JPH08104459A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08104459A
JPH08104459A JP7199920A JP19992095A JPH08104459A JP H08104459 A JPH08104459 A JP H08104459A JP 7199920 A JP7199920 A JP 7199920A JP 19992095 A JP19992095 A JP 19992095A JP H08104459 A JPH08104459 A JP H08104459A
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JP
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job
image forming
offset
sheet material
forming apparatus
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JP7199920A
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Yuichi Takagi
裕一 高城
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの排出トレイ上に排出された複数のジョブ
を仕分けして、簡単に識別できるようにする。 【解決手段】排出トレイ51上に、ジョブ52〜55を
排出するごとに、移動機構60によってトレイ51を左
右に移動させ、各ジョブにオフセット領域Rを設ける。
これらオフセット領域Rには、制御装置61のオフセッ
ト情報に基づいて画像形成手段により、予め、ジョブを
特定するための付加情報Aを記録しておく。この付加情
報Aにより、ジョブの特定が容易となる。なお、オフセ
ット情報は、トレイ51の移動方向についての情報であ
り、ジョブ排出後のトレイ51の移動方向は、画像形成
手段にてそのジョブに付加情報Aが付される以前に、決
定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成後に排出
部に排出された複数のジョブ中から、特定の1つのジョ
ブを簡単に特定することができるようにした画像形成装
置に関し、特に、ファクシミリとしての画像処理・画像
形成機能(ファックス機能)、複写機としての画像処理
・画像形成機能(複写機機能)、プリンタとしての画像
処理・画像形成機能(プリンタ機能)等の複数の画像処
理・画像形成機能を備えた複合型の画像形成装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ、複写機、プリンタ
等の画像形成装置の仕分け装置として、ソータが広く知
られている。ソータは、一般に多数のビンを備えてい
て、画像形成後のシート材を、ジョブ(相互に関連のあ
る一連の画像形成動作、またこの画像形成動作によって
得られる一連のシート材の束をいう。以下同じ。)毎に
異なるビン上に排出して仕分けを行う。このソータ方式
によると、最大でビンの数と同数だけの仕分けを行うこ
とができる。このことは、逆に、多数の仕分けを行うた
めには、多数のビンが必要であることを意味するもので
あり、それだけソータ全体の構成、ひいては画像形成装
置全体の構成が大掛かりとなってしまう。
【0003】他の仕分け方法としては、オフセット方式
のものがある。このオフセット方式は、多数のビンが必
要なソータ方式とは異なり、1つの排出トレイのみで仕
分けを行うことが可能である。すなわち、排出トレイに
対するシート材の排出位置(積載位置)を、ジョブ毎に
ずらす(オフセットする)ことにより、1つの排出トレ
イ上で複数のジョブを仕分けして、各ジョブを区分する
ようにしている。
【0004】図8を参照して、オフセット方式の仕分け
の例を簡単に説明する。同図に示す排出トレイ(排出
部)51は排出方向(矢印K0 方向)に排出されてきた
シート材を下方から支持する積載面51aと、積載面5
1a上のシート材の後端を規制すべく積載面51a上に
立設された突き当部51bとによって構成されている。
積載面51aは、突き当部51bのある後端側が、前端
側よりも低くなるように傾斜させてあり、このため、排
出後のシート材は、低い後端側に向かって滑り下り、そ
の後端部が突き当部51bに当接することにより、全体
の位置決めがなされる。また、排出トレイ51は、画像
形成装置本体(不図示)に対し、排出方向(矢印K0
向)に向かって左方(矢印K1 方向)または右方(矢印
2 方向)に移動自在に配設されており、各ジョブの排
出が終了する毎に、矢印K1 方向と矢印K2 方向とに交
互に移動される。同図の例では、排出トレイ51を、ま
ずジョブ52の排出に先立って矢印K2 方向に移動さ
せ、ジョブ52の排出終了後、矢印K1 方向に移動さ
せ、つづいて、ジョブ53の排出終了後、矢印K2 方向
に移動させ、同様に、ジョブ54の排出終了後、矢印K
1 方向に、さらにジョブ55の排出終了後に矢印K2
向にそれぞれ移動させる。こうすることで、各ジョブ
は、左端部または右端部が、所定量だけ突出する。この
突出部分をオフセット領域Rとすると、オフセット領域
Rは、排出トレイ51の矢印K1 方向の移動と矢印K2
方向の移動との交互の繰り返しに対応して、各ジョブの
左端部と右端部とに交互に現れる。これにより、1つの
排出トレイ51で、複数のジョブ52〜55を仕分けし
て各ジョブを他のジョブから区別することが可能とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、フ
ァクシミリ機能の受信時においては、図8に示すよう
に、発信人、受取人、日時等の付加情報Aは、各ジョブ
における各シート材の先端部に記録される。上述のよう
に各シート材は、その後端部が突き当部51bに当接し
て位置決めされるため、排出方向についての長さが同じ
である場合には、先端部の位置が同じとなり、上述の各
シート材に付された付加情報Aは、そのシート材の上に
排出される後続のシート材によって隠蔽されてしまう。
したがって、多数のジョブの中から、自分が捜している
所定ジョブを簡単に特定(識別)することができないと
いう問題があった。
【0006】そこで、本発明は、1つの排出部(積載手
段;排出トレイ)上に排出された複数のジョブの中か
ら、所定ジョブを簡単に特定することができるようにし
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、画像形成に供されるシート
材を搬送する搬送手段と、シート材に画像を形成する画
像形成手段と、画像形成後のシート材の排出先となる排
出積載手段とを備え、画像形成後の一連のシート材を1
つのジョブとしたときの複数のジョブを、1つの前記排
出部に対して連続的に排出する画像形成装置において、
オフセット情報に基づいて、前記排出積載手段に対する
先行のジョブの排出後に、前記先行のジョブ上に後続の
ジョブが排出されて重ねられたときに、前記先行のジョ
ブの端部と前記後続のジョブの端部とをオフセットさせ
るオフセット制御装置を備え、前記画像形成手段は、ジ
ョブに対する画像形成時に、オフセット情報に基づいて
ジョブのうちの少なくとも最終シート材におけるオフセ
ット領域にジョブを特定するための付加情報を記録する
ことを特徴とする。
【0008】この場合、オフセット制御装置としての移
動機構は、例えば次の2通りの動作をさせることができ
る。
【0009】まず、第1に、前記移動機構を、先行のジ
ョブの排出に先立ち、前記排出部を左右方向のうちの一
方にオフセットし、先行のジョブの排出後、今度は、後
続のジョブの排出に先立ち、前記排出部を左右方向のう
ちの他方にオフセットすることにより、各ジョブの前記
オフセット領域を、ジョブの排出順に、左右の両端部に
交互に形成する反復オフセット動作を行わせる。
【0010】第2に、前記移動機構を、先行のジョブの
排出に先立ち、前記排出部を左右方向のうちの一方にオ
フセットし、先行のジョブの排出後、後続のジョブの排
出に先立ち、前記排出部を前回と同方向にさらにオフセ
ットすることにより、各ジョブの前記オフセット領域
を、ジョブの排出順に、左右の両端部のうちの一方に連
続して形成する連続オフセット動作を行わせる。
【0011】上述の第2の場合には、さらに、前記移動
機構が、所定数のジョブに対して前記連続オフセット動
作を行った後、前記排出部のオフセット方向を変更し
て、前記連続オフセットを再開するようにしてもよい。
【0012】次に、付加情報については、前記各ジョブ
毎の付加情報を、それぞれのジョブに含まれるシート材
上に記録される画像の一部としたり、または、それぞれ
のジョブに含まれるシート材上に記録される画像の一部
をまたは全部を縮小したものとしたりすることができ
る。
【0013】また、前記各ジョブ毎の付加情報を専用の
シート材に記録し、これを各ジョブ排出後、そのジョブ
における最終シート材の上に排出し、これをもってジョ
ブの最終シート材とするようにしてもよい。
【0014】次に、前記画像形成装置本体が少なくとも
ファクシミリ機能を有し、ファクシミリ受信時の前記付
加情報が、差出人、受取人、日時のうちの少なくとも1
を含むものであってもよい。
【0015】さらに、前記画像形成装置本体がファクシ
ミリ機能、複写機機能その他の複数の機能を有し、前記
付加情報には、各ジョブがこれら機能のうちのいずれの
機能に基づいて出力されたものかを識別するための標章
を含むようにしてもよい。
【0016】〔作用〕以上構成に基づき、排紙部上に、
例えば第1のジョブを排出する。次に、排紙部を、シー
ト材の排出方向に向かって左(右)方にオフセットした
後、第2のジョブを排出する。この排出により、第1の
ジョブ上に第2のジョブが重ねられるが、第1のジョブ
は、排出部とともに予め左(右)方にオフセットされて
いるので、第2のジョブの左(右)端部は、第1のジョ
ブの左(右)端部から少し内側に入った部分に重ねられ
る。つまり、第1のジョブの左(右)端部には、第2の
ジョブの左(右)端部から突出したオフセット領域が形
成される。すなわち、第1のジョブのオフセット領域
が、左端部に形成されるか右端部に形成されるかは、第
2のジョブの排出に先立ち、排出部を左方にオフセット
させるか右方にオフさせるかによって一義的に決まる。
したがって、第1のジョブ排出後の排出部のオフセット
の方向を、例えば、予め左(右)方に決めておけば、こ
れに対応して第2のジョブ排出後に、第1のジョブの左
(右)端部にオフセット領域が形成される。
【0017】実際には、前回の移動機構の動作状態およ
び現在の排出部の位置を基に、次に画像形成に供される
ジョブの、排出後の左右のオフセット方向をオフセット
情報として制御装置により判断し、左方であれば画像形
成時に左端部に、また反対に右方であれば画像形成時に
右端部に付加情報を記録する。
【0018】こうすることで、画像形成時に付加情報が
記録された側の端部に、常にオフセット領域を設けるこ
とができる。
【0019】ところでオフセット領域は、左方または右
方に突出した領域であるので、ここに付された付加情報
は、容易に視認することができる。したがって、所定ジ
ョブを他のジョブから簡単に区別することができる。な
お、付加情報は、各ジョブ毎のすべてのシート材に付し
てもよいが、実質的には、少なくとも各ジョブの最上位
に位置する最終シート材に付されていれば十分である。
【0020】移動機構が反復オフセット動作を行うとき
は、排出部に排出されるジョブは、排出順に、左右の両
端部に交互にオフセット領域が形成される。したがっ
て、これに対応させて、ジョブ毎に左右の両端部に交互
に付加情報を記録するようにすればよい。
【0021】移動機構が連続オフセット動作を行うとき
は、排出部に排出されるジョブには、左右の端部のうち
の一方に連続してオフセット領域が形成される。したが
って、これに対応させて、複数のジョブだけ連続して一
方の端部に付加情報を記録するようにすればよい。
【0022】なお、この連続オフセット動作を行うとき
には、所定数のジョブに対して連続して行い、その後排
出部のオフセット方向を変更するとよい。これに伴い、
付加情報も所定数のジョブに対しては、一方の端部に連
続して記録し、その後反対の端部に連続して記録する。
【0023】以上説明したように、本発明によると、排
出積載手段に排出したジョブのオフセット領域、すなわ
ち、ジョブの左右のオフセット端部のうちの、他のジョ
ブの端部から突出する端部に、そのジョブを特定するた
めの付加情報を記録することにより、そのジョブの識別
が容易となり、多数の排出積載手段を設けることなく各
ジョブを簡単に識別することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1に、本発明にかかる画像形成装置
の概略構成を示す。同図に示す画像形成装置は、ファク
シミリ機能、複写機(コピー)機能、プリンタ機能を備
えた、いわゆる複合型の画像形成装置である。これらの
機能に基づく出力、つまり画像形成は、いずれも同一の
画像形成手段によってなされ、同一の排出部に排出され
るようになっている。
【0025】以下、同図の画像形成装置の構成及び動作
を簡単に説明する。
【0026】同図に示す画像形成装置は、画像形成手段
100Aおよび搬送手段100Bを有する画像形成装置
本体(以下単に「装置本体」という。)100と、装置
本体100の上面に載置された画像読取り装置(スキャ
ナ)200とを備えた、レーザ光走査露光型・転写式電
子写真プロセスの画像形成装置である。
【0027】画像形成手段100Aは、ドラム型の電子
写真感光体(以下「感光ドラム」という。)1を備えて
おり、感光ドラム1は、駆動手段(不図示)によって矢
印R1方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転
駆動される。感光ドラム1の表面は、一次帯電器2によ
って所定の極性、電位に、一様に帯電され、レーザスキ
ャナ3によって露光される。レーザスキャナ3は、後述
のコントローラ27からレーザ発振器4に目的の画像情
報の時系列電気デジタル画素信号を受け、レーザ発振器
4からその信号に対応して変調したレーザ光Lを出力
し、その出力レーザ光を回転ミラー(ポリゴンミラー)
5、折り返しミラー6等を介して感光ドラム1の表面に
照射して走査露光し、静電潜像を形成する。この静電潜
像は、現像装置7によってトナーが付着され、トナー画
像として現像される。
【0028】一方、給紙カセット11内のシート材Pが
ピックアップローラ12により一枚ずつ分離給送され
て、搬送ローラ対13、シートパス14、レジストロー
ラ対15、16、シートパス17の経路を通って感光ド
ラム1と転写帯電器8との間の転写部へ所定のタイミン
グで搬送され、このシート材Pには、転写部にて、感光
ドラム1上のトナー画像が順次に転写されていく。
【0029】トナー画像の転写を受けたシート材Pは、
分離帯電器9により感光ドラム1の表面から分離されて
搬送装置19により定着ローラ対20、21の圧接ニッ
プ部(定着ニップ)へ導入され、定着ローラ対20、2
1の熱と圧力により転写トナー画像の定着を受け、シー
トパス22や排紙ローラ対23、24を介して、排紙口
25からの装置本体外部の仕分け装置(排出部)26に
画像形成物として排出される。排出されたシート材P
は、パスPH1 (図2参照)、PH2 、フラッパF1
2 を介して後述のソータビン28−1、トレイ28−
2、トレイ28−3に導かれる。
【0030】一方、シート材Pに対するトナー画像転写
後の感光ドラム1は、表面に付着している転写残トナー
等のドラム面汚染物が、クリーニング器10によって除
去されて清浄面化され、繰り返して作像に供される。
【0031】次に、図7のブロック図を参照しながら、
複写機機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能について
説明する。
【0032】まず、複写機機能は、装置本体100にス
キャナ200を接続して使用することで、複写すべき原
稿の画像情報をスキャナ200で読み取らせ、その読み
取り画像信号がコピー画像信号S1として装置本体10
0のコントローラ27に入力され、複写機モードの画像
処理・画像形成動作が実行されて、コピー紙が排出紙仕
分け装置26に排出積載されるものである。なお、図1
に示す26bは、ビントレイで昇降自在であり、最上ビ
ントレイ26−b1 は、ノンソートトレイにも兼用され
る。しかも、ビントレイは26bは、幅方向にシフト可
能であり、これらのシフトによって、シート材Pをオフ
セットすることができる。26aは、排出ローラであ
る。
【0033】プリンタ機能は、装置本体100に、不図
示のコンピュータ等のホスト装置を接続することで、こ
のホスト装置から装置本体100のコントローラ27に
目的の様々な文字や図形等のプリント画像信号S2が入
力され、プリンタモードの画像処理・画像形成動作が実
行され、プリント紙が排出紙仕分け装置26に排出積載
されるようになっている。
【0034】最後に、ファックス機能は、画像形成装置
本体100に、不図示の通信回線を接続することで、こ
の通信回線から装置本体100のコントローラ27に相
手方ファクシミリからの受信画像信号S3が入力され、
ファクシミリモードの画像処理・画像形成動作が実行さ
れ、受信した記録紙が排出紙仕分け装置26に排出積載
されるものである。ファクシミリ機能において、逆に、
こちらの装置から相手方ファクシミリへの画像情報の送
信は、スキャナ200に送信すべき原稿の画像情報を読
み取らせ、その読み取り画像信号がファクシミリ送信画
像信号S4として通信回線を介して相手方ファクシミリ
へ送信される。
【0035】上述のように、装置本体100に、スキャ
ナ200、パソコンなどのホスト装置、通信回線等を接
続することにより、一台の装置本体100を、複写機と
して、あるいはプリンタとして、あるいはファクシミリ
として選択的に多様に機能させて使用することが可能で
ある。
【0036】図2に示す画像形成装置は、図1に示すも
のとは、仕分け装置28が異なる(他の部分について
は、同様の構成である。)。この仕分け装置28は、複
数のビントレイを有する複写機用ソータ28−1、1枚
のファクシミリ用排紙トレイ28−2、1枚のプリンタ
用トレイ28−3を備えている。なお、ビントレイ28
−1は、排出ローラ28aに対向すべく昇降自在であ
り、排紙トレイ28−2には、排紙ローラ28bが対向
し、トレイ28−3には、排紙ローラ28cが対向して
いる。ビントレイ28−1のうちの最上のビントレイト
は、図1のものと同様、幅方向にシフト可能である。
【0037】図3に、ファクシミリ用排紙トレイ(排紙
部)28−2の斜視図を示す。この排紙トレイ28−2
は、仕分け装置本体28に直接的に、または他の部材
(不図示)を介して、装置本体28に対して左右方向移
動自在に取り付けられている。なお、左右方向について
は、シート材の排出方向(矢印K0 方向)に向かっての
左右をいう。したがって矢印K1 方向が左方、矢印K2
方向が右方ということになる。
【0038】なお、図1の最上ビンについても構成は、
トレイ28−2と同様である。
【0039】排出トレイ28−2は、図3に示すよう
に、排出後のシート材を下方から支持する積載面51a
と、積載面51a上のシート材の後端の位置を規制する
突き当部51bとを有する。積載面51aは、突き当部
51bが突設されている後端側が、反対の先端側よりも
低くなるように傾斜されており、したがって、矢印K0
方向に排出されて積載面51a上に、または既に積載面
51a上に積載されているシート材上に着地したシート
材は、積載面51aの傾斜に沿って滑りおり、その後端
が突き当部51bに当接することにより停止し、長さ方
向(前後方向)の位置決めがなされる。
【0040】排紙トレイ28−2は、移動機構60に連
結されていて、これにより、左右方向に移動される。な
お、移動機構60の構成は、例えば、排紙トレイ28−
2と一体のラック60aに、ピニオン60bを組み合わ
せたもの、排紙トレイ28−2と一体のベルトをプーリ
で駆動するもの等とすることができるが、これらに限ら
ず、排紙トレイ28−2を左右方向に有効に移動させる
ことができるものであれば、他の任意の構成をとること
が可能である。図3においては、60dはモータ、60
cはギヤであり、これらは、ピニオン60bとともに、
装置本体28側に支持されている。
【0041】移動機構60は、制御装置61によってそ
の動きが規制される。本実施の形態では、制御装置61
は、各ジョブ52、53、54、55の排出ごとに、左
方と右方との移動を交互に行い、これにより、各ジョブ
52〜55の左右方向の位置決めを行う。すなわち、排
出トレイ28−2上にジョブ52の排出が終了したら、
排出トレイ28−2を所定量だけ矢印K1 方向に移動さ
せた後、次のジョブ53を排出する。ジョブ53の排出
終了後、排出トレイ28−2を今度は矢印K2方向に所
定量だけ移動させる。以下、同様に、ジョブ54の排出
終了後、排出トレイ28−2を矢印K1 方向に、またジ
ョブ55の排出終了後、排出トレイ28−2を矢印K2
方向にそれぞれ移動させる。このように、1つのジョブ
の排出後に、排出トレイ28−2を矢印K1 方向に移動
させ、また次のジョブの排出後に、排出トレイ28−2
を矢印K2 方向に移動させることにより、各ジョブの左
端または右端に、後続のジョブの端部から突出するオフ
セット領域Rが形成される。
【0042】上述の各ジョブ52〜55におけるオフセ
ット領域Rは、そのジョブの排出直後に、排出トレイを
左右方向のどちらに移動させたかによって一義的に決ま
る。すなわち、排出トレイ28−2を左方(矢印K1
向)に移動させたときは、そのジョブの左端部にオフセ
ット領域Rが形成され(例えば、ジョブ52、54)、
反対に、右方(矢印K2 方向)に移動させたときは、右
端部にオフセット領域Rが形成される(例えば、ジョブ
53、55)。したがって、上述のように各ジョブ52
〜55の排出後の排紙トレイ28−2の移動方向を、左
右交互とするときは、同図に示すように、各ジョブ52
〜55のオフセット領域Rは、左右交互に現れる。
【0043】この制御装置61に基づく排出部28−2
の移動方向についての情報をオフセット情報とすると、
画像形成手段100A(図1参照)は、このオフセット
情報に基づいて、各ジョブ52〜55のオフセット領域
Rに、ジョブを特定するための付加情報Aを記録する。
これらオフセット領域Rは、後続のジョブによって被覆
されることがないので、各オフセット領域Rに記録され
た付加情報Aを簡単に視認することができ、所定のジョ
ブを他のジョブから区別して、簡単に特定することがで
きる。すなわち、ジョブを特定するために、多数の排紙
トレイ(またはビン)を設ける必要がない。
【0044】本発明においては、画像形成時に所定のジ
ョブの一方の端部に付加情報Aを記録し、この所定のジ
ョブを排出した後に、付加情報Aが付されている側に排
出トレイ28−2を移動させることにより、この付加情
報Aが付されている端部にオフセット領域Rを設けるこ
とができる。したがって、所定のジョブに付加情報Aを
記録する際に、左端部に記録するか右端部に記録するか
は、このジョブの排出後のオフセット領域Rが左端部に
なるか右端部になるかによって、つまり排出トレイ28
−2を左方に移動させるか右方に移動させるかによって
決まる。
【0045】この移動方向についてのオフセット情報に
基づいて、付加情報Aを記録する端部を決める。オフセ
ット情報は、上述のように、これから付加情報Aを記録
しようとするジョブが、仮に画像形成後に排出トレイ2
8−2上に排出されたときに排出トレイ28−2をどの
方向に移動させるかの情報、すなわち、移動方向を先取
りした情報である。
【0046】オフセット情報は、例えば、次のようにし
て決めることができる。本実施の形態のように、排出ト
レイ28−2の移動方向が左右交互の場合には、先行の
ジョブ排出後の移動が左方(右方)のときは、後続のジ
ョブ排出後の移動方向は右方(左方)、したがってオフ
セット領域Rは右方(左方)となる。これがオフセット
情報である。このオフセット情報に基づき、後続のジョ
ブの画像形成時に、その右端部(左端部)に付加情報A
を記録すればよい。図3の場合の付加情報はAは、ファ
クシミリモードであるので、原寸大の差出人、受取人、
日時等であり、ファクシミリ受信画像信号S3とコント
ローラ27によって制御される。なお、この情報は通常
モード(オフセットなし)のときとは違って、90°だ
け天地変換して出力され、図3のように排出方向に沿っ
て記録される。通常は、これとは異なり排出方向に交わ
る方向に記録される。
【0047】オフセット情報は、排出トレイ28−1の
移動方向が交互でない場合には、先行のジョブ排出時の
移動方向と、現時点での排出トレイ28−1の位置等に
基づいて、制御装置が判断して決定することができる。
これは、例えば、所定数のジョブに対して一方の端部に
連続してオフセット領域Rを形成する連続オフセット動
作を行った後、オフセット方向を変更する場合に有効で
ある。
【0048】なお、付加情報Aは、各ジョブを構成する
すべてのシート材に記録する必要はない。少なくとも、
各ジョブにおける最終シート材に記録すれば足る。 〈実施の形態2〉図4に、実施の形態2を示す。本実施
の形態は、付加情報Aとして、そのジョブの最終シート
材、もしくは任意のページのシート材のある所定の一部
を、仕分けようシートのオフセット領域Rに原寸大で記
録したものである。このような処理は、コントローラ2
7で行われる。なお、本実施の形態では、付加情報記録
用にジョブとは別の新たなシート材を1枚使用している
が、最終シート材上のオフセット領域Rに記録してもよ
いのはいうまでもない。本実施の形態の場合、所定の一
部とは、ジョブ内容に含まれる宛名である。別の新たな
シート材に付加情報を記録することは、ジョブシート材
に付加情報を付すことが好ましくない場合に好適であ
る。 〈実施の形態3〉図5に、実施の形態3を示す。これは
付加情報Aとして、そのジョブの最終シート材の画像も
しくは任意のページの画像の全体を縮小またはその一部
を縮小して、オフセット領域Rに記録するようにしたも
のである。このような処理はコントローラ27で行われ
る。なお、本実施の形態においても、実施の形態2の場
合と同様に、付加情報記録用にジョブとは別の新たなシ
ート材を1枚使用しているが、最終シート材上のオフセ
ット領域Rに記録してもよいのはいうまでもない。な
お、このモードは、プリントモードにも適用され、図2
のプリンタ用排紙トレイ28−3に排出されるシート材
にも同様な処理がなされる。 〈実施の形態4〉図6に、実施の形態4を示す。これ
は、複写機、プリンタ、ファクシミリの各機能別に個別
の排出トレイをもたない場合の例である。すなわち、図
1に示す最上の1つの排出トレイ26−b1 上に、複数
の機能に基づく出力を、機能ごとに仕分けする例であ
る。
【0049】例えば、この場合の付加情報として、同図
に示すように、ファクシミリ機能によるジョブ55には
「FAX」、複写機機能によるジョブ54には「COP
Y」、プリンタ機能によるジョブ52には「PRINT
ER」の識別文字(標章)を記録し、これらの識別を容
易にしている。このために、各ジョブの指定により選択
される付加情報がコントローラ27にメモリされてい
る。
【0050】画像形成装置本体がファクシミリ機能を有
するものであり、また、付加情報を、差出人、受取人、
日時等とするときは、ファクシミリ機能によって出力さ
れたジョブを、他の機能、例えば、複写機機能、プリン
タ機能等によって出力されたものと区別することが容易
となる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
排出部に排出した先行のジョブのオフセット領域、すな
わち、先行のジョブの左右の端部のうちの、後続のジョ
ブの端部から突出する端部に、そのジョブを特定するた
めの付加情報を記録することにより、そのジョブの識別
が容易となり、多数の排出部を設けることなく各ジョブ
を簡単に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置全体の概略構成を示す縦断面図。
【図2】他の画像形成装置全体の概略構成を示す縦断面
図。
【図3】実施の形態1の、各ジョブのオフセット領域及
びオフセット情報を示す斜視図。
【図4】実施の形態2の、各ジョブのオフセット領域及
びオフセット情報を示す斜視図。
【図5】実施の形態3の、各ジョブのオフセット領域及
びオフセット情報を示す斜視図。
【図6】実施の形態4の、各ジョブのオフセット領域及
びオフセット情報を示す斜視図。
【図7】実施の形態の制御ブロック図。
【図8】従来の、各ジョブのオフセット領域及びオフセ
ット情報を示す斜視図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 26、28 仕分け装置 27 コントローラ 28−2 積載手段(排出トレイ) 51a 積載面 51b 突き当部 52、53、54、55ジョブ 60 移動機構 61 制御装置 100A 画像形成手段 100B 搬送手段 200 画像読取り装置 A 付加情報 K0 排出方向 K1 左方 K2 右方 P シート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 29/60 A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を搬送する搬送手段と、搬送さ
    れるシート材に画像を形成する画像形成手段と、画像形
    成されて排出されるシート材を積載する積載手段と、を
    備え、画像形成後の一連のシート材を1つのジョブとし
    たとき、複数のジョブを、1つの前記積載手段に対して
    連続的に排出する画像形成装置において、 前記積載手段への先行のジョブの排出後に、前記先行の
    ジョブ上に後続のジョブが排出されて重ねられるとき
    に、オフセット情報に基づいて前記先行のジョブの端部
    と、前記後続のジョブの端部とをオフセットさせる制御
    装置を備え、 前記画像形成手段は、ジョブに対する画像形成時にオフ
    セット情報に基づいてジョブの少なくとも最終シート材
    におけるオフセット領域にジョブを特定するための付加
    情報を記録する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、前記積載手段上の各ジ
    ョブを、該積載手段に対するシート材の排出方向に交差
    する左右方向にオフセットさせる、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、前記積載手段を左右に
    移動させて前記ジョブをオフセットさせる、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、先行のジョブの排出に
    先立ち、前記積載手段を左右方向のうちの一方にオフセ
    ットし、先行のジョブの排出後、今度は、後続のジョブ
    の排出に先立ち、前記積載手段を左右方向のうちの他方
    にオフセットすることにより、各ジョブの前記オフセッ
    ト領域を、ジョブの排出順に、左右の両端部に交互に形
    成する反復オフセット動作を行う、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、先行のジョブの排出に
    先立ち、前記積載手段を左右方向のうちの一方にオフセ
    ットし、先行のジョブの排出後、後続のジョブの排出に
    先立ち、前記積載手段を前回と同方向にさらにオフセッ
    トすることにより、各ジョブの前記オフセット領域を、
    ジョブの排出順に、左右の両端部のうちの一方に連続し
    て形成する連続オフセット動作を行う、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記各ジョブ毎の付加情報が、それぞれ
    のジョブに含まれるシート材上に記録される画像の一部
    である、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記各ジョブ毎の付加情報が、それぞれ
    のジョブに含まれるシート材上に記録される画像の一部
    を縮小または全部を縮小したものである、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 ファクシミリ機能、複写機能その他の複
    数の機能を有し、前記付加情報は、各ジョブがこれら機
    能のうちのいずれの機能に基づいて出力されたものかを
    識別するための標章である、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記
    載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 少なくともファクシミリ機能を有し、フ
    ァクシミリ受信時の前記付加情報が、差出人、受取人、
    日時のうちの少なくとも1を含む、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記各ジョブ毎の付加情報を記録する
    ための新たなシート材を、そのジョブにおける最終シー
    ト材として排出する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記
    載の画像形成装置。
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JP6-208063 1994-08-08
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