JP2015096090A - 物干し装置 - Google Patents

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津島 重弘
Shigehiro Tsushima
重弘 津島
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Abstract

【課題】物干し竿を昇降させることができる、簡易な構造で軽量な物干し装置を提供する。【解決手段】物干し装置10は、梁部材1a,1b、上腕部材4a,4b、下腕部材5a,5b、保持部材6a,6b、紐状体7a,7bおよび紐状体調節部2を備える。梁部材1aの端部には上腕部材4aおよび下腕部材5aを介して保持部材6aが設けられている。保持部材6aと紐状体調節部2との間に紐状体7aが設けられている。紐状体7aは梁部材1aの端部11を通る。上腕部材4aおよび下腕部材5aは梁部材1aの長手方向に平行な面内で回転自在である。梁部材1b、上腕部材4b、下腕部材5b、保持部材6bおよび紐状体7bは同様に構成されている。紐状体調節部2は、梁部材1aと梁部材1bとの間に設けられ、操作に応じて紐状体7a,7bの巻き取りを調節する。【選択図】図1

Description

本発明は、天井等に吊り下げられる物干し装置に関する。
従来の物干し装置として、例えば、特許文献1に記載のものがある。この物干し装置は、パンダグラフ式の伸縮アーム、受け金具、ドラムおよび昇降紐を備える。伸縮アームは、天井部に設置された支持金具から下方に垂設されている。受け金具は、伸縮アームの下部に取り付けられ、物干し竿を保持している。ドラムは、天井部に設置され、電動駆動装置と連動している。昇降紐はドラムから導出され、昇降紐の下端は受け金具に固定されている。この物干し装置では、電動駆動装置によりドラムを回転させることで、ドラムに昇降紐を巻いたり、ドラムから昇降紐を引出したりする。これにより、物干し竿を昇降移動させることができる。
また、従来の物干し装置として、例えば、特許文献2に記載のものがある。この物干し装置では、操作ハンドル、回転伝達機構、巻取部および紐状体を備える。回転伝達機構は、ギアボックス、垂直桿、ギア機構および水平稈を有する。巻取部は水平稈の端部に設けられている。紐状体は巻取部から垂下し、紐状体の下端には物干し竿が保持されている。この物干し装置では、操作ハンドルを回転させると、回転力が回転伝達機構を介して巻取部に伝達される。巻取部が回転することにより、紐状体は、巻取部に巻き取られたり、巻き戻されたりする。これにより、物干し竿を昇降移動させることができる。
特開平8−112495号公報 特開2003−93797号公報
特許文献1に記載の物干し装置では、パンタグラフ式の伸縮アームを用いており、また、電動駆動装置によりドラムを回転させている。このため、もの物干し装置に必要な部品数が多くなる。また、物干し装置が重くなるため、物干し装置の設置が大掛かりになるおそれがある。
また、特許文献2に記載の物干し装置では、電動駆動装置を用いていないものの、回転伝達機構により操作ハンドルの回転力を巻取部に伝達している。このため、特許文献1に記載の物干し装置と同様に、もの物干し装置に必要な部品数が多くなる。
本発明の目的は、物干し竿を昇降させることができる、簡易な構造で軽量な物干し装置を提供することにある。
本発明の物干し装置は、細長状の梁部材、細長状の上腕部材、細長状の下腕部材、保持部材、紐状体および紐状体調節部を備える。梁部材は天井部に取り付けられる。上腕部材は梁部材の両端部に設けられる。梁部材の端部に上腕部材の第1端部が取り付けられる。上腕部材の第2端部に下腕部材の第1端部が取り付けられる。保持部材は、下腕部材の第2端部に取付けられ、物干し竿の端部を保持する。保持部材に紐状体の第1端部が取り付けられる。紐状体は、梁部材の端部を通り、梁部材に沿って延伸する。紐状体調節部は梁部材の中央部に設けられる。紐状体調節部には紐状体の第2端部が取り付けられる。紐状体調節部は操作に応じて紐状体の巻き取りを調節する。上腕部材は、上腕部材の第1端部を支点として、梁部材の長手方向に平行な面内で回転自在である。下腕部材は、下腕部材の第1端部を支点として、梁部材の長手方向に平行な面内で回転自在である。
この構成では、操作により紐状体の巻き取りを調節することで、物干し竿を所望の位置まで昇降させることができる。このため、作業しやすい位置まで物干し竿を降ろして洗濯物を干した後、洗濯物が乾きやすい位置まで物干し竿を上げることができる。また、物干し装置を使用しないとき、物干し竿を最も高い位置まで上げることにより、物干し装置をコンパクトな形状にして収納することができる。また、保持部材が上腕部材および下腕部材により梁部材から吊り下げられているため、風が吹いた際に物干し竿が揺れることを防止することができる。
さらに、パンダグラフ機構により保持部材を梁部材から吊り下げる場合に比べて、簡易な構造で軽量な物干し装置を実現することができる。また、上腕部材および下腕部材が梁部材の長手方向に平行な面内で回転自在であるため、物干し竿を昇降させても物干し装置の姿勢は変化しない。
本発明の物干し装置では、紐状体調節部は、上カバー部材、下カバー部材、回転部材、第1ばね部材およびリング状の操作部を備える。上カバー部材は下向きの歯を有する。下カバー部材は、上カバー部材の下に配置され、開口部を有する。回転部材は、上カバー部材と下カバー部材との間に配置され、上カバー部材の歯にかみ合う上向きの歯を有し、上下方向を向く軸の周りに回転自在である。回転部材には紐状体の第2端部が取り付けられる。第1ばね部材は、回転部材と下カバー部材との間に配置され、回転部材の歯を上カバー部材の歯に押し当てる。操作部は、回転部材から下方向に延設され、下カバー部材の開口部から突出する。
この構成では、オーニング用と同様の形状を有するクランクハンドルで操作部を引くことにより、回転部材のロックが解除される。クランクハンドルで操作部を引きながら回転させると、紐状体は、回転部材に巻き取られたり、回転部材から巻き戻されたりする。これにより、紐状体調節部は操作に応じて紐状体の巻き取りを調節することができる。
また、紐状体調節部は、手動で動作するため、回転部材を回転させるためのモータ等を必要としない。また、操作部が回転部材と一体的に形成されているため、操作部に対する回転力を回転部材に伝達する伝達機構を必要としない。このため、簡易な構造で紐状体調節部を実現することができる。
本発明の物干し装置は第2ばね部材を備える。第2ばね部材は、上腕部材の第2端部および下腕部材の第1端部から形成される中空部に設けられ、上腕部材と下腕部材とが当接するように上腕部材および下腕部材を付勢する。
この構成では、物干し竿を最も高い位置まで上げた際、上腕部材および下腕部材が垂れ下がることを防止することができる。
本発明の物干し装置は取付け部材を備える。取付け部材は、梁部材の上部に取付けられ、梁部材を天井部に取り付ける。取付け部材は梁部材の長手方向に垂直な面内で回転自在である。
この構成では、水平でない天井等にも物干し装置を確実に取り付けることができる。
本発明によれば、物干し竿を昇降させることができる、簡易な構造で軽量な物干し装置を実現することができる。
本実施形態に係る使用時の物干し装置を示す正面図である。 本実施形態に係る使用時の物干し装置を示す外観斜視図である。 本実施形態に係る非使用時の物干し装置を示す外観斜視図である。 紐状体調節部2付近を示す分解斜視図である。 クランクハンドル82を示す平面図である。 取付け部材3a付近を示す分解斜視図である。 梁部材1a、上腕部材4a、下腕部材5aおよび保持部材6aを示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る物干し装置10について説明する。図1は、使用時の物干し装置10を示す正面図である。図2は、使用時の物干し装置10を示す外観斜視図である。物干し装置10は、細長状の梁部材1a,1b、紐状体調節部2、取付け部材3a,3b、細長状の上腕部材4a,4b、細長状の下腕部材5a,5b、細長平板状の保持部材6a,6bおよび紐状体7a,7bおよびを備える。
梁部材1a,1bは一直線となるように配置されている。梁部材1aと梁部材1bとの間には紐状体調節部2が取り付けられている。紐状体調節部2は、下方向に突出するリング状の操作部27を有する。紐状体調節部2は、操作に応じて、紐状体7a,7bの巻き取りおよび巻き戻しを行う。梁部材1aの長手方向の略中心部には取付け部材3aが取り付けられている。梁部材1bの長手方向の略中心部には取付け部材3bが取り付けられている。梁部材1a,1bは、その長手方向が水平となるように、取付け部材3a,3bにより天井等(天井部)に設置される。
梁部材1aの端部11(梁部材1b側と反対側の端部)には、上腕部材4aの端部41が取り付けられている。上腕部材4aは、上腕部材4aの端部41を支点として、梁部材1aの長手方向に平行な面内で回転自在である。上腕部材4aの端部42(端部41と反対側の端部)には、下腕部材5aの端部51が取り付けられている。下腕部材5aは、下腕部材5aの端部51を支点として、梁部材1aの長手方向に平行な面内で、かつ、角度θが0°〜180°である範囲内で回転自在である。ここで、角度θは、正面視して、上腕部材4aに対して時計と反対回りに下腕部材5aがなす角度である。
下腕部材5aの端部52(端部51と反対側の端部)には、保持部材6aの短手方向の端部が取り付けられている。保持部材6aは、その主面が梁部材1aの長手方向に垂直になるように配置されている。保持部材6aは、保持部材6aの短手方向の端部を支点として、梁部材1aの長手方向に平行な面内で回転自在である。保持部材6aには、物干し竿81の端部を保持するための開口部61が複数形成されている。保持部材6aの開口部61は保持部材6aの長手方向に対して対称に配置されている。
保持部材6aには、紐状体7aの第1端部が取り付けられている。紐状体7aは、梁部材1aの端部11を通り、梁部材1aに沿って延伸している。紐状体7aの第2端部は紐状体調節部2に取り付けられている。紐状体7aは、紐、ロープ、ワイヤ等からなる。
梁部材1b側にも、梁部材1a側の構成と同様に、上腕部材4b、下腕部材5b、保持部材6bおよび紐状体7bが設けられている。すなわち、物干し装置10は正面視して左右対称に構成されている。
後述のように、上下方向を向く軸の周りに操作部27を第1方向に回転させると、紐状体調節部2が紐状体7a,7bを巻き取る。保持部材6aは紐状体7aにより上方向に引っ張られる。上腕部材4aは、上腕部材4aの端部41を支点として、梁部材1aの長手方向に平行な面内で方向Rに回転する。下腕部材5aは、下腕部材5aの端部51を支点として、梁部材1aの長手方向に平行な面内で方向Rに回転する。方向Rは上腕部材4aが梁部材1aに近づく方向であり、方向Rは方向Rと反対方向である。上腕部材4b、下腕部材5bおよび保持部材6bについても同様である。このようにして、保持部材6a,6bに保持された物干し竿81を上昇させることができる。
後述のように、操作部27を第2方向(第1方向と反対の方向)に回転させると、紐状体調節部2が紐状体7a,7bを巻き戻す。弛んだ紐状体7aが張るようになるまで、保持部材6aは重力に引かれて下降する。上腕部材4aおよび下腕部材5aは、保持部材6aが上昇する場合と反対方向に回転する。上腕部材4b、下腕部材5bおよび保持部材6bについても同様である。このようにして、保持部材6a,6bに保持された物干し竿81を下降させることができる。
図3は、非使用時の物干し装置10を示す外観斜視図である。上腕部材4aは梁部材1aに当接するまで回転している。下腕部材5aは上腕部材4aに当接するまで回転している。すなわち、上腕部材4aおよび下腕部材5aは、平面視して、梁部材1aに重なるように折り畳まれている。梁部材1b、上腕部材4bおよび下腕部材5bについても同様である。保持部材6a,6bを最も高い位置まで上昇させることにより、物干し装置10を非使用時の形状に変形させることができる。このように、物干し装置10を使用しないとき、物干し装置10をコンパクトな形状にして収納することができる。
図4は、紐状体調節部2付近を示す分解斜視図である。紐状体調節部2は、上カバー部材21、下カバー部材22、外側回転部材23、内側回転部材24、渦巻きばね25、コイルばね26および操作部27を有する。コイルばね26は本発明の第1ばね部材に相当する。
上カバー部材21は略たらい形状を有し、その側面には切欠き部211が形成されている。略角筒状の梁部材1a,1bの内部および切欠き部211を通って紐状体調節部2の内部に紐状体7a,7bが引き込まれる。上カバー部材21の内側には上カバー部材21の底面の縁端に沿って歯(図示せず)が形成されている。上カバー部材21は梁部材1aと梁部材1bとの間に取付けられる。上カバー部材21の開口は下方向を向いている。下カバー部材22は、略円板状であり、その中心部に開口部221を有する。下カバー部材22は、上カバー部材21の開口に蓋をするように、上カバー部材21に取付けられている。
上カバー部材21と下カバー部材22との間には略たらい形状の外側回転部材23が配置されている。外側回転部材23の端面には歯が形成され、外側回転部材23の側面に溝部が形成されている。外側回転部材23は、外側回転部材23の歯が上カバー部材21の歯にかみ合うように配置されている。外側回転部材23の溝部には紐状体7a,7bの端部が固定されている。外側回転部材23は、上下方向を向く中心軸の周りに回転自在となっている。
外側回転部材23の内側には略たらい形状の内側回転部材24が固定されている。内側回転部材24は、内側回転部材24の底面が外側回転部材23の底面に当接するように配置されている。内側回転部材24の内側には渦巻きばね25が配置されている。渦巻きばね25の第1端部は内側回転部材24に固定され、渦巻きばね25の第2端部は上カバー部材21に固定されている。渦巻きばね25は、紐状体7a,7bが巻き取られる方向に外側回転部材23を付勢する。これにより、非使用時の物干し装置10において、上腕部材4aおよび下腕部材5aが垂れ下がることを防止することができる。
外側回転部材23と下カバー部材22との間にはコイルばね26が配置されている。コイルばね26は外側回転部材23を上カバー部材21に押し当てている。これにより、上カバー部材21の歯と外側回転部材23の歯とがしっかりかみ合うため、外側回転部材23の回転がロックされる。
外側回転部材23の底面には操作部27が延設されている。操作部27は、コイルばね26の巻回中心部を通り、下カバー部材22の開口部221から突出している。
図5は、クランクハンドル82を示す平面図である。クランクハンドル82は操作部27を操作するために用いられる。クランクハンドル82は、鉤状の先端部821、柄822、および、先端部821と柄822とをつなぐ直線状の中央部823を有する。クランクハンドル82は、柄822の軸が中央部823の軸に対してずれるように、柄822付近で曲がっている。この構成により、中央部823を軸として柄822を回転させることにより先端部821を回転させることができる。すなわち、クランクハンドル82はオーニング用クランクハンドルと同様の形状および機能を有する。
まず、クランクハンドル82の先端部821を操作部27に引っかける。次に、クランクハンドル82を引くと、上カバー部材21の歯と外側回転部材23の歯とが離れる。これにより、外側回転部材23のロックが解除され、外側回転部材23は回転自在となる。次に、クランクハンドル82を引きながら、クランクハンドル82の柄822を回転させると、操作部27そして外側回転部材23が回転する。外側回転部材23が第1方向に回転する場合、紐状体7a,7bは外側回転部材23の溝部へ巻き取られる。外側回転部材23が第2方向(第1方向と反対の方向)に回転する場合、紐状体7a,7bは外側回転部材23の溝部から巻き戻される。クランクハンドル82を引くことをやめると、上述のように、上カバー部材21の歯と外側回転部材23の歯とがかみ合うため、外側回転部材23は再びロックされる。
紐状体調節部2は、手動で動作するため、外側回転部材23を回転させるためのモータ等を必要としない。また、操作部27が外側回転部材23と一体的に形成されているため、操作部27に対する回転力を外側回転部材23に伝達する伝達機構を必要としない。このため、簡易な構造で紐状体調節部2を実現することができる。
図6は、取付け部材3a付近を示す分解斜視図である。梁部材1aは略角筒状であり、梁部材1aの第1側面は上方向を向いている。梁部材1aの第1側面には、梁部材1aの長手方向に沿って溝部12が形成されている。取付け部材3aは梁側部材31および天井側部材32を有する。梁側部材31は延出片311および2つの孔部312を有する。梁側部材31の孔部312は、梁側部材31の主面に形成され、梁側部材31を貫通している。梁側部材31の延出片311が梁部材1aの溝部12に嵌入することで、梁側部材31は梁部材1aの長手方向に移動自在に取り付けられる。この際、梁側部材31の主面は梁部材1aの長手方向に垂直となる。
天井側部材32は、第1平板部321と、第1平板部321の両端から立設される第2平板部322とを有する。天井側部材32は、天井側部材32の第2平板部322で梁側部材31の主面を挟むように形成および配置されている。天井側部材32の第1平板部321は、物干し装置10を設置する天井等に当接される。天井側部材32の第2平板部322には2つの細長状の孔部323が形成されている。孔部323の一方は天井側部材32の第1平板部321と平行な方向に延伸し、孔部323の他方は天井側部材32の第1平板部321に対して斜め方向に延伸している。梁側部材31の孔部312および天井側部材32の孔部323をネジ33が貫通することにより、梁側部材31に天井側部材32が取り付けられる。このようにして、天井側部材32は、梁部材1aの長手方向に垂直な面内で、梁側部材31に対して約0°〜30°の範囲で回転自在となる。取付け部材3bの構成は取付け部材3aの構成と同様である。これにより、水平でない天井等にも物干し装置10を確実に取り付けることができる。
図7は、梁部材1a、上腕部材4a、下腕部材5aおよび保持部材6aを示す分解斜視図である。梁部材1aの端部11付近には、紐状体7aをガイドするためのガイドローラ13が設けられている。梁部材1aの端部11および上腕部材4aの端部41には孔部が形成され、その孔部を支柱831が貫通することにより、梁部材1aに上腕部材4aが回転自在に取り付けられる。
上腕部材4aの端部42および下腕部材5aの端部51には孔部が形成され、その孔部を支柱832が貫通することにより、上腕部材4aに下腕部材5aが回転自在に取り付けられる。上腕部材4aの端部42および下腕部材5aの端部51は、上腕部材4aに対して下腕部材5aが180°以上回転しないように形成されている。
上腕部材4aの端部42および下腕部材5aの端部51から、コイルばね43を収納するための中空部が形成されている。コイルばね43は本発明の第2ばね部材に相当する。コイルばね43の第1端部は巻回方向に垂直な方向に延伸し、コイルばね43の第2端部はコイルばね43の第1端部と同一方向に延伸している。コイルばね43は、その第1端部が上腕部材4aと平行になり、その第2端部が下腕部材5aと平行になるように、中空部に固定されている。これにより、コイルばね43は、上腕部材4aおよび下腕部材5aが折り畳まれるように上腕部材4aおよび下腕部材5aを付勢する。これにより、図3に示した非使用時の物干し装置10において、上腕部材4aおよび下腕部材5aが垂れ下がることを防止することができる。
保持部材6aは、短手方向の端部から延出した延出片62を有する。延出片62および下腕部材5aの端部52には孔部が形成され、その孔部を支柱833が貫通することにより、下腕部材5aに保持部材6aが回転自在に取り付けられる。延出片62には紐状体7aの端部を固定するための孔部が形成されている。
梁部材1b、上腕部材4b、下腕部材5bおよび保持部材6bの構成は、梁部材1a、上腕部材4a、下腕部材5aおよび保持部材6aの構成と同様である。
本実施形態では、上述のように、クランクハンドル82で操作部27を回転させることにより、物干し竿81を所望の位置まで昇降させることができる。このため、作業しやすい位置まで物干し竿81を降ろして洗濯物を干した後、洗濯物が乾きやすい位置まで物干し竿81を上げることができる。また、物干し装置10を使用しないとき、物干し竿81を最も高い位置まで上げることにより、物干し装置10をコンパクトな形状にして収納することができる。また、保持部材6a,6bが上腕部材4a,4bおよび下腕部材5a,5bにより梁部材1a,1bから吊り下げられているため、風が吹いた際に物干し竿81が揺れることを防止することができる。
さらに、パンダグラフ機構により保持部材6a,6bを梁部材1a,1bから吊り下げる場合に比べて、簡易な構造で軽量な物干し装置10を実現することができる。また、上腕部材4a,4bおよび下腕部材5a,5bが梁部材1aの長手方向に平行な面内で回転自在であるため、物干し竿81を昇降させても物干し装置10の姿勢は変化しない。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1a,1b…梁部材
2…紐状体調節部
3a,3b…取付け部材
4a,4b…上腕部材
5a,5b…下腕部材
6a,6b…保持部材
7a,7b…紐状体
10…物干し装置
13…ガイドローラ
21…上カバー部材
22…下カバー部材
23…外側回転部材
24…内側回転部材
25…渦巻きばね
26,43…コイルばね
27…操作部
31…梁側部材
32…天井側部材
81…物干し竿
82…クランクハンドル

Claims (4)

  1. 天井部に取り付けられる細長状の梁部材と、
    前記梁部材の両端部に設けられ、前記梁部材の端部に第1端部が取り付けられる細長状の上腕部材と、
    前記上腕部材の第2端部に第1端部が取り付けられる細長状の下腕部材と、
    前記下腕部材の第2端部に取付けられ、物干し竿の端部を保持する保持部材と、
    前記保持部材に第1端部が取り付けられ、前記梁部材の端部を通り、前記梁部材に沿って延伸する紐状体と、
    前記梁部材の中央部に設けられ、前記紐状体の第2端部が取り付けられ、操作に応じて前記紐状体の巻き取りを調節する紐状体調節部と、を備え、
    前記上腕部材は、前記上腕部材の第1端部を支点として、前記梁部材の長手方向に平行な面内で回転自在であり、前記下腕部材は、前記下腕部材の第1端部を支点として、前記梁部材の長手方向に平行な面内で回転自在である、物干し装置。
  2. 前記紐状体調節部は、
    下向きの歯を有する上カバー部材と、
    前記上カバー部材の下に配置され、開口部を有する下カバー部材と、
    前記上カバー部材と前記下カバー部材との間に配置され、前記上カバー部材の歯にかみ合う上向きの歯を有し、上下方向を向く軸の周りに回転自在であり、前記紐状体の第2端部が取り付けられる回転部材と、
    前記回転部材と前記下カバー部材との間に配置され、前記回転部材の歯を前記上カバー部材の歯に押し当てる第1ばね部材と、
    前記回転部材から下方向に延設され、前記下カバー部材の開口部から突出するリング状の操作部と、を有する、請求項1に記載の物干し装置。
  3. 前記上腕部材の第2端部および前記下腕部材の第1端部から形成される中空部に設けられ、前記上腕部材と前記下腕部材とが当接するように、前記上腕部材および前記下腕部材を付勢する第2ばね部材を備える、請求項1または2に記載の物干し装置。
  4. 前記梁部材の上部に取付けられ、前記梁部材を前記天井部に取り付ける取付け部材を備え、
    前記取付け部材は前記梁部材の長手方向に垂直な面内で回転自在である、請求項1ないし3のいずれかに記載の物干し装置。
JP2013236366A 2013-11-15 2013-11-15 物干し装置 Pending JP2015096090A (ja)

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