JPH08112495A - 物干し装置 - Google Patents

物干し装置

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JPH08112495A
JPH08112495A JP24975294A JP24975294A JPH08112495A JP H08112495 A JPH08112495 A JP H08112495A JP 24975294 A JP24975294 A JP 24975294A JP 24975294 A JP24975294 A JP 24975294A JP H08112495 A JPH08112495 A JP H08112495A
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Takeshi Yasumura
武 安村
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】昇降移動時における上限位置及び下限位置の検
出を確実に行わせる。 【構成】天井部1に設置された支持金具2より下方に垂
設されたパンタグラフ式の伸縮アーム3を備える。伸縮
アーム3の下部に設けられた受け金具4にて伸縮アーム
3の下部に取付けられた物干し竿5を備える。電動駆動
装置6にて昇降自在となり、且つ受け金具4に下端が連
結された昇降紐7を備える。上昇移動時における物干し
竿5の上限位置を検知する上限位置検知リミットスイッ
チ8を備える。下降移動時における物干し竿5の下限位
置を検知する下限位置検知リミットスイッチ9とを備え
た物干し装置である。伸縮アーム3を構成する各連結リ
ンク3aのうち、最上部に位置する連結リンク3aにて
作動させられる位置に上限位置検知リミットスイッチ8
を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯物等を干して乾燥
させるための物干し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内で洗濯物等の衣類を乾燥させ
る装置として、例えば、天井部1より吊り下げられたパ
ンタグラフ式の伸縮アーム3の伸縮に伴って物干し竿5
を昇降させ、物干し竿5に掛けられた衣類を室内に吊り
下げて乾燥させるようになったものが提供されている。
このものは、図8に示されるように天井部1に設置され
た支持金具2より下方に向けて伸縮アーム3が垂設され
ており、伸縮アーム3の下端に取付けられた受け金具4
に物干し竿5が取付けられている。天井部1にはモータ
等の電動駆動装置6が設置されており、電動駆動装置6
と連動して電動駆動装置6にはドラム20が設置されて
おり、ドラム20より導出された昇降紐7の下端が受け
金具4に連結固定されている。
【0003】そして、電動駆動装置6によってドラムを
正逆回転させることによってドラム20に昇降紐7を巻
いたり、ドラム20より昇降紐7を引き出すことによっ
て物干し竿5を昇降移動させることができるようになっ
ている。ここで、昇降紐7を昇降させて物干し竿5を昇
降移動させる場合、物干し竿5を上限位置と下限位置と
で止めるように構成されている。これは、支持金具2の
支持片10の横長孔14の一端に下限位置検知リミット
スイッチ9が設けられ、他方の支持金具2の支持片10
に上限位置検知リミットスイッチ8が設けられており、
各リミットスイッチ8,9によって昇降される物干し竿
5を上限位置または下限位置で止めるようになってい
る。下限位置検知リミットスイッチ9は図8に示される
ように伸縮アーム3を構成する連結リンク3aの先部に
設けられたリミットスイッチ作動部材12が当接される
操作片9aを備えており、物干し竿5の下降移動に伴っ
て連結リンク3aの端部が横長孔14の一端寄りに移動
して連結リンク3aに設けられたリミットスイッチ作動
部材12が操作片9aに当接されることで下限位置を検
知して物干し竿5の下降を止めるようになっている。ま
た、上限位置検知リミットスイッチ8は図8に示される
ように上下動自在となった操作棒aがリミットスイッチ
8と近接して配置されており、物干し竿5の上下移動に
伴って受け金具4の横片4aによって操作棒aが上方に
移動させられることで操作棒aの移動でリミットスイッ
チ8が入り、受け金具4が支持金具2に近接した状態の
上限位置となる収納状態で上昇が止められるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、伸縮アーム
3及び昇降紐7を介して物干し竿5を昇降移動させる場
合、外力等によって物干し竿5が揺れるような場合があ
る。この時、上述のような従来例にあっては、下限位置
を検出する下限位置検知リミットスイッチ9の操作は一
方の連結リンク3aの上端によって行わせるようにして
いるために伸縮アーム3が揺れたとしても連結リンク3
aの上端には影響が出にくいために下限位置検知リミッ
トスイッチ9の操作に影響がでることはないが、上限位
置を検出する上限位置検知リミットスイッチ8の操作は
受け金具4の横片4aによって行われるようになってい
るために伸縮アーム3が揺れて受け金具4が揺れ、揺れ
動きながら受け金具4が上昇した場合、受け金具4の横
片4aが操作棒aに当たらないような場合が発生し、上
限位置検出リミットスイッチ8が動作せずに物干し竿5
が必要以上に上昇移動させられて電動駆動装置6や伸縮
アーム3やドラム20が破損するという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、昇降移動時における上限位置及び下限位置の
検出を確実に行わせるようになった物干し装置を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、天井部1に設置された支持金
具2より下方に垂設されたパンタグラフ式の伸縮アーム
3と、伸縮アーム3の下部に設けられた受け金具4にて
伸縮アーム3の下部に取付けられた物干し竿5と、電動
駆動装置6にて昇降自在となり、且つ受け金具4に下端
が連結された昇降紐7と、上昇移動時における物干し竿
5の上限位置を検知する上限位置検知リミットスイッチ
8と、下降移動時における物干し竿5の下限位置を検知
する下限位置検知リミットスイッチ9とを備えて成る物
干し装置において、伸縮アーム3を構成する各連結リン
ク3aのうち、最上部に位置する連結リンク3aにて作
動させられる位置に上限位置検知リミットスイッチ8を
配置したことを特徴とするものである。
【0007】請求項2の発明では、請求項1において伸
縮アーム3を構成する連結リンク3aの上端が軸支され
た支持金具2の支持片10に上下方向に長い縦長孔11
を設け、上昇移動時に伸縮アーム3を構成する最上部の
連結リンク3aにて上動させられるリミットスイッチ作
動部材12を上記縦長孔11内に上下動自在に配置し、
上昇時にリミットスイッチ作動部材12が当接される縦
長孔11の上部に上限位置検知リミットスイッチ8を配
置したことを特徴とするものである。
【0008】請求項3の発明では、天井部1に設置され
た支持金具2より下方に垂設されたパンタグラフ式の伸
縮アーム3と、伸縮アーム3の下部に設けられた受け金
具4にて伸縮アーム3の下部に取付けられた物干し竿5
と、電動駆動装置6にて昇降自在となり、且つ受け金具
4に下端が連結された昇降紐7と、上昇移動時における
物干し竿5の上限位置を検知する上限位置検知リミット
スイッチ8と、下降移動時における物干し竿5の下限位
置を検知する下限位置検知リミットスイッチ9とを備え
て成る物干し装置において、伸縮アーム3を構成する各
連結リンク3aのうち、最上部に位置する一対の連結リ
ンク3aの一方の上端を支持金具2の支持片10の一端
に設けられた連結孔13に軸着し、他方の連結リンク3
aの上端に設けられたリミットスイッチ作動部材12を
支持金具2の支持片10の他端に設けられた横長孔14
内に摺動自在に配置し、横長孔14の外側端部に上限位
置検知リミットスイッチ8を配置し、横長孔14の内側
端部に下限位置検知リミットスイッチ9を配置したこと
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、上限位置検知リミッ
トスイッチ8は最上部に位置する連結リンク3aにて作
動させられるようになっているので、外力等によって上
昇移動時に伸縮アーム3が揺れて受け金具4が揺れ、揺
れ動きながら受け金具4が上昇したとしても、揺れが少
ない最上部の連結リンク3aによる操作によって物干し
竿5は上限位置で確実に止められることとなり、上限位
置検知リミットスイッチ8が動作せずに物干し竿5が必
要以上に上昇移動させられて電動駆動装置6や伸縮アー
ム3等が破損するのを防止することができる。
【0010】請求項2の発明によれば、伸縮アーム3の
上昇移動に伴ってリミットスイッチ作動部材12が連結
リンク3aによって押されて縦長孔11内で上昇移動
し、リミットスイッチ作動部材12が上限位置検知リミ
ットスイッチ8に当たることで上限位置で物干し部材5
が停止させられる。請求項3の発明によれば、伸縮アー
ム3の下降移動時に伸縮アーム3を構成する連結リンク
3aの上部に設けられたリミットスイッチ作動部材12
が横長孔14の内側端部寄りに移動することで下限位置
検知リミットスイッチ9がリミットスイッチ作動部材1
2によって作動させられて物干し竿5が下限位置で停止
させられるものであり、また、伸縮アーム3の上昇移動
時に伸縮アーム3を構成する連結リンク3aの上部に設
けられたリミットスイッチ作動部材12が横長孔14の
外側端部寄りに移動することで上限位置検知リミットス
イッチ8がリミットスイッチ作動部材12によって作動
させられて物干し竿5が上限位置で停止させられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。物干し装置は、主に室内に設置されるもので
あり、図1に示されるように天井部1に設置された支持
金具2より下方に垂設されたパンタグラフ式の伸縮アー
ム3と、伸縮アーム3の下部に設けられた受け金具4に
て伸縮アーム3の下部に取付けられた物干し竿5と、電
動駆動装置6にて昇降自在となり、且つ受け金具4に下
端が連結された昇降紐7と、上昇移動時における物干し
竿5の上限位置を検知する上限位置検知リミットスイッ
チ8と、下降移動時における物干し竿5の下限位置を検
知する下限位置検知リミットスイッチ9とを備えて主体
が構成されている。15は電動駆動装置6及び伸縮アー
ム3の連結部位を覆うためのカバーである。
【0012】図1に示されるものは天井直付けタイプの
ものであって、支持金具2は天井部1に取付けられる取
付板16の両端にそれぞれ設置されている。この支持金
具2の支持片10は下方に向けて突設されており、一端
には連結孔13が設けられ、他端には横方向に長い横長
孔14が設けられている。また、中間部には縦方向に長
い縦長孔11が設けられており、縦長孔11内には上下
方向に移動自在となるようにリミットスイッチ作動部材
12が取付けられている。
【0013】伸縮アーム3は複数の連結リンク3aを相
互に連結してパンタグラフ式とされており、最上部に位
置する一方の連結リンク3aの上端は上記支持片10の
連結孔13に軸着され、他方の連結リンク3aの上端は
横長孔14に取付けられている。他方の連結リンク3a
の上端にはリミットスイッチ作動部材12が取付けられ
ており、このリミットスイッチ作動部材12が横長孔1
4内にスライド移動自在に嵌め込まれている。このリミ
ットスイッチ作動部材12は横長孔14内に挿着される
軸部12aの先にローラ12bを設けて構成されてお
り、軸部12aが横長孔14に沿ってスライド移動する
ようになっている。
【0014】横長孔14の内側端部には図1(a)
(b)に示されるように下限位置検知リミットスイッチ
9が取付けられており、この下限位置検知リミットスイ
ッチ9はリミットスイッチ作動部材12のローラ12b
が操作片9aに対して接触または離間することによって
オン・オフされるようになっている。縦長孔11に取付
けられるリミットスイッチ作動部材12は図3、図4に
示されるように縦長孔11内に挿着される軸部12aの
両端にローラ12bを設けて構成されており、一方のロ
ーラ12bは連結リンク3aに当たるようになってお
り、他方のローラ12bは縦長孔11の上部に取付けら
れた上限位置検知リミットスイッチ8の操作片8aに当
たるようになっている。つまり、上限位置検知リミット
スイッチ8はリミットスイッチ作動部材12を介して伸
縮アーム3の上動時に最上部に位置する連結リンク3a
にて作動させられる位置に配置されている。
【0015】伸縮アーム3の下端に取付けられる受け金
具4は縦片4bと横片4aとでL字状に形成されてお
り、縦片4bの一端に設けられた連結孔17に最下部に
位置する一方の連結リンク3aの下端が軸着され、縦片
4bの他端に設けられた横長孔18に他方の連結リンク
3aの下端がスライド移動自在に取付けられている。受
け金具4の横片4aの下面側には略U字状に形成された
固定バンド19が取付けられるようになっており、この
固定バンド19によって対向する受け金具4間に物干し
竿5が架設されるようになっている。
【0016】天井部1に取付けられる取付板16の下面
には電動モータや減速ギヤボックス等からなる電動駆動
装置6が取付けられており、この電動駆動装置6には正
逆回転自在なドラム20が一体に取付けられている。ド
ラム20からはドラム20の軸方向と直交する両側方に
向けて昇降紐7が導出されており、この昇降紐7はドラ
ム20の回転によってドラム20より引き出されたり、
ドラム20に巻き取られるようになっている。昇降紐7
は支持片10の内側に設置された支持ローラ21を介し
て下方に垂下されており、下端は図1(e)に示される
ように受け金具4の横片4aより突設された連結片22
にワイヤー止めピン23にて固定されている。
【0017】しかして、電動駆動装置6にてドラム20
を回転させることによってドラム20に昇降紐7を巻き
付けることで受け金具4と共に物干し竿5が天井部1と
平行に上昇移動させられるものであり、また、ドラム2
0より昇降紐7を引き出すことによって受け金具4と共
に物干し竿5が天井部1と平行に下降移動させられるも
のである。そして、昇降紐7の下降移動と共に伸縮アー
ム3が伸びることによって物干し竿5が下降移動させら
れるものであるが、複数の連結リンク3aからなる伸縮
アーム3は伸びるにしたがって最上部に位置する他方の
連結リンク3aの上端が図1(a)に示されるように横
長孔14内の内側端部に移動し、連結リンク3aの上端
に設けられたリミットスイッチ作動部材12が横長孔1
4内で内側端部寄りに移動してリミットスイッチ作動部
材12のローラ12bが図1(b)に示されるように下
限位置検知リミットスイッチ9の操作片9aに当たるこ
とで下限位置検知リミットスイッチ9が作動して電動駆
動装置6が停止されるものであり、これによって物干し
竿5は必要以上に下降移動することなく下限位置で停止
させられる。また、昇降紐7の上昇移動と共に伸縮アー
ム3が縮むことによって物干し竿5が上昇移動させられ
るものであるが、複数の連結リンク3aからなる伸縮ア
ーム3は縮むにしたがって最上部に位置する他方の連結
リンク3aの上端が横長孔14内の外側に移動し、連結
リンク3aの上端に設けられたリミットスイッチ作動部
材12が横長孔14内で外側端部寄りに移動してリミッ
トスイッチ作動部材12のローラ12bが下限位置検知
リミットスイッチ9の作動片9aより離れる。さらに、
物干し竿5を上昇移動させていくと図3に示されるよう
に縦長孔11内に配置されたリミットスイッチ作動部材
12のローラ12bに最上部の連結リンク3aが当た
り、この状態でさらに物干し竿5を上昇させるとリミッ
トスイッチ作動部材12は縦長孔11内で上昇移動す
る。そして、物干し竿5の上昇移動に伴って縦長孔11
内で上昇移動させられたリミットスイッチ作動部材12
の残りのローラ12bが図4に示されるように上限位置
検知リミットスイッチ8の操作片8aに接触することで
上限位置検知リミットスイッチ8が作動して電動駆動装
置6が停止されるものであり、これによって物干し竿5
は必要以上に上昇移動することなく伸縮アーム3が折り
畳まれた状態となった物干し竿5が収納状態となった上
限位置で停止させられるものである。
【0018】そして、このように上限位置検知リミット
スイッチ8が最上部に位置する連結リンク3aにて作動
させられるようになっているために外力等によって上昇
移動時に伸縮アーム3が揺れて受け金具4が揺れ、揺れ
動きながら受け金具4が上昇したとしても、揺れが少な
い最上部の連結リンク3aによる操作によって物干し竿
5は上限位置で確実に止められるものである。
【0019】図5は他の実施例を示すものであり、この
ものにあっては、伸縮アーム3を構成する各連結リンク
3aのうち、最上部に位置する一対の連結リンク3aの
一方の上端を支持金具2の支持片10の一端に設けられ
た連結孔13に軸着し、他方の連結リンク3aの上端に
設けられたリミットスイッチ作動部材12を支持金具2
の支持片10の他端に設けられた横長孔14内に摺動自
在に配置し、横長孔14の外側端部に上限位置検知リミ
ットスイッチ8を配置し、横長孔14の内側端部に下限
位置検知リミットスイッチ9を配置して構成されてお
り、伸縮アーム3の下降移動時に伸縮アーム3を構成す
る連結リンク3aの上部に設けられたリミットスイッチ
作動部材12が横長孔14の内側端部寄りに移動するこ
とで下限位置検知リミットスイッチ9がリミットスイッ
チ作動部材12によって作動させられて物干し竿5が下
限位置で停止させられるものであり、また、伸縮アーム
3の上昇移動時に伸縮アーム3を構成する連結リンク3
aの上部に設けられたリミットスイッチ作動部材12が
横長孔14の外側端部寄りに移動することで上限位置検
知リミットスイッチ8がリミットスイッチ作動部材12
によって作動させられて物干し竿5が上限位置で停止さ
せられるようになっている。このものにあっても外力等
によって昇降移動時に伸縮アーム3が揺れて受け金具4
が揺れ、揺れ動きながら受け金具4が昇降したとして
も、揺れが少ない最上部の連結リンク3aに設けられた
リミットスイッチ作動部材12にて上限・下限位置検知
リミットスイッチ8,9が操作されて物干し竿5は上限
位置または下限位置で確実に止められることとなり、リ
ミットスイッチ8,9が動作せずに物干し竿5が必要以
上に上昇移動または下降移動させられて電動駆動装置6
や伸縮アーム3等が破損するのを防止することができる
ようになっている。
【0020】上述した実施例にあっては、物干し装置は
天井直付けタイプのものである場合を示したが、図6、
図7に示されるような天井埋め込みタイプに本発明の構
造を採用するようにしてあってもよいものである。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明は、伸縮アームを構成す
る各連結リンクのうち、最上部に位置する連結リンクに
て作動させられる位置に上限位置検知リミットスイッチ
を配置してあるので、上限位置検知リミットスイッチは
最上部に位置する連結リンクにて作動させられるもので
あり、外力等によって上昇移動時に伸縮アームが揺れて
受け金具が揺れ、揺れ動きながら受け金具が上昇したと
しても、揺れが少ない最上部の連結リンクによる操作に
よって物干し竿は上限位置で確実に止められることとな
り、上限位置検出リミットスイッチが動作せずに物干し
竿が必要以上に上昇移動させられて電動駆動装置や伸縮
アーム等が破損するのを防止することができるものであ
る。
【0022】請求項2の発明は、請求項1において伸縮
アームを構成する連結リンクの上端が軸支された支持金
具の支持片に上下方向に長い縦長孔を設け、上昇移動時
に伸縮アームを構成する最上部の連結リンクにて上動さ
せられるリミットスイッチ作動部材を上記縦長孔内に上
下動自在に配置し、上昇時にリミットスイッチ作動部材
が当接される縦長孔の上部に上限位置検知リミットスイ
ッチを配置してあるので、請求項1の効果に加えて伸縮
アームの上昇移動に伴ってリミットスイッチ作動部材が
連結リンクによって押されて縦長孔内で上昇移動し、リ
ミットスイッチ部材が上限位置検知リミットスイッチに
当たることで上限位置で物干し部材が停止させられるも
のであり、揺れが少ない最上部の連結リンクによる操作
によって物干し竿は上限位置で確実に止められるもので
ある。
【0023】請求項3の発明は、伸縮アームを構成する
各連結リンクのうち、最上部に位置する一対の連結リン
クの一方の上端を支持金具の支持片の一端に設けられた
連結孔に軸着し、他方の連結リンクの上端に設けられた
リミットスイッチ作動部材を支持金具の支持片の他端に
設けられた横長孔内に摺動自在に配置し、横長孔の外側
端部に上限位置検知リミットスイッチを配置し、横長孔
の内側端部に下限位置検知リミットスイッチを配置して
あるので、外力等によって昇降移動時に伸縮アームが揺
れて受け金具が揺れ、揺れ動きながら受け金具が昇降し
たとしても、揺れが少ない最上部の連結リンクに設けら
れたリミットスイッチ作動部材にて上限・下限位置検知
リミットスイッチが操作されて物干し竿は上限位置また
は下限位置で確実に止められることとなり、リミットス
イッチが動作せずに物干し竿が必要以上に上昇移動また
は下降移動させられて電動駆動装置や伸縮アーム等が破
損するのを防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は
分解斜視図、(b)は下限位置検知リミットスイッチの
配置状態を示す拡大斜視図、(c)は電動駆動装置の斜
視図、(d)は固定バンドの分解斜視図、(e)は昇降
紐の連結状態を示す分解斜視図である。
【図2】支持金具を示すものであり、(a)は正面図、
(b)は平面図、(c)は側面図である。
【図3】動作状態を示すものであり、(a)は下降時の
部分側面図、(b)は断面図である。
【図4】動作状態を示すものであり、(a)は上昇時の
部分側面図、(b)は断面図である。
【図5】(a)(b)は他の実施例におけ動作状態を示
す概略側面図である。
【図6】他の実施例を示す斜視図である。
【図7】同上の設置状態を示すものであり、(a)は物
干し竿の下降時の正断面図、(b)は物干し竿の下降時
の側断面図、(c)は物干し竿の上昇時の側断面図で
あ。
【図8】従来例を示すものであり、(a)は分解斜視
図、(b)は下限位置検知リミットスイッチの設置状態
を示す部分斜視図、(c)は上限位置検知リミットスイ
ッチの設置状態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 天井部 2 支持金具 3 伸縮アーム 3a 連結リンク 4 受け金具 5 物干し竿 6 電動駆動装置 7 昇降紐 8 上限位置検知リミットスイッチ 9 下限位置検知リミットスイッチ 10 支持片 11 縦長孔 12 リミットスイッチ作動部材 13 連結孔 14 横長孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井部に設置された支持金具より下方に
    垂設されたパンタグラフ式の伸縮アームと、伸縮アーム
    の下部に設けられた受け金具にて伸縮アームの下部に取
    付けられた物干し竿と、電動駆動装置にて昇降自在とな
    り、且つ受け金具に下端が連結された昇降紐と、上昇移
    動時における物干し竿の上限位置を検知する上限位置検
    知リミットスイッチと、下降移動時における物干し竿の
    下限位置を検知する下限位置検知リミットスイッチとを
    備えて成る物干し装置において、伸縮アームを構成する
    各連結リンクのうち、最上部に位置する連結リンクにて
    作動させられる位置に上限位置検知リミットスイッチを
    配置して成ることを特徴とする物干し装置。
  2. 【請求項2】 伸縮アームを構成する連結リンクの上端
    が軸支された支持金具の支持片に上下方向に長い縦長孔
    を設け、上昇移動時に伸縮アームを構成する最上部の連
    結リンクにて上動させられるリミットスイッチ作動部材
    を上記縦長孔内に上下動自在に配置し、上昇時にリミッ
    トスイッチ作動部材が当接される縦長孔の上部に上限位
    置検知リミットスイッチを配置して成ることを特徴とす
    る請求項1記載の物干し装置。
  3. 【請求項3】 天井部に設置された支持金具より下方に
    垂設されたパンタグラフ式の伸縮アームと、伸縮アーム
    の下部に設けられた受け金具にて伸縮アームの下部に取
    付けられた物干し竿と、電動駆動装置にて昇降自在とな
    り、且つ受け金具に下端が連結された昇降紐と、上昇移
    動時における物干し竿の上限位置を検知する上限位置検
    知リミットスイッチと、下降移動時における物干し竿の
    下限位置を検知する下限位置検知リミットスイッチとを
    備えて成る物干し装置において、伸縮アームを構成する
    各連結リンクのうち、最上部に位置する一対の連結リン
    クの一方の上端を支持金具の支持片の一端に設けられた
    連結孔に軸着し、他方の連結リンクの上端に設けられた
    リミットスイッチ作動部材を支持金具の支持片の他端に
    設けられた横長孔内に摺動自在に配置し、横長孔の外側
    端部に上限位置検知リミットスイッチを配置し、横長孔
    の内側端部に下限位置検知リミットスイッチを配置して
    成ることを特徴とする物干し装置。
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