JP6223874B2 - 揚重装置並びにそれを用いるポールの取付および取外方法 - Google Patents
揚重装置並びにそれを用いるポールの取付および取外方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6223874B2 JP6223874B2 JP2014051462A JP2014051462A JP6223874B2 JP 6223874 B2 JP6223874 B2 JP 6223874B2 JP 2014051462 A JP2014051462 A JP 2014051462A JP 2014051462 A JP2014051462 A JP 2014051462A JP 6223874 B2 JP6223874 B2 JP 6223874B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- anchor bolt
- nut
- base
- insertion piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 99
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 99
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 17
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 14
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 13
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 7
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Description
以降からは、外灯ポールを例に説明していくが、上記ほかの装置のポールであってももちろん同じである。
通常新設現場などでは、外壁に突設したアンカーボルトに外灯ポールを取り付けるには、外壁に沿って立ち上げ組まれた単管足場を利用して、作業者がアンカーボルトそばに寄り付き、ポールを建築側が用意するクレーンなどで持ち上げながら、アンカーボルトに外灯ポールフランジの孔を挿通させ、その後ナットで締結して設置する。
しかし、建築側である外壁仕上げの工事範囲と、電気設備側である外灯ポールの工事範囲とは別の業者が担当するので、外壁が仕上がった状態で取り付ける外灯ポールなどの場合、建築側の足場がすでに撤去されている工程での取付作業になる場合も多い。その際には、外灯ポールの設置のために多大な仮設費用を用いて単管足場を設けることなり工事費用の増大や工程の延長を引き起こす。
このような場合、中型トラックの運転席と荷台との間に小型クレーンを備えた、通称ユニック車で外灯ポールを運搬してきて、取り付けるべき外壁のそばにユニック車を寄り付けて、ユニッククレーンでポールを吊り上げ、作業者は立ち馬を利用した簡易足場を使って外壁面に突設したアンカーボルトに寄り付いて取り付けることも行われる。
また、仕上がった外壁を補修することを覚悟して、外壁にわざわざドリル開口をあけて、仮設揚重装置を固定するためのホールインアンカーを設置し、そこに仮設アンカーボルトを設置し、揚重装置を設置し、外灯ポールを吊って設置した後、外壁の補修を建築側に依頼して有償で行うこともされている
特許文献1には、仮設電柱の立設・回収装置が開示されている。その装置は、下部柱材と、それの上端に嵌合される上部柱材とを備えている。前記下部柱材の下方の部位は土中に埋設され、上方の部位は地表に垂立されている。その下部柱材の上方には、上部柱材を取り付ける前に、揚重装置の一部である支持パイプがクランプ2つで巻きつけられ下部柱材の側方に仮固定されている。その支持パイプの上端からは、アームが水平に突設している。そのアームには滑車が設けられ、その滑車にフックつきのチェーンが掛けられ、いわゆるチェーンブロックが設けられている。
前記仮設電柱を立設するには、まず、上部柱材を、前記フックに係止する。次いで、その上部柱材を下部柱材との嵌合位置まで垂直に近い姿勢で吊り上げる。そして、上部柱材の下端を下部柱材の上端付近に嵌着する。一方、回収するには、上述したのと逆の手順で、前記嵌着された上部柱材を下部柱材から取り外して行う。
中残存部に、仮支柱の下部に設けられた埋め込み部を挿入する。その埋め込み部からアウトリガー(爪状の部材)を外向きに突出させ、折損電柱の内壁に圧接固定する。そして、前記仮支柱の上部に折れた電柱の地上残存部を固定する、というものである。
また、前記ユニック車のユニッククレーンを利用すると便利ではあるが、実際に舗装された車道がそばにないと、中型トラックであるユニック車が寄り付けない。車が寄り付けるスペースが近傍にある外壁に作業が限られる。さらに、建屋の外壁に揚重装置を固定するための仮設のアンカーボルトなどの固定部を設けると、工事後仮設のアンカーボルトの撤去及び外壁補修工事が必要となり手間や費用が掛かる。
さらに、特許文献2では、仮支柱を折損電柱の地中残存部に取り付けるための複雑な機構が必要である。そして、特許文献3では、部材を吊るのにクレーンを用いている。
、無くしたりできるように設けた仮設用ナットで該差込片を前記アンカーボルトに締めつけることにより固定されるベースと、該ベースに立設すると共に、上端付近に前記ポールを吊るための吊り具が設けられるパイプとを備えており、前記ポールを外壁に固定する際に、前記アンカーボルトに前記ベースを前記仮設用ナットで締結した後、前記ポールを前記パイプの前記吊り具で吊りながら前記フランジの孔に前記アンカーボルトを挿通して、前記ポールを本設ナットで仮固定した後に、前記差込片及び前記仮設用ナットをアンカーボルトの側方から引き抜いて、前記ベースを取外すことが可能な構成を有する、ことを特徴とする。
(4)また、前記吊り具が前記パイプの上端付近に設けられたアーム部材に取り付けられており、前記パイプが前記ベース及び前記アーム部材に対して着脱自在な構造を有し、前記ポールの長さや前記アンカーボルトの突設ピッチに応じて、前記パイプの長さを変更できるのが好ましい。
一方、ポールを取り外す際には、ポールを固定している本設ナットを緩めて、ポールのフランジの孔とアンカーボルトとを固定している本設ナットを緩め仮固定状態とした後、外壁とフランジの孔との間に差込片及び仮設用ナットとを側方から差し込んで、ベースを仮設用ナットで締結した後、ポールをパイプの吊り具で吊りながら本設ナットを取外してポールのフランジの孔をアンカーボルトから取外し、ポールを吊りながら外壁から取り外す。その後、差込片及び仮設用ナットをアンカーボルトの側方から引き抜いて、揚重装置のベースを取外す。このため、ポールの取付、取外しが容易であり、少人数、例えば2人の作業員で行うことができる。このため、低コストである。
ので、安全である。そして、揚重装置は本設用のアンカーボルトから取り外してそのまま他の現場で用いることができ、使い勝手が良い。そして、部品点数が少ないので構造が簡易で且つ強度がある。
さらに、アンカーボルトはほとんどの場合、ポールの軸方向に直行してポールに固定されるフランジに対し平行に、つまり水平方向に少なくとも2本が並んで配置されているから、アンカーボルトの水平方向の取り付けピッチ、すなわちポール径に応じた水平取り付けピッチに影響を受けずに、ある程度の長さを有する差込片の横長のスリットを、2本のアンカーボルトを両方とも銜え込んだ形に差し込むことができる。このため、ベースは他のポールの設置、例えば径の異なるポールの取り付けにも用いることができ、使い勝手が良い。
一方、ポールを取り外す際には、アンカーボルトに対しその側方から抜き差し自在に設けられる差込片を有すると共に、前記アンカーボルトの側方から抜き差しするための切欠きを出現させたり、無くしたりできるように設けた仮設用ナットで該差込片を前記アンカーボルトに締めつけることにより固定されるベースと、ベースに立設し上端付近にポールを吊るための吊り具が設けられるパイプとを備えた揚重装置を用いて、ポールのフランジの孔とアンカーボルトとを固定している本設ナットを緩め仮固定状態とし、外壁とフランジの孔との間に差込片及び仮設用ナットとを側方から差し込んで、ベースを仮設用ナット
で締結した後、ポールをパイプの吊り具で吊りながら本設ナットを取外してポールのフランジの孔をアンカーボルトから取外して外壁からポールを取り外す。その後、差込片及び仮設用ナットをアンカーボルトの側方から引き抜いてベース、つまり揚重装置を取外す。
このため、ポールの取付、取り外しが容易であり、少ない人数、例えば2人の作業員で行うことができる、このため、低コストである。
そして、本設のアンカーボルトのあるポール設置位置に揚重装置を設置できるので、ポール設置位置よりも高所に足場を組む必要もなく、また、ポールをその重心に留意しながら略垂直に吊りながら仮設置まで持っていけるので、揚重装置が水平方向に離れている場合の作業員による介錯も不要となり、ポールを1点吊りで確実に吊り上げることができるので、安全である。さらに、別途、揚重装置固定用の仮設アンカーボルト等を外壁に設ける必要がないから、施工後の補修などが不要である。
そのベース3は、使用時水平に枠体を形成する枠状部3a(図3参照)と使用時スリットが鉛直に開口する差込片3bとを有し、その枠状部3aの上にベースプレート4が設けられている。そして、そのベースプレートの上面にパイプ5が立設されている。
一方、そのロックされたパイプ5は、ロックしたのと反対の方向に回動することにより、ロック解除され、上方に抜き取ることができる。
また、その固定用ボルト6cを緩めることで、アーム6をパイプ5の外周周りに回動させ、その向きを変更することができる。向きを変更した後に、再び固定用ボルト6bを締め付けて、パイプ5に固定できる。
に通されるアンカーボルト12、12に、前記中間挿入式ナット2が締め付けられる。
また、この中間挿入式ナット2を取り外すには、スパナで二枚のナット部材2a、2aを緩め、その後に切欠き2b、2bの位置を合わせて、アンカーボルトから抜き取って行う。
まず準備工程(S1)として、前記揚重装置1のうち、ベース3、ベースプレート4、パイプ5およびアーム6を、予め組み付けて冶具1aとする(図1参照)。この冶具1aが下記の工程を経て、前記アンカーボルト12に、自身の差込片3b押さえ部材8および中間挿入ナット2を差し込んだ上で中間挿入ナット2を締結することで、外壁11に固定されていく。
最初に、ポールを取り付けるべき外壁11の壁面に、ポールのフランジの孔位置を投影した、アンカーボルトを設けるための位置を決めるため、墨だしを行う(S2)。
次いで、前記墨だしした位置に、例えばドリルで開口し、ケミカルアンカーを打ち込んで一部が突出するようにアンカーボルトを打設する。図5では4本のアンカーボルト12を、水平方向にはポールのフランジの延長方向の孔ピッチ、鉛直方向には、鉛直方向のアンカーボルト突設ピッチになるよう打設する(S3)。
そして、このアンカーボルト12のうち下に位置する水平に並んだ2本を、図1に示すように組みあがった冶具1aの差込片3bの横スリット3c内に差し込むようにして冶具1aを引っ掛ける(S4)。このとき、チェーンブロック7(図1参照)はアーム6にまだ取り付けない。そのような重量物は、前記ベースをアンカーボルト12に固定した後に取り付ける。
次いで、押さえ部材8を差込片3bの上(壁面から離れた垂直面)に重なるように配置する。その際に、押さえ部材8を、アンカーボルト12の上方から、横スリット3cの差込方向と直交するように、その縦スリット8a、8aにアンカーボルト12、12を通す(S5)。
そして、中間挿入式ナット2をアンカーボルト12に螺合し、差込片3bを押さえ部材8とともにアンカーボルト12に沿って締め付ける(S6)。これにより、冶具1aがアンカーボルト12に固定される。なお、前記中間挿入式ナット2をアンカーボルト12の先端から螺合させても良い。
次いで、アーム6にチェーンブロック7を取り付け、外灯ポール10を、チェーンブロック7のフックで重心よりわずかに上方を吊り上げる(S7)。
そして、前記ポール10aのフランジ10cの取付孔(図示せず)をアンカーボルト12に位置合わせし、吊り上げたままフランジ10cの取付孔にアンカーボルト12を挿通
させて、その後本設ナット(図示せず)をアンカーボルト12に挿通してゆるく締結し、外灯ポール10のフランジ10cを仮固定する(S8)。
その後に、前記中間挿入式ナット2をアンカーボルト12から、図4のように切欠き2bをそろえて切欠きを出現させてボルト12の側方に引き抜く。そして差込片3bおよび押さえ部材8をアンカーボルト12の側方へ引き抜き、冶具1aを取り外す(S9)。このとき、先にチェーンブロック7、アーム6およびパイプ5を取り外しておくと作業が楽である。
最後に、前記本設ナットを本締めして、外灯ポール10のフランジ10cを締結してポールの取り付けが完了する(S10)。
まず、前記本設ナット(図示せず)を緩めて前記ポールを仮固定の状態にして、壁面とポールのフランジ10cとの間に隙間を生じさせる(R1)。
次いで、前記外灯ポール10(図の仮想線参照)のフランジ10cと外壁11との隙間に、前記治具1aの差込片3bの横スリット3cを差し込む(R2)。
次いで、差込片3bの上に重ねるように、アンカーボルト12の上方から、横スリット3cの差込方向と直交するように、押さえ部材8の縦スリット8a、8aにアンカーボルト12、12を通す(R3)。
そして、中間挿入式ナット2をアンカーボルト12に螺合し、差込片3bを締め付ける(R4)。これにより、治具1aがアンカーボルト12を介して外壁11に固定される。
次いで、アーム6にチェーンブロック7を取り付け、外灯ポール10を吊り、固定用ナット(図示せず)を取り外す(R5)。
そして、前記フランジ10cをアンカーボルト12から抜く(R6)。
その後に、前記ベース3、押さえ部材8および中間挿入式ナット2を取り外す(R7)。
有する挿入部材9aを有している。そのコ字状の開口9bから前記アンカーボルト12が差し込まれる。その差し込まれたアンカーボルト12は、挿入部材9aのコ字の一方の壁から差し込まれる内面にアンカーボルト12のオネジと係合する複数の突条9cが形成された金属製の二枚の板材からなる止め部材9dにより係合される。
1a 治具
2 仮設用ナット(中間挿入式ナット)
2a ナット部材
2b 切欠き
3 ベース
3a 枠状部
3b 差込片
3c 横スリット
4 ベースプレート
4a 板部
4b 取付管
4c 縦溝
4d 横溝
4e ネジ
5 パイプ
5a ロック棒
6 アーム
6a 単管
6b L型アングル
6c 固定用ボルト
6d 孔
7 チェーンブロック
7a フック
8 押さえ部材
8a 縦スリット
9 中間挿入式ナット
9a 挿入部材
9b 開口
9c 突条
9d 止め部材
10 外灯ポール
10a ポール
10b 照明
10c フランジ
11 外壁
12 アンカーボルト
13 基礎
13a アンカーボルト
Claims (6)
- 外壁に突設したアンカーボルトに対し、ポールに固設されたフランジの孔にナットで締結して前記外壁に前記ポールを固定するときに用いる揚重装置であって、
前記アンカーボルトに対しその側方から抜き差し自在に設けられる差込片を有すると共に、前記アンカーボルトの側方から抜き差しするための切欠きを出現させたり、無くしたりできるように設けた仮設用ナットで該差込片を前記アンカーボルトに締めつけることにより固定されるベースと、
該ベースに立設すると共に、上端付近に前記ポールを吊るための吊り具が設けられるパイプとを備えており、
前記ポールを外壁に固定する際に、前記アンカーボルトに前記ベースを前記仮設用ナットで締結した後、前記ポールを前記パイプの前記吊り具で吊りながら前記フランジの孔に前記アンカーボルトを挿通して、前記ポールを本設ナットで仮固定した後に、前記差込片及び前記仮設用ナットをアンカーボルトの側方から引き抜いて、前記ベースを取外すことが可能な構成を有する
ことを特徴とする揚重装置。 - 外壁に突設したアンカーボルトに対し、ポールに固設されたフランジの孔にナットで締結してある前記ポールを前記外壁から取外すときに用いる揚重装置であって、
前記アンカーボルトに対しその側方から抜き差し自在に設けられる差込片を有すると共に、前記アンカーボルトの側方から抜き差しするための切欠きを出現させたり、無くしたりできるように設けた仮設用ナットで該差込片を前記アンカーボルトに締めつけることにより固定されるベースと、
該ベースに立設すると共に、上端付近に前記ポールを吊るための吊り具が設けられるパイプとを備えており、
前記ポールを前記アンカーボルトから取外す際に、前記ポールの前記フランジの孔と前記アンカーボルトとを固定している本設ナットを緩め仮固定状態とした後、前記外壁と前記フランジ孔との間に前記差込片及び前記仮設用ナットとを側方から差し込んで、前記ベースを前記仮設用ナットで締結した後、前記ポールを前記パイプの前記吊り具で吊りながら前記本設ナットを取外して前記ポールの前記フランジの孔を前記アンカーボルトから取外した後に、前記差込片及び前記仮設用ナットをアンカーボルトの側方から引き抜いて、前記ベースを取外すことが可能な構成を有する
ことを特徴とする揚重装置。 - 前記アンカーボルトは、前記ポールから張り出されて固設されるフランジに平行に少なくとも2本並ぶように配置され、外壁から水平に突設されていて、
前記差込片は、2本の前記アンカーボルト両方を銜え込むことが可能な長さの横長で一端が開放された差込スリットが形成されていて、
前記差込片と前記仮設用ナットとの間に、差込片の上に重ねられ、各々のアンカーボルトが個別に挿通されると共に、前記差込スリットにほぼ直交する方向に延びる下端が開放の2本の平行な押さえスリットが形成された押さえ部材を
備えている請求項1または2に記載の揚重装置。 - 前記吊り具が前記パイプの上端付近に設けられたアーム部材に取り付けられており、前記パイプが前記ベース及び前記アーム部材に対して着脱自在な構造を有し、
前記ポールの長さや前記アンカーボルトの突設ピッチに応じて、前記パイプの長さを変更できることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の揚重装置。 - 外壁に突設したアンカーボルトに対し、ポールに固設されたフランジの孔にナットで締結して前記外壁に前記ポールを固定する際に揚重装置を用いて取り付けるポールの取付方
法であって、
前記アンカーボルトに対しその側方から抜き差し自在に設けられる差込片を有すると共に、該前記アンカーボルトの側方から抜き差しするための切欠きを出現させたり、無くしたりできるように設けた仮設用ナットで該差込片を前記アンカーボルトに締めつけることにより固定されるベースと、
該ベースに立設すると共に、上端付近に前記ポールを吊るための吊り具が設けられるパイプとを備えた揚重装置を用いて、
前記ポールを外壁に固定する際に、
まず、前記アンカーボルトに前記ベースを前記仮設用ナットで締結した後、前記ポールを前記パイプの前記吊り具で吊りながら前記フランジの孔に前記アンカーボルトを挿通して、前記ポールを本設ナットで仮固定し、
次に、前記吊り具から前記ポールをはずした後、前記差込片及び前記仮設用ナットをアンカーボルトの側方から引き抜いて、前記ベースつまり揚重装置を取外し、
最後に、前記フランジを前記アンカーボルトに沿って前記本設ナットで外壁に向けて締結することを特徴とするポールの取付方法。 - 外壁に突設したアンカーボルトに対し、ポールに固設されたフランジの孔にナットで締結してある前記ポールを前記外壁から取外す際に揚重装置を用いて取外すポールの取外方法であって、
前記アンカーボルトに対しその側方から抜き差し自在に設けられる差込片を有すると共に、該前記アンカーボルトの側方から抜き差しするための切欠きを出現させたり、閉じたりできるように設けた仮設用ナットで該差込片を前記アンカーボルトに締めつけることにより固定されるベースと、
該ベースに立設すると共に、上端付近に前記ポールを吊るための吊り具が設けられるパイプとを備えた揚重装置を用いて、
前記ポールを前記アンカーボルトから取外す際に、
まず、前記ポールの前記フランジの孔と前記アンカーボルトとを固定している本設ナットを緩め仮固定状態とし、
次に、前記外壁と前記フランジ孔との間に前記差込片及び前記仮設用ナットとを側方から差し込んで、前記ベースを前記仮設用ナットで締結した後、前記ポールを前記パイプの前記吊り具で吊りながら前記本設ナットを取外して前記ポールの前記フランジの孔を前記アンカーボルトから取外し、
最後に、前記差込片及び前記仮設用ナットをアンカーボルトの側方から引き抜いて、前記ベースを取外すことを特徴とするポールの取外方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014051462A JP6223874B2 (ja) | 2014-03-14 | 2014-03-14 | 揚重装置並びにそれを用いるポールの取付および取外方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014051462A JP6223874B2 (ja) | 2014-03-14 | 2014-03-14 | 揚重装置並びにそれを用いるポールの取付および取外方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015175149A JP2015175149A (ja) | 2015-10-05 |
JP6223874B2 true JP6223874B2 (ja) | 2017-11-01 |
Family
ID=54254600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014051462A Active JP6223874B2 (ja) | 2014-03-14 | 2014-03-14 | 揚重装置並びにそれを用いるポールの取付および取外方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6223874B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114084815B (zh) * | 2021-12-02 | 2024-01-19 | 国网河北省电力有限公司灵寿县供电分公司 | 一种用于户外电力施工的辅助吊装结构 |
CN115450483B (zh) * | 2022-10-11 | 2024-05-31 | 贵州恒创志达电力科技有限公司 | 一种用于电力电线杆的工程机械 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4560074A (en) * | 1982-12-23 | 1985-12-24 | Manning Charles E | Scaffold mounted hoist |
JP5913765B2 (ja) * | 2012-02-05 | 2016-04-27 | 株式会社関電工 | 電柱装着用架台及びこの電柱装着用架台を用いた吊荷の電柱装着工法 |
-
2014
- 2014-03-14 JP JP2014051462A patent/JP6223874B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015175149A (ja) | 2015-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101236137B1 (ko) | 가로등지주의 각도조절장치 | |
WO2008121843A1 (en) | Reusable fall restrain supports and fall arrestor | |
JP4716948B2 (ja) | 安全ロープ張設用支持金具 | |
JP6223874B2 (ja) | 揚重装置並びにそれを用いるポールの取付および取外方法 | |
CN110439249B (zh) | 一种悬挑承力架及其安装方法 | |
JP3149454U (ja) | 手摺用仮設支柱 | |
KR101707037B1 (ko) | 조립식 시스템 비계와 그 설치 방법 | |
US4043087A (en) | Method and means for supporting an elevated concrete wall panel form | |
JP2002061420A (ja) | 仮設電柱の立設・回収装置 | |
KR20140127542A (ko) | 이동식 풍력터빈 타워 설치장치 및 이를 이용한 설치방법 | |
JP2000303682A (ja) | 吊り足場、及びその構築方法 | |
JP2014020157A (ja) | 柱の立設方法 | |
JP2005290786A (ja) | 吊り治具 | |
CN104612166A (zh) | 一种支护孔壁的组合支护装置及支护方法 | |
CN216851234U (zh) | 一种地锚式电缆高挂装置 | |
JP2004263498A (ja) | 防護柵の施工方法及び施工装置 | |
CN219477539U (zh) | 一种简易的通用型临时用电电源线搭挂组件 | |
CN211649957U (zh) | 一种投光灯安装辅具 | |
KR102517534B1 (ko) | 시험용 벽체와 시험틀이 고정 결합된 시험조립체의 제작 및 직립장치와, 이를 이용한 시험조립체의 제작 및 직립방법 | |
JP3084325U (ja) | コンクリートポールの補強具 | |
JP3717911B2 (ja) | ヘリコプタによる鉄塔解体方法及び作業用治具 | |
CN222557442U (zh) | 一种抱箍安装安全平台 | |
KR20190074142A (ko) | 강관지주 매립장치 | |
CN212982216U (zh) | 吊柱安装辅助工具 | |
JP2018109290A (ja) | 吊り足場及びその設置方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170919 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171004 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6223874 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |