JPH0811658B2 - 原稿自動送り装置 - Google Patents

原稿自動送り装置

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JPH0811658B2
JPH0811658B2 JP61077398A JP7739886A JPH0811658B2 JP H0811658 B2 JPH0811658 B2 JP H0811658B2 JP 61077398 A JP61077398 A JP 61077398A JP 7739886 A JP7739886 A JP 7739886A JP H0811658 B2 JPH0811658 B2 JP H0811658B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、原稿自動送り装置に係り、詳しくは画像読
取装置、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成
装置において、シート原稿を自動的に給送するために用
いられる原稿自動送り装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、複写機等の画像形成装置(以下、画像形成装置
という)に用いられる原稿自動送り装置(ADF)は、画
像形成装置の画像読取部上方に配置されており、シート
原稿を搬送する搬送ベルト等の搬送手段を備えていて、
シート原稿を画像読取部の原稿載置台上に自動的に搬送
・載置すると共に、画像読取後再び該シート原稿を搬送
し、該原稿載置台から排出するようになっている。そし
て、該原稿自動送り装置は、シート原稿を原稿載置台に
載置するに際して、搬送するシート原稿の先端を検知
し、一定のタイミングをとって搬送手段を停止して載置
する。そのため、該原稿自動送り装置は、正確な原稿先
端検知のために光反射型センサや光透過型センサが使用
されていることが多く、この場合原稿の透明度の点で、
第2原図用紙やOHP(オーバーヘッドプロジェクター)
用紙等の原稿の搬送が困難であり、またレバー式や軽作
動マイクロスイッチ等のメカニカルな作動をするセンサ
が使用されている場合には、原稿先端に穴やシワがある
と該センサが誤作動することが多くなるので、使用し得
る原稿の種類に制限がある。更に、該原稿自動送り装置
は、例えばはがきや名刺等の小サイズの原稿の搬送は不
可能である等、原稿のサイズにも制限がある。また更
に、原稿自動送り装置によって搬送された原稿は送り精
度やスリップ等のために、原稿載置台上において、縦横
方向にズレが生じることもある。このため、シート原稿
の全てが自動送りされることはなく、特にOHP用紙原稿
等の透明度の高い原稿やサイズの小さい原稿、または位
置づれのない正確な画像形成を必要とする原稿は、操作
者の手によるマニュアル操作で1枚毎に現行載置台上に
載置されて、画像を読取られる。その際、現稿自動送り
装置は、その搬送ベルト部分が単に原稿圧着板として利
用され、原稿載置台上で原稿交換の都度開閉されてい
た。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、原稿自動送り装置は、搬送ベルト等の搬送
手段や駆動手段を備えているので、通常の画像形成装置
の原稿圧着板に比較して重く、かつ剛性が高く構成され
ている。このため、原稿交換の度に重い原稿自動送り装
置の開閉を行うことは操作者にとってはなはだ面倒であ
り、更にその開閉によってシート原稿が風圧で飛散する
等弊害もあって原稿自動送り装置のメリットを生かせな
いばかりかデメリットも生じていた。
そこで、本発明は原稿自動送り装置を利用できないシ
ート原稿でもその機能を部分的に利用できる、使い易い
原稿自動送り装置を提供することを目的とするものであ
る。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、シ
ート原稿を給送するフィーダ部と、該給送されたシート
原稿を画像読取部に搬送しそして画像読取部から排出す
る原稿排出作動部と、を備えてなる原稿自動送り装置に
おいて、 前記フィーダ部を停止状態に保持した状態で、前記原
稿排出作動部を作動する原稿強制排出作動手段と、 該原稿強制排出作動手段を作動させる選択手段と、を
備え 該選択手段の操作に基づき前記原稿強制排出作動手段
を作動することを特徴とする。
望ましくは、前記フィーダ部から給送されるシート原
稿を前記画像読取部で読取中に前記選択手段を操作する
と、前記シート原稿が読取終了して排出された後、前記
フィーダ部の給送が停止されてなる。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、フィーダー部にて自動送りされた
シート原稿は、画像形成装置の画像読取部に自動的に搬
送・載置されて画像を読取られ、画像読取り後、再び搬
送されて画像読取部から排出される。そして、原稿自動
送り装置によるシート原稿の自動給送が困難な場合、操
作者により、該シート原稿が画像読取部に直接載置され
る。そして、画像読取りされたシート原稿は、操作者が
選択手段を操作することにより、原稿強制排出作動手段
が作動して排出される。この際、フィーダ部は停止状態
に保持されているので、フィーダ部にシート原稿を残し
たままでも、上記選択手段によって原稿を強制的に排出
し得る。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って本発明の実施例について説明す
る。
原稿自動送り装置(ADF)1は、第1図に示すよう
に、複写機Mの画像読取部2に設けられた原稿台ガラス
3上方に配置されていて、原稿フィーダ部A、原稿セッ
タ部B及び原稿排出部C等からなっている。そして、該
原稿フィーダ部Aには原稿載置トレー5が設けられてい
ると共に、互いに当接、或いは離反作動する給送ベルト
6と分離ベルト7からなる給送機構9が配設されてい
る。また、原稿セッタ部Bにはガイド板10に接触・離反
作動するピックアップローラ機構11が設けられ、更に駆
動ローラ12と空動ローラ13とに巻掛けられガイドローラ
15…に案内されて前記原稿台ガラス3上を摺動する無端
搬送ベルト16が配設されており、また更に該無端搬送ベ
ルト16の上方には排出シート原稿を積載する排出トレー
17が設けられている。また、原稿排出部Cには原稿反転
ガイド対19が設けられていると共に、該原稿反転ガイド
対19によって構成される原稿反転経路中に原稿導入ロー
ラ対20及び原稿排出ローラ対21がそれぞれ配設されてい
る。そして、前記原稿セッタ部Bは原稿排出部C及び排
出トレー17と一体でその奥側を支点にして前記原稿台ガ
ラス3に対して起伏し得る構造となっていて、該原稿セ
ッタ部Bを起こした状態で、自動送りを利用しない原稿
が原稿台ガラス3上にマニュアルで載置され、ついで該
原稿セッタ部Bが倒されて該原稿セッタ部Bの無端搬送
ベルト16が原稿圧着板として用いられて、複写が行われ
るようになっている。また、前記原稿フィーダ部Aに
は、第2図に示すように、ADFキー22が設けられてお
り、更に複写機Mの操作部23にはコピースタートキー2
5、コピーストップキー26及び原稿排出キー27が配設さ
れている。
一方、該原稿自動送り装置1には、第1図に示すよう
に、制御装置29が設けられており、該制御装置29は、第
3図(a)、または(b)のフローチャートに示すよう
な原稿強制排出作動手段(モード設定手段)30を備えて
いて、原稿排出キー27が押下され、原稿強制排出モード
が選択されると該原稿強制排出作動手段モード設定手段
30に基づき前記給送機構9、並びに駆動ローラ12、無端
搬送ベルト16、原稿導入ローラ対20及び原稿排出ローラ
対21からなる原稿排出作動部等を駆動・制御して、原稿
台ガラス3上のシート原稿を優先的に搬送・排出する。
本実施例は以上のような構成からなるので、シート原
稿が自動送りされる際には、原稿自動送り装置1は、ま
ず原稿セッタ部Bが下方に倒され画像読取り部2上面に
対接する状態におかれる。そして、シート原稿は、原稿
載置トレー5上に画像読取り面を下向きにして積み重ね
られ、該原稿載置トレー5に設けられたセンサに検知さ
れる。そこで、ADFキー22が押されると、該シート原稿
は、給送機構9にて最上位にある最終ページのものから
1枚毎に分離・搬送されてピックアップローラ機構11を
介して、原稿台ガラス3と無端搬送ベルト16との間に導
入される。そして、該シート原稿は、該無端搬送ベルト
16にて該原稿台ガラス3上面に沿って搬送され、該原稿
台ガラス3上の所定位置に載置される。更に、該シート
原稿は、画像読取り部2により画像を読取られ、画像読
取り後再び無端搬送ベルト16にて搬送されて原稿排出部
Cに至り原稿反転ガイド対19、原稿導入ローラ対20及び
原稿排出ローラ対21によって反転・搬送されて、排出ト
レー17上に順次排出・載置される。この際、シート原稿
は、コピーストップキー26が押されない限り全原稿につ
いて連続的に搬送及び画像読取りが行われ排出トレー17
上にその画像読取り面を上にして、ページ順では最終ペ
ージを最下位にして順次積載される。また、複写出力紙
は画像面を上にし、最終ページを最下位にして順次積み
重ねられるので、排出シート原稿及び複写出力紙は共に
ページ順が合うようになる。更に、上述シート原稿の自
動送りの途中で、所望により原稿排出キー27が押下さ
れ、原稿強制排出モードが選択されると制御装置29は、
原稿強制排出作動手段モード設定手段30に基づいて原稿
フィーダ部Aの給送機構9の作動を中断すると共に、複
数複写モードの場合には原稿台ガラス3上のシート原稿
の新らたな画像読取り作動を停止して画像読取り終了後
に原稿排出作動部を所定時間駆動して、該原稿台ガラス
3上のシート原稿を排出トレー17上に排出する(第3図
(a)参照)。この際、第3図(b)のフローチャート
に示すように、原稿排出キー27が押下されている間、原
稿排出作動部を駆動して原稿台ガラス3上のシート原稿
を排出するようにしてもよい。
一方、自動送りをしない原稿、例えばOHP用紙原稿、
小サイズ原稿、位置づれのない正確な複写を必要とする
原稿等を複写する際には、原稿セッタ部Bが上方に起こ
されて、該シート原稿は原稿台ガラス3上面にマニュア
ルで載置される。ついで、該原稿セッタ部Bが下方に倒
され、無端搬送ベルト16が原稿圧着板として該シート原
稿を原稿台ガラス3面に圧着すると、操作部23のコピー
スタートキー25が押下されて、該シート原稿の画像読取
りが行われる。そして、画像読取り後、または読取り途
中で原稿排出キー27が押下され、原稿強制排出モードが
選択されると制御装置29は、原稿強制排出作動手段30に
基づいて、新らたな画像読取り作動を停止して、画像読
取り終了後に原稿排出作動部を所定時間駆動して、該シ
ート原稿を原稿台ガラス3から強制的に排出トレー上に
排出する(第3図(a)参照)。
なお、本実施例の原稿自動送り装置1は配置した複写
機Mがシート状でない書籍等の原稿を従来通り複写し得
ることは勿論である。
また、本実施例では制御装置29を原稿自動送り装置1
に配設するように構成したが、これに限らず、複写機M
本体に配設するように構成してもよい。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、選択手段の操
作に基づき原稿強制排出作動手段を作動することによ
り、フィーダ部を停止状態に保持した状態で、原稿排出
作動部を作動するので、原稿自動送り装置を利用しな
い、或いは利用できないシート原稿の場合でも、原稿自
動送り装置の排出機能を部分的に利用し、重い原稿自動
送り装置を開けることなく原稿の取り出し可能な使い易
い原稿自動送り装置が得られると共に、フィーダ部にシ
ート原稿を残したままでも、該原稿自動送り装置を利用
できないシート原稿等の強制排出を割り込み的に用い
て、画像読取り作業能率を向上することができる。ま
た、原稿自動送り装置又は画像形成装置本体に選択手段
を設置すれば足り、簡単な構成にて安価に製造できると
共に、該選択手段を操作するだけの簡単な操作で原稿の
強制排出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る原稿自動送り装置の側面
図、第2図はその外観斜視図、第3図(a)はその原稿
強制排出作動手段を構成するフローチャートで、(b)
はその一部を変更したフローチャートである。 1……原稿自動送り装置、2……画像読取部、12,16,2
0,21……原稿排出作動手段(駆動ローラ、無端搬送ベル
ト、原稿導入ローラ対、原稿排出ローラ対)、27……
(排出モード)選択手段(原稿排出キー)、30……原稿
強制排出作動手段(モード設定手段)、M……画像形成
装置(複写機)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート原稿を給送するフィーダ部と、該給
    送されたシート原稿を画像読取部に搬送しそして画像読
    取部から排出する原稿排出作動部と、を備える原稿自動
    送り装置において、 前記フィーダ部を停止状態に保持した状態で、前記原稿
    排出作動部を作動する原稿強制排出作動手段と、 該原稿強制排出作動手段を作動させる選択手段と、を備
    え 該選択手段の操作に基づき前記原稿強制排出作動手段を
    作動するように構成した、 ことを特徴とする原稿自動送り装置。
  2. 【請求項2】前記フィーダ部から給送されるシート原稿
    を前記画像読取部で読取中に前記選択手段を操作する
    と、前記シート原稿が読取終了して排出された後、前記
    フィーダ部の給送が停止されるように構成した、 特許請求の範囲第1項記載の原稿自動送り装置。
JP61077398A 1986-04-02 1986-04-02 原稿自動送り装置 Expired - Fee Related JPH0811658B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023695A (ja) * 1983-07-18 1985-02-06 株式会社東芝 主蒸気管の管構造
JPS60242162A (ja) * 1984-05-16 1985-12-02 Toshiba Corp 像形成装置

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