JPH0811461A - 自動改頁機構 - Google Patents

自動改頁機構

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JPH0811461A
JPH0811461A JP15237894A JP15237894A JPH0811461A JP H0811461 A JPH0811461 A JP H0811461A JP 15237894 A JP15237894 A JP 15237894A JP 15237894 A JP15237894 A JP 15237894A JP H0811461 A JPH0811461 A JP H0811461A
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Masato Aoki
正人 青木
Satoru Yoshizaki
悟 吉崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 改頁動作にかかる時間を短縮する。 【構成】 改頁ローラ10の一部を摩擦部材28で形成
するとともに、改頁ローラ10によって捲られた頁の先
端を引っ掛けて頁を湾曲させる引掛部27をアーム25
に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、郵便局や銀行などの金
融機関において、一般的に使用される通帳処理装置の自
動改頁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、郵便局や銀行などの金融機関にお
いて、一般的に使用される通帳処理装置の自動改頁機構
には、アームによって支持された改頁ローラを通帳の改
頁面に圧接して回転し、頁を捲り上げた状態で通帳を搬
送することにより改頁を行うものがある。
【0003】近年、定期預金や普通預金など多科目の取
引情報を一度に通帳に印字したり、通帳を自動発行する
など、複数頁の改頁を行う機会が多くなっている。複数
頁の改頁を行う場合は、まず改頁ローラを改頁面に圧接
して回転し、一枚目を捲り上げて通帳を搬送して一頁改
頁を行う。次に、再び通帳を改頁ローラの位置まで搬送
する。同じように二枚目を捲り上げて通帳を搬送し、2
頁改頁を行う。この動作を所定枚数の改頁が行われるま
で繰り返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動改頁機構に
あっては、複数頁の改頁を行う場合、一頁ずつ改頁動作
を繰り返して行っているので、改頁に時間がかかり、全
体の通帳処理時間が長くなってしまうという問題点があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の自動改頁機構にあっては、改頁面を押圧す
るローラの一部を摩擦部材で形成するとともに、ローラ
によって捲られた頁の先端を引っ掛けて頁を湾曲させる
引掛部をアームに設けた。
【0006】
【作用】上記のように構成された自動改頁機構のローラ
を改頁面に圧接して一回転すると、摩擦部材が頁に接触
した時点からローラの回転に伴って一枚目の頁が上方に
湾曲し、頁の先端が引掛部に引っ掛かる。この状態でロ
ーラをもう一回転すると、摩擦部材が頁に接触した時点
からローラの回転に伴って二枚目の頁が上方に湾曲し、
一枚目と二枚目の頁が重なったまま、頁の先端が引掛部
に引っ掛かる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号
を付す。図1は本発明の一実施例を示す側面図、図2は
一実施例の通帳処理装置を示す概略説明図である。
【0008】図2において、通帳処理装置1は、通帳2
に対する印字、磁気データの読取、書込などの処理を行
う。通帳挿入排出口3は、通帳2の挿入と排出をする。
印字部4は、通帳2に印字ヘッド5により印字を行う。
プラテン6は、印字ヘッド5に対向して設けられてい
る。磁気読取書込部7は、通帳2の磁気ストライプ上に
磁気ヘッド8により磁気情報の書込み、読取りを行う。
【0009】自動改頁機構9は、改頁ローラ10により
通帳2の頁を捲る。改頁ローラ10は、通帳2の搬送方
向に対して上方から斜め方向に取り付けられたアーム2
5によって支持されている。押圧部材21は、スプリン
グ22を介して図示せぬソレノイドなど移動手段に取り
付けられ、矢印D−D´方向に移動可能であり、通常は
改頁ローラ10から退避して位置している。改頁用モー
タ15は、改頁ローラ10を矢印A方向に回転する。
【0010】自動逆改頁機構16は、改頁ローラ17に
より通帳2の頁を自動改頁機構9とは逆に捲る。改頁ロ
ーラ17は、アーム25とは対称的に取り付けられたア
ーム30によって支持されている。押圧部材23は、ス
プリング22を介して図示せぬソレノイドなど移動手段
に取り付けられ、矢印D−D´方向に移動可能であり、
通常は改頁ローラ17から退避して位置している。改頁
用モータ18は、改頁ローラ17を矢印B方向に回転す
る。頁・行検出センサ11は、通帳2に印刷されている
頁マークと印字済行の読取りを行う。
【0011】搬送路12は、上述した各部を結び、アッ
パガイド12aとロワガイド12bとで構築されてい
る。アッパガイド12aとロワガイド12bとは、互い
に平行に固定されている。搬送ローラ13は、搬送路1
2に所定の間隔で設けられており、通帳2を上下より挟
み、搬送用モータ14により正逆回転可能に構成されて
いる。また搬送ローラ13は、図示せぬソレノイドなど
により通帳2を圧接、解放が可能となっている。
【0012】なお、本実施例では、搬送用モータ14と
改頁用モータ15、18は、回転量の制御が容易なステ
ッピングモータとして説明する。光学センサ19、20
は、通帳2の挿入検出を行い、図示せぬ制御部は、光学
センサ19、20の信号に基づいて通帳2の搬送量を制
御する。
【0013】図1において、自動改頁機構9の改頁ロー
ラ10を支持するアーム25は、シャフト26に支持さ
れている。シャフト26は、通帳処理装置1の図示せぬ
側壁に固定されている。アーム25の上側には、改頁ロ
ーラ10の外周よりやや外側に位置して引掛部27が形
成されている。
【0014】改頁ローラ10は、樹脂などの滑らかな素
材からなり、外周の一部のみが摩擦部材28で形成され
ている。摩擦部材28の周長は、通帳2が改頁ローラ1
0と押圧部材21との間に挟まれて停止したときの端部
から改頁ローラ10との圧接面までの距離とほぼ同じ長
さに設定されている。
【0015】改頁ローラ10の上方には、検出手段とし
ての光学センサが設けられている。光学センサは、それ
ぞれ通帳2の幅より外側に取り付けられた発光素子29
と、手前側の図示せぬ受光素子とで構成される。発光素
子から出た光は、常に受光素子に入るが、通帳2の頁が
捲られると、その捲られた頁により光が一瞬遮られる。
このように、受光素子に光が入らない瞬間を検知して、
頁の捲りを検出する。発光素子29を設けたことによ
り、頁が所定枚数捲り上がって保持されているか否かを
正確に検出することが可能である。
【0016】上述したような自動改頁機構9による複数
頁の改頁動作について説明する。図3、図4、図5、図
6、図7、図8、図9は、自動改頁機構の改頁動作を示
す説明図である。通帳2が印字部4で印字されて改頁が
必要となった場合、通帳2は搬送ローラ13に挟まれて
自動改頁機構9に搬送される。
【0017】通帳2は、自動改頁機構9まで搬送されて
所定位置で停止する。通帳2が停止すると、図3に示す
ように図示せぬ移動手段が駆動して押圧部材21を矢印
D方向に移動し、押圧部材21は、通帳2を改頁ローラ
10に押し付ける。改頁ローラ10が通帳2の改頁面に
圧接された状態で、改頁用モータ15を駆動して改頁ロ
ーラ10を矢印A方向に回転する。これにより、図4に
示すように摩擦部材28が頁に接触した時点から、改頁
ローラ10の回転に伴って一枚目の頁が上方に湾曲す
る。
【0018】さらに改頁ローラ10が矢印A方向に回転
し、湾曲した頁が図5に示すように発光素子29を通過
すると、発光素子29から出た光が頁に遮られて、頁が
捲り上がったことが検知される。さらに改頁ローラ10
を回転すると、頁の先端が紙の復元力により改頁ローラ
10の摩擦部材28から離れて、図6に示すように湾曲
した状態のままアーム25の引掛部27に引っ掛かる。
このように、改頁ローラ10を一回転することにより、
頁が一枚捲られる。
【0019】改頁ローラ10をもう一回転すると、摩擦
部材28が頁に接触した時点から、改頁ローラ10の回
転に伴って二枚目の頁が上方に湾曲する。このとき二枚
目の頁は、一枚目の頁の先端が引掛部27に引っ掛かっ
て大きく湾曲しているので、一枚目の頁の負荷を受ける
ことはない。
【0020】さらに改頁ローラ10を回転すると、二枚
目の頁は発光素子29を通過し、一枚目の頁と重なって
その先端が引掛部27に引っ掛かる。改頁ローラ10を
同じようにもう一回転すると、三枚目の頁が捲り上げら
れ、図7に示すように一枚目と二枚目の頁と重なってそ
の先端が引掛部27に引っ掛かる。
【0021】このように、改頁ローラ10を所定回数回
転し、頁の先端を引掛部27に引っ掛けた状態で所定枚
数保持する。ここでは、改頁ローラ10を3回転し、頁
を三枚捲ったとする。次に、搬送ローラ13を回転して
通帳2を矢印C方向に移動する。通帳2の綴目2aと改
頁ローラ10との間の距離が短くなると、図8に示すよ
うに紙の復元力により頁が上方へ跳ね上がる。
【0022】さらに、通帳2を矢印C方向に移動する
と、通帳2の綴目2aが改頁ローラ10と押圧部材21
との間を通過し、捲られた頁が図9に示すように改頁ロ
ーラ10により通帳2の反対側に押圧される。このよう
に、頁を一枚ずつ捲り上げてアーム25の引掛部27に
複数枚保持した後、通帳2を搬送して一度に頁捲りを行
う。
【0023】なお、自動逆改頁機構16の構成要素は、
アーム30がアーム25とは対称的に取り付けられてい
る以外は、自動改頁機構9と同様である。また、逆改頁
動作については、改頁ローラ17を改頁ローラ10とは
逆方向である矢印B方向に回転して頁を捲り上げ、通帳
2を矢印C´方向に移動して改頁を行う。
【0024】改頁が行われた通帳2は、頁・行検出セン
サ11に対向する位置まで搬送される。ここで、開いた
頁の頁マークを光学的に読み取られ、印字を行う頁であ
るか否かがチェックされる。所定の頁が開かれていれば
印字部4に搬送され、印字ヘッド5により印字される。
捲り足りない場合は、再び自動改頁機構9に搬送され、
所定枚数頁が捲られる。捲り過ぎている場合は、自動逆
改頁機構16に搬送され、所定枚頁が捲り戻される。
【0025】このように、改頁ローラの一部を摩擦部材
で形成するとともに、改頁ローラによって捲られた頁の
先端を引っ掛けて頁を湾曲させる引掛部をアームに設
け、所定枚数の頁を保持した後、一度に改頁を行うこと
により、改頁動作にかかる時間を短縮することが可能で
ある。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】すなわち、改頁面を押圧するローラの一部
を摩擦部材で形成するとともに、ローラによって捲られ
た頁の先端を引っ掛けて頁を湾曲させる引掛部をアーム
に設けたことにより、改頁動作にかかる時間を短縮する
ことが可能となり、ひいては全体の通帳処理時間を短縮
すりことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】一実施例の通帳処理装置を示す概略説明図であ
る。
【図3】自動改頁機構の改頁動作を示す説明図である。
【図4】自動改頁機構の改頁動作を示す説明図である。
【図5】自動改頁機構の改頁動作を示す説明図である。
【図6】自動改頁機構の改頁動作を示す説明図である。
【図7】自動改頁機構の改頁動作を示す説明図である。
【図8】自動改頁機構の改頁動作を示す説明図である。
【図9】自動改頁機構の改頁動作を示す説明図である。
【符号の説明】
9 自動改頁機構 10 改頁ローラ 25 アーム 27 引掛部 28 摩擦部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームによって支持されたローラを冊子
    状媒体の改頁面に圧接して回転し、頁を捲り上げた状態
    で冊子状媒体を搬送することにより改頁を行う自動改頁
    機構において、 上記改頁面を押圧するローラの一部を摩擦部材で形成す
    るとともに、 ローラによって捲られた上記頁の先端を引っ掛けて頁を
    湾曲させる引掛部を上記アームに設けたことを特徴とす
    る自動改頁機構。
  2. 【請求項2】 上記頁の捲りを検出する検出手段を設け
    た請求項1記載の自動改頁機構。
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