JP2002061420A - 仮設電柱の立設・回収装置 - Google Patents

仮設電柱の立設・回収装置

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JP2002061420A
JP2002061420A JP2000282672A JP2000282672A JP2002061420A JP 2002061420 A JP2002061420 A JP 2002061420A JP 2000282672 A JP2000282672 A JP 2000282672A JP 2000282672 A JP2000282672 A JP 2000282672A JP 2002061420 A JP2002061420 A JP 2002061420A
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pipe
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fitting
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Koichi Saito
幸一 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】建築現場の狭隘で煩雑なスペースに、上下に分
割された仮設電柱をを一人の作業者で短時間のうちに、
容易に、安全に立設でき、また、使用済みの仮設電柱を
容易に撒去回収できる装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】下部柱材3と上部柱材4に分割した仮設電
柱2の、下方を土中に埋設し上方を地表に垂立させた下
部柱材3に、下部パイプ支持金具17と上部パイプ支持
金具28を所定の間隔を開けて装着し、そこに上端にア
ーム12を水平に突設した支持パイプ8を、ホイスト状
に下部柱材3より上方に高く突出するように嵌着し、ア
ーム12にはロープ15と、滑車14と、フック16と
を配備し、前記フック16を上部柱材4に係止して、垂
直に近い姿勢で上部柱材4を下部柱材3との嵌合位置ま
で吊上げ、下部柱材3と嵌合し、また、工事完了後、逆
の手順により仮設電柱2を解体して回収する仮設電柱の
立設・回収装置1とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般電柱から住宅
建築現場に工事用電線を引き込むための仮設電柱の立設
及び回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一戸建ての家を建築する場合、各
種電動工具の使用や夜間照明や室内照明等の電源のため
に、電力会社との契約により仮設電柱を立て工事用電線
を引き込み、そこに仮設配電盤ボックスを取り付けて使
用することになる。しかし、都市部においては、住宅は
ほぼ建坪一杯に建てられるので、長尺ものである仮設電
柱を立設し、また、回収するスペースをとることは極め
て厳しい条件がある。
【0003】加えて、周辺道路の交通量、工事現場に持
ち込まれた各種道具、工具類、または建設機械等があ
り、また、既に空中には電力線、電話線、ケーブルテレ
ビや隣家引込線等が張り巡らされおり、それらに接触す
ることによる物損事故、感電事故等の危険性も大きい。
そして、仮設電柱に対する電力会社の規制も最近では日
々に厳しくなり、仮設電柱の高さや材質等についての制
約は多い。現場に多く出回っているメーカー製である平
均的な仮設電柱は、地上が約5.15m、全長が約6.
3m程あり、全重量は32kg程あるというものであ
る。しかも、労務を極力制限された建築現場において
は、作業者が一人でそれを立設または回収しなければな
らないという現実がある。
【0004】この仮設電柱の分野においても、種々の試
みがなされており、従来技術の例を挙げれば、入れ子式
のアルミ製伸縮ポール型の仮設電柱がある。これは上柱
が下柱の中に縮退して入り込むもので、短いものを土中
に埋めてから上部を徐々に引き出すので、扱いは簡単で
あるが材質がアルミ製であり、入れ子方式であるから、
工事中に物がぶっつかると変形し易く、また、土砂等が
内部に浸入して伸縮がスムーズにいかなくなり、工事現
場を変えて何度も使用する仮設電柱にとっては不具合が
ある。また、FRP製の仮設電柱用ポールもあり、一人
で立設するには軽量であり便利ではあるが、堅牢度に欠
けるという問題点があった。
【0005】また、特開2000−45572号公報
「住宅建築用の仮設電柱」の先行技術がある。それは杭
部材に垂直パネルを立て、スリットのある連結部材を引
込みポールに嵌挿して、前記スリットに垂直パネルを嵌
入させ、連結部材のボルト挿通孔にボルトを挿通し軽く
緊締したのち、引込みポールを梃子の原理により引き起
こして立設して、仮設電柱を完成するものである。しか
し、その場合、建築現場には道具類が置いてあったり、
未整地の部分や隣家があったりして、長い引込みポール
を一時的にせよ横たえて置くことは困難があった。ま
た、上方には多くの電線が張り巡らされており、長尺の
引込みポールを引き起こす作業は注意を要するものであ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記理由
から、狭隘な建築現場にあっても場所をとらず、一人の
作業者でも容易に、しかも、短時間で仮設電柱を立設ま
たは回収できること、また、そこに用いる仮設電柱は、
主に、市販品であり、最も一般的な堅牢でシンプルな丸
鋼管製のものを用い、それを立設または回収するため
に、操作が簡単で、各部材は容易に着脱できる構成で、
しかも、作業に安全性のある仮設電柱の立設・回収装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的を達成
するために、請求項1に係る発明は、建築現場における
引込み電線の仮設電柱2を立設および回収する装置であ
って、下部柱材3と上部柱材4とに分割した丸鋼管製の
仮設電柱2の、前記下部柱材3の下方を立設場所の土中
に埋設し、下部柱材3の地表に垂立した部分に所定間隔
を置いて、着脱自在の下部パイプ支持金具17および上
部パイプ支持金具28を装着し、前記下部パイプ支持金
具17および上部パイプ支持金具28に支持パイプ8を
嵌着して、下部柱材3より高く垂設し、前記支持パイプ
8の上端には水平にアーム12を突出させ、前記アーム
12にロープ15の一端と1個の滑車14を止着し、吊
下した前記ロープ15に他の少なくとも1個の滑車1
4′と吊垂用フック16とを配備し、前記上部柱材4の
上部寄りに着脱自在の吊垂金具33を取り付け、前記吊
垂用フック16を前記吊垂金具33の吊垂用フック掛部
34に係止して上部柱材4を下部柱材3に嵌合できる位
置まで吊り上げる構成としたことを特徴とする仮設電柱
の立設・回収装置としたものである。
【0008】請求項2に係る発明は、前記上部柱材4の
下端に着脱自在の反転防止金具35を取り付け、前記反
転防止金具35のフック掛部36と、下部柱材3に装着
した前記下部パイプ支持金具17のフック掛部24との
間に、反転防止用ロープ27を張設する構成としたこと
を特徴とする請求項1に記載の仮設電柱の立設・回収装
置としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の仮設電柱の立設・
回収装置1について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。図1の(a)図は、本発明の仮設電柱の立設・回収
装置1を仮設電柱2の所定の位置に装着し、アーム12
から吊下したロープ15の吊垂用フック16を上部柱材
4の吊垂金具33のフック掛部34に引っ掛け、上部柱
材4を下部柱材3に嵌合できる位置まで吊り上げた状態
を示す図である。同(b)図は、上部柱材4と下部柱材
3とを嵌合して一体化した仮設電柱2の全体の形態を示
す図である。
【0010】請求項1に係る発明は、図1の(a)およ
び(b)図、図3、図2、図4、図5に示すように、建
築現場における引込み電線の仮設電柱2を立設および回
収する装置であって、下部柱材3と上部柱材4とに分割
した丸鋼管製の仮設電柱2の、前記下部柱材3の下方を
立設場所の土中に埋設し、下部柱材3の地表に垂立した
部分に所定間隔を置いて、着脱自在の下部パイプ支持金
具17および上部パイプ支持金具28を装着し、前記下
部パイプ支持金具17および上部パイプ支持金具28に
支持パイプ8を嵌着して、下部柱材3より高く垂設し、
前記支持パイプ8の上端には水平にアーム12を突出さ
せ、前記アーム12にロープ15の一端と1個の滑車1
4を止着し、吊下した前記ロープ15に他の少なくとも
1個の滑車14′と吊垂用フック16とを配備し、前記
上部柱材4の上部寄りに着脱自在の吊垂金具33を取り
付け、前記吊垂用フック16を前記吊垂金具33の吊垂
用フック掛部34に係止して上部柱材4を下部柱材3に
嵌合できる位置まで吊り上げる構成としたものである。
【0011】前記仮設電柱2は長さと重量の都合で扱い
易いように、下部柱材3と上部柱材4の2つに分割して
ある。仮設電柱2は丸鋼管製で重量が全体で平均30k
g以上であり、長さも6mを越える理由からである。先
ず、下部柱材3の下1/3程を土中に埋設し、下部柱材
3の地表に垂立した部分(Gはグランドライン)に、前
記下部パイプ支持金具17および上部パイプ支持金具2
8を所定の間隔を置いて装着する。
【0012】前記下部、上部パイプ支持金具17、28
の基本形態は、図3および図4に示すように、2つに分
割された環状板20と、環状板20の一端部に軸25で
軸着し、軸25を中心に蝶番状に環状板20が回動する
ことにより他端部が大きく開閉し、そこに前記下部柱材
3を通したのち、他端部にある2つの締付け片21,2
1の各ボルト用スリット22,22にボルト23を通し
て締め付け、下部柱材3に下部、上部パイプ支持金具1
7、28を装着する。前記ボルト23は、いわゆるデン
デンボルトという一端に直角の軸を形成し、下部柱材3
に下部、上部パイプ支持金具17、28を装着する際、
前記軸25が回動することにより、前記ボルト用スリッ
ト22,22から抜け、下部柱材3に装着する際の邪魔
にならないようにしたものである。
【0013】また、下部パイプ支持金具17には、外方
を開口とするコの字状のパイプ支持部18を備え、前記
パイプ支持部18の両側方には上部を開口とする2つの
縦のスリット19,19を形成し、前記支持パイプ8を
下部パイプ支持金具17に装着する際には、支持パイプ
8の下端金具9の両側方に突出した2本の突起10,1
0(図2参照)がそれぞれ、前記スリット19,19に
嵌入して係止するようになっている。また、下部パイプ
支持金具17には、反転防止用ロープ27のフック26
を係止するためのコの字状フック掛部24を形成してい
るが、これについては後述する。
【0014】前記上部パイプ支持金具28には、外方を
開口としたコの字状のパイプ挿通部29を備え、その両
側方に突起31,31を突出し、前記パイプ挿通部29
のコの字状の内部に縦に支持パイプ8を挿通しておき、
別個に形成したコの字状で両側方に下方からの縦のスリ
ット32,32を持つパイプ押え具30を、前記パイプ
挿通部29の突起31,31に前記スリット32,32
を引っ掛けながら嵌装することにより、支持パイプ8を
上部パイプ支持金具28に固定する。前記したように、
既に支持パイプ8の下端金具9が下部パイプ支持金具1
7に係止してあり、支持パイプ8は、下部パイプ支持金
具17と上部パイプ支持金具28とに係止および嵌着す
ることによって、下部柱材3と平行に、下部柱材3の上
端よりさらに上方に突出した位置で下部柱材3に装着さ
れる(図1の(a)図参照)。
【0015】前記支持パイプ8を下部柱材3に装着する
には、数分間という短時間のうちに、容易に、かつ、安
全性をもって施工することができる。前記支持パイプ8
の上端には板状のアーム12を水平に張り出し形成した
ものとしているが、アーム12を備えた支持パイプ8
は、後述するように、下部柱材3に固定されたホイスト
の役目を果たすものである。前記下端金具9とアーム1
2はねじ11,13によってそれぞれ支持パイプ8に止
着される。
【0016】前記アーム12には、図1の(a)図およ
び図2に示すように、ロープ15の一端と一個の滑車1
4を止着し、吊下した前記ロープ15には他の少なくと
も一個の滑車14′と、前記滑車14′に止着した吊垂
用フック16とを配備し、一方、前記上部柱材4の重心
より上部寄りに着脱自在の吊垂金具33を取付け、前記
吊垂用フック16を前記吊垂金具33の吊垂用フック掛
部34に係止して、前記滑車14,14′を経由したロ
ープ15の他端を作業者が曳くことにより、上部柱材4
を下部柱材3に嵌合できる位置まで吊り上げる構成とし
たものである。
【0017】前記上部柱材4の重心より上部寄りに吊垂
金具33を取り付ける構成としたのは、その吊垂金具3
3の位置が上部柱材4の重心より下方位置であると、前
記吊垂金具33に吊垂用フック16を掛けて吊垂した瞬
間、上部柱材4の下端が急に上方へ反転して跳ね上がっ
て危険であり、また、上部柱材4を上方に吊り上げる
際、その傾斜が大きいと周囲の邪魔になり、操作する作
業者にとっても仕事がしにくいからである。現場作業者
にその危険性を徹底させるため、上部柱材4の吊垂金具
33を装着する適正位置に、シールの貼着またはペイン
トによる表示マークを付すこととする。
【0018】前記吊垂金具33の基本形態は、図5に示
したように、2つに分割された環状板20と、環状板2
0の一端部を軸25で軸着し、環状板20の他端部には
2つの締付け片21,21と、各ボルト用スリット2
2,22と、ボルト23とを有する点は、前記下部パイ
プ支持金具17および上部パイプ支持金具28の基本形
態と同じであるが、この吊垂金具33は吊垂用フック掛
部34を有し、そこに前記吊垂用フック16を掛けて上
部柱材4を吊下する。ここで使用する滑車の数は図示で
は2個であるが、必ずしも2個には限定するものではな
い。
【0019】上部柱材4を下部柱材3に嵌合できる位置
まで吊り上げた時、ロープ15の他端を一時固定し(前
記下部パイプ支持金具17または上部パイプ支持金具2
8にそのためのフックを形成してもよい)、上部柱材4
の下端を、下部柱材3の上端にある嵌合部7へ手により
誘導して嵌合する。下部柱材3と上部柱材4には予めボ
ルト孔(図示せず)が穿けられており、そこにボルト
(図示せず)を挿通して上部柱材4と下部柱材3を固着
して一体化する。図1の(b)図に示した符号5はポー
ルキャップ、符号6は継ぎ目カバーを示す。
【0020】請求項2に係る発明は、図1の(a)図、
図3および図6に示したように、前記上部柱材4の下端
に着脱自在の反転防止金具35を装着し、前記反転防止
金具35のフック掛部36と、下部柱材3に装着した前
記下部パイプ支持金具17のフック掛部24との間に反
転防止用ロープ27を張設する構成としたものである。
前記したように、上部柱材4の重心より上方位置に表示
マークを付して、上部柱材4に吊垂金具33を装着する
適正位置を表示し、反転事故を防止することとしたが、
実際の現場作業においては、それだけでは不注意から事
故を引き起こす可能性があり、作業者の安全を期して反
転防止用ロープ27を張設するようにしたものである。
【0021】反転防止金具35の基本形態は、図6に示
すように、2つに分割された環状板20と、環状板20
の一端部を軸25で軸着し、環状板20の他端部には2
つの締付け片21,21と、各ボルト用スリット22,
22と、ボルト23とを有する点は、前記下部パイプ支
持金具17および上部パイプ支持金具28の基本形態と
同じであり、反転防止金具35に形成するフック掛部3
6の形状も、前記下部パイプ支持金具17に形成したフ
ック掛部24の形状と同形である。なお、図示した両フ
ック掛部24,36の形状はコの字状としたが、U字状
など機能を損なわない限り形状は自由である。
【0022】前記仮設電柱2の立設が終えたのち、仮設
電柱の立設・回収装置1の全ての部材は、仮設電柱2か
ら一旦取り外ずされる。そして、数か月に亘る建築工事
が完了したのち、仮設電柱の立設・回収装置1は再び仮
設電柱2に装着され、前記仮設電柱2の立設時の逆の手
順により、仮設電柱2を建築現場から解体して回収す
る。
【0023】建築工事が完了したのち、不要となった仮
設電柱2を解体撒去する作業にとって、既に建物の外壁
が立ち上げ、軒も突出し、フエンスの設置等エクステリ
アの工事も開始されている状況の中で、周囲に留意しな
ければならない点では、立設時より厳しい条件となり、
本発明の仮設電柱の立設・回収装置1は、回収時の方
が、むしろ、立設時よりもその使用効果を発揮するとい
っても過言ではない。そのような事情があっても回収の
工程は、一人の作業者により短時間のうちに容易に、か
つ、安全に行うことができることは前記立設の工程と同
様である。
【0024】前記回収工程において下部柱材3を土中か
ら引き抜く際に、下部パイプ支持金具17を下部柱材3
に装着したまま、下部パイプ支持金具17を掴み、揺動
しながら上方へ引き揚げ下部柱材3を引き抜く方法をと
ってもよい。本発明の使用目的は、仮設電柱の立設およ
び回収に限るものではなく、その他の柱材の立設および
回収にも使用することは勿論である。
【0025】
【発明の効果】請求項1に係る発明は、前記のように構
成したことにより、仮設電柱を立設および回収する際に
必要なホイストとしての支持パイプを、短時間のうち
に、容易に、かつ、安全に下部柱材に装着することがで
き、それを用いて、上部柱材を下部柱材との嵌合位置ま
で、上部柱材の姿勢を余り傾けずに容易に吊り上げ、嵌
合し、一体化して仮設電柱を立設できるという効果を奏
する。また、仮設電柱を解体、回収する作業も、この仮
設電柱の立設・回収装置を用いることにより、短時間の
うちに、容易に、かつ、安全に行うことができるという
効果を奏する。
【0026】請求項2に係る発明は、前記のように構成
したことにより、上部柱材の下端が急に反転して上方へ
跳ね上がる危険性を防止するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)図は下部柱材に支持パイプを装着して上
部柱材を下部柱材との嵌合位置まで引き上げた状態を示
す図である。 (b)図は上部柱材を下部柱材とを嵌合して一体に組み
立てた状態を示す図である。
【図2】支持パイプにアーム、下端金具、ロープ、滑
車、吊垂用フックを取付けた状態を示す図である。
【図3】下部柱材に装着する下部パイプ支持金具を示す
図である。
【図4】下部柱材に装着する上部パイプ支持金具を示す
図である。
【図5】上部柱材に装着する吊垂金具を示す図である。
【図6】上部柱材に装着する反転防止金具を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 仮設電柱の立設・回収装置 2 仮設電柱 3 下部柱材 4 上部柱材 5 ポールキャップ 6 継ぎ目カバー 7 嵌合部 8 支持パイプ 9 下端金具 10 突起 11 ねじ 12 アーム 13 ねじ 14 14′ 滑車 15 ロープ 16 吊垂用フック 17 下部パイプ支持金具 18 パイプ支持部 19 スリット 20 環状板 21 締付け片 22 ボルト用スリット 23 ボルト 24 フック掛部 25 軸 26 フック 27 反転防止用ロープ 28 上部パイプ支持金具 29 パイプ挿通部 30 パイプ押え具 31 突起 32 スリット 33 吊垂金具 34 吊垂用フック掛部 35 反転防止金具 36 フック掛部 G グランドライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築現場における引込み電線の仮設電柱
    (2)を立設および回収する装置であって、下部柱材
    (3)と上部柱材(4)とに分割した丸鋼管製の仮設電
    柱(2)の、前記下部柱材(3)の下方を立設場所の土
    中に埋設し、下部柱材(3)の地表に垂立した部分に所
    定間隔を置いて、着脱自在の下部パイプ支持金具(1
    7)および上部パイプ支持金具(28)を装着し、前記
    下部パイプ支持金具(17)および上部パイプ支持金具
    (28)に支持パイプ(8)を嵌着して、下部柱材
    (3)より高く垂設し、前記支持パイプ(8)の上端に
    は水平にアーム(12)を突出させ、前記アーム(1
    2)にロープ(15)の一端と1個の滑車(14)を止
    着し、吊下した前記ロープ(15)に他の少なくとも1
    個の滑車(14′)と吊垂用フック(16)とを配備
    し、前記上部柱材(4)の上部寄りに着脱自在の吊垂金
    具(33)を取り付け、前記吊垂用フック(16)を前
    記吊垂金具(33)の吊垂用フック掛部(34)に係止
    して上部柱材(4)を下部柱材(3)に嵌合できる位置
    まで吊り上げる構成としたことを特徴とする仮設電柱の
    立設・回収装置。
  2. 【請求項2】前記上部柱材(4)の下端に着脱自在の反
    転防止金具(35)を取付け、前記反転防止金具(3
    5)のフック掛部(36)と、下部柱材(3)に装着し
    た前記下部パイプ支持金具(17)のフック掛部(2
    4)との間に、反転防止用ロープ(27)を張設する構
    成としたことを特徴とする請求項1に記載の仮設電柱の
    立設・回収装置。
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