JPH08103148A - 脱穀装置のストローラック構造 - Google Patents

脱穀装置のストローラック構造

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JPH08103148A
JPH08103148A JP24411694A JP24411694A JPH08103148A JP H08103148 A JPH08103148 A JP H08103148A JP 24411694 A JP24411694 A JP 24411694A JP 24411694 A JP24411694 A JP 24411694A JP H08103148 A JPH08103148 A JP H08103148A
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JP
Japan
Prior art keywords
rack
straw
right sides
center
thresher
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Pending
Application number
JP24411694A
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English (en)
Inventor
Densaku Sakai
伝作 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストローラックの搬送機能改良によって、ス
トローラック下方のチャフシーブ等での処理物の左右に
おける分布を均等化して選別効率を向上する。 【構成】 ストローラック15の左右両端側において、
左右に並設したラック板15aの搬送側終端を左右中央
側に位置するものほど搬送上手側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として軸流型脱穀装
置の揺動選別ケースに装備されるストローラックの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軸流型脱穀装置の揺動選別ケース
に装備されるストローラックとしては、受網を漏下した
処理物を受けて後方の移送しながら篩い選別する上段チ
ャフシーブの終端に配備されて、ワラ屑から2番物を選
別して下方のチャフシーブに漏下供給するするものが知
られており、左右に並設した多数のラック板の全てが搬
送側終端位置が同じで上縁が同レベルに位置するように
形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、軸流型脱穀装
置ではストローラックの左右両端側に処理物が集まる傾
向にあり、したがって、搬送側終端位置が同じで上縁が
同レベルに位置するラック板では選別処理物の左右にお
ける分布を均等化する機能が無いため、ストローラック
下方の下段チャフシーブにおいても左右両端側の選別処
理物が多くなって選別効率が低下しやすく、選別効率向
上の面から改良の余地があった。
【0004】本発明の目的は、ストローラックの搬送機
能改良によって、ストローラック下手側のチャフシーブ
での選別処理物の左右における分布を均等化して選別効
率を向上できるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の特
徴構成は、ストローラックの左右両端側において、左右
に並設したラック板の搬送側終端を左右中央側に位置す
るものほど搬送上手側に配置してある点にある。
【0006】また、請求項2に係る発明の特徴構成は、
ストローラックの左右両端側において、左右に並設した
ラック板の搬送側終端を左右中央側に位置するものほど
搬送上手側に配置するとともに、前記ラック板の上縁を
左右中央側に位置するものほど低く設定してある点にあ
る。
【0007】
【作用】請求項1に係る発明の特徴構成によると、左右
に並設したラック板の搬送側終端を左右中央側に位置す
るものほど搬送上手側に配置すると、ストローラックか
らの漏下に際して処理物が左右中央側に向かう傾向にな
り、そのような傾向を処理物の多いストローラックの左
右両端側で生じさせることによって、ストローラック下
方のシーブ等での処理物の左右における分布を均等化し
て選別効率を向上できる。
【0008】請求項2に係る発明の特徴構成によると、
左右に並設したラック板の上縁を左右中央側に位置する
ものほど低く配置すると、ストローラックによる搬送に
伴って処理物が左右中央側に向かう傾向になり、そのよ
うな傾向を処理物の多いストローラックの左右両端側で
生じさせることによって、ストローラック下方のシーブ
等での処理物の左右における分布を一段と均等化して選
別効率を一層向上できる。
【0009】
【発明の効果】その結果、ストローラックの簡単な改良
によってストローラック下方のチャフシーブ等での選別
効率を向上できる、選別性能及び製作面で有利な軸流型
脱穀装置を提供できるようになった。
【0010】特に、請求項2の構成によれば、処理物が
左右中央側に向かわせる機能が高いものとなり、処理物
の左右における分布を一層均等化して選別効率を向上す
るのに有効となる。
【0011】
【実施例】図1に全稈投入型コンバインに搭載する軸流
型の脱穀装置を示す。この脱穀装置を構成するに、刈取
部から穀稈供給するフィードコンベア1に連通した扱室
2をケース内上部に形成し、扱室2の下方に選別部3を
配置し、扱室2から選別部3に穀粒を漏下供給する受網
4を設け、扱室2内に扱胴5を前後水平に軸支し、扱胴
5の外周面に螺旋状扱歯6を全長にわたってかつ同芯状
に取付けるとともに、螺旋状扱歯6aの周部に周方向一
定ピッチで独立扱歯6bを取付け、扱胴5の回転に伴っ
て扱胴周方向に流動する処理物を扱胴軸芯方向に案内す
る送塵弁7を扱室天板に設けてある。
【0012】選別部3に揺動選別ケース8、風選用唐箕
9、1番物回収用スクリューコンベア10、2番物回収
用スクリューコンベア11を設け、受網4から漏下供給
される処理物を揺動選別ケース8により後方に揺動移送
しながら篩い選別するとともに、唐箕9からの選別風で
風選処理し、穀粒を1番物回収用スクリューコンベア1
0から図外のグレンタンクに送るように構成し、選別不
十分な2番物を2番物回収用スクリューコンベア11か
ら還元用スクリューコンベア19を介して揺動選別ケー
ス8の前部に戻すように構成してある。
【0013】揺動選別ケース8には、前部グレンパン1
2、多孔板13、粗選別用の上段チャフシーブ14、お
よびストローラック15を前方から後方にかけて一連に
装着するとともに、多孔板13と上段チャフシーブ14
の下方に、精選別用の下段グレンパン17とグレンシー
ブ18とを配設し、また、ストローラック15の下方に
下段チャフシーブ16を配置してある。
【0014】図2に示すように、ストローラック15に
おいて搬送側終端に向かって先細りになった多数のラッ
ク板15aを左右に並設した状態で、支持枠15bに後
ろ向き片持ち状に取付け、ラック板15aの搬送側終端
を左右中央側に位置するものほど搬送上手側に配置し、
ストローラック15から下段チャフシーブ16への漏下
に際して処理物を左右中央側に向かわせ、下段チャフシ
ーブ16での処理物の左右における分布を均等化して選
別効率を向上するように構成してある。
【0015】そして、図3に示すように、ラック板15
aの上縁を左右中央側に位置するものほど低く配置し、
ストローラック15による搬送に伴って処理物を左右中
央側に向かわせ、下段チャフシーブ16での処理物の左
右における分布を一段と均等化して選別効率を一層向上
するように構成してある。
【0016】〔別実施例〕 図4に示すようにストローラック15の左右両端側
でのみラック板15aの搬送側終端を左右中央側に位置
するものほど搬送上手側に配置してもよく、また、スト
ローラック15の左右両端側でのみラック板15aの上
縁を左右中央側に位置するものほど低く配置してもよ
い。 全てのラック板15aの上縁を同レベルに配置して
もよい。 選別部3の具体構成は適当に変更でき、チャフシー
ブ等に処理物を漏下供給するストローラック15を揺動
選別ケース8に設けてあればよい。 脱穀装置の利用形態や収穫対象は不問である。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】軸流型脱穀装置の縦断側面図
【図2】揺動選別ケースの平面図
【図3】図1のA−A矢視図
【図4】別実施例における揺動選別ケースの平面図
【符号の説明】
15 ストローラック 15a ラック板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストローラック(15)の左右両端側に
    おいて、左右に並設したラック板(15a)の搬送側終
    端を左右中央側に位置するものほど搬送上手側に配置し
    てある脱穀装置のストローラック構造。
  2. 【請求項2】 ストローラック(15)の左右両端側に
    おいて、左右に並設したラック板(15a)の搬送側終
    端を左右中央側に位置するものほど搬送上手側に配置す
    るとともに、前記ラック板(15a)の上縁を左右中央
    側に位置するものほど低く設定してある脱穀装置のスト
    ローラック構造。
JP24411694A 1994-10-07 1994-10-07 脱穀装置のストローラック構造 Pending JPH08103148A (ja)

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JP24411694A JPH08103148A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 脱穀装置のストローラック構造

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JP24411694A JPH08103148A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 脱穀装置のストローラック構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08103148A true JPH08103148A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17114003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24411694A Pending JPH08103148A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 脱穀装置のストローラック構造

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JP (1) JPH08103148A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288235A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Kubota Corp 軸流型脱穀装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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