JP2579639B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2579639B2
JP2579639B2 JP62171640A JP17164087A JP2579639B2 JP 2579639 B2 JP2579639 B2 JP 2579639B2 JP 62171640 A JP62171640 A JP 62171640A JP 17164087 A JP17164087 A JP 17164087A JP 2579639 B2 JP2579639 B2 JP 2579639B2
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複写機、ファクシミリ装置、レーザービー
ムプリンタ等の画像形成装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、画像形成装置、例えば複写機には、自動原稿送
り装置(ADF)及びソータを備えて、ADFから自動的に供
給される原稿を順次複写すると共に、複写したシート
(コピーシート)をソータにて所定の態様に仕分けるも
のがある。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、上記ADFは、複写機の所定位置に供給する
原稿をセットする原稿収納台、そして複写済の原稿を排
出する原稿排紙台をそれぞれ1組しか備えておらず、作
動中は原稿収納台に他の原稿をセットすることができ
ず、また複数の種類の原稿を続けて送ると原稿排紙台に
は複数の種類の原稿が他と区別されることなく排紙され
てしまい、原稿をセットするための待ち時間や、原稿の
仕分け時間を要する。
ソータについても、例えコピー部数に対応して動作し
たり、コピーシートを原稿の種類別に振り分ける機能を
持ったとしても、ソータは全部のコピー終了まで動作し
ているので、この間コピーシートを取り出すことができ
ず、待ち時間を要し、このようなADF、或はソータのロ
ス時間によって複写機の有効利用が妨げられる欠点があ
る。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とし、原
稿の画像をシートに画像形成する画像形成部を備えてい
る。
そして、画像形成部の所定位置へ給送する原稿を種類
ごとにセットし得る原稿セット手段を有し、該原稿セッ
ト手段にセットされた原稿を種類ごとに区別して所定位
置へ給送する原稿給送部と、原稿セット手段にセットさ
れた原稿の画像形成処理に必要な情報を入力する情報入
力手段と、複数の原稿排出口を有し、所定位置から排出
する原稿を原稿の種類ごとに異なる原稿排出口に排出す
る原稿排出部と、原稿の画像を形成されたシートを前記
情報入力手段からの情報に基づくそれぞれ独自の収納動
作で複数のビンに分配して収納し、一方が停止中にも他
方が収納動作できる複数のシート収納手段を有し、該シ
ートを原稿の種類ごとに異なるシート収納手段に収納す
るシート収納部と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
(ホ)作用 上述手段に基づき、原稿が他の種類の原稿と区別され
て原稿給送部の原稿セット手段にセットされ、また該原
稿の処理に必要な情報が他の種類の原稿の情報と区別さ
れて情報入力手段に入力される。
そして、該情報に従い、原稿が順次画像形成部の所定
位置へ給送され、該所定位置から原稿排出部の他の種類
の原稿と異なる原稿排出口に排出され、また原稿の画像
を形成されたシートは、シート収納部の独自の動作でシ
ートを収納する他の種類の原稿のシートと異なるシート
収納手段に収納される。
上述したように、一方の原稿セット手段から原稿を自
動給送して、一方のシート収納手段の複数のビンに画像
形成済シートを分配して収納している間に、他方の原稿
排出部から処理済の原稿を取出すと共に、他方のシート
収納手段から画像形成済シートを取出し、更に他方の原
稿セット手段に新たな原稿をセットすることが可能とな
る。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
本実施例に係る複写機1は、第1図に示すように、複
写条件等を設定するフロントパネル2等を備えると共に
複写部を内蔵した公知の複写機構の複写機本体3と、該
複写機本体3上方に配置された自動原稿送り装置(以
下、ADFという)5及び複写機本体3の一側方に配置さ
れたシート分類装置(以下、ソータという)6等からな
る。
上記ADF5は、第2図に詳示するように、上下に移動す
る上段原稿台7と下段原稿台9とを備えた原稿フィーダ
部(AF部)Aと、該原稿フィーダ部Aに隣接する原稿セ
ッタ部(DF部)Bと、更に上段原稿排紙台10と下段原稿
排紙台11とを備えた原稿排紙部Cを有する。
そして、原稿フィーダ部Aには、第2図、第3図及び
第6図(a)に詳示するように、AFモータ12によって駆
動されそれぞれ矢印方向に回転する上部分離ベルト13、
下部分離ベルト15が設けられており、これら上下部分離
ベルト13,15はAF分離搬送ソレノイド16にて会合し、会
合位置にて原稿を分離搬送する。
また、上下部分離ベルト13、15上流側の原稿給紙口17
に臨んで、AF原稿押えソレノイド19にて上下する原稿給
紙補助ローラ20が配置されている。
また、上記原稿給紙口17には、上記上段原稿台7、下
段原稿台9が原稿台駆動モータ21等からなる原稿台移動
手段22によって選択的に移動され、該原稿給紙口17に移
動された上段原稿台7、或は下段原稿台9にセットされ
た原稿がそれぞれ原稿給紙補助ローラ20にて該原稿給紙
口17から上部分離ベルト13と下部分離ベルト15との会合
部(ニップ部)へ送り込まれる。
そして、上段原稿台7及び下段原稿台9には、これら
原稿台7,9にセットされた原稿の有無をそれぞれ検知す
る上段AF原稿センサS1、下段AF原稿センサS2が設けられ
ており、更に上下部分離ベルト13,15近傍には、AF先端
センサS3が配置されている。
なお、第6図のa部分における原稿台移動手段22近傍
の符号S4にて示すものは原稿台上限センサ、S5は原稿台
ホームセンサ、S6は原稿台下限センサで、上記上段原稿
台7、下段原稿台9を原稿給紙口17へセットする際に、
上段原稿台7、或は下段原稿台9の位置を検知する。
また、原稿セッタ部Bには、第2図及び第4図に詳示
するように、複写機本体3の複写部上部に位置するプラ
テンガラス25の全面を覆うように、幅広搬送ベルト26が
配置されており、該幅広搬送ベルト26は、DFクラッチ27
を介してDFモータ29により駆動されると共に、DFクロッ
クセンサ31より発生されるクロックに基づき所定量回転
の後、DFブレーキ30にて停止される。
更に、該幅広搬送ベルト26上流側には、DF原稿給紙ロ
ーラ32が設けられており、また該DF原稿給紙ローラ32を
支持する支持軸33を支点として上下するDF原稿押えロー
ラ35が配置されていて、これらDF原稿給紙ローラ32、DF
原稿押えローラ35は、DF原稿送りソレノイド36にてDFモ
ータ29からの駆動を断続され、更にDF原稿押えローラ35
は、DF原稿押えソレノイド37にて上下する。
また、DF原稿給紙ローラ32、DF原稿押えローラ35に臨
んで、DF原稿センサS7が設けられており、DF原稿給紙ロ
ーラ32の下流にはDF原稿先端センサS8が配置されてい
る。
更に、上記幅広搬送ベルト26の下流側には、DF排紙セ
ンサS9が設けられている(第6図のb部分参照)。
また、原稿排紙部Cには、第2図及び第6図(b)に
詳示するように、上記上段原稿排紙台10に原稿を誘導す
る上段原稿排紙路42と、上記下段原稿排紙台11へ原稿を
誘導する下段原稿排紙路43が設けられており、これら上
下段原稿排紙路42,43の分岐部には、原稿排紙口切り替
え弁45が配置されていて、該排紙口切り替え弁45は、排
紙口切り替えモータ46の駆動にて原稿を上段原稿排紙路
42へ、或は下段原稿排紙路43へと誘導するように変位す
る。
また、下段原稿排紙路43には、上下に変位する排紙補
助ローラ47が配置されており、該排紙補助ローラ47は、
DFモータ29の駆動により下段原稿排紙路43に誘導された
原稿を下段原稿排紙台11へ排紙するように回転する。
なお、第6図のb部分における符号S10にて示すもの
は切り替え弁上限センサである。
また、ソータ6は、第5図及び第6図のc部分に詳示
するように、それぞれ複数のビンB…からなる上段ビン
51及び下段ビン52を有しており、またこれら上下段ビン
51,52へそれぞれコピーシートを誘導する上段シート排
出路53及び下段シート排出路55を備えている。
更に、該ソータ6には、上記上下段ビン51,52にそれ
ぞれ対応して螺旋状の上段ビン移動カム56及び下段ビン
移動カム57が配置されており、またこれら上下段ビン移
動カム56,57にはそれぞれ上段ビン駆動モータ59、下段
ビン駆動モータ60が接続されている。
また、上下段ビン51,52の下部にはそれぞれカム嵌合
レバー61,62が固設されており、これらカム嵌合レバー6
1,62がそれぞれ上下段ビン移動カム56,57に嵌合してい
て、上記上段ビン駆動モータ59、下段ビン駆動モータ60
の駆動によって上段ビン移動カム56、下段ビン移動カム
57が回転し、上下段ビン51,52がそれぞれ独自に、対応
する上段シート排出路53、下段シート排出路55のコピー
シート排紙口53a,55aに沿って上下に移動する。
また、上段ビン移動カム56及び下段ビン移動カム57に
はそれぞれ上段ビン移動センサS11、下段ビン移動セン
サS12が設けられており、これら上段ビン移動カム56、
下段ビン移動カム57の1回転をそれぞれ検知する。
更に、上段ビン51の上方には、該上段ビン51の移動の
上限を検知する上限センサS13が配置され、下段ビン52
の下方には、下段ビン52の移動の下限を検知する下限セ
ンサS14が配置されており、また下段シート排出路55の
コピーシート排紙口55a近傍には、ビンホームセンサS15
が設けられている。
また、上記上段シート排出路53と下段シート排出路55
との分岐部にはシート排出切り替え弁70が配置されてお
り、該シート排出切り替え弁70は、シート排出口切り替
えソレノイド71の作用でコピーシートを上段シート排出
路53、或は下段シート排出路55へと誘導するように変位
する。
更に、該シート排出切り替え弁70の上流側には、上流
搬送モータ72に駆動される上流部搬送ローラ73が設けら
れており、また上段シート排出路53及び下段シート排出
路55にはそれぞれ排出モータ75,76にて駆動される上段
排出ローラ77及び下段排出ローラ79が配置されている。
なお、上記上流部搬送ローラ73の上流側にはコピーシ
ート検知センサS16が配置されている。
そして、第7図は制御回路のブロックダイヤグラム
で、制御回路91は、(a)に示すように、中央処理装置
(CPU)92、デュアル・ポート・RAM(D.P.RAM)93等か
らなり、該制御回路91に複写機本体制御回路95、フロン
トパネル2、ADFコントローラ97、ソータコントローラ9
9等が接続する。
また、D.P.RAM93は、(b)に示すように、そのメモ
リ領域に第1のパラメータ領域93aと、第2のパラメー
タ領域93bを備えている。
そして、上述上下段の原稿排紙台10,11、及び上下段
のビン51,52は、それぞれ上下段の原稿台7,9に対応して
おり、後述するように、上段原稿台7にセットされた原
稿は上段原稿排紙台10に排紙され、該原稿のコピーシー
トは上段ビン51に排紙される。また、下段原稿台9の原
稿は下段原稿排紙台11に排紙され、該原稿のコピーシー
トは下段ビン52に排紙される構成である。
更に、D.P.RAM93の第1のパラメータ領域93aには、上
段原稿台7にセットされた原稿のパラメータが、また第
2のパラメータ領域93bには、下段原稿台9にセットさ
れた原稿のパラメータが入力される。
以下、第8図ないし第10図に示すフローに沿って、本
実施例の動作について説明する。
第8図は、制御回路91のフローチャートである。
上段原稿台7に原稿がセットされると、上段AF原稿セ
ンサS1にて上段原稿台7の原稿セットが検知され、上段
原稿台7は、原稿台移動手段22の原稿台駆動モータ21の
駆動にて原稿給紙口17にセットされる(F1)。
ついで、ソータコントローラ99へ上段原稿台7選択信
号が出力され(F2)、更に上段原稿排紙台10が選択され
て、原稿排紙口切り替え弁45が排紙口切り替えモータ46
にて原稿を上段原稿排紙路42へ誘導する位置に変位する
(F3)。
そして、フロントパネル2に入力された上段原稿台7
の原稿のサイズ、コピー部数、コピー濃度等のパラメー
タがD.P.RAM93の第1のパラメータ領域93aに入力され、
該パラメータが第1のパラメータ領域93aから複写機本
体制御回路95へ読み込まれ、複写機本体制御回路95から
読み込み信号が出力されると、スタートキー2aがオンす
るまで待機する(F4)。
そして、スタートキー2aがオンすると、複写機本体制
御回路95に対して制御回路91からスタート信号が出力さ
れる。スタート信号を受けた複写機本体制御回路95は、
ADFコントローラ97に対し制御信号を出力し、原稿移動
終了信号が出力されるまで待機する。
そして、ADF5が制御信号を受けたADFコントローラ97
の制御のもとに上段原稿台7にセットされた原稿の給排
紙を開始する(F5)。
以下、上段原稿台7にセットされた原稿の給排紙動作
について説明する。
原稿給紙口17にセットされた上段原稿台7の原稿は、
AF原稿押えソレノイド19及びAFモータ12のオンで原稿を
押えると共に回転を開始した原稿給紙補助ローラ20によ
り、AFモータ12の駆動でそれぞれ矢印方向に回転する上
部分離ベルト13と下部分離ベルト15のニップ部へ送ら
れ、AF先端センサS3が原稿を検知すると、AF原稿押えソ
レノイド19がオフして原稿給紙補助ローラ20が原稿から
離間する。
そして、上下部分離ベルト13,15のニップ部に送られ
た原稿が他の原稿と分離されて更に送られ、DF原稿セン
サS7が原稿を検知してオンすると、この信号によりAF分
離搬送ソレノイド16がオンされて、上部分離ベルト13と
下部分離ベルト15が離間され、その後AFモータ12がオフ
する。
また、DF原稿センサS7がオンすると、DF原稿押えソレ
ノイド37もオンしてDF原稿押えローラ35が原稿を押え
る。
その後、DFモータ29及びDFクラッチ27がオンし、幅広
搬送ベルト26の回転が開始されると共に、DFクロックセ
ンサ31によりクロックが発生される。このクロックを20
0回カウントした後(200回はタイミングを示す)、DF原
稿送りソレノイド36がオンすると、DFモータ29の回転が
幅広搬送ベルト26からクラッチを介してDF原稿給紙ロー
ラ32とDF原稿押えローラ35に伝達され、原稿は、これら
DF原稿給紙ローラ32、DF原稿押えローラ35にて幅広搬送
ベルト26へ送られて、該幅広搬送ベルト26によってプラ
テンガラス25上を搬送される。
なお、該DF原稿送りソレノイド36のオンにより送られ
た原稿がDF原稿先端センサS8をオンすると、DF原稿押え
ソレノイド37がオフしてDF原稿押えローラ35が原稿から
離間する。また、DF原稿先端センサS8が原稿通過によっ
てオフすると、DF原稿送りソレノイド36がオフして、DF
原稿押えローラ35及びDF原稿給紙ローラ32の回転が停止
される。
一方、DF原稿先端センサS8オンの時からDFクロックセ
ンサ31より発生されるクロックがカウントされており、
原稿がプラテンガラス25上の所定の位置(原稿照射位
置)に達する所定のカウント値になると、DFモータ29が
オフされ、DFブレーキ30がオンされて、原稿はプラテン
ガラス25上の所定の位置に停止される。
そして、DFブレーキ30オンより0.5秒後にDFブレーキ3
0をオフし、複写機本体制御回路95へ原稿移動終了信号
が出力される。
なお、上段原稿台7の2枚目の原稿は、先の原稿の通
過によるDF原稿先端センサS8オフのタイミングで、1枚
目の原稿と同様に原稿給紙補助ローラ20にて送り出さ
れ、DF原稿センサS7に検知され、DF原稿押えローラ35に
押えられて、1枚目の原稿のコピー終了信号が複写機本
体制御回路95から出力されるまで待機する。
そして、複写機本体制御回路95が原稿移動終了信号を
受けると、所定の一連のコピー動作が第1のパラメータ
領域93aに入力されたパラメータに従って行なわれ、終
了すると、ADFコントローラ97にコピー終了信号が出力
されると共に、制御回路91にコピー終了信号が出力され
る。
また、ADFコントローラ97がコピー終了信号を受ける
と、上記待機した原稿の給紙が開始される。
そして、コピーを終了した原稿は、プラテンガラス25
から排出され、原稿排紙口切り替え弁45に誘導されて上
段原稿排紙路42から上段原稿排紙台10へ排紙される。
なお、原稿は、プラテンガラス25から排紙される際に
は、DF排紙センサS9に検知されて、排紙を確認されるこ
とになるが、もしここでDF排紙センサS9がオンしなかっ
たり、一定時間(原稿サイズにより異なる原稿の通過に
要する時間で、この時間計測はDFクロックセンサ31によ
り発生されるパルスを用いる)以上オンになった場
合、、DFモータ29をはじめとする搬送系モータが停止さ
れ、制御回路91を介してフロントパネル2にジャム検知
が表示される。
このように、上段AF原稿センサS1がオフするまで、順
次上述上段原稿台7にセットされた原稿の給紙、搬送、
排紙が行なわれ(F5)、更にこれら原稿の所定のコピー
動作が行なわれて、最後の原稿が上段原稿台7から送ら
れ、上段AF原稿センサS1がオフすると(F6)、該最後の
原稿が上述一連の給排紙動作で上段原稿排紙台10へ排紙
され(F7)、上段原稿台7にセットされた原稿の処理が
終了する。
ここで、下段原稿台9に原稿がセットされていて、下
段AF原稿センサS2がオンしていると(F8)、下段原稿台
9は原稿給紙口17にセットされ(F9)、またソータコン
トローラ99へ下段原稿台9選択信号が出力され
(F10)、更に下段原稿排紙台11が選択されて(F11)、
原稿排紙口切り替え弁45が排紙口切り替えモータ46にて
原稿を下段原稿排紙路43へ誘導する位置に変位する。こ
の際、排紙補助ローラ47は下に降ろされ、DFモータ29の
駆動により回転する。
そして、フロントパネル2から第2のパラメータ領域
93bに入力された下段原稿台9にセットされた原稿のパ
ラメータが該第2のパラメータ領域93bから複写機本体
制御回路95へ読み込まれ、複写機本体制御回路95から読
み込み信号が出力されて、スタートキー2aがオンするま
で待機する(F12)。
そして、スタートキー2aがオンすると、上述上段原稿
台7にセットされた原稿と同様に、引き続いて下段原稿
台9にセットされた原稿の給紙、搬送、排紙動作が行な
われ、更にコピーが行なわれて、下段原稿台9にセット
された原稿は、順次下段原稿台9からプラテンガラス25
へ給紙され、さらにプラテンガラス25から原稿排紙口切
り替え弁45に誘導されて、下段原稿排紙路43を通って排
紙補助ローラ47にて下段原稿排紙台11へ排紙される(F
13)。
そして、最後の原稿が下段原稿台9から送られて、下
段AF原稿センサS2がオフすると(F14)、該最後の原稿
が上述一連の給排紙動作で下段原稿排紙台11へ排紙され
(F15)、下段原稿台9にセットされた原稿の処理が終
了する。
またここで、上段原稿台7に原稿がセットされてい
て、上段AF原稿センサS1がオンしていると(F16)、引
き続き上段原稿台7の原稿給紙口17へのセット(F1)か
ら始まる上述一連の動作が開始される。
次に、第9図に沿って、各原稿台7,9にセットされた
原稿のパラメータ入力について説明する。
例えば、先に上段原稿台7に原稿がセットされ、上段
AF原稿センサS1がオンすると、上段原稿台7にセットさ
れた原稿のパラメータが該上段原稿台7に対応するD.P.
RAM93の第1のパラメータ領域93aに入力される
(F21)。
また、先に下段原稿台9に原稿がセットされ、下段AF
原稿センサS2がオンすると、下段原稿台9の原稿のパラ
メータが該下段原稿台9に対応する第2のパラメータ領
域93bに入力される(F22)。
また、先に他の原稿台に原稿がセットされている場合
には、後にセットされた原稿のパラメータは、先の原稿
のコピー動作開始後に所定のD.P.RAM93のパラメータ領
域に入力される。
即ち、先に上段原稿台7に原稿がセットされている場
合には、下段原稿台9にセットされた原稿のパラメータ
は、上段原稿台7の原稿についてのコピー動作中、或は
スタートキー2aオンの後に(F23)、下段原稿台9の下
段AF原稿センサS2のオンにより(F24)、クリアされた
フロントパネル2から下段原稿台9に対応するD.P.RAM9
3の第2のパラメータ領域93bに入力される(F25)。
そして、先の原稿の動作終了後(F26)、該下段原稿
台9にセットされた原稿の動作が第2のパラメータ領域
93bに入力されたパラメータに従って行なわれ(F27)、
更に上段AF原稿センサS1がオンすると、上段原稿台7に
セットされた原稿のパラメータが第1のパラメータ領域
93aに入力されるという様に、原稿台にセットされた原
稿のパラメータが順次所定のパラメータ領域に入力され
る。
次に、第10図に示すフローに沿って、ソータ6の動作
について説明する。
はじめに、上段ビン51及び下段ビン52が上限センサS
13をオフ、下限センサS14及びビンホームセンサS15をオ
ンする初期位置(再下降位置)にないと(F31)、上段
ビン51及び下段ビン52は、それぞれ対応する上段ビン駆
動モータ59、下段ビン駆動モータ60の回転によって、初
期位置に移動される(F32)。
そして、ソータコントローラ99は、制御回路91から上
段原稿台7選択信号を受けると(F33)、該上段原稿台
7に対応するD.P.RAM93の第1のパラメータ領域93aに入
力されたコピー部数設定値、及びシートサイズ等のパラ
メータを読む込む(F34)。
また、シート排出切り替え弁70がシート排出口切り替
えソレノイド71のオフによってコピーシートを上段シー
ト排出路53に誘導する位置に変位する(F35)。
そして、複写機本体3から上段原稿台7にセットされ
た原稿のコピーシートが搬送されて、該コピーシートが
コピーシート検知センサS16に検知されて該コピーシー
ト検知センサS16がオンすると(F36)、上流搬送モータ
72及び排出モータ75の駆動により上流部搬送ローラ73及
び上段排出ローラ77が回転して、該コピーシートがシー
ト排出切り替え弁70に誘導されて、上段シート排出路53
のコピーシート排紙口53aから上段ビン51のはじめのビ
ンBに排紙される。
この際の上流搬送モータ72及び排出モータ75の駆動
は、コピーシート検知センサS16オフから該シートのサ
イズに応じた所定の時間後にオフされる(F37)。
そして、コピーシートがはじめのビンBに排紙され、
上流搬送モータ72、排出モータ75が停止すると、上段ビ
ン駆動モータ59は、上段ビン移動センサS11が1回オン
するまで回転して、上段ビン51を、次のビンBへコピー
シートを排紙するように1ビン上方へ移動する
(F38)。
そして、該上段ビン51の上方への移動がコピーシート
の排紙に応じて順次コピー設定部数分行なわれる。
また、上段ビン51がコピー設定部数分上がると、上段
ビン駆動モータ59の逆回転により上段ビン51がビンホー
ムセンサS15がオンするまで下方に移動され、上段ビン5
1のこれら上下の移動が上段原稿台7の原稿枚数分繰り
返される。
そして、上述コピーシートの排紙動作が最後の原稿の
コピー設定部数終了まで続けられ、設定部数終了の際に
制御回路91からの下段原稿台9選択信号がないと、コピ
ーシートを収納した上段ピン51は、上段ビン駆動モータ
59の駆動によりビンホームセンサS15がオンするまで降
下し、初期位置に戻される(F39)。
一方、はじめに下段原稿台9の選択信号を受けた場
合、或は上述上段原稿台7セット原稿の設定部数終了の
際、制御回路91からの下段原稿台9選択信号を受けてい
ると、ソータコンローラ99は下段原稿台9に対応する第
2のパラメータ領域93bに入力されたコピー部数設定値
及びシートサイズ等のパラメータを読み込む(F40)。
そして、シート排出切り替え弁70がシート排出口切り
替えソレノイド71のオンによってコピーシートを下段シ
ート排出路55へ誘導する位置に変位し(F41)、上段ビ
ン51が上段ビン駆動モータ59の回転によって上限センサ
S13をオンする位置まで上昇される(F42)。
そして、複写機本体3から下段原稿台9にセットされ
た原稿のコピーシートが搬送されて、該コピーシートが
コピーシート検知センサS16に検知され、該コピーシー
ト検知センサS16がオンすると(F43)、上流搬送モータ
72及び排出モータ76の揺動により上流部搬送ローラ73、
下段排出ローラ79が回転して、該コピーシートがシート
排出切り替え弁70に誘導され下段シート排出路55を搬送
されて、下段シート排出路55のコピーシート排紙口55a
から下段ビン52のビンBに排紙される。
この際の上流搬送モータ72及び排出モータ76の駆動
は、コピーシート検知センサS16から該シートのサイズ
に応じた所定の時間後にオフされる(F44)。なお、該
所定の時間は、上述上段ビン51に排紙されるコピーシー
トの場合よりも下段シート排出路55が上段シート排出路
53より長いため長くなっている。
そして、コピーシートがはじめてのビンBに排紙さ
れ、上流搬送モータ72、排出モータ76が停止すると、下
段ビン駆動モータ60は、下段ビン移動センサS12が1回
オンするまで回転し、下段ビン52を1ビン上方へ移動す
る(F45)。
そして、下段ビン52の上方への移動がコピーシートの
排紙に応じて順次コピー設定部数分行なわれ、下段ビン
52がコピー設定部数分上がると、下段ビン駆動モータ60
の逆回転により下段ビン52が下限センサS14がオンする
まで下方に移動され、下段ビン52のこれら上下の移動が
下段原稿台9の原稿枚数分繰り返される。
そして、コピーシートの排紙動作が最後の原稿のコピ
ー設定部数終了まで続けられ、設定部数が終了すると、
上段ビン51及び下段ビン52は、それぞれ上段ビン駆動モ
ータ59、下段ビン駆動モータ60により上限センサS13
オフし、下限センサS14及びビンホームセンサS15がオン
するまで下方に移動され、初期位置に戻される
(F46)。
この際、制御回路91から上段原稿台7選択信号を受け
ていると、上段原稿台7にセットされた原稿のコピーシ
ートを収納すべく、引き続き上述動作を開始する。
なお、本実施例においては、2段の原稿台を1個の給
紙口へ選択的に移動して原稿を給紙するようにしたが、
これに限らず、複数の給紙口を設け、これら給紙口を切
り替えるようにしてもよい。
また、原稿をセットする原稿台を別にして原稿を種類
ごとに区分するようにしたが、これに限らず、原稿を種
類ごとに区切るストッパのようなものを用いてもよく、
更に、所定のシートを原稿の間に挟み込み、これを光学
的に読み取って原稿を種類ごとに区分けしてもよい。
また、原稿を排紙する原稿排紙口を予め原稿台に対応
するように設けたが、これに限らず、ソフト的に原稿枚
数を指定し、その枚数により原稿排紙口を選択してもよ
い。
また、本実施例では、ソータを2組のビンがそれぞれ
別々に動作するようにしたが、これに限らず、コピー部
数の多いときにはこれらビンを1組にして用いることも
可能である。
また、本実施例においては、複写機を用いたが、これ
に限らず、ファクシミリ装置、レーザービームプリンタ
でもよい。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、原稿を種類ご
とにセットし得る原稿セット手段を有する原稿給送部
と、原稿の画像形成処理に必要な情報を原稿の種類ごと
に異なる情報入力領域に入力する情報入力手段と、複数
の原稿排出口を有する原稿排出部を備えたので、先の原
稿の処理作動中に原稿をセットし、かつ原稿を他の種類
の原稿に引き続き、他の種類の原稿と区別して給送する
と共に、他の種類の原稿と異なる原稿排出口に排出し
て、原稿セットの待ち時間のロスをなくすことができ、
かつ原稿排出部に排出した原稿を仕分ける手間を省くこ
とができる。
また、原稿の画像を形成されたシートを原稿の種類ご
とにそれぞれ独自の収納動作で複数のビンに分配して収
納し、一方が停止中にも他方が収納動作できる複数のシ
ート収納手段を有するシート収納部を備えたので、シー
トを原稿の種類ごとに異なるシート収納手段に収納し
て、処理作動中でもシート収納部に収納されたシートを
他の種類の原稿のシートと区別して容易に取り出すこと
ができる。
従って、一方の原稿セット手段から原稿を自動給送し
て、一方のシート収納手段の複数のビンに画像形成済シ
ートを分配して収納している間に、他方の原稿排出部か
ら処理済の原稿を取出すと共に、他方のシート収納手段
から画像形成済シートを取出し、更に他方の原稿セット
手段に新たな原稿をセットすることが可能となり、画像
形成作動中の時間を有効に利用して、画像形成作業時間
が短縮して作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る複写機の斜視図、第2図
は自動原稿送り装置の側面図、第3図はその原稿フィー
ダ部(AF部)の各部材を示す分解斜視図、第4図はその
原稿セッタ部(DF部)の各部材を示す分解斜視図、第5
図はシート分類装置の側面図、第6図は自動原稿送り装
置及びシート分類装置の駆動系を示す図、第7図は制御
回路のブロックダイヤグラム、第8図は制御回路の動作
を示すフローチャート、第9図はそのパラメータ入力動
作を示すフローチャート、第10図はソータコントローラ
の動作を示すフローチャートである。 1……画像形成装置(複写機)、6……シート収納部
(ソータ)、10,11……原稿排出口(上段原稿排紙台,
下段原稿排紙台)、25……所定位置(プラテンガラ
ス)、51,52……シート収納手段(上段ビン,下段ビ
ン)、93……情報入力手段(D.P.RAM)、93a,93b……情
報入力領域(第1のパラメータ領域,第2のパラメータ
領域)、A……原稿給送部(原稿フィーダ部)、C……
原稿排出部(原稿排紙部)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像をシートに画像形成する画像形
    成部を備え、該画像形成部にてシートに原稿の画像を形
    成すると共に該画像形成部の所定位置へ順次原稿を給送
    し、かつ該所定位置から原稿を排出する画像形成装置に
    おいて、 前記所定位置へ給送する原稿を種類ごとにセットし得る
    原稿セット手段を有し、該原稿セット手段にセットされ
    た原稿を種類ごとに区別して前記所定位置へ給送する原
    稿給送部と、 前記原稿セット手段にセットされた原稿の画像形成処理
    に必要な情報を原稿の種類ごとに入力する情報入力手段
    と、 複数の原稿排出口を有し、前記所定位置から排出する原
    稿を原稿の種類ごとに異なる原稿排出口に排出する原稿
    排出部と、 前記原稿の画像を形成されたシートを前記情報入力手段
    からの情報に基づくそれぞれ独自の収納動作で複数のビ
    ンに分配して収納し、一方が停止中にも他方が収納動作
    できる複数のシート収納手段を有し、シートを原稿の種
    類ごとに異なるシート収納手段に収納するシート収納部
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6133439A (ja) * 1984-07-25 1986-02-17 Mita Ind Co Ltd 自動原稿給排装置
JPS61286859A (ja) * 1985-06-14 1986-12-17 Sharp Corp 文書複写システム

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