JP3377942B2 - 電子辞書検索装置および電子辞書検索装置制御用プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

電子辞書検索装置および電子辞書検索装置制御用プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体

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JP3377942B2
JP3377942B2 JP00316998A JP316998A JP3377942B2 JP 3377942 B2 JP3377942 B2 JP 3377942B2 JP 00316998 A JP00316998 A JP 00316998A JP 316998 A JP316998 A JP 316998A JP 3377942 B2 JP3377942 B2 JP 3377942B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子辞書を備えた
ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、情報端末
等に適用され、画面上に表示された入力文に対して翻訳
する際に電子辞書の単語を検索する電子辞書検索装置及
び電子辞書検索装置制御プログラムを記憶した媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自国語の文章から他国語
の文章、あるいは他国語の文章から自国語の文章に翻訳
する場合、市販されている一般の機械翻訳ソフトが利用
されているが、一般の機械翻訳ソフトによる翻訳精度は
あまり高くないので機械翻訳結果に満足できない場合が
多い。一方、機械翻訳ソフトを起動するパーソナルコン
ピュータは、市販の電子辞書(書籍版辞書)も起動する
ことができるので、機械翻訳結果に満足できない場合、
もしくは、さらに関連する訳語を電子辞書で確認したい
場合、機械翻訳時に入力した文章について電子辞書が引
けるようになっているが、辞書引きの操作性がよくなか
った。
【0003】この問題を改善する技術として、特開平8
−329059号公報によれば、ある言語で記述された
電子化テキスト(原文))を、単語辞書引きしたり、機
械翻訳したり、慣用表現引きする際に行う一連の参照行
為を、統一的な操作手順で行うことができる汎用参照装
置が提案されている。
【0004】また、目的とする情報を簡単に取り出すこ
とができるばかりでなく、関連のある情報を漏れなく取
り出す技術として、特開平4−178767号公報によ
れば、辞書検索のキーとなる単語を入力すると共に検索
情報を絞り込む文字列を指定し、これを形態素解析して
辞書の語釈部もしくは用例部に含まれている文字列のみ
を表示する電子化辞書検索方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−329059号公報では、例えば、電子辞書を辞書
引きする場合、送り仮名表記やカタカナ表記の違い等に
より見出しが異なると辞書引きができない。また、機械
翻訳で用いられる形態素解析では、構文や意味まで解析
していないので、文節の区切位置や単語に曖昧性があ
る。このため辞書引きができない。
【0006】また、機械翻訳で用いられる形態素解析用
辞書は、長い句、節、文の範囲で翻訳しないとうまく訳
せないときは、その範囲がそのまま見出しとして指定さ
れているため辞書引きができない。また、特開平4−1
78767号公報では、検索キーと情報絞り込み文字列
を区別する必要があり、電子辞書の内容をより見やすく
なるよう構成されていない等の問題がある。
【0007】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
のであり、例えば、入力した文章の文字列が送り仮名、
表記等の違いにより電子辞書の見出しと異なっても、文
章を形態素解析した文字列とその文字列に関連する異な
る表記すべてを電子辞書の見出しとして取得し、かつ活
用語は基本形に補正することにより、文章を入力するだ
けで高い確率で電子辞書の検索ができる電子辞書検索装
置及び電子辞書検索装置制御プログラムを記憶した媒体
電子辞書検索装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、見出しとそれ
に対応する候補を記憶した電子辞書と、文章を入力し辞
書検索の指示をする入力部と、前記入力部により入力さ
れた文章を形態素解析用辞書に基づいて形態素解析する
形態素解析部と、前記形態素解析部により形態素解析さ
れた文字列とその文字列の異表記文字列を見出しとして
取得しかつ取得した見出しの活用語は基本形に補正し
見出し記憶部に格納する見出し取得部と、前記見出し記
憶部に格納された見出しに対応する候補を前記電子辞書
から検索する辞書検索部と、前記入力部により入力され
た文章と、前記辞書検索部により検索された候補を表示
する表示部とを備え、前記見出し取得部は、前記形態素
解析部により形態素解析された文字列に複数の区切り位
置がある場合、その複数の区切り位置により区切られた
文字列のすべてを前記電子辞書の見出しとして取得して
前記見出し記憶部に格納することを特徴とする電子辞書
検索装置である。
【0009】なお、本発明において、電子辞書、形態素
解析用辞書、形態素解析部、見出し記憶部、見出し取得
部、及び辞書検索部は、CPU、ROM、RAM、I/
Oポートからなるマイクロコンピュータで構成される。
特に、電子辞書、形態素解析用辞書は、この中のRO
M、またはEEPROM、フロッピーディスク、CD−
ROM、MD等の記憶装置で構成される。見出し記憶部
は、この中のRAM、またはEEPROMで構成され
る。入力部は、キーボード、ポインティグデバイス、O
CR等で構成される。表示部は、LCD(液晶ディスプ
レイ)装置、PD(プラズマディスプレイ)装置等で構
成される。
【0010】本発明によれば、入力した文章の文字列が
送り仮名、表記等の違いにより電子辞書の見出しと異な
っても、入力文章を形態素解析した文字列とその文字列
に関連する異なる表記すべてを見出しとして取得し、か
つ活用語は基本形に補正するので、文章を入力するだけ
で高い確率で電子辞書の検索ができる。また、前記見出
し取得部は、前記形態素解析部により形態素解析された
文字列に複数の区切り位置がある場合、その複数の区切
り位置により区切られた文字列のすべてを前記電子辞書
の見出しとして取得して前記見出し記憶部に格納するよ
う構成するので、入力された文章に曖昧性がある見出し
が存在しても、複数の区切り位置で文字列を切り出して
そのすべてを見出しにするので、高い確率で電子辞書の
検索ができる。
【0011】前記見出し取得部は、前記形態素解析部に
より形態素解析された文字列に関連する異なる表記のう
ち前記電子辞書に記憶された見出しと一致する表記に前
記電子辞書の検索が可能であることを示す辞書検索可能
マークを付与して前記見出し記憶部に格納するよう構成
してもよい。
【0012】前記構成によれば、文章を入力するだけ
で、辞書検索可能な見出しが抽出され、さらに辞書検索
可能マークが付与されるので、簡単に見出しを確認にし
て電子辞書を検索することができる。
【0013】
【0014】
【0015】前記電子辞書に記憶された複数の見出しを
組にした複合語を予め記憶した複合見出し対応テーブル
をさらに備え、前記見出し取得部は、前記複合見出し対
応テーブルを検索して前記形態素解析部により形態素解
析された文字列に前記複合語がある場合、前記複合語を
構成している見出しを前記電子辞書の見出しとして取得
して前記見出し記憶部に格納するよう構成してもよい。
なお、複合見出し対応テーブルは、ROM、またはEE
PROM、フロッピーディスク、CD−ROM、MD等
の記憶装置で構成される。
【0016】前記構成によれば、形態素解析された文字
列に電子辞書にない複合語が含まれても複合語を構成す
るそれぞれの単語を見出しとして電子辞書を検索するこ
とができる。
【0017】前記電子辞書の見出しを主キーとし、その
見出しに対応する候補に含まれる語句を副キーとして
予め主キーと副キーとを対応付けて記憶した副キーテー
ブルと、前記見出し取得部に格納された見出しを主キー
とし、該主キーに対応する副キーを前記副キーテーブル
から検索する副キーテーブル検索部と、前記副キーテー
ブル検索部により検索された副キーと前記見出し記憶部
に格納されている検索した主キー以外の他の見出しとが
一致するか比較する副キーテーブル比較部と、前記副キ
ーテーブル比較部により一致するとされた場合、前記辞
書検索部により検索された候補の中で前記副キーを含む
範囲が画面の所定箇所に位置するように当該候補を表示
する副キー表示処理部とをさらに備えてもよい。なお、
副キーテーブルは、ROM、またはEEPROM、フロ
ッピーディスク、CD−ROM、MD等の記憶装置で構
成される。副キーテーブル検索部、表示処理部は、CP
U、ROM、RAM、I/Oポートからなるマイクロコ
ンピュータで構成される。
【0018】前記構成によれば、入力した文章の中から
主キー(見出し)に関連する副キー(用例語句)を抽出
して電子辞書の見出しと用例語句を表示するので、電子
辞書の候補と参考箇所をより早く検索することができ
る。
【0019】前記副キー表示処理部により表示される
補の中に、前記副キーテーブル検索部により検索された
副キーが複数含まれる場合、その一つを指示する副キー
指示部をさらに備え、前記副キー表示処理部は、前記副
キー指示部により指示された副キーを含む範囲が画面の
所定箇所に位置するように当該候補を表示する構成にし
てもよい。なお、副キー指示部、キーボード、ポインテ
ィングデバイスで構成される。
【0020】前記構成によれば、副キーを指示して所定
箇所に表示するので、辞書検索する副キーが確認しやす
くなる。
【0021】前記電子辞書の見出しを主キーとし、その
見出しに対応する候補に含まれる語句を副キーとして、
予め主キーと副キーとを対応付けて記憶した副キーテー
ブルと、前記見出し取得部に格納された見出しを主キー
とし、該主キーに対応する副キーを前記副キーテーブル
から検索する副キーテーブル検索部と、前記副キーテー
ブル検索部により検索された副キーと前記見出し記憶部
に格納されている検索した主キー以外の他の見出しとが
一致するか比較する副キーテーブル比較部と、前記副キ
ーテーブル比較部により一致するとされた場合、前記辞
書検索部により検索された候補の中で前記副キーが他の
文字列と識別可能となるように当該候補を表示する副キ
ー表示処理部とをさらに備えてもよい。前記構成によれ
ば、副キーが他の文字列と識別可能に表示されるので、
より早く参考箇所を見つけることができる
【0022】前記電子辞書の見出しを主キーとし、その
見出しに対応する候補に含まれる語句を副キーとして、
予め主キーと副キーとを対応付けて記憶した副キーテー
ブルと、前記見出し取得部に格納された見出しを主キー
とし、該主キーに対応する副キーを前記副キーテーブル
から検索する副キーテーブル検索部と、前記副キーテー
ブル検索部により検索された副キーと前記見出し記憶部
に格納されている検索した主キー以外の他の見出しとが
一致するか比較する副キーテーブル比較部と、前記副キ
ーテーブル比較部により一致するとされた場合、前記辞
書検索部により検索された候補の中で前記副キーを含む
範囲はすべて表示し、前記副キーが含まれない範囲はそ
の概要のみを表示する副キー表示処理部とをさらに備え
てもよい。前記構成によれば、副キーが含まれる範囲が
すべて表示されるので、より早く参考箇所を見つけるこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の態様】以下、図に示す実施例に基づいて
本発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限定さ
れるものではない。
【0024】図1は本実施例の電子辞書検索装置の構成
を示すブロック図である。図1において、1はペン、マ
ウス等からなるポインティングデバイス、キーボード、
OCR等で構成される入力部を示す。2は入力文章を形
態素解析用辞書に基づいて形態素解析する形態素解析部
を示す。3は形態素解析部2により形態素解析された文
字列を見出しとして取得する見出し取得部を示す。4は
電子辞書を検索して、見出し取得部3により取得された
見出しに対応する候補に変換する辞書検索部を示す。5
は電子辞書の見出しその用例語句を画面の所定箇所に表
示する表示処理部を示す。6はLCD(液晶ディスプレ
イ)、PD(プラズマ・ディスプレイ)等で構成される
表示部を示す。
【0025】7は形態素解析する手順及び文法を含む形
態素解析用辞書を示す。8は見出し取得部3により取得
された見出しを格納する形態素解析結果バッファを示
し、見出し記憶部としても機能する。9は入力文章を構
文解析用辞書に基づいて構文解析する構文解析部を示
す。10は構文解析する手順及び文法を含む構文解析用
辞書を示す。11は構文解析部9により構文解析された
入力文章を翻訳用辞書に基づいて翻訳する翻訳部を示
す。
【0026】12は翻訳する単語データ、手順及び文法
を含む翻訳用辞書を示す。13は複合見出し対応テーブ
ル、14は見出しとそれに対応する候補を記憶した電子
辞書、15は電子辞書の見出しを主キーとしその用例語
句を副キーとして予め主キーと副キーを記憶した副キー
テーブルを示す。16は検索された副キーを指示する特
殊カーソルキーを示し、副キー指示部として機能する。
【0027】形態素解析部2、見出し取得部3、辞書検
索部4、表示処理部5、構文解析部9、翻訳部11は、
主として、マイクロコンピュータのCPU、制御プログ
ラムで構成される。形態素解析用辞書7、形態素解析結
果バッファ8、翻訳用辞書12、複合見出し対応テーブ
ル13、電子辞書14、副キーテーブル15は、RO
M、EEPROM、フロッピーディスク、ハードディス
ク、CD−ROM、MD等で構成される。
【0028】図1において、点線ブロックで示される、
構文解析部9、構文解析用辞書10、翻訳部11、翻訳
用辞書12は、機械翻訳を実行するための構成であり、
本発明に必須ではないのでなくてもよい。17はCD−
ROM、ICカード、MD、フロッピーディスクなどで
構成される外部記憶媒体を示し、記憶媒体17は、形態
素解析プログラム、辞書検索プログラム、構文解析プロ
グラム、翻訳プログラム、表示処理プログラム及び各種
データを記憶している。
【0029】18は記憶媒体17に記憶された各プログ
ラム及び各種データを読み取って、形態素解析部2、辞
書検索部4、表示処理部5、構文解析部9、翻訳部11
にインストールする媒体読取装置を示す。19はCP
U、ROM、RAM、I/Oポートからなるマイクロコ
ンピュータで構成される制御部を示し、制御部19は、
バス20を介して装置全体を制御する。20は制御部1
9によりアドレス、各種データを転送するバスを示す。
【0030】図1において、本発明別の観点からみれ
コンピュータを、見出しとそれに対応する候補を記
憶した電子辞書手段、文章を入力し辞書検索の指示をす
る入力手段、前記入力手段により入力された文章を形態
素解析用辞書に基づいて形態素解析する形態素解析手
段、前記形態素解析手段により形態素解析された文字列
に複数の区切り位置がある場合、その複数の区切り位置
により区切られた文字列のすべてとその文字列の異表記
文字列とを見出しとして取得しかつ取得した見出しの活
用語は基本形に補正して見出し記憶部に格納する見出し
取得手段、前記見出し記憶部に格納された見出しに対応
する候補を前記電子辞書手段から検索する辞書検索手
段、前記入力手段により入力された文章と、前記辞書検
索手段により検索された候補を表示する表示手段、とし
て機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読取可能な記憶媒体として提供することができる。
【0031】図19は本実施例による見出し取得部の一
構成を示すブロック図である。図19に示すように、見
出し取得部3は、見出し記憶部301、見出し検索部3
02、全異表記取得部303、異表記取得部304、全
形態素解析結果取得部305、複合見出し対応テーブル
検索部306、複合見出し対応テーブル13の見出しを
取得する複合見出し取得部307とから構成されてい
る。特に、見出し記憶部301はRAM、EEPROM
で構成される。
【0032】図20は本実施例による表示処理部の一構
成を示すブロック図である。図20に示すように、表示
処理部5は、副キーテーブル検索部501、入力文字列
取得部502、副キーテーブル比較部503、副キー表
示処理部504、特徴表示処理部505、概要表示処理
部506とから構成される。
【0033】図2は本実施例による翻訳処理/辞書引き
処理の手順を示すメインフローチャートである。図2に
おいて、自国語である日本語文から他国語である英語文
に翻訳する場合の翻訳処理/辞書引き処理について説明
する。 ステップS1:入力部1で、ユーザが英文に翻訳したい
日本語文を入力する。入力方法は、かな漢字変換、文字
認識、カットアンドペーストなど、どんな方法でもよ
い。 ステップS2:形態素解析部2は、ステップS1で入力
された日本語文を、形態素解析辞書/文法テーブル7に
基づいて形態素解析し、日本語文から単語を切り出す。
ここでは、形態素解析のアルゴリズムは特に問題としな
い。
【0034】図10は本実施例による日英機械翻訳処理
の手順を示す説明図である。図10に示すように、形態
素解析部2に節、句、単語を含む文が入力されと、形態
素解析部2は、単語(複合語等も含まれる)の文字列、
その品詞及び文節の区切り位置等について形態素解析す
る。
【0035】例えば、入力文「ある生徒が学校へ行っ
た」から、「ある」、「生徒」、「が」、「学校」、
「へ」、「行っ」、「た」の単語分ち結果と、その品詞
情報が得られる。形態素解析部2は、活用語は終止形
で、異表記のある単語は、異表記データを形態素解析結
果バッファ8に格納して、辞書引き処理に用いる。例え
ば、上記表記データ「行っ」の場合は、終止形の表記デ
ータ「行く」を記憶しておく。「ある」、「生徒が」、
「学校へ」、「行った」の文節分ち結果も得られるが、
辞書引き処理には、この文節情報は必要ない。
【0036】図11は本実施例による形態素解析結果バ
ッファに格納された異表記データと辞書引き用表記マー
クの一例を示す図である。図11に示すように、異表記
データについては、「打合わせ」なら、「打合せ」、
「打ち合せ」、「打合わせ」、「打ち合わせ」を記憶し
ておく。図11に示す「黒丸」は、辞書引き用表記マー
クであり、異表記データのうち、辞書引きができる異表
記データを示している。このマークは、電子辞書14の
辞書引きできる表記データを予め調べて付加される。も
っとも、電子辞書14の辞書引きできる表記データ以外
は、このマークは不要なので、付加する必要はない。つ
まり、辞書引き用表記マークのついた表記データのみ格
納してもよい。
【0037】ステップS3:機械翻訳を行うか、電子辞
書14の辞書引きを行うかを決める。機械翻訳を行う場
合、ステップS4へ、電子辞書14の辞書引きを行う場
合、ステップS8へ進む。本実施例では、機械翻訳処理
のステップS4、ステップS5は、本質ではないので、
簡単に説明する。 ステップS4:構文解析部9は、ステップS3の処理で
得られた形態素解析結果から、構文解析用辞書/文法テ
ーブル10により入力文を木構造に構文解析する。本実
施例では、機械翻訳の構文解析アルゴリズムについて
は、特に問題としない。
【0038】図10に示すように、構文解析部9による
構文解析結果は、「ある」が「生徒が」に係り、「生徒
が」と「学校へ」が「行った」に係わっていることを示
す。これで、入力文の係り受け関係が分る。 ステップS5:翻訳部11は、ステップS4の処理で得
られた構文解析結果から、翻訳用辞書12により英語句
の木構造に変換し(図10の変換結果)、これから英文
を作成する(図10の翻訳結果)。これが、翻訳結果で
ある。本実施例では、翻訳アルゴリズムについては、特
に問題としない。
【0039】ステップS6:表示部6に機械翻訳結果、
電子辞書14の辞書引き結果を表示する。 ステップS7:次の入力文の機械翻訳処理、辞書引き処
理を行う場合、ステップS1の処理に戻る。そうでない
場合は終了とする。 ステップS8:ステップS2の形態素解析結果の単語の
文字列(活用形は終止形にした文字列)を見出しとして
電子辞書14の辞書引きを行う。これについては、図3
〜図9のサブフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0040】図3は本実施例による辞書引き処理(1)
の手順を示すフローチャートである。図3において、 ステップS31:見出し取得部3の見出し検索部302
により、ステップS2の処理で形態素解析結果バッファ
に格納した検索文字列を検索し見出し(活用形場合、終
止形の見出し、活用形でない場合は、形態素解析結果の
ままの見出し)を得る。
【0041】図12は本実施例による入力文とその辞書
見出しの一例を示す図である。図12に示すように、入
力文「打合わせで決った事項」の単語分ち結果は、「打
合わせ」、「で」、「決っ」、「た」、「事項」であ
り、活用形の文字列「決っ」の終止形は「決る」であ
る。(これは、ステップS2において、形態素解析用辞
書7により、文字列「決っ」を引いたとき、この文字列
は、動詞であり、五段活用の連用形であり、終止形は
「決る」であるとわかる。)
【0042】ステップS32:ステップS31で得た検
索文字列を見出し記憶部301に格納する。よって、入
力文「打合わせで決った事項」は、「打合わせ」、
「で」、「決る」、「た」、「事項」の各文字列として
格納される。 ステップS33:見出し取得部3の全異表記取得部30
3により、ステップS2の処理で得られた形態素解析結
果よりすべての異表記を含む辞書検索用表記(見出し)
を得る。図11に示すように、「打合わせ」から、さら
に「打合せ」、「打ち合せ」、「打ち合わせ」を得る。
【0043】ステップS34:ステップS33の処理で
得た文字列も見出し記憶部301に格納される。ただ
し、ステップS32で格納したものと同じ語は省く。図
12の例では、入力文「打合わせで決った事項」から、
「打合わせ」、「打合せ」、「打ち合せ」、「打ち合わ
せ」、「で」、「決る」、「た」、「事項」の各文字列
が格納される。
【0044】ステップS35:辞書検索部4において、
見出し記憶部301に格納された文字列(図12の入力
文の場合、「打合わせ」、「打合せ」、「打ち合せ」、
「打ち合わせ」、「で」、「決る」、「た」、「事
項」)を見出しとして電子辞書14を検索する。図2の
フローチャートのステップS6に移行する。
【0045】ステップS6の表示処理は、検索できたす
べての文字列を表示してもよいし、検索できたある語を
ポインティングデバイスのクリックなどで指示された語
の内容のみ表示してもよい。「打合わせ」に関しては、
「打ち合わせ」が電子辞書の見出しにあるとすると、
「打ち合わせ」、「で」、「決る」、「た」、「事項」
のうち、いずれか1つもしくは複数をユーザに選択させ
る。
【0046】前記処理によれば、文章を入力しただけ
で、その文章を形態素解析して文字列を切出し、活用語
(変化形)は終止形(原形、基本形)に補正するだけで
なく、電子辞書の見出し表記と異なっても、入力文に含
まれている単語すべてを電子辞書の見出しとするため、
例えば、ユーザーは、外国語を作成する場合、書きたい
文を自国語で作成するだけで、自国語−他国語の辞書
(和英辞典)を検索するので、辞書引きに手間がかから
ず、他国語文の作文に専念できる。
【0047】図4は本実施例による辞書引き処理(2)
の手順を示すフローチャートである。図4において、 ステップS41:ステップS31の処理と同様である。 ステップS42:ステップS41の処理で得られた文字
列を見出し記憶部301に格納する。ただし、異表記を
含む文字列は格納しない(ステップS43、ステップS
44の処理に任せる。) つまり、図12の例では、入力文「打合わせで決った事
項」で、見出し記憶部301に格納される文字列は
「で」、「決る」、「た」、「事項」である。
【0048】ステップS43:見出し取得部3の異表記
取得部304により、ステップS2の処理で得られた形
態素解析結果より、異表記を含まない辞書検索用表記
(見出し)を得る。図12の例では、図11より、入力
文字列「打合わせ」の辞書検索用表記は「打ち合わせ」
である。
【0049】ステップS44:ステップS43の処理で
得られた文字列を見出し記憶部301に格納する。図1
2の例では、ステップS42とステップS44の結果、
格納される文字列は、図12の辞書見出しに示したよう
に、「打ち合わせ」、「で」、「決る」、「た」、「事
項」である。 ステップS45:ステップS35の処理と同様である。
【0050】図11のように、予め、電子辞書の見出し
の表記がどれであるかチェックしておき、記憶しておく
ことにより(●で示す)、電子辞書が検索できる。つま
り、図12記述の語が辞書見出しとなる。また、上記辞
書引きの前処理として行う形態素解析部は機械翻訳と兼
用するため、効率的であり、さらに、機械翻訳の結果と
辞書引きの結果両方を参考にして他国語文を作成でき
る。
【0051】図5は本実施例による辞書引き処理(3)
の手順を示すフローチャートである。 ステップS51:ステップS31の処理と同様である。 ステップS52:ステップS32の処理と同様である。 ステップS53:全形態素解析結果取得部305によ
り、ステップS2の処理で形態素解析結果バッファに格
納した文字列から1位以下の見出し(分ち位置の異なる
見出し)を基本形で得る。ステップS2の形態素解析処
理で、複数の見出しを検索するアルゴリズム(広く機械
翻訳で用いられるアルゴリズム)を用いたものとする。
【0052】図13は本実施例による入力文とその形態
素解析結果の一例を示す図である。図13の場合は、
「今日本」の文字列部分に分ち処理の曖昧性があり、
「今日」、「本」と「今」、「日本」の2通りが考えら
れる。このとき、「今」、「日本」が第1見出し候補だ
とすると、第2見出し候補の「今日」、「本」を得る。 ステップS54:ステップS53の処理で得られた文字
列を見出し記憶部301に格納する。図13の例では、
ステップS52とステップS54の結果、格納される文
字列は、「今」、「日本」、「今日」、「本」、
「を」、「読む」である。
【0053】 ステップS55:ステップS35の処理と同様である。 ステップS56:辞書検索できた文字列は、その文字列
を表示部6に表示する。図13の入力文「今日本を読
む」の場合は、「今」、「日本」、「今日」、「本」、
「を」、「読む」を表示する。 ステップS57:ユーザーが辞書引きしたい見出しをカ
ーソルキー、マウスなどで選択する。選択された見出し
の辞書引き結果をステップS6で表示部6に表示する。
【0054】辞書引き処理(3)によれば、入力された
文の単語切出しに曖昧性があっても、入力文に含まれて
いる単語すべて(ただし、電子辞書の見出しにない表記
は除かれる)を電子辞書で検索するため、外国語を作成
するユーザーは、書きたい文章を自国語で作成するだけ
でよい。
【0055】図6は本実施例による辞書引き処理(4)
の手順を示すフローチャートである。図6の例では、予
め、形態素解析用辞書7の見出しと電子辞書14との見
出しを調べ、形態素解析用辞書7の見出しがそのままで
電子辞書14になく、かつ、形態素解析用辞書7の一部
または全部が、電子辞書14の1個以上の見出しで構成
されるとき、形態素解析用辞書7の見出しと1個以上の
電子辞書14の見出しとを対にして記憶した複合見出し
対応テーブル13を用意しておく。
【0056】図14は本実施例による複合見出し対応テ
ーブルに格納された複合見出しの一例を示す図である。
図14の例では、複合見出し「構文解析」は、機械翻訳
では1語と扱い、「parser」と訳すことが多い。(機械
翻訳用の辞書は、精度を向上させるため長い単位での登
録が比較的多い。)しかし、一般の和英辞典では、1語
としては、引けず、「構文」(「syntax」)と「解析」
(「analysis」)と引くことができる。これは、ステッ
プS2の形態素解析結果は「構文解析」であるが、電子
辞書14を引くのは、「構文」、「解析」で行う、とい
うことである。
【0057】ステップS61:ステップS31と同様で
ある。 ステップS62:ステップS32と同様である。 ステップS63:見出し取得部3の複合見出し対応テー
ブル検索部306により、ステップS61で得られた文
字列で複合見出し対応テーブル13を検索する。
【0058】ステップS64:ステップS63で検索し
た見出しは、見出し取得部3の複合見出し取得部307
により複合見出し対応テーブル13から対応する見出し
を得る。例えば、ステップS2の形態素解析結果に「構
文解析」とあった場合、図14の複合見出し対応テーブ
ルでは、電子辞書14の見出しは、「構文」と「解析」
である。
【0059】ステップS65:ステップS64で得た文
字列を見出し記憶部301に格納すると共に、元の複合
語を消去する。例えば、ステップS2の形態素解析結果
に「構文解析」とあった場合、ステップS62で「構文
解析」が見出し列記憶部301に格納されているが、こ
の「構文解析」では電子辞書14を引けないため見出し
列記憶部301から消去し、代りに「構文」と「解析」
を格納する。 ステップS66:ステップS35と同様である。
【0060】辞書引き処理(4)によれば、形態素解析
結果、切出した語が、電子辞書にないような複合語であ
っても、複合語を構成する単語に解析して辞書引きする
ため、外国語を作成するユーザは、書きたい文を自国語
で作成するだけでよい。
【0061】図7は本実施例による辞書引き処理(5)
の手順を示すフローチャートである。 ステップS71:ステップS31の処理と同様である。 ステップS72:ステップS32の処理と同様である。
【0062】 ステップS73:ステップS72の処理で見出し記憶部
301に格納した文字列を順に主キーとする。すべての
文字列を主キーとした時は、終了し、そうでない時は、
次の文字列を主キーとする。 ステップS74:ステップS35と同様、辞書検索部4
において、主キーで電子辞書1を検索する。 ステップS75:副キーテーブル検索部501におい
て、主キーで副キーテーブル15を検索する。
【0063】図15は本実施例による副キーテーブルに
格納された主キーと副キーの一例を示す図である。図1
5の場合、主キーが「頭」の時、副キー候補は「固
い」、「来る」、「使う」、「低い」である。 ステップS76:入力文字列からの文字列取得部502
において、ステップS72で見出し記憶部301に格納
した見出しから、現在、主キーとしている文字列以外の
文字列を得る。もしくは、入力文字列中での主キーとの
距離がn単語以内に存在する文字列を得る。
【0064】「固い頭の男がいる」という入力文で、主
キーが「頭」、主キーと副キーとの条件が「中1単語ま
で」であれば、得られる文字列は隣接した「固い」と、
助詞「の」、および「の」1語を挟んだ「男」である。 ステップS77:副キーテーブル比較部503におい
て、ステップS75で副キーテーブル15から得た副キ
ー候補と、ステップS76で得た文字列を比較する。一
致している文字列があった場合は、それを副キーとす
る。例の場合、「固い」が副キーである。
【0065】 ステップS78:主キーで検索した電子辞書14の記述
内容のうち副見出し、または用例から、副キーの位置を
探す。探し方は、主キーで検索した電子辞書14の記述
内容の見出し、または用例を1文字ずつずらして文字列
を比較しながら、単純に探す方法でよい。副キーテーブ
ルを拡張して、副キーの、主キーの辞書内容における出
現場所(n行目、等)を記憶してもよい。 ステップS79:副キー表示処理部504で、主キーで
検索した電子辞書14の記述内容のうち、副キーと一致
している文字列を含む副見出し、または、副キーと一致
している文字列を含む用例のある項目を画面先頭、もし
くは、画面中心に表示する処理を行う。
【0066】図16は本実施例による辞書引き処理
(5)の一画面例を示す図である。図16の例では、主
キー「頭」、副キー「固い」のとき、副見出しである
「頭が固い」の部分を画面(ウインドウ)先頭に表示し
ている例である。画面中心もしくは画面先頭に表示する
と共に、他のサブ見出しは、その見出し部のみ、他の語
義項目は、その語釈部のみ表示する。もっとも、画面中
心もしくは画面先頭に表示することをせず、他の副見出
しは、その見出し部のみ、他の語義項目は、その語釈部
のみ表示するようにしてもよい(図8参照)。
【0067】このステップでは、表示イメージを作るの
みで、表示そのものは、ステップS6で表示部6により
行う。ステップS73へ戻る。
【0068】辞書引き処理(5)によれば、入力した文
中に出現した単語を単に辞書引きするのみでなく、その
前後の単語により、電子辞書の見出しの記述内容のう
ち、最も参考になる箇所を最初に表示するので、より早
く参考箇所を見つけることができる。
【0069】図8は本実施例による辞書引き処理(6)
の手順を示すフローチャートである。ステップS79の
部分に該当する。 ステップS81:ステップS79で示した内容と同じ処
理をする。この実施例では、画面中心もしくは画面先頭
に表示すると共に、他の副見出しは、その見出し部の
み、他の語義項目は、その語釈部のみ表示する。もっと
も、画面中心もしくは画面先頭に表示することをせず、
他の副見出しは、その見出し部のみ、他の語義項目は、
その語釈部のみ表示するようにしてもよい。
【0070】図18は本実施例による辞書引き処理
(6)の一画面例を示す図である。図18の例では、主
キー「頭」、副キー「低い」の例である。1つ目の副キ
ーの出現場所は、語義[I]の用例である。従って、
語義[I]は、記述内容すべて表示し、他の語義
[I]と[II]は、語釈部(丸括弧の中)の
み、副見出しの慣用句は、見出し部のみ表示する。
【0071】ステップS6:ステップS81で準備した
内容を表示部6に表示する。 ステップS82:特殊カーソルキー16のどれが押され
たかをチェックする。次キーならステップS83へ、前
キーならステップS84へ、先頭キーならステップS8
5へ進む。
【0072】ステップS83:次の副キー出現場所を画
面中心もしくは画面先頭にする。もし、副キーの出現場
所がもうなければ、警告を出す。この実施例の場合は、
ステップS81同様の処理を行う。図18では、2つ目
の出現場所は、副見出しである「頭が低い」である。従
って、サブ見出し「頭が低い」の内容は、すべて表示
し、他の副見出し「頭が固い」、「頭が切れる」、「頭
を冷やす」及び、語義[I]と[II]は、概
要のみ(語義項目は語釈部、副見出しは見出し部)表示
する(図18では、この状態は示さず)。
【0073】ステップS84:前の副キー出現場所を画
面中心もしくは画面先頭にする。もし、副キー出現場所
がもうなければ、警告を出す。この実施例では、ステッ
プS81同様の処理を行う。 ステップS85:主キーの辞書記述内容の先頭にする。
すべて、概要表示でもよいし、すべてフル表示でもよ
い。
【0074】辞書引き処理(6)によれば、入力した文
中に出現した単語を単に辞書引きするのみでなく、その
前後の単語により、電子辞書の該当見出しの記述内容の
うち、最も参考になる箇所を最初に表示したり、該当箇
所以外は、概要表示するので、より早く参考箇所を見つ
けることができる。
【0075】図9は本実施例による辞書引き処理(7)
の手順を示すサブフローチャートである。図7のステッ
プS79がステップS91に置き換わる。 ステップS91:主キーの辞書内容のうち、副キーと一
致している文字列を図17のように、色、アンダーライ
ン、囲みなどで特徴表示する。
【0076】辞書引き処理(7)によれば、入力した文
中に出現した単語を単に辞書引きするのみでなく、その
前後の単語により、電子辞書の該当見出しの記述内容の
うち、特徴的な表示をするので、より早く参考箇所を見
つけることができる。
【0077】
【発明の効果】この発明によれば、入力した文章の文字
列が送り仮名、表記等の違いにより電子辞書の見出しと
異なっても、文章を形態素解析した文字列を見出しと
し、文字列に関連する異なる表記すべてを取得し活用語
を基本形に補正するので、文章を入力するだけで高い確
率で電子辞書の検索ができる。例えば、自国語の文章か
ら他国語の文章に翻訳する場合、自国語で書いた文章を
入力するだけで、和英辞典を検索することができるの
で、辞書引きに手間がかからず、訳語を確認しながら他
国語に翻訳することに専念できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子辞書検索装置の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施例による翻訳処理/辞書引き処理の手順
を示すメインフローチャートである。
【図3】本実施例による辞書引き処理(1)の手順を示
すサブフローチャートである。
【図4】本実施例による辞書引き処理(2)の手順を示
すサブフローチャートである。
【図5】本実施例による辞書引き処理(3)の手順を示
すサブフローチャートである。
【図6】本実施例による辞書引き処理(4)の手順を示
すサブフローチャートである。
【図7】本実施例による辞書引き処理(5)の手順を示
すサブフローチャートである。
【図8】本実施例による辞書引き処理(6)の手順を示
すサブフローチャートである。
【図9】本実施例による辞書引き処理(7)の手順を示
すサブフローチャートである。
【図10】本実施例による日英機械翻訳処理の手順を示
す説明図である。
【図11】本実施例による形態素解析用辞書に格納され
た変形表示情報と辞書引き用表記マークの一例を示す図
である。
【図12】本実施例による入力文とその辞書見出しの一
例を示す図である。
【図13】本実施例による入力文とその形態素解析結果
の一例を示す図である。
【図14】本実施例による複合見出し対応テーブルに格
納された複合見出しの一例を示す図である。
【図15】本実施例による副キーテーブルに格納された
主キーと副キーの一例を示す図である。
【図16】本実施例による辞書引き処理(5)の一画面
例を示す図である。
【図17】本実施例による辞書引き処理(7)の一画面
例を示す図である。
【図18】本実施例による辞書引き処理(6)の一画面
例を示す図である。
【図19】本実施例による見出し取得部の一構成を示す
ブロック図である。
【図20】本実施例による表示処理部の一構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 形態素解析部 3 見出し取得部 4 辞書検索部 5 表示処理部 6 表示部 7 形態素解析用辞書 8 解析結果バッファ 9 構文解析部 10 構文解析用辞書 11 翻訳部 12 翻訳用辞書 13 複合見出し対応テーブル 14 電子辞書 15 副キーテーブル 16 特殊カーソルキー 301 見出し記憶部 302 見出し検索部 303 全異表記取得部 304 異表記取得部 305 全形態素解析結果取得部 306 複合見出し対応テーブル検索部 307 複合見出し取得部 501 副キーテーブル検索部 502 入力文字列取得部 503 副キーテーブル比較部 504 副キー表示処理部 505 特徴表示処理部 506 概要表示処理部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見出しとそれに対応する候補を記憶した
    電子辞書と、 文章を入力し辞書検索の指示をする入力部と、 前記入力部により入力された文章を形態素解析用辞書に
    基づいて形態素解析する形態素解析部と、 前記形態素解析部により形態素解析された文字列とその
    文字列の異表記文字列を見出しとして取得しかつ取得し
    た見出しの活用語は基本形に補正して見出し記憶部に格
    納する見出し取得部と、 前記見出し記憶部に格納された見出しに対応する候補を
    前記電子辞書から検索する辞書検索部と、 前記入力部により入力された文章と、前記辞書検索部に
    より検索された候補を表示する表示部とを備え、 前記見出し取得部は、前記形態素解析部により形態素解
    析された文字列に複数の区切り位置がある場合、その複
    数の区切り位置により区切られた文字列のすべてを前記
    電子辞書の見出しとして取得して前記見出し記憶部に格
    納する ことを特徴とする電子辞書検索装置。
  2. 【請求項2】 見出しとそれに対応する候補を記憶した
    電子辞書と、 文章を入力し辞書検索の指示をする入力部と、 前記入力部により入力された文章を形態素解析用辞書に
    基づいて形態素解析する形態素解析部と、 前記形態素解析部により形態素解析された文字列とその
    文字列の異表記文字列を見出しとして取得しかつ取得し
    た見出しの活用語は基本形に補正して見出し記憶部に格
    納する見出し取得部と、 前記見出し記憶部に格納された見出しに対応する候補を
    前記電子辞書から検索する辞書検索部と、 前記入力部により入力された文章と、前記辞書検索部に
    より検索された候補を表示する表示部と、 前記電子辞書に記憶された複数の見出しを組にした複合
    語を予め記憶した複合見出し対応テーブルとを備え、 前記見出し取得部は、前記複合見出し対応テーブルを検
    索して前記形態素解析部により形態素解析された文字列
    に前記複合語がある場合、前記複合語を構成している見
    出しを前記電子辞書の見出しとして取得して前記見出し
    記憶部に格納することを特徴とする電子辞書検索装置。
  3. 【請求項3】 見出しとそれに対応する候補を記憶した
    電子辞書と、 文章を入力し辞書検索の指示をする入力部と、 前記入力部により入力された文章を形態素解析用辞書に
    基づいて形態素解析する形態素解析部と、 前記形態素解析部により形態素解析された文字列とその
    文字列の異表記文字列を見出しとして取得しかつ取得し
    た見出しの活用語は基本形に補正して見出し記憶部に格
    納する見出し取得部と、 前記見出し記憶部に格納された見出しに対応する候補を
    前記電子辞書から検索する辞書検索部と、 前記入力部により入力された文章と、前記辞書検索部に
    より検索された候補を表示する表示部とを備えた電子辞
    書検索装置において、 前記電子辞書の見出しを主キーとし、その見出しに対応
    する候補に含まれる語句を副キーとして、予め主キーと
    副キーとを対応付けて記憶した副キーテーブルと、 前記見出し取得部に格納された見出しを主キーとし、該
    主キーに対応する副キーを前記副キーテーブルから検索
    する副キーテーブル検索部と、 前記副キーテーブル検索部により検索された副キーと前
    記見出し記憶部に格納されている検索した主キー以外の
    他の見出しとが一致するか比較する副キーテーブル比較
    部と、 前記副キーテーブル比較部により一致するとされた場
    合、前記辞書検索部により検索された候補の中で前記副
    キーを含む範囲が画面の所定箇所に位置するように当該
    候補を表示する副キー表示処理部とをさらに備えたこと
    を特徴とする電子辞書検索装置。
  4. 【請求項4】 前記副キー表示処理部により表示される
    候補の中に、前記副キーテーブル検索部により検索され
    た副キーが複数含まれる場合、その一つを指示する副キ
    ー指示部をさらに備え、 前記副キー表示処理部は、前記副キー指示部により指示
    された副キーを含む範囲が画面の所定箇所に位置するよ
    うに当該候補を表示することを特徴とする請求項記載
    の電子辞書検索装置。
  5. 【請求項5】 見出しとそれに対応する候補を記憶した
    電子辞書と、 文章を入力し辞書検索の指示をする入力部と、 前記入力部により入力された文章を形態素解析用辞書に
    基づいて形態素解析する形態素解析部と、 前記形態素解析部により形態素解析された文字列とその
    文字列の異表記文字列を見出しとして取得しかつ取得し
    た見出しの活用語は基本形に補正して見出し記憶部に格
    納する見出し取得部と、 前記見出し記憶部に格納された見出しに対応する候補を
    前記電子辞書から検索する辞書検索部と、 前記入力部により入力された文章と、前記辞書検索部に
    より検索された候補を表示する表示部とを備えた電子辞
    書検索装置において、 前記電子辞書の見出しを主キーとし、その見出しに対応
    する候補に含まれる語句を副キーとして、予め主キーと
    副キーとを対応付けて記憶した副キーテーブルと、 前記見出し取得部に格納された見出しを主キーとし、該
    主キーに対応する副キーを前記副キーテーブルから検索
    する副キーテーブル検索部と、 前記副キーテーブル検索部により検索された副キーと前
    記見出し記憶部に格納されている検索した主キー以外の
    他の見出しとが一致するか比較する副キーテーブル比較
    部と、 前記副キーテーブル比較部により一致するとされた場
    合、前記辞書検索部により検索された候補の中で前記副
    キーが他の文字列と識別可能となるように当該候補を表
    示する副キー表示処理部とをさらに備えたことを特徴と
    る電子辞書検索装置。
  6. 【請求項6】 見出しとそれに対応する候補を記憶した
    電子辞書と、 文章を入力し辞書検索の指示をする入力部と、 前記入力部により入力された文章を形態素解析用辞書に
    基づいて形態素解析する形態素解析部と、 前記形態素解析部により形態素解析された文字列とその
    文字列の異表記文字列を見出しとして取得しかつ取得し
    た見出しの活用語は基本形に補正して見出し記憶部に格
    納する見出し取得部と、 前記見出し記憶部に格納された見出しに対応する候補を
    前記電子辞書から検索する辞書検索部と、 前記入力部により入力された文章と、前記辞書検索部に
    より検索された候補を表示する表示部とを備えた電子辞
    書検索装置において、 前記電子辞書の見出しを主キーとし、その見出しに対応
    する候補に含まれる語句を副キーとして、予め主キーと
    副キーとを対応付けて記憶した副キーテーブルと、 前記見出し取得部に格納された見出しを主キーとし、該
    主キーに対応する副キーを前記副キーテーブルから検索
    する副キーテーブル検索部と、 前記副キーテーブル検索部により検索された副キーと前
    記見出し記憶部に格納されている検索した主キー以外の
    他の見出しとが一致するか比較する副キーテーブル比較
    部と、 前記副キーテーブル比較部により一致するとされた場
    合、前記辞書検索部により検索された候補の中で前記副
    キーを含む範囲はすべて表示し、前記副キーが含まれな
    い範囲はその概要のみを表示する副キー表示処理部とを
    さらに備えたことを特徴とする電子辞書検索装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータを、 見出しとそれに対応する候補を記憶した電子辞書手段、 文章を入力し辞書検索の指示をする入力手段 記入力手段により入力された文章を形態素解析用辞書
    に基づいて形態素解析する形態素解析手段、 前記形態素解析手段により形態素解析された文字列に複
    数の区切り位置がある場合、その複数の区切り位置によ
    り区切られた文字列のすべてとその文字列の異表記文字
    列を見出しとして取得しかつ取得した見出しの活用語は
    基本形に補正して見出し記憶部に格納する見出し取得手
    、 前記見出し記憶部に格納された見出しに対応する候補を
    前記電子辞書手段から検索する辞書検索手段、 前記入力手段により入力された文章と、前記辞書検索手
    段により検索された候補を表示する表示手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読取可能な記憶媒体
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