JP3508582B2 - 昇降物干し装置 - Google Patents

昇降物干し装置

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JP3508582B2 JP30750398A JP30750398A JP3508582B2 JP 3508582 B2 JP3508582 B2 JP 3508582B2 JP 30750398 A JP30750398 A JP 30750398A JP 30750398 A JP30750398 A JP 30750398A JP 3508582 B2 JP3508582 B2 JP 3508582B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、昇降物干し装置に
関し、詳しくは物干し竿の昇降スピードを減速する減速
ギアを備えた昇降物干し装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、図7〜図9に示すように、天
井の開口部に取り付けられた下方に開口した収納ボック
ス2内にモーター4を収納し、モーター4により回転す
る回転ドラム32にワイヤ11を連結し、物干し竿9を
吊り下げる左右一対のパンタグラフ式の伸縮アーム80
の上端を収納ボックス2に取り付け、回転ドラム32の
回転によりワイヤ11を巻き上げ又は巻き下げて伸縮ア
ーム80を伸縮させることにより、物干し竿9を上下に
昇降させるようにした昇降物干し装置1′が知られてい
る。尚図中の82は物干し竿9の取り付け枠である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
図9のようにモーター4の回転軸26に回転ドラム32
を直接取り付けているために、物干し竿9の昇降スピー
ドが速まり、そのために物干し竿9に洗濯物を引掛ける
際に物干し竿9を下に降ろしすぎたり、物干し竿9を適
当な干し位置まで上昇させるときに上昇しすぎて洗濯物
が天井面90などに触れて汚してしまったり、或いは物
干し竿9を上限位置まで上昇させて収納ボックス2内に
収納するときに物干し竿9の端部が天井の開口縁などに
勢い良く当たって変形或いは損壊したりするなどの問題
があった。 【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、減速ギアに連結される
ウォームギアをモーターの回転軸に圧入させるだけで、
モーターの回転軸と回転ドラムとの間に減速ギアを簡単
に且つ確実に組み込むことが可能となり、組み立て性を
向上させることができると共に、物干し竿の昇降時の安
全性及び操作性を向上させることができ、使い勝手が良
好な昇降物干し装置を提供するにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、天井の開口部に取り付けられた下方に開口
した収納ボックス2内にモーター4を収納し、モーター
4により回転する回転ドラム32に物干し竿9を吊り下
げるワイヤ11を連結し、回転ドラム32の回転により
ワイヤ11を巻き上げ又は巻き下げて物干し竿9を上下
に昇降させるようにした昇降物干し装置において、モー
ター4の回転軸26にウォームギア27が圧入され、こ
のウォームギア27と回転ドラム32との間にウォーム
ギア27の出力を減速するための減速ギア25が設けら
れ、減速ギア25は、ワイヤ11の垂直荷重イにより回
転ドラム32及び減速ギア25を介してウォームギア2
7に作用する荷重の方向が、ウォームギア27をモータ
ー4の回転軸26に圧入する方向ハに向くようなギア配
列となっていることを特徴としており、このように構成
することで、ワイヤ11の垂直荷重イがウォームギア2
7をモーター4の回転軸26に圧入する方向ハに作用す
ることとなり、ウォームギア27をモーター4の回転軸
26に圧入させるだけで、ウォームギア27が回転軸2
6から抜け出ることがなく、従って、減速ギア25のギ
ア配列によってモーター4の回転軸26と回転ドラム3
2との間に減速ギア25を簡単に且つ確実に組み込むこ
とが可能となり、組み立て性の向上を図ることができる
と共に、モーター4による物干し竿9の昇降スピードを
減速できるので、洗濯物を引掛ける際に物干し竿9を下
に降ろしすぎたり、或いは干し位置まで上昇させる際に
干し位置よりも上に移動しすぎて洗濯物が天井面90な
どに触れて汚れたり、或いは物干し竿9を収納ボックス
2に収納する際に物干し竿9が天井の開口縁などに勢い
良く当たったりするのを防止でき、これにより物干し竿
9の昇降時の安全性及び操作性を向上させることがで
き、使い勝手が良好となる。 【0006】また、上記回転軸26が圧入される筒形の
ウォームギア27の孔部41が入口側で広く、奥側で狭
く形成されており、ウォームギア27の外周面の中程に
ギア部42が形成され、外周面の両端側にはギア部42
よりも小径で、ウォームギア27の回転ブレを防止する
ための受け部34がそれぞれ形成されているので、筒形
のウォームギア27の開口幅の広い入口側から狭い奥側
に向かってモーター4の回転軸26を簡単に圧入するこ
とができると共に、回転軸26の圧入範囲ニを大きくと
ることができ、しかも、受け部34によってウォームギ
ア27の回転時のブレを防止できると共に、受け部34
がウォームギア27の外周面の両端側に存在するので、
ウォームギア27は左右どちら向きにも使用可能とな
る。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
すると、この昇降物干し装置1は、図3、図4に示すよ
うに、天井の開口部に取り付けられる下方に開口した収
納ボックス2内に、DCモーター4を駆動源とする駆動
部5と、駆動部5を制御する制御部と、DCモーター4
に直流電流を供給するトランス10とがそれぞれ収納さ
れており、物干し竿9を吊り下げるワイヤ11を駆動部
5により巻き上げ、巻き下げて上下に昇降自在としてあ
る。図中の21は遠隔操作用のリモコン受光部、22は
受光基板である。 【0008】上記収納ボックス2の天板3は、図3に示
すように、平面視長方形状に形成されており、この天板
3の下面にその長手方向Aに沿って駆動部5を収納する
駆動部ケース6とトランス10と制御部ケース8とがそ
れぞれ取り付けられている。 【0009】また駆動部ケース6は、図1、図2に示す
ように、DCモーター4を収納するモーター室23と、
減速ギア25を収納するギア室24とで一体形成されて
いる。DCモーター4の回転軸26にはウォームギア2
7が圧入されており、このウォームギア27は軸受け部
28により駆動部ケース6に回転自在に支持されてい
る。この例では、減速ギア25は、ウォームギア27と
噛み合うウォームホイル29と、ウォームホイル29に
噛み合う中間ギア31と、中間ギア31に噛み合う最終
ギア30とで構成されており、最終ギア30に図6に示
すワイヤ11を巻き上げ、巻き下げするための回転ドラ
ム32が連結されており、DCモーター4の回転力が減
速ギア25で減速されて回転ドラム32に伝達されるよ
うになっている。 【0010】ここで、上記ウォームギア27は、図2
(b)に示すように、その中程の内径bよりも両側の内
径aが大きく且つ、中程の外径cよりも両側の外径dが
小さくなった略筒形に形成されている。このように、a
>b,c>dの関係にあるので、回転軸26の先端がウ
ォームギア27の中程に圧入しやすくなる。図2(b)
中のニはウォームギア27の圧入範囲ニを示している。
また、ウォームギア27の外周端部は軸受け部28に支
持される受け部34となっており、この受け部34によ
りウォームギア27の偏心回転防止が図られている。ま
た長さの等しい受け部34をウォームギア27の両端に
設けることで、ウォームギア27は左右どちら向きにも
使用できるようにしてある。 【0011】この回転ドラム32には、物干し竿9を吊
り下げるための左右2本のワイヤ11の各一端部が取り
付けられている。両ワイヤ11の各他端部は収納ボック
ス2の長手方向の両端にそれぞれ取り付けられたプーリ
ー33を介して下方に垂下され、ワイヤ11の下端に物
干し竿9の端部が吊り下げ支持されている。この例で
は、図1に示すように、ワイヤ11にかかる垂直荷重イ
は、回転ドラム32の反時計回り方向ロに作用し、従っ
て、ウォームホイル29も同方向ロに作用して、ウォー
ムギア27にはDCモーター4の回転軸26に圧入され
る方向ハに押圧力がかかるようになっている。このと
き、ウォームギア27にかかる荷重の方向ハはウォーム
ギア27をDCモーター4の回転軸26に圧入する方向
ハと一致しており、これによりウォームギア27を回転
軸26に圧入させただけでありながら、ウォームギア2
7が回転軸26から外れない構造となっている。 【0012】一方、制御部を収納する制御部ケース8は
図4に示すように、扁平状に形成されており、制御部ケ
ース8を縦にしたときに上側となる端面の複数個所に、
天板3に固定されるネジ孔部35が設けられている。そ
して、この制御部ケース8は、ネジ孔部35が設けられ
ている面が上になるように扁平状の制御部ケース8を縦
向きにし、且つ制御部ケース8の側面を天板3の長手方
向Aに向けた状態で、駆動部ケース6とトランス10と
を結ぶ直線上に位置するようにして天板3に取り付けら
れている。このとき制御部ケース8の上面には側方に向
かって係合部12が突設されており、制御部ケース8を
天板3に取り付ける際に上記係合部12を駆動部ケース
6の上端面に引掛けることによって、扁平状の制御部ケ
ース8を駆動部ケース6に安定して取り付けることがで
きるようになっている。尚図4中の35aは駆動部ケー
ス6の上面に設けられた天板3へのネジ取付部である。 【0013】しかして、ワイヤ11の垂直荷重イがウォ
ームギア27をDCモーター4の回転軸26に圧入する
方向ハに作用することとなり、ウォームギア27をDC
モーター4の回転軸26に圧入させるだけで、ウォーム
ギア27が回転軸26から抜け出ることがない。従っ
て、減速ギア25のギア配列によってDCモーター4の
回転軸26と回転ドラム32との間に減速ギア25を簡
単に且つ確実に組み込むことが可能となり、組み立て性
の向上を図ることができると共に、DCモーター4によ
る物干し竿9の昇降スピードを減速できるので、洗濯物
を引掛ける際に物干し竿9を下に降ろしすぎたり、或い
は干し位置まで上昇させる際に干し位置よりも上に移動
しすぎて洗濯物が天井面などに触れて汚れたり、或いは
物干し竿9を収納ボックスに収納する際に物干し竿9が
天井の開口縁などに勢い良く当たったりするのを防止で
き、これにより物干し竿9の昇降時の安全性及び操作性
を向上させることができ、使い勝手が良好となる。 【0014】しかも、DCモーター4の回転軸26に圧
入される筒形のウォームギア27の孔部41は、入口側
で広く、奥側で狭く形成されているので、筒形のウォー
ムギア27の開口幅の広い入口側から狭い奥側に向かっ
てDCモーター4の回転軸26を簡単に圧入することが
できると共に、回転軸26の圧入範囲ニを大きくとるこ
とができるので、ウォームギア27を回転軸26に確実
に取り付けることができる。またウォームギア27の外
周面の中程にギア部42が形成され、外周面の両端側に
はギア部42よりも小径で、ウォームギア27の回転ブ
レを防止するための受け部34がそれぞれ形成されてい
るので、受け部34によってウォームギア27の回転時
のブレを防止できると共に、受け部34がウォームギア
27の外周面の両端側に存在するので、ウォームギア2
7は左右どちら向きにも使用できるようになり、組み立
て性を簡易にしながら、同時に部材の合理化を図ること
ができるものである。 【0015】また、駆動部ケース6内のDCモーター4
と減速ギア25とを天板3の長手方向Aに向けて配列し
たことによって、DCモーター4や減速ギヤ25等を内
蔵した構造でありながら、駆動部ケース6が天板3の幅
方向Cに大きく広がるのを防止でき、結果として収納ボ
ックス2の大型化を防止できる。しかも、この例では駆
動部ケース6とトランス10とを天板3の長手方向Aに
沿って配列すると共に、扁平状の制御部ケース8を天板
3の長手方向に向けて駆動部ケース6とトランス10と
を結ぶ直線上に取り付けてあるので、駆動部ケース6及
び制御部ケース8の大きさをそれぞれ確保しながら、天
板3の幅寸法Bをできる限り小さくすることができるも
のであり、さらに、物干し竿9を吊り下げるワイヤ11
を直接、駆動部5により巻き上げ、巻き下げて物干し竿
9を上下に昇降駆動させるワイヤ昇降方式を採用したこ
とによって、従来のパンタグラフ式の伸縮アームを折り
畳んで収納する場合と比較して収納ボックス2の幅寸法
Bをより小さくして小型化、軽量化を図ることができる
と共に、物干し竿9の吊り下げ機構の構造が簡易とな
り、従って、昇降物干し装置1の配置スペースが狭くて
済み、さらに天井の開口部を小さくして補強桟等で補強
しなくても済み、取り付け工事が大掛かりにならず、省
施工化を実現できるものである。 【0016】次に、駆動部5には、図6に示す物干し竿
9の上限位置P1と下限位置P2と干し位置P3とを検
知するための位置検知手段13が設けられている。なお
上限位置P1とは物干し竿9を収納する位置をいい、下
限位置P2とは洗濯物を物干し竿9に引っ掛けて吊り下
げる位置をいい、干し位置P3とは下限位置P2で引掛
けた洗濯物を上限位置P1付近まで上昇させて乾かす位
置をいう。なお洗濯物を乾かす位置は干し位置P3に限
らず、リモコン操作器の止めスイッチで任意に設定でき
るものである。 【0017】ここでは、物干し竿9の干し位置P3は、
回転により電気的に抵抗値が変化するボリューム抵抗5
4で検知し、また、上限位置P1と下限位置P2は、フ
ォトインタラプタ43と光遮蔽板39付き検知ディスク
15とで検知する。フォトインタラプタ43を取り付け
る検知基板37は、図4に示すように、駆動部ケース6
の外面から突出した複数の取付ボス36に取り付けられ
ており、検知基板37と駆動部ケース6との間に検知デ
ィスク15が回転自在に配置されている。図4中の38
は基板押さえ部材である。検知ディスク15の表面に
は、検知ディスク15の回転中心部と同心円状をした略
円弧状の光遮蔽板39が突設されており、また、検知デ
ィスク15の外周面に形成したギア部40に、駆動部ケ
ース6の外部に突出されたモーター出力軸41に嵌め込
まれたピニオン42が噛み合っている。 【0018】しかして、リモコン操作器に設けた上昇ス
イッチ、下降スイッチ、途中で止める止めスイッチによ
り物干し竿9を昇降操作する場合において、物干し竿9
を図6に示す下限位置P2から干し位置P3に上昇させ
るときには、上昇スイッチを1回押すとワイヤ11が巻
き取られて物干し竿9が上昇を始めるが、このとき、モ
ーター出力軸41によりピニオン42を介して検知ディ
スク15が回転し始め、ボリューム抵抗4によって検知
ディスク15の所定の回転量(物干し竿9が干し位置P
3にきたときの回転角度)が検知されて、制御部がこれ
に基づきDCモーター4の駆動を停止させ、物干し竿9
は干し位置P3で自動的に止まる。従って、使用者がリ
モコン操作器の操作中に干し位置P3で止めスイッチを
押し忘れた場合とか、用事でその場所から離れたりした
場合でも、物干し竿9は予め決まった干し位置P3で自
動的に止まるようになる。その後、上昇スイッチを押し
続けることで、干し位置P3から上限位置P1まで上昇
させることができ、これにより、物干し竿9が上限位置
P1まで収納するときに物干し竿9の端部が例えば天井
の開口縁や化粧カバー等に引掛かったり、当たったりす
るのを未然に防止できる。つまり、物干し竿9は上限位
置P1まで上昇する際には使用者が確認できるようにな
っているので洗濯物を汚してしまうなどの物干し竿9の
収納ミスを未然に防止できるものである。 【0019】また、物干し竿9が図6に示す下限位置P
2と上限位置P1との間の途中位置にあるときには、検
知ディスク15に設けた光遮蔽板39がフォトインタラ
プタ43間に通過せず、一方、物干し竿9が上限位置P
1に達したときに光遮蔽板39の長さ方向の一端がフォ
トインタラプタ43間に入り、また、物干し竿9が下限
位置P2に下降したときに光遮蔽板39の長さ方向の他
端がフォトインタラプタ43間に入るように、図5に示
す光遮蔽板39とフォトインタラプタ43との位置関係
が設定されている。この例では、フォトインタラプタ4
3はノーマルオープン型であり、光遮蔽板39がフォト
インタラプタ43間を通過していないときには、DCモ
ーター4が駆動可能となり、光遮蔽板39がフォトイン
タラプタ43間に入ったときにはDCモーター4の駆動
が停止するようになっている。 【0020】このように、物干し竿9の上限位置P1と
下限位置P2との位置をフォトインタラプタ43と検知
ディスク15とで検知して、上限位置P1と下限位置P
2との間で物干し竿9を昇降できるようにすることによ
って、物干し竿9の下げ過ぎや上げ過ぎを位置検知手段
13により防止でき、使用の安全性を高めることができ
ると共に、検知ディスク15は物干し竿9の昇降量に応
じて回転するので、この検知ディスク15の回転量に基
づいて物干し竿9の上限位置P1と下限位置P2とを精
度良く検知でき、高い信頼性が得られる。さらにフォト
インタラプタ43は光遮蔽板39がフォトインタラプタ
43間に入ったときにDCモーター4の駆動が停止する
ように構成されているので、光遮蔽板39以外の異物が
フォトインタラプタ43間に入ったときでも、DCモー
ター4の駆動が停止するので、誤作動を防止でき、安全
性を確保できるものである。 【0021】 【発明の効果】上記のように本発明のうち請求項1記載
の発明は、天井の開口部に取り付けられた下方に開口し
た収納ボックス内にモーターを収納し、モーターにより
回転する回転ドラムに物干し竿を吊り下げるワイヤを
結し、回転ドラムの回転によりワイヤを巻き上げ又は巻
き下げて物干し竿を上下に昇降させるようにした昇降物
干し装置において、モーターの回転軸にウォームギアが
圧入され、このウォームギアと回転ドラムとの間にウォ
ームギアの出力を減速するための減速ギアが設けられ、
減速ギアはワイヤの垂直荷重により回転ドラム及び減速
ギアを介してウォームギアに作用する荷重の方向が、ウ
ォームギアをモーターの回転軸に圧入する方向に向くよ
うなギア配列となっているので、ワイヤの垂直荷重がウ
ォームギアをモーターの回転軸に圧入する方向に作用す
ることとなり、ウォームギアをモーターの回転軸に圧入
させるだけで、ウォームギアが回転軸から抜け出ること
がなく、従って、減速ギアのギア配列によってモーター
の回転軸と回転ドラムとの間に減速ギアを簡単に且つ確
実に組み込むことが可能となり、組み立て性の向上を図
ることができると共に、モーターによる物干し竿の昇降
スピードを減速できるので、洗濯物を引掛ける際に物干
し竿を下に降ろしすぎたり、或いは干し位置まで上昇さ
せる際に干し位置よりも上に移動しすぎて洗濯物が天井
面などに触れて汚れたり、或いは物干し竿を収納ボック
スに収納する際に物干し竿が天井の開口縁などに勢い良
く当たったりするのを防止でき、これにより物干し竿の
昇降時の安全性及び操作性を向上させることができ、使
い勝手が良好となる。 【0022】また上記回転軸が圧入される筒形のウォー
ムギアの孔部が入口側で広く、奥側で狭く形成されてい
るので、筒形のウォームギアの開口幅の広い入口側から
狭い奥側に向かってモーターの回転軸を簡単に圧入する
ことができると共に、回転軸の圧入範囲を大きくとるこ
とができるので、ウォームギアを回転軸に確実に取り付
けることができる。また、ウォームギアの外周面の中程
にギア部が形成され、外周面の両端側にはギア部よりも
小径で、ウォームギアの回転ブレを防止するための受け
部がそれぞれ形成されているので、受け部によってウォ
ームギアの回転時のブレを防止できると共に、受け部が
ウォームギアの外周面の両端側に存在するので、ウォー
ムギアは左右どちら向きにも使用できるようになり、組
み立て性を簡易にしながら、同時に部材の合理化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態の一例を示す断面図である。 【図2】(a)は同上の駆動部ケースの内部構造の説明
図、(b)はウォームギアの断面図である。 【図3】(a)は同上の昇降物干し装置の側面図、
(b)は平面図である。 【図4】同上の駆動部ケースと制御部ケースとの係合状
態の平面図である。 【図5】同上の位置検知手段を説明する正面図である。 【図6】(a)は同上の物干し竿の上限位置、(b)は
干し位置、(c)は下限位置の説明図である。 【図7】従来例の説明図である。 【図8】(a)は従来の伸縮アームを伸ばした状態の説
明図、(b)は折り畳んだ状態の説明図である。 【図9】従来例の昇降物干し装置の平面図である。 【符号の説明】 1 昇降物干し装置 2 収納ボックス 4 モーター 9 物干し竿 11 ワイヤ 25 減速ギア 26 回転軸 27 ウォームギア 32 回転ドラム 34 受け部 41 孔部 42 ギア部 イ 垂直荷重 ハ ウォームギアの圧入方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北地 範行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 安達 研治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 井上 高策 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−179991(JP,A) 特開 平10−95596(JP,A) 実開 平2−96064(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 57/12 B66D 1/14 F16H 1/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 天井の開口部に取り付けられた下方に開
    口した収納ボックス内にモーターを収納し、モーターに
    より回転する回転ドラムに物干し竿を吊り下げるワイヤ
    を連結し、回転ドラムの回転によりワイヤを巻き上げ又
    は巻き下げて物干し竿を上下に昇降させるようにした昇
    降物干し装置において、モーターの回転軸に筒形のウォ
    ームギアが圧入され、ウォームギアの孔部は入口側で広
    く、奥側で狭く形成されており、ウォームギアの外周面
    の中程にギア部が形成され、外周面の両端側にはギア部
    よりも小径で、ウォームギアの回転ブレを防止するため
    の受け部がそれぞれ形成されており、上記ウォームギア
    と回転ドラムとの間にウォームギアの出力を減速するた
    めの減速ギアが設けられ、減速ギアはワイヤの垂直荷重
    により回転ドラム及び減速ギアを介してウォームギアに
    作用する荷重の方向が、ウォームギアをモーターの回転
    軸に圧入する方向に向くようなギア配列となっているこ
    とを特徴とする昇降物干し装置。
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