JPS6230797Y2 - - Google Patents

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JPS6230797Y2
JPS6230797Y2 JP1980015507U JP1550780U JPS6230797Y2 JP S6230797 Y2 JPS6230797 Y2 JP S6230797Y2 JP 1980015507 U JP1980015507 U JP 1980015507U JP 1550780 U JP1550780 U JP 1550780U JP S6230797 Y2 JPS6230797 Y2 JP S6230797Y2
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JP
Japan
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cooking
adapter
cooking container
mounting table
heat
Prior art date
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JP1980015507U
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JPS56117497U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁誘導加熱調理器に載置して使用さ
れる耐熱ゴム製の調理容器固定用アダプターに関
する。
列車や自動車或いは船舶の食堂や湯わかし室な
どには、食品を加熱調理する加熱装置が設置され
ている。中でも、コーヒなどの軽い飲み物を作る
湯わかし室では、爆発の危険のするガスレンジに
代えて、シーズヒータを熱源とする電気レンジが
広く用いられている。
ところが、かかる電気レンジに於いては、シー
ズヒータの赤熱部が直接上方に臨む様に露出して
いるため、これに塵埃が積るなどして火炎を招く
危険があつた。また、電源スイツチを入れたとき
にも直ぐには赤熱せず、電源スイツチを断続して
使用する場合では、消費電力量が大きい割には熱
効率が悪く、迅速に上記飲み物を加温して提供で
きないという不便があつた。さらに、シーズヒー
タの放射熱が調理者に直接あたつて熱くなり、特
に、夏期などでは調理作業がしずらくなるなどの
問題があつた。かかる不都合は上記電源スイツチ
を切つた後で、シーズヒータ周辺の余熱が残つて
いる場合にも生じる。
これに対し、熱源が直接外部に臨まず、電源ス
イツチを入れると直ちに加熱動作し、電源スイツ
チを切ると直ちに加熱動作が停止して余熱が残ら
ない電磁誘導加熱調理器が提供されている。この
電磁誘導加熱調理器は、ガラスセラミツクスなど
の耐熱部材からなる載置台下部に誘導コイルを設
置し、これに電流を流して磁力線を発生させ、そ
の載置台上に設置した磁性体金属からなる調理容
器を、これに生じた渦電流損により発熱させて、
その調理容器内の調理品を高能率で加熱する様に
構成されたものである。そしてかかる電磁誘導加
熱調理器は上記利点があるので、列車等の調理加
熱装置として今日注目されつつある。
ところで、かかる従来の電磁誘導加熱調理器で
は、調理容器を設置する載置台上面が容器底面と
密接しやすい平担面となつている。従つてこれを
食堂車などに設置して使用する場合にはその食堂
車の振動によつて上記容器が載置台上を自由に移
動し脱落する危険がある。
本考案はこの様な調理容器の移動を防止するた
めに調理容器の載置台に設置される、耐熱ゴム製
の調理容器固定用アダプターを提供するもので、
特に、そのアダプターを耐熱ゴムに調理容器保持
用の透孔を設けたものによつて構成したことによ
り、その調理容器の安定保持を簡単な構成で、し
かも安価に実現することを目的とする。
以下に、本考案の実施例を図面について述べ
る。
第1図は本考案にかかる調理容器固定用のアダ
プター1と、調理なべ2と、電磁誘導加熱調理器
3との対応関係を示す斜視図であり、アダプター
1はシリコンゴムなどの柔軟性の耐熱ゴム板から
なり、調理なべ2の底部の外径寸法に略等しい保
持孔4を中心に有する。また、この外形は上記調
理器3の載置台5の寸法に合わせて截断されてい
る。なお、その耐熱ゴムの硬度や耐熱特性は調理
温度などの使用上の諸条件に応じて任意に選定す
る必要がある。一方、上記の調理なべ2は例えば
ステンレスなどの磁性体からなる深なべで、その
上方外周縁に非磁性体からなる把手6が各1個ず
つ対向する様に取り付けられている。なお、この
調理なべ2の底面は上記載置台5の平担面に広い
範囲に亘つて密接される様な水平面となつてお
り、この載置台下部の誘導コイルによつて平均に
高能率で誘導加熱される様になつている。さら
に、調理器3は外筐7上に上記載置台5を取り付
けたものからなり、その外筐7に取り付けた電源
スイツチ8をオン操作し、出力調整摘み9を回転
調節して温度設定することにより、その外筐7内
の誘導コイル(図示しない)に適当な電流を流し
て磁力線を発生せしめ、載置台5上の調理なべ2
を誘導加熱する様に作用する。10は天ぷらなど
高熱を要する場合に操作されるスイツチである。
また、載置台5はガラスセラミツクスなどの非磁
性板からなり、上記誘導コイルによつて発熱しな
い材質のものからなる。
そこで、第2図に示す様に、かかる調理器3の
載置台5上にアダプター1を載置するとともに、
このアダプター1の保持孔4内に調理なべ2の底
を嵌め込むことによつて、その底面が載置台5の
上面に当接され、かつ調理なべ2の水平方向の位
置が、そのアダプター1の載置台5に対する密着
により規制される。従つて、その調理器3が常に
振動する車輛や船舶で使用される場合でも、その
調理器3の載置台5から調理なべ2が滑つて落下
するのを未然に防止できる。
一方、上記車輛は上下方向にも振動し、調理器
3も同様の振動を受ける。そこでアダプター1に
かかる振動を吸収させるために、第3図に示す様
に保持孔4の下部内周面に、調理なべ2の底部周
辺を支持するリング状の突片1aを設けることも
できる。
第4図はやかん11を保持するための小径のア
ダプター12と上記アダプター1および上記調理
器3との対応関係を示す斜視図である。ここでは
やかん11の底部外径が上記調理なべ2のそれに
比べて充分に小さいため、上記アダプター1の保
持孔4に嵌合する他のリング状のアダプター12
を要し、このアダプター12には上記やかん11
の底部を嵌合する保持孔13が設けられている。
これによれば、第5図に示す様に、上記調理器
3の載置台5上に上記アダプター1を載置すると
ともに、このアダプター1の保持孔4内にリング
状の上記アダプター12を嵌め込み、さらにはこ
れの保持孔13内にやかん11の底を嵌め込む
と、そのやかん11の底面が載置台5の上面に当
接され、そのやかん11の水平方向の位置が規制
される。かくして、上記調理器3が振動する車輛
等に設置されて使用する場合でも、そのやかん1
1の載置台5上の移動が規制されそのやかん11
の誘導加熱が上記調理なべ2の場合と同様に行え
る。この場合に於いて、アダプター1,12は載
置台5上に載置されて水平方向には大きな摩さつ
抵抗を持ち、容易にその方向に偏位することがな
い。また、上記調理器3では載置台5自体が直接
加熱されることがなく、調理なべ2ややかん11
からの伝導熱によつて多小熱せられる程度なの
で、これが載置台に焼付いたり燃焼してしまう心
配はない。さらに、上記保持孔4,13は調理な
べ2ややかん11の底部を自由に移動させること
のない大きさにすれば良いので、第6図に示す様
に四角の孔14にしたり、三角形やそれ以上の多
角形とすることも任意である。
以上説明した如く、本考案によれば、耐熱性ゴ
ムに調理容器を保持する該調理容器の底部形状に
合致した透孔をもつて構成される保持孔を設けた
ことによつて、これが電磁誘導加熱調理器に密着
されるとともに、その保持孔内の載置台上に載置
された調理容器を、安定保持することができ、従
つて、上記調理器の車輛や船舶での使用が安全に
行えるという利点がある。また、上記の様な作用
を有するアダプターは耐熱性ゴムを截断すること
によて容易にしかも安価に得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の調理容器固定用アダプターを
使用する前の調理なべと調理器との関係を示す斜
視図、第2図は同じく使用中の斜視図、第3図は
そのアダプターの他の実施例を示す断面図、第4
図は同じく他のアダプターの使用前に於けるやか
んと調理器との対応関係を示す斜視図、第5図は
同じく使用中の斜視図、第6図はアダプターの他
の実施例を示す斜視図である。 1,12……アダプター、2,11……調理容
器、3……誘導加熱調理器、4,13,14……
透孔、5……載置台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単体若しくは複数体よりなる平板状の耐熱ゴム
    によつて形成され、電磁誘導加熱調理器の調理容
    器載置台外周枠に嵌合する外形を有すると共に、
    中央部若しくはその近傍に調理容器の底部形状に
    合致した透孔を有し、この透孔に上記調理容器を
    嵌合配置することにより該調理容器を固定可能と
    してなる調理容器固定用アダプター。
JP1980015507U 1980-02-09 1980-02-09 Expired JPS6230797Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980015507U JPS6230797Y2 (ja) 1980-02-09 1980-02-09

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JPS56117497U JPS56117497U (ja) 1981-09-08
JPS6230797Y2 true JPS6230797Y2 (ja) 1987-08-07

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ID=29611956

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3743935B2 (ja) * 2001-11-28 2006-02-08 三菱電機株式会社 加熱調理器
JP4511132B2 (ja) * 2003-02-07 2010-07-28 志良 平賀 ブレーカー遮断装置

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JPS5627677Y2 (ja) * 1976-05-31 1981-07-01

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