JP2000096589A - 蓋開閉機能付き安全柵 - Google Patents

蓋開閉機能付き安全柵

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JP2000096589A
JP2000096589A JP10264885A JP26488598A JP2000096589A JP 2000096589 A JP2000096589 A JP 2000096589A JP 10264885 A JP10264885 A JP 10264885A JP 26488598 A JP26488598 A JP 26488598A JP 2000096589 A JP2000096589 A JP 2000096589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
manhole
frame
safety fence
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP10264885A
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English (en)
Inventor
Haruhiro Nakada
晴弘 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、マンホール等蓋の取り外し、取り
付け作業の効率を向上させ、またマンホール等蓋を取り
外した後の蓋開口部の適切な安全柵としての機能を発揮
させることを目的とする。 【解決手段】 略円錐台構造からなり蓋取り外し後には
蓋開口部の安全柵本体となるフレーム1と、フレーム1
の上部に回動可能に取り付けられ駆動端3aにてこ作用
を生じさせる取手3と、駆動端3aに取り付けられマン
ホール等蓋5を懸吊するフック4と、フレーム1の下部
に取り付けられたストッパ付きのキャスタ6とを有する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中電線路工事等
に使用するマンホール、ハンドホール等の蓋を開閉する
とともに蓋取り外し後の安全柵としての機能を持つ蓋開
閉機能付き安全柵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地中電線路工事等に使用するマン
ホール、ハンドホールの蓋の取り外し、取り付け作業に
おいては、2名の作業者により手鍵を使用して行ってお
り、取り外した蓋の仮置きをする場合についても手鍵を
利用し、人力により移動させている。また、仮置き後
は、安全を確保するため、バリケード等により蓋開口部
に養生を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、マンホ
ール、ハンドホールの蓋の取り外し、取り付け作業にお
いては、手鍵等の工具を使った人力作業のため、2人作
業となり手作業による足元の安全性が確保できないこと
から作業効率の低いものであった。また、蓋の重量が重
いため、腰や腕を痛めるなどの人災が発生しやすく危険
性の高い作業となっていた。
【0004】これに対し、特開平9−144044号公
報には、マンホールの蓋を1人の作業者で作業能率よく
開閉できるようにしたマンホール蓋開閉装置が開示され
ている。この装置は、キャスタを4隅に取り付けた4角
形状の木枠と、その木枠の枠同士の相対する位置に配置
された1対の支持金具と、この支持金具に枢支され前記
の枠同士間に架設された支点棒と、この支点棒に上下動
可能に設けられ後側に取手を持つハンドル枠と、このハ
ンドル枠の先端側に固定された懸吊枠と、この懸吊枠に
スライド可能に吊下された1組の懸吊フックとで構成さ
れ、懸吊フックでマンホール蓋を引っ掛け、取手を引き
下げることにより、てこの原理で引き上げてマンホール
蓋の取り外し、取り付けを行うようになっている。しか
しながら、このマンホール蓋開閉装置にあっては、マン
ホールの蓋を1人の作業者で能率よく開閉することのみ
を目的としていたため、4角形状の木枠を主体として装
置全体が偏平に構成されていて、マンホール蓋を取り外
した後の蓋開口部の安全柵としての機能を持っていなか
った。このため、マンホール蓋を取り外した後の蓋開口
部養生のために別途にバリケード等の用品手配、費用、
手間がかかり不経済であった。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
第1に、マンホール等蓋の取り外し、取り付け作業の効
率を向上させることができ、第2に、マンホール等蓋を
取り外した後の蓋開口部上に配置することで、立体的で
目立ち易い略円錐台構造のフレームにより第三者等の注
意を喚起して適切な安全柵としての機能を発揮させ、十
分に安全性を確保することができ、したがって、別途の
バリケード等の用品手配及び手間を削減して経済性を向
上させることができる蓋開閉機能付き安全柵を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、略円錐台構造からなり蓋取
り外し後には蓋開口部の安全柵本体となるフレームと、
このフレームの上部に支点部材を介して回動可能に取り
付けられ駆動端にてこ作用を生じさせる取手と、この取
手の前記駆動端に取り付けられマンホール蓋を含む蓋を
懸吊するフックと、前記フレームの下部に取り付けられ
たストッパ付きのキャスタとを有することを要旨とす
る。この構成により、マンホール等蓋の取り外しに際し
ては、マンホール等蓋を覆うようにフレームを位置さ
せ、キャスタのストッパをオンにして固定する。フック
をマンホール等蓋に引っ掛けた後、取手を引くことで、
てこの原理により重量物であるマンホール等蓋が取り外
される。取り外し後、キャスタのストッパをオフにし、
マンホール等蓋を仮置き場所へ移動させる。仮置き場所
への移動後、フレームを蓋開口部上に戻し、キャスタの
ストッパをオンにすることで、立体的で目立ち易い略円
錐台構造のフレームが第三者等に十分に注意を喚起して
適切な安全柵として機能し、蓋開口部からの転落等の事
故が防止される。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の蓋開閉機能付き安全柵において、前記フレームに作業
者の出入口を形成してなることを要旨とする。この構成
により、作業者がフレーム内に自由に出入りすることが
できて、マンホール等蓋取り外し後のマンホール等内の
作業及び蓋へのフックの引っ掛け、取り外し作業等の作
業能率を向上させることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。
【0009】まず、図1を用いて構成を説明すると、1
は本体フレームであり、略円錐台構造からなり、蓋取り
外し後には蓋開口部の安全柵本体となる。本体フレーム
1には、作業者の出入口1aが形成されている。本体フ
レーム1の上部には、支点部材2を介して取手3が回動
可能に取り付けられている。取手3は、マンホール、ハ
ンドホール蓋5の引上げに使用するものであり、作業者
が引くことにより、その駆動端3aに、てこ作用が生じ
る。取手3の駆動端3aには、マンホール、ハンドホー
ル蓋5を引っ掛けるためのフック4が取り付けられてい
る。また、本体フレーム1の下部には、ストッパ付きの
キャスタ6が取り付けられている。キャスタ6は、マン
ホール、ハンドホール蓋5の引上げ後等に本体フレーム
1を移動させるのに使用する。
【0010】次に、上述のように構成された蓋開閉機能
付き安全柵の作用を、図2を用いて説明する。マンホー
ル、ハンドホール蓋5の取り外しの際は、マンホール、
ハンドホール蓋5を覆うように本体フレーム1を位置さ
せ、キャスタ6のストッパをオンにして固定する。フッ
ク4をマンホール、ハンドホール蓋5に引っ掛けた後
に、取手3を引くことで、てこの原理の利用によりフッ
ク4が引き上がり、重量物であるマンホール、ハンドホ
ール蓋5が取り外される。マンホール、ハンドホール蓋
5の取り外し後、キャスタ6のストッパをオフにしてマ
ンホール、ハンドホール蓋5を仮置き場所に移動させ
る。仮置き場所への移動は、キャスタ6が付いているた
め、作業者1人で行うことができる。仮置き場所への移
動後、取手3を引き上げることにより、フック4と共に
マンホール、ハンドホール蓋5が引き下がり、この状態
でフック4をマンホール、ハンドホール蓋5から取り外
す。フック4は本体フレーム1に収納する。この後、本
体フレーム1を蓋開口部上に戻し、キャスタ6のストッ
パをオンにすることで、立体的で目立ち易い略円錐台構
造の本体フレーム1が、蓋開口部に対する適切な安全柵
として機能する。本体フレーム1が蓋開口部上に安全柵
として置かれても、作業者は出入口1aを利用してマン
ホール等内に自由に出入りすることができ、必要な作業
を進めることができる。また、出入口1aは、上述のマ
ンホール、ハンドホール蓋5に対するフック4の引っ掛
け、取り外しを行う際にも利用することができる。マン
ホール等内の作業後、マンホール、ハンドホール蓋5の
取り付けに関しては、上記と逆の手順で行う。
【0011】上述したように、本実施の形態によれば、
本体フレーム1に取手3及びフック4を装備し、てこの
原理を利用することにより、マンホール、ハンドホール
蓋5の取り外し、取り付け作業の効率を向上させること
ができる。キャスタ6を装備しているため、移動性の向
上及び1人作業での足元の危険を防ぐことができる。ま
た、マンホール、ハンドホール蓋5の仮置き後は、立体
的で目立ち易い円錐台構造の本体フレーム1を開口部養
生のための安全柵として利用できるため、十分に安全性
を確保することができ、これとともに、別途にバリケー
ド等の用品手配及び手間を削減することができるため、
経済性を向上させることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、略円錐台構造からなり蓋取り外し後には蓋
開口部の安全柵本体となるフレームと、このフレームの
上部に支点部材を介して回動可能に取り付けられ駆動端
にてこ作用を生じさせる取手と、この取手の前記駆動端
に取り付けられマンホール蓋を含む蓋を懸吊するフック
と、前記フレームの下部に取り付けられたストッパ付き
のキャスタとを具備させたため、マンホール等蓋の取り
外し、取り付けを1人で安全に行うことができて作業効
率を向上させることができる。マンホール等蓋を取り外
して仮置き場所への移動後、フレームを蓋開口部上に戻
し、キャスタのストッパをオンにすることで、立体的で
目立ち易い略円錐台構造のフレームが第三者等に注意を
喚起して適切な安全柵として機能するので、蓋開口部か
らの転落等の事故が防止されて、十分に安全性を確保す
ることができる。この結果、別途のバリケード等の用品
手配及び手間を削減することができて、経済性を向上さ
せることができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、前記フレー
ムに作業者の出入口を形成したため、作業者がフレーム
内に自由に出入りすることができて、マンホール等蓋取
り外し後のマンホール等内の作業及び蓋へのフックの引
っ掛け、取り外し作業等の作業能率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である蓋開閉機能付き安全
柵の構成を示す斜視図である。
【図2】上記実施の形態の作用を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 本体フレーム 1a 出入口 2 支点部材 3 取手 4 フック 5 蓋 6 キャスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円錐台構造からなり蓋取り外し後には
    蓋開口部の安全柵本体となるフレームと、このフレーム
    の上部に支点部材を介して回動可能に取り付けられ駆動
    端にてこ作用を生じさせる取手と、この取手の前記駆動
    端に取り付けられマンホール蓋を含む蓋を懸吊するフッ
    クと、前記フレームの下部に取り付けられたストッパ付
    きのキャスタとを有することを特徴とする蓋開閉機能付
    き安全柵。
  2. 【請求項2】 前記フレームに作業者の出入口を形成し
    てなることを特徴とする請求項1記載の蓋開閉機能付き
    安全柵。
JP10264885A 1998-09-18 1998-09-18 蓋開閉機能付き安全柵 Pending JP2000096589A (ja)

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ID=17409589

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010265658A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Seibu Giken Kogyo Kk マンホール用補助梯子
CN113152198A (zh) * 2021-04-30 2021-07-23 温州振华建设有限公司 管井道路和市政井盖一体结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010265658A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Seibu Giken Kogyo Kk マンホール用補助梯子
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