JP6324039B2 - 物干し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、天井等に設置される物干し装置に関する。
従来の物干し装置として、例えば、特許文献1に記載のものがある。この物干し装置では、操作ハンドル、水平稈、巻取部および紐状体を備える。巻取部は水平稈の端部に設けられている。紐状体は巻取部から垂下し、紐状体の下端には物干し竿が保持されている。この物干し装置では、操作ハンドルに加えられた回転力が回転伝達機構を介して水平稈に伝達されることで、水平稈が回転する。水平稈とともに巻取部が回転することにより、紐状体は、巻取部に巻き取られたり、巻き戻されたりする。これにより、物干し竿を昇降させることができる。
特開2003−93797号公報
特許文献1に記載の物干し装置では、操作ハンドルを回転させることにより、物干し竿を昇降させている。操作ハンドルの回転に対する物干し竿の高さ変化が小さいと、物干し竿を所望の高さに昇降させるために、操作ハンドルを何回も回転させる必要がある。一方、操作ハンドルの回転に対する物干し竿の高さ変化が大きいと、物干し竿の高さを所望の高さに調節しにくくなる。
本発明の目的は、竿部材を所望の高さに容易に昇降させ、物干し竿をその高さで確実に保持することができる物干し装置を提供することにある。
本発明の物干し装置は、第1巻取部、第2巻取部、紐部材、巻上バネ部、第1ロック部および第2ロック部を備える。第1巻取部および第2巻取部は、軸部材と、軸部材を回転自在に支持する軸受部材とを有する。紐部材は軸部材から垂下している。竿部材の端部に紐部材の下端部が取り付けられる。巻上バネ部は、棒状の芯部材、バネ部材および固定部材を有する。芯部材は第1巻取部の軸部材および第2巻取部の軸部材に固定連結される。バネ部材は芯部材に巻回される。芯部材にバネ部材の第1端部が取り付けられる。固定部材はバネ部材の第2端部を固定する。第1ロック部は、第1巻取部の軸部材および第2巻取部の軸部材に連結され、第1巻取部および第2巻取部による紐部材の巻取りをロック自在である。第2ロック部は、第1巻取部の軸部材に固定連結され、複数の爪を有する爪部材と、爪部材の爪とかみ合う複数の爪を有し、摺動自在である摺動部材とを含む。
この構成では、巻上バネ部は、第1巻取部および第2巻取部が紐部材を巻き取るように、第1巻取部および第2巻取部を付勢する。巻上バネ部の付勢力に逆らって竿部材を所望の高さに引き下げた後、竿部材から手を放すと、第1ロック部は第1巻取部および第2巻取部による紐部材の巻取りをロックする。これにより、竿部材は所望の高さで保持される。竿部材をもう一度引き下げると、第1ロック部によるロックが解除される。これにより、再び、竿部材を引き下げたり、巻上バネ部の付勢力で竿部材を上げたりできる。このようにして、竿部材を所望の高さに容易に昇降させることができる。
また、爪部材の爪と摺動部材の爪とがかみ合うことにより、第1巻取部および第2巻取部の軸部材が回転しなくなる。すなわち、第2ロック部により、紐部材の巻取りおよび巻き戻しがロックされる。爪部材の爪と摺動部材の爪とが離れることにより、第2ロック部よるロックが解除される。このようにして、竿部材を所望の高さで確実に保持することができる。
本発明の物干し装置では、第2ロック部は円板カム部材およびバネ部材を含む。円板カム部材は軸部材の軸方向に垂直な回転軸を有する。バネ部材は、摺動部材に対して爪部材側と反対側に配置され、摺動部材の爪を爪部材の爪に押し当てるように摺動部材を付勢する。爪部材は第1巻取部の軸部材の端部に固定連結され、爪部材の複数の爪は軸部材の軸方向に突出する。摺動部材は、円板カム部材が嵌入する孔部を有し、軸部材の軸方向に摺動自在である。
この構成では、円板カム部材が回転すると、摺動部材が軸部材の軸方向に摺動するので、爪部材の爪と摺動部材の爪とがかみ合ったり離れたりする。このため、操作棒を用いて円板カム部材を回転させることにより、紐部材の巻取りおよび巻き戻しがロック自在となる。
本発明の物干し装置は取付部材およびカバー部材を備える。取付部材は、天井部に取り付けられ、複数の爪を有する。カバー部材は、取付部材の爪が嵌合する複数の嵌合部を有し、内部部品を覆うように形成される。
この構成では、軽い取付部材を天井等に予め取り付けた後、物干し装置の本体部を取付部材に嵌め込むだけで物干し装置を天井等に固定することができる。
本発明の物干し装置は、第1巻取部、第2巻取部、巻上バネ部、第1ロック部および第2ロック部を貫通および連結する棒状の連結部材を備える。
この構成では、物干し装置の強度を向上させることができる。
本発明の物干し装置では、摺動部材および爪部材の爪の側面のうち、摺動部材および爪部材の爪がかみ合ったときに互いに接する側面に、傾斜が付けられている。
この構成では、規定量以上の洗濯物が干され、摺動部材および爪部材の爪に規定以上の負荷がかかったとき、第2ロック部によるロックが外れる。これにより、規定量以上の洗濯物が物干し装置に干されたことを知ることができるため、物干し装置を設置した天井等の取付面が破壊されることを防止できる。
本発明の物干し装置は、先端に第1係合部を有する操作棒を備える。竿部材は、竿部材に下向きの力が作用するように、第1係合部が係合自在である第2係合部を有する。第2ロック部は、摺動部材に摺動方向の力が作用するように、第1係合部が係合自在である第3係合部を有する。
この構成では、竿部材の引き下げおよび第2ロック部によるロックを1つの操作棒で行うことができる。
本発明によれば、竿部材を所望の高さに容易に昇降させ、物干し竿をその高さで確実に保持することができる。
本実施形態に係る物干し装置の正面図である。 本実施形態に係る物干し装置の分解斜視図である。 本実施形態に係る物干し装置の内部部品の正面図である。 図4(A)は、第1の実施例に係る竿部材32のリング321の外観斜視図である。図4(B)は、第2の実施例に係る竿部材32の孔部322の外観斜視図である。 図5(A)は、正面視した第1ロック部6の概念図である。図5(B)は、側面視した第1ロック部6の概念図である。図5(C)は、正面視した円筒状部材62,63の断面図である。図5(D)は円筒状部材62の側面の展開図である。 第2ロック部7付近の分解斜視図である。 第2ロック部7付近の正面図である。 図8(A)は、平面側から見た爪部材71の外観斜視図である。図8(B)は、底面側から見た爪部材71の外観斜視図である。 図9(A)は、平面側から見たロックカバー部材75の外観斜視図である。図9(B)は、底面側から見たロックカバー部材75の外観斜視図である。 図10(A)は、平面側から見たロック受付部材74の外観斜視図である。図10(B)は、底面側から見たロック受付部材74の外観斜視図である。 図11(A)は、平面側から見た円板カム部材73の外観斜視図である。図11(B)は、底面側から見た円板カム部材73の外観斜視図である。 図12(A)は、平面側から見た摺動部材72の外観斜視図である。図12(B)は、底面側から見た摺動部材72の外観斜視図である。 図13(A)は、ロックがかかっていないときの第2ロック部7の要部を示す断面図である。図13(B)は、ロックがかかっているときの第2ロック部7の要部を示す断面図である。 本実施形態に係る物干し装置の取付方法を説明する外観斜視図である。 本実施形態に係る物干し装置の取付方法を説明する側面断面図である。
本発明の実施形態に係る物干し装置10について説明する。図1は使用時の物干し装置10の正面図である。物干し装置10は、細長状の取付部材1、細長状のカバー部材21、紐部材31a,31b、竿部材(物干し竿)32および操作棒33を備える。取付部材1は天井等(天井部)に取り付けられる。取付部材1には、カバー部材21を含む本体部が取り付けられている。カバー部材21の第1端部付近から紐部材31aが垂下し、カバー部材21の第2端部付近から紐部材31bが垂下している。紐部材31aの下端部には竿部材32の第1端部が取り付けられ、紐部材31bの下端部には竿部材32の第2端部が取り付けられている。カバー部材21の第1端部付近から操作棒33が垂下している。なお、後述のように、第2ロック部7(図2参照)によるロックがかかっていないとき、操作棒33は物干し装置10の本体部から取り外される。
図2は物干し装置10の分解斜視図である。図3は物干し装置10の内部部品の正面図である。物干し装置10は、細長状のカバー部材22、巻取部4a,4b、巻上バネ部5、第1ロック部6、第2ロック部7、六角棒形状の連結部材81および緩行部82を備える。巻取部4aは本発明の第1巻取部に相当する。巻取部4bは本発明の第2巻取部に相当する。
カバー部材22は、巻取部4a,4b、巻上バネ部5、第1ロック部6および緩行部82を被覆および挟持している。カバー部材22はカバー部材21に固定されている。カバー部材21,22から中空部分が形成され、この中空部分に物干し装置10の内部部品が配置されている。カバー部材21,22は形材からなる。カバー部材21,22は本発明の「カバー部材」を構成する。
カバー部材21には細長状の凹部211が形成されている。物干し装置10を使用しないとき、カバー部材21の凹部211に竿部材32が収納される。カバー部材21の両端部付近には開口部212a,212bが形成され、開口部212a,212bから紐部材31a,31bが垂下している。
図4(A)に示すように、竿部材32の底面の中央部には下向きに突出するリング321が形成されている。リング321に操作棒33のT型形状の先端部331を引っかけて操作棒33を引くことにより、高所に収納された竿部材32を引き下げることができる。なお、図4(B)に示すように、リング321の代わりに孔部322が形成されていてもよい。孔部322の側面には開口部が形成されており、この開口部に操作棒33の先端部331を引っかけることができる。これにより、孔部322はリング321と同様の機能を果たす。先端部331は本発明の第1係合部に相当する。リング321および孔部322は本発明の第2係合部に相当する。
後述のように、第2ロック部7を操作するためにも操作棒33が用いられる。すなわち、竿部材32の引き下げおよび第2ロック部7によるロックを1つの操作棒33で行うことができる。
連結部材81は、その延伸方向がカバー部材21の長手方向に平行になるように配置されている。連結部材81は中心軸(延伸方向に平行な軸)の周りに回転自在となっている。連結部材81は、巻取部4a,4b、巻上バネ部5、第1ロック部6、第2ロック部7および緩行部82を貫通および連結している。
カバー部材21の第1端部付近には巻取部4aが配置され、カバー部材21の第2端部付近には巻取部4bが配置されている。巻取部4aは棒状の軸部材41aおよび軸受部材42aを有する。軸受部材42aは、カバー部材22に固定され、軸部材41aの両端部を支持している。軸部材41aは中心軸(延伸方向に平行な軸)の周りに回転自在となっている。軸部材41aには、紐部材31aの上端部が固定され、紐部材31aが巻回されている。巻取部4bは巻取部4aと同様に構成されている。すなわち、巻取部4bは軸部材41bおよび軸受部材42bを有する。軸部材41bには紐部材31bの上端部が固定されている。
巻上バネ部5は巻取部4aと巻取部4bとの間に配置されている。巻上バネ部5は、棒状の芯部材51、コイル形状のバネ部材52および固定部材53を有する。芯部材51は連結部材81により軸部材41a,41bに固定連結されている。軸部材41a,41b、芯部材51および連結部材81は一体として回転自在になっている。バネ部材52は芯部材51の第1端部から第2端部まで巻回されている。バネ部材52の第1端部は芯部材51に取り付けられ、バネ部材52の第2端部は固定部材53に取り付けられている。固定部材53はカバー部材22に固定されている。バネ部材52は、巻取方向(巻取部4aが紐部材31aを巻き取る際の軸部材41aの回転方向)に芯部材51が回転するように芯部材51を付勢する。このようにして、巻上バネ部5は、巻取部4a,4bが紐部材31a,31bを巻き取るように巻取部4a,4bを付勢する。
第1ロック部6は巻取部4aと巻上バネ部5との間に配置されている。第1ロック部6は連結部材81の巻取方向の回転をロック自在である。すなわち、第1ロック部6は、巻取部4a,4bによる紐部材31a,31bの巻取りをロック自在である。一方、第1ロック部6では、連結部材81の引下方向(巻取方向と反対の方向)の回転に対してロックがかからない。第1ロック部6の詳細については後述する。緩行部82は、巻取部4aと第1ロック部6との間に配置され、連結部材81の回転速度を緩和する。
第2ロック部7は、巻取部4aに対して巻上バネ部5側と反対側に配置されている。第2ロック部7は爪部材71および摺動部材72を備える。爪部材71は、連結部材81により巻取部4aの軸部材41aの端部(巻上バネ部5側と反対側の端部)に固定連結されている。爪部材71は、軸部材41aの延伸方向(軸方向)に突出する複数の爪を有する。摺動部材72は、爪部材71の爪とかみ合う複数の爪を有し、操作棒33による操作に応じて軸部材41aの延伸方向に摺動する。爪部材71の爪と摺動部材72の爪とがかみ合うことにより、連結部材81すなわち軸部材41a,41bの回転がロックされる。爪部材71の爪と摺動部材72の爪とが離れることにより、第2ロック部によるロックが解除される。すなわち、第2ロック部7は、巻取部4a,4bによる紐部材31a,31bの巻取りおよび巻き戻しをロック自在である。第2ロック部7の詳細については後述する。
物干し装置10を使用しないとき、竿部材32は、巻上バネ部5の付勢力によりカバー部材21の凹部211に保持されている。物干し装置10を使用するとき、まず、巻上バネ部5の付勢力に逆らって竿部材32を引き下げる。次に、所望の高さで竿部材32から手を放すと、第1ロック部6は、巻取部4a,4bによる紐部材31a,31bの巻取りをロックする。これにより、竿部材32は所望の高さで保持される。次に、竿部材32をもう一度引き下げると、第1ロック部6によるロックが解除される。これにより、再び、竿部材32を引き下げたり、巻上バネ部5の付勢力で竿部材32を上げたりできる。また、巻上バネ部5の付勢力で竿部材32を収納位置まで戻すことができる。このように、物干し装置10では、竿部材32を所望の高さに容易に昇降させることができる。
第1ロック部6では、竿部材32が下がる方向に対してロックがかからない。このため、第1ロック部6によるロックのみでは、巻上バネ部5の付勢力に比べて竿部材32を引き下げる力が大きくなると、竿部材32の高さは保持されない。従って、軽い洗濯物を竿部材32に干すことは可能であるが、風等の負荷が大きい場合や大量の洗濯物を竿部材32に干した場合、竿部材32は最も低い位置まで下がってしまう。第2ロック部7は、上述のように、巻取部4a,4bによる紐部材31a,31bの巻取りおよび巻き戻しをロック自在である。この結果、物干し装置10では、竿部材32を所望の高さで確実に保持することができる。
上述のように、巻取部4a,4b、巻上バネ部5、第1ロック部6、第2ロック部7および緩行部82は、連結部材81で連結されている。また、カバー部材21,22は形材から形成されている。この構造により、内部部品がプラスチックのような弱い強度の素材から形成されていても、必要な強度を有する物干し装置10を得ることができる。
図5(A)は、正面視した第1ロック部6の概念図である。図5(B)は、側面視した第1ロック部6の概念図である。第1ロック部6は、支持部材61、円筒状部材62,63、バネ部材64および金属球65を備える。支持部材61はカバー部材22(図2参照)に固定されている。支持部材61には円柱状の中空部分611が形成され、中空部分611の側面には溝部612が形成され、中空部分611の上面および底面には開口部613が形成されている。
中空部分611には円筒状部材62,63が配置されている。図5(C)は、正面視した円筒状部材62,63の断面図である。円筒状部材63は、円筒状部材62の貫通孔に貫入され、支持部材61に回転自在に固定されている。円筒状部材62の側面には溝部621が形成されている。円筒状部材63の側面にはバネ部材64が巻回されている。バネ部材64の第1端部は円筒状部材62に固定されている。バネ部材64において、第1端部から第2端部に向う巻回方向が巻取方向となっている。
支持部材61の開口部613および円筒状部材63の貫通孔631に連結部材81(図3参照)が貫入されている。円筒状部材63は連結部材81に固定されている。支持部材61の溝部612および円筒状部材62の溝部621から形成される空間には金属球65が移動自在に嵌入されている。このような構成により、連結部材81の回転に応じて円筒状部材62が回転すると、支持部材61の溝部612および円筒状部材62の溝部621に対する金属球65の位置が変化する。
図5(D)は円筒状部材62の側面の展開図である。円筒状部材62の溝部621は溝部621a〜621cから構成されている。溝部621aは円筒状部材62の側面を一周している。溝部621bは溝部621aから枝分かれしている。溝部621cは溝部621bから延伸して溝部621aに再び合流している。
竿部材32(図1参照)がカバー部材21に収納されているとき、金属球65は溝部621aに位置する。まず、竿部材32を引き下げると、連結部材81および円筒状部材62,63が一体で引下方向に回転する。金属球65の位置は、経路R(溝部621a,621bに沿う経路)に従って変化し、行止まりEに達する。円筒状部材62は、金属球65に引っかかるため、引下方向に回転しなくなる。一方、円筒状部材63は、バネ部材64の巻回が弛むため、円筒状部材62と一体でなくなる。このため、連結部材81および円筒状部材63の引下方向の回転はロックされない。このようにして、竿部材32を所望の高さまで引き下げることができる。
次に、竿部材32から手を放すと、連結部材81および円筒状部材62,63が一体で巻取方向に回転する。金属球65の位置は、経路R(溝部621cに沿う経路)に従って変化し、行止まりEに達する。円筒状部材62は、金属球65に引っかかるため、巻取方向に回転しなくなる。円筒状部材63および連結部材81は、バネ部材64の巻回が弛まないため、円筒状部材62とともに回転しなくなる。すなわち、連結部材81の巻取方向の回転がロックされる。このようにして、竿部材32を所望の高さで保持することすることができる。
次に、竿部材32をもう一度引き下げると、連結部材81および円筒状部材62,63が一体で引下方向に回転する。金属球65の位置は、経路R(溝部621cに沿う経路)に従って変化し、溝部621aに戻る。これにより、第1ロック部6によるロックが解除される。
次に、竿部材32から手を放すと、連結部材81および円筒状部材62,63が一体で巻取方向に回転する。金属球65の位置は経路R(溝部621aに沿う経路)に従って変化する。このため、連結部材81の巻取方向の回転はロックされない。この結果、竿部材32をカバー部材21に収納することができる。
このように、第1ロック部6は連結部材81の巻取方向の回転をロック自在となる。
図6は第2ロック部7部付近の分解斜視図である。図7は第2ロック部7付近の正面図である。第2ロック部7は、爪部材71、摺動部材72、円板カム部材73、ロック受付部材74、ロックカバー部材75およびコイル形状のバネ部材76を有する。
図8に示すように爪部材71は略円板状である。爪部材71の主面の縁から複数の爪711が突出している。爪部材71の爪711の立上面(円周方向に垂直な側面)には傾斜が付けられている。爪部材71の主面の中心部に貫通孔712が形成されている。爪部材71の貫通孔712に連結部材81が貫入することにより、爪部材71は連結部材81に固定されている。上述のように、爪部材71は巻取部4aの軸部材41aの端部に配置されている。爪部材71の爪711は連結部材81の延伸方向に突出している。
図9に示すように、ロックカバー部材75は、平板部751と、平板部751から立設する平板部752とを有する。ロックカバー部材75の平板部751には円形状の開口部753が形成されている。ロックカバー部材75の開口部753の縁には開口部754が延設されている。ロックカバー部材75は、平板部752の主面が連結部材81の延伸方向に垂直になるように、カバー部材21に固定されている。
図10に示すようにロック受付部材74は略円柱状を呈する。ロック受付部材74の第1主面の中心部には突出部741が形成されている。ロック受付部材74の第2主面には略直方体状の凹部742が形成されている。凹部742は本発明の第3係合部に相当する。
図11に示すように円板カム部材73は略円柱状を呈する。円板カム部材73の第1主面側の側面には延出部731が形成されている。円板カム部材73の第1主面の略中心部には突出部732が形成されている。円板カム部材73の第2主面の略中心部には孔部733が形成されている。円板カム部材73の第2主面側の側面には延出部734が形成されている。
円板カム部材73はロックカバー部材75の平板部751の第1主面(上面)に配置されている。円板カム部材73は、円板カム部材73の延出部734がロックカバー部材75の開口部754に配置されるように、ロックカバー部材75の開口部753,754に嵌入されている。ロック受付部材74はロックカバー部材75の平板部751の第2主面(下面)に配置されている。ロック受付部材74の突出部741は円板カム部材73の孔部733に嵌入されている。これにより、円板カム部材73およびロック受付部材74は、上下方向に平行な軸(連結部材81の延伸方向に垂直な軸)の周りに0°〜90°の範囲で一体として回転自在になるように、ロックカバー部材75に取り付けられる。
摺動部材72はロックカバー部材75の平板部751の第1主面に配置されている。図12に示すように摺動部材72は略直方体状を呈する。摺動部材72の第1側面から複数の爪721が突出している。摺動部材72の複数の爪721は、爪部材71の爪711とかみ合うように円周上に配置されている。摺動部材72の爪721の立上面(円周方向に垂直な側面)には傾斜が付けられている。すなわち、爪部材71および摺動部材72の爪711,722の側面のうち、爪711,722がかみ合ったときに互いに接する側面に、傾斜が付けられている。摺動部材72の爪721は爪部材71の爪711と対向している。
摺動部材72の爪721による円周の中心部には、貫通孔722が形成されている。摺動部材72が連結部材81の延伸方向に摺動自在となるように、摺動部材72の貫通孔722に連結部材81が貫入している。摺動部材72の底面には凹部723が形成されている。摺動部材72の凹部723の底面には溝部724が形成されている。摺動部材72の凹部723には円板カム部材73が回転自在に嵌入されている。摺動部材72の溝部724には円板カム部材73の突出部732が摺動自在に嵌入されている。摺動部材72はカバー部材22により摺動自在に挟持されている。これにより、摺動部材72は連結部材81の中心軸の周りに回転しない。
摺動部材72とロックカバー部材75の平板部752との間にはバネ部材76が配置されている。すなわち、バネ部材76は、摺動部材72に対して爪部材71側と反対側に配置されている。バネ部材76は、爪部材71の爪711と摺動部材72の爪721とがかみ合うように、摺動部材72を付勢する。
操作棒33の先端部331には延出部332が形成されている。延出部332は操作棒の延伸方向に垂直な方向に延出している。すなわち、操作棒33の先端部331はT型形状を呈する。カバー部材21の第1端部には矩形状の開口部213が形成されている。
図13(A)は、ロックがかかっていないときの第2ロック部7の要部を示す断面図である。図13(B)は、ロックがかかっているときの第2ロック部7の要部を示す断面図である。ロックがかかっていないとき、爪部材71の爪711と摺動部材72の爪721とは離れている。円板カム部材73の延出部731は爪部材71側と反対側の方向を向いている。
まず、図6に示すように、カバー部材21の開口部213を介して操作棒33の先端部331をロック受付部材74の凹部742(図10参照)に嵌入する。次に、操作棒33を中心軸の周りに90°回転させると、ロック受付部材74および円板カム部材73が90°回転する。図13(B)に示すように、円板カム部材73の延出部731は連結部材81(図3参照)の延伸方向に垂直な方向を向く。摺動部材72はバネ部材76の付勢力により爪部材71側に摺動する。爪部材71の爪711と摺動部材72の爪721とがかみ合う。これにより、連結部材81の回転がロックされる。操作棒33を、ロックをかけた際の回転方向と逆方向に90°回転させると、第2ロック部によるロックが解除される。
第2ロック部によるロックがかかっているとき、操作棒33の延出部332の延出方向はカバー部材21の開口部213の長手方向と垂直になっている。このため、操作棒33の先端部331がカバー部材21の開口部213に引っかかるので、操作棒33は物干し装置10に吊り下げられる。第2ロック部によるロックが解除されたとき、操作棒33の延出部332の延出方向はカバー部材21の開口部213の長手方向と平行になるため、操作棒33は物干し装置10から外れる。このため、竿部材32に洗濯物を干しているとき操作棒33を物干し装置10に固定し、竿部材32を収納するとき操作棒33を物干し装置10から取り外すことができる。
また、第2ロック部によるロックがかかっているときのみ、操作棒33は吊り下げ状態となる。このため、操作棒33の状態を見ることで、第2ロック部によるロックを確認することができる。これにより、第2ロック部によるロックをかけ忘れることを防止することができる。
また、物干し装置が設置された天井等の取付面は、補強されない場合、強度的に弱い構造となる。このため、大量の洗濯物が物干し装置に干されたとき、物干し装置ではなく、天井の取付面が破壊されてしまうおそれがある。
物干し装置10では、上述のように、爪部材71の爪711および摺動部材72の爪721の立上面には、傾斜が付けられている。このため、規定量以上の洗濯物が干され、爪711,721に規定以上の負荷がかかったとき、摺動部材72は、バネ部材76の付勢力に勝って爪部材71側と反対側に摺動する。この結果、かみ合っていた爪711,721が離れ、第2ロック部によるロックが外れる。これにより、規定量以上の洗濯物が物干し装置10に干されたことを知ることができるため、天井等の取付面が破壊されることを防止できる。
図14は、物干し装置10の取付方法を説明する外観斜視図である。図15は、物干し装置10の取付方法を説明する側面断面図である。取付部材1は、平板部11と、平板部11の短手方向の両端から立設される平板部12とを有する。平板部12の短手方向の端部、かつ、平板部12の長手方向の両端部付近には、爪13が形成されている。平板部11の長手方向の両端部には孔部14が立設されている。カバー部材22は嵌合部221およびネジ受付部222を有する。
まず、取付部材1の平板部11を天井等の取付面に当接させて、取付部材1を天井等にネジ止めする。次に、カバー部材21,22および内部部品を含む本体部を取付部材1に押し込む。取付部材1の爪13がカバー部材22の嵌合部221に嵌合することにより、本体部が取付部材1に固定される。取付部材1の孔部14およびカバー部材22のネジ受付部222にネジ34を貫入することにより、本体部と取付部材1とをネジ止めする。ネジ34を隠すためのキャップ35をネジ34に被せる。これにより、物干し装置10が天井等に取り付けられる。
大きく重い物干し装置を直接天井等に取り付ける場合、物干し装置を支えながら上向きにネジを締める等の作業が必要となる。この際、上向きに力を加えにくいため、作業工数が多くなりやすい。また、作業中に物干し装置が落下する等の危険が伴う。
物干し装置10では、軽い取付部材1を天井等に予め取り付けた後、本体部を取付部材1に嵌め込むだけで物干し装置10を天井等に固定することができる。すなわち、ワンタッチ作業で物干し装置10を天井等に固定することができる。また、安全のためにネジ34でネジ止めするため、物干し装置10を取り付けた後に、物干し装置10が天井等から落下するおそれがない。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…取付部材
31a,31b…紐部材
4a,4b…巻取部
5…巻上バネ部
6…第1ロック部
7…第2ロック部
10…物干し装置
21,22…カバー部材
32…竿部材
33…操作棒
41a,41b…軸部材
42a,42b…軸受部材
51…芯部材
52,64,76…バネ部材
53…固定部材
61…支持部材
62,63…円筒状部材
65…金属球
71…爪部材
72…摺動部材
73…円板カム部材
74…ロック受付部材
75…ロックカバー部材
81…連結部材
82…緩行部

Claims (6)

  1. 紐部材が巻回される軸部材と、当該軸部材を回転自在に支持する軸受部材とそれぞれが有する第1巻取部および第2巻取部と
    前記第1巻取部の前記軸部材および前記第2巻取部の前記軸部材に固定連結される棒状の芯部材を有し、前記第1巻取部および前記第2巻取部が前記紐部材を巻き取りように前記芯部材を付勢する巻上バネ部と、
    記第1巻取部および前記第2巻取部による前記紐部材の巻取りをロックすることが自在である第1ロック部と、
    前記第1巻取部の前記軸部材に固定連結され爪部材と、摺動自在である摺動部材とを含み、前記爪部材および前記摺動部材はそれぞれ、互いにかみ合う複数の爪を有する第2ロック部と、
    前記第1巻取部、前記第2巻取部、前記巻上バネ部、前記第1ロック部、および前記第2ロック部を貫通および連結する棒状の連結部材と、
    を備える、物干し装置。
  2. 前記第2ロック部は、
    前記軸部材の軸方向に垂直な回転軸を有する円板カム部材と、
    前記軸部材の軸方向において前記摺動部材の爪を前記爪部材の爪に押し当てる方向に前記摺動部材を付勢するバネ部材と
    さらに含み
    前記摺動部材は、前記円板カム部材が嵌入する孔部を有し、当該孔部内で前記円板カム部材が回転することにより、当該円板カム部材の回転に応じて前記摺動部材が前記軸方向に摺動する、請求項1に記載の物干し装置。
  3. 紐部材が巻回される軸部材と、当該軸部材を回転自在に支持する軸受部材と、をそれぞれが有する第1巻取部および第2巻取部と、
    前記第1巻取部の前記軸部材および前記第2巻取部の前記軸部材に固定連結される棒状の芯部材を有し、前記第1巻取部および前記第2巻取部が前記紐部材を巻き取りように前記芯部材を付勢する巻上バネ部と、
    前記第1巻取部および前記第2巻取部による前記紐部材の巻取りをロックすることが自在である第1ロック部と、
    前記第1巻取部の前記軸部材に固定連結された爪部材と、摺動自在である摺動部材と、を含み、前記爪部材および前記摺動部材はそれぞれ、互いにかみ合う複数の爪を有する第2ロック部と、
    を備え、
    前記第2ロック部は、
    前記軸部材の軸方向に垂直な回転軸を有する円板カム部材と、
    前記軸部材の軸方向において前記摺動部材の爪を前記爪部材の爪に押し当てる方向に前記摺動部材を付勢するバネ部材と、
    をさらに含み、
    前記摺動部材は、前記円板カム部材が嵌入する孔部を有し、当該孔部内で前記円板カム部材が回転することにより、当該円板カム部材の回転に応じて前記摺動部材が前記軸方向に摺動する、物干し装置。
  4. 前記紐部材によって吊り下げられる竿部材と、
    先端に第1係合部を有する操作棒と、
    をさらに備え、
    前記竿部材は、当該竿部材に下向きの力を作用させるときに前記操作棒の前記第1係合部を係合させることが可能な第2係合部を有し、
    前記第2ロック部は、前記摺動部材に摺動方向の力を作用させるときに前記操作棒の前記第1係合部を係合させることが可能な第3係合部を有する、請求項1〜3のいずれかに記載の物干し装置。
  5. 紐部材が巻回される軸部材と、当該軸部材を回転自在に支持する軸受部材と、をそれぞれが有する第1巻取部および第2巻取部と、
    前記紐部材によって吊り下げられる竿部材と、
    前記第1巻取部の前記軸部材および前記第2巻取部の前記軸部材に固定連結される棒状の芯部材を有し、前記第1巻取部および前記第2巻取部が前記紐部材を巻き取りように前記芯部材を付勢する巻上バネ部と、
    前記第1巻取部および前記第2巻取部による前記紐部材の巻取りをロックすることが自在である第1ロック部と、
    前記第1巻取部の前記軸部材に固定連結された爪部材と、摺動自在である摺動部材と、を含み、前記爪部材および前記摺動部材はそれぞれ、互いにかみ合う複数の爪を有する第2ロック部と、
    先端に第1係合部を有する操作棒と、
    を備え、
    前記竿部材は、当該竿部材に下向きの力を作用させるときに前記操作棒の前記第1係合部を係合させることが可能な第2係合部を有し、
    前記第2ロック部は、前記摺動部材に摺動方向の力を作用させるときに前記操作棒の前記第1係合部を係合させることが可能な第3係合部を有する、物干し装置。
  6. 前記摺動部材および前記爪部材の爪の側面のうち、これらが互いにかみ合ったときに接する側面に、傾斜が設けられている、請求項1〜5のいずれかに記載の物干し装置。
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