JPH081184Y2 - デッキサイドパネルの補強構造 - Google Patents

デッキサイドパネルの補強構造

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JPH081184Y2
JPH081184Y2 JP1989067464U JP6746489U JPH081184Y2 JP H081184 Y2 JPH081184 Y2 JP H081184Y2 JP 1989067464 U JP1989067464 U JP 1989067464U JP 6746489 U JP6746489 U JP 6746489U JP H081184 Y2 JPH081184 Y2 JP H081184Y2
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side panel
panel
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案はデッキサイドパネルの補強構造に関する。
b.従来の技術 第10図に示すようなキャブオーバー型車輌において
は、デッキアセンブリaは以下に述べる構造によって車
体に組付けてある。すなわち、第5図は第10図の点線枠
F内を拡大して示す図で、デッキサイドパネルbはデッ
キフロアパネルcに溶接々合してある。デッキサイドパ
ネルbの上縁部には、第8図に示すように断面コ字状の
トップレールdが全長に亘って溶接々合してある。また
該パネルbの前端部には、第9図に示すように第1の補
強部材eが全幅に亘って溶接々合してあり、該部材eの
側端部に第2の補強部材fがアーク溶接によって接合し
てある。なお、該部材fは上端に舌片f1を備えており、
該舌片f1はトップレールdに溶接々合してある。そし
て、第1の補強部材eの孔e1にボルトを挿通してデッキ
サイドパネルbの下部をリアピラーgに固定するととも
に、第7図に示すように第2の補強部材fの舌片f1にジ
ョイント部材hをボルトiで固定し、該部材hを介して
デッキサイドパネルの上部はリアピラーgに結合してあ
る。
c.考案が解決しようとする課題 しかし、上記構造によると、デッキサイドパネルbの
リアピラーgとの結合個所は2個の補強部材e,fで補強
してあるものの、強度的に必ずしも充分ではないという
問題があった。またアーク溶接個処が多く、溶接工数が
かかるという問題があった。
d.課題を解決するための手段 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、リアピラーとの結合個所の強度を向
上させたデッキサイドパネルの補強構造を提供すること
にある。
本考案では、上記目的を達成するために、ジョイント
部材を介してリアピラーにデッキサイドパネルを結合す
るようにしたデッキサイドパネルの補強構造において、
インナパネルとアウタパネルの各一側端部の間に上記デ
ッキサイドパネルの前端部を挟み込んで溶接々合すると
ともに、これらパネルの他の側端部を溶接々合して閉断
面構造の補強メンバーを構成し、上記インナパネル6と
トップレールの交差した箇所にリーンフォースメント7
を配設し、上記ジョイント部材9を断面略クランク形状
に折曲して形成し、上記ジョイント部材9を、上記補強
メンバー4を跨ぐように、上記リーンフォースメント7
および上記リアピラー8に固定した構成としている。
以下、本考案の一実施例を、添付図面を参照しながら
詳細に説明する。
第1図において、1はデッキサイドパネル、2は該パ
ネル1と溶接々合したデッキフロアパネルである。デッ
キサイドパネル1の上部には、第2図に示すように湾曲
部1aが形成してあり、該湾曲部1aの上方に断面コ字状の
トップレール3がスポット溶接で接合してある。4はデ
ッキサイドパネル1の前端部に設けた補強メンバーで、
該メンバー4はアウタパネル5とインナパネル6を接合
して箱状の閉断面構造を形成してある。アウタパネル5
は、両側端部に設けた折曲げ部5a,5bと、下部の2個所
に設けた孔5cとを備えている。またインナパネル6は、
上記デッキサイドパネル1の湾曲部1aと対応する湾曲部
6aと、該湾曲部6aの下方の側端部に設けた折曲げ部6b
と、該折曲げ部6bと対向する側端部の全体に亘って設け
た折曲げ部6cと、上縁の一部に延設したリッド部6dを備
えている。そして、これらパネル5,6の折曲げ部5a,6bの
間にデッキサイドパネル1の前端部1aを挟み込んでスポ
ット溶接で接合するとともに、他の折曲げ部5b,6cもス
ポット溶接で接合してある。この組付状態をみると、ト
ップレール3の前端部は第3図に示すようにインナ・ア
ウタパネル6,5の間に挟み込まれるとともに、補強メン
バー4の上部開口はインナパネル6のリッド部6dで部分
的に覆われている。なお、インナパネル6はアーク溶接
でトップレール3とアウタパネル5に接合してある。ま
た、トップレール3とインナパネル6の交差した個所に
は、第3図に示すようにL字状のリーンフォースメント
7が両者にまたがってアーク溶接で接合してある。そし
て、該リーンフォースメント7に一端をリアピラー8に
結合したジョイント部材9がボルト10で固定してある。
なお、補強メンバー4の下部はアウタパネル5の孔5cに
ボルトを挿通してリアピラー8に固定してある。
本実施例では、アウタ・インナパネル5,6の両側端部
をスポット溶接して閉断面構造の補強メンバー4を構成
してあるので、従来の構造に比べてアーク溶接個所が少
ない。
e.考案の効果 以上説明したように、本考案では、ジョイント部材を
介してリアピラーにデッキサイドパネルを結合するよう
にしたデッキサイドパネルの補強構造において、インナ
パネルとアウタパネルの各一側端部の間に上記デッキサ
イドパネルの前端部を挟み込んで溶接々合するととも
に、これらパネルの他の側端部を溶接々合して閉断面構
造の補強メンバーを構成し、上記インナパネル6とトッ
プレールの交差した箇所にリーンフォースメント7を配
設し、上記ジョイント部材9を断面略クランク形状に折
曲して形成し、上記ジョイント部材9を、上記補強メナ
バー4を跨ぐように、上記リーンフォースメント7およ
び上記リアピラー8に固定した構成としているので、次
のような効果を得ることができる。
すなわち、本考案では、上記ジョイント部材を断面略
クランク形状に折曲して形成しているので、車両の前後
左右方向へのデッキの動きに対して、該ジョイント部材
によって吸収することができる。
また、本考案では、上記デッキサイドパネルの前端部
に閉断面構造の補強メンバーを溶接々合してあるので、
この部分の剛性が向上するとともに、アーク溶接個所が
少なくなり、溶接工数を減らすことができる。
しかも、本考案では、閉断面構造の上記補強メンバー
が上記トップレールの上端より、上記デッキサイドパネ
ルの下端部まで繋ぐことができるので、デッキ自体の剛
性を向上させることができる。
さらに、本考案では、上記ジョイント部材を上記イン
ナパネルと上記アウタパネルとによって形成された閉断
面構造を跨ぐように取付けているので、リアピラーの車
体幅方向の厚さを大きくするとともに、上記補強メンバ
ーの閉断面構造を車体幅方向に長く形成することができ
るので、トラックタイプとバンタイプの車輌について車
体幅方向に厚さの異なる部品の共通化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る構造の一実施例を示
し、第1図は第10図の点線枠F内を拡大して示す図、第
2図はアウタパネルの一部を切り欠いて示す第1図の左
側面図、第3図は第1図を矢印A方向から見た図、第4
図は第1図に示したB−B線による断面図、第5図ない
し第7図はそれぞれ第1図ないし第3図と対応する従来
例を示す図、第8図及び第9図はそれぞれ第5図に示し
たD−D線とE−E線による断面図、第10図はキャブオ
ーバー型車輌の側面図である。 1……デッキサイドパネル、3……トップレール、4…
…補強メンバー、5……アウタパネル、6……インナパ
ネル、7……リーンフォースメント、8……リアピラ
ー、9……ジョイント部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジョイント部材9を介してリアピラー8に
    デッキサイドパネル1を結合するようにしたデッキサイ
    ドパネルの補強構造において、 インナパネル6とアウタパネル5の各一側端部5a,6bの
    間に上記デッキサイドパネル1の前端部1aを挟み込んで
    溶接々合するとともに、これらパネル5,6の他の側端部5
    b,6cを溶接々合して閉断面構造の補強メンバー4を構成
    し、 上記インナパネル6とトップレールの交差した箇所にリ
    ーンフォースメント7を配設し、 上記ジョイント部材9を断面略クランク形状に折曲して
    形成し、 上記ジョイント部材9を、上記補強メンバー4を跨ぐよ
    うに、 上記リーンフォースメント7および上記リアピラー8に
    固定したことを特徴とするデッキサイドパネルの補強構
    造。
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JP6931486B2 (ja) * 2017-10-18 2021-09-08 スズキ株式会社 キャブオーバー型車両のキャビン部とデッキ部の接合部構造
JP7020050B2 (ja) * 2017-10-18 2022-02-16 スズキ株式会社 車両用荷台結合構造

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JPS5382922U (ja) * 1976-12-10 1978-07-08
JPS624063U (ja) * 1985-06-25 1987-01-12

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