JPH0810919Y2 - 縦形開閉器 - Google Patents

縦形開閉器

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JPH0810919Y2
JPH0810919Y2 JP1989118194U JP11819489U JPH0810919Y2 JP H0810919 Y2 JPH0810919 Y2 JP H0810919Y2 JP 1989118194 U JP1989118194 U JP 1989118194U JP 11819489 U JP11819489 U JP 11819489U JP H0810919 Y2 JPH0810919 Y2 JP H0810919Y2
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JP
Japan
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case
switch
guard
fitting
metal fitting
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JPH0355627U (ja
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幸生 加藤
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Nippon Kouatsu Electric Co
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Nippon Kouatsu Electric Co
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は縦形開閉器に関する。
〔従来技術とその問題点〕
降雪地帯の高圧配電線路において使用される高圧開閉
器には開閉器に対する冠雪防止を目的として縦形開閉器
が使用されている。
これは開閉器のケースを縦長に形成することによって
開閉器の上面(平面)側の面積を極力小さくし、それに
より降雪時における冠雪を極力防止しようとするもので
ある。
ところで、上記縦形開閉器には運搬時や吊上時にブッ
シングを衝突から護るためにそのケースにはガード金具
が設けられている。
このガード金具は、上記したごとく開閉器の運搬時や
装柱時には必要なものであるが一旦電柱に装着した後は
特に必要としないものである。
しかしながら現状においては該ガード金具はケースに
溶接して一体的に取り付けられているため、装柱された
後においてもガード金具が開閉器に取り付けされたまま
になり、せっかくケースを縦長形にしても側方に大きく
張り出したこのガード金具によりひどく冠雪することが
ある。また大きく張り出した上記のガード金具は近年重
要視されている装柱美化(環境調和)の点からも好まし
くない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる点を解決するためのもので、縦長形の
ケースの側面にケース及びケースから突出するブッシン
グを保護するようにこれらの周囲を囲むガード金具を取
付けるようにしたものにおいて、 上記ガード金具を、上方にロープによる吊下げとケー
スの上部保護を兼用するフック部(4a)、中央にブッシ
ング保護部(4b)、下方に脚部(4c)、さらに水平状の
支持部(4d)(4e)を一体的に連結して構成し、且つ上
記ケースの側面には下方が開口するように折曲形成した
支持金具(5)(5′)を上下2箇所に固着して、これ
に上記ガード金具の支持部を係合して止着するようにし
たことを特徴とする縦形開閉器である。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を具体的に説明する。
Aは縦形開閉器であり、その縦長形状のケース1は本
体ケース1aと蓋ケース1bとからなり、両者は周囲に適当
な間隔でもって設けた複数のボルトおよびナットさらに
はパッキンからなる蓋締付け装置2により気密的に取付
けられている。なお、ケースの上面1cは積雪した雪が左
右へ滑り落ちて開閉器Aの冠雪が防止されるように円弧
状に形成されている。ただしこの上面1cの形状について
は、例えば屋根状に傾斜させても良い。3はケースの両
側の側面1dに相対して突出したブッシングであり、縦方
向に三相分が配設されている。
4はケース両側面1dに取付けたガード金具であり、丸棒
を曲折しかつ接合してなる同金具は上方からフック部4
a,ブッシング保護部4b,脚部4cの順に一体的に形成され
ており、フック部4aとブッシング保護部4bの境界に位置
する水平に形成した支持部4がケース側面1dの上部に固
着した支持金具5に対し止着され、さらにブッシング保
護部4bと脚部4cとの境界に位置して水平に形成した支持
部4eが同じく側面1dの下部に固着した金具5′に対し止
着されている。上記においてガード金具4のフック部4a
はケースの上面1cよりも上方へ突出形成され、ケース1
の上面を保護するとともに第7図に示すようにロープW
を引っ掛けるフックを兼用している。また中央のブッシ
ング保護部4bは並設したブッシング3の周囲を囲むよう
に設けられているとともにその垂直辺部4fがケースの正
面1e及び後面1fよりさらに外方へ突出されており、開閉
Aを第8図に示すように横置き、つまり、その正面1eあ
るいは後面1fを下にして床(地)面に仮置きした場合、
開閉器Aが床(地)面から離れた状態で安定して仮置き
ができるようになっている。また、下方側に延長形成し
た脚部4cは、第9図に示すように開閉器Aをその上面1c
側を上にして床(地)面に直立状に仮置きした場合に、
これが脚となって開閉器Aを床(地)面から離して安定
的に保持する外、開閉器を第10図に示すように正面1eあ
るいは後面1fを上向きにして運搬する時には上記フック
部4aとともに運搬用の持手にもなる。また、支持部4d,4
eは第11図に示すように開閉器Aを起立させて運搬する
場合に運搬用の持手となる。前記支持金具5,5′には、
ガード金具4の上下2ヵ所の支持部4d,4eを下方から差
し込んで引っ掛けできる引っ掛け部5a,5a′が折曲形成
され、該引っ掛け部5a,5a′には、引っ掛けた支持部4d,
4eの外脱を阻止する止着ねじ6が螺着されている。更に
支持金具5,5′の横幅長は、該支持金具5,5′に止着した
ガード金具4のフック部4aおよび脚部4cの縦方向の一部
が支持金具5の側面5b,5b′に当接して横方向にいざら
せないように設定されている。なお、ガード金具4は前
記の止ネジ6を緩めたりあるいは外したりすることによ
り、ケース1から取り外すことができる。この止めネジ
6は上下の支持金具5,5′のうちの1つに備えていれば
よく、図の実施例においては上部側の支持金具5に備え
られている。
7は棒材を曲げて形成した保護部材で、ケース1の後
面1fの下部に設けた開閉操作用のハンドル8側面に位置
して固着されており、しかもその下部がケース1の底面
1gよりも下方でかつハンドル8より後方へ突出するよう
に折曲形成されており、ハンドル8側の面を床面側にし
て開閉器Aを置いた状態から縦方向(取付と同方向)に
起こす場合において該ハンドル8が床(地)面等につか
えて曲がったりしないようにしたものである。9,10,11
はハンドル8の入,切を示す指針で、その9はハンドル
8に一体に設けた指針、10はケース1の正面1eに設けた
指針、11はケースの底面1gに設けた指針であり、これら
の指針9,10,11並びに入,切の文字12は装柱された場合
に下方(地上)側からの目視確認をしやすくしている。
なお、当然ではあるが指針9,10,11はそれぞれがハンド
ル8の開閉操作により一斉に連動し表示するようになっ
ている。
次に、上記構成の縦形開閉器Aの装柱作業は、下記の
とおりに行なう。
ガード金具4の上部のフック部4aに第7図に示すよう
にロープWを引っ掛け、ウインチ等により巻き上げて開
閉器Aを上方へ吊り上げる。吊り上げた開閉器のケース
1の後面1f側に固設した腕金取付装置13により電柱の所
定の位置に開閉器を取り付ける。次で電柱に取付けた
後、開閉器Aに設けた支持金具5,5′の止ネジ6を緩め
てガード金具4を外す。これにより開閉器Aはケースだ
けの状態になる。また、開閉器Aを電柱から降ろす場合
には装柱状態においてガード金具4を再度支持金具5,
5′に取り付けてガード金具4にロープを引っ掛ければ
良いが、緊急の場合、あるいは外したガード金具4が現
場に無い場合には上部側のフック状の支持金具5にロー
プを引っ掛け、さらに止ネジ6によりロープが離脱しな
いようにして開閉器を吊り下げて降ろす。
〔考案の効果〕
この考案によれば、開閉器を電柱の所定の位置に取付
けた後にガード金具を開閉器のケースから取り外すこと
により円弧状あるいは傾斜したケースの上面側に冠雪し
た雪の側方への滑り落ちを阻害するものが上面側に存在
しないことになり、その雪の滑り落ちが容易になって極
度の冠雪を防止できる。
また、上記のごとく電柱への取付後にガード金具を外
すことにより、開閉器が外観上細身に見える上に木要な
突出物がなく外観がスッキリして装柱美化(環境調和
上)も好ましいものとなる。
また、装柱後において開閉器を降ろす必要が生じた時
にはガード金具を再度に取り付けてこれにロープを引っ
掛けて降ろすことができる。
また、ガード金具が現場に無い時にでもフック状の支
持金具を利用し、これにロープを引っ掛け、さらに止ネ
ジによりロープの離脱防止を行なって開閉器を降ろすこ
ともできる。また、ケースに止着されたガード金具は、
運搬する時や装柱時においてはブッシングを衝突から保
護する本来の機能を有するとともに開閉器の運搬時には
持手としての機能を有し、開閉器を横向きあるいは縦向
きで運搬場合に楽に運搬できる。また、開閉器はガード
金具のブッシング保護部を利用してその正面あるいは後
面側を床(地)面等に載せて運搬したりすることがしや
すくなる。また、ガード金具は、そのフック部、ブッシ
ング保護部及び脚部が一体的に形成されているので、こ
れらの部分を同時に取付け、取外しができて至便であ
る。また、装柱後に取り外したガード金具をメーカに返
却するようにすれば、ガード金具はその出荷する開閉器
の代数分のみを用意すればよくその分だけ安価になる。
さらに、ケースに対するガード金具の支持が上下2個
所で行なわれるので、該ガード金具による吊下げや運搬
が安定して行なえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はガード金
具を取付けた縦形開閉器の正面図、第2図は同じく背面
図、第3図は同じく右側面図、第4図は同じく平面図、
第5図は支持金具とガード金具を示す斜視図で開閉器側
は略図となっている。第6図は支持金具とガード金具の
取付部分を示す断面図、第7図乃至第11図は開閉器の吊
下げ及び運搬状態を示す略図である。 A……縦形開閉器、1……ケース、4……ガード金具、
4a……フック部、4b……ブッシング保護部、4c……脚
部、4d,4e……支持部、5,5′……支持金具、6……止ネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦長形のケースの側面にケース及びケース
    から突出するブッシングを保護するようにこれらの周囲
    を囲むガード金具を取付けるようにしたものにおいて、 上記ガード金具を、上方にロープによる吊下げとケース
    の上部保護を兼用するフック部(4a)、中央にブッシン
    グ保護部(4b)、下方に脚部(4c)、さらに水平状の支
    持部(4d)(4e)を一体的に連結して構成し、且つ上記
    ケースの側面には下方が開口するように折曲形成した支
    持金具(5)(5′)を上下2箇所に固着して、これに
    上記ガード金具の支持部を係合して止着するようにした
    ことを特徴とする縦形開閉器。
JP1989118194U 1989-10-05 1989-10-05 縦形開閉器 Expired - Fee Related JPH0810919Y2 (ja)

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JPH0355627U JPH0355627U (ja) 1991-05-29
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JPS6331316Y2 (ja) * 1978-10-12 1988-08-22

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