JPH11175527A - 出力制御装置及び出力制御方法 - Google Patents

出力制御装置及び出力制御方法

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JPH11175527A
JPH11175527A JP34519797A JP34519797A JPH11175527A JP H11175527 A JPH11175527 A JP H11175527A JP 34519797 A JP34519797 A JP 34519797A JP 34519797 A JP34519797 A JP 34519797A JP H11175527 A JPH11175527 A JP H11175527A
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JP34519797A
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秀 富士
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/40Processing or translation of natural language
    • G06F40/58Use of machine translation, e.g. for multi-lingual retrieval, for server-side translation for client devices or for real-time translation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 元の情報と関連情報とを同一のデータ種別で
表示させる。 【解決手段】 第1のデータと第2のデータとの間でデ
ータ変換が行われる場合、関連情報変換手段3は、第1
のデータに関連づけられた第3のデータについても、第
1のデータと同様の処理を行い、第1のデータに関連づ
けられた第3のデータを、第2のデータのデータ種別と
一致させて出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は出力制御装置に関
し、特に、単語、テキスト、イメージ、音声などを関連
づけて扱うハイパーメディアシステムなどに適用して好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の機械翻訳の対訳画面において、原
文の画面がリンク構造を持っている場合、このリンク構
造をそのまま訳文の画面の適当な位置に埋め込んで表示
させる技術があった。例えば、原文にハイパーリンクが
存在する場合、そのハイパーリンクを訳文の適当な位置
に埋め込んで表示させていた。
【0003】このような対訳画面では、原文のハイパー
リンクと全く同様な操作を行うことにより、訳文のハイ
パーリンクを辿ることが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
機械翻訳の対訳画面では、原文に埋め込まれたハイパー
リンクの参照先の文書は、原文の言語で書かれたもので
ある。このため、原文と同じハイパーリンクを単に訳文
に埋め込んだだけの場合、訳文のハイパーリンクの参照
先も原文の言語で書かれた文書のままになる。この結
果、訳文のハイパーリンクを辿っても、原文で書かれた
文書が訳文の表示画面に表示される。
【0005】このような場合、異なる言語で記述された
文書が同一画面上に入れ替わりに表示される場合があ
り、利用者の混乱を招く場合があった。そこで、本発明
の目的は、元の情報と関連情報とを同一のデータ種別で
表示させることが可能な出力制御装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によれば、第1のデータを第2のデータ
変換する処理種別情報を取得する処理種別情報取得手段
と、前記第1のデータと関連付けられた第3のデータを
取得する関連情報取得手段と、前記処理種別情報に基づ
いて、前記第3のデータを第4のデータに変換する関連
情報変換手段とを備えている。
【0007】このことにより、第1のデータと第2のデ
ータとの間でデータ変換が行われた場合、第1のデータ
に関連づけられた第3のデータについても、第1のデー
タと同様の変換処理を行うことが可能となり、第1のデ
ータに関連づけられた第3のデータを、第2のデータの
データ種別と一致させて出力させることが可能となる。
【0008】また、本発明の一態様によれば、前記処理
種別は、翻訳処理または辞書検索処理である。このこと
により、ハイパーリンクを有する原文と訳文とを対比さ
せた状態で、原文のハイパーリンクを辿った場合、ハイ
パーリンクの参照先の文書についても、原文と訳文とを
対比させた状態で出力させることが可能となる。
【0009】また、本発明の一態様によれば、前記第1
のデータから第4のデータの出力を制御する出力制御手
段を備えている。このことにより、ハイパーリンクの参
照元の原文と訳文とを対比させて出力させたり、ハイパ
ーリンクの参照先の原文と訳文とを対比させて出力させ
たり、ハイパーリンクの参照元の原文とハイパーリンク
の参照先の訳文とを対比させて出力させたり、ハイパー
リンクの参照先の原文とハイパーリンクの参照元の訳文
とを対比させて出力させたりするなど、様々な表示方法
が可能となる。
【0010】また、本発明の一態様によれば、第1の表
示態様によりデータ表示を行う第1の表示画面と、第2
の表示態様によりデータ表示を行う第2の表示画面と、
前記第1の表示画面上に表示されているハイパーメディ
アデータの参照先情報が、前記第2の表示画面上で表示
される場合、前記参照先情報を前記第2の表示態様に変
換してから、前記第2の表示画面で表示させる表示制御
部とを備えている。
【0011】このことにより、ハイパーメディアデータ
の参照先情報が、どのようなデータ種別で存在している
場合においても、第1の表示画面では第1の表示態様で
データ表示を行うことが可能となるとともに、第2の表
示画面では第2の表示態様でデータ表示を行うことが可
能となる。この結果、ハイパーメディアデータの参照先
情報がどのような記述言語で表現されていても、第1の
表示画面に表示される言語及び第2の表示画面に表示さ
れる言語を、参照元の言語にそれぞれ固定して表示させ
ることができ、ハイパーリンクを辿った際に、同一画面
内で表示される言語が入れ替わることを防止することが
できる。
【0012】また、本発明の一態様によれば、第1のデ
ータ種別のデータを第1の画面上に表示させる第1の表
示制御手段と、第2のデータ種別のデータを第2の画面
上に表示させる第2の表示制御手段と、前記第1のデー
タ種別の参照先情報が前記第1の画面上に表示される場
合、前記参照先情報を前記第2のデータ種別に変換して
から前記第2の画面上に表示させる第3の表示制御手段
とを備えている。
【0013】このことにより、第1のデータ種別の参照
先情報を第1の画面上に表示させるだけで、前記参照先
情報を第2のデータ種別で第2の画面上に自動的に表示
させることが可能となり、簡単な操作で、第1の画面上
に表示される内容と第2の画面上に表示される内容との
対応をとることが可能となる。
【0014】また、本発明の一態様によれば、第1のデ
ータを第1の画面上に表示させる第1の表示制御手段
と、前記第1のデータを第2のデータに変換してから第
2の画面上に表示させる第2の表示制御手段と、前記第
1のデータの表示内容の変更に対応させて、前記第2の
データの表示内容を制御する第3の表示制御手段とを備
えている。
【0015】このことにより、例えば、原文と訳文とが
対比して表示されている状態で、原文のスクロールや編
集作業を行った結果、原文の表示内容が変化した場合に
おいても、原文の表示内容の変化に対応させて、訳文の
表示内容を自動的に変化させることが可能となり、原文
と訳文とを対比させる際の利便性を向上させることが可
能となる。
【0016】また、本発明の一態様によれば、複数の表
示画面が設けられた表示部と、前記表示画面で表示され
る表示形態を監視する入力制御部と、指定された表示画
面の表示形態に基づいて、ハイパー文書データの処理種
別を判定する処理種別判定部と、前記ハイパー文書デー
タの参照先の文書データを取得するデータ取得部と、前
記処理種別に対応して、前記参照先の文書データの処理
内容を格納した処理種別定義ファイルと、前記処理種別
定義ファイルの内容に基づいて、前記ハイパー文書デー
タの参照先の文書データの変換制御を行う変換処理制御
部と、前記指定された表示画面に対し、前記参照先の文
書データの処理結果を出力する出力制御部とを備えてい
る。
【0017】このことにより、原文のハイパーリンクが
訳文にそのまま埋め込まれ、原文に埋め込まれたハイパ
ーリンクの参照先の文書が原文の言語で記述されている
状態で、ハイパーリンクが訳文から参照された場合にお
いても、そのハイパーリンクの参照先の文書を訳文の言
語に変換して表示させることが可能となる。この結果、
原文が表示されている画面には、参照先の文書を原文の
言語で表示させることが可能となるとともに、訳文が表
示されている画面には、参照先の文書を訳文の言語で表
示させることが可能となり、異なる言語で記述された文
書が同一画面上に入れ替わりに表示されることを防止す
ることが可能となる。
【0018】また、本発明の一態様によれば、参照先の
文書データの表示に同期させて、参照先の文書データの
処理結果を他の表示画面に表示させるようにしている。
このことにより、データ変換前の参照先の文書データと
データ変換後の参照先の文書データとを対比させること
が可能となり、利用者の利便性を向上させることが可能
となる。
【0019】また、本発明の一態様によれば、文書デー
タの文書種別を判定することにより、参照先と参照元の
文書データの文書種別を一致させるようにしている。こ
のことにより、原文のハイパーリンクが訳文にそのまま
埋め込まれ、原文に埋め込まれたハイパーリンクの参照
先の文書がどのような言語で記述されているか知らない
場合においても、ハイパーリンクの参照先の文書の言語
を自動的に判別して、参照先の文書を訳文の言語に変換
して表示させることが可能となり、利用者の利便性を向
上させることが可能となる。
【0020】また、本発明の一態様によれば、文書デー
タに含まれる文字種の比率を調べることにより、文書デ
ータの言語種別を判定するようにしている。このことに
より、言語種別を簡易な方法で判定することが可能とな
る。
【0021】また、本発明の一態様によれば、文書種別
に対応した画面が存在しない場合、新たな画面を生成す
るようにしている。このことにより、文書データを文書
種別ごとに表示させることが可能となり、異なる種別の
文書を対比させることが可能となる。
【0022】また、本発明の一態様によれば、取得され
る文書データの処理時間に基づいて、文書データの出力
順序を制御するようにしている。このことにより、取得
に時間がかかる文書データのために、短時間に取得され
る文書データの出力が遅れることを避けることが可能と
なり、文書データの出力を効率的に行うことが可能とな
る。
【0023】また、本発明の一態様によれば、文書デー
タ全体の取得に時間がかかる場合、取得される文書デー
タの一部に対して変換処理を開始するようにしている。
このことにより、文書データの取得と文書データの変換
処理とを並列に行うことが可能となり、文書データ全体
が取得されるまで、文書データの変換処理を待機させる
必要がなくなることから、文書データの変換結果の出力
を迅速に行うことが可能となる。
【0024】また、本発明の一態様によれば、データ種
別として記述言語が使われる場合、対応する画面の文字
コードを記述言語により制御するようにしている。この
ことにより、各画面上に表示される文字コードを記述言
語ごとに制御することが可能となる。
【0025】また、本発明の一態様によれば、ハイパー
文書データのハイパーリンクが他の画面の下に隠れてい
る場合、ハイパー文書データの表示位置を制御すること
により、そのハイパーリンクが見えるようにしている。
【0026】このことにより、ハイパー文書データの画
面が重なって表示されている場合においても、参照先の
文書データを容易に辿ることが可能となる。また、本発
明の一態様によれば、ハイパー文書データの変換に失敗
した場合、ハイパー文書データのハイパーリンクだけを
変換して表示させるようにしている。
【0027】このことにより、ハイパー文書データの変
換結果が得られない場合においても、ハイパーリンクに
ついては変換結果の対比を行うことが可能となり、参照
先の文書データを容易に辿ることが可能となる。
【0028】また、本発明の一態様によれば、ハイパー
文書データ及びハイパーリンクの変換に失敗した場合、
変換前のハイパーリンクを表示するようにしている。こ
のことにより、ハイパー文書データの変換結果が得られ
ない場合においても、参照先の文書データを対比画面上
で辿ることが可能となる。
【0029】また、本発明の一態様によれば、変換前の
データと変換後のデータとの互いに対応する部分が同時
に表示されるように制御する。このことにより、一方の
画面をスクロールしただけで、他方の画面を自動的にス
クロールさせることが可能となり、利用者の利便性を向
上させることが可能となる。
【0030】また、本発明の一態様によれば、変換前の
データと変換後のデータとの互いに対応する部分が画面
上のほぼ同一の位置に表示されるように制御する。この
ことにより、一方の画面に表示されている原文の中の特
定の単語や文章が、他方の画面に表示されている訳文の
中のどの単語や文章に相当しているかを容易に知ること
が可能となり、原文と訳文とを対比させる際の利用者の
利便性を向上させることが可能となる。
【0031】また、本発明の一態様によれば、変換前の
文書データを表示する画面と変換後の文書データを表示
する画面とで、ハイパーリンクの表示される位置が互い
に一致するようにしている。
【0032】このことにより、変換前の文書データを表
示する画面と変換後の文書データを表示する画面との間
で、ハイパーリンクの対応関係を容易に把握することが
可能となる。
【0033】また、本発明の一態様によれば、文字サイ
ズ、文字間隔、行間隔、または改行位置を制御すること
により、表示位置を制御するようにしている。このこと
により、原文の文字数と、翻訳により得られた訳文の文
字数とが異なる場合においても、文字数の多い方の文書
の文字サイズ、文字間隔、行間隔または改行回数を小さ
くすることにより、原文と訳文との互いに対応する部分
を画面上のほぼ同一の位置に表示させることが可能とな
る。
【0034】また、本発明の一態様によれば、文書デー
タを画面上でスクロールさせることにより、ハイパーリ
ンクが表示される位置を制御するようにしている。この
ことにより、変換前の文書データを表示する画面と変換
後の文書データを表示する画面との間で、ハイパーリン
クの表示される位置が異なる場合においても、ハイパー
リンクの表示される位置を容易に一致させることが可能
となる。
【0035】また、本発明の一態様によれば、参照され
たハイパーリンクの参照記録表示を、対応する他の画面
上にも表示させるようにしている。このことにより、一
方の画面のハイパーリンクを参照しただけで、変換前の
文書データを表示する画面と変換後の文書データを表示
する画面との間で、参照記録表示を一致させて表示する
ことが可能となり、関連情報の参照をどの画面から行う
場合においても、関連情報の参照時の利便性を向上させ
ることが可能となる。
【0036】また、本発明の一態様によれば、参照され
たハイパーリンクの表示方法が、参照されていないハイ
パーリンクの表示方法と異なるようにしている。このこ
とにより、以前に参照したハイパーリンクを容易に識別
することが可能となり、関連情報の参照時の利便性を向
上させることが可能となる。
【0037】また、本発明の一態様によれば、変換前と
変換後のデータ量に対応させて、画面の大きさを制御す
るようにしている。このことにより、原文の文字数と、
翻訳により得られた訳文の文字数とが異なる場合におい
ても、文字数の多い方の文書の画面の横方向のサイズ
を、文字数の少ない方の文書の画面の横方向のサイズよ
りも大きくすることにより、原文と訳文との互いに対応
する部分を画面上のほぼ同一行に表示させることが可能
となることから、原文と訳文とを対比させる際の利用者
の利便性を向上させることが可能となる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係わる
出力制御装置について、図面を参照しながら説明する。
【0039】図1は、本発明の一実施例に係わる出力制
御装置の構成を示すブロック図である。図1において、
処理種別情報取得手段1は、第1のデータを第2のデー
タに変換する処理種別情報を取得する。関連情報取得手
段2は、第1のデータと関連付けられた第3のデータを
取得する。関連情報変換手段3は、処理種別情報取得手
段1で取得された処理種別情報に基づいて、関連情報取
得手段2で取得された第3のデータを第4のデータに変
換する。
【0040】このことにより、第1のデータと第2のデ
ータとの間でデータ変換が行われる場合、関連情報変換
手段3は、第1のデータに関連づけられた第3のデータ
についても、第1のデータと同様の変換処理を行うこと
が可能となり、第1のデータに関連づけられた第3のデ
ータを、第2のデータのデータ種別と一致させて出力さ
せることが可能となる。この結果、例えば、ハイパーメ
ディアデータのデータ変換が行われる場合においても、
ハイパーリンクで互いに関連づけられたデータについて
は、データ種別を互いに一致させて出力させることが可
能となり、ハイパーリンクで情報を辿る際に、異なった
データ種別のまま情報が出力されることを防止すること
ができる。
【0041】図2は、本発明の一実施例に係わる出力制
御方法の一例を示すブロック図である。図2において、
第1のデータ11は、第1のデータ種別に属し、第1の
データ11に埋め込まれたリンクAにより、第3のデー
タ13と関連付けれている。なお、第3のデータ13
は、第1のデータ種別に属しているものとする。第1の
データ11は、変換処理により第2のデータに変換され
る。この第2のデータには、第1のデータ11のリンク
構造がそのまま埋め込まれ、リンクBにより第3のデー
タ13と関連付けれている。
【0042】第1のデータ11は画面Eで表示され、第
2のデータ12は画面Jで表示される。この結果、第1
のデータ11と第2のデータ12とを対比させることが
できる。
【0043】画面Eを見ながら、第1のデータ11のリ
ンクAを呼び出すと、第3のデータ13が画面Eに表示
される。この場合、第1のデータ11と第3のデータ1
3とは、第1のデータ種別に属していることから、画面
Eからリンク情報を参照した場合、画面Eで表示される
データ種別は一致する。
【0044】一方、画面Jを見ながら、第2のデータ1
2のリンクBを呼び出すと、第3のデータ13が画面J
に表示される。この場合、第2のデータ11は第2のデ
ータ種別に属し、第3のデータ13は第1のデータ種別
に属していることから、画面Jからリンク情報を参照し
た場合、データ種別の異なる情報が切り替わって画面J
に表示される。これは、画面Jを見るものにとって、混
乱を招く場合が生じる。例えば、第2のデータ11と第
3のデータ13とが、互いに異なる言語で記述されてい
る場合、画面Jに第3のデータ13を表示させても、そ
の言語を読めない人にとっては、何が書いてあるのか判
らない。
【0045】このため、画面Jから第2のデータ12の
リンクBが呼び出された場合、第1のデータ種別に属し
ている第3のデータ13を、第2のデータ種別に属して
いる第4のデータ14に変換してから、画面Jに表示さ
せる。この結果、画面Jで表示されるデータ種別を一致
させることが可能となり、画面Jからリンク情報を参照
した場合においても、利用者の混乱を防止することが可
能となる。
【0046】以下、本発明に係わる出力制御装置につい
て、画面制御装置に適用した場合を例にとって説明す
る。図3は、本発明の第1実施例に係わる画面制御装置
の構成を示すブロック図である。この第1実施例では、
関連付けられた複数の画面(ウィンドウやブラウザー
等)でハイパー文書データを扱う際に、表示する情報の
種類(例えば言語種別)を画面ごとに制御することによ
り、利用者にとって直観的に分かり易いインタフェース
を実現している。
【0047】図3において、表示部21は、CRTや液
晶ディスプレイなどであり、複数の種類の情報を表示す
る画面E、画面J、画面K、・・・を備えている。入力
制御部22は、画面E、画面J、画面K、・・・で表示
される表示形態を監視する。処理種別判定部23は、指
定された画面E、画面J、画面K、・・・の表示形態に
基づいて、ハイパー文書データの処理種別を判定する。
処理種別定義ファイル24は、処理種別に対応して、ハ
イパーリンクにより参照される文書データの処理内容を
格納する。データ取得部25は、ハイパーリンクにより
参照される文書データを取得する。外部データ26は、
ハイパーリンクにより参照される文書データを供給す
る。変換処理部27は変換装置27a〜27cを備え、
処理種別に対応した変換処理を行う。変換処理制御部2
8は、処理種別定義ファイル24の内容に基づいて、変
換装置27a〜27cを選択し、ハイパー文書データの
参照先の文書データの変換制御を行う。出力制御部29
は、指定された画面E、画面J、画面K、・・・に対
し、参照先の文書データの処理結果を出力する。
【0048】例えば、画面Eには、ハイパー文書が英語
で表示され、画面Jには、ハイパー文書が日本語で表示
され、画面Kには、ハイパー文書がフランス語で表示さ
れているものとする。ここで、画面Eに表示されている
ハイパー文書のハイパーリンクが、画面J及び画面Kに
表示されているハイパー文書にも埋め込まれているもの
とする。この場合、画面Eからハイパーリンクを辿った
場合、ハイパーリンクにより参照される文書が英語で画
面Eに表示される。
【0049】一方、画面Jからハイパーリンクを辿った
場合、画面Jにはハイパー文書が日本語で表示されてい
るにもかかわらず、ハイパーリンクにより参照される文
書は英語で記述されているため、画面Jに表示される言
語と参照先の文書の言語とが一致していないと判定され
る。このため、ハイパーリンクにより参照される文書を
日本語に翻訳させ、画面Jに表示される言語と参照先の
文書の言語とを一致させてから、画面Jに表示させる。
【0050】また、画面Kからハイパーリンクを辿った
場合、画面Kにはハイパー文書がフランス語で表示され
ているにもかかわらず、ハイパーリンクにより参照され
る文書は英語で記述されているため、画面Jに表示され
る言語と参照先の文書の言語とが一致していないと判定
される。このため、ハイパーリンクにより参照される文
書をフランス語に翻訳させ、画面Jに表示される言語と
参照先の文書の言語とを一致させてから、画面Jに表示
させる。
【0051】このように、英語の文書のハイパーリンク
が日本語の文書にそのまま埋め込まれ、日本語の文書に
埋め込まれたハイパーリンクの参照先の文書が英語で記
述されている場合においても、日本語の文書が表示され
ている画面Jでは、ハイパーリンクの参照先の文書を日
本語で表示させることが可能となり、異なる言語で記述
された文書が同一画面上に入れ替わりに表示されること
を防止することが可能となる。
【0052】図4は、本発明の第2実施例に係わる画面
制御装置の構成を示すブロック図である。この第2実施
例は、図3の画面制御装置の構成に様々の機能を追加す
ることにより、画面制御を行う際の利便性を向上させた
ものである。
【0053】図4において、入力部31は、例えば、キ
ーボード、マウス、スキャナなどであり、表示部32の
画面E、画面J、画面K、・・・の選択を行ったり、画
面E、画面J、画面K、・・・のスクロールを行った
り、画面E、画面J、画面K、・・・に表示されている
ハイパーリンクを呼び出したりする。表示部32は、複
数の種類の情報を表示する画面E、画面J、画面K、・
・・を備えている。入力制御部33は、入力部31から
入力があった場合に、どの画面E、画面J、画面K、・
・・に対して、どのような処理命令があったかを常時監
視する。表示状態管理テーブル33aは、画面E、画面
J、画面K、・・・の表示状態を文書種別ごとに管理す
る。
【0054】処理種別判定部34は、表示部32から得
られた画面情報と入力部31から得られた処理命令に基
づいて、処理種別定義ファイル35を検索し、装置が行
う処理種別を判定する。処理種別定義ファイル35は、
画面情報及び処理命令に対する処理の対応表を格納す
る。データ取得部36は、処理種別判定部34で新規デ
ータの取得が必要となった場合に起動され、外部データ
37から新規データを取得する。外部データ37は、ハ
ードディスクなどの外部記憶装置に格納されていたり、
通信回線によって外部データベースから取得されたりす
る。変換処理部38は、複数の変換装置38a〜38c
を備え、変換処理に必要な変換装置38a〜38cを起
動する。変換処理制御部39は、外部データ37に対す
る変換処理が必要であると判定された場合に、データ取
得部36で取得した外部データ37に対する変換制御を
行う。言語種別判定部39aは、文書データに含まれる
文字種の比率を調べることにより、文書データの言語種
別を判定する。
【0055】出力制御部40は、処理種別判定部34の
判定した処理種別に従って、変換処理されたデータを分
配し、表示部32の適切な画面E、J、K、・・・に出
力させる。画面生成部40aは、文書種別に対応した画
面E、J、K、・・・が存在しない場合、新たな画面
E、J、K、・・・を生成する。画面同期制御部40b
は、ハイパー文書データの参照先の文書データが画面
E、J、K、・・・に表示された場合、参照先の文書デ
ータの表示に同期させて、参照先の文書データの変換結
果を他の画面E、J、K、・・・に表示させる。表示順
序制御部40cは、データ取得部36により取得される
外部データ37の取得時間に基づいて、外部データ37
の出力順序を制御する。文字コード対応表41は、画面
E、J、K、・・・に表示される文字コードを各画面
E、J、K、・・・ごとに規定する。表示順序定義テー
ブル42は、データ取得部36により取得される外部デ
ータ37の取得時間に対応させて、外部データ37の出
力順序の優先度を定義する。
【0056】図5は、本発明の第1実施例に係わる画面
制御処理を示すフローチャートである。図5において、
入力部31は、操作者からの入力を受け付ける(ステッ
プS1)。
【0057】次に、処理種別判定部34は、入力部31
が受け付けた入力及び入力制御部33により監視される
画面E、J、K、・・・の表示種別を検索キーとして、
処理種別定義ファイル35を検索する(ステップS
2)。
【0058】次に、処理種別判定部34は、処理種別定
義ファイル35の検索結果を元に処理種別を判定する
(ステップS3)。次に、データ取得部36は、処理種
別判定部34により判定された処理種別に従って、外部
データ37を取得する(ステップS4)。
【0059】次に、変換処理制御部39は、取得された
外部データ37に対し、変換処理が必要であるかどうか
を処理種別に基づいて判定する(ステップS5)。変換
処理が必要な場合には、処理種別に対応した変換装置3
8a〜38cを起動し、変換処理を行う(ステップS
6)。
【0060】次に、出力制御部40は、入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の表示種別に
基づいて、データ取得部36により取得された外部デー
タ37、または変換処理部38により変換された変換デ
ータを表示させる画面E、J、K、・・・を決定する
(ステップS7) 次に、出力制御部40は、データ取得部36により取得
された外部データ37、または変換処理部38により変
換された変換データを表示部32に出力し、決定した画
面E、J、K、・・・に表示させる(ステップS8)。
【0061】図6は、本発明の一実施例に係わる画面制
御装置のシステム構成を示すブロック図である。図6に
おいて、51は全体的な処理を行う中央演算処理ユニッ
ト(CPU)、52はリードオンリメモリ(ROM)、
53はランダムアクセスメモリ(RAM)、54は通信
インターフェイス、55は通信ネットワーク、56は入
出力インターフェイス、57は複数の表示画面を生成す
るディスプレイ、58はテキストやイメージなどを印刷
するプリンタ、59はスキャナ60により読み取られた
データを一時的に格納するメモリ、60はテキストやイ
メージなどを読み取るスキャナ、61はキーボード、6
2は記憶媒体を駆動するドライバ、63はハードディス
ク、64はICメモリカード、65は磁気テープ、66
はフロッピーディスク、67はCD−ROMやDVD−
ROMなどの光ディスク、68はバスである。
【0062】画面制御処理や翻訳処理などを行うプログ
ラム、あるいはハイパーメディアデータなどを、ハード
ディスク63、ICメモリカード64、磁気テープ6
5、フロッピーディスク66、光ディスク67などの記
憶媒体に格納する。そして、画面制御処理や翻訳処理を
行うプログラムを、これらの記憶媒体からRAM53に
読み出すことにより、画面制御を行うことができる。ま
た、画面制御処理や翻訳処理などを行うプログラム、あ
るいはハイパーメディアデータなどを、ROM52に格
納しておくこともできる。
【0063】さらに、画面制御処理や翻訳処理などを行
うプログラム、あるいはハイパーメディアデータなど
を、通信インターフェイス54を介して通信ネットワー
ク55から取り出すことをできる。通信インターフェイ
ス54に接続される通信ネットワーク55として、例え
ば、LAN(Local Area Networ
k)、WAN(Wide Area Networ
k)、インターネット、アナログ電話網、デジタル電話
網(ISDN:Integral Service D
igital Network)、PHS(パーソナル
ハンディシステム)や衛星通信などの無線通信網を用い
ることができる。
【0064】CPU51は、画面制御処理を行うプログ
ラムが起動されると、ディスプレイ57における表示状
態の監視を行う。そして、ディスプレイ57に表示され
ているハイパーリンクが呼び出されると、ハイパーリン
クにより参照されている文書データを取得する。ここ
で、ハイパーリンクにより参照されている文書データが
英語で記述されているものとすると、英語で表示する画
面からハイパーリンクが呼び出された場合、文書データ
を英語のままその画面に表示させる。一方、日本語で表
示する画面からハイパーリンクが呼び出されると、英日
翻訳を行うプログラムを起動し、ハイパーリンクにより
参照されている文書データを日本語に変換してから、そ
の画面に表示させる。
【0065】以下、図4の画面制御装置の動作につい
て、より具体的に説明する。なお、以下の実施例では、
説明を容易に行うために、英日機械翻訳を例にとって説
明する。
【0066】図7は、機械翻訳における画面制御処理を
示すフローチャートである。図7において、入力部31
は、リンク参照の入力を受け付ける(ステップS1
1)。
【0067】次に、データ取得部36は、リンク参照先
の文書データを取り寄せる(ステップS12)。次に、
処理種別判定部34は、リンク参照の入力が行われた画
面E、J、K、・・・の言語の種類を判定する(ステッ
プS13)。
【0068】次に、処理種別判定部34は、リンク参照
先の文書の言語の種類を判定する(ステップS14) 次に、処理種別判定部34は、リンク参照の入力が行わ
れた画面E、J、K、・・・の言語の種類及びリンク参
照先の文書の言語の種類を検索キーとして、処理種別定
義ファイル35を検索する(ステップS15)。
【0069】次に、処理種別定義ファイル35を参照す
ることにより、リンク参照先の文書データの翻訳が必要
かどうかを判定する(ステップS16)。そして、翻訳
が不要の場合、データ取得部36で取り寄せた文書デー
タをそのまま、リンク参照の入力が行われた画面E、
J、K、・・・に表示させる(ステップS17)。
【0070】一方、翻訳が必要な場合、言語種別に対応
した変換装置38a〜38cを起動し、データ取得部3
6で取り寄せた文書データの翻訳処理を行う(ステップ
S18)。
【0071】次に、翻訳処理の行われた文書データを、
リンク参照の入力が行われた画面E、J、K、・・・に
表示させる(ステップS19)。図8は、本発明の第1
実施例に係わる変換処理を示すフローチャートである。
この第1実施例に係わる変換処理では、翻訳処理が行わ
れる。
【0072】図8において、例えば、変換装置27a
は、英語文書からタグ情報を分離し(ステップS2
1)、英語文書を文単位に分解する(ステップS2
2)。次に、英語文書から文を1つ取り出し(ステップ
S23)、機械翻訳により英文を日本文に変換する(ス
テップS24)。そして、機械翻訳が英語文書の最後の
文まで終わったら(ステップS25)、日本文を結合し
て日本語文書を作成し(ステップS26)、作成した日
本語文書にタグ情報を埋め戻す(ステップS27)。
【0073】図9は、本発明の第2実施例に係わる変換
処理を示すフローチャートである。この第2実施例に係
わる変換処理では、辞書検索処理が行われる。図9にお
いて、例えば、変換装置27bは、英語文書からタグ情
報を分離し(ステップS231)、英語文書を文単位に
分解する(ステップS232)。
【0074】次に、英語文書から英単語を1つ取り出し
(ステップS233)、英日単語辞書を検索することに
より、英単語を日本語単語に変換する(ステップS23
4)。そして、英日単語検索が英語文書の最後の単語ま
で終わったら(ステップS235)、日本語単語を結合
して日本語単語集を作成し(ステップS236)、作成
した日本語単語集にタグ情報を埋め戻す(ステップS2
37)。
【0075】図10は、本発明の一実施例に係わる画面
表示制御処理を示すフローチャートである。この実施例
では、原文と訳文の互いに対応する文または単語がほぼ
同一の位置に表示されるように、画面の表示方法を制御
するものである。例えば、日本語を英語に翻訳した場
合、文書量が1.2〜2倍程度に増加するのが一般的で
ある。このため、同一サイズの画面上に、日本語の文書
と英語の文書とを対比させて表示した場合、互いに対応
する文または単語の位置がずれることがあり、このこと
を防止して、日本語の文書と英語の文書との対比を効率
的に行えるようにする必要がある。
【0076】図10において、出力制御部40は、原文
を翻訳した結果得られた訳文を取得する(ステップS2
41)。次に、出力制御部40は、訳文の行数を算出し
(ステップS242)、原文の行数を算出し(ステップ
S243)、原文と訳文を画面E、J、K、・・・に表
示させる(ステップS244)。
【0077】次に、出力制御部40は、原文と訳文の行
数差の割合がしきい値以上の場合(ステップS24
5)、訳文の行数に合わせて画面E、J、K、・・・を
調節し(ステップS246)、原文の行数に合わせて画
面E、J、K、・・・を調節する(ステップS24
7)。例えば、原文と訳文との行数差の割合が0.3を
越える場合、画面の大きさの調節を行う。
【0078】なお、原文及び訳文の行数を数える方法の
ほかに、原文及び訳文の文字数を数えることにより、原
文及び訳文の文書量を算出するようにしてもよい。画面
を調節する方法としては、例えば、文字サイズ、文字間
隔、行間隔、または改行位置を制御することができる。
例えば、原文の文書量の方が訳文の文書量よりも多い場
合、原文の文字サイズ、文字間隔、行間隔、または改行
数を訳文の文字サイズ、文字間隔、行間隔、または改行
数よりも小さくして、画面E、J、K、・・・に表示さ
せる。
【0079】また、原文の文書量の方が訳文の文書量よ
りも多い場合、原文を表示する画面E、J、K、・・・
の横方向のサイズを、訳文を表示する画面E、J、K、
・・・の横方向のサイズよりも大きくするようにしても
よい。例えば、日本語の文書を英語に翻訳した結果、英
語の文書量が日本語の文書量の2倍になった場合、英語
の文書を表示する画面E、J、K、・・・の横方向のサ
イズを、日本語の文書を表示する画面E、J、K、・・
・の横方向のサイズの2倍に設定する。このことによ
り、日本語の文書と英語の文書との間で対応している文
を表示する行を、互いにほぼ一致させることが可能とな
る。
【0080】以下、図4の画面制御装置の動作につい
て、英日対訳画面の表示方法を例にとって、より詳細に
説明する。なお、以下の実施例では、ハイパーリンクの
参照先の文書は必ず英文書であることが保証されている
ものとする。
【0081】図11(a)は、英日対訳文書の表示例を
示す図である。図11(a)において、画面E及び画面
Jが左右に並べて生成されている。画面Eは、英語で記
述されたデータを表示する画面である。この画面Eに
は、例えば、「There is a book on
the table.Andthere are p
ens on the floor.」と書かれた文書
1Eが表示されている。画面Jは、日本語で記述された
データを表示する画面である。この画面Jには、文書1
Eの英日翻訳結果として、「テーブルの上に本がありま
す。また、床にはペンがあります。」と書かれた文書1
Jが表示されている。
【0082】文書1Eは、文書2Eへのハイパーリンク
71を含んでおり、このハイパーリンク71が、文書1
Eの「pens」の位置に斜線で表示されている。ハイ
パーリンク71は、英語で書かれた文書2Eを指し示し
ている。
【0083】文書1Eが文書1Jに翻訳されると、文書
2Eへのハイパーリンク71は文書1Jにそのまま保存
され、文書1J中の対応する位置に文書2Eへのハイパ
ーリンク72が埋め込まれる。このため、文書1J中の
「ペン」の位置に文書2Eへのハイパーリンク72が斜
線で表示されている。なお、画面E、Jは、ウィンドウ
システムのウィンドウやブラウザーなどで実現すること
ができる。
【0084】この画面状態で、操作者が、文書1Jのハ
イパーリンク72を画面J上でクリックすることによっ
て辿ったとする。すると、データ取得部36は、外部デ
ータ37から、文書2Eを取り出す。
【0085】図11(b)は、ハイパーリンク72によ
り参照される文書2Eの内容例を示す。図11(b)に
おいて、文書2Eには、「It’s a fine d
aytoday.」と書かれており、記述言語として英
語が用いられている。一方、この文書2Eの呼び出し
は、画面Jから行われており、この画面Jは、日本語で
記述されたデータを表示する画面である。そこで、図1
1(b)に示すように、英語で記述されている文書2E
の内容を日本語に翻訳し、文書2Jを得る。この文書2
Jの内容は、「今日は良い天気です。」となる。
【0086】図11(c)は、参照先文書の英日変換結
果の第1の表示例を示す図である。図11(c)におい
て、出力制御部40は、出力対象文書である文書2Jの
内容を変換処理制御部39から受け取り、出力対象画面
が画面Jという情報を処理種別判定部34から受け取る
と、画面Jに文書2Jの内容を表示させる。この結果、
画面Jには、「今日は良い天気です。」と日本語で表示
される。
【0087】このように、画面Jから英語の文書2Eが
参照された場合においても、画面Jに日本語で表示させ
ることが可能となり、画面Jで英語と日本語とが交互に
切り替わって表示されることを防止することができる。
【0088】図12(a)は、図11(a)の画面Jか
らハイパーリンク72を呼び出した時の入力情報の内容
例を示す図である。この入力情報は、画面Jのハイパー
リンク72をクリックした時の情報である。
【0089】図12(a)において、入力情報には、入
力画面名とハイパーリンクの参照先の文書名とがある。
例えば、画面Jからハイパーリンク72を呼び出した場
合、この実施例では、入力画面名は画面J、参照先文書
名は文書2Eとなる。この入力情報は、処理種別判定部
34に送られる。処理種別判定部34は、入力情報に基
づいて、処理種別定義ファイル35を検索し、文書2E
に対して行う処理種別を獲得する。
【0090】図12(b)は、処理種別定義ファイル3
5の内容例を示す図である。図12(b)において、処
理種別定義ファイル35には、参照先文書の言語及び入
力画面で表示される言語に対応した変換処理が記述され
ている。例えば、参照先文書の言語が英語、入力画面で
表示される言語が日本語の場合、変換処理として英日翻
訳が指定され、参照先文書の言語が英語、入力画面で表
示される言語が英語の場合、変換処理として無変換が指
定され、参照先文書の言語が日本語、入力画面で表示さ
れる言語が英語の場合、変換処理として日英翻訳が指定
され、参照先文書の言語が日本語、入力画面で表示され
る言語が日本語の場合、変換処理として無変換が指定さ
れている。
【0091】図12(a)の入力情報が与えられた場
合、画面Jで表示される言語は日本語、文書2Eを記述
している言語は英語であることから、参照先言語が英
語、入力画面言語が日本語に対応した英日翻訳が、処理
種別定義ファイル35から検索される。この処理種別定
義ファイル35の検索結果に基づいて、文書2Eを処理
するための処理種別情報を作成する。
【0092】図12(c)は、処理種別情報の第1の内
容例を示す図である。図12(c)において、図12
(a)の参照先文書が文書2Eという情報から、「ハイ
パーリンク72の参照先の文書2Eを外部のデータベー
スにアクセスして取り寄せる」という処理種別が得られ
る。また、処理種別定義ファイル35の検索結果から、
「ハイパーリンク72を辿って取り寄せた文書2Eを日
本語に翻訳して、文書2Jを得る」という処理種別が得
られる。さらに、図12(a)の入力画面が画面Jであ
るという情報から、「文書2Jを画面Jに表示させる」
という処理種別も得られる。
【0093】データ取得部36は、「ハイパーリンク7
2の参照先の文書2Eを外部のデータベースにアクセス
して取り寄せる」という処理種別に従って、外部データ
37から文書2Eのデータを取り寄せる。変換処理制御
部39は、「ハイパーリンク72を辿って取り寄せた文
書2Eを日本語に翻訳して、文書2Jを得る」という処
理種別に従って、変換処理部38に文書2Eの英日翻訳
を行わせる。出力制御部40は、「文書2Jを画面Jに
表示させる」という処理種別に従って、表示部32の画
面Eに文書2Jを表示させる。この結果、図11(c)
の表示が行われる。
【0094】図13は、本発明の第2実施例に係わる画
面制御処理を示すフローチャートである。図13におい
て、入力部31は、操作者からの入力を受け付ける(ス
テップS31)。
【0095】次に、処理種別判定部34は、入力部31
が受け付けた参照先文書の言語種別及び入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の言語種別を
検索キーとして、処理種別定義ファイル35を検索する
(ステップS32)。
【0096】次に、処理種別判定部34は、処理種別定
義ファイル35の検索結果を元に処理種別を判定する
(ステップS33)。次に、データ取得部36は、処理
種別判定部34により判定された処理種別に従って、外
部データ37を取得する(ステップS34)。
【0097】次に、変換処理制御部39は、取得された
外部データ37に対し、翻訳処理が必要であるかどうか
を処理種別に基づいて判定する(ステップS35)。翻
訳処理が必要な場合には、処理種別に対応した変換装置
38a〜38cを起動し、翻訳処理を行う(ステップS
36)。
【0098】次に、出力制御部40は、入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の言語種別に
基づいて、データ取得部36により取得された外部デー
タ37、または変換処理部38により変換された変換デ
ータを表示する画面E、J、K、・・・を決定する(ス
テップS37) 次に、出力制御部40は、データ取得部36により取得
された外部データ37、または変換処理部38により変
換された変換データを表示部32に出力し、決定した画
面E、J、K、・・・に表示させる(ステップS3
8)。
【0099】次に、英日対訳文書の第2の表示例につい
て説明する図14(a)は、英日対訳文書の表示例を示
す図である。この図14(a)の英日対訳文書の表示例
は、図11(a)の英日対訳文書の表示例と全く同一で
ある。また、図14(a)のハイパーリンク71、72
も、図11(b)の文書2Eを指している。
【0100】この図14(a)の画面状態で、操作者
が、文書1Jのハイパーリンク72を画面J上でクリッ
クすることによって辿ったとする。この場合、入力情報
も図12(a)と同様になる。このため、変換処理とし
て、処理種別定義ファイル35から英日翻訳が検索され
る。この処理種別定義ファイル35の検索結果に基づい
て、文書2Eを処理するための処理種別情報が作成され
る。
【0101】図14(b)は、処理種別情報の第2の内
容例を示す図である。図12(a)の参照先文書が文書
2Eという情報から、「ハイパーリンク72の参照先の
文書2Eを外部のデータベースにアクセスして取り寄せ
る」という処理種別が得られる。また、処理種別定義フ
ァイル35の検索結果から、「ハイパーリンク72を辿
って取り寄せた文書2Eを日本語に翻訳して、文書2J
を得る」という処理種別が得られる。さらに、図12
(a)の入力画面が画面Jであるという情報から、「文
書2Jを画面Jに表示させる」という処理種別も得られ
る。
【0102】ここで、画面E及び画面Jに表示される内
容が互いに対応のとれたものという条件を加える。この
結果、文書2Jの内容に対応しているのは、文書2Eの
内容であり、文書2Eは英語で記述されているので、
「文書2Eを画面Eに表示させる」という処理種別も得
られる。
【0103】図14(c)は、参照先文書の英日変換結
果の第2の表示例を示す図である。図14(c)におい
て、出力制御部40は、「文書2Eを画面Eに表示させ
る」という処理種別に従って、画面Eに文書2Eの内容
を表示させる。この結果、画面Eには、「It’s a
fine day today.」と英語で表示され
る。また、出力制御部40は、「文書2Jを画面Jに表
示させる」という処理種別に従って、画面同期制御部4
0bを起動し、画面Jに文書2Jの内容を表示させる。
この結果、画面Jには、「今日は良い天気です。」と日
本語で表示される。
【0104】このように、画面同期制御部40bを設
け、画面E及び画面Jでの参照表示を連動させることに
より、画面Jのハイパーリンク72をクリックしただけ
で、画面Jの参照先を指定することが可能となるととも
に、画面Eの参照先も指定することが可能となり、画面
E及び画面Jに表示される内容を互いに一致させる制御
を行うことが可能となる。
【0105】次に、本発明の第3実施例に係わる画面制
御処理について説明する。この第3実施例は、ハイパー
リンクの参照先の文書の種別を自動的に判定して、画面
制御を行うようにしたものである。ここでは、ハイパー
リンク先の文書が英語文書であることが保証されておら
ず、英語文書または日本語文書のいずれか不明の場合の
英日対訳画面制御方法について説明する。
【0106】図15は、本発明の一実施例に係わる言語
種別判定方法を示す図である。図15において、言語種
別判定部39aは、データ取得部36によって得られた
文書データ中の文字列を入力とし、この文書データの言
語種別を出力とする。例えば、言語種別判定部39a
に、”This is a pen.”という文が入力
されると、この文の言語種別の判定結果として、英語と
出力とする。言語種別判定部39aに、”これはペンで
す。”という文が入力されると、この文の言語種別の判
定結果として、日本語と出力とする。
【0107】この例のように、対象言語が英語と日本語
しかない場合、文字列中に含まれる1バイト文字と2バ
イト文字の比率から言語種別を判定することができる。
すなわち、文書データ中の2バイト文字の含有率が20
%以上の文書を日本語とし、それ未満の文書を英語とす
ることにより、文書の言語種別を判定することができ
る。また、文字コードから判定できない言語対の場合、
辞書検索を行うことにより、文書の言語種別を判定する
ことができる。
【0108】このように、言語種別判定部39aを設け
ることにより、ハイパーリンクの参照先が異なった種類
の文書であっても、画面の文書種別に対する固有性を保
証することができる。
【0109】図16は、本発明の第3実施例に係わる画
面制御処理を示すフローチャートである。図16におい
て、入力部31は、操作者からの入力を受け付ける(ス
テップS41)。
【0110】次に、処理種別判定部34は、入力部31
が受け付けた入力及び入力制御部33により監視される
画面E、J、K、・・・の表示種別を検索キーとして、
処理種別定義ファイル35を検索する(ステップS4
2)。
【0111】次に、処理種別判定部34は、処理種別定
義ファイル35の検索結果を元に処理種別を判定する
(ステップS43)。次に、データ取得部36は、処理
種別判定部34により判定された処理種別に従って、外
部データ37を取得する(ステップS44)。
【0112】次に、言語種別判定部39aは、データ取
得部36により取得された外部データ37のデータ種別
を判定する(ステップS45)。次に、変換処理制御部
39は、外部データ37のデータ種別の判定結果に基づ
いて、処理種別定義ファイル35を検索し、変換処理が
必要であるかどうかを判定する(ステップS46)。変
換処理が必要な場合には、処理種別に対応した変換装置
38a〜38cを起動し、変換処理を行う(ステップS
47)。
【0113】次に、出力制御部40は、入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の表示種別に
基づいて、データ取得部36により取得された外部デー
タ37、または変換処理部38により変換された変換デ
ータを表示する画面E、J、K、・・・を決定する(ス
テップS48) 次に、出力制御部40は、データ取得部36により取得
された外部データ37、または変換処理部38により変
換された変換データを表示部32に出力し、決定した画
面E、J、K、・・・に表示させる(ステップS4
9)。
【0114】次に、本発明の第4実施例に係わる画面制
御処理について説明する。図17(a)は、第4実施例
における英文書の表示例を示す図である。図17(a)
において、画面E及び画面Jが左右に並べて生成されて
いる。画面Eは、英語で記述されたデータを表示する画
面である。この画面Eには、例えば、「There i
s a book on the table.And
there are pens on the flo
or.」と書かれた文書1Eが表示されている。画面J
は、日本語で記述されたデータを表示する画面である。
この画面Jには、何も表示されていない。
【0115】文書1Eは、文書2Eへのハイパーリンク
71を含んでおり、このハイパーリンク71が、文書1
Eの「pens」の位置に斜線で表示されている。ハイ
パーリンク71は、英語で書かれた文書2Eを指し示し
ている。
【0116】この画面状態で、操作者が、文書1Eのハ
イパーリンク71を画面E上でクリックすることによっ
て辿ったとする。すると、データ取得部36は、外部デ
ータ37から、文書2Eを取り出す。そして、処理種別
として、文書2Eを画面Eに表示し、文書2Jを画面J
に表示するという処理が指示されたとする。この実施例
では、出力制御部40は、処理種別判定部34からの指
示を実行する前に、画面表示状態管理テーブル33aを
参照する。この画面表示状態管理テーブル33aは、画
面E、J、K、・・・が表示されているかどうかを管理
するものである。図17(b)は、画面表示状態管理テ
ーブル33aの内容例を示す図である。
【0117】図17(b)において、画面表示状態管理
テーブル33aの内容は、画面Eは表示中、画面Jは非
表示中となっている。このため、現在の表示状態では、
画面Eには、英語の文書1Eが表示され、画面Jには、
日本語の文書1Jが表示されていないことがわかる。画
面Eには、文書1Eが表示されているので、文書2Eが
画面Eに表示される。一方、画面Jには、文書1Jが表
示されていないので、まず、画面Jに、文書1Jを表示
させてから、文書2Jを表示させる。
【0118】図17(c)は、英日対訳文書の表示例を
示す図である。図17(c)において、画面Jには、文
書1Jが表示されている。すなわち、画面Jには、文書
1Eの英日翻訳結果として、「テーブルの上に本があり
ます。また、床にはペンがあります。」と書かれた文書
1Jが表示される。
【0119】このように、画面Jに文書1Jを表示させ
てから、文書2Jを表示することにより、参照元と参照
先の英日の対訳を表示させることができる。図18は、
本発明の第4実施例に係わる画面制御処理を示すフロー
チャートである。
【0120】図18において、処理種別判定部34は、
入力部31が受け付けた入力及び入力制御部33により
監視される画面E、J、K、・・・の表示種別を検索キ
ーとして、処理種別定義ファイル35を検索する(ステ
ップS51)。
【0121】次に、処理種別判定部34は、処理種別定
義ファイル35の検索結果を元に処理種別を判定する
(ステップS52)。次に、データ取得部36は、処理
種別判定部34により判定された処理種別に従って、外
部データ37を取得する(ステップS53)。
【0122】次に、変換処理制御部39は、取得された
外部データ37に対し、変換処理が必要であるかどうか
を処理種別に基づいて判定する(ステップS54)。変
換処理が必要な場合には、処理種別に対応した変換装置
38a〜38cを起動し、変換処理を行う(ステップS
55)。
【0123】次に、出力制御部40は、入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の表示種別に
基づいて、データ取得部36により取得された外部デー
タ37、または変換処理部38により変換された変換デ
ータを表示する画面E、J、K、・・・を決定する(ス
テップS56) 次に、出力制御部40は、表示状態管理テーブル33a
の内容に基づいて、出力用の画面E、J、K、・・・が
存在するかどうかを判定する(ステップS57)。出力
用の画面E、J、K、・・・が存在しない場合には、画
面生成部40aを起動し、新たな画面E、J、K、・・
・を作成する(ステップS58)。
【0124】次に、出力制御部40は、データ取得部3
6により取得された外部データ37、または変換処理部
38により変換された変換データを表示部32に出力
し、決定した画面E、J、K、・・・に表示させる(ス
テップS59)。
【0125】次に、本発明の第5実施例に係わる画面制
御処理について説明する。この第5実施例は、表示順序
制御部40cを設けることにより、文書データの画面
E、J、K、・・・での表示順序を制御するようにした
ものである。例えば、操作者が図14(a)のハイパー
リンク72を参照した結果として、図14(c)の文書
2E及び文書2Jを表示させる場合を例にとる。ここ
で、文書2Eを画面Eに表示させるために、外部の高速
回線を介して外部データ37を取得する必要があるもの
とする。また、文書2Jを得るために、英日翻訳を行う
必要があるものとする。この場合、表示順序定義テーブ
ル42を参照することにより、文書2E及び文書2Jの
出力順序を決定する。
【0126】図19は、本発明の一実施例に係わる表示
順序定義テーブル42の内容例を示す図である。図19
において、処理内容として、キャッシュからのデータの
取得、ハードディスクからのデータの取得、高速回線を
介した外部データの取得、キャッシュからのデータの取
得+機械翻訳処理、電話回線を介した外部データの取得
があるものとする。これらの処理内容に対し、処理時間
の短い順序で優先度を与える。この結果、キャッシュか
らのデータの取得が優先度1、ハードディスクからのデ
ータの取得が優先度2、高速回線を介した外部データの
取得が優先度3、キャッシュからのデータの取得+機械
翻訳処理が優先度4、電話回線を介した外部データの取
得が優先度5となっている。
【0127】この表示順序定義テーブル42の内容か
ら、文書2Eの内容の取り寄せの優先度が3、文書2J
を作成する優先度が4となり、文書2Eの内容を取り寄
せる方が、文書2Jを作成することよりも、優先度が高
いことがわかる。このため、出力制御部40は、表示部
32への文書2Eの出力を、文書2Jの出力よりも優先
して行う。
【0128】なお、文書2Eの内容を電話回線を介して
取得する場合には、文書2Eの内容を取り寄せる方が、
文書2Jを作成することよりも、優先度が低くなり、文
書2Jの出力の方が、文書2Eの出力よりも優先され
る。
【0129】図20は、本発明の第5実施例に係わる画
面制御処理を示すフローチャートである。図20におい
て、処理種別判定部34は、入力部31が受け付けた入
力及び入力制御部33により監視される画面E、J、
K、・・・の表示種別を検索キーとして、処理種別定義
ファイル35を検索する(ステップS61)。
【0130】次に、処理種別判定部34は、処理種別定
義ファイル35の検索結果を元に処理種別を判定する
(ステップS62)。次に、処理種別判定部34は、表
示順序定義テーブル42の内容を元に処理順序を決定す
る(ステップS63)。
【0131】次に、データ取得部36は、処理種別判定
部34により判定された処理種別に従って、外部データ
37を取得を開始する(ステップS64)。次に、変換
処理制御部39は、取得された外部データ37に対し、
変換処理が必要であるかどうかを処理種別に基づいて判
定する(ステップS65)。変換処理が必要な場合に
は、処理種別に対応した変換装置38a〜38cを起動
し、変換処理を行う(ステップS66)。
【0132】次に、出力制御部40は、入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の表示種別に
基づいて、データ取得部36により取得された外部デー
タ37、または変換処理部38により変換された変換デ
ータを表示する画面E、J、K、・・・を決定する(ス
テップS67) 次に、出力制御部40は、データ取得部36により取得
された外部データ37、または変換処理部38により変
換された変換データを、優先度の高いものから表示部3
2に出力し、画面E、J、K、・・・に表示させる(ス
テップS68)。
【0133】次に、本発明の第6実施例に係わる画面制
御処理について説明する。この第6実施例では、変換処
理部27に変換処理を行わせる前に、表示順序定義テー
ブル42を参照し、変換対象となるデータの取り寄せに
時間がかかるかどうを判定する。そして、変換対象とな
るデータの取り寄せに時間がかかる場合、取り寄せられ
た一部のデータについて、変換処理を開始する。例え
ば、文書2Eのデータを外部から取り寄せ、文書2Eの
データに英日機械翻訳をかけることにより、文書2Jを
得るものとする。ここで、文書2Eのデータの取り寄せ
に時間がかかるものとする。この場合、文書2Eの内容
を1文ずつ取り寄せる毎に、翻訳処理を実行する。翻訳
処理を行う際に意味のある最小単位が文であるので、文
単位で翻訳処理をかけることにより、文書2E全体が取
り寄せられるまで待機することなく、翻訳処理を効率的
に行うことが可能となる。また、2文や3文など複数文
をまとめて翻訳にかけるようにしてもよい。
【0134】このように、取り寄せられた一部のデータ
に対して翻訳処理を開始することにより、文書2Eのデ
ータの取得と文書2Eの翻訳処理とを並列に行うことが
可能となり、文書2E全体のデータの取得が完了するま
で、文書2Eの翻訳処理を待機させる必要がなくなるこ
とから、文書2Eの翻訳結果の出力を迅速に行うことが
可能となる。
【0135】図21は、本発明の第6実施例に係わる画
面制御処理を示すフローチャートである。図21におい
て、処理種別判定部34は、入力部31が受け付けた入
力及び入力制御部33により監視される画面E、J、
K、・・・の表示種別を検索キーとして、処理種別定義
ファイル35を検索する(ステップS71)。
【0136】次に、処理種別判定部34は、処理種別定
義ファイル35の検索結果を元に処理種別を判定する
(ステップS72)。次に、データ取得部36は、表示
順序定義テーブル42を参照し、外部データ37の取り
寄せに時間がかかる場合、外部データ37を部分的に取
得する(ステップS73)。
【0137】次に、変換処理制御部39は、取り寄せら
れた外部データ37に対し、変換処理が必要であるかど
うかを処理種別に基づいて判定する(ステップS7
4)。変換処理が必要な場合には、処理種別に対応した
変換装置38a〜38cを起動し、変換処理を行う(ス
テップS75)。
【0138】次に、外部データ37の取得が終了したか
どうかを判断し、外部データ37の取得が終了していな
い場合、ステップS73に戻り、外部データ37の取得
を続ける(ステップS76)。
【0139】次に、出力制御部40は、入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の表示種別に
基づいて、データ取得部36により取得された外部デー
タ37、または変換処理部38により変換された変換デ
ータを表示する画面E、J、K、・・・を決定する(ス
テップS77) 次に、出力制御部40は、データ取得部36により取得
された外部データ37、または変換処理部38により変
換された変換データを表示部32に出力し、決定した画
面E、J、K、・・・に表示させる(ステップS7
8)。
【0140】次に、本発明の第7実施例に係わる画面制
御処理について説明する。この第7実施例では、機械翻
訳の対訳画面と同様に、表示される言語ごとの画面E、
J、K、・・・を用意する。また、文字コード対応表4
1を設ける。文字コード対応表41には、各画面E、
J、K、・・・ごとの文字コードを規定している。この
文字コード対応表41により、それぞれの画面E、J、
K、・・・を開く際の文字コードを自動的に設定するこ
とができる。
【0141】図22は、本発明の一実施例に係わる文字
コード対応表41の内容例を示す図である。図22にお
いて、文字コード対応表41には、英語の画面Eと日本
語の画面Jのそれぞれについて、文字コードが規定され
ている。例えば、画面Eについては、文字コードとして
ラテン1型、画面Jについては、文字コードとして日本
語自動識別と規定されている。出力制御部40は、この
文字コード対応表41を参照し、画面Eを開く場合は、
文字コードをラテン1型に設定し、画面Jを開く場合
は、文字コードを日本語自動識別に設定する。
【0142】図23は、本発明の第7実施例に係わる画
面制御処理を示すフローチャートである。図23におい
て、出力制御部40は、文字コード対応表41を参照す
ることにより、開くべき画面E、J、K、・・・の文字
コードを判定し(ステップS81)、画面E、J、K、
・・・を開く(ステップS82)。
【0143】次に、処理種別判定部34は、入力部31
が受け付けた入力及び入力制御部33により監視される
画面E、J、K、・・・の表示種別を検索キーとして、
処理種別定義ファイル35を検索する(ステップS8
3)。
【0144】次に、処理種別判定部34は、処理種別定
義ファイル35の検索結果を元に処理種別を判定する
(ステップS84)。次に、データ取得部36は、処理
種別判定部34により判定された処理種別に従って、外
部データ37を取得する(ステップS85)。
【0145】次に、変換処理制御部39は、取得された
外部データ37に対し、変換処理が必要であるかどうか
を処理種別に基づいて判定する(ステップS86)。変
換処理が必要な場合には、処理種別に対応した変換装置
38a〜38cを起動し、変換処理を行う(ステップS
87)。
【0146】次に、出力制御部40は、入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の表示種別に
基づいて、データ取得部36により取得された外部デー
タ37、または変換処理部38により変換された変換デ
ータを表示する画面E、J、K、・・・を決定する(ス
テップS88) 次に、出力制御部40は、データ取得部36により取得
された外部データ37、または変換処理部38により変
換された変換データを表示部32に出力する。そして、
決定した画面E、J、K、・・・に対し、文字コード対
応表41で規定された文字コードで表示させる(ステッ
プS89)。
【0147】次に、本発明の第8実施例に係わる画面制
御処理について説明する。第8実施例では、英日対訳文
書を表示する画面E、J、K、・・・が重なっているた
めに、ハイパーリンクが他の画面E、J、K、・・・の
下に隠れている場合、画面E、J、K、・・・での表示
位置を調節することにより、隠れているハイパーリンク
が見えるようにする。
【0148】図24(a)は、文書の表示位置の調整前
の英日対訳文書の表示例を示す図である。図24(a)
において、画面Jの上に画面Eが生成され、画面Jの一
部が画面Eと重なっている。この画面Eは、英語で記述
されたデータを表示する画面である。この画面Eには、
例えば、「There is a book on t
he table.And there are pe
ns on the floor.」と書かれた文書1
Eが表示されている。画面Jは、日本語で記述されたデ
ータを表示する画面である。この画面Jには、文書1E
の英日翻訳結果として、「テーブルの上に本がありま
す。また、床にはペンがあります。」と書かれた文書1
Jが表示される。ここで、文書1Eが文書1Jの上に重
なっているいるため、文書1Jの内容の一部が見えなく
なっている。
【0149】文書1Eは、文書2Eへのハイパーリンク
71を含んでおり、このハイパーリンク71が、文書1
Eの「pens」の位置に斜線で表示されている。ハイ
パーリンク71は、英語で書かれた文書2Eを指し示し
ている。
【0150】文書1Eが文書1Jに翻訳されると、文書
2Eへのハイパーリンク71は文書1Jにそのまま保存
され、文書1J中の対応する位置に文書2Eへのハイパ
ーリンク72が埋め込まれる。ここで、画面Jの一部が
画面Eの下に隠れているため、文書1J中の「ペン」の
位置に表示されているハイパーリンク72が見えなくな
っている。このため、文書1Jの表示位置を変えること
により、ハイパーリンク72が見えるようにする。
【0151】図24(b)は、文書の表示位置の調整後
の英日対訳文書の表示例を示す図である。図24(b)
において、「テーブルの上に本があります。また、床に
はペンがあります。」という文書1Jの文章全体の表示
位置を上方にずらすことにより、ハイパーリンク72が
見えるようにしている。
【0152】図25は、本発明の第8実施例に係わる画
面制御処理を示すフローチャートである。図25におい
て、処理種別判定部34は、入力部31が受け付けた入
力及び入力制御部33により監視される画面E、J、
K、・・・の表示種別を検索キーとして、処理種別定義
ファイル35を検索する(ステップS91)。
【0153】次に、処理種別判定部34は、処理種別定
義ファイル35の検索結果を元に処理種別を判定する
(ステップS92)。次に、データ取得部36は、処理
種別判定部34により判定された処理種別に従って、外
部データ37を取得する(ステップS93)。
【0154】次に、変換処理制御部39は、取得された
外部データ37に対し、変換処理が必要であるかどうか
を処理種別に基づいて判定する(ステップS94)。変
換処理が必要な場合には、処理種別に対応した変換装置
38a〜38cを起動し、変換処理を行う(ステップS
95)。
【0155】次に、出力制御部40は、入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の表示種別に
基づいて、データ取得部36により取得された外部デー
タ37、または変換処理部38により変換された変換デ
ータを表示する画面E、J、K、・・・を決定する(ス
テップS96) 次に、出力制御部40は、データ取得部36により取得
された外部データ37、または変換処理部38により変
換された変換データを表示部32に出力し、決定した画
面E、J、K、・・・に表示させる(ステップS9
7)。
【0156】次に、出力制御部40は、画面E、J、
K、・・・の下にハイパーリンク71、72が隠れてい
るかどうかを判定する(ステップS98)。ハイパーリ
ンク71、72が隠れている場合には、ハイパーリンク
71、72が含まれている文書1E、1Jの表示位置を
ずらすことにより、ハイパーリンク71、72が見える
ようにする(ステップS99)。
【0157】次に、本発明の第9実施例に係わる画面制
御処理について説明する。図26は、英日対訳文書にお
けるハイパーリンクの第1の表示例を示す図である。
【0158】図26において、画面E及び画面Jが左右
に並べて生成されている。画面Eは、英語で記述された
データを表示する画面である。この画面Eには、例え
ば、「There is a book on the
table.And there are pens
on the floor.」と書かれた文書1Eが
表示されている。文書1Eは、文書2Eへのハイパーリ
ンク71を含んでおり、このハイパーリンク71が、文
書1Eの「pens」の位置に斜線で表示されている。
ハイパーリンク71は、英語で書かれた文書2Eを指し
示している。
【0159】画面Jは、日本語で記述されたデータを表
示する画面である。この画面Jには、文書1Eの英日翻
訳結果が表示されるが、文書1Eの翻訳に失敗したた
め、文書1Eの英日翻訳結果が得られなかったものとす
る。この場合、ハイパーリンク71に対応する文字列
“pens”を文書1Eから抜き出す。そして、この文
字列“pens”のみを英日翻訳する。文字列“pen
s”の英日翻訳に成功すると、英日翻訳の結果得られた
文字列「ペン」を、文書2Eへのハイパーリンク72と
して画面Jに貼り付ける。 図27は、本発明の第9実
施例に係わる画面制御処理を示すフローチャートであ
る。
【0160】図27において、処理種別判定部34は、
入力部31が受け付けた入力及び入力制御部33により
監視される画面E、J、K、・・・の表示種別を検索キ
ーとして、処理種別定義ファイル35を検索する(ステ
ップS101)。
【0161】次に、処理種別判定部34は、処理種別定
義ファイル35の検索結果を元に処理種別を判定する
(ステップS102)。次に、データ取得部36は、処
理種別判定部34により判定された処理種別に従って、
外部データ37を取得する(ステップS103)。
【0162】次に、変換処理制御部39は、取得された
外部データ37に対し、変換処理が必要であるかどうか
を処理種別に基づいて判定する(ステップS104)。
変換処理が必要な場合には、処理種別に対応した変換装
置38a〜38cを起動し、変換処理を行う(ステップ
S105)。
【0163】次に、変換処理制御部39は、外部データ
37の変換が成功したかどうかを判定する(ステップS
106)。外部データ37の変換に失敗した場合、変換
処理制御部39は、取得された外部データ37の中か
ら、パイパーリンク71に対応する文字列だけを抜き出
す。そして、処理種別に対応した変換装置38a〜38
cを起動し、パイパーリンク71の変換処理を行う(ス
テップS107)。
【0164】次に、出力制御部40は、入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の表示種別に
基づいて、データ取得部36により取得された外部デー
タ37、またはパイパーリンク71の変換結果を表示す
る画面E、J、K、・・・を決定する(ステップS10
8) 次に、出力制御部40は、データ取得部36により取得
された外部データ37、またはパイパーリンク71の変
換結果を表示部32に出力し、決定した画面E、J、
K、・・・に表示させる(ステップS109)。
【0165】図28は、英日対訳文書におけるハイパー
リンクの第2の表示例を示す図である。図28におい
て、画面E及び画面Jが左右に並べて生成されている。
画面Eは、英語で記述されたデータを表示する画面であ
る。この画面Eには、例えば、「There is a
book on the table.And th
ere are pens on the floo
r.」と書かれた文書1Eが表示されている。文書1E
は、文書2Eへのハイパーリンク71を含んでおり、こ
のハイパーリンク71が、文書1Eの「pens」の位
置に斜線で表示されている。ハイパーリンク71は、英
語で書かれた文書2Eを指し示している。
【0166】画面Jは、日本語で記述されたデータを表
示する画面である。この画面Jには、文書1Eの英日翻
訳結果が表示されるが、文書1Eの翻訳に失敗したた
め、文書1Eの英日翻訳結果が得られなかったものとす
る。この場合、ハイパーリンク71に対応する文字列
“pens”を文書1Eから抜き出す。そして、この文
字列“pens”のみを英日翻訳する。ここで、この文
字列“pens”の英日翻訳にも失敗した場合、ハイパ
ーリンク71に対応する文字列“pens”をそのまま
文書2Eへのハイパーリンク72として画面Jに貼り付
ける。
【0167】図29は、本発明の第10実施例に係わる
画面制御処理を示すフローチャートである。図29にお
いて、処理種別判定部34は、入力部31が受け付けた
入力及び入力制御部33により監視される画面E、J、
K、・・・の表示種別を検索キーとして、処理種別定義
ファイル35を検索する(ステップS111)。
【0168】次に、処理種別判定部34は、処理種別定
義ファイル35の検索結果を元に処理種別を判定する
(ステップS112)。次に、データ取得部36は、処
理種別判定部34により判定された処理種別に従って、
外部データ37を取得する(ステップS113)。
【0169】次に、変換処理制御部39は、取得された
外部データ37に対し、変換処理が必要であるかどうか
を処理種別に基づいて判定する(ステップS114)。
変換処理が必要な場合には、処理種別に対応した変換装
置38a〜38cを起動し、変換処理を行う(ステップ
S115)。
【0170】次に、変換処理制御部39は、外部データ
37の変換が成功したかどうかを判定する(ステップS
116)。外部データ37の変換が失敗した場合、変換
処理制御部39は、取得された外部データ37の中か
ら、パイパーリンク71に対応する文字列だけを抜き出
す。そして、処理種別に対応した変換装置38a〜38
cを起動し、パイパーリンク71の変換処理を行う(ス
テップS117)。
【0171】次に、変換処理制御部39は、パイパーリ
ンクの変換が成功したがどうかを判定する(ステップS
118)。パイパーリンクの変換が失敗した場合、変換
処理制御部39は、変換前のパイパーリンク71を複写
する(ステップS119)。
【0172】次に、出力制御部40は、入力制御部33
により監視される画面E、J、K、・・・の表示種別に
基づいて、データ取得部36により取得された外部デー
タ37、または変換前のパイパーリンク71を表示する
画面E、J、K、・・・を決定する(ステップS12
0) 次に、出力制御部40は、データ取得部36により取得
された外部データ37、または変換前のパイパーリンク
71を表示部32に出力し、決定した画面E、J、K、
・・・に表示させる(ステップS121)。
【0173】次に、本発明の第11実施例に係わる画面
制御処理について説明する。この第11実施例では、一
方の画面上での表示内容と、他方の画面上での表示内容
とを連動させて変化させるようにしたものである。例え
ば、一方の画面のスクロールに対応させて、一方の画面
のスクロールを自動的に行う。また、文書を編集する場
合において、一方の画面上での文書の編集内容に対応さ
せて、他方の画面上での文書の編集を自動的に行うよう
にしても良い。例えば、一方の文書の指定された領域の
文が、指定された位置に移動(または複写)された場
合、他方の文書の対応する文を対応する位置に自動的に
移動(または複写)させるようにしてもよい。また、一
方の文書の指定された領域の文が削除された場合、他方
の文書の対応する領域の文を自動的に削除するようにし
てもよい。さらに、編集作業を行うことにより、一方の
画面の文書の内容が変更された場合、その変更された部
分についてだけ翻訳処理をやり直して、他方の画面に表
示させるようにしても良い。
【0174】以下、複数の画面でスクロールを連動させ
る場合について説明する。図30(a)は、スクロール
前の英日対訳文書の表示例を示す図である。図30
(a)において、画面E及び画面Jが左右に並べて生成
されている。画面Eは、英語で記述されたデータを表示
する画面である。この画面Eには、例えば、「Ther
e is a book on the table.
Andthere are pens on the
floor.」と書かれた文書1Eが表示されるが、文
書1Eの一部が画像端にかかっているため、「thef
loor.」が見えなくなっている。
【0175】画面Jは、日本語で記述されたデータを表
示する画面である。この画面Jには、文書1Eの英日翻
訳結果として、「テーブルの上に本があります。また、
床にはペンがあります。」と書かれた文書1Jが表示さ
れるが、文書1Jの一部が画像端にかかっているため、
「あります。」が見えなくなっている。 文書1Eは、
文書2Eへのハイパーリンク71を含んでおり、このハ
イパーリンク71が、文書1Eの「pens」の位置に
斜線で表示されている。ハイパーリンク71は、英語で
書かれた文書2Eを指し示している。
【0176】文書1Eが文書1Jに翻訳されると、文書
2Eへのハイパーリンク71は文書1Jにそのまま保存
され、文書1J中の対応する位置に文書2Eへのハイパ
ーリンクが埋め込まれる。このため、文書1J中の「ペ
ン」の位置に文書2Eへのハイパーリンク72が斜線で
表示されている。
【0177】対訳関係にある画面E及び画面Jの右端に
は、それぞれスクロールバー81、82が付加されてい
る。このスクロールバー81、82を操作することによ
り、それぞれの画面E及び画面Jをスクロールさせるこ
とができる。ここで、画面E及と画面Jとでスクロール
を連動させることにより、一方の画面の表示部分の変化
に追従させて、他方の画面の表示部分を変化させること
ができる。例えば、文書1Jがスクロールされた場合、
対応する文書1Eも、同じ分量だけ自動的にスクロール
させる。
【0178】図30(b)は、スクロール後の英日対訳
文書の表示例を示す図である。図30(b)において、
画面Eの文書1Eをスクロールさせた結果、「Ther
e is a book on the table.
And thereare pens on the
floor.」と書かれた文書1E全体が、途中で途切
れることなく画面Eに表示される。また、文書1Eのス
クロールに連動させて、画面Jの文書1Jをスクロール
させた結果、「テーブルの上に本があります。また、床
にはペンがあります。」と書かれた文書1J全体が、途
中で途切れることなく画面Jに表示される。
【0179】このように、一方の画面のスクロールに連
動させて、他方の画面のスクロールを自動的に行うこと
により、両画面に表示される内容の対応関係を一致させ
ながら、文書の閲覧を行うことが可能となる。
【0180】次に、本発明の第12実施例に係わる画面
制御処理について説明する。この第12実施例では、ハ
イパーリンクの参照記録を画面上に表示させることによ
り、ハイパーリンクの参照履歴を容易に認識できるよう
にしたものである。
【0181】図31は、英日対訳文書におけるハイパー
リンクの第3の表示例を示す図である。図31におい
て、画面E及び画面Jが左右に並べて生成されている。
画面Eは、英語で記述されたデータを表示する画面であ
る。この画面Eには、例えば、「There is a
book on the table.And th
ere are pens on the floo
r.」と書かれた文書1Eが表示されている。画面J
は、日本語で記述されたデータを表示する画面である。
この画面Jには、文書1Eの英日翻訳結果として、「テ
ーブルの上に本があります。また、床にはペンがありま
す。」と書かれた文書1Jが表示されている。
【0182】文書1Eは、文書2Eへのハイパーリンク
91を含んでおり、このハイパーリンク91が、文書1
Eの「pens」の位置に表示されている。ハイパーリ
ンク91は、英語で書かれた文書2Eを指し示してい
る。また、ハイパーリンク91は、以前に参照されたこ
とがあるものとすると、参照記録表示が付加される。こ
の実施例では、参照記録表示として、ハイパーリンク9
1が網掛け(または格子模様)で強調表示されている。
【0183】文書1Eが文書1Jに翻訳されると、文書
2Eへのハイパーリンク91は文書1Jにそのまま保存
され、文書1J中の対応する位置に文書2Eへのハイパ
ーリンク92が埋め込まれる。このため、文書1J中の
「ペン」の位置に文書2Eへのハイパーリンク92が表
示されている。ここで、以前に参照されたハイパーリン
ク91を含む文書1Eを翻訳して文書1Jを得る場合に
は、ハイパーリンク91の参照記録を保存したまま、文
書1Jにハイパーリンク92を埋め込むようにする。こ
の結果、文書1Jに埋め込まれたハイパーリンク92に
ついても、参照記録表示として、網掛け(または格子模
様)で強調表示される。図32は、本発明の一実施例に
係わる参照記録表示処理を示すフローチャートである。
【0184】図32において、入力された元の文書を文
単位に分解し(ステップS131)、参照記録がどの文
のどの単語に対応しているかを判断する(ステップS1
32)。
【0185】次に、入力された元の文書から文を1つ取
り出し(ステップS133)、取り出した文と、その文
に含まれる参照記録を持った単語の位置情報とを機械翻
訳に渡す(ステップS134)。例えば、“This
is a book”という原文の“book”の部分
に参照記録があったとすると、“This is ab
ook”という原文と、“book”の部分に参照記録
があるという情報とが機械翻訳に渡される。
【0186】次に、機械翻訳により、参照記録付きの訳
文を得る(ステップS135)。例えば、機械翻訳で
は、“This is a book”という原文に対
応させて、「これは本です。」という訳文を生成する。
そして、“book”の部分に参照記録があるという情
報に基づいて、“book”に対応する「本」の部分
に、参照記録を埋め込む。、機械翻訳が元の文書の最後
の文まで終わったら(ステップS136)、参照記録付
きの訳文を組み立てて文書を作成する(ステップS13
7)。
【0187】図33は、英日対訳文書におけるハイパー
リンクの第4の表示例を示す図である。図33におい
て、画面E及び画面Jが左右に並べて生成されている。
画面Eは、英語で記述されたデータを表示する画面であ
る。この画面Eには、例えば、「There is a
book on the table.And th
ere are pens on the floo
r.」と書かれた文書1Eが表示されている。
【0188】文書1Eは、文書2Eへのハイパーリンク
101を含んでおり、このハイパーリンク101が、文
書1Eの「pens」の位置に表示されている。ハイパ
ーリンク101は、英語で書かれた文書2Eを指し示し
ている。ここで、オペレータにより、画面Eへの入力が
あった場合、ハイパーリンク101の参照記録の表示方
法が変更される。この結果、ハイパーリンク101が横
線で表示される。
【0189】画面Jは、日本語で記述されたデータを表
示する画面である。この画面Jには、文書1Eの英日翻
訳結果として、「テーブルの上に本があります。また、
床にはペンがあります。」と書かれた文書1Jが表示さ
れている。文書1Eが文書1Jに翻訳されると、文書2
Eへのハイパーリンク71は文書1Jにそのまま保存さ
れ、文書1J中の対応する位置に文書2Eへのハイパー
リンクが埋め込まれる。ここで、画面Jへの入力がない
場合、文書1J中の「ペン」の位置に文書2Eへのハイ
パーリンク72が斜線で表示される。
【0190】次に、本発明の第12実施例に係わる画面
制御処理について説明する。この第12実施例では、一
方の画面と他方の画面とで、ハイパーリンクの表示され
る垂直方向位置が異なる場合、行間隔を変更することに
より、ハイパーリンクの垂直方向位置を揃えるようにし
たものである。
【0191】図34(a)は、ハイパーリンクの垂直方
向位置の統一前の英日対訳文書の第1の表示例を示す図
である。図34(a)において、画面E及び画面Jが左
右に並べて生成されている。画面Eは、英語で記述され
たデータを表示する画面である。この画面Eには、例え
ば、「There is a book on the
table.Andthere are pens
on the floor.」と書かれた文書1Eが表
示されている。ここで、画面Eに表示される文書1Eの
行間隔が狭くされ、画面Eに表示されている文章の後に
空白が生成されている。
【0192】画面Jは、日本語で記述されたデータを表
示する画面である。この画面Jには、文書1Eの英日翻
訳結果として、「テーブルの上に本があります。また、
床にはペンがあります。」と書かれた文書1Jが表示さ
れている。
【0193】文書1Eは、文書2Eへのハイパーリンク
71を含んでおり、このハイパーリンク71が、文書1
Eの「pens」の位置に斜線で表示されている。ハイ
パーリンク71は、英語で書かれた文書2Eを指し示し
ている。
【0194】文書1Eが文書1Jに翻訳されると、文書
2Eへのハイパーリンク71は文書1Jにそのまま保存
され、文書1J中の対応する位置に文書2Eへのハイパ
ーリンクが埋め込まれる。このため、文書1J中の「ペ
ン」の位置に文書2Eへのハイパーリンク72が斜線で
表示されている。
【0195】ここで、画面Eに表示されているハイパー
リンク71と、画面Jに表示されているハイパーリンク
72との垂直方向位置がずれている。このため、ハイパ
ーリンク71とハイパーリンク72との対比させる場
合、画面J全体を見回すことにより、ハイパーリンク7
1に対応するハイパーリンク72を探す必要があり、ハ
イパーリンク71、72の対比が煩わしくなる。
【0196】図34(b)は、ハイパーリンクの垂直方
向位置の統一後の英日対訳文書の第1の表示例を示す図
である。図34(b)において、「There is
a book on thetable.And th
ere are pens on the floo
r.」と書かれた文章全体を画面Eの下の方向にずらす
ことにより、画面Eに表示されているハイパーリンク7
1と、画面Jに表示されているハイパーリンク72との
垂直方向位置が一致するようにしている。この結果、ハ
イパーリンク71に対応するハイパーリンク72の表示
位置を容易に予測することが可能となるので、ハイパー
リンク71とハイパーリンク72との対比を迅速に行う
ことが可能となる。
【0197】なお、行間隔を変更する方法のほかに、文
字間隔や文字サイズや改行位置を変更することにより、
文章の表示位置を制御してもよい。次に、本発明の第1
3実施例に係わる画面制御処理について説明する。この
第13実施例では、一方の画面と他方の画面とで、ハイ
パーリンクの表示される垂直方向位置が異なる場合、片
方の画面をスクロールさせることにより、ハイパーリン
クの垂直方向位置を揃えるようにしたものである。
【0198】図35(a)は、ハイパーリンクの垂直方
向位置の統一前の英日対訳文書の第2の表示例を示す図
である。図35(a)において、画面E及び画面Jが左
右に並べて生成されている。画面Eは、英語で記述され
たデータを表示する画面である。この画面Eには、例え
ば、「There is a book on the
table.Andthere are pens
on the floor.」と書かれた文書1Eが表
示されている。
【0199】画面Jは、日本語で記述されたデータを表
示する画面である。この画面Jには、文書1Eの英日翻
訳結果として、「テーブルの上に本があります。また、
床にはペンがあります。」と書かれた文書1Jが表示さ
れている。
【0200】文書1Eは、文書2Eへのハイパーリンク
71を含んでおり、このハイパーリンク71が、文書1
Eの「pens」の位置に斜線で表示されている。ハイ
パーリンク71は、英語で書かれた文書2Eを指し示し
ている。
【0201】文書1Eが文書1Jに翻訳されると、文書
2Eへのハイパーリンク71は文書1Jにそのまま保存
され、文書1J中の対応する位置に文書2Eへのハイパ
ーリンクが埋め込まれる。このため、文書1J中の「ペ
ン」の位置に文書2Eへのハイパーリンク72が斜線で
表示されている。
【0202】ここで、画面Eと画面Jのと位置が互いに
垂直方向にずれているため、画面Eに表示されているハ
イパーリンク71と、画面Jに表示されているハイパー
リンク72との垂直方向位置がずれている。このため、
ハイパーリンク71とハイパーリンク72との対比させ
る場合、画面J全体を見回すことにより、ハイパーリン
ク71に対応するハイパーリンク72を探す必要があ
り、ハイパーリンク71、72の対比が煩わしくなる。
【0203】図35(b)は、ハイパーリンクの垂直方
向位置の統一後の英日対訳文書の第2の表示例を示す図
である。図35(b)において、画面Jの文書1Jをス
クロールさせることにより、画面Eに表示されているハ
イパーリンク71と、画面Jに表示されているハイパー
リンク72との垂直方向位置が一致するようにしてい
る。この結果、ハイパーリンク71に対応するハイパー
リンク72の表示位置を容易に予測することが可能とな
るので、ハイパーリンク71とハイパーリンク72との
対比を迅速に行うことが可能となる。
【0204】なお、上述した実施例では、画面Jの文書
1Jをスクロールさせることにより、画面Eに表示され
ているハイパーリンク71と、画面Jに表示されている
ハイパーリンク72との垂直方向位置を一致させるよう
にしたが、画面Eの文書1Eをスクロールさせることに
より、画面Eに表示されているハイパーリンク71と、
画面Jに表示されているハイパーリンク72との垂直方
向位置を一致させるようにしてもよい。
【0205】次に、本発明の第14実施例に係わる画面
制御処理について説明する。この第14実施例では、一
方の画面と他方の画面とで、ハイパーリンクの表示され
る水平方向位置が異なる場合、表示位置を変更すること
により、ハイパーリンクの水平方向位置を揃えるように
したものである。
【0206】図36(a)は、ハイパーリンクの水平方
向位置の統一前の英日対訳文書の表示例を示す図であ
る。図36(a)において、画面E及び画面Jが左右に
並べて生成されている。画面Eは、英語で記述されたデ
ータを表示する画面である。この画面Eには、例えば、
「There is a book on the t
able.Andthere are pens on
the floor.」と書かれた文書1Eが表示さ
れている。
【0207】画面Jは、日本語で記述されたデータを表
示する画面である。この画面Jには、文書1Eの英日翻
訳結果として、「テーブルの上に本があります。また、
床にはペンがあります。」と書かれた文書1Jが表示さ
れている。
【0208】文書1Eは、文書2Eへのハイパーリンク
71を含んでおり、このハイパーリンク71が、文書1
Eの「pens」の位置に斜線で表示されている。ハイ
パーリンク71は、英語で書かれた文書2Eを指し示し
ている。
【0209】文書1Eが文書1Jに翻訳されると、文書
2Eへのハイパーリンク71は文書1Jにそのまま保存
され、文書1J中の対応する位置に文書2Eへのハイパ
ーリンクが埋め込まれる。このため、文書1J中の「ペ
ン」の位置に文書2Eへのハイパーリンク72が斜線で
表示されている。
【0210】ここで、画面Eに表示されているハイパー
リンク71と、画面Jに表示されているハイパーリンク
72との水平方向位置がずれている。このため、ハイパ
ーリンク71とハイパーリンク72との対比が煩わしく
なる場合がある。
【0211】図36(b)は、ハイパーリンクの水平方
向位置の統一後の英日対訳文書の表示例を示す図であ
る。図36(b)において、ハイパーリンク72が含ま
れている文の一部を水平方向にずらすことにより、画面
Eに表示されているハイパーリンク71と、画面Jに表
示されているハイパーリンク72との水平方向位置を一
致させるようにしている。この結果、ハイパーリンク7
1に対応するハイパーリンク72の表示位置を容易に予
測することが可能となるので、ハイパーリンク71とハ
イパーリンク72との対比を迅速に行うことが可能とな
る。
【0212】なお、上述した実施例では、ハイパーリン
ク72が含まれている文の一部を水平方向にずらすこと
により、画面Eに表示されているハイパーリンク71
と、画面Jに表示されているハイパーリンク72との垂
直方向位置を一致させるようにしたが、ハイパーリンク
71が含まれている文の一部を水平方向にずらすことに
より、画面Eに表示されているハイパーリンク71と、
画面Jに表示されているハイパーリンク72との垂直方
向位置を一致させるようにしてもよい。
【0213】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上述した実施例に限定されることなく、本
発明の技術的思想の範囲内で他の様々の変更が可能であ
る。例えば、上述した実施例では、英日対訳画面を例に
取って説明したが、ハイパーリンクの参照先に音声が含
まれている場合は、英語の音声と日本語の音声とを交互
に出力させるようにしてもよい。
【0214】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1のデータと第2のデータとの間でデータ変換が行わ
れた場合、第1のデータに関連づけられた第3のデータ
についても、第1のデータと同様のデータ変換を行うこ
とにより、第1のデータに関連づけられた第3のデータ
を、第2のデータのデータ種別と一致させて出力させる
ことが可能となる。
【0215】また、本発明の一態様によれば、ハイパー
リンクの参照先の文書を翻訳して出力させることによ
り、ハイパーリンクを有する原文と訳文とを対比させた
状態で、そのハイパーリンクを辿る場合、ハイパーリン
クの参照先の文書についても、原文と訳文とを対比させ
た状態で出力させることが可能となる。
【0216】また、本発明の一態様によれば、参照元の
原文と訳文及び参照先の原文と訳文とを切り換えて出力
させることにより、ハイパーリンクの参照元の原文と訳
文とを対比させて出力させたり、ハイパーリンクの参照
先の原文と訳文とを対比させて出力させたり、ハイパー
リンクの参照元の原文とハイパーリンクの参照先の訳文
とを対比させて出力させたり、ハイパーリンクの参照先
の原文とハイパーリンクの参照元の訳文とを対比させて
出力させたりするなど、様々な表示方法が可能となる。
【0217】また、本発明の一態様によれば、原文を表
示させる第1の表示画面及び訳文を表示させる第2の表
示画面を設け、第2の表示画面の参照先の文書が原文の
言語で記述されている場合、参照先の文書を翻訳してか
ら第2の表示画面上で表示させることにより、ハイパー
リンクが辿られた場合においても、同一画面内では同一
の言語で文書を表示させることが可能となり、同一画面
内で表示される言語が入れ替わることを防止することが
できる。
【0218】また、本発明の一態様によれば、参照先情
報の表示を複数の画面上で連動させることにより、1つ
の画面上での操作により、他の画面から参照される参照
先情報を表示させることが可能となり、参照先情報を複
数の画面上で容易に表示させることが可能となる。
【0219】また、本発明の一態様によれば、指定され
た表示画面の表示形態に基づいてハイパー文書データの
処理種別を判定し、ハイパー文書データの参照先の文書
データの変換制御を行うことにより、原文のハイパーリ
ンクが訳文にそのまま埋め込まれ、原文に埋め込まれた
ハイパーリンクの参照先の文書が原文の言語で記述され
ている場合においても、訳文のハイパーリンクが参照さ
れた際に、そのハイパーリンクの参照先の文書を訳文に
変換することが可能となるとともに、原文を表示させる
画面と訳文を表示させる画面とを分けて表示させること
が可能となり、異なる言語で記述された文書が同一画面
上に入れ替わりに表示されることを防止することが可能
となる。。
【0220】また、本発明の一態様によれば、参照先の
文書データの表示と参照先の文書データの処理結果の表
示とを同期させることにより、データ変換前の参照先の
文書データとデータ変換後の参照先の文書データとを対
比させることが可能となり、利用者の利便性を向上させ
ることが可能となる。
【0221】また、本発明の一態様によれば、ハイパー
リンクの参照先の文書の言語を判別することにより、原
文のハイパーリンクが訳文にそのまま埋め込まれ、原文
に埋め込まれたハイパーリンクの参照先の文書がどのよ
うな言語で記述されているか知らない場合においても、
参照先の文書を訳文に変換してから表示させることが可
能となり、利用者の利便性を向上させることが可能とな
る。
【0222】また、本発明の一態様によれば、文書デー
タに含まれる文字種の比率を調べることにより、言語種
別を簡易な方法で判定することが可能となる。また、本
発明の一態様によれば、文書種別に対応した画面が存在
しない場合、新たな画面を生成させることにより、文書
データを文書種別ごとに表示させることが可能となり、
異なる種別の文書を対比させることが可能となる。
【0223】また、本発明の一態様によれば、取得され
る文書データの処理時間に基づいて、文書データの出力
順序を制御することにより、取得に時間がかかる文書デ
ータのために、短時間に取得される文書データの出力が
遅れることを避けることが可能となり、文書データの出
力を効率的に行うことが可能となる。
【0224】また、本発明の一態様によれば、文書デー
タの取得と文書データの変換処理とを並列に行うことに
より、文書データ全体が取得されるまで、文書データの
変換処理を待機させる必要がなくなり、文書データの変
換結果の出力を迅速に行うことが可能となる。
【0225】また、本発明の一態様によれば、文字コー
ド対応表を設けることにより、各画面上に表示される文
字コードを記述言語ごとに制御することが可能となる。
また、本発明の一態様によれば、ハイパー文書データの
画面が重なっている場合に、ハイパーリンクが見えるよ
うに、ハイパー文書データの表示位置を制御することに
より、参照先の文書データを容易に辿ることが可能とな
る。
【0226】また、本発明の一態様によれば、ハイパー
文書データの変換に失敗した場合、ハイパー文書データ
のハイパーリンクだけを変換して表示させることによ
り、ハイパーリンクの変換結果の対比を行うことが可能
となり、参照先の文書データを容易に辿ることが可能と
なる。
【0227】また、本発明の一態様によれば、ハイパー
文書データ及びハイパーリンクの変換に失敗した場合、
変換前のハイパーリンクを表示させることにより、ハイ
パー文書データの変換結果が得られない場合において
も、参照先の文書データを対比画面上で辿ることが可能
となる。
【0228】また、本発明の一態様によれば、変換前の
データと変換後のデータとの互いに対応する部分を同時
に表示させることにより、一方の画面をスクロールした
だけで、他方の画面を自動的にスクロールさせることが
可能となり、利用者の利便性を向上させることが可能と
なる。
【0229】また、本発明の一態様によれば、変換前の
データと変換後のデータとの互いに対応する部分を画面
上のほぼ同一の位置に表示させることにより、一方の画
面に表示されている原文の中の特定の単語や文章が、他
方の画面に表示されている訳文の中のどの単語や文章に
相当しているかを容易に識別することが可能となり、原
文と訳文とを対比させる際の利便性を向上させることが
可能となる。
【0230】また、本発明の一態様によれば、ハイパー
リンクが表示される位置を関連する画面の間で互いに一
致させることにより、ハイパーリンクの対応関係を容易
に把握することが可能となる。
【0231】また、本発明の一態様によれば、文字サイ
ズ、文字間隔、または行間隔を制御することにより、翻
訳を行った際の原文の文字数と訳文の文字数とが異なる
場合においても、文字数の多い方の文書の文字サイズ、
文字間隔、または行間隔を小さくすることにより、原文
と訳文との互いに対応する部分を画面上のほぼ同一の位
置に表示させることが可能となる。
【0232】また、本発明の一態様によれば、文書デー
タを画面上でスクロールさせることにより、ハイパーリ
ンクの表示される位置を関連する画面の間で容易に一致
させることが可能となる。
【0233】また、本発明の一態様によれば、参照され
たハイパーリンクの参照記録表示を、他の画面上にも表
示させることにより、関連するどの画面からも参照記録
表示を見ることが可能となり、関連情報の参照時の利便
性を向上させることが可能となる。
【0234】また、本発明の一態様によれば、参照され
たハイパーリンクと参照されていないハイパーリンクと
の間でそれらの表示方法を変えることにより、以前に参
照したハイパーリンクを容易に識別することが可能とな
り、関連情報の参照時の利便性を向上させることが可能
となる。
【0235】また、本発明の一態様によれば、変換前と
変換後のデータ量に対応させて、画面の大きさを制御す
ることにより、翻訳を行った際の原文の文字数と訳文の
文字数とが異なる場合においても、文字数の多い方の文
書の画面の横方向のサイズを、文字数の少ない方の文書
の画面の横方向のサイズよりも大きくすることにより、
原文と訳文との互いに対応する部分を画面上のほぼ同一
行に表示させることが可能となり、原文と訳文とを対比
させる際の利用者の利便性を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる出力制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係わる出力制御方法の一例
を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例に係わる画面制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施例に係わる画面制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例に係わる画面制御処理を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の一実施例に係わる画面制御装置のシス
テム構成を示すブロック図である。
【図7】機械翻訳における画面制御処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明に係わる変換処理の第1の実施例を示す
フローチャートである。
【図9】本発明に係わる変換処理の第2実施例を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の一実施例に係わる画面表示制御処理
を示すフローチャートである。
【図11】(a)は、英日対訳文書の表示例を示す図、
(b)は、参照先文書の英日変換結果を示す図、(c)
は、参照先文書の英日変換結果の第1の表示例を示す図
である。
【図12】(a)は、入力情報の内容例を示す図、
(b)は、処理種別定義ファイルの内容例を示す図、
(c)は、処理種別情報の第1の内容例を示す図であ
る。
【図13】本発明の第2実施例に係わる画面制御処理を
示すフローチャートである。
【図14】(a)は、英日対訳文書の表示例を示す図、
(b)は、処理種別情報の第2の内容例を示す図、
(c)は、参照先文書の英日変換結果の第2の表示例を
示す図である。
【図15】本発明の一実施例に係わる言語種別判定方法
を示す図である。
【図16】本発明の第3実施例に係わる画面制御処理を
示すフローチャートである。
【図17】(a)は、英文書の表示例を示す図、(b)
は、画面表示状態管理テーブルの内容例を示す図、
(c)は、英日対訳文書の表示例を示す図である。
【図18】本発明の第4実施例に係わる画面制御処理を
示すフローチャートである。
【図19】本発明の一実施例に係わる表示順序定義テー
ブルの内容例を示す図である。
【図20】本発明の第5実施例に係わる画面制御処理を
示すフローチャートである。
【図21】本発明の第6実施例に係わる画面制御処理を
示すフローチャートである。
【図22】本発明の一実施例に係わる文字コード対応表
の内容例を示す図である。
【図23】本発明の第7実施例に係わる画面制御処理を
示すフローチャートである。
【図24】(a)は、文書の表示位置の調整前の英日対
訳文書の表示例を示す図、(b)は、文書の表示位置の
調整後の英日対訳文書の表示例を示す図である。
【図25】本発明の第8実施例に係わる画面制御処理を
示すフローチャートである。
【図26】英日対訳文書におけるハイパーリンクの第1
の表示例を示す図である。
【図27】本発明の第9実施例に係わる画面制御処理を
示すフローチャートである。
【図28】英日対訳文書におけるハイパーリンクの第2
の表示例を示す図である。
【図29】本発明の第10実施例に係わる画面制御処理
を示すフローチャートである。
【図30】(a)は、スクロール前の英日対訳文書の表
示例を示す図、(b)は、スクロール後の英日対訳文書
の表示例を示す図である。
【図31】英日対訳文書におけるハイパーリンクの第3
の表示例を示す図である。
【図32】本発明の一実施例に係わる参照記録表示処理
を示すフローチャートである。
【図33】英日対訳文書におけるハイパーリンクの第4
の表示例を示す図である。
【図34】(a)は、ハイパーリンクの垂直方向位置の
統一前の英日対訳文書の第1の表示例を示す図、(b)
は、ハイパーリンクの垂直方向位置の統一後の英日対訳
文書の第1の表示例を示す図である。
【図35】(a)は、ハイパーリンクの垂直方向位置の
統一前の英日対訳文書の第2の表示例を示す図、(b)
は、ハイパーリンクの垂直方向位置の統一後の英日対訳
文書の第2の表示例を示す図である。
【図36】(a)は、ハイパーリンクの水平方向位置の
統一前の英日対訳文書の表示例を示す図、(b)は、ハ
イパーリンクの水平方向位置の統一後の英日対訳文書の
表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 処理種別情報取得手段 2 関連情報取得手段 3 関連情報変換手段 11 第1のデータ 12 第2のデータ 13 第3のデータ 14 第4のデータ 21 表示部 22 入力制御部 23 処理種別判定部 24 処理種別定義ファイル 25 データ取得部 26 外部データ 27 変換処理部 27a〜27c 変換装置 28 変換処理制御部 29 出力制御部 31 入力部 32 表示部 33 入力制御部 33a 表示状態管理テーブル 34 処理種別判定部 35 処理種別定義ファイル 36 データ取得部 37 外部データ 38 変換処理部 38a〜38c 変換装置 39 変換処理制御部 39a 言語種別判定部 40 出力制御部 40a 画面生成部 40b 画面同期制御部 40c 表示順序制御部 41 文字コード対応表 42 表示順序定義テーブル 51 CPU 52 ROM 53 RAM 54 通信インターフェイス 55 通信ネットワーク 56 入出力インターフェイス 57 ディスプレイ 58 プリンタ 59 メモリ 60 スキャナ 61 キーボード 62 ドライバ 63 ハードディスク 64 ICカード 65 磁気テープ 66 フロッピーディスク 67 光ディスク 68 バス 71、72、91、92、101 ハイパーリンク 81、82 スクロールバー

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のデータを第2のデータに変換する
    処理種別情報を取得する処理種別情報取得手段と、 前記第1のデータと関連付けられた第3のデータを取得
    する関連情報取得手段と、 前記処理種別情報に基づいて、前記第3のデータを第4
    のデータに変換する関連情報変換手段とを備えることを
    特徴とする出力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記処理種別は、翻訳処理または辞書検
    索処理であることを特徴とする請求項1に記載の出力制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のデータから第4のデータの出
    力を制御する出力制御手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項1または2に記載の出力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記出力制御手段は、 前記第1のデータと前記第2のデータとを対比させて表
    示させる第1の表示制御手段と、 前記第3のデータが参照された場合、前記第3のデータ
    と前記第4のデータとを対比させて表示させる第2の表
    示制御手段とを備えることを特徴とする請求項3に記載
    の出力制御装置。
  5. 【請求項5】 第1のデータ種別のデータを第1の画面
    上に表示させる第1の表示制御手段と、 第2のデータ種別のデータを第2の画面上に表示させる
    第2の表示制御手段と、 前記第1のデータ種別の参照先情報が前記第1の画面上
    に表示される場合、前記参照先情報を前記第2のデータ
    種別に変換してから前記第2の画面上に表示させる第3
    の表示制御手段とを備えることを特徴とする出力制御装
    置。
  6. 【請求項6】 原文と訳文とを対比させて表示させる第
    1の表示制御手段と、前記原文の参照先情報が参照され
    た場合、前記参照先情報についての原文と訳文とを対比
    させて表示させる第2の表示制御手段とを備えることを
    特徴とする出力制御装置。
  7. 【請求項7】 第1のデータを第1の画面上に表示させ
    る第1の表示制御手段と、 前記第1のデータを第2のデータに変換してから第2の
    画面上に表示させる第2の表示制御手段と、 前記第1
    のデータの表示内容の変更に対応させて、前記第2のデ
    ータの表示内容を制御する第3の表示制御手段とを備え
    ることを特徴とする出力制御装置。
  8. 【請求項8】 第1のデータ種別に属するデータを表示
    する表示手段と、 前記第1のデータ種別に属するデータから、第2のデー
    タ種別に属するデータを参照する参照手段と、 前記第2のデータ種別に属するデータを、前記第1の種
    別に属するデータに変換する変換手段と、 前記変換手段による変換結果を前記表示手段に表示させ
    る表示制御手段とを備えることを特徴とする出力制御装
    置。
  9. 【請求項9】 複数の表示画面が設けられた表示部と、 前記表示画面で表示される表示形態を監視する入力制御
    部と、 指定された表示画面の表示形態に基づいて、ハイパー文
    書データの処理種別を判定する処理種別判定部と、 前記ハイパー文書データの参照先の文書データを取得す
    るデータ取得部と、 前記処理種別に対応させて、前記参照先の文書データの
    処理内容を格納した処理種別定義ファイルと、 前記処理種別定義ファイルの処理内容に基づいて、前記
    ハイパー文書データの参照先の文書データの変換制御を
    行う変換処理制御部と、 前記指定された表示画面に対し、前記参照先の文書デー
    タの処理結果を出力する出力制御部とを備えることを特
    徴とする出力制御装置。
  10. 【請求項10】 前記ハイパー文書データの参照先の文
    書データの表示に同期させて、前記参照先の文書データ
    の処理結果を他の表示画面に表示させる画面同期制御部
    をさらに備えること特徴とする請求項9に記載の出力制
    御装置。
  11. 【請求項11】 前記文書データの文書種別を判定する
    文書種別判定部と、 参照先と参照元の文書データの文書種別を一致させてか
    ら、前記文書データを指定された画面上に表示させる文
    書種別制御部とを備えることを特徴とする請求項9また
    は10に記載の出力制御装置。
  12. 【請求項12】 前記文書種別判定部は、 前記文書データに含まれる文字種の比率を調べることに
    より、前記文書データの言語種別を判定する言語種別判
    定部を備えることを特徴とする請求項11に記載の出力
    制御装置。
  13. 【請求項13】 画面の表示状態を文書種別ごとに管理
    する表示状態管理部と、 前記文書種別に対応した画面が存在しない場合、新たな
    画面を生成する画面生成部とをさらに備えることを特徴
    とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の出力制御
    装置。
  14. 【請求項14】 前記データ取得部により取得される文
    書データの処理時間に基づいて、前記文書データの出力
    順序を制御する表示順序制御部をさらに備えることを特
    徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の出力制
    御装置。
  15. 【請求項15】 前記データ取得部により取得される文
    書データの取得時間を判定する取得時間判定部と、 前記取得時間が所定値以上の場合、前記文書データの一
    部に対して変換処理を開始させる部分データ変換制御部
    とをさらに備えることを特徴とする請求項9〜14のい
    ずれか1項に記載の出力制御装置。
  16. 【請求項16】 画面上で表示される文字コードを各画
    面ごとに規定した文字コード対応表と、 前記文字コード対応表を参照することにより、各画面上
    に表示される文字コードを制御する文字コード制御部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項9〜15のいず
    れか1項に記載の出力制御装置。
  17. 【請求項17】 前記ハイパー文書データのハイパーリ
    ンクの表示状態を検出するハイパーリンク検出部と、 前記ハイパーリンクが他の画面の下に隠れている場合、
    前記ハイパーリンクが見えるように、前記ハイパー文書
    データの表示位置を制御する表示位置制御部とをさらに
    備えることを特徴とする請求項9〜16のいずれか1項
    に記載の出力制御装置。
  18. 【請求項18】 前記ハイパー文書データの変換が成功
    したか失敗したかを判定する第1の合否判定部と、 前記ハイパー文書データの変換に失敗した場合、前記ハ
    イパー文書データのハイパーリンクの変換を指示する変
    換指示部と、 前記ハイパーリンクの変換結果の表示を指示する第1の
    表示指示部とをさらに備えることを特徴とする請求項9
    〜17のいずれか1項に記載の出力制御装置。
  19. 【請求項19】 前記ハイパーリンクの変換が成功した
    か失敗したかを判定する第2の合否判定部と、 前記ハイパーリンクの変換に失敗した場合、変換前のハ
    イパーリンクの表示を指示する第2の表示指示部とをさ
    らに備えることを特徴とする請求項18に記載の出力制
    御装置。
  20. 【請求項20】 変換前のデータと変換後のデータとの
    互いに対応する部分を同期させて表示させる第1の表示
    制御部を備えることを特徴とする請求項9〜19のいず
    れか1項に記載の出力制御装置。
  21. 【請求項21】 表示書式を画面ごとに制御することに
    より、変換前のデータと変換後のデータとの互いに対応
    する部分を画面上のほぼ同一の位置に表示させる第2の
    表示制御部をさらに備えることを特徴とする請求項9〜
    20のいずれか1項に記載の出力制御装置。
  22. 【請求項22】 ハイパーリンクの表示される位置が、
    変換前の文書データを表示する画面と変換後の文書デー
    タを表示する画面とで異なる場合、文書データの表示書
    式を変更することにより、ハイパーリンクの表示される
    位置を一致させる第3の表示制御部をさらに備えること
    を特徴とする請求項9〜21のいずれか1項に記載の出
    力制御装置。
  23. 【請求項23】 前記表示書式は、文字サイズ、文字間
    隔、行間隔、または改行位置であることを特徴とする請
    求項21または22に記載の出力制御装置。
  24. 【請求項24】 ハイパーリンクの表示される位置が、
    変換前の文書データを表示する画面と変換後の文書デー
    タを表示する画面とで異なる場合、文書データを画面上
    でスクロールさせることにより、ハイパーリンクの表示
    される位置を一致させる第4の表示制御手部をさらに備
    えることを特徴とする請求項9〜23のいずれか1項に
    記載の出力制御装置。
  25. 【請求項25】 ハイパーリンクの参照記録表示を、参
    照先が一致するハイパーリンクを有する他の画面上にも
    表示させる第5の表示制御部をさらに備えることを特徴
    とする請求項9〜24のいずれか1項に記載の出力制御
    装置。
  26. 【請求項26】 参照されたハイパーリンクの表示方法
    が、参照されていないハイパーリンクの表示方法と異な
    るように制御する第6の表示制御部をさらに備えること
    を特徴とする請求項9〜25のいずれか1項に記載の出
    力制御装置。
  27. 【請求項27】 変換前と変換後のデータ量に対応させ
    て、画面の大きさを制御する画面制御部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項9〜26のいずれか1項に記載
    の出力制御装置。
  28. 【請求項28】 ハイパーリンクの参照元の文書の変換
    結果に対応させて、ハイパーリンクの参照先の文書を変
    換してから、ハイパー文書を表示させることを特徴とす
    る出力制御方法。
  29. 【請求項29】 第1のデータ種別に属する第1のデー
    タを第1の表示領域に表示するステップと、 第2のデータ種別に属する第2のデータを第2の表示領
    域に表示するステップと、 前記第1のデータと関連している第3のデータを前記第
    2の表示領域で表示させる場合、前記第3のデータを前
    記第2のデータ種別に変換するステップとを備えること
    を特徴とする出力制御方法。
  30. 【請求項30】 第1のデータ種別に属する第1のデー
    タと、第2のデータ種別に属する第2のデータとを対応
    させて出力させるステップと、 前記第1のデータのリンク構造を前記第2のデータに埋
    め込むステップと、 前記第2のデータに埋め込まれたリンク構造が呼び出さ
    れる場合、前記リンク構造により参照される第3のデー
    タを前記第2のデータ種別に変換するステップとを備え
    ることを特徴とする出力制御方法。
  31. 【請求項31】 データ変換を行う際の処理種別情報を
    取得する機能と、 変換対象となるデータと関連付けられた関連情報を取得
    する機能と、 前記処理種別情報に基づいて、前記関連情報を変換する
    機能と、 前記関連情報の変換結果の出力を制御する機能とをコン
    ピュータで実行させるプログラムを格納したコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体。
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