まれている対訳例
文を先に表示することによって、検索された対訳例文を
さらに選別して、最適な対訳例文を探し出しやすくでき
る。なお、上記第2言語文字列指定部により複数の文字
列を指定して、指定された複数の文字列が第2言語の訳
文に含まれる対訳例文について、これらの文字列を一行
の中心に夫々表示してもよい。
【0016】また、請求項6の対訳例文検索装置は、第
1言語の原文と第2言語の訳文とが対になった対訳例文
データと、上記対訳例文データにおいて単語,句および
節のうちの少なくとも1つを単位とする構成要素毎に第
1言語の原文と第2言語の訳文との対応をとるための構
成要素対応データと、上記対訳例文データの第1言語の
原文を検索するための検索用キーワードと、1つ以上の
第1言語のキーワードを入力するキーワード入力部と、
上記検索用キーワードに基づいて、上記キーワード入力
部により入力されたキーワードとそのキーワードの同義
語の少なくとも一方が第1言語の原文に含まれている対
訳例文を上記対訳例文データから検索する対訳例文検索
部と、上記構成要素対応データが第1言語の原文と第2
言語の訳文とを複数の単位の構成要素毎に対応させると
き、上記構成要素の単位のいずれか1つを選択する構成
要素選択部と、上記構成要素対応データが第1言語の原
文と第2言語の訳文とを1つの単位の構成要素毎に対応
させるときはその単位の構成要素毎に特徴づけて、また
は、上記構成要素対応データが第1言語の原文と第2言
語の訳文とを複数の単位の構成要素毎に対応させるとき
は上記構成要素選択部により選択された単位の構成要素
毎に特徴づけて、上記対訳例文検索部により検索された
対訳例文を表示する表示部とを備えたことを特徴として
いる。
【0017】上記請求項6の対訳例文検索装置によれ
ば、第2言語作成のときに対訳例文を参考にする場合、
上記キーワード入力部により1つ以上の第1言語のキー
ワードを入力し、上記検索用キーワードに基づいて、上
記キーワード入力部により入力されたキーワードとその
キーワードの同義語の少なくとも一方が第1言語の原文
に含まれている対訳例文を上記対訳例文検索部により対
訳例文データから検索する。次に、上記構成要素選択部
により、上記構成要素対応データが第1言語の原文と第
2言語の訳文とを複数の単位の構成要素毎に対応させる
とき、上記構成要素の単位のいずれか1つを選択する。
そして、上記構成要素対応データが第1言語の原文と第
2言語の訳文とを1つの単位の構成要素毎に対応させる
ときはその単位の構成要素毎に特徴づけて、上記対訳例
文を表示部により表示するか、または、上記構成要素対
応データが第1言語の原文と第2言語の訳文とを複数の
単位の構成要素毎に対応させるときは上記構成要素選択
部により選択された単位の構成要素毎に特徴づけて、上
記対訳例文を表示部により表示する。したがって、単
語,句および節のうちの少なくとも1つを構成要素の単
位の構成要素毎に、対訳例文の両言語を対応させて特徴
づけて表示するので、対応する構成要素同士を他と区別
して表示でき、検索された対訳例文をより見やすくでき
る。
【0018】また、請求項7の対訳例文検索装置は、第
1言語の原文と第2言語の訳文とが対になった対訳例文
データと、上記対訳例文データにおいて単語,句および
節のうちの少なくとも1つを単位とする構成要素毎に第
1言語の原文と第2言語の訳文の対応をとるための構成
要素対応データと、上記対訳例文データの上記各構成要
素が文の構成上の必須要素であるか任意要素であるかを
表す必須性データと、上記対訳例文データの第1言語の
原文を検索するための検索用キーワードと、1つ以上の
第1言語のキーワードを入力するキーワード入力部と、
上記検索用キーワードに基づいて、上記キーワードとそ
のキーワードの同義語の少なくとも一方が第1言語の原
文に含まれている対訳例文を上記対訳例文データから検
索する対訳例文検索部と、上記必須性データに基づい
て、上記キーワードとそのキーワードの同義語の少なく
とも一方が、上記対訳例文検索部により検索された対訳
例文の上記必須要素であるか上記任意要素であるかを判
断するキーワード判断部と、上記キーワード判断部の判
断結果と上記構成要素対応データおよび上記必須性デー
タに基づいて、上記キーワードを含まない上記任意要素
の文字列を第1言語の原文と第2言語の訳文の両方から
省略して表示する表示部とを備えたことを特徴としてい
る。
【0019】上記請求項7の対訳例文検索装置によれ
ば、第2言語作成のときに対訳例文を参考にする場合、
上記キーワード入力部により1つ以上の第1言語のキー
ワードを入力し、上記検索用キーワードに基づいて、上
記キーワードとそのキーワードの同義語の少なくとも一
方が第1言語の原文に含まれている対訳例文を上記対訳
例文検索部により対訳例文データから検索する。そうし
て、上記必須性データに基づいて、キーワード判断部
は、上記キーワードとそのキーワードの同義語の少なく
とも一方が、上記対訳例文検索部により検索された対訳
例文の第1言語の原文に含まれた必須要素であるか任意
要素であるかを判断する。上記キーワード判断部の判断
結果と上記構成要素対応データおよび必須性データに基
づいて、上記対訳例文検索部により検索された対訳例文
を、上記キーワードを含まない任意要素の文字列を上記
対訳例文の第1言語の原文と第2言語の訳文の両方から
省略して表示部により表示する。このようにして、ユー
ザーにより入力されたキーワードを含まない部分で、か
つ省略可能な部分は、省略表示する。したがって、上記
対訳例文の各構成要素毎に、文の構成上の必須要素か任
意要素かの必須データを用いて、任意部分を省略して表
示でき、検索された対訳例文をより見やすくできる。
【0020】また、請求項8の対訳例文検索装置は、請
求項6または7の対訳例文検索装置において、上記キー
ワード入力部によりキーワードが1つ入力されたとき
は、そのキーワードを指定し、上記キーワード入力部に
よりキーワードが複数入力されたときは、上記複数のキ
ーワードのうちの1つを指定するキーワード指定部を備
えて、上記表示部は、上記キーワード指定部により指定
された上記キーワードとそのキーワードの同義語の少な
くとも一方が一行の中心になるように、上記対訳例文検
索部により検索された対訳例文の第1言語の原文を表示
すると共に、上記構成要素対応データに基づいて、上記
キーワードとそのキーワードの同義語の少なくとも一方
に対応する上記構成要素が一行の中心になるように、上
記対訳例文の第2言語の訳文を表示することを特徴とし
ている。
【0021】上記請求項8の対訳例文検索装置によれ
ば、上記構成要素対応データに、第1言語の原文のどの
構成要素が第2言語の訳文のどの構成要素に対応するか
を示すデータを持たせることによって、上記表示部は、
第1言語の原文については、入力されたキーワードとそ
のキーワードの同義語の少なくとも一方を表示ウインド
ウの一行の中心に揃えて表示すると共に、第2言語の訳
文については、キーワードとそのキーワードの同義語の
少なくとも一方に対応した部分を表示ウインドウの一行
の中心に揃えて表示するので、検索された対訳例文をよ
り見やすくできる。
【0022】また、請求項9の対訳例文検索装置は、請
求項8の対訳例文検索装置において、上記キーワード指
定部により指定された上記キーワードとそのキーワード
の同義語の少なくとも一方に対応する第2言語の訳文の
構成要素をキーにして、上記対訳例文検索部により検索
された対訳例文をソートする対訳例文ソート処理部を備
えたことを特徴としている。
【0023】上記請求項9の対訳例文検索装置によれ
ば、上記構成要素対応データに、第1言語の原文のどの
構成要素が第2言語の訳文のどの構成要素に対応するか
を示すデータを持たせることによって、検索するために
用いたキーワードとそのキーワードの同義語の少なくと
も一方に対応する第2言語の構成要素で対訳例文をソー
トし、その後、第1言語の原文については、検索するた
めに用いたキーワードを表示ウインドウの一行の中心に
揃えて表示し、第2言語の訳文については、キーワード
とそのキーワードの同義語の少なくとも一方に対応する
第2言語の構成要素を表示ウインドウの一行の中心に揃
えて表示できる。したがって、検索された対訳例文を特
に見やすくできる。
【0024】また、請求項10の対訳例文検索装置は、
請求項1乃至5および請求項7のうちのいずれか1つの
対訳例文検索装置において、第1言語と第2言語の対訳
で表示するか、または、第1言語と第2言語のいずれか
一方のみで表示するかを選択する対訳表示選択部を備え
て、上記表示部は、上記対訳表示選択部の選択結果に基
づいて、上記対訳例文の第1言語の原文と第2言語の訳
文とを対訳で表示するか、または、上記対訳例文の第1
言語の原文と第2言語の訳文のいずれか一方のみを表示
することを特徴としている。
【0025】上記請求項10の対訳例文検索装置によれ
ば、第1言語の原文と第2言語の訳文を対訳で表示する
か、第1言語の原文と第2言語の訳文のうちの一方だけ
を表示するかを対訳表示選択部により容易に変更でき、
検索された対訳例文を見やすくし、利用しやすくでき
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の対訳例文検索装
置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0027】図1はこの発明の実施の一形態の対訳例文
検索装置の機能ブロック図である。
【0028】図1において、1は補助記憶装置等に記憶
された対訳例文データベース、2は検索するためのキー
ワードを入力するキーワード入力部、3は上記キーワー
ド入力部2により入力されたキーワードに基づいて上記
対訳例文データベース1を検索する対訳例文検索部、4
は上記対訳例文検索部3の検索時に用いられるキーワー
ド辞書、5は上記対訳例文検索部3の検索結果を表示処
理する表示処理部、6はLCD(液晶ディスプレイ)等か
らなる表示器、7は表示変更指示部である。上記表示処
理部5,表示器6および表示変更指示部7で表示部を構
成している。
【0029】また、8は上記対訳例文検索部3により検
索された対訳例文をソートする対訳例文ソート処理部、
9は上記キーワード入力部2により入力された複数のキ
ーワードのうちの1つを指定するキーワード指定部、1
0は上記対訳例文検索部3により検索された対訳例文の
文字列を指定する第1言語文字列指定部および第2言語
文字列指定部としての文字列指定部、11はキーワード
判断部である。
【0030】さらに、12は対訳例文の構成要素の単位
(単語,句および節)を選択する構成要素単位選択部、1
3は上記構成要素単位選択部12により選択された構成
要素の単位を記憶する構成要素単位フラグ、14は対訳
表示するか日本語/英語のいずれか一方を表示するかを
選択する対訳表示選択部、15は上記対訳表示選択部1
4により選択された結果を記憶する対訳表示フラグ、1
6は後述する表示メニュー(図3に示す)を選択する表示
処理選択部、17は上記表示処理選択部16により選択
された結果を記憶する表示処理選択フラグである。
【0031】また、上記対訳例文データベース1には、
第1言語の原文と第2言語の訳文とが対になった対訳例
文データ101と、上記対訳例文データ101を検索す
るための検索用キーワード102と、上記対訳例文デー
タ101において単語,句および節を単位とする構成要
素毎に第1言語の原文と第2言語の訳文との対応をとる
ための構成要素対応データ103と、上記対訳例文デー
タ101の構成要素が文の構成上の必須要素であるか任
意要素であるかを表す必須性データ104とを有してい
る。
【0032】図2のゼネラルフローを示すフローチャー
トを参照しながら、第1言語を自国語の日本語とし、第
2言語を他国語の英語とした場合について、この対訳例
文検索装置の動作を説明する。
【0033】まず、ステップS1で、モード設定する場
合は、ステップS2に進む一方、モード設定しない場合
は、ステップS3に進む。
【0034】次に、ステップS2で3種のモードを設定
する。すなわち、手動/自動モードの設定と、日/英対
訳表示モードの設定と、構成要素対応表示モードの設定
とを行う。
【0035】上記ステップS2の手動/自動モードの設
定では、図3に示すウインドウを表示器6に表示し、表
示処理選択部16で表示変更処理を手動で行なうか、自
動で行なうかをユーザーにより選択する。そして、上記
表示処理選択部16の選択結果を表示処理選択フラグ1
7に記憶して、その記憶内容を後で利用する。図3で
は、「手動」か、または、自動を表す「○」のうちのい
ずれか1つを選択する。自動を表す「○」の1つ目から
4つ目までは上から順に、 ○ キーワードを中心に表示する。 ○ キーワードを中心に表示する。(キーワードでソー
ト) ○ キーワードを中心に表示する。(日英とも) ○ キーワードを中心に表示する。(日英とも)(キーワ
ードに対応する英語でソート) であり、「○」のいずれか1つの自動モードを設定して
おけば、ユーザーが検索操作を行なうのみで、表示変更
処理を行なう。また、「手動」モードでなく「○」の自
動モードを選択した場合、「◎」のいくつかを同時に選
択でき、一部、組合せで不可能な場合は、輝度を落して
表示し、選択できないようにする。「◎」の1つ目から
3つ目までは上から順に、 ◎ 日英構成要素対応表示する。 ◎ 任意要素省略表示する。 ◎ 前後の文字でソートして表示する。 である。
【0036】また、上記ステップS2の日/英対訳表示
モードの設定では、図4に示すウインドウを表示し、対
訳表示選択部14で対訳例文を対訳で表示するか、いず
れか一方の言語のみを表示するかをユーザーにより選択
する。そして、上記対訳表示選択部14の選択結果を対
訳表示フラグ15に記憶し、表示するときに利用する。
なお、表示変更処理の種類により、対訳でないと意味を
なさない場合は、結果表示時に警告を表示するなりし
て、モードを無視する。
【0037】さらに、上記ステップS2の構成要素対応
表示モードの設定では、必要となる構成要素の単位
(「単語」「句」「節」)を構成要素単位選択部12で選
択する。そして、上記構成要素単位選択部12の選択結
果は構成要素単位フラグ13に記憶し、その記憶内容を
後で利用する。
【0038】次に、ステップS3でキーワード入力部2
で、ユーザーが検索したいキーワードを1つ以上入力す
る。このときの入力手段は、かな漢字変換、文字認識、
カットアンドペースト(文の一部を切り取って、切り取
った部分を他の場所に張り付けること)等、どのような
手段でもよい。また、形態素解析手段/キーワード抽出
手段を用いて、入力された文から自動でキーワードを切
り出してもよい。例えば、「先生は本を読んだ」が入力
されたとして、それを形態素解析し、自立語である「先
生」「本」「読む」をキーワードとすることも可能であ
る。
【0039】次に、ステップS4に進み、対訳例文検索
部3でキーワードを含む対訳例文を対訳例文データ10
1から検索する。このキーワード検索は、ステップS3
で入力されたキーワードがすべて日本語の原文に含まれ
ている対訳例文を対訳例文データ101から抽出する。
なお、キーワードをすべて含んでなくとも、キーワード
を1つ以上含む対訳例文を抽出してもよい。図18に上
記対訳例文データ101と検索用キーワード102の一
部を示している。例えば、「本」と「読む」を入力した
場合、図5に示すように、検索用キーワード102(図
18に示す)に「本」と「読む」が含まれている対訳例
文を抽出する。図5に示す3つ対訳例文は、キーワード
の「本」と「読む」がすべて含まれているので、これら
はすべて検索される。
【0040】また、ステップS4で同義語(異表記語を
含む)拡張のキーワード検索を行う場合は、ステップS
3で入力されたキーワードとそのキーワードの同義語が
日本語の原文にすべて含まれている対訳例文を対訳例文
データベース1の対訳例文データ101から抽出する。
なお、場合によっては、キーワードをすべて含んでなく
とも、キーワードとその同義語の少なくとも一方を1つ
以上含むものを抽出してもよい。図21に上記対訳例文
データベース1の対訳例文データ101と検索用キーワ
ード102の一部を示している。図7は「本」を入力し
た場合の表示画面を示し、このキーワード「本」でキー
ワード辞書4を参照して、同義語を検索する。上記キー
ワード辞書4には、次のようなデータが入っている。
【0041】 見出し:同義語ID(インデックス)コード −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「本」 :同義語「本」のグループのIDコード 「書籍」:同義語「本」のグループのIDコード 「書物」:同義語「本」のグループのIDコード 「山」 :同義語「山」のグループのIDコード 「山地」:同義語「山」のグループのIDコード 「山脈」:同義語「山」のグループのIDコード 上述の「本」はキーワード辞書4の見出しにあり、その
見出しの「本」に対応する同義語「本」のグループのI
Dコードが得られ、この同義語「本」のグループのID
コードが「書籍」「書物」に割り当てられている。この
同義語IDコードを用いて、対訳例文データ101を検
索する。このとき、上記検索用キーワード102には、
キーワードそのもの以外に同義語IDコードも持ってお
り、この同義語IDコードが一致した場合にも抽出す
る。図21に図示した3つの例では、すべて「本」その
ものか同義語「本」のグループのIDコードが含まれた
対訳例文が、すべて抽出されている。
【0042】次に、ステップS5に進み、表示処理選択
フラグ17の記憶内容をチェックして、手動ならステッ
プS6に進む一方、自動ならステップS11に進む。
【0043】そして、ステップS6で対訳例文検索部3
の検索結果を表示器6に表示する。
【0044】次に、ステップS7に進み、表示変更指示
部7により表示変更をするかしないかを選択して、表示
変更をするときはステップS8に進む一方、表示変更を
しないときはステップS14に進む。
【0045】次に、ステップS8でキーワード指定およ
び文字列指定の必要のあるものは、ステップS9に進む
一方、キーワード指定および文字列指定の必要ないもの
はステップS10に進む。
【0046】次に、ステップS9でキーワード等の指定
をする。すなわち、上記キーワード指定部9でキーワー
ドを指定し、文字列指定の場合は、文字列指定部10で
対訳例文の文字列を指定する。上記キーワード指定は、
キーワード入力部2により入力された(もしくは自動切
りだしされた)キーワードのうちの1つをマウスでクリ
ック等して指定する(図5では「本」を指定)。上記文字
列指定は、検索された対訳例文の日本語の原文または英
語の訳文から1つ以上の文字列を範囲指定等により指定
する。
【0047】次に、ステップS10に進み、ステップS
6で表示した内容を変更するため、ユーザーが表示変更
指示部7により指示を行なう。つまり、図5に示すよう
に画面に表示された「表示変更ボタン」をマウスでクリ
ック等して指示するのである。そして、表示変更後の図
6においても「表示変更ボタン」を表示しておき、「表
示変更ボタン」をマウスでクリックすると元の図5に示
す表示に戻る。この「表示変更ボタン」が表示されてい
るときは、どの表示変更処理を行なうかを指示できるよ
うにしておく。
【0048】次に、ステップS11で対訳例文ソート処
理部8により対訳例文の並べ替えを行なう。上記対訳例
文の並べ替えは、次の(1)〜(5)で行う。
【0049】(1) 日本語のキーワードおよびその同義
語(異表記語を含む) (2) 日本語の文字列 (3) 英語の文字列 (4) 日本語のキーワードに対応した英語の訳語 (5) キーワードの後続文字列(必要なら直前の文字) なお、(2),(3)で並べ替えを行う場合、文字列が含まれ
ていない対訳例文は、最も後ろに置く。
【0050】また、ステップS11では、キーワード入
力部2で入力された(もしくは自動切りだしされた)キー
ワードが、日本語の原文の構成要素のどの位置に現れる
かをキーワード判断部11で判断し、1つもキーワード
が存在しない任意要素の部分を省略する処理を行なう。
ただし、対訳例文データベース1には、対訳例文データ
101の文の構成上、必須の要素か任意要素かを示す必
須性データ104を予め用意している。例えば、図12
(A)に示すように、キーワードが「外出」のみであり、
対訳例文の日本語「天気が悪かったので、外出できなか
った。」の「天気が悪かったので、」の部分が任意要素
である。その任意要素の「天気が悪かったので、」の部
分にキーワード「外出」はないので、図12(B)に示す
ように、「天気が悪かったので、」とそれに対応する
「Because the weather was bad,」を省略する。また、
図12(C)に示すように、キーワードが「本」のみであ
り、対訳例文の日本語「彼女は自分の家で本を読んでい
る。」の「自分の家で」の部分が任意要素である。その
任意要素の「自分の家で」の部分にキーワード「本」は
ないので、図12(D)に示すように、「自分の家で」と
それに対応する「inher house」を省略する。
【0051】次に、ステップS12に進み、表示処理部
5で表示変更処理を行なう。
【0052】次に、ステップS13に進み、表示処理部
5の処理結果を表示用バッファ(図示せず)を介して表示
器6に表示する。
【0053】そして、ステップS14に進み、対訳例文
検索を続ける場合はステップS1に戻り、対訳例文検索
を続けない場合は、この処理を終了する。
【0054】以下、図2のステップS9〜S13の部分
(点線で囲まれた部分)について、図6〜図16の表示画
面に変更する処理をさらに詳細に説明する。
【0055】〔図6の表示処理〕まず、「指定された日
本語のキーワードを中心に表示する」場合、例えば図5
の表示を図6の表示に変更する場合、図2のステップS
9〜S13の部分に対応する図17のフローチャートに
従って以下に説明する。なお、図17のステップS10
1〜S109には、図2のステップS11に対応するス
テップはない。
【0056】まず、ステップS6の検索結果が表示され
た後、ステップS7で表示変更指示部7により表示変更
をする。そして、ステップS8に進み、キーワード指定
の必要があるとして、ステップS101に進む。
【0057】そして、ステップS101でキーワード一
覧からキーワードを指定する(図2のステップS9に対
応)。すなわち、上記キーワード指定部9によりユーザ
ーが対訳例文の検索のために入力されたキーワードのう
ちの1つを指定するのである。例えば、図5では、
「本」と「読む」が検索のために入力されたキーワード
であり、そのキーワードの一方の「本」を選択してい
る。なお、上記キーワードが1つのみ入力された場合
は、そのキーワードがキーワード指定部9により自動的
に指定される。
【0058】次に、ステップS102で図5に示す「表
示変更ボタン」を押す(図2のステップS10に対応)。
【0059】次に、ステップS103に進み、それぞれ
の対訳例文で指定されたキーワードが何文字目にあるか
チェックする。すなわち、図5では指定されたキーワー
ド「本」が、それぞれの対訳例文の日本語の原文の何文
字目にあるかをチェックするのである。このとき、上記
対訳データベース1の検索用キーワード102より、キ
ーワード「本」がそれぞれの対訳例文の日本語の原文の
何文字目かを得る。図5に示す対訳例文では、対訳デー
タベース1の検索用キーワード102は、図18に示す
ように、各キーワードの出現位置を有している。例え
ば、図5の第1文では、 「私」は1文字目 「本」は3文字目 「読む」は5文字目 である。
【0060】次に、ステップS104に進み、指定され
たキーワードの位置が最も後ろの文の文字位置(m)を求
める。すなわち、ステップS103で得た文字位置で最
も後ろのものを求めるのである。図5では、キーワード
「本」は第2文,第3文の9文字目である。
【0061】次に、ステップS105に進み、表示処理
部5に設けられた表示用バッファ(図19に示す)にm文
字目から指定されたキーワードをセットする。図5で
は、9文字目から指定キーワード「本」をセットする。
なお、見やすくするために、図6に示すように、指定さ
れたキーワードの両側にスペースを入れてもよく、その
場合は、指定キーワード「本」は10文字目、9文字目
はスペースとなる。
【0062】次に、ステップS106に進み、指定キー
ワードより前方の文字列をセットする。図5では、指定
キーワード「本」より前の文字を8文字目に、その前を
7文字目に順次セットし、1文字目まで、埋まっていな
い第1文のような場合はスペースを埋める。
【0063】次に、ステップS107に進み、指定キー
ワードより後方の文字列をセットする。図5では、指定
キーワード「本」より後ろの文字を10文字目から順次
セットする。
【0064】次に、ステップS108に進み、他国語は
自国語の文頭位置に合わせてセットする。図5では、英
語の訳文は、その文頭を、ステップS106で日本語の
原文の文頭となった位置に合わせてセットする。なお、
他国語のセット方法は他の方法でもよい。
【0065】上記ステップS103〜S108がステッ
プS12に対応している。
【0066】そして、ステップS109に進み、表示処
理部5の表示用バッファの内容を表示器6に表示する
(図2のステップS13に対応)。この後、ステップS1
4となる。図6では、9文字目を一行の中心になるよう
に表示する。また、対訳例文の一行の表示範囲が広い場
合は、横スクロール対応とする。
【0067】〔図7の表示処理〕また、「指定された日
本語のキーワードとその同義語(異表記語を含む)をに基
づいて、対訳例文をソートし、それらキーワードとその
同義語を画面の中心に表示する」場合、例えばステップ
S6の検索結果を図7の表示に変更する場合、図2のス
テップS9〜S13の部分に対応する図20のフローチ
ャートに従って以下に説明する。
【0068】まず、ステップS6の検索結果が表示され
た後、ステップS7で表示変更指示部7により表示変更
をする。そして、ステップS8に進み、キーワード指定
の必要があるとして、ステップS201に進む。
【0069】ステップS201 キーワード一覧からキ
ーワードを指定する(図2のステップS9に対応)。すな
わち、上記キーワード指定部9によりユーザーが対訳例
文の検索のために入力されたキーワードのうちの1つを
指定するのである。なお、図7では、「本」1つが検索
のために入力されたキーワードであるため、「本」が指
定される。
【0070】次に、ステップS202に進み、図5に示
す「表示変更ボタン」を押す(図2のステップS10に
対応)。
【0071】次に、ステップS203に進み、対訳例文
ソート処理部8により指定キーワードの文字列でソート
する(図2のステップS11に対応)。この場合、図21
の対訳データベース1の検索用キーワード102が有す
る同義語IDコード(例では「同義語「本」のグルー
プ」)を用いて、同義語(異表記を含む)に拡張したキー
ワード検索を行う。したがって、図7に示すように、
「本」そのものではなく、その同義語である「書籍」等
を含む対訳例文も検索されている。これらキーワードと
その同義語の文字コード順に対訳例文を並べ替える。こ
のとき、キーワードが完全一致するもの(図7では
「本」)から並べるのがよく、「本」を含む第1文〜第
3文が最も最初に、その次に「書籍」を含む第4文,第
5文が、最後に「書物」を含む第6文,第7文をおく。
【0072】次に、ステップS204に進み、それぞれ
の対訳例文で指定されたキーワードが何文字目にあるか
チェックする。すなわち、図7において指定されたキー
ワード「本」かその同義語が、それぞれの対訳の日本語
の原文の何文字目にあるかチェックするのである。この
とき、上記対訳データベース1の検索用キーワード10
2より、キーワード「本」かその同義語がそれぞれの対
訳例文の日本語の原文の何文字目かを得る。これは、図
21に示すように、各キーワードの出現位置を有する検
索用キーワード102を用いることによって、上記キー
ワードの出現位置がわかる。例えば、図5の第1文で
は、 「私」は1文字目 「本」は3文字目 (同義語「本」のグループのIDコード) 「読む」は5文字目 である。
【0073】次に、ステップS205に進み、指定され
たキーワードの位置が最も後ろの文の文字位置(m)を求
める。すなわち、ステップS204で得た文字位置で最
も後ろのものを求めるのである。図7では、第5文の1
2文字目である。
【0074】次に、ステップS206に進み、表示処理
部5の表示用バッファにm文字目から指定されたキーワ
ードをセットする。図7では、上記表示処理部5の表示
用バッファの12文字目から指定キーワードかその同義
語をセットする。なお、見やすくするために、図7に示
すように、指定キーワードの両側にスペースを入れても
よく、その場合は、指定キーワードまたはその同義語は
13文字目となり、12文字目はスペースとなる。
【0075】次に、ステップS207に進み、指定キー
ワードより前方の文字列をセットする。図7では、指定
キーワードより前の文字を11文字目に、その前を10
文字目に、と順次セットし、1文字目まで埋まっていな
い文はスペースを埋める。
【0076】次に、ステップS208に進み、指定キー
ワードより後方の文字列をセットする。図7では、指定
キーワードより後ろの文字を順次セットし、キーワード
かその同義語のうち最も文字長が長いものに合わせるた
め、最長でないものはスペース挿入する。また、「書
籍」「書物」は2文字、「本」は1文字であるため、
「本」の後ろはスペース1つ挿入する。
【0077】次に、ステップS209に進み、他国語は
自国語の文頭位置に合わせてセットする。図7では、英
語の訳文は、その文頭を、上記ステップS207で日本
語の原文の文頭となった位置に合わせてセットする。な
お、他国語のセット方法は他の方法でもよい。上記ステ
ップS204〜S209がステップS12に対応してい
る。
【0078】そして、ステップS210に進み、表示処
理部5の表示用バッファの内容を表示器6に表示する
(図2のステップS13に対応)。この後、ステップS1
4となる。図7では、12文字目を一行の中心になるよ
うに表示する。また、対訳例文の一行の表示範囲が広い
場合は、横スクロール対応とする。
【0079】〔図8,図9,図10の表示処理〕また、
「指定された文字列を画面の中心に表示する」場合、例
えばステップS6の検索結果を図8,図9,図10の表示
に夫々変更する場合、図2のステップS9〜S13の部
分に対応する図22のフローチャートに従って以下に説
明する。
【0080】まず、ステップS6の検索結果が表示され
た後、ステップS7で表示変更指示部7により表示変更
をする。そして、ステップS8に進み、キーワード指定
の必要があるとして、ステップS301に進む。
【0081】次に、ステップS301で文字列を1つも
しくは複数入力する(図2のステップS9に対応)。この
場合、文字列指定部10により、キーボード等から入力
するか、ステップS6の表示からマウス等を用いて範囲
指定する。例えば、図8では「出」を指定し、図9で
は、英語の文字列「house」を指定する。また、日本語
または英語の一方の文字列を複数指定し、日本語と英語
を混ぜて指定することはできないようにしておき、図1
0では、「house」「home」「family」を順に指定す
る。
【0082】次に、ステップS302に進み、図5に示
す「表示変更ボタン」を押す。(図2のステップS10
に対応) 次に、ステップS303に進み、対訳例文ソート処理部
8により文字列を含む対訳例文を抽出する(図2のステ
ップS11に対応)。図8では、キーワード検索された
対訳例文のうち、日本語に「出」を含んでいるものを抽
出し、「出」が含まれていないものは後に回す。また、
図9では、キーワード検索された対訳例文のうち、英語
に「house」を含んでいるものを抽出し、「house」が含
まれていないものは後に回す。また、図10では、キー
ワード検索された対訳例文のうち、英語に「house」を
含んでいるものを抽出し、「house」が含まれていない
対訳例文のうち、「home」があるものを抽出する。そし
て、指定された複数の文字列は、指定された順に優先さ
れるので、「house」「home」を共に含んでいる対訳例
文は、「house」のみを対象とし、「house」「home」を
共に含まれていない対訳例文のうち、「family」を含む
ものを抽出し、「house」「home」をすべて含んでいな
いものは最も後に回す。なお、これらの文字列を見つけ
るには、ステップS6で表示した全対訳例文を文頭から
スキャンする。
【0083】次に、ステップS304に進み、それぞれ
の対訳例文で指定された文字列が何文字目にあるかチェ
ックする。このとき、指定された文字列が何文字目に出
現しているかは、ステップS303でスキャンした時に
同時に記憶しておくとよい。
【0084】次に、ステップS305に進み、指定され
たキーワードの位置が最も後ろの文の文字位置(m)を求
める。すなわち、ステップS304で得た文字位置で最
も後ろのものを求めるのである。
【0085】以下、ステップS306〜S309は、ス
テップS105〜S108やステップS206〜S20
9と同様に行う。
【0086】上記ステップS304〜S309は、図2
のステップS12に対応している。
【0087】次に、ステップS310に進み、表示処理
部5の表示用バッファの内容を表示器6に表示する(図
2のステップS13に対応)。この後、ステップS14
となる。
【0088】〔図11の表示処理〕また、「日本語/英
語の対応表示をする」場合、例えばステップS6の検索
結果を図11の表示に変更する場合、図2のステップS
9〜S13の部分に対応する図23のフローチャートに
従って以下に説明する。
【0089】まず、ステップS6の検索結果が表示され
た後、ステップS7で表示変更指示部7により表示変更
をする。そして、ステップS8に進み、キーワード指定
の必要があるとして、ステップS401に進む。
【0090】次に、ステップS401で図5に示す「表
示変更ボタン」を押す(図2のステップS10に対応)。
【0091】次に、ステップS402に進み、構成要素
の単位をチェックする(図2のステップS12に対応)。
すなわち、ステップS2で構成要素単位フラグ13にセ
ットされた内容を確認するのである。そして、上記構成
要素単位フラグ13が「単語」なら単語単位の対応表
示、「句」なら句単位の対応表示、「節」なら節単位の
対応表示を行なう。
【0092】次に、ステップS403に進み、対訳例文
データベース1の構成要素対応データ103を得る(図
2のステップS12に対応)。すなわち、上記対訳例文
データベース1の構成要素対応データ103より日本語
/英語対応データ(図24に示す)を得る。図11(A)に
示す対訳例文は単語対応、図11(B)に示す対訳例文は
句対応、図11(C)に示す対訳例文は節対応である。図
24に示した構成要素対応データ103は、日本語の何
文字目から何文字が、英語の何単語目から何単語に対応
しているかを示している。例えば、図11の句の対訳例
文の「自分の家で」は、図24の1つ目の対訳例文の
「句」の部分より、日本語の原文の4文字目から5文字
分で、それに対応する英語の訳文は6単語目から3単語
分であることがわかる。
【0093】次に、ステップS404に進み、自国語、
他国語とも対応するものを同じ種類の特徴表示属性をセ
ットする(図2のステップS12に対応)。すなわち、ス
テップS403で得た対応する日本語/英語を同じ特徴
表示できるように表示処理部5の表示用バッファの文字
に属性をセットしておく。図19に示す表示用バッファ
に文字を入れる場所以外に、すべての文字に対して特徴
表示の種類をセットできるように場所を取っておくとよ
い。
【0094】そして、ステップS405に進み、表示処
理部5の表示用バッファの内容を表示器6に表示する
(図2のステップS13に対応)。すなわち、ステップS
6の表示にステップS404でセットした内容を追加し
て表示変更するのである。この後、ステップS14とな
る。
【0095】〔図12の表示処理〕また、「任意要素の
省略表示をする」場合、例えば図12(A),(B)の表示を
図12(C),(D)の表示に夫々変更する場合、図2のステ
ップS9〜S13の部分に対応する図25のフローチャ
ートに従って以下に説明する。
【0096】まず、ステップS6の検索結果が表示され
た後、ステップS7で表示変更指示部7により表示変更
をする。そして、ステップS8に進み、キーワード指定
の必要があるとして、ステップS501に進む。
【0097】次に、ステップS501で図5に示す「表
示変更ボタン」を押す(図2のステップS10に対応)。
【0098】次に、ステップS502に進み、対訳例文
データベース1より構成要素対応データ103と必須性
データ104を得る(図2のステップS11に対応)。図
26に示すように、構成要素対応データ103は、日本
語である日本語の何文字目から何文字が、英語の何単語
目から何単語に対応しており、必須性データ104は、
構成要素対応データ103のそれぞれにマーク(黒丸
「●」)されている。例えば、図26の2つ目の対訳例
文の節「天気が悪かったので」は黒丸「●」がないので
任意要素、節「外出できなかった」は黒丸「●」がある
ので必須要素である。
【0099】ここで、どの構成要素単位で省略表示を行
なうかは、構成要素単位フラグ13に従ってもよいし、
対訳例文毎に句か節か等を決めておいてもよい。図12
(A),(B)では、必須の節(主節に相当)と任意の節(従属節
に相当)という情報(図26の2例目)を元に節の省略表
示を行うのに対して、図12(C),(D)では、必須の句(主
語、目的語、動詞句等に相当)と任意の句(副詞句等に相
当)という情報(図26の1例目)を元に句の省略表示を
行なっている。
【0100】次に、ステップS503に進み、検索キー
ワードすべてに対してその位置が必須要素が任意要素か
をチェックする(図2のステップS11に対応)。すなわ
ち、図26から得た必須/任意要素に、キーワード判断
部11によりステップS3で入力されたキーワードが日
本語の原文に含まれているかどうかをチェックするので
ある。このときのキーワードの位置は、検索用キーワー
ド102より得る。図12(A)のキーワード「外出」
は、図26の検索用キーワード102より11文字目か
ら2文字であり、図26の構成要素対応データ103お
よび必須性データ104より必須節にあることがわか
る。また、図12(C)の入力キーワード「本」は、図2
6の検索用キーワード102より9文字目から1文字で
あり、図26の構成要素対応データ103および必須性
データ104より必須句にあることがわかる。こうし
て、節や句に任意の構成要素が含まれていれば、この構
成要素は省略対象から外す。
【0101】次に、ステップS504に進み、キーワー
ドのない任意要素は省略する(図2のステップS11に
対応)。すなわち、上記表示処理部5の表示用バッファ
から、ステップS503で省略対象から外した任意要素
以外の任意要素を削除するのである。
【0102】そして、ステップS505に進み、ステッ
プS504の結果を表示する(図2のステップS13に
対応)。この後、ステップS14となる。
【0103】〔図13の表示処理〕また、「指定された
日本語のキーワードとそのキーワードの訳語を画面の中
心に表示する」場合、例えばステップS6の検索結果を
図13の表示に変更する場合、図2のステップS9〜S
13の部分に対応する図27のフローチャートに従って
以下に説明する。
【0104】まず、ステップS6の検索結果が表示され
た後、ステップS7で表示変更指示部7により表示変更
をする。そして、ステップS8に進み、キーワード指定
の必要があるとして、ステップS601に進む。
【0105】次に、ステップS601でキーワード一覧
からキーワードを指定する(図2のステップS9に対
応)。すなわち、上記キーワード指定部9によりユーザ
ーが対訳例文の検索のために入力されたキーワードのう
ちの1つを指定する。なお、図13では、「家」1つが
検索のために入力されたキーワードであるため、「家」
が指定される。
【0106】次に、ステップS602に進み、図5に示
す「表示変更ボタン」を押す。
【0107】次に、ステップS603に進み、それぞれ
の対訳例文で指定されたキーワードが何文字目にあるか
チェックする。図13では、指定されたキーワード
「家」が、それぞれの対訳の日本語の原文の何文字目に
出現しているかは、対訳データベース1の検索用キーワ
ード102より得られる。例えば、図13の4つ目の対
訳例文の対訳例文データ101と検索用キーワード10
2は図26の1例目にあり、7文字目にあることが分か
る。
【0108】次に、ステップS604に進み、対訳例文
データベース1の構成要素対応データ103よりキーワ
ードの対応する他国語の訳語とその位置をチェックす
る。すなわち、指定されたキーワード「家」の訳語が、
それぞれの対訳の英語の訳文の何単語目に出現している
かは、対訳データベース1の構成要素対応データ103
より得る。例えば、図13の4つ目の対訳例文では、指
定されたキーワード「家」の訳語「house」は8単語目
である。また、英語の訳文を、スペースの出現個数を数
えながら、文頭からスキャンするとき、何文字目かをカ
ウントしていれば、該当訳語が何文字目にあるかが得ら
れる。この場合、「house」は8単語目であるから、7
個(8から1を引く)のスペースが現れるまで文頭からス
キャンする。そして、7個目のスペースの次の文字(「h
ouse」の)「h」の位置が、求める訳語位置である。ただ
し、日本語と英語の文字は、同じ大きさでないので、英
語文字の倍の幅の日本語文字を使用すると仮定して、以
降の処理では、日本語の文字数を2倍して、文字位置を
考える。
【0109】次に、ステップS605に進み、指定され
たキーワード/その訳語の位置が最も後ろの文の文字位
置(m)を求める(図2のステップS12に対応)。すなわ
ち、ステップS604で得た文字位置で最も後ろのもの
を求めるのである。図13の場合は、4つ目の対訳例文
の英語の訳文で30文字目となる。
【0110】次に、ステップS606に進み、表示用バ
ッファにm文字目から指定されたキーワード/その訳語
をセットする(図2のステップS12に対応)。すなわ
ち、上記表示処理部5に設けた表示用バッファの30文
字目(日本語の原文は15文字目)から指定キーワード
「家」とその訳語をセットするのである。
【0111】次に、ステップS607に進み、指定キー
ワードより前方の文字列をセットする(図2のステップ
S12に対応)。
【0112】次に、ステップS608に進み、指定キー
ワードより後方の文字列をセットする(図2のステップ
S12に対応)。
【0113】次に、ステップS609に進み、表示処理
部5の表示用バッファの内容を表示器6に表示する(図
2のステップS13に対応)。この後、ステップS14
となる。図13では、30文字目を一行の中心になるよ
うに表示する。また、対訳例文の一行の表示範囲が広い
場合は、横スクロール対応とする。
【0114】〔図14の表示処理〕また、「指定された
日本語のキーワードとその訳語を画面の中心にして、そ
の訳語でソートして表示する」場合、例えばステップS
6の検索結果を図14の表示に変更する場合、図2のス
テップS9〜S13の部分に対応する図28のフローチ
ャートに従って以下に説明する。
【0115】まず、ステップS6の検索結果が表示され
た後、ステップS7で表示変更指示部7により表示変更
をする。そして、ステップS8に進み、キーワード指定
の必要があるとして、ステップS701に進む。
【0116】次に、ステップS701でキーワード一覧
からキーワードを指定する(図2のステップS9に対
応)。すなわち、上記キーワード指定部9によりユーザ
ーが対訳例文の検索のために入力されたキーワードのう
ちの1つを指定するのである。なお、図14では、
「家」1つが検索のために入力されたキーワードである
ため、「家」が指定される。
【0117】次に、ステップS702に進み、図5に示
す「表示変更ボタン」を押す(図2のステップS10に
対応)。
【0118】次に、ステップS703に進み、それぞれ
の対訳例文で指定されたキーワードが何文字目にあるか
チェックする(図2のステップS12に対応)。図14で
は、指定されたキーワード「家」がそれぞれの対訳の日
本語の原文の何文字目に出現しているかを、対訳データ
ベース1の検索用キーワード102より得る。図14の
2つ目の例文の対訳例文データ101と検索用キーワー
ド102は、図26の1例目にあり、7文字目に「家」
があることが分かる。
【0119】次に、ステップS704に進み、対訳例文
データベース1の構成要素対応データ103よりキーワ
ードの対応する他国語の訳語とその位置をチェックす
る。すなわち、指定されたキーワード「家」の訳語が、
それぞれの対訳の英語の訳文の何単語目に出現している
かは、対訳データベース1の構成要素対応データ103
より得る。例えば、図14の2つ目の対訳例文では、指
定されたキーワード「家」の訳語「house」は8単語目
である。また、英語の訳文を、スペースの出現個数を数
えながら、文頭からスキャンするとき、何文字目かをカ
ウントしていれば、該当訳語が何文字目にあるかが得ら
れる。この場合、「house」は8単語目であるから、7
個(8から1を引く)のスペースが現れるまで文頭からス
キャンする。そして、7個目のスペースの次の文字(「h
ouse」の)「h」の位置が、求める訳語位置である。ただ
し、日本語と英語の文字は、同じ大きさでないので、英
語の文字の倍の幅の日本語の文字を使用すると仮定し、
以降の処理では、日本語の文字数を2倍にして考える。
【0120】次に、ステップS705に進み、英語の訳
語の文字列でソートする。図14では、JIS(日本工
業規格)コードの逆順である(house→home→family)。な
お、ソートは何の順であってもよい。
【0121】次に、ステップS706に進み、指定され
たキーワード/その訳語の位置が最も後ろの文の文字位
置(m)を求める(図2のステップS12に対応)。すなわ
ち、ステップS704で得た文字位置で最も後ろのもの
を求めるのである。図14では、2つ目の対訳の英語の
訳文で30文字目となる。
【0122】次に、ステップS707に進み、表示用バ
ッファにm文字目から指定されたキーワード/その訳語
をセットする(図2のステップS12に対応)。すなわ
ち、上記表示処理部5に設けた表示用バッファの30文
字目(日本語の原文は15文字目)から指定キーワード
「家」とその訳語をセットするのである。
【0123】次に、ステップS708に進み、指定キー
ワード/その訳語より前方の文字列をセットする(図2
のステップS12に対応)。
【0124】次に、ステップS709に進み、指定キー
ワード/その訳語より後方の文字列をセットする(図2
のステップS12に対応)。
【0125】そして、ステップS710に進み、表示処
理部5の表示用バッファの内容を表示器6に表示する
(図2のステップS13に対応)。この後、ステップS1
4となる。図14では、30文字目を一行の中心になる
ように表示する。また、対訳例文の一行の表示範囲が広
い場合は、横スクロール対応とする。
【0126】〔図15,図16の表示処理〕また、「指
定された日本語のキーワードおよびそのキーワードの前
後の文字列でソートして、キーワードを画面の中心に表
示する」場合、例えばステップS6の検索結果を図1
5,図16の表示に変更する場合、図2のステップS9
〜S13の部分に対応する図29のフローチャートに従
って以下に説明する。
【0127】まず、ステップS6の検索結果が表示され
た後、ステップS7で表示変更指示部7により表示変更
をする。そして、ステップS8に進み、キーワード指定
の必要があるとして、ステップS801に進む。
【0128】次に、ステップS801でキーワード一覧
からキーワードを指定する(図2のステップS9に対
応)。すなわち、上記キーワード指定部9ユーザーが対
訳例文の検索のために入力されたキーワードのうちの1
つを指定するのである。なお、図15では、「送る」1
つが検索のために入力されたキーワードであるため、
「送る」が指定され、図16では、「製品」1つが検索
のために入力されたキーワードであるため、「製品」が
指定される。
【0129】次に、ステップS802に進み、図5に示
す「表示変更ボタン」を押す(図2のステップS10に
対応)。
【0130】次に、ステップS803に進み、第1キー
を指定キーワードまたは同義語(異表記語を含む)の文字
列、第2キーを指定キーワードの後ろに続く文字列、第
3キーを指定キーワードの直前の文字としてソートする
(図2のステップS11に対応)。すなわち、図20のス
テップS203で説明したように、第1キーワードとし
て、指定されたキーワードまたはその同義語でソートし
た後、第2キーワードとして、指定されたキーワードま
たはその同義語の後続の文字列でソートし、その後、第
3キーワードとして、指定されたキーワードまたはその
同義語の直前の文字でソートするのである。例えば、第
1キーワードのJISコード順に並ベ、同じものは、第
2キーワードのJISコード順に並べ、さらに同じもの
は、第3キーワードのJISコード順に並べる。ただ
し、ソートは何順でもよく、何かの順でなくとも、同じ
ものが続くことに意味がある。
【0131】例えば、図15では、「送る」の活用形に
より並べ替える。「送っ」、「送り」、「送る」の順に
なる。同じ活用形のものは、その後ろに続く付属語表現
で並べ替える。なお、付属語表現とは限らず、文末まで
を対象としてもよいし、文末までを対象とせず、予め何
文字目かを決めておいてもよい。また、「送っ」の中
で、まず「てくれませんか」、次に「てください」の順
に並べる。これでも、同じ場合は、「送っ」の直前の助
詞等で並べ替える。なお、助詞とは限らず、また、1文
字ではなく、予め何文字目かを決めておいてもよい。そ
うして、「送っ」かつ「てくれませんか」の中で、ま
ず、送っ」の直前の助詞「に」、次に「を」の順に並べ
る。
【0132】また、図16では、「製品」の後ろの助詞
で並べ替える。なお、助詞に限らず、文末までを対象と
してもよいし、文末までを対象とせず、予め何文字目か
を決めておいてもよい。同じ場合は、「製品」の直前の
接頭語等で並べ替える。なお、接頭語に限らず、また、
1文字ではなく、予め何文字目かを決めておいてもよ
い。) 次に、ステップS804〜ステップS810でステップ
S204〜ステップS210と同様の処理を行なった
後、ステップS14となる。
【0133】このように、上記対訳例文検索装置では、
図6に示すように、第2言語の訳文の作成の際に参考に
する対訳例文をより見やすく表示でき、第2言語作成の
ときに利用しやすくして、作文作業の効率を向上するこ
とができる。また、上記キーワードとその同義語(異表
記語を含む)で検索することによって、検索範囲が広が
り、最適な対訳例文を容易に探し出すことができる。
【0134】また、図7に示すように、着目しているキ
ーワードとその同義語(異表記語を含む)に基づいて、上
記対訳例文検索部3により検索された対訳例文を対訳例
文ソート処理部8によって並べ替え、かつ、これらを一
行の中心になるように表示処理部5,表示器6および表
示変更処理部7を用いて表示するので、検索された対訳
例文をより見やすくすることができる。
【0135】また、図15,図16に示すように、着目
しているキーワードとその同義語(異表記語を含む)に基
づいて、上記対訳例文検索部3により検索された対訳例
文を対訳例文ソート処理部8によって並べ替え、その
後、同一キーワード,同一同義語毎に、それぞれに続く
文字列で対訳例文を並べ替えて、さらに、必要ならば、
キーワードとそのキーワードの同義語の直前の文字で対
訳例文を並べ替えて表示する。したがって、着目してい
るキーワードの前後が、ユーザーの作文しようとしてい
る文と最も近い対訳例文を探しやすく、キーワードの語
に関連した言い回しの利用に便利である。
【0136】また、図8に示すように、検索された対訳
例文の数が多過ぎて一覧性が悪い場合、文字列指定部1
0により指定された文字列が日本語の原文に含まれてい
る対訳例文を先に表示することによって、検索された対
訳例文をさらに選別して、最適な対訳例文を探し出しや
すくすることができる。なお、上記文字列指定部10に
より日本語の複数の文字列を指定して、指定された複数
の文字列が日本語の原文に含まれる対訳例文について、
これらの文字列を一行の中心に夫々表示してもよい。
【0137】また、図9に示すように、検索された対訳
例文の数が多過ぎて一覧性が悪い場合、文字列指定部1
0により指定された文字列が英語の訳文に含まれている
対訳例文を先に表示することによって、検索された対訳
例文をさらに選別して、最適な対訳例文を探し出しやす
くすることができる。なお、図10に示すように、上記
文字列指定部10により英語の複数の文字列を指定し
て、指定された複数の文字列が英語の訳文に含まれる対
訳例文について、これらの文字列を一行の中心に夫々表
示してもよい。
【0138】また、図11(A)〜(C)に示すように、上記
構成要素単位選択部12により単語,句および節のうち
の少なくとも1つを構成要素の単位に指定して、対訳例
文の両言語を対応させて構成要素毎に特徴づけて表示部
3に表示するので、対応する構成要素同士を他と区別し
て表示でき、検索された対訳例文をより見やすくするこ
とができる。
【0139】また、図12(A)〜(D)に示すように、上記
キーワードとそのキーワードの同義語を含まない部分
で、かつ省略可能な部分は、省略表示するので、対訳例
文の各構成要素毎に、文の構成上の必須要素か任意要素
かの必須データを用いて、任意要素を省略して表示で
き、検索された対訳例文をより見やすくすることができ
る。したがって、利用するつもりのない部分は、予め削
除して表示されているので、利用箇所が判断しやすい。
【0140】また、図13に示すように、上記構成要素
対応データ103に、日本語の原文のどの構成要素が英
語の訳文のどの構成要素に対応するかを示すデータを持
たせることによって、日本語の原文については、入力さ
れたキーワードとそのキーワードの同義語を表示ウイン
ドウの一行の中心に揃えて表示すると共に、英語の訳文
については、キーワードとそのキーワードの同義語に対
応した部分を表示ウインドウの一行の中心に揃えて表示
するので、検索された対訳例文をより見やすくすること
ができる。
【0141】また、図14に示すように、上記構成要素
対応データ103に、日本語の原文のどの構成要素が英
語の訳文のどの構成要素に対応するかを示すデータを持
たせることによって、検索するために用いたキーワード
に対応する英語の構成要素で対訳例文をソートし、その
後、日本語の原文については、検索するために用いたキ
ーワードを表示ウインドウの一行の中心に揃えて表示
し、英語の訳文については、キーワードに対応する英語
の構成要素を表示ウインドウの一行の中心に揃えて表示
でき、検索された対訳例文を特に見やすくすることがで
きる。したがって、訳語の使い方、使いわけ方に注目し
て、対訳例文を見ることができる。なお、この実施の形
態では、1つのキーワードで検索したが、そのキーワー
ドの同義語が日本語の原文に含まれる対訳例文を検索し
て、上記キーワードとそのキーワードの同義語を表示ウ
インドウの一行の中心に揃えて表示し、英語の訳文につ
いては、キーワードとそのキーワードの同義語に対応す
る英語の構成要素を表示ウインドウの一行の中心に揃え
て表示してもよい。
【0142】また、日本語の原文と英語の訳文を対訳で
表示するか、日本語の原文と英語の訳文のうちの一方だ
けを表示するかを対訳表示選択部14により容易に変更
でき、検索された対訳例文を見やすくし、利用しやすく
でき、対訳例文の一覧性をあげることができる。
【0143】また、図3のような表示メニューを表示し
て、ユーザーに選択させた後、ユーザーの検索操作のみ
で表示変更の自動的に実行するので、操作回数を軽減す
ることができる。
【0144】上記実施の形態では、第1言語を日本語、
第2言語を英語としたが、第1言語、第2言語はこれに
限らないのは勿論である。
【0145】また、上記実施の形態では、対訳例文検索
部3によりキーワードとそのキーワードの同義語が日本
語の原文に含まれている対訳例文を検索したが、キーワ
ードのみが日本語の原文に含まれている対訳例文を検索
してもよいし、上記キーワードの同義語のみが日本語の
原文に含まれている対訳例文を検索してもよい。
【0146】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の対訳例文検索装置は、第2言語作成のときに対訳例
文を参考にする場合、キーワード入力部により1つ以上
の第1言語のキーワードを入力し、対訳例文データの第
1言語の原文を検索するための検索用キーワードに基づ
いて、キーワード入力部により入力されたキーワードと
そのキーワードの同義語(異表記語を含む)の少なくとも
一方が第1言語の原文に含まれている対訳例文を対訳例
文検索部により対訳例文データから検索し、その後、対
訳例文検索部により検索された対訳例文を、キーワード
指定部により指定されたキーワードとそのキーワードの
同義語の少なくとも一方が一行の中心になるように表示
部により表示するので、検索された対訳例文を見やすく
し、第2言語作成のときに利用しやすくして、作文作業
の効率を上げることができる。また、上記キーワードと
その同義語で検索することによって、検索範囲が広が
り、最適な対訳例文を容易に探し出すことができる。
【0147】また、請求項2の発明の対訳例文検索装置
は、請求項1の対訳例文検索装置において、上記キーワ
ード指定部により指定された上記キーワードとそのキー
ワードの同義語とが含まれる対訳例文を上記対訳例文検
索部により検索したとき、上記キーワード指定部により
指定された上記キーワードとそのキーワードの同義語と
に基づいて、対訳例文検索部により検索された対訳例文
を対訳例文ソート処理部によって並べ替え、かつ、これ
らを一行の中心になるように表示するので、検索された
対訳例文をより見やすくすることができる。
【0148】また、請求項3の発明の対訳例文検索装置
は、請求項2の対訳例文検索装置において、上記対訳例
文ソート処理部は、上記キーワード指定部により指定さ
れた上記キーワードとそのキーワードの同義語の少なく
とも一方の文字列を第1キーに、上記第1キーの後続の
文字列を第2キーに、上記第1キーの直前の文字を第3
キーにして、上記第1キーと、上記第2キー,上記第3
キーの少なくとも一方とを用いて、上記対訳例文検索部
により検索された対訳例文をソートするので、着目して
いるキーワードの前後が、ユーザーの作文しようとして
いる文と最も近い対訳例文を探しやすく、キーワードの
語に関連した言い回しの利用に便利になる。
【0149】また、請求項4の発明の対訳例文検索装置
は、請求項1の対訳例文検索装置において、検索された
対訳例文の数が多過ぎて一画面に表示できない場合な
ど、さらに、その検索された対訳例文から第1言語文字
列指定部により指定された第1言語の文字列が含まれる
ものを抽出し、指定された第1言語の文字列を含む対訳
例文について、上記表示部は、この文字列が一行の中心
になるように表示を変更することによって、指定された
文字列が第1言語の原文に含まれている対訳例文を先に
表示して、検索された対訳例文をさらに選別でき、最適
な対訳例文を探し出しやすくすることができる。
【0150】また、請求項5の発明の対訳例文検索装置
は、請求項1の対訳例文検索装置において、検索された
対訳例文の数が多過ぎて一画面に表示できない場合、さ
らに、その検索された対訳例文から第2言語文字列指定
部により指定された第2言語の文字列が含まれるものを
抽出し、指定された第2言語の文字列を含む対訳例文に
ついて、上記表示部は、この文字列が一行の中心になる
ように表示を変更することによって、指定された文字列
が第2言語の訳文に含まれている対訳例文を先に表示し
て、検索された対訳例文をさらに選別でき、最適な対訳
例文を探し出しやすくすることができる。
【0151】また、請求項6の発明の対訳例文検索装置
は、第2言語作成のときに対訳例文を参考にする場合、
キーワード入力部により1つ以上の第1言語のキーワー
ドを入力し、対訳例文データの第1言語の原文を検索す
るための検索用キーワードに基づいて、キーワード入力
部により入力されたキーワードとそのキーワードの同義
語の少なくとも一方が第1言語の原文に含まれている対
訳例文を対訳例文検索部により対訳例文データから検索
し、構成要素対応データが第1言語の原文と第2言語の
訳文とを複数の単位の構成要素毎に対応させるとき、構
成要素選択部により、上記構成要素の単位のいずれか1
つを選択して、上記構成要素対応データが第1言語の原
文と第2言語の訳文とを1つの単位の構成要素毎に対応
させるときはその単位の構成要素毎に特徴づけて、上記
対訳例文を表示部により表示するか、または、上記構成
要素対応データが第1言語の原文と第2言語の訳文とを
複数の単位の構成要素毎に対応させるときは上記構成要
素選択部により選択された単位の構成要素毎に特徴づけ
て、上記対訳例文を表示部により表示するので、単語,
句および節のうちの少なくとも1つを構成要素の単位の
構成要素毎に、対訳例文の両言語を対応させて特徴づけ
て表示するので、対応する構成要素同士を他と区別して
表示でき、検索された対訳例文をより見やすくできる。
したがって、第1言語でどの部分が利用できるかを判断
することで、それに対応する第2言語の利用箇所が判断
できる。
【0152】また、請求項7の発明の対訳例文検索装置
は、第2言語作成のときに対訳例文を参考にする場合、
キーワード入力部により1つ以上の第1言語のキーワー
ドを入力し、対訳例文データの第1言語の原文を検索す
るための検索用キーワードに基づいて、キーワードとそ
のキーワードの同義語の少なくとも一方が第1言語の原
文に含まれている対訳例文を対訳例文検索部により対訳
例文データから検索し、対訳例文データの各構成要素が
文の構成上の必須要素であるか任意要素であるかを表す
必須性データに基づいて、キーワードとそのキーワード
の同義語の少なくとも一方が、対訳例文検索部により検
索された対訳例文の第1言語の原文に含まれた必須要素
であるか任意要素であるかをキーワード判断部により判
断して、キーワード判断部の判断結果と構成要素対応デ
ータおよび必須性データに基づいて、表示部は、上記対
訳例文検索部により検索された対訳例文を、上記キーワ
ードを含まない任意要素の文字列を上記対訳例文の第1
言語の原文と第2言語の訳文の両方から省略して表示す
るので、上記対訳例文の各構成要素毎に、文の構成上の
必須要素か任意要素かの必須データを用いて、任意部分
を省略して表示でき、検索された対訳例文をより見やす
くできる。
【0153】また、請求項8の発明の対訳例文検索装置
は、請求項6または7の対訳例文検索装置において、上
記キーワード入力部によりキーワードが1つ入力された
ときは、そのキーワードを指定し、上記キーワード入力
部によりキーワードが複数入力されたときは、上記複数
のキーワードのうちの1つを指定するキーワード指定部
を備えて、第1言語の原文のどの構成要素が第2言語の
訳文のどの構成要素に対応するかを示すデータを持たせ
ることによって、表示部は、第1言語の原文について
は、入力されたキーワードとそのキーワードの同義語の
少なくとも一方を表示ウインドウの一行の中心に揃えて
表示すると共に、第2言語の訳文については、キーワー
ドとそのキーワードの同義語の少なくとも一方に対応し
た部分を表示ウインドウの一行の中心に揃えて表示する
ので、検索された対訳例文をより見やすくできる。
【0154】また、請求項9の発明の対訳例文検索装置
は、請求項8の対訳例文検索装置において、対訳例文ソ
ート処理部により、検索するために用いたキーワードと
そのキーワードの同義語の少なくとも一方に対応する第
2言語の構成要素で対訳例文をソートした後、表示部
は、第1言語の原文については、検索するために用いた
キーワードを表示ウインドウの一行の中心に揃えて表示
すると共に、第2言語の訳文については、キーワードと
そのキーワードの同義語の少なくとも一方に対応する第
2言語の構成要素を表示ウインドウの一行の中心に揃え
て表示するので、検索された対訳例文を特に見やすくで
きる。
【0155】また、請求項10の発明の対訳例文検索装
置は、請求項1乃至5および請求項7のうちのいずれか
1つの対訳例文検索装置において、第1言語と第2言語
の対訳で表示するか、または、第1言語と第2言語のい
ずれか一方のみで表示するかを選択する対訳表示選択部
を備えて、上記表示部は、上記対訳表示選択部の選択結
果に基づいて、第1言語の原文と第2言語の訳文を対訳
で表示するか、第1言語の原文と第2言語の訳文のうち
の一方だけを表示するかを容易に変更でき、検索された
対訳例文を見やすくし、利用しやすくできる。また、第
1言語の原文と第2言語の訳文のうちの一方だけを表示
することによって、対訳例文の一覧性をあげることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の対訳例文検
索装置の機能ブロック図である。
【図2】 図2は上記対訳例文検索装置の表示動作を説
明するゼネラルフローを示すフローチャートである。
【図3】 図3は上記対訳例文検索装置のモードを選択
する選択画面を示す図である。
【図4】 図4は上記対訳例文検索装置の日英対訳表示
か一方の言語表示かを選択する選択画面を示す図であ
る。
【図5】 図5は上記対訳例文検索装置の表示変更処理
前の検索結果の表示画面を示す図である。
【図6】 図6は上記対訳例文検索装置の対訳表示画面
を示す図である。
【図7】 図7は上記対訳例文検索装置のキーワードお
よびその同義語で検索結果の表示画面を示す図である。
【図8】 図8は上記対訳例文検索装置の日本語の文字
列が一行の中心になるように表示した場合の表示画面を
示す図である。
【図9】 図9は上記対訳例文検索装置の英語の文字列
が一行の中心になるように表示した場合の表示画面を示
す図である。
【図10】 図10は上記対訳例文検索装置の英語の複
数の文字列が一行の中心になるように表示した場合の表
示画面を示す図である。
【図11】 図11は上記対訳例文検索装置の構成要素
毎に日本語の原文と英語の訳文との対応を特徴づけて表
示した場合の表示画面を示す図である。
【図12】 図12は上記対訳例文検索装置の任意要素
を省略して表示した場合の表示画面を示す図である。
【図13】 図13は上記対訳例文検索装置の日本語を
キーワードが一行の中心になるように表示し、英語をキ
ーワードに対応する構成要素が一行の中心になるように
表示した場合の表示画面を示す図である。
【図14】 図14は図13の表示画面を英語のキーワ
ードに対応する構成要素でソートした後の表示画面を示
す図である。
【図15】 図15は上記対訳例文検索装置の検索され
た日本語をキーワード(動詞)とその前後の文字でソート
した場合の表示画面を示す図である。
【図16】 図16は上記対訳例文検索装置の検索され
た日本語をキーワード(名詞)とその前後の文字でソート
した場合の表示画面を示す図である。
【図17】 図17は上記対訳例文検索装置において表
示変更処理のときの動作を詳細に説明するフローチャー
トである。
【図18】 図18は上記対訳例文検索装置の対訳例文
データベースの内容を示す図である。
【図19】 図19は上記対訳例文検索装置の表示処理
部の表示用バッファの内容を示す図である。
【図20】 図20は上記対訳例文検索装置のキーワー
ドおよびその同義語でソートした後の表示変更処理のと
きの動作を詳細に説明するフローチャートである。
【図21】 図21は上記対訳例文検索装置の対訳例文
データベースの対訳例文と検索用キーワードの内容を示
す図である。
【図22】 図22は上記対訳例文検索装置において手
動により表示変更処理するとき動作を詳細に説明するフ
ローチャートである。
【図23】 図23は上記対訳例文検索装置において図
11の日英構成要素対応表示時の動作を詳細に説明する
フローチャートである。
【図24】 図24は上記対訳例文検索装置の対訳例文
データベースの対訳例文と検索用キーワードおよび構成
要素対応データの内容を示す図である。
【図25】 図25は上記対訳例文検索装置において図
12の表示をするときの動作を詳細に説明するフローチ
ャートである。
【図26】 図26は上記対訳例文検索装置の対訳例文
データベースの対訳例文と検索用キーワードと構成要素
対応データおよび必須性データの内容を示す図である。
【図27】 図27は上記対訳例文検索装置において図
13の表示をするときの動作を詳細に説明するフローチ
ャートである。
【図28】 図28は上記対訳例文検索装置において図
14の表示をするときの動作を詳細に説明するフローチ
ャートである。
【図29】 図29は上記対訳例文検索装置において図
15,図16の表示をするときの動作を詳細に説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
1…対訳例文データベース、2…キーワード入力部、3
…検索部、4…キーワード辞書、5…表示処理部、6…
表示部、7…表示変更指示部、8…対訳例文ソート処理
部、9…キーワード指定部、10…文字列指定部、11
…キーワード判断部、12…構成要素単位選択部、13
…構成要素単位フラグ、14…対訳表示選択部、15…
対訳表示フラグ、16…表示処理選択部、17…表示処
理選択フラグ、101…対訳例文データ、102…検索
用キーワード、103…構成要素対応データ、104…
必須性データ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1言語の原文と第2言語の訳文とが対
    になった対訳例文データと、 上記対訳例文データの第1言語の原文を検索するための
    検索用キーワードと、1つ以上の第1言語のキーワード
    を入力するキーワード入力部と、 上記検索用キーワードに基づいて、上記キーワード入力
    部により入力されたキーワードとそのキーワードの同義
    語の少なくとも一方が第1言語の原文に含まれている対
    訳例文を上記対訳例文データから検索する対訳例文検索
    部と、 上記キーワード入力部によりキーワードが1つ入力され
    たときは、そのキーワードを指定し、上記キーワード入
    力部によりキーワードが複数入力されたときは、上記複
    数のキーワードのうちの1つを指定するキーワード指定
    部と、 上記キーワード指定部により指定された上記キーワード
    とそのキーワードの同義語の少なくとも一方が一行の中
    心になるように、上記対訳例文検索部により検索された
    対訳例文を表示する表示部とを備えたことを特徴とする
    対訳例文検索装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の対訳例文検索装置にお
    いて、 上記キーワード指定部により指定された上記キーワード
    とそのキーワードの同義語とが含まれる対訳例文を上記
    対訳例文検索部により検索したとき、上記キーワード指
    定部により指定された上記キーワードとそのキーワード
    の同義語とに基づいて、上記対訳例文検索部により検索
    された対訳例文をソートする対訳例文ソート処理部とを
    備えたことを特徴とする対訳例文検索装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の対訳例文検索装置にお
    いて、 上記対訳例文ソート処理部は、上記対訳例文検索部によ
    り検索された対訳例文を、上記キーワード指定部により
    指定された上記キーワードとそのキーワードの同義語の
    少なくとも一方の文字列を第1キーに、上記第1キーの
    後続の文字列を第2キーに、上記第1キーの直前の文字
    を第3キーにして、上記第1キーと、上記第2キー,上
    記第3キーの少なくとも一方とを用いてソートすること
    を特徴とする対訳例文検索装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の対訳例文検索装置にお
    いて、 上記対訳例文検索部により検索された対訳例文の第1言
    語の原文から文字列を指定する第1言語文字列指定部を
    備えて、 上記第1言語文字列指定部により上記対訳例文の第1言
    語の原文から文字列を指定したとき、上記表示部は、上
    記対訳例文検索部により検索された対訳例文のうちの上
    記第1言語文字列指定部により指定された文字列が第1
    言語の原文に含まれている対訳例文について、上記文字
    列が一行の中心になるように表示を変更することを特徴
    とする対訳例文検索装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の対訳例文検索装置にお
    いて、 上記対訳例文検索部により検索された対訳例文の第2言
    語の訳文から文字列を指定する第2言語文字列指定部を
    備えて、 上記第2言語文字列指定部により上記対訳例文の第2言
    語の訳文から文字列を指定したとき、上記表示部は、上
    記対訳例文検索部により検索された対訳例文のうちの上
    記第2言語文字列指定部により指定された文字列が第2
    言語の訳文に含まれている対訳例文について、上記文字
    列が一行の中心になるように表示を変更することを特徴
    とする対訳例文検索装置。
  6. 【請求項6】 第1言語の原文と第2言語の訳文とが対
    になった対訳例文データと、 上記対訳例文データにおいて単語,句および節のうちの
    少なくとも1つを単位とする構成要素毎に第1言語の原
    文と第2言語の訳文との対応をとるための構成要素対応
    データと、 上記対訳例文データの第1言語の原文を検索するための
    検索用キーワードと、1つ以上の第1言語のキーワード
    を入力するキーワード入力部と、 上記検索用キーワードに基づいて、上記キーワード入力
    部により入力されたキーワードとそのキーワードの同義
    語の少なくとも一方が第1言語の原文に含まれている対
    訳例文を上記対訳例文データから検索する対訳例文検索
    部と、 上記構成要素対応データが第1言語の原文と第2言語の
    訳文とを複数の単位の構成要素毎に対応させるとき、上
    記構成要素の単位のいずれか1つを選択する構成要素選
    択部と、 上記構成要素対応データが第1言語の原文と第2言語の
    訳文とを1つの単位の構成要素毎に対応させるときはそ
    の単位の構成要素毎に特徴づけて、または、上記構成要
    素対応データが第1言語の原文と第2言語の訳文とを複
    数の単位の構成要素毎に対応させるときは上記構成要素
    選択部により選択された単位の構成要素毎に特徴づけ
    て、上記対訳例文検索部により検索された対訳例文を表
    示する表示部とを備えたことを特徴とする対訳例文検索
    装置。
  7. 【請求項7】 第1言語の原文と第2言語の訳文とが対
    になった対訳例文データと、 上記対訳例文データにおいて単語,句および節のうちの
    少なくとも1つを単位とする構成要素毎に第1言語の原
    文と第2言語の訳文の対応をとるための構成要素対応デ
    ータと、 上記対訳例文データの上記各構成要素が文の構成上の必
    須要素であるか任意要素であるかを表す必須性データ
    と、 上記対訳例文データの第1言語の原文を検索するための
    検索用キーワードと、1つ以上の第1言語のキーワード
    を入力するキーワード入力部と、 上記検索用キーワードに基づいて、上記キーワードとそ
    のキーワードの同義語の少なくとも一方が第1言語の原
    文に含まれている対訳例文を上記対訳例文データから検
    索する対訳例文検索部と、 上記必須性データに基づいて、上記キーワードとそのキ
    ーワードの同義語の少なくとも一方が、上記対訳例文検
    索部により検索された対訳例文の上記必須要素であるか
    上記任意要素であるかを判断するキーワード判断部と、 上記キーワード判断部の判断結果と上記構成要素対応デ
    ータおよび上記必須性データに基づいて、上記キーワー
    ドを含まない上記任意要素の文字列を第1言語の原文と
    第2言語の訳文の両方から省略して表示する表示部とを
    備えたことを特徴とする対訳例文検索装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の対訳例文検索
    装置において、 上記キーワード入力部によりキーワードが1つ入力され
    たときは、そのキーワードを指定し、上記キーワード入
    力部によりキーワードが複数入力されたときは、上記複
    数のキーワードのうちの1つを指定するキーワード指定
    部を備えて、 上記表示部は、上記キーワード指定部により指定された
    上記キーワードとそのキーワードの同義語の少なくとも
    一方が一行の中心になるように、上記対訳例文検索部に
    より検索された対訳例文の第1言語の原文を表示すると
    共に、上記構成要素対応データに基づいて、上記キーワ
    ードとそのキーワードの同義語の少なくとも一方に対応
    する上記構成要素が一行の中心になるように、上記対訳
    例文の第2言語の訳文を表示することを特徴とする対訳
    例文検索装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の対訳例文検索装置にお
    いて、 上記キーワード指定部により指定された上記キーワード
    とそのキーワードの同義語の少なくとも一方に対応する
    第2言語の訳文の構成要素をキーにして、上記対訳例文
    検索部により検索された対訳例文をソートする対訳例文
    ソート処理部を備えたことを特徴とする対訳例文検索装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至5および請求項7のうち
    のいずれか1つに記載の対訳例文検索装置において、 第1言語と第2言語の対訳で表示するか、または、第1
    言語と第2言語のいずれか一方のみで表示するかを選択
    する対訳表示選択部を備えて、 上記表示部は、上記対訳表示選択部の選択結果に基づい
    て、上記対訳例文の第1言語の原文と第2言語の訳文と
    を対訳で表示するか、または、上記対訳例文の第1言語
    の原文と第2言語の訳文のいずれか一方のみを表示する
    ことを特徴とする対訳例文検索装置。
JP9103100A 1997-04-21 1997-04-21 対訳例文検索装置 Pending JPH10293765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9103100A JPH10293765A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 対訳例文検索装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9103100A JPH10293765A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 対訳例文検索装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10293765A true JPH10293765A (ja) 1998-11-04

Family

ID=14345217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9103100A Pending JPH10293765A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 対訳例文検索装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10293765A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2360611A (en) * 1999-09-24 2001-09-26 Wordmap Ltd Apparatus for and method of searching
JP2005141630A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Masanori Fukushima 翻訳支援辞書装置
WO2006016477A1 (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Cross Language Inc. 翻訳システム、翻訳サーバ、翻訳サーバの処理方法、プログラム、情報記憶媒体および翻訳装置
JP2007157123A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 改善された中国語−英語翻訳ツール
JP2007226729A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Fujitsu Ltd 訳語情報出力処理プログラム,処理方法および処理装置
JP2007293691A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Casio Comput Co Ltd 情報表示制御装置及び情報表示制御プログラム
JP2008140074A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Casio Comput Co Ltd 例文検索装置および例文検索処理プログラム
US7548845B2 (en) 2005-12-08 2009-06-16 International Business Machines Corporation Apparatus, method, and program product for translation and method of providing translation support service
JP2013114528A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Casio Comput Co Ltd 例文表示装置及びプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2360611A (en) * 1999-09-24 2001-09-26 Wordmap Ltd Apparatus for and method of searching
JP2005141630A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Masanori Fukushima 翻訳支援辞書装置
WO2006016477A1 (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Cross Language Inc. 翻訳システム、翻訳サーバ、翻訳サーバの処理方法、プログラム、情報記憶媒体および翻訳装置
JPWO2006016477A1 (ja) * 2004-08-09 2008-05-01 株式会社クロスランゲ−ジ 翻訳システム、翻訳サーバ、翻訳サーバの処理方法、プログラム、情報記憶媒体および翻訳装置
JP2007157123A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 改善された中国語−英語翻訳ツール
US7548845B2 (en) 2005-12-08 2009-06-16 International Business Machines Corporation Apparatus, method, and program product for translation and method of providing translation support service
JP2007226729A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Fujitsu Ltd 訳語情報出力処理プログラム,処理方法および処理装置
JP2007293691A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Casio Comput Co Ltd 情報表示制御装置及び情報表示制御プログラム
JP2008140074A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Casio Comput Co Ltd 例文検索装置および例文検索処理プログラム
JP2013114528A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Casio Comput Co Ltd 例文表示装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5349368A (en) Machine translation method and apparatus
JPH11175527A (ja) 出力制御装置及び出力制御方法
JPH08123821A (ja) データ入力装置
JP2000148748A (ja) 仮名漢字変換及び画像検索表示システム
JPH10293765A (ja) 対訳例文検索装置
US20040111409A1 (en) Information displaying apparatus with word searching function and recording medium
EP0265280B1 (en) Machine translation system and method
JP4491389B2 (ja) 電子機器、プログラム、及びプログラムを記録した記録媒体
JP4783563B2 (ja) インデックス生成プログラム、検索プログラム、インデックス生成方法、検索方法、インデックス生成装置および検索装置
KR100576549B1 (ko) 한글 주소 문자열의 고속 입력 장치 및 그 방법
JPH07134720A (ja) 文章作成システムにおける関連情報提示方法及び装置
JPS62197864A (ja) 言語情報提供装置
JP2004213309A (ja) 情報表示制御装置及びプログラム
JP3710463B2 (ja) 翻訳支援辞書装置
JP2786211B2 (ja) 機械翻訳装置における後編集装置
JPH0793345A (ja) 文書検索装置
JPS59103133A (ja) カナ漢字変換処理方式
JPS6175952A (ja) 文書入力処理方式
JP3377942B2 (ja) 電子辞書検索装置および電子辞書検索装置制御用プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP3673104B2 (ja) 情報表示装置
KR0164405B1 (ko) 한/영 혼용문 자동구분방법
JP2720430B2 (ja) 文章入力装置
JP2023114935A (ja) 仮名漢字変換/kearm変換式日本語入力システム
JP2001134564A (ja) 電子辞書
JPH07160713A (ja) 文書変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040714

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041013

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041020

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070927