JPH0810303A - 浴槽用温水循環装置 - Google Patents

浴槽用温水循環装置

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JPH0810303A
JPH0810303A JP7102170A JP10217095A JPH0810303A JP H0810303 A JPH0810303 A JP H0810303A JP 7102170 A JP7102170 A JP 7102170A JP 10217095 A JP10217095 A JP 10217095A JP H0810303 A JPH0810303 A JP H0810303A
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JP
Japan
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water
bath
bathtub
container
purifying
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Withdrawn
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JP7102170A
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English (en)
Inventor
Kaoru Goto
薫 後藤
Teruo Kinugasa
輝夫 衣笠
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽の水の多様な汚れを効率よく確実に除去
し、浄水を良好なものとする。トリートメント効果も得
る。 【構成】 ポンプ56を挟んで、一次浄化手段24と二次浄
化手段43とを設ける。一次浄化手段24では、水が内部を
流れる支持筒4の上端部に流入口11があり、下端部に流
出口14がある。その支持筒4内に、不織布フィルター1
7、スポンジフィルター16および糸巻きフィルター21が
上から下へ並べて設けてある。二次浄化手段43では、水
が内部を流れる容器33内の下端部に流入口31があり、上
端部に流出口44がある。その容器33内に、多孔質吸着体
などの浄化剤41,42を設けてある。前記浄化手段24,43
およびヒーター52のさらに下流側に、酸性水およびアル
カリ性水を生成する電気分解手段71を設けてある。 【効果】 アルカリ性水を浴槽内に還流させることによ
り、トリートメント効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽からポンプを用い
て吸引した水を浄化するとともに、イオン水を生成して
このイオン水を浴槽内に還流させる浴槽用温水循環装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】浴槽中に貯留された水を浄化して繰り返
し使用可能とすることは、水の大幅な節約のみならず、
浴槽の水の交換や、水の汚れに伴う浴槽の掃除等の作業
を軽減するという点からも効果的である。したがって、
この目的で、ポンプ等を用いて浴槽から水を吸引し、こ
れを瀘過した後浴槽内に還流して浴槽の水を連続的に浄
化する装置が、従来より多々開発されている。この種の
装置としては、例えば特開平4-312461号公報に記載され
ているようなものがあるが、この公報に記載の装置で
は、さらに浴槽の水を加熱保温する保温手段と、水を電
気分解してイオン水である酸性水およびアルカリ性水を
生成する電気分解手段とを加えている。そして、酸性水
またはアルカリ性水を適宜浴槽内に還流できるようにし
ている。酸性水は殺菌効果が高く、アルカリ性水はトリ
ートメント効果がある。
【0003】酸性水またはアルカリ性水のいずれか一方
のみを浴槽内に還流する場合、他方は浴槽外へ排水する
が、そのため、浴槽の水を循環させている間に、浴槽内
の水はだんだん減っていく。この減った分の水は、使用
者が水道などから補充しなければならない。
【0004】また、この種の浴槽用の循環浄化装置にお
ける水路および浄化手段の構造としては、例えば実開昭
63-69949号公報に記載されているようなものがある。こ
の公報に記載の装置は、浴槽よりも上方に位置し、瀘材
を内部に充填した容器の下端部にポンプの吸入側を連結
し、容器の上端部に、一端が浴槽内の水に浸漬される入
水パイプの他端を連結している。一方、ポンプの吐出側
には出水パイプの一端を連結しているが、この出水パイ
プは、その高さがポンプより上になるまで上方に屈曲
し、かつその直後下方に屈曲してなる立上部を有するも
のとし、他端が浴槽内の水面上に開口している。
【0005】また、前記特開平4-312461号公報には、ポ
ンプの吐出側に多孔質体等からなる瀘材を配する一方、
この瀘材の目詰まりによる瀘過能力の低下を防ぐため
に、ポンプの吸入側には、体毛等の比較的大きな浮遊物
を捕捉する発泡体等からなる瀘材を配することが記載さ
れている。
【0006】ところで、特に比較的大きな浮遊物を捕捉
するためには、前記実開昭63-69949号公報に記載されて
いるように、水を基本的に上から下へ流すのがよい。し
かし、瀘材に対して水を上から下へ流すのでは、この流
れおよび重力の作用により瀘材が容器内の下方へ圧縮さ
れて目詰まりを起こしやすくなる他、瀘材内における水
の流れに偏りが生じ、瀘材の一部分のみで集中的に浄化
が行われる結果、瀘材の浄化能力が十分発揮されなくな
るという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、特に比
較的大きな浮遊物を捕捉するためには、水を基本的に上
から下へ流すのがよいが、水を上から下へ流すのでは、
目詰まりが生じやすくなることなどのために、瀘材の浄
化能力が十分発揮されなくなるという問題がある。
【0008】また、水を電気分解して酸性水およびアル
カリ性水を生成する従来の浴槽用温水循環装置では、酸
性水またはアルカリ性水の一方を浴槽へ還流させ、他方
は浴槽外へ排出させることにより、浴槽の水が減ってい
き、その補充を使用者が水道などから行わなければなら
ず、手間がかかり、また、使用者が監視できないときに
は、水を循環させることができない問題があった。
【0009】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、浴槽の水中の多様な汚れを効率よくかつ
確実に除去でき、浴槽の水を確実に清浄にできるととも
に、優れた殺菌作用やトリートメント効果も得られる浴
槽用温水循環装置を提供することを目的とする。また、
特にイオン水を生成する浴槽用温水循環装置において、
浴槽内の水量を自動的に一定に保てるようにし、使用者
が水を補充する手間をなくすことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の浴槽用
温水循環装置は、前記前者の目的を達成するために、浴
槽から水を吸入する入水口と、吸入された水を順次浄化
する一次浄化手段および二次浄化手段と、浄化された水
を加熱保温する保温手段と、浄化された水からイオン水
を生成するイオン水生成手段と、加熱保温されたイオン
水を排出する出水口と、水を前記入水口から吸入させ、
かつ前記出水口から排出させるポンプとを有し、前記一
次浄化手段が、その流入口および流出口をそれぞれ上端
部および下端部に開口させた状態で立設された第一の容
器を有し、かつこの第一の容器内には、水中の浮遊物を
捕捉する瀘過手段が収容されるとともに、前記二次浄化
手段が、その流入口および流出口をそれぞれ下端部およ
び上端部に開口させた状態で立設された第二の容器を有
し、かつこの第二の容器内には、前記瀘過手段で捕捉で
きない水中の夾雑物を吸着する多孔質吸着体が収容され
ているものである。
【0011】請求項2の発明は、前記後者の目的を達成
するために、浴槽を含む循環水路を形成し、この循環水
路中に、この循環水路中で水を循環させる循環用ポンプ
と、水を浄化する浄化手段と、浄化された水からイオン
水を生成するイオン水生成手段とを設けた浴槽用温水循
環装置において、浴槽外水源から前記循環水路に水を補
充する補助ポンプを備えたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の発明の浴槽
用温水循環装置において、前記補助ポンプの流出口は、
前記イオン水生成手段の上流側に接続したものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項2または3の発
明の浴槽用温水循環装置において、水量検出手段と、こ
の水量検出手段の検出結果に応じて前記補助ポンプを制
御し浴槽内の水量を一定に保つ制御手段とを備えたもの
である。
【0014】
【作用】請求項1の発明の浴槽用温水循環装置において
は、ポンプにより、浴槽の水が入水口から吸入され、浄
化手段、保温手段およびイオン水生成手段を通って、出
水口から浴槽内へと還流される。このとき、水は、浄化
手段で浄化された後、保温手段で加熱され、さらに、イ
オン水生成手段でイオン水である酸性水およびアルカリ
性水が生成され、この酸性水またはアルカリ性水が浴槽
内へ還流される。特に前記浄化手段では、まず一次浄化
手段において、瀘過手段により水中の浮遊物が捕捉され
るが、このとき、水は第一の容器内を上端部の流入口か
ら下端部の流出口へと流れ、前記浮遊物が確実に捕捉さ
れる。ついで、二次浄化手段において、多孔質吸着体に
前記瀘過手段で捕捉できなかった水中の夾雑物が吸着さ
れる。このとき、一次浄化手段で水中の浮遊物が既に除
去されているため、多孔質吸着体に形成された孔が前記
浮遊物により閉塞されることはない。しかも、第二の容
器が、その流入口および流出口をそれぞれ下端部および
上端部に開口させた状態で立設されているため、水の浄
化中、第二の容器内の同一平面上にある水は、第二の容
器の軸に沿って等速で上昇する。したがって、第二の容
器内の多孔質吸着体が下方に圧縮することはなく、かつ
水の浄化も多孔質吸着体の全面で均一に行われる。な
お、イオン水生成手段からアルカリ性水を浴槽内へ還流
させれば、トリートメント効果が得られ、酸性水を浴槽
内へ還流させれば、殺菌効果が高まる。
【0015】請求項2の発明の浴槽用温水循環装置にお
いては、循環用ポンプの駆動により、浴槽を含む循環水
路中で水が循環し、その間に、浄化手段により水が浄化
されるとともに、イオン水生成手段により酸性水および
アルカリ性水が生成される。そして、例えば酸性水また
はアルカリ性水のいずれか一方が浴槽内へ還流され、他
方は循環水路外へ排出されるが、補助ポンプによって、
浴槽外水源から循環水路に水が補充され、浴槽内の水量
が減ることが防止される。
【0016】さらに、請求項3の発明の浴槽用温水循環
装置においては、補助ポンプからの補充水が循環水路で
イオン水生成手段の上流側に流入し、したがって、補充
水についても、これから生成されたイオン水が浴槽内へ
還流される。
【0017】また、請求項4の発明の浴槽用温水循環装
置においては、水量を水量検出手段が検出し、この検出
結果に応じて、制御手段が補助ポンプを制御し、補充水
量を調整することにより、浴槽内の水量が一定に保たれ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の浴槽用温水循環装置の第1実
施例について、図1および図2を参照しながら説明す
る。浴槽用温水循環装置全体の構造を示す図1におい
て、符号1は装置全体を覆うカバーで、このカバー1
は、箱状をなす本体2と、この本体2の上端面に載置さ
れた上蓋3とから概略構成されている。また、本体2内
には、下方へ向かってテーパー状をなすほぼ円筒状の第
一の支持筒(第一の容器)4が鉛直に設けられていると
ともに、ほぼ円筒状の第二の支持筒5が鉛直に設けられ
ている。これら支持筒4,5の上端開口は、有底円筒状
をなす蓋6,7によりそれぞれ上方から開閉可能に塞が
れている。
【0019】前記第一の支持筒4の側面上部には流入口
11が一体的に設けられており、この流入口11には、一端
が図示していない入水口に連結された入水パイプ12の他
端が連結されている。この入水パイプ12は、前記流入口
11から第一の支持筒4の下方まで垂下している。そし
て、入水パイプ12の途中には温度センサー13が設けられ
ている。一方、第一の支持筒4の下端面中央部には、こ
の第一の支持筒4と同軸をなす円筒状の流出口14が一体
的に設けられている。
【0020】また、第一の支持筒4内の上部には、整流
板15が設けられており、この整流板15上に円盤状のスポ
ンジフィルター(瀘過手段)16が設けられているととも
に、このスポンジフィルター16上に円盤状の不織布フィ
ルター(瀘過手段)17が設けられている。これらフィル
ター16,17の外周は、第一の支持筒4の内周に全周に渡
って圧接している。さらに、前記不織布フィルター17上
には、上方へ向かってテーパー状になった環状の導入板
18が設けられている。この導入板18の上端開口は、前記
流入口11よりも上方に位置している。
【0021】また、整流板15の下側に設けられた押さえ
板19と第一の支持筒4内の下面との間に、円筒状の糸巻
きフィルター(瀘過手段)21が挟まれて設けられてい
る。この糸巻きフィルター21は、その内部の中空部22の
下端部に前記流出口14が嵌合しているとともに、前記中
空部22の上端部に押さえ板19の中央部が嵌合されて、中
空部22の上端部が閉塞されている。また、互いに同軸的
に位置した糸巻きフィルター21の外周と第一の支持筒4
の内周との間には空間部23が形成されている。そして、
糸巻きフィルター21は、主にミクロンオーダーの浮遊物
を捕捉対象としている。一方、前記不織布フィルター17
およびスポンジフィルター16は、体毛など、糸巻きフィ
ルター21の捕捉対象よりも大きな浮遊物を捕捉対象とし
ている。
【0022】こうして、前記第一の支持筒4およびフィ
ルター16,17,21などから一次浄化手段24が構成されて
いる。なお、フィルター16,17,21は、いずれも第一の
支持筒4に対して着脱可能となっている。
【0023】一方、前記第二の支持筒5の下端面中央部
には、流入口31およびその上側に連続する連結部32が一
体的かつ同軸的に設けられている。そして、第二の支持
筒5内には、この第二の支持筒5よりも若干径小の円筒
状の容器(第二の容器)33が鉛直に、かつ着脱可能に設
けられている。互いに同軸的に位置した容器33の外周面
と第二の支持筒5の内周面との間には空間部34が形成さ
れている。また、容器33は、その下端面中央部に設けら
れた流入口35が前記第二の支持筒5の連結部32内に嵌合
されているとともに、上端面が前記蓋7の下側に設けら
れた押さえ部36により上から押さえられている。さら
に、容器33内の下端部および軸方向中央部には、それぞ
れ円盤状の整流板37,38が水平に設けられている。この
整流板38により、容器33の内部には下室39および上室40
が区画形成されている。なお、整流板37,38は、流入口
35側から流れてくる水を上方へ均一に浸出させるための
ものである。
【0024】そして、前記下室39には粒状の第一の浄化
剤41が収容され、上室40には粒状の第二の浄化剤42が収
容されている。これら浄化剤41,42は、表面に微細な孔
が多数形成され、この孔に、例えばアンモニア等、前記
一次浄化手段24のフィルター16,17,21では捕捉できな
い水中の夾雑物を吸着させる多孔質吸着体、あるいは水
中の細菌を殺菌する殺菌手段からなる。これら多孔質吸
着体および殺菌手段は、単独で収容してもよいし、混合
した状態で収容してもよい。例えば、下室39には多孔質
吸着体を、また、上室40には殺菌手段をそれぞれ充填、
収容する。前記多孔質吸着体としては、ゼオライト、軽
石、珪藻土、アロフェンから選択される少なくとも一種
類の鉱石が用いられる。本実施例の場合、前記多孔質吸
着体にはゼオライトの一種であるクリノブチライトを用
いた。また、前記殺菌手段としては、銀を含有する鉱
物、または、例えば珪藻土、雲母、アパタイト、アルミ
ナ焼結体等の鉱物と銀との混合物、あるいは銀が混練さ
れた不織布などが用いられる。本実施例においては、銀
と石英および斜長石との混合物を用いた。
【0025】こうして、前記容器33および浄化剤41,42
などにより二次浄化手段43が構成されている。また、前
記容器33の側面上端部には流出口44が開口形成されてい
る。さらに、前記第二の支持筒5の下端面部の周辺部に
は、前記空間部34に臨む円筒状の流出口45が一体的に設
けられている。そして、この流出口45には、パイプ51の
一端部が接続されている。このパイプ51中には、アルミ
ニウム合金製のブロック内に電熱線などの発熱体を埋設
したセラミックヒーター(保温手段)52が設けられお
り、このヒーター52に水を通すことにより、水を所定温
度に加熱、保温できる。
【0026】さらに、本体2の下部における両支持筒
4,5間の位置には、循環用のポンプ56が設けられてい
る。このポンプ56は、下端部に吸入口57および吐出口58
を有している。そして、前記第一の支持筒4の流出口14
とポンプ56の吸入口57とがパイプ61により接続され、ポ
ンプ56の吐出口58と前記第二の支持筒5の流入口31とが
パイプ62により接続されている。このパイプ62には、フ
ロートスイッチセンサーなどの水流センサー63が設けら
れている。
【0027】また、前記パイプ51の他端部には、電気分
解手段(イオン水生成手段)71が設けられている。この
電気分解手段71は、図2に示すように、ケーシング72内
に隔膜73により酸性水室74とアルカリ性水室75とが区画
形成されている。隔膜73は、ケーシング72内の一端側に
は達していない。そして、このケーシング72の一端面側
の中央部に流入口76が設けられており、この流入口76に
前記パイプ51が接続されている。一方、前記隔膜73が達
しているケーシング72の他端面部には、酸性水室74とア
ルカリ性水室75とにそれぞれ臨ませて酸性水流出口77と
アルカリ性水流出口78とが設けられている。また、前記
酸性水室74内には陽極79が設けられており、アルカリ性
水室75内には陰極80が設けられている。そして、これら
陽極79および陰極80は、出力回路81を介して直流電源82
に電気的に接続されている。なお、前記陽極79には、ス
テンレス、白金、酸化チタンあるいは二酸化イリジウム
等からなるものが用いられ、陰極80には、ステンレス鋼
やカーボン等からなるものが用いられる。
【0028】また、前記酸性水流出口77は、パイプ86を
介して第一の三方弁87の流入口88に接続されており、前
記アルカリ性水流出口78は、パイプ89を介して第一の三
方弁90の流入口91に接続されている。そして、両三方弁
87,90の一方の流出口92,93は、浴槽内への図示してい
ない出水口に通じる出水パイプ94に接続されており、両
三方弁87,90の他方の流出口95,96には、それぞれ排水
弁97,98を有する排水パイプ99,100 が接続されてい
る。なお、前記出水口には、空気泡吹き出し装置が組付
けられている。
【0029】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。まず、第一の支持筒4、容器33およびそれら
の間のポンプ56内に、空気の流入によるポンプ56の空転
を防止するための呼び水を導入しておく。第一の支持筒
4の流入口11および容器33の流出口44は高い位置にある
ので、前記呼び水は常時保持される。この状態で、入水
口および出水口を浴槽内の水に浸漬して、ポンプ56を作
動させると、浴槽内の水が入水口から吸入され、入水パ
イプ12を通り、流入口11から第一の支持筒4内に流入す
る。流入した水は、第一の支持筒4内を基本的に上から
下へ流れるが、まず不織布フィルター17およびスポンジ
フィルター16を通り、体毛、土砂、垢あるいは糸屑等の
比較的大きな浮遊物が捕捉されて瀘過される。
【0030】不織布フィルター17およびスポンジフィル
ター16により瀘過された水は、これらフィルター16,17
内に充満した後、重力およびポンプ56の作用により、ス
ポンジフィルター16の下端面から浸出する。浸出した水
は、空間部23内に充満し、充満した水の内圧およびポン
プ56の作用により、漸次糸巻きフィルター21の外周面か
ら径方向内方へと移動し、糸巻きフィルター21の内周面
から中空部22へと流入する。その際、水中のミクロンオ
ーダーの浮遊物が糸巻きフィルター21の外周面および糸
巻きフィルター21内に捕捉され、中空部22には、浮遊物
をほとんど含まない水が流入する。
【0031】中空部22に流入した水は、ポンプ56の作用
により、流出口14からパイプ61および吸入口57を経てポ
ンプ56内に至り、さらに吐出口58、パイプ62および第二
の支持筒5の流入口31を経て、流入口35から容器33内に
流入する。流入した水は、整流板37,38による上下方向
の整流作用を受けながら、容器33内を下から上へ流れ
る。その際、水は、まず下室39内の第一の浄化剤41を通
り、ついで上室40内の第二の浄化剤42を通る。そして、
まず浄化剤41中の多孔質吸着体の表面に形成された孔内
に水中のアンモニアが吸着されて除去される。ついで、
浄化剤42中の殺菌手段から溶出する銀イオンの作用によ
り、水中の細菌が殺菌される。その結果、容器33の上端
部の流出口44からは、浮遊物に加え、細菌や溶存窒素化
合物をほとんど含まない清浄な水が漸次第二の支持筒5
の空間部34内にオーバーフローされる。流出口44からオ
ーバーフローされた水は、重力およびポンプ56の作用に
より、空間部34から流出口45を経て漸次パイプ51内に流
入する。
【0032】ついで、水は、パイプ51中に設けられたヒ
ーター52により適宜加熱される。これにより、水が所定
温度に保温される。その後、水は、流入口76から電気分
解手段71のケーシング72内に流入する。ここで、陽極79
および陰極80間に電圧が印加されている場合、水が電気
分解されてイオンが発生し、陽極79側には塩素イオン等
の負イオンが集まり、陰極80側には正イオンが集まる。
すなわち、陽極79側の酸性水室74内に酸性水が生成さ
れ、陰極80側のアルカリ性水室75内にアルカリ性水が生
成される。そして、酸性水が酸性水流出口77から流出
し、アルカリ性水がアルカリ性水流出口78から流出す
る。なお、陽極79および陰極80間に印加する電圧の値の
制御、あるいは電圧印加の時間的なオン・オフ制御によ
り、生成される酸性水およびアルカリ性水のpH値を調
整できる。
【0033】そして、アルカリ性水を浴槽内に還流させ
たい場合には、アルカリ性水流出口78に通じる第二の三
方弁90の流入口91が出水口側の流出口93に通じ、酸性水
流出口77に通じる第一の三方弁87の流入口88が排水パイ
プ99側の流出口95に通じた状態にしておく。この状態で
は、浄化、加熱後に生成されたアルカリ性水が第二の三
方弁90の流出口93から出水口を介して浴槽内に還流さ
れ、一方、酸性水は、第一の三方弁87の流出口95から排
水パイプ99を経て排出される。
【0034】一方、酸性水を浴槽内に還流させたい場合
には、酸性水流出口77に通じる第一の三方弁87の流入口
88が出水口側の流出口92に通じ、アルカリ性水流出口78
に通じる第二の三方弁90の流入口91が排水パイプ100 側
の流出口96に通じた状態にしておく。この状態では、浄
化、加熱後に生成された酸性水が第一の三方弁87の流出
口92から出水口を介して浴槽内に還流され、一方、アル
カリ性水は、第二の三方弁90の流出口96から排水パイプ
100 を経て排出される。
【0035】さらに、三方弁87,90の切換えにより、酸
性水とアルカリ性水とを混合して浴槽内に還流させるこ
とも可能である。また、必要なければ、陽極79および陰
極80間への電圧印加を行わず、水の電気分解を行わない
ことも可能である。
【0036】こうして、前記工程を連続的に行い、浴槽
と前記装置との間で水を循環させることにより、浴槽内
の水を常時清浄かつ所定温度に保つことができる。した
がって、浴槽の水の交換頻度が著しく低減され、その結
果、水が大幅に節約されるとともに、浴槽の水の交換お
よびその水の汚れに伴う浴槽の掃除という煩わしい作業
が著しく低減される。
【0037】さらに、本浴槽用温水循環装置において
は、浴槽の水が、瀘過手段を有する一次浄化手段24と、
多孔質吸着体や殺菌手段などからなる浄化剤41,42を有
する二次浄化手段43とにより順次浄化され、浄化方法が
多様化されているため、浴槽の水を確実に浄化できる。
しかも、浮遊物の捕捉を目的とした一次浄化手段24で
は、水を基本的に上から下へ流すので、浮遊物を良好に
捕捉できる。一方、溶存窒素化合物の除去や殺菌を目的
とした二次浄化手段43では、前記一次浄化手段24により
浮遊物が既に除去された水が流入するので、浮遊物が浄
化剤41の多孔質吸着体に形成された孔を閉塞するような
ことがなく、その結果、多孔質吸着体の浄化能力および
寿命が向上する。また、二次浄化手段43を構成する容器
33が、その流入口35および流出口44をそれぞれ下端部お
よび上端部に開口させた状態で立設されているため、浴
槽の水の浄化中、容器33の同一平面上にある水は容器33
の軸に沿って等速で上昇する。したがって、容器33内に
収容された浄化剤41,42が水流により下方へ圧縮するこ
とはなく、かつ水の浄化も、浄化剤41,42の全面で均一
に行われる。その結果、浄化剤41,42の目詰まりが防止
される他、浄化剤41,42の有する浄化能力が十分発揮さ
れる。こうして、浴槽の水の多様な汚れを効率よくかつ
確実に除去でき、浴槽の水を確実に良好に浄化できる。
【0038】それに加えて、電気分解手段71により生成
したアルカリ性水を浴槽内に還流させることにより、ト
リートメント効果が得られる。なお、この場合、浴槽外
に排出される酸性水、特に弱酸性水は別に集めて化粧用
などに利用できる。また、酸性水を浴槽内に還流させる
ことにより、優れた殺菌効果が得られる。例えば、pH
が2.7 以下のいわゆる超酸性水は、アトピー症などにも
効果的である。なお、この場合、浴槽外に排出されるア
ルカリ性水は、飲料水などとして利用できる。
【0039】なお、電気分解手段71を設ける位置は、前
記実施例のように浄化手段24,43およびヒーター52の下
流側が適当である。すなわち、電気分解手段が浄化手段
よりも上流にあると、イオンが浄化剤に吸着されてしま
う。また、前記実施例のように、電気分解手段71をヒー
ター52の下流側に設けると、温度がより高められた水に
対して電気分解が行われることになるが、温度が高い
と、イオンが移動しやすくなり、電気分解を効率よく行
える。しかしながら、電気分解手段をヒーターよりも上
流側に設けることも可能である。
【0040】さらに、前記実施例では、容器33内を整流
板38により下室39および上室40の二つの分室に分割し、
下室39に多孔質吸着体を、上室40に殺菌手段をそれぞれ
収容したが、必要に応じ、容器内をさらに多数の分室に
分割し、そのそれぞれに多孔質吸着体および殺菌手段を
単独または混合して収容してもよく、また、分室を形成
しなくともよい。また、多孔質吸着体や殺菌手段を分室
に収容する順序および混合して用いる場合の混合比は、
これら多孔質吸着体や殺菌手段の性能に応じ、任意に設
定可能である。
【0041】つぎに、本発明の浴槽用温水循環装置の第
2実施例について、図3および図4を参照しながら説明
する。なお、前記第1実施例と同一符号を付した各部の
構成は、前記第1実施例のものと同様であり、したがっ
て、その詳しい図示および説明は省略する。図3におい
て、符号111 は、本浴槽用温水循環装置の入水パイプ1
2、一次浄化手段24、パイプ61、循環用ポンプ56、パイ
プ62、二次浄化手段43、パイプ51、ヒーター52、電気分
解手段71およびそのアルカリ水流出口78に、浴槽112 を
含めて形成される循環水路である。
【0042】113 は補助ポンプで、この補助ポンプ113
の流入口からのパイプ114 は、浴槽外水源である水道あ
るいは温水器などに接続されている。一方、補助ポンプ
113の流出口からのパイプ115 は、前記ヒーター52と電
気分解手段71との間、すなわち、ヒーター52の下流側で
かつ電気分解手段71の上流側の位置で循環水路111 にバ
ルブ116 を介して接続されている。
【0043】また、循環水路111 中において、電気分解
手段71の下流側でかつ浴槽112 の上流側の位置には、こ
の浴槽112 内へ流入する水量(流入水量b)を検出する
水量検出手段としての上流側水流センサー121 が設けら
れている。また、循環水路111 中において、浴槽112 の
下流側でかつ電気分解手段71の上流側の位置には、浴槽
112 内から流出する水量(流出水量a)を検出する水量
検出手段としての下流側水流センサー122 が設けられて
いる。なお、この下流側水流センサー122 としては、先
に説明した図1に示す水流センサー63をそのまま用いら
れる。そして、図4に示すように、両水流センサー121
,122 からの信号は、マイクロコンピューターなどに
より構成された制御手段123 の演算手段124 に入力さ
れ、ここで、検出された流入水量bと流出水量aとの差
a−bが算出される。これに基づき、制御手段123 のポ
ンプ駆動手段125 が補助ポンプ113 を制御し、a−bが
0となるように、すなわち、浴槽112 内の水量が一定に
保たれるように、補助ポンプ113 が水道から循環水路11
1 に水を補充する。
【0044】そして、使用時には、前記第1実施例と同
様に、循環用ポンプ56の駆動により、循環水路111 中で
水が循環し、その間に、浄化手段24,43により水が浄化
され、また、ヒーター52により水が適宜加熱される。ま
た、電気分解手段71により酸性水およびアルカリ性水を
生成し、このアルカリ性水のみを浴槽112 内に還流する
とともに、酸性水は浴槽112 外へ排出することも可能で
ある。
【0045】この場合、単に循環水路111 中で水を循環
させるのみでは、酸性水が循環水路111 外へ排出される
分、浴槽112 を含めた循環水路111 中の水が徐々に減っ
ていくことになるが、実際には、循環水路111 中から失
われた分の水が補助ポンプ113 により水道から循環水路
111 に補充されるので、浴槽112 を含めた循環水路111
中の全水量が一定に保持され、浴槽112 内の水が減るこ
とはない。このとき、補助ポンプ113 は、水流センサー
121 ,122 による検出結果に基づいて制御されるので、
補充水量が的確に調整され、浴槽112 内の水量が確実に
一定に保たれる。
【0046】このように酸性水およびアルカリ性水を生
成し、アルカリ性水のみを浴槽112内へ還流させる場
合でも、自動的に水が補充され、浴槽112 内の水量
が自動的に一定に保たれるので、使用者自身が水を補充
する手間がいらない。また、使用者が監視できないとき
でも、水を循環させ続けることができる。
【0047】また、前記第2実施例の構成によれば、温
水循環装置の各部のうちで最下流部にある電気分解手段
71の直前上流側に補助ポンプ113 を接続したので、製造
上、浴槽用温水循環装置全体のカバー内に補助ポンプ11
3 を内蔵とする場合でも、あるいは、外付けの場合で
も、補助ポンプ113 の接続がしやすい。また、使用時、
補充される水道水は、浴槽112 に入る前に電気分解手段
71へ流入し、ここで電気分解されて、酸性水およびアル
カリ性水が生成されることになる。
【0048】図5は、本発明の浴槽用温水循環装置の第
3実施例を示すもので、この第3実施例は、循環水路11
1 において二次浄化手段43とヒーター52との間の位置、
すなわち、二次浄化手段43の下流側でかつヒーター52の
上流側の位置に補助ポンプ113 の流出口からのパイプ11
5 を接続したものである。
【0049】本第3実施例の構成によれば、補助ポンプ
113 を介して水道から供給される水がヒーター52により
加熱されてから浴槽112 内に入るので、冷たい水道水の
補充により浴槽112 内の水が冷たくなるのを効率よく防
止できる。また、水道から供給される水がヒーター52に
より加熱されてから電気分解手段71に入るので、電気分
解もより効率よく行える。
【0050】図6は、本発明の浴槽用温水循環装置の第
4実施例を示すもので、この第4実施例は、循環水路11
1 において循環用ポンプ56と二次浄化手段43との間の位
置、すなわち、循環用ポンプ56の下流側でかつ二次浄化
手段43の上流側の位置に補助ポンプ113 の流出口からの
パイプ115 を接続したものである。
【0051】本第4実施例の構成によれば、補助ポンプ
113 を介して水道から供給される水が二次浄化手段43に
より浄化されてから浴槽112 内に入るので、この浴槽11
2 内の水をより清浄に保てる。
【0052】水道などの浴槽外水源からの補充水を循環
水路111 に流入させる位置は、他にも適宜の位置に設定
できる。例えば、補充水を直接浴槽112 内に供給しても
よい。なお、特にこの場合には、上流側水流センサー12
1 により検出された浴槽112への流入水量bと、下流側
水流センサー122 により検出された浴槽112 からの流出
水量aとの差a−bを補充水量として、補助ポンプ113
による水の補充を行えばよい。
【0053】また、水量検出手段は、前記実施例のよう
な浴槽112 の上流側および下流側にそれぞれ設けられた
水流センサー121 ,122 に限るものではなく、電気分解
手段71から循環水路111 外へ排出される酸性水などの水
量を検出するものとしてもよい。この場合、検出された
水量をそのまま補充水量とすればよい。
【0054】なお、前記第2実施例から第4実施例で
は、アルカリ性水を浴槽112 内に還流させる場合につい
て説明したが、もちろん、逆に酸性水を浴槽112 内に還
流させることも可能である。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、浴槽用温水循
環装置において、浄化手段は、一次浄化手段と二次浄化
手段とを設け、一次浄化手段は、流入口および流出口を
それぞれ上端部および下端部に開口させた状態で立設さ
れた第一の容器内に、水中の浮遊物を捕捉する瀘過手段
を収容し、二次浄化手段は、流入口および流出口をそれ
ぞれ下端部および上端部に開口させた状態で立設された
第二の容器内に、前記瀘過手段で捕捉できない水中の夾
雑物を吸着する多孔質吸着体を収容したので、浴槽の水
中の多様な汚れを効率よくかつ確実に除去でき、浴槽の
水を確実に清浄にできる。すなわち、水を基本的に上か
ら下へ流す一次浄化手段で、浮遊物を良好に捕捉できる
一方、その後、水を下から上へ流す二次浄化手段では、
その能力を十分に発揮させて、溶存窒素化合物等の夾雑
物を良好に吸着でき、浮遊物による目詰まりを防止でき
ることなどから、二次浄化手段の寿命も延びる。しか
も、浄化手段に加えて、イオン水を生成するイオン水生
成手段を設けたので、優れた殺菌作用やトリートメント
効果も得られる。
【0056】請求項2の発明によれば、浴槽を含む循環
水路中に、循環用ポンプと浄化手段とイオン水生成手段
とを設けた浴槽用温水循環装置において、浴槽外水源か
ら循環水路に水を補充する補助ポンプを設けたことによ
り、生成される酸性水およびアルカリ性水のうち一方を
浴槽外へ排出しても、浴槽内の水量が減ることを防止で
き、使用者が水を補充する手間をなくすことができる。
【0057】さらに、請求項3の発明によれば、補助ポ
ンプの流出口は、イオン水生成手段の上流側に接続した
ので、補助ポンプが内蔵でも外付けでも、この補助ポン
プの接続を容易にでき、また、浴槽へは補充水をイオン
水として補充できる。
【0058】また、請求項4の発明によれば、水量検出
手段と、その検出結果に応じて補助ポンプを制御し浴槽
内の水量を一定に保つ制御手段とを備えたことにより、
浴槽内の水量を確実に自動的に一定に保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴槽用温水循環装置の第1実施例を示
す一部断面図である。
【図2】同上酸性水生成手段付近を示す説明図である。
【図3】本発明の浴槽用温水循環装置の第2実施例を示
す説明図である。
【図4】同上補助ポンプの制御を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の浴槽用温水循環装置の第3実施例を示
す説明図である。
【図6】本発明の浴槽用温水循環装置の第4実施例を示
す説明図である。
【符号の説明】
4 第一の支持筒(第一の容器) 11 第一の容器の流入口 14 第一の容器の流出口 16 スポンジフィルター(瀘過手段) 17 不織布フィルター(瀘過手段) 21 糸巻きフィルター(瀘過手段) 24 一次浄化手段 33 容器(第二の容器) 35 第二の容器の流入口 41 第一の浄化剤(多孔質吸着体) 43 二次浄化手段 44 第二の容器の流出口 52 ヒーター(保温手段) 56 循環用ポンプ 71 電気分解手段(イオン水生成手段) 111 循環水路 112 浴槽 113 補助ポンプ 121 上流側水流センサー(水量検出手段) 122 下流側水流センサー(水量検出手段) 123 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 35/027 C02F 1/46 A F24H 9/00 W

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽から水を吸入する入水口と、吸入さ
    れた水を順次浄化する一次浄化手段および二次浄化手段
    と、浄化された水を加熱保温する保温手段と、浄化され
    た水からイオン水を生成するイオン水生成手段と、加熱
    保温されたイオン水を排出する出水口と、水を前記入水
    口から吸入させ、かつ前記出水口から排出させるポンプ
    とを有し、 前記一次浄化手段が、その流入口および流出口をそれぞ
    れ上端部および下端部に開口させた状態で立設された第
    一の容器を有し、かつこの第一の容器内には、水中の浮
    遊物を捕捉する瀘過手段が収容されるとともに、前記二
    次浄化手段が、その流入口および流出口をそれぞれ下端
    部および上端部に開口させた状態で立設された第二の容
    器を有し、かつこの第二の容器内には、前記瀘過手段で
    捕捉できない水中の夾雑物を吸着する多孔質吸着体が収
    容されていることを特徴とする浴槽用温水循環装置。
  2. 【請求項2】 浴槽を含む循環水路を形成し、この循環
    水路中に、この循環水路中で水を循環させる循環用ポン
    プと、水を浄化する浄化手段と、浄化された水からイオ
    ン水を生成するイオン水生成手段とを設けた浴槽用温水
    循環装置において、浴槽外水源から前記循環水路に水を
    補充する補助ポンプを備えたことを特徴とする浴槽用温
    水循環装置。
  3. 【請求項3】 前記補助ポンプの流出口は、前記イオン
    水生成手段の上流側に接続したことを特徴とする請求項
    2記載の浴槽用温水循環装置。
  4. 【請求項4】 水量検出手段と、この水量検出手段の検
    出結果に応じて前記補助ポンプを制御し浴槽内の水量を
    一定に保つ制御手段とを備えたことを特徴とする請求項
    2または3記載の浴槽用温水循環装置。
JP7102170A 1994-04-26 1995-04-26 浴槽用温水循環装置 Withdrawn JPH0810303A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210088183A (ko) * 2020-01-06 2021-07-14 (주)엔테크 온수 공급 장치
KR20210088184A (ko) * 2020-01-06 2021-07-14 (주)엔테크 원격 제어 기능을 가진 온수 공급 시스템
CN113121056A (zh) * 2021-05-13 2021-07-16 佛山市好自然电器有限公司 一种碱性热水制作机及其制作方法

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