JPH08103368A - 電磁式加熱鍋 - Google Patents
電磁式加熱鍋Info
- Publication number
- JPH08103368A JPH08103368A JP6266343A JP26634394A JPH08103368A JP H08103368 A JPH08103368 A JP H08103368A JP 6266343 A JP6266343 A JP 6266343A JP 26634394 A JP26634394 A JP 26634394A JP H08103368 A JPH08103368 A JP H08103368A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cookpot
- plate
- pot
- electromagnetic heating
- pan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J36/00—Parts, details or accessories of cooking-vessels
- A47J36/34—Supports for cooking-vessels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁式加熱調理器において、従来プレート面
に直接乗載し加熱されていた鍋器を一定の間隔を隔てて
該プレート上に容易に乗載行わしめ、該鍋器内の内容物
を安全且つ確実に加熱しようとするをその主な目的とし
ている。 【構成】 鍋器1の下底部にセラミック等にて形成せる
多数の耐熱性凸部2を一体的に付設せしめたことを特徴
とする電磁式加熱調理器。
に直接乗載し加熱されていた鍋器を一定の間隔を隔てて
該プレート上に容易に乗載行わしめ、該鍋器内の内容物
を安全且つ確実に加熱しようとするをその主な目的とし
ている。 【構成】 鍋器1の下底部にセラミック等にて形成せる
多数の耐熱性凸部2を一体的に付設せしめたことを特徴
とする電磁式加熱調理器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁力線を利用して種々
の調理器を加熱行わしめんとする電磁加熱装置用として
の電磁式加熱鍋に関するものである。
の調理器を加熱行わしめんとする電磁加熱装置用として
の電磁式加熱鍋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、食料品の加工技術の急進に伴ない
ガス等の火力を使用することなく磁力線の働きを利用し
て鍋器を間接的に加熱しようとする所謂、電磁式加熱調
理機器が開発されている。即ち、電子と原子にて発生せ
る磁力線Xによるジュール熱を利用して調理器等の鍋器
類を加熱行わしめんとするものである。
ガス等の火力を使用することなく磁力線の働きを利用し
て鍋器を間接的に加熱しようとする所謂、電磁式加熱調
理機器が開発されている。即ち、電子と原子にて発生せ
る磁力線Xによるジュール熱を利用して調理器等の鍋器
類を加熱行わしめんとするものである。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかるに、既に開発さ
れている電磁式加熱調理器の殆どは電磁加熱コイルAの
上部に表面が平らなセラミック材のプレートBを適当な
間隙を隔てて乗載し、該プレートBを介して鍋器類が配
設されていたのであるが、該加熱時において上記プレー
トBがセラミック特有の断熱性を有しているがために接
触による火傷等の憂いが確実に解消されるという反面、
非常に高価であり、且つ割れ易い等の欠点があった。
れている電磁式加熱調理器の殆どは電磁加熱コイルAの
上部に表面が平らなセラミック材のプレートBを適当な
間隙を隔てて乗載し、該プレートBを介して鍋器類が配
設されていたのであるが、該加熱時において上記プレー
トBがセラミック特有の断熱性を有しているがために接
触による火傷等の憂いが確実に解消されるという反面、
非常に高価であり、且つ割れ易い等の欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】また上記による電磁式加
熱調理機構は電磁加熱コイルより発生する磁力線の電磁
誘導によって鍋器底部を加熱行わしめるものであるか
ら、例えば鍋器をプレート上に直接に乗載されていなく
てもコイル上で適当な間隙でもあれば宙間の鍋器を加熱
行わしめることが可能であることが既に判明されてい
る。従って鍋器の加熱手段としては特にプレートのみに
限定されるものではなく、プレート上で適当な間隔でも
あればコイル上部の鍋器を充分に加熱出来得る点に着眼
し、上記と逆発想である鍋器側に特殊な形状を付設行わ
しめることによって高価なセラミックプレートを素材と
して使用することなく鍋器を容易に加熱しようとするも
のであって、その概略は図面にて示す如く、鍋器1の下
底部に多数の耐熱性凸部2を一体的に付設せしめた電磁
式加熱鍋をその特徴としている。またセラミック材にて
形成せる凸部2を上記の如く、鍋器1の下底部に一体的
に付設せしめた形状の電磁式加熱鍋を広く提供しようと
するものである。
熱調理機構は電磁加熱コイルより発生する磁力線の電磁
誘導によって鍋器底部を加熱行わしめるものであるか
ら、例えば鍋器をプレート上に直接に乗載されていなく
てもコイル上で適当な間隙でもあれば宙間の鍋器を加熱
行わしめることが可能であることが既に判明されてい
る。従って鍋器の加熱手段としては特にプレートのみに
限定されるものではなく、プレート上で適当な間隔でも
あればコイル上部の鍋器を充分に加熱出来得る点に着眼
し、上記と逆発想である鍋器側に特殊な形状を付設行わ
しめることによって高価なセラミックプレートを素材と
して使用することなく鍋器を容易に加熱しようとするも
のであって、その概略は図面にて示す如く、鍋器1の下
底部に多数の耐熱性凸部2を一体的に付設せしめた電磁
式加熱鍋をその特徴としている。またセラミック材にて
形成せる凸部2を上記の如く、鍋器1の下底部に一体的
に付設せしめた形状の電磁式加熱鍋を広く提供しようと
するものである。
【0005】
【作用】この発明は上記の如く、鍋器1の下底部に多数
の耐熱性凸部2を一体的に付設せしめた電磁式加熱鍋に
おいて、その加熱時において該鍋器1をプレートB上に
単に乗載するのみにて、鍋器1の底部に立設せる多数の
凸部2がプレートB上にて鍋器1と適当な間隔を隔てて
容易、確実に乗載することが出来得、しかる後に電磁加
熱コイルAに高周波電流を流すことによって磁力線Xが
鍋器1の底部bにてうず電流(渦電流)aが発生し、該
うず電流aによるジュール熱の作用にて鍋器1内の内容
物を短時間にて加熱を行わしめることが出来得るのであ
る。
の耐熱性凸部2を一体的に付設せしめた電磁式加熱鍋に
おいて、その加熱時において該鍋器1をプレートB上に
単に乗載するのみにて、鍋器1の底部に立設せる多数の
凸部2がプレートB上にて鍋器1と適当な間隔を隔てて
容易、確実に乗載することが出来得、しかる後に電磁加
熱コイルAに高周波電流を流すことによって磁力線Xが
鍋器1の底部bにてうず電流(渦電流)aが発生し、該
うず電流aによるジュール熱の作用にて鍋器1内の内容
物を短時間にて加熱を行わしめることが出来得るのであ
る。
【0006】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に付いて説明す
ると、鍋器1の下底部に一定の長さ有した多数の耐熱性
凸部2を一体的に付設してなるものである。また上記凸
部を予めセラミック材にて形成せる凸部2を鍋器1の底
部に一体的に付設する場合もある。
ると、鍋器1の下底部に一定の長さ有した多数の耐熱性
凸部2を一体的に付設してなるものである。また上記凸
部を予めセラミック材にて形成せる凸部2を鍋器1の底
部に一体的に付設する場合もある。
【0007】またこの発明においては鍋器1の底部に上
記凸部2を付設することなく、耐熱性凸部2を多数本、
底面一体に付設して鍋器置き台3を形成し、これを加熱
防止機能を有したプレートB上に着脱自在に配設行わし
めることも一考である。なおこの発明の場合には加熱す
べき鍋器1が電磁加熱を目的としているので使用する容
器は鉄、ニッケル等磁力線良導の金属製容器とし、また
鍋器1底部の凸部2はセラミック材に限定されるもので
はなく適当な断熱性材料であれば良い。
記凸部2を付設することなく、耐熱性凸部2を多数本、
底面一体に付設して鍋器置き台3を形成し、これを加熱
防止機能を有したプレートB上に着脱自在に配設行わし
めることも一考である。なおこの発明の場合には加熱す
べき鍋器1が電磁加熱を目的としているので使用する容
器は鉄、ニッケル等磁力線良導の金属製容器とし、また
鍋器1底部の凸部2はセラミック材に限定されるもので
はなく適当な断熱性材料であれば良い。
【0008】
【発明の効果】上記の如くこの発明は,鍋器1底部に多
数の凸部2を一体的に付設してなるものであるから、構
造簡単であると共に鍋器1を何等の支承用具をも必要と
することなく即時にプレート上に一定の間隔を隔てて乗
載することが出来得、しかも該プレートの素材として別
に高価にて破損し易いセラミック材を用いることもなく
如何なる材料のプレートでも用いることが出来得る経済
的効果を有している。また従来の食料品の焼上げ加工機
器と異なり電磁加熱方式を利用しているので室内空気も
汚損すること無く、使用燃料費を大幅に節減出来得るは
勿論、安全性が優れ、熱効率がすこぶる良好であると共
に特に鍋器がプレート上に一定の間隔にて乗載されてい
るから該鍋底はもとよりプレート面が焦損及び汚損する
等の憂いを根本的に解決出来得る利点もある。
数の凸部2を一体的に付設してなるものであるから、構
造簡単であると共に鍋器1を何等の支承用具をも必要と
することなく即時にプレート上に一定の間隔を隔てて乗
載することが出来得、しかも該プレートの素材として別
に高価にて破損し易いセラミック材を用いることもなく
如何なる材料のプレートでも用いることが出来得る経済
的効果を有している。また従来の食料品の焼上げ加工機
器と異なり電磁加熱方式を利用しているので室内空気も
汚損すること無く、使用燃料費を大幅に節減出来得るは
勿論、安全性が優れ、熱効率がすこぶる良好であると共
に特に鍋器がプレート上に一定の間隔にて乗載されてい
るから該鍋底はもとよりプレート面が焦損及び汚損する
等の憂いを根本的に解決出来得る利点もある。
【0009】また請求項3項記載の如く、多数の耐熱性
凸部2を底面一体に付設してなる鍋器置き台3を形成
し、これを加熱防止プレート上に着脱自在に配設するこ
とによって洗浄作業が容易であると共により良好に鍋器
1を加熱出来得る効果がある。
凸部2を底面一体に付設してなる鍋器置き台3を形成
し、これを加熱防止プレート上に着脱自在に配設するこ
とによって洗浄作業が容易であると共により良好に鍋器
1を加熱出来得る効果がある。
【図1】 この発明に係る電磁式加熱鍋の断面図、
【図2】 他の実施例による同上図である。
【符号の説明】 1 鍋器 2 凸部
Claims (3)
- 【請求項1】 鍋器1の下底部に多数の耐熱性凸部2を
一体的に付設せしめたことを特徴とする電磁式加熱鍋。 - 【請求項2】 鍋器1の下底部に適当長さの数本のセラ
ミック材にて形成せる凸部2を一体的に付設せしめたこ
とを特徴とする電磁式加熱鍋。 - 【請求項3】 耐熱性凸部2を多数本、底面一体に付設
してなる鍋器置き台3をプレートB上に着脱自在に配設
してなる電磁式加熱鍋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6266343A JPH08103368A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 電磁式加熱鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6266343A JPH08103368A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 電磁式加熱鍋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103368A true JPH08103368A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17429621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6266343A Pending JPH08103368A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 電磁式加熱鍋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08103368A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005144041A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
KR20160048447A (ko) * | 2014-10-24 | 2016-05-04 | 서우석 | 전기레인지용 패드 |
IT201700108580A1 (it) * | 2017-09-28 | 2019-03-28 | Latini Elio E C Sas | Sistema per il suporto di contenitori su piani cottura con riscaldamento ad induzione |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63244579A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-12 | タテホ化学工業株式会社 | 電磁調理用陶磁器製調理器 |
JPH0326995U (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-19 |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP6266343A patent/JPH08103368A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63244579A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-12 | タテホ化学工業株式会社 | 電磁調理用陶磁器製調理器 |
JPH0326995U (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-19 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005144041A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
KR20160048447A (ko) * | 2014-10-24 | 2016-05-04 | 서우석 | 전기레인지용 패드 |
IT201700108580A1 (it) * | 2017-09-28 | 2019-03-28 | Latini Elio E C Sas | Sistema per il suporto di contenitori su piani cottura con riscaldamento ad induzione |
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