JP2002073313A - 複数種類のジョブを処理可能な画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

複数種類のジョブを処理可能な画像処理装置及び画像処理方法

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JP2002073313A
JP2002073313A JP2000261131A JP2000261131A JP2002073313A JP 2002073313 A JP2002073313 A JP 2002073313A JP 2000261131 A JP2000261131 A JP 2000261131A JP 2000261131 A JP2000261131 A JP 2000261131A JP 2002073313 A JP2002073313 A JP 2002073313A
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Nobuhiko Sato
信彦 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害の発生した種類の印刷ジョブだけが中断
されて、他の種類の印刷ジョブは影響を受けないように
する。 【解決手段】 本発明に係る画像処理装置は、複数種類
のジョブを処理可能な画像処理装置であって、複数のジ
ョブに対して印刷処理を行なう処理手段と、複数のジョ
ブのうち障害が発生したジョブの種類を判別する判別手
段と、前記判別手段により判別された種類のジョブに対
する印刷処理を前記処理手段に中断させる中断制御手段
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の異なる
ジョブを処理可能な画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置は、ある種類の印刷ジョ
ブを印刷処理しているときに、それ以上印刷処理を継続
できなくなる致命的な障害が発生した場合は、全ての種
類の印刷ジョブを中断させ、それ以上すべての印刷処理
を実行しないように制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の印刷
装置では、特定種類の印刷ジョブでだけ問題が発生して
も、他の種類の印刷ジョブもすべて実行されなくなって
いた。そこで、本発明は、障害の発生した種類の印刷ジ
ョブだけが中断されて、他の種類の印刷ジョブは影響を
受けないようにすることを目的とする。さらに、その後
も他の種類の印刷ジョブは正常に処理を継続されるよう
にすることを目的とする。
【0004】また、障害の発生した特定種類の印刷ジョ
ブだけを受け付けずに、他の種類の印刷ジョブは影響を
与えずに正常に処理できるようにすることを目的とす
る。
【0005】また、障害の発生した特定種類の印刷ジョ
ブに対する各種パラメータ設定操作を抑止し、不要な操
作を行なわないように制御できるようにすることを目的
とする。
【0006】さらに、障害の発生した特定種類の印刷ジ
ョブに対する各種パラメータ設定操作を抑止した上に、
その場合には、その種類の印刷ジョブを再度実行できる
状態にする初期化操作をユーザが簡単に実行できるよう
にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る画像処理装置は、複数種類のジョブを
処理可能な画像処理装置であって、複数のジョブに対し
て印刷処理を行なう処理手段と、複数のジョブのうち障
害が発生したジョブの種類を判別する判別手段と、前記
判別手段により判別された種類のジョブに対する印刷処
理を前記処理手段に中断させる中断制御手段とを有す
る。
【0008】また、本発明に係る画像処理装置は、複数
種類のジョブを処理可能な画像処理装置であって、複数
のジョブに対して印刷処理を行なう処理手段と、複数の
ジョブのうち障害が発生したジョブの種類を判別する判
別手段と、前記判別手段により判別された種類のジョブ
に対する設定処理を禁止する設定制御手段とを有する。
【0009】また、本発明に係る画像処理装置は、複数
種類のジョブを処理可能な画像処理装置であって、複数
のジョブに対して印刷処理を行なう処理手段と、複数の
ジョブのうち障害が発生したジョブの種類を判別する判
別手段と、前記判別手段により判別された種類のジョブ
に対する設定処理を禁止し、当該ジョブに対する設定処
理の代わりに初期化処理を行なう設定制御手段とを有す
る。
【0010】また、本発明は、上記のような画像処理装
置を実現する画像処理方法、上記のような画像処理装置
が実行する制御プログラムが格納されたコンピュータに
より読取可能な記録媒体、上記のような画像処理装置が
実行する制御プログラムである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を適用するに好適なレーザ
ビームプリンタの構成について説明する。なお、本発明
を適用可能なプリンタは、レーザビームプリンタに限ら
れるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも良
いことは言うまでもない。
【0012】図1は、本発明を適用した印刷装置である
レーザビームプリンタ1030(以下、プリンタ103
0と省略する)の制御構成を示す図である。プリンタ1
030は、ホストコンピュータ1001と通信線100
2を介して接続されている。なお、通信線1002は、
セントロインターフェースやパラレルインターフェース
などのローカルインターフェース、或いは、イーサーネ
ットなどのネットワークインターフェースから構成され
る。
【0013】1031は、プリンタ全体の動作を司るレ
ーザビームプリンタ制御ユニット(以下、プリンタコン
トローラという)である。プリンタコントローラ103
1は、ホストI/F部1032、入出力バッファ103
3、CPU1034、プログラム1035、RAM10
37、パネルI/F部1042、メモリI/F部104
4、ビットマップ画像展開・転送部1038、エンジン
I/F部1040、システムバス1055とを有する。
【0014】ホストI/F部1032は、ホストコンピ
ュータ1001との入出力を司る。入出力バッファ10
33は、送受信される制御コードや印字データを格納す
る。CPU1034は、プリンタコントローラ1031
全体の動作を制御する。プログラムROM1035に
は、CPUの動作を記述するプログラムが内蔵されてい
る。RAM1036は、前記制御コード及びデータの解
釈及び印刷に必要な計算と印字データの処理とのための
ワークメモリに利用される。
【0015】また、プログラムROM1035には、画
像情報生成のためのプログラム(当該プログラムがCP
U1034によって実行されて、画像情報生成部103
7が実現される)、文書情報管理のためのプログラム
(当該プログラムがCPU1034によって実行され
て、文書情報管理部1060が実現される)、ページス
ケジューリングのためのプログラム(当該プログラムが
CPU1034によって実行されて、ページスケジュー
リング部1061が実現される)が格納されている。
【0016】画像情報生成部1037は、ホストコンピ
ュータ1001から受信したデータに基づいて各種の画
像オブジェクトを生成する。文書情報管理部1060
は、割り込み/被割り込み文書等全ての文書の印字ペー
ジや片面/両面の情報、オブジェクトへのアドレス管理
等、印字文書の各種情報を管理する。ページスケジュー
リング部1061は、片面/両面、割り込み/被割り込み
文書の印字順番を決定する。
【0017】ビットマップ画像展開・転送部1038
は、画像オブジェクトをビットマップ画像に展開し、展
開されたビットマップ画像を印刷装置エンジンに転送す
る。エンジンI/F部1040は、実際に紙に印刷を行
うプリンタエンジン1039とプリンタコントローラ1
031とを繋ぐ。操作パネル1041は、ユーザが印刷
装置の操作を行うためのパネルである。パネルI/F部
1042は、プリンタコントローラ1031と操作パネ
ル1041とを繋ぐ。メモリI/F部1044は、印字
データや様々な印刷装置の情報等の保存に利用される外
部メモリ1043とプリンタコントローラ1031とを
繋ぐ。システムバス1055は、各ユニットをつなぐ。
【0018】図2は、本発明が適用可能なレーザビーム
プリンタの断面図である。レーザビームプリンタ103
0は、筐体2001を備え、筐体2001には、プリン
タエンジン1039を構成するための各機構と、その各
機構による各印字プロセス処理(例えば、給紙処理など)
を制御するエンジン制御部1046及びプリンタコント
ローラ1031(図1に示す)を収納する制御ボード収納
部2003とが内蔵されている。
【0019】プリンタエンジン1039を構成するため
の各機構には、レーザ光の操作による感光ドラム上への
静電潜像形成、その静電潜像の顕像化、その顕像の印刷
用紙への転写を行うための光学処理機構、印刷用紙に転
写されたトナー像を定着させるための定着処理機構、印
刷用紙の給紙処理機構、印刷用紙の搬送処理機構とがあ
る。
【0020】光学処理機構は、レーザスキャナ部202
2において、半導体レーザ(図示せず)から発射されるレ
ーザ光をプリンタコントローラ1031から供給された
イメージデータに応じてオン、オフ駆動するレーザドラ
イバ2006を有する。半導体レーザから発射されたレ
ーザ光は回転多面鏡2007により走査方向に振られ
る。その主走査方向に振られたレーザ光は反射ミラー2
008を介して感光ドラム2005に折り返して導か
れ、感光ドラム2005上を主走査方向に露光する。
【0021】その際、先行して一次帯電器2023で一
様に帯電された感光ドラム2005上には、レーザ光に
よる走査露光によって静電潜像が形成され、その潜像は
現像器2020から供給されるトナー(本実施形態にお
いて、該トナーには、K(ブラック)のトナーが用いられ
ている。)によってトナー像に顕像化される。次に、感
光ドラム2005上のトナー像は転写帯電器2025に
より給紙処理機構によって副走査方向に同期して給紙さ
れる印刷用紙2027に転写される。
【0022】なお、感光ドラム2005および現像器2
020は、筐体2001から着脱可能なドラムユニット
2004に収容されている。
【0023】また、反射ミラー2008は半透過型ミラ
ーからなり、その裏面側にはビームディテクタ2009
が配置される。ビームディテクタ2009はレーザ光を
検出し、その検出信号はプリンタコントローラ1031
に与えられる。ビームディテクタ2009の検出信号に
基づき主走査方向への露光タイミングを決定する水平同
期信号が生成され、その水平同期信号はプリンタコント
ローラ1031に出力される。2024はクリーナで、
感光ドラム2005上に残存するトナーを取り除く。2
021は前露光ランプで、感光ドラム2005を除電す
る。
【0024】一方、定着処理機構では、印刷用紙に転写
されたトナー像を過熱するためのヒータが設けられてい
る。ヒータは、所定の定着温度が得られるようにエンジ
ン制御部1046からの信号により温調制御(なお、印
刷待機中は、パワーを落とす制御も行われている)され
ている。
【0025】また、印刷用紙の給紙機構は、印刷用紙2
027を収容するカセット2010と給紙トレイ201
9の印刷用紙、および、反転給紙ユニット2011の印
刷用紙を選択的に給紙するように構成されている。
【0026】なお、カセット2010は筐体2001内
に装着され、カセット2010には、仕切り板(図示せ
ず)の移動位置に応じて印刷用紙のサイズを電気的に検
知するサイズ検知機構が設けられている。収容されてい
る印刷用紙が1枚単位でカセット給紙クラッチ2012
の回転駆動によってカセット2010から給紙ローラ2
013まで搬送される。カセット給紙クラッチ2012
は、給紙毎に駆動手段(図示せず)によって間欠的に回転
駆動されるカムからなり、そのカムが1回転する毎に1
枚の印刷用紙が給紙される。
【0027】給紙ローラ2013は印刷用紙をその先端
部がレジストシャッタ2014に対応する位置まで搬送
し、レジストシャッタ2014は、給紙された印刷用紙
の押圧及びその解除によって、その印刷用紙の給紙停止
及びその解除を行ない、そのレジストシャッタ2014
の動作はレーザ光の副走査に同期するように制御され
る。なお、カセット2010は図示しないオプションカ
セットを所定数重ねてサイズ別等に装着できるように構
成されている。
【0028】これに対し、手差しトレイ2019は筐体
2001に設けらる。ユーザによって手差しトレイ20
1に搭載された印刷用紙は、給紙ローラ2015でレジ
ストシャッタ2014に向けて給紙される。
【0029】一方、印刷用紙の搬送処理機構は、レジス
トシャッタ2014による押圧が解除された印刷用紙を
感光ドラム2005に向けて搬送する搬送ローラ201
6と、定着器2017から排出された印刷用紙を筐体2
001上部に形成された排紙トレイFDまで導くための
各フラッパ2030―2031と各搬送ローラ2032
−2033と、各搬送ローラ2032−2033を駆動
するための駆動手段(図示せず)とを有する。フラッパ2
031は、切り替えることによって、筐体2001上部
に形成された排紙トレイFD、筐体2001側面に形成
された排紙トレイFUの排紙先を切り替えることが可能
であり、フェースダウンの印字(印刷の終了した文書の
若いページの表面が下になって印字される。)を行う場
合には、FDへ、フェースアップの印字(文書の若いペ
ージの表面が上になって印字される。)を行う場合に
は、FUへ排紙する。
【0030】また、フラッパ2030を切り替えること
によって、両面印字を行うことも可能である。2011
は、反転給紙ユニットであり、エンジン搬送ローラ20
34−2035、およびフラッパ2037を備える。両
面印字を行いフェースダウンで印字する場合(排紙トレ
イFDに表面が図中下、裏面が図中上に来るように印
字)は、印刷用紙2027は、まず裏面の印字から行わ
れる。カセット2010から給紙された場合(矢印1)、
裏面が印字され(矢印2)、印刷用紙はフラッパ2030
により搬送ローラ2038、2034によって反転給紙
ユニットへ導かれる(矢印4)。不図示のセンサが印刷用
紙2027の後端を検知すると、印刷用紙2027は、
搬送ローラ2034を逆回転させ、フラッパ2037を
切り替えることにより搬送ローラ2035によって、反
転給紙ユニット内に給紙カセット2011と平行に納め
られる。この時印刷用紙に印字された面(裏面)は、上を
向いている。次に給紙先に反転給紙ユニット2011を
指定すると、搬送ローラ2036、給紙ローラ2013
を経て(矢印8)、再度、転写帯電器2025、定着器2
017を通り表面が印字され(矢印9)、フラッパ203
0−2031を切り替えることによって、排紙トレイF
D(矢印10)に排紙されることになる。また、両面印字
を行いフェースアップで印字する場合(排紙トレイFU
に排紙する場合で表面が図中下、裏面が図中上に来るよ
うに印字)は、先に表面を印字して、反転給紙ユニット
2011に排紙し、裏面を印字して、反転給紙ユニット
2011から排紙トレイFU(矢印11)へ排紙すること
になる。
【0031】また、1047には排紙装置の動作を管理
する排紙装置部を持ち、印刷装置の本体に、排紙装置を
接続して利用することが可能となっている。図3はレー
ザビームプリンタの排紙装置3001を示す図である。
排紙装置3001は、筐体2001のFUで示す部分に
着脱可能であり、排紙装置3001は、印刷された紙を
保持して置く排紙ビン1(3002)、排紙ビン2(30
03)、排紙ビン3(3004)、排紙ビン4(300
5)、排紙ビン5(3006)、排紙ビン6(3007)を
持ち、3021〜3030は、エンジン部より送られて
来た用紙を各ビンに排紙するための搬送ローラである。
また、3050〜3055は、印字の終了した用紙の搬
送方向を切り換えるフラッパである。例えば、305
0、3054のフラッパを点線で示すように切り替える
と、搬送された印刷用紙は、フェースアップで排紙ビン
3004へと導かれることになる。排紙ビン6(300
7)は、厚紙やOHP等の特殊用紙を排出する際のビン
として利用される。
【0032】また、このビンへ印刷用紙を送ることによ
って、フェースダウンで同様に排紙ビン1〜5へ排紙する
ことも可能である。この場合、まず3050、3051
を実線のようにセットすると、用紙は一度3007へ送
られる。3051のフラッパを通過した後に、3022
の搬送ローラを逆回転させることによって、用紙を戻
す。フラッパ3051を点線のように設定することによ
って、用紙の上下を反転させる。3054のフラッパを
点線で示すように切り替えることによって、フェースダ
ウンで排紙可能となる。このように、それぞれのフラッ
パを操作することによって、3002〜3006の各排
紙ビンに、フェースアップ、フェースダウンでの排紙が
可能となる。
【0033】排紙ビン1−5には夫々の排紙ビンに排出
される文書にステープルを行うことが可能なステープル
装置(3010−3014)がついている。夫々のステー
プル装置は、ステープルは各排紙ビンで直接行われるた
め、他の排紙ビンに排出する場合に影響を及ぼさない構
造になっている。
【0034】筐体2001には、パネル部1041を構
成するための操作パネル2002が取り付けられてい
る。操作パネル2002には、指示入力操作のためのス
イッチ群、情報表示のためのLED表示器、LCD表示
器が設けられている。また、プリンタコントローラ10
31により印字データ等の記憶に利用される外部メモリ
部1043を構成するための外部メモリユニット204
0が取り付けられている。
【0035】次に、上述した構成でのプリンタコントロ
ーラの動作について以下に説明する。ユーザがホストコ
ンピュータにおいて印刷の実行を指定すると、制御コー
ド及びデータがホストコンピュータ1001から通信線
1002を介してプリンタに1030に送られ、ホスト
I/F部1032と入力バッファ1033を経由してR
AM1036に蓄えられる。CPU1034がプログラ
ムROM1036に記述されたプログラムを実行するこ
とにより、画像情報生成部1037がデータの処理を行
ない、図形、文字、イメージデータ等の画像オブジェク
トの画像情報を生成する。この際、文書情報管理部10
61は、ホストコンピュータから送られてきた文書を文
書別に管理し、割り込み文書、被割り込み文書のデータ
を認識し、それらのデータの印字状態を管理する。そし
て、ページスケジューリング部1062は文書情報管理
部1060の情報に従いどのページを次に印字するかを
考慮しながら、次に印字を行う1ページ内の全画像オブ
ジェクトの画像情報をビットマップ画像展開・転送部1
038に処理させる。ビットマップ画像展開・転送部1
038は画像情報をビットマップ画像(ビットマップデ
ータ)に展開し、展開されたビットマップ画像は、プリ
ンタエンジン1039に送られて印字される。
【0036】フェースダウンで両面印字を行う場合に
は、裏面のビットマップ画像が先にビットマップ画像展
開・転送部1040において生成され、生成された裏面
のビットマップ画像がプリンタエンジン1036に送ら
れて印字される。用紙は、カセットより給紙されて、図
2の反転給紙ユニット2011へ排紙される。続いて、
表面のビットマップ画像がビットマップ画像展開・転送
部10381038において生成され、生成された表面のビ
ットマップ画像がプリンタエンジン1039に送られて
印字される。用紙は、反転給紙ユニット2011より給
紙されて、図2の排紙口FDへ排紙される。
【0037】本実施例では、ある種類の印刷処理(印刷
ジョブ)の処理中に致命的な障害が検出された場合に、
同じ種類の印刷処理だけを全て中断させ、他の種類の印
刷処理は影響を受けないような例を説明する。
【0038】本実施例では、処理することのできる印刷
処理の種類として、PDLプリント、コピー、ファック
スの3つを例にあげて説明を行なう。図1、図2、図3
はこれらの印刷処理の内の一部分、用紙への印刷だけを
行なう部分を示している。図4に示すように、レーザビ
ームプリンタ1030に対してスキャナ4001と回線
ユニット4002とを接続し、これらを協調させて動作
させることでコピーの処理、ファックスの送受信の処理
を実現する。
【0039】例えばコピーを行なうためには、まず、ス
キャナが画像をスキャンして画像データを生成し、その
画像データを印刷に必要な各種設定パラメータと共にネ
ットワーク経由でレーザビームプリンタ1030に送信
する。レーザビームプリンタ1030は、その画像デー
タと各種設定パラメータを受信して、印刷処理する。こ
の時に、レーザプリンタ1030は、各種設定パラメー
タの値に応じてステイプル処理などを施すことも可能で
ある。
【0040】またファックス受信を行なうためには、回
線ユニット4002が電話回線からファックスデータを
受信して、受信したデータを画像データへ変換し、それ
を印刷に必要な各種設定パラメータと共にネットワーク
経由でレーザビームプリンタ1030へ送信する。レー
ザビームプリンタ1030は、その画像データと各種設
定パラメータを受信して、印刷処理する。
【0041】さらにPDLプリントを行なうためには、
まず、ホストコンピュータ1001上で動作しているア
プリケーション(例えば、ワープロソフト、表計算ソフ
ト、WWWブラウザ、画像編集ソフト、プリンタドライ
バソフトなど)が印刷用のPDLデータを生成する。ホ
ストコンピュータ1001は、そのPDLデータを印刷
に必要な各種設定パラメータと共にネットワーク経由で
レーザビームプリンタ1030へ送信する。レーザビー
ムプリンタ1030は、このPDLデータを受信し、PD
Lデータを解析して画像データに変換し、その画像デー
タと指定された各種設定パラメータとに基づいて印刷処
理を行なう。
【0042】レーザビームプリンタ1030では、1つ
の印刷処理を1つのジョブとして処理し、複数のジョブ
を同時に実行することが可能である。またそれぞれのジ
ョブは他のジョブに影響を与えることなく動作する。た
だし、レーザビームプリンタ1030は、1つしかない
プリンタエンジン1039を使用して印刷処理をを行な
う必要があるため、複数のジョブのうちのある1つのジ
ョブがこのプリンタエンジン1039を排他的に使用し
なければならない。また、プリンタエンジン以外でも、
ジョブの数よりも少ない資源を使わなければならない場
合は、プリンタエンジン1039を使用するのと同様
に、ある1つのジョブが資源を排他的に使用できるよう
に全体を動作させなければならない。
【0043】なお、図4では、それぞれがネットワーク
で接続されたレーザビームプリンタ1030、スキャナ
4001、回線ユニット4002により、コピー、ファ
ックス受信、PDLプリントの3種類の印刷処理が行な
われる。が、プリンタ、スキャナ、回線ユニットを有す
る複合機(マルチファンクション機)により、これらの
3種類の印刷処理が行なわれるようにしてもよい。
【0044】図16は、複合機の制御構成を示すブロッ
ク図である。
【0045】図において、5002は操作部で、複合機
の各種設定および各種動作の指示を行うために使用す
る。5003はリーダ部で、原稿画像を読み取り原稿画
像に応じた画像データをプリンタ部5004及び制御部
5009へ出力する。プリンタ部5004は、リーダ部
5003及び制御部5009からの画像データに応じた
画像を記録媒体上に出力する。
【0046】制御部5009は、リーダ部5003、フ
ァクシミリ部5006、ネットワークインタフェース部
5007、ハードディスク部5008に接続されてお
り、複合機全体を統括制御する。
【0047】ファクシミリ部5006は、電話回線を介
して受信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画
像データを制御部5009へ転送し、また、制御部50
09から転送された画像データを圧縮して、電話回線を
介して圧縮された圧縮画像データを送信する。なお、フ
ァクシミリ部5006により受信した圧縮画像データ
は、ハードディスク部5008に一時的に保存すること
ができる。
【0048】ネットワークインタフェース部5007
は、LAN1002と制御部5009の間のインターフ
ェイスであり、LAN1002を介して転送された画像
を表すコードデータ(PDL(Page Descri
ption Language、ページ記述言語)デー
タ)をプリンタ部5004で記録できる画像データに展
開して制御部5009に渡す。
【0049】制御部5009は、CPU5011、RO
M5012、RAM5013等により構成され、ROM
5012上に保存されているデータや、他の部分から受
けとったデータをもとに、リーダ部5003、ファクシ
ミリ部5006、ネットワークインタフェイス部500
7、ハードディスク部5008のそれぞれの間のデータ
の流れを制御するものである。
【0050】ハードディスク部5008は、不図示のハ
ードディスク(HD)、ページメモリ等を含み、複数の
画像データを格納することができる。また、ハードディ
スク部5008に格納された複数の画像データは、複合
機の操作部5002で指定された編集モードに応じた順
序で出力することができる。
【0051】なお、制御部5009は、トナー残量、サ
イズ毎の転写紙の残量、ステイプル針の残量、並びに複
合機の状態(ドアが空いている、紙詰まり等)、および
各種オプション装置(図17に示した排紙処理装置(ソ
ータ)2090、Z折り機2095、ペーパデッキ20
50)装着の有無等をネットワークインタフェース部5
007を介してLANやWANに接続される各機器に通
知可能である。
【0052】図17は、図16に示した複合機の断面図
である。
【0053】図において、6080は自動原稿送り装置
(ADF)で、原稿給送台に載置された原稿束から原稿
を1枚ずつ複合機の原稿台(プラテンガラス)6001
に給送する。6002はスキャナで、原稿照明ランプ6
003や走査ミラー6004等で構成される。このスキ
ャナ6002は、不図示のモータにより所定方向に往復
駆動されて原稿を走査し、走査ミラー6004?600
6を介し、レンズ6007を透過して原稿からの反射光
をイージセンサ部6008内のCCDイメージセンサ
(CCD)に結像する。
【0054】イメージセンサ部6008は、原稿からの
反射光を電気信号に変換したものに所定の画像処理を施
して画像信号を生成する。6009は露光制御部で、レ
ーザ発生部やポリゴンスキャナ等で構成され、イメージ
センサ部6008で生成された画像信号に基づいて変調
されたレーザ光6019を生成し感光体ドラム6011
に照射する。
【0055】6010は画像形成部で、感光体ドラム6
011と、感光体ドラム6011の回りに配置される1
次帯電器6012、現像器6013、転写帯電器601
6、分離帯電器6017、前露光ランプ6014、クリ
ーナ装置6015等から構成される。
【0056】画像形成部6010において、感光体ドラ
ム6011は、不図示のモータにより駆動され、図中矢
印Aに示す方向に回転する。1次帯電器6012は、感
光体ドラム6011を所定の電位に帯電する。一次帯電
器6012により帯電された感光体ドラム6011上に
は露光制御部6009で生成されたレーザ光6019が
照射され、静電潜像が形成される。現像器6013は、
感光体ドラム6011上に形成された静電潜像を現像
し、感光体ドラム6011上の静電潜像をトナー像とし
て可視化する。
【0057】6021は第1カセット、6022は第2
カセット、6023は第3カセット、6024は第4カ
セットで、記録媒体としての転写紙を収納する。第1カ
セット6021、第2カセット6022、第3カセット
6023あるいは第4カセット6024に収納される転
写紙は、ビックアップローラ6025、6026、60
27、6028により拾い上げられ、給紙ローラ602
9、6030、6031、6032により複合機に送ら
れ、レジストローラ6033により画像形成部6010
に搬送される。
【0058】転写帯電器6016は、感光体ドラム60
11上の可視化されたトナー像を搬送されてきた転写紙
に転写する。クリーナ装置6015は、転写紙にトナー
像を転写した後の感光体ドラム6011上の残留トナー
を清掃する。前露光ランプ6014は、クリーナ装置6
015による残留トナー清掃後の感光体ドラム6011
上の残留電荷を消去する。
【0059】分離帯電器6017は、トナー像が転写さ
れた後の転写紙を感光体ドラム6011から分離する。
6034は搬送ベルトで、分離帯電器6017により分
離された転写紙を定着器6035に搬送する。定着器6
035は、転写紙を加圧及び加熱することによりトナー
像を転写紙に定着する。6036は排出ローラで、定着
器6035によりトナー像が定着された転写紙を複合機
の外に排出する。
【0060】6037は排紙フラッパで、搬送パス60
38側と排出パス6043側のいずれかに転写紙の転送
経路を切り替える。6040は下搬送パスで、排紙ロー
ラ6036、反転ローラ6045により搬送され、反転
パス6039を介して裏返された転写紙を再給紙パス6
041に導く。
【0061】6042は再給紙ローラで、再給紙パス6
041に導かれた転写紙を画像形成部6010に再給紙
する。6044は排出ローラで、排紙フラッパ6037
の近傍に配置され、この排紙フラッパ6037により排
出パス6043側に切り替えられた際に搬送される転写
紙を機外に排出する。
【0062】なお、この複合機において、両面記録(両
面複写)を行なうときには、排紙フラッパ6037を上
方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス6038、反
転パス6039、下搬送パス6040を介して再給紙パ
ス6041に導く。このとき、反転ローラ6045によ
って転写紙の後端が搬送パス6038から全て抜け出
し、かつ反転ローラ6045に転写紙が噛んだ状態の位
置まで転写紙を反転パス6039に引き込み、それから
反転ローラ6045を逆転させることによって下搬送パ
ス6040に送り出す。
【0063】また、複合機から転写紙を反転して排出す
る時には、排紙フラッパ6037を上方へ上げ、反転ロ
ーラ6045によって転写紙の後端が搬送パス6038
に残った状態の位置まで反転パス6039に引き込み、
反転ローラ6045を逆転させることによって、転写紙
を裏返して排出ローラ6044側に送り出す。
【0064】6090は排紙処理装置(ソータ)で、複
合機から排出された転写紙をそろえて閉じる(ステイプ
ルを行う)ものであり、一枚毎に排出される転写紙を処
理トレイ6094で積載してそろえ、一部(一束)分の
画像形成の排出が終了したら、転写紙束を処理トレイ6
094内の不図示のステイプラでステイプルして排紙ト
レイ6092、又は排紙トレイ6093に束で排出す
る。排紙トレイ6093、6094は不図示のモータで
上下に移動制御され、画像処理動作開始前に処理トレイ
6094の位置になるように移動する。
【0065】6091は用紙トレイで、排出された転写
紙の間に挿入する区切り紙を積載する。6095はZ折
り機で、排出された転写紙をZ折りにする装置である。
また、6096は製本機で、排出された転写紙の一部
(一冊)分をまとめてセンタ折りしスティプルを行なう
ことによって製本を行ない、製本された紙束は排出トレ
イ6097に排出される。
【0066】なお、複合機には、例えば4000枚の転
写紙を収納し得るペーパデッキ6050が装備されてい
る。ペーパデッキ6050のリフタ6051は、ピック
アップローラ6052に転写紙が常に当接するように転
写紙の量に応じて上昇し、転写紙は給紙ローラ6053
によって本体に送られる。また、100枚の転写紙を収
容し得るマルチ手差し6054が装備されている。
【0067】また、現像器6013は、トナーカセット
を交換することによりトナー補充を行うものであって
も、現像器6013内に直接トナーを補充可能なもので
あってもよい。さらに、現像器6013は、現像器60
13内のトナー残量を検出可能である。
【0068】また、ここでは、本発明の画像出力装置の
一例としてモノクロ複合機の構成を説明したが、カラー
複合機であってもよい。
【0069】この場合、現像器6013は、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B
k)の4つの現像部により構成されることになる。ま
た、現像器6013は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)各種トナー残
量を個別に検出可能である。
【0070】さらに、複合機は、第1・第4カセットお
よびペーパデッキ6050に、それぞれ収納される転写
紙の残量を検出可能である。また、排紙処理装置(ソー
タ)6090は、転写紙束を処理トレイ6094内に収
納されるステイプル針の残量を検出可能である。さら
に、排紙処理装置(ソータ)6090、Z折り機609
5、ペーパデッキ6050はオプション装置で複合機に
着脱可能に装着されている。
【0071】図5は、ジョブを管理テーブルに登録する
する処理の流れを説明したフローチャートである。
【0072】ステップS501では、ホストI/F部1
032を監視して外部から印刷ジョブ生成指示が送られ
てきたかどうかを調べ、送られてきていなければステッ
プS501に戻り、送られてきていればステップS50
2へ進む。このステップS501の処理を繰り返すこと
で、外部から送られてくる印刷ジョブ生成指示を検出す
ることができる。
【0073】ステップS502では、送られてきた印刷
ジョブ生成指示の内容を調べ、PDLプリント、コピ
ー、ファックスのいずれのジョブを生成させるのかを認
識し、ステップS503へ進む。
【0074】ステップS503では、ステップS502
で獲得した種類のジョブを生成し、ステップS504へ
進む。各ジョブは例えば独立したプロセスとして動作す
ることで実現が可能である。そのため、プロセスを生成
をすることにより、ジョブの動作が開始されることにな
る。各ジョブの処理の流れについては、図7のフローチ
ャートを使って後で説明する。
【0075】ステップS504では、生成されたジョブ
の情報を記録(登録)し、ステップS501へ戻る。こ
のステップS501からステップS504までの処理を
繰り返すことで、外部から送られてくる印刷ジョブ生成
指示にしたがってジョブの生成を行なうことができるよ
うになる。
【0076】また、ジョブの情報を記録(登録)するに
は、図6に示す実行ジョブ管理テーブルを利用する。こ
のテーブルに格納される情報は、RAM1036に記憶
される。テーブルに格納される内容は、ジョブを一意に
特定するためのジョブ番号、ジョブの種類を示すジョブ
種、ジョブが正常に動作しているかどうかなどを示す実
行状態となっている。
【0077】例えば、図6の上部分(a)の実行ジョブ
管理テーブルが、外部からPDLプリントの印刷ジョブ
生成指示が送られてくると、新しく生成されたジョブの
情報がステップS504でテーブルに記録され、その結
果、図6の中部分(b)の実行ジョブ管理テーブルに移
行される。
【0078】次に図7のフローチャートを用いて各ジョ
ブの処理の流れを説明する。図5のステップS503で
ジョブが生成されると、それぞれのジョブに対して図7
の処理が開始されることになる。
【0079】ステップS701では、外部インターフェ
ース(PDLプリントのジョブの場合には、ホストI/
F部1032やネットワークインターフェース部500
7、ファクシミリ受信のジョブの場合には、ホストI/
F部1032やファクシミリ部5006とのインターフ
ェース。コピーのジョブの場合には、ホストI/F部1
032やリーダ部とのインターフェース)を監視して印
刷処理に必要なデータが送られてきているかどうかを確
認し、データが送られてきていなければステップS79
2へ進み、データが送られてきていればステップS70
4へ進む。
【0080】ステップS702では、当該ジョブにおい
て、印刷しなければならない画像データがRAM103
6などの記憶装置に残っているかどうか調べ、残ってい
なければステップS703へ進み、残っていればステッ
プS708へ進む。なお、後に説明するように、プリン
タエンジン1039の空き待ちの画像データ(ステップ
S709で記憶された画像データ)が記憶装置に記憶さ
れている。
【0081】ステップS703では、図6に示されてい
るような実行ジョブ管理テーブルから当該ジョブの情報
を削除し、処理を終了する。このように制御すること
で、各ジョブは、当該ジョブに関わるデータが送られて
くる間は印刷処理されることができる。
【0082】一方ステップS704では、外部インター
フェースから受信したデータを読み込み、ステップS7
05へ進む。ステップS705では、ステップS704
で読み込んだデータの内容を解析し、ステップS706
へ進む。ステップS706では、ステップS705で解
析した内容に従い必要に応じて印刷用の画像データの生
成を行ない、ステップS707へ進む。
【0083】ステップS707では、1ページ分の画像
データが完成したかどうかを調べ、完成してればステッ
プS708へ進み、完成していなければステップS70
1へ戻る。ステップS701からステップS707の動
作を繰り返すことで、1ページ分の画像データが完成さ
れる。そして、完成されるまで、必要なデータを受信し
て画像データを生成しつづける。
【0084】ステップS708では、プリンタエンジン
1039が他のジョブで使用されているかどうかを調
べ、他のジョブで使用されていればステップS709へ
進み、使用されていなければステップS710へ進む。
【0085】ステップS709では、プリンタエンジン
1039が他のジョブで使用されているため、作成した
画像データをすぐには印刷できない。そこで、作成した
1ページ分の画像データをメモリ(記憶装置)に記憶
し、ステップS701へ戻る。画像データはRAM10
36や外部メモリ部1043などに格納されるし、或い
は、半導体メモリ以外のハードディスクなどにも格納さ
れることが可能である。ジョブが、プリンタエンジン1
039ンジンをすぐに使えない場合でも、画像データを
一旦記憶装置に記憶させて次のページの処理を継続させ
ることで、他のジョブが印刷処理されてているかどうか
に関わらず処理を先へ進めることができる。
【0086】一方ステップS710では、プリンタエン
ジン1039の占有使用許可を求め、占有使用許可を得
るとステップS711へ進む。占有使用許可は、セマフ
ォなどの仕組みを利用することで実現される。ここで占
有使用許可を得ることができれば、他のジョブはプリン
タエンジン1039を使用できなくなる。
【0087】ステップS711では、印刷しなければな
らない画像データがRAM1036などの記憶装置に記
憶されているかどうかを調べ、記憶されていればステッ
プS712へ進み、記憶されていなければステップS7
13へ進む。
【0088】ステップS712では、記憶されている画
像データのうち一番古いもの(一番早く生成されたも
の)をプリンタエンジン1039に渡し印刷を行なわせ
る。印刷が完了したらその画像データを消去し、ステッ
プS711へ戻る。このステップS711とステップS
712の処理を繰り返すことで、RAM1036などの
記憶装置に記憶されている古いデータ(ステップS70
9で記憶された画像データ)を先に印刷することができ
る。
【0089】一方、ステップS713では、ステップS
706で展開した一番新しいページの画像データをプリ
ンタエンジン1039に渡して印刷させ、ステップS7
14へ進む。
【0090】ステップS714では、ステップS710
で獲得したプリンタエンジン1039の占有使用許可を
返却し、他のジョブがプリンタエンジン1039を使用
できる状態にして、ステップS701へ戻る。
【0091】このステップS701からステップS71
4の処理を行なうことで、複数の印刷ジョブが1つしか
ないプリンタエンジン1039を共有しながら、各ジョ
ブの画像データ印刷されることができる。
【0092】この図7のフローチャートで説明したジョ
ブの処理中には、何らかの障害が発生しうる。障害の例
としては、受信したデータに不正な値が設定されている
ことによってそれ以上の印刷処理の継続ができなくなっ
たり、画像データを生成する際に使用される画像展開用
ハードウェアの障害などが想定される。こういった障害
は説明した処理のあらゆる段階で発生することが考えら
れるので、障害を検出する具体的手順に関してはフロー
チャートでは説明していない。障害を検出した後の動作
については、図8のフローチャートで説明する。
【0093】図7のフローチャートで説明した処理の中
で障害が検出されると、図8のフローチャートの処理が
開始される。ステップS801では、実行ジョブ管理テ
ーブルの実行状態の欄に障害発生を書き込み、同時に、
印刷ジョブ種状態テーブルに障害発生という情報を書き
込む。例えば、図6の中部分(b)の実行ジョブ管理テ
ーブルにおけるジョブ番号が6のジョブで障害が検出さ
れると、実行ジョブ管理テーブルは図6の中部分(b)
の状態から下部分(c)の状態へ移行する。また、PD
Lプリントのジョブで障害が発生すると、印刷ジョブ種
状態テーブルは、図10の上部分(a)の状態から図1
0の下部分(b)の状態へ移行する。
【0094】ステップS802では、ジョブの中断指示
が送られてきたかどうかを調べ、送られてきていなけれ
ばステップS802の処理を繰り返し、送られてきてい
ればステップS803へ進む。この中断指示は、ジョブ
を統括的に管理している他のプロセスからメッセージ通
信などを利用して送られてくることで実現できる。図8
のステップS802で、ジョブの中断指示が送られてく
ると、ステップS803へ進む。
【0095】ステップS803では、外部インターフェ
ースからのデータの読み込みを中止し、ステップS80
4へ進む。ステップS804では、RAM1036など
の記憶装置に印刷するための画像データを記憶していた
ならば、それらの画像データを全て消去し、ステップS
805へ進む。ステップS805では、プリンタエンジ
ン1039の占有使用許可を獲得していたならばそれを
返却し、ステップS806へ進む。
【0096】ステップS806では、ステップS803
で中止された外部インターフェースからのデータ読み込
みを再開し、この後受信するデータを全て消去し、ステ
ップS807へ進む。ステップS807では、ジョブを
実行するために獲得していた全ての資源を解放し、ステ
ップS808へ進む。ステップS808では、実行ジョ
ブ管理テーブルから当該ジョブの情報を消去する。
【0097】ここで、ジョブを統括的に管理しているプ
ロセスの処理について説明する。図9は、その処理の流
れを説明するフローチャートである。ステップS901
では、図10に示されているような印刷ジョブ種状態テ
ーブルと図11に示されているような印刷ジョブ中断処
理済テーブルの双方を利用して、新しく障害が検出され
たジョブの種類がないかどうかを調べ、新しく障害が検
出されたジョブの種類がない場合はステップS901の
処理を繰り返し、ある場合はステップS902へ進む。
【0098】例えば、印刷ジョブ種状態テーブルが図1
0の下部分(b)の状態で、印刷ジョブ中断処理済テー
ブルが図11の上部分(a)の状態である場合は、PD
Lプリントのジョブで障害検出され、ジョブの中断処理
がPDLプリントのジョブに対して行なわれていないこ
とがわかるので、ステップS902へ進むことになる。
またこのステップS901の処理を繰り返すことで、障
害が新たに検出されると、それに応じた処理を行なうこ
とができる。
【0099】ステップS902では、ステップS901
で見つけた、新たに障害が検出された印刷ジョブの種類
を記憶し、ステップS903へ進む。ステップS903
では、実行ジョブ管理テーブルの内容を読みだして、ス
テップS902で記憶された種類のうち、中断中でない
ジョブが存在するかどうかを調べ、存在していればステ
ップS905へ進み、存在していなければステップS9
04へ進む。
【0100】ステップS904では、ステップS902
記憶された種類の印刷ジョブの中断処理が完了したこと
を、印刷ジョブ中断処理済テーブルに書き込み、ステッ
プS901へ戻る。このように制御することで、ステッ
プS902で記憶された種類のジョブを全て中断し、そ
のことを記憶することができる。例えば、ステップS9
02で記憶された種類がPDLプリントであった場合、
印刷ジョブ中断処理済テーブルは、図11の上部分
(a)から図11の下部分(b)へ移行することにな
る。
【0101】一方、ステップS905では、実行ジョブ
管理テーブル内の、ステップS903で見つけたジョブ
の状態欄に「中断中」という状態を書き込み、ステップ
S906へ進む。ステップS906では、ステップS9
05で「中断中」と書き込まれたジョブに対して、ジョ
ブの中断指示を送り、ステップS903へ戻る。このス
テップS901からステップS906の処理を行なうこ
とで、障害が検出されたジョブと同じ種類のジョブの全
てに対して中断指示を送ることができる。
【0102】以上説明したように制御することで、印刷
処理の継続ができない致命的な障害が検出されると、障
害が検出されたジョブと同じ種類のジョブは全て中断さ
れ、他の種類のジョブは影響を受けずに処理が継続され
ることができる。
【0103】上記では、印刷ジョブで障害が検知された
場合、同じ種類のジョブをすべて中断する動作を説明し
た。下記では、その後、障害が検知されたジョブと同じ
種類のジョブを生成するジョブ生成指示が送られてきた
場合に、その印刷ジョブを生成させない動作を説明す
る。図12は、この動作を示すフローチャートである。
【0104】ステップS1201では、外部インタフェ
ースを監視して外部からジョブ生成指示が送られてきた
かどうかを調べ、送られてきていなければステップS1
201に戻り、送られてきていればステップS1202
へ進む。このステップS1201の処理を繰り返すこと
で、外部から送られてくる印刷ジョブ生成指示を検出す
ることができる。
【0105】ステップS1202では、送られてきた印
刷ジョブ生成指示の内容を調べ、PDLプリント、コピ
ー、ファックスのいずれの種類のジョブを生成するのか
を確認し、ステップS1203へ進む。
【0106】ステップS1203では、ステップS12
02で確認された種類を実行できるかどうかを、印刷ジ
ョブ中断処理済テーブルに基づいて調べ、実行できれば
ステップS1205へ進み、実行できないならばステッ
プS1204へ進む。
【0107】ステップS1204では、外部インターフ
ェースから受信したデータを1つのジョブ分だけ読み捨
て、ステップS1201へ戻る。ステップS1201か
らステップS1204の処理を行なうことで、障害が検
出された種類の印刷ジョブの生成が新たに指示されて
も、それを無視し、他の種類のジョブが影響を受けずに
正常に動作することができる。
【0108】なお、ステップS1205以降の処理は、
図5のステップS503以降の処理と全く同じであるた
め省略する。
【0109】以上説明したように制御することで、障害
が発生した特定種類のジョブだけを受け付けずに、他の
種類のジョブが影響を受けずに正常に処理されるように
なる。
【0110】下記では、あるジョブの処理中に障害が検
知された後に、同じ種類のジョブに対する各種設定処理
の実行を抑止する動作を説明する。各種設定処理とは、
ジョブを処理するにあたり必要な様々な値を、ジョブの
処理が開始される以前に、あらかじめ設定しておくこと
である。例えば、ここでいう様々な値とは、PDLプリ
ントのジョブの場合は、印刷物の部数や、印刷に使用す
る用紙の大きさや種類などである。
【0111】操作パネル部1041のLCD表示部に操
作可能なメニュー画面を表示し、ユーザがその画面から
さまざまな指示を与えることで、これらの値が設定され
る。図13は、このメニュー画面の一例である。図13
の(a)は、メニュー構造の概念図である。このメニュ
ー構造は木構造になっており、木の末端部分に印刷部
数、用紙の大きさ、用紙の種類を設定するための選択肢
が付加されている。この例の場合は、印刷部数として設
定できるものは1から999の数値、用紙の大きさとし
て設定できるものはA4、A3、B4、B5の4種類、
用紙の種類として設定できるものは普通紙、OHP用
紙、厚紙の3種類である。
【0112】このようなメニュー構造に基づいて、メニ
ュー画面を表示する一例として、図13の(b)〜
(d)のような例が考えられる。図13の(b)では、
木構造の最上位階層にある印刷部数と用紙という項目が
表示されている。ここでユーザが用紙というボタンを押
すと、図13の(c)の画面が表示され、「用紙の大き
さ」、「用紙の種類」というボタンが表示される。ここ
でユーザが用紙の種類を押すと、図13の(d)の画面
が表示され、用紙の種類として設定するこのできる3つ
の選択肢が表示される。図13の(d)の画面で、ユー
ザが目的のものを選択することで、ユーザはジョブに対
して所望の設定をあらかじめしておくことができる。
【0113】図14は、この処理の流れを示したフロー
チャートである。このフローチャートの処理は、ユーザ
が操作パネル部1041を操作して各種設定処理の実行
する場合に開始される。
【0114】ステップS1401では、これから実行し
ようとしているメニューに関わるジョブの種類と印刷ジ
ョブ中断処理済テーブルの内容とに基づいて、そのメニ
ュー処理を実行できるかを調べ、実行できるのならばス
テップS1402へ進み、実行できないならば処理を終
了する。例えば、PDLプリントのジョブに関するメニ
ュー処理を実行しようとした場合、印刷ジョブ中断処理
済テーブルが図11の下部分(b)の状態であれば、P
DLプリントのジョブに関するメニュー処理を実行でき
ないと判断して、処理を今日背的に終了する。
【0115】以上説明したように制御することで、障害
の発生した特定種類の印刷ジョブに対する各種パラメー
タ設定操作を抑止し、不要な操作を行なわないように制
御することができる。
【0116】上記では、ジョブの処理中に障害が検知さ
れた後に、同じ種類のジョブに対する各種設定処理の実
行を抑止する動作を説明した。下記では、印刷ジョブの
処理中に障害が検知された後に、同じ種類の印刷ジョブ
に対する各種設定処理をユーザが求めた場合に、各種設
定処理の実行を抑止するとともに、障害が検知された種
類のジョブの実行をできるようにするために初期化処理
を行なう操作手段を提供する動作を説明する。
【0117】この初期化処理では、特定種類の印刷処理
に関わるソフトウェアやハードウェアを初期化し、この
処理を行なうことで、障害によって印刷処理の継続がで
きなくなっていた状態を解消することができる。図15
は、この処理の流れを説明したフローチャートである。
このフローチャートの処理は、ユーザが操作パネル部1
041を操作して各種設定処理の実行を指示した場合に
開始される。
【0118】ステップS1501では、これから実行し
ようとしているメニューに関わる印刷ジョブの種類と印
刷ジョブ中断処理済テーブルの内容とに基づいて、その
メニュー処理を実行できるかを調べ、実行できるのなら
ばステップS1502へ進み、実行できないならばステ
ップS1503へ進む。例えば、PDLプリントのジョ
ブに関するメニュー処理を実行しようとした場合に、印
刷ジョブ中断処理済テーブルが図11の下部分(b)の
状態であったならば、PDLプリントのジョブに関する
メニュー処理を実行できないと判断し、ステップS15
03へ進むことになる。
【0119】ステップS1502では、実行できること
になった種類のメニュー処理部分に制御を渡し、処理を
終了する。一方、ステップS1503では、操作パネル
部1041のLCD表示部に初期化操作をするためのボ
タンを表示し、ユーザが自分の判断で初期化処理を実行
できる状態にして処理を終る。
【0120】以上説明したように制御することで、障害
の発生した特定種類の印刷ジョブに対する各種パラメー
タ設定操作を抑止し、不要な操作を行なわないように制
御することができる。さらに、その場合には、その種類
の印刷ジョブを再度実行できる状態にする初期化操作を
ユーザが簡単に実行できるようになる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷処理の継続ができない致命的な障害を検出すると、障
害を検出したものと同じ種類の印刷ジョブは全て中断
し、他の種類のジョブには影響を与えず処理を継続させ
ることができる。
【0122】また本発明は、障害の発生した特定種類の
印刷ジョブだけを受け付けずに、他の種類の印刷ジョブ
は影響を与えずに正常に処理できるようになる。
【0123】また、障害の発生した特定種類の印刷ジョ
ブに対する各種パラメータ設定操作を抑止し、不要な操
作を行なわないように制御することができる。
【0124】さらに、障害の発生した特定種類の印刷ジ
ョブに対する各種パラメータ設定操作を抑止した上に、
その場合には、その種類の印刷ジョブを再度実行できる
状態にする初期化操作をユーザが簡単に実行できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した印刷装置であるレーザビーム
プリンタの制御構成を示す図である。
【図2】本発明が適用可能なレーザビームプリンタの断
面図である。
【図3】レーザビームプリンタの排紙装置を示す図であ
る。
【図4】レーザビームプリンタ、スキャナ、回線ユニッ
トが接続されたネットワークを示す図である。
【図5】ジョブを管理テーブルに登録するする処理の流
れを説明したフローチャートである。
【図6】実行ジョブ管理テーブルを示す図である。
【図7】各ジョブの処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図8】障害が検出された場合の各ジョブの処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図9】ジョブを統括的に管理しているプロセスを示す
フローチャートである。
【図10】印刷ジョブ種状態テーブルを示す図である。
【図11】印刷ジョブ種状態テーブルを示す図である。
【図12】ジョブを生成させない動作を示すフローチャ
ートである。
【図13】メニュー画面の一例を示す図である。
【図14】メニュー処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図15】初期化処理を行なう操作手段を提供する動作
を示すフローチャートである。
【図16】複合機の制御構成を示すブロック図である。
【図17】複合機の断面図である。
【符号の説明】
1001 ホストコンピュータ 1002 通信線 1030 レーザビームプリンタ 1031 プリンタコントローラ 1032 ホストI/F部 1033 入出力バッファ 1034 CPU 1035 プログラムROM 1036 RAM 1037 画像情報生成部 1038 ビットマップ画像展開・転送部 1039 プリンタエンジン 1040 エンジンI/F部 1041 操作パネル部 1042 パネルI/F部 1043 外部メモリ部 1044 メモリI/F部 1046 エンジン制御部 1055 システムバス 1060 文書情報管理部 1061 ページスケジューリング部 2001 筐体 2002 操作パネル 2003 制御ボード収納部 2004 ドラムユニット 2005 感光ドラム 2006 レーザドライバ 2007 回転多面鏡 2008 反射ミラー 2009 ビームディテクタ 2010 カセット 2011 反転給紙ユニット 2012 給紙クラッチ 2013 給紙ローラ 2014 レジストシャッタ 2015 給紙ローラ 2016 搬送ローラ 2017 定着器 2019 給紙トレイ 2020 現像器 2021 前露光ランプ 2022 レーザスキャナ部 2023 一次帯電器 2024 クリーナ 2025 転写帯電器 2027 印刷用紙 2028 レジストシャッタ 2029 給紙ローラ 2030 フラッパ 2031 フラッパ 2032 搬送ローラ 2033 搬送ローラ 2034 搬送ローラ 2035 搬送ローラ 2036 搬送ローラ 2037 フラッパ 2038 給紙ローラ 2040 外部メモリユニット

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のジョブを処理可能な画像処理
    装置であって、 複数のジョブに対して印刷処理を行なう処理手段と、 複数のジョブのうち障害が発生したジョブの種類を判別
    する判別手段と、 前記判別手段により判別された種類のジョブに対する印
    刷処理を前記処理手段に中断させる中断制御手段とを有
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数種類のジョブには、ネットワー
    クから送信されてきた印刷データに基づくプリントジョ
    ブが含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数種類のジョブには、スキャナで
    生成された画像データに基づくコピージョブが含まれる
    ことを特徴とする請求項1或いは2に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記複数種類のジョブには、ファクシミ
    リ受信した画像データに基づくファクシミリジョブが含
    まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記処理手段による印刷処理において生
    成された画像データに基づいて、記録媒体への印刷を行
    なう印刷手段と、 前記印刷手段の使用許可を、複数のジョブのうちのいず
    れかに与えるジョブ管理手段とを有することを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ジョブ管理手段は、ジョブに対する
    印刷処理中に障害が発生したジョブに与えられていた使
    用許可を当該ジョブから返させることを特徴とする請求
    項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 複数種類のジョブを処理可能な画像処理
    装置であって、 複数のジョブに対して印刷処理を行なう処理手段と、 複数のジョブのうち障害が発生したジョブの種類を判別
    する判別手段と、 前記判別手段により判別された種類のジョブに対する設
    定処理を禁止する設定制御手段とを有することを特徴と
    する画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段により判別された種類のジ
    ョブに対する印刷処理を前記処理手段に中断させる中断
    制御手段とを有することを特徴とする請求項7に記載の
    画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記複数種類のジョブには、ネットワー
    クから送信されてきた印刷データに基づくプリントジョ
    ブが含まれることを特徴とする請求項7或いは8に記載
    の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記複数種類のジョブには、スキャナ
    で生成された画像データに基づくコピージョブが含まれ
    ることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の
    画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記複数種類のジョブには、ファクシ
    ミリ受信した画像データに基づくファクシミリジョブが
    含まれることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか
    に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記設定制御手段は、前記判別手段に
    より判別された種類のジョブに対する設定処理の代わり
    に初期化処理を行なうことを特徴とする請求項7乃至1
    1のいずれかに記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 複数種類のジョブを処理可能な画像処
    理方法であって、 複数のジョブに対して印刷処理を行なう処理ステップ
    と、 複数のジョブのうち障害が発生したジョブの種類を判別
    する判別ステップと、 前記判別ステップにより判別された種類のジョブに対す
    る印刷処理を前記処理ステップに中断させる中断制御ス
    テップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記複数種類のジョブには、ネットワ
    ークから送信されてきた印刷データに基づくプリントジ
    ョブが含まれることを特徴とする請求項13に記載の画
    像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記複数種類のジョブには、スキャナ
    で生成された画像データに基づくコピージョブが含まれ
    ることを特徴とする請求項13或いは14に記載の画像
    処理方法。
  16. 【請求項16】 前記複数種類のジョブには、ファクシ
    ミリ受信した画像データに基づくファクシミリジョブが
    含まれることを特徴とする請求項13乃至15のいずれ
    かに記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記処理ステップによる印刷処理にお
    いて生成された画像データに基づいて、記録媒体への印
    刷を行なう印刷ステップと、 前記印刷ステップの使用許可を、複数のジョブのうちの
    いずれかに与えるジョブ管理ステップとを有することを
    特徴とする請求項13乃至16のいずれかに記載の画像
    処理方法。
  18. 【請求項18】 前記ジョブ管理ステップは、ジョブに
    対する印刷処理中に障害が発生したジョブに与えられて
    いた使用許可を当該ジョブから返させることを特徴とす
    る請求項17に記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 複数種類のジョブを処理可能な画像処
    理方法であって、 複数のジョブに対して印刷処理を行なう処理ステップ
    と、 複数のジョブのうち障害が発生したジョブの種類を判別
    する判別ステップと、 前記判別ステップにより判別された種類のジョブに対す
    る設定処理を禁止する設定制御ステップとを有すること
    を特徴とする画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記判別ステップにより判別された種
    類のジョブに対する印刷処理を前記処理ステップに中断
    させる中断制御ステップとを有することを特徴とする請
    求項19に記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記複数種類のジョブには、ネットワ
    ークから送信されてきた印刷データに基づくプリントジ
    ョブが含まれることを特徴とする請求項19或いは20
    に記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記複数種類のジョブには、スキャナ
    で生成された画像データに基づくコピージョブが含まれ
    ることを特徴とする請求項19乃至21のいずれかに記
    載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記複数種類のジョブには、ファクシ
    ミリ受信した画像データに基づくファクシミリジョブが
    含まれることを特徴とする請求項19乃至22のいずれ
    かに記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記設定制御ステップは、前記判別ス
    テップにより判別された種類のジョブに対する設定処理
    の代わりに初期化処理を行なうことを特徴とする請求項
    19乃至23のいずれかに記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 複数種類のジョブを処理可能な画像処
    理装置が実行可能な制御プログラムが格納されたコンピ
    ュータにより読取可能な記録媒体であって、前記制御プ
    ログラムは、 複数のジョブに対して印刷処理を行なう処理ステップ
    と、 複数のジョブのうち障害が発生したジョブの種類を判別
    する判別ステップと、 前記判別ステップにより判別された種類のジョブに対す
    る印刷処理を前記処理ステップに中断させる中断制御ス
    テップとを前記画像処理装置に実行させることを特徴と
    する記録媒体。
  26. 【請求項26】 複数種類のジョブを処理可能な画像処
    理装置が実行可能な制御プログラムが格納されたコンピ
    ュータにより読取可能な記録媒体であって、前記制御プ
    ログラムは、 複数のジョブに対して印刷処理を行なう処理ステップ
    と、 複数のジョブのうち障害が発生したジョブの種類を判別
    する判別ステップと、 前記判別ステップにより判別された種類のジョブに対す
    る設定処理を禁止する設定制御ステップとを前記画像処
    理装置に実行させることを特徴とする記録媒体。
  27. 【請求項27】 前記設定制御ステップは、前記判別ス
    テップにより判別された種類のジョブに対する設定処理
    の代わりに初期化処理を行なうことを特徴とする請求項
    26に記載の記録媒体。
  28. 【請求項28】 複数種類のジョブを処理可能な画像処
    理装置が実行可能な制御プログラムであって、 複数のジョブに対して印刷処理を行なう処理ステップ
    と、 複数のジョブのうち障害が発生したジョブの種類を判別
    する判別ステップと、 前記判別ステップにより判別された種類のジョブに対す
    る印刷処理を前記処理ステップに中断させる中断制御ス
    テップとを前記画像処理装置に実行させることを特徴と
    する制御プログラム。
  29. 【請求項29】 複数種類のジョブを処理可能な画像処
    理装置が実行可能な制御プログラムであって、 複数のジョブに対して印刷処理を行なう処理ステップ
    と、 複数のジョブのうち障害が発生したジョブの種類を判別
    する判別ステップと、 前記判別ステップにより判別された種類のジョブに対す
    る設定処理を禁止する設定制御ステップとを前記画像処
    理装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
  30. 【請求項30】 前記設定制御ステップは、前記判別ス
    テップにより判別された種類のジョブに対する設定処理
    の代わりに初期化処理を行なうことを特徴とする請求項
    29に記載の制御プログラム。
JP2000261131A 2000-08-30 2000-08-30 複数種類のジョブを処理可能な画像処理装置及び画像処理方法 Withdrawn JP2002073313A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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