JP2001302192A - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト

Info

Publication number
JP2001302192A
JP2001302192A JP2000120031A JP2000120031A JP2001302192A JP 2001302192 A JP2001302192 A JP 2001302192A JP 2000120031 A JP2000120031 A JP 2000120031A JP 2000120031 A JP2000120031 A JP 2000120031A JP 2001302192 A JP2001302192 A JP 2001302192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head guard
roof
ceiling
battery
guard roof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000120031A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetaka Tsuri
滋 孝 釣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
Priority to JP2000120031A priority Critical patent/JP2001302192A/ja
Publication of JP2001302192A publication Critical patent/JP2001302192A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドガードルーフの雨水からの防水効果を
損なうことなく、しかも、バッテリ交換時には簡単にヘ
ッドガードルーフを取り除くことができるフォークリフ
トを提供する。 【解決手段】 運転席の上方を覆って設けられたヘッド
ガード8の天井部8cには、この天井部8cの全体を覆
うヘッドガードルーフ10の一端部が連結機構13を介
して開閉可能に取り付けられる一方、ヘッドガードルー
フ10の連結機構13の取付側と対向する他端側にはヘ
ッドガードルーフ10を天井部8cに係止する係止具1
4aが取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドガードを備
えたフォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カウンタバランス型フォークリ
フトにおいては、図2に示すように、車体1の前方に荷
物を吊り下げるためのフォーク2が配置され、また、車
体1の後方には、フォーク2に荷物を乗せた場合に車体
1のリア部分が浮き上がってバランスを崩さないように
ウェイト3が取り付けられている。そして、ウェイト3
に近接した前方位置には図示しないバッテリを収納した
バッテリケース4が設けられ、このバッテリケース4の
上にバッテリカバー5が設けられ、このバッテリカバー
の上に運転席6が取り付けられている。さらに、運転席
6の上方には運転者の安全性を確保するためのヘッドガ
ード8が設けられている。
【0003】このヘッドガード8は、車体1のフロント
パネル9の左右からそれぞれ幾分後方に傾斜して立設さ
れた各支柱部8a、ウェイト3の前方側の左右からそれ
ぞれ略垂直に立設された各支柱部8b、およびこれらの
各支柱部8a,8bに支えられて運転席6の上方を覆っ
て配置された天井部8cを有する。そして、天井部8c
は、その側方から中央にわたってバッテリ交換用の吊上
装置(たとえば、チェインブロックや吊下ロープなど)
を係入するための切れ込み部8dが形成されている。
【0004】バッテリの交換時には、バッテリカバー5
を開いてから、バッテリ交換用の図示しない吊上装置を
ヘッドガード8の切れ込み部8dに係入して、バッテリ
の入ったバッテリケース4を引き上げて、バッテリ交換
を行う。
【0005】また、上記の天井部8dは、所定長さの角
材を連結した単なるフレーム構造体であるため、雨天時
には、雨水がヘッドガード8をそのまま通過して運転者
にかかって身体を濡らすので、不快であるだけでなく、
リフト運搬作業に支障をきたすことがある。
【0006】このため、従来技術では、図3に示すよう
に、ヘッドガード8の天井部8cの全体を覆うためのヘ
ッドガードルーフ10が提供されている。この場合のヘ
ッドガードルーフ10は、その四隅に取り付けられた取
付ひも12によってヘッドガード8の天井部8cに結び
付けるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のヘッドガードルーフ10を設けた場合には、
ヘッドガード8の天井部8cに形成された切れ込み部8
dを塞いだ状態となるため、そのままではバッテリ交換
を円滑に行うことができない。したがって、従来は、バ
ッテリ交換時には、取付ひも12の結び目を緩めてヘッ
ドガードルーフ10をヘッドガード8から取り外すよう
にしているが、ヘッドガードルーフ10が走行中にがた
ついたり落下したりしないように、予め取付ひも12を
強固に結び付けている関係上、結び目を緩めるのに時間
と手間がかかっているのが現状である。
【0008】ヘッドガードルーフ10に対して、ヘッド
ガード8の切れ込み部8dに合致した形状のスリットを
形成すれば、バッテリ交換を円滑に行うことができるも
のの、これでは、ヘッドガードルーフ10の本来の運転
者に対する防水作用を発揮することができない。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、ヘッドガードルーフの本来の雨水から
の防水効果を損なうことなく、しかも、バッテリ交換時
には簡単にヘッドガードルーフをヘッドガードの天井部
から取り除けるようにしてバッテリ交換時の作業性を高
めることができるカウンタバランス型フォークリフトを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、運転席の上方を覆ってヘッドガードが
設けられたフォークリフトにおいて、ヘッドガードの天
井部には、この天井部の全体を覆うヘッドガードルーフ
の一端側部が連結機構を介して開閉可能に取り付けられ
る一方、ヘッドガードルーフの連結機構の取付側と対向
する他側端部にはヘッドガードルーフを前記天井部に係
止する係止具が取り付けられていることを特徴としてい
る。
【0011】これにより、バッテリの非交換時には、ヘ
ッドガードルーフを閉じて係止具でヘッドガードの天井
部に係止しておけば、このヘッドガードルーフによって
ヘッドガードの天井部の全域が覆われるため、雨天時に
雨水が運転者にかかることがない。しかも、ヘッドガー
ドルーフは係止具によってヘッドガードに係止されてい
るので、運転時にがたついたり、脱落したりするおそれ
もない。一方、バッテリ交換時には、係止具によるヘッ
ドガードルーフの係止を解除してヘッドガードルーフを
開けば、ヘッドガードの切れ込み部を通してバッテリ交
換用の吊上装置を係入することができ、極めて容易にバ
ッテリ交換を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態におけ
るカウンタバランス型フォークリフトのヘッドガードの
天井部にヘッドガードルーフを取り付けた状態を示す斜
視図であり、図2および図3に示した従来例に対応する
部分には同一の符号を付す。
【0013】図1において、8はヘッドガード、8aは
車体前方側の左右から幾分後方に傾斜して立設された各
支柱部、8bは車体後方側の左右からそれぞれ略垂直に
立設された各支柱部、8cは運転席の上方を覆って配置
された天井部、8dはバッテリ交換用の吊上装置16を
係入するために天井部8cに形成された切れ込み部であ
り、これらの構成は図2および図3に示した従来例と同
じであるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0014】この実施の形態では、ヘッドガード8の天
井部8cの一側端部に、この天井部8cの全体を覆うヘ
ッドガードルーフ10が連結機構としてのヒンジ部材
(より具体的には蝶番)13を介して開閉可能に取り付
けられている。
【0015】すなわち、上記のヘッドガードルーフ10
は、アクリル等の半透明の樹脂によってドーム形に形成
されており、このヘッドガードルーフ10の一側端の左
右二カ所にヒンジ部材13が取り付けられ、また、ヘッ
ドガードルーフ10のヒンジ部材13に対向する他側端
の底面の左右には係止具としての面接着テープ(いわゆ
るマジックテープ(登録商標))のたとえば雄部14a
が取り付けられている。一方、天井部8cのヒンジ部材
13の取付側に対向する他端側の上面の左右には、この
雄部14aに係合する面接着テープの雌部14bが取り
付けられている。
【0016】これにより、リフト運搬作業時には、ヘッ
ドガードルーフ10を閉じて面接着テープ14a,14
bでヘッドガード8の天井部8cに係止しておけば、ヘ
ッドガードルーフ10によって天井部8cの全域が覆わ
れるため、雨天時に雨水によって運転者の身体が濡れる
ことがなく、快適に作業に行うことができる。しかも、
ヘッドガードルーフ10は、面接着テープ14a,14
bによってヘッドガード8に係止されているので、運転
時にがたついたり、脱落したりするおそれもない。
【0017】一方、バッテリ15の交換時には、面接着
テープ14a,14bによるヘッドガードルーフ10と
ヘッドガード8との互いの係止状態を解除してヘッドガ
ードルーフ10を開けば、ヘッドガード8の切れ込み部
8dにバッテリ交換用の吊上装置16を係入することが
でき、極めて容易にバッテリ15の交換を行うことがで
きる。
【0018】なお、上記の実施の形態では、係止具とし
て面接着テープ14a,14bを使用しているが、その
他、蝶ボルト、ピン、その他の留め金や、磁石などを使
用してヘッドガード8とヘッドガードルーフ10と間を
係止することも可能である。さらに、この実施の形態で
は、ヘッドガード8に対してヘッドガードルーフ10を
ヒンジ部材13によって揺動自在に取り付けた構成とし
たが、その他、たとえば、ヘッドガード8の天井部8c
に対してガイドレールなどによってヘッドガードルーフ
10を摺動自在に取り付けて開閉できるようにした構成
とすることも可能である。また、上記ではカウンタバラ
ンス型フォークリフトの例を述べたが、この他のフォー
クリフト、例えばリーチ型のフォークリフトに適用して
も良い。
【0019】
【発明の効果】本発明のフォークリフトにおいては、バ
ッテリの非交換時には、ヘッドガードルーフを閉じて係
止具でヘッドガードの天井部に係止しておけば、ヘッド
ガードの天井部の全域が覆われるため、雨天時に雨水に
よって運転者の身体が濡れることがなく、快適に作業に
行うことができる。しかも、ヘッドガードルーフは、係
止具によってヘッドガードに確実に係止されているの
で、運転時にヘッドガードルーフががたついたり、脱落
したりするおそれもない。
【0020】一方、バッテリ交換時には、係止具による
ヘッドガードルーフの係止を解除してヘッドガードルー
フを開けば、ヘッドガードの切れ込み部にバッテリ交換
用の吊上装置を係入することができ、極めて容易にバッ
テリ交換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態において、カウンタバランス
型フォークリフトのヘッドガードの天井部にヘッドガー
ドルーフを開閉自在に取り付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図2】従来のカウンタバランス型フォークリフトの全
体を示す斜視図である。
【図3】従来例において、ヘッドガードの天井部にヘッ
ドガードルーフを取り付ける場合の状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 車体 8 ヘッドガード 8a,8b 支柱部 8c 天井部 8d 切れ込み部 10 ヘッドガードルーフ 13 ヒンジ部材(連結機構) 14a,14b 面接着テープ(係止具)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の上方を覆ってヘッドガードが設
    けられたフォークリフトにおいて、 前記ヘッドガードの天井部には、この天井部の全体を覆
    うヘッドガードルーフの一側端部が連結機構を介して開
    閉可能に取り付けられる一方、ヘッドガードルーフの連
    結機構の取付側と対向する他側端部にはヘッドガードル
    ーフを前記天井部に対して係止する係止具が取り付けら
    れていることを特徴とするフォークリフト。
JP2000120031A 2000-04-20 2000-04-20 フォークリフト Withdrawn JP2001302192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000120031A JP2001302192A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 フォークリフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000120031A JP2001302192A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 フォークリフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001302192A true JP2001302192A (ja) 2001-10-31

Family

ID=18630915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000120031A Withdrawn JP2001302192A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 フォークリフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001302192A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011246209A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフト
DE102011100918A1 (de) * 2011-04-29 2012-10-31 Jungheinrich Aktiengesellschaft Flugförderzeug mit einer Fahrerkabine
JP5162053B2 (ja) * 2011-04-08 2013-03-13 株式会社小松製作所 バッテリ式フォークリフト
US20140238780A1 (en) * 2011-04-08 2014-08-28 Komatsu Ltd. Battery type forklift
KR20170136188A (ko) * 2016-06-01 2017-12-11 주식회사 두산 지게차의 카운터웨이트 탑 커버 조립 구조
CN109095400A (zh) * 2018-09-19 2018-12-28 安徽天堂唯高塑业科技有限公司 叉车pvc顶棚

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011246209A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフト
JP5162053B2 (ja) * 2011-04-08 2013-03-13 株式会社小松製作所 バッテリ式フォークリフト
US8789636B2 (en) 2011-04-08 2014-07-29 Komatsu Ltd. Battery-powered forklift
US20140238780A1 (en) * 2011-04-08 2014-08-28 Komatsu Ltd. Battery type forklift
US9162858B2 (en) * 2011-04-08 2015-10-20 Komatsu Ltd. Battery-powered forklift
DE102011100918A1 (de) * 2011-04-29 2012-10-31 Jungheinrich Aktiengesellschaft Flugförderzeug mit einer Fahrerkabine
DE102011100918A8 (de) * 2011-04-29 2013-01-03 Jungheinrich Aktiengesellschaft Flurförderzeug mit einer Fahrerkabine
KR20170136188A (ko) * 2016-06-01 2017-12-11 주식회사 두산 지게차의 카운터웨이트 탑 커버 조립 구조
KR102480921B1 (ko) 2016-06-01 2022-12-22 두산산업차량 주식회사 지게차의 카운터웨이트 탑 커버 조립 구조
CN109095400A (zh) * 2018-09-19 2018-12-28 安徽天堂唯高塑业科技有限公司 叉车pvc顶棚

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3863875B1 (en) Tonneau cover tie-down assembly
US5653491A (en) Folding cargo bay cover for pickup trucks
US6565139B2 (en) Vehicle canopy
US6206447B1 (en) Golf cart frame enclosure attachment device
US20030042765A1 (en) Window panel and roof visor system for a utility vehicle
JPH02189248A (ja) 自動車の屋根上キヤリア及びその使用方法
US4830427A (en) Vehicle cover supporting system
JP2001302192A (ja) フォークリフト
CN207045111U (zh) 客车应急车门系统及客运车辆
JP2852621B2 (ja) 安全用親綱取付装置
EP1199249A2 (en) Cruiser awning
US6824190B1 (en) Truck vault
JP2002212975A (ja) 建設機械のガード装置
JP3959787B2 (ja) トラクタ等のキャビン
KR20030057515A (ko) 카고크레인 및 집게차량의 장비조종석용 절첩식 덮개장치
JP2015096673A (ja) 作業機械のフロントガード
CN107500094A (zh) 一种消防梯安装盒及具有其的电梯
JPH0454756Y2 (ja)
KR19990009934U (ko) 지게차의 오버 헤드가드 커버
JP2000038080A (ja) トラック用荷台カバー
KR200313472Y1 (ko) 픽업트럭의 적재함커버
JP3832388B2 (ja) エレベーターに設置する開閉自在の動力盤カバーの留め構造
JPH06255374A (ja) 車両荷台における幌シート取付装置
JPS5816421Y2 (ja) 産業車両のトツプパネル構造
JPS6225922Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070703