JPH1033916A - 浴槽温水循環装置用濾過槽及びこの濾過槽を有する浴槽温水循環装置 - Google Patents

浴槽温水循環装置用濾過槽及びこの濾過槽を有する浴槽温水循環装置

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JPH1033916A
JPH1033916A JP8214105A JP21410596A JPH1033916A JP H1033916 A JPH1033916 A JP H1033916A JP 8214105 A JP8214105 A JP 8214105A JP 21410596 A JP21410596 A JP 21410596A JP H1033916 A JPH1033916 A JP H1033916A
Authority
JP
Japan
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hot water
filter
bathtub
circulation device
filtration tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP8214105A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Sasaki
哲夫 佐々木
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Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Original Assignee
Ebara Shinwa Ltd
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Publication date
Application filed by Ebara Shinwa Ltd filed Critical Ebara Shinwa Ltd
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Publication of JPH1033916A publication Critical patent/JPH1033916A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水清澄剤の洗滌時と湯の濾過時における湯
の流れ方向を同じとして湯を循環し、温水清澄剤を清浄
な状態に維持できるようにする。 【解決手段】 3ケ月に一度ぐらいの周期で撹拌器R1
3の垂直棒R14を手動又は電動モータなどで回転さ
せ、撹拌棒R15で温水清澄剤R12を撹拌し、その目
詰まりを除去する。この際、ジェッター部70に排水用
ホースを接続するか、三方弁を排水モードに切り換えて
おく。このようにして、汚れた温水を濾過槽R0から浴
槽外へ排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴槽温水循環装
置用濾過槽及びこの濾過槽を有する浴槽温水循環装置に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の浴槽温水循環
浄化装置としては種々のものが開発されている。しか
し、この濾過槽を洗滌するには、通常の循環運転モード
を逆洗モードに切り換えるため、三方弁、五方弁などを
必要としている。また、この逆洗では十分に温水清澄剤
が洗滌できないため、濾過槽から温水清澄剤を取り出
し、その表面に付着しているぬめりを手洗いしなくては
ならず不衛生である。また、従来のものにおいては、そ
の湯の吸引口は前方に向いており、更に、湯中の髪など
の不純物を除去するスポンジ体は直方体のものが多く、
その湯との接触面積が小さいため、その接触面の目詰ま
りにより交換時期が早くなり、スポンジ体の交換時には
その表面にぬめりが発生しており、非常に不衛生であ
る。この発明は、温水清澄剤の洗滌時と湯の濾過時にお
ける湯の流れ方向を同じとして湯を循環し、温水清澄剤
濾材を清浄な状態に維持できるようにすることをその目
的とする。この発明の他の目的は、フィルターハウジン
グの変形を伴わず、湯中の不純物を捕捉し、及び/又は
吸引部で湯の濾過をある程度行なえるようにした浴槽温
水循環浄化装置を市場に提供することを目的とする。こ
の発明の異なる目的は、湯の吸引部と吐出部を独立して
設けることにより、その構造を簡略化し、かつ取扱易く
することである。この発明の目的は、湯とカートリッジ
フィルターにおける不純物捕捉剤との接触面積を大きく
し、このカートリッジフィルターの寿命を長くすること
である。この発明の目的は、湯の吸引部と吐出部を充分
に離間させ、ショートサーキットすることなく湯を循環
可能にすることである。
【0003】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は浴槽温水循環装置用濾過槽内には、温水
清澄剤収納室が形成されており、この収納室の下部に温
水供給口が設けてあり、この上部には温水吐出口が設け
てあると共に、この収納室に温水清澄剤である活性自然
石、活性石、セラミックボールの少なくとも一種と撹拌
器が配備され、この撹拌器は、その両端でこの濾過槽の
機枠に垂直な軸線周りに回転自在に支持された垂直棒
と、この垂直棒から半径方向に張出した撹拌棒とからな
り、この垂直棒の上端は濾過槽の機枠から上部に突出し
て配置され、駆動用ハンドル又はモータに接続可能とし
てあることを特徴とする浴槽温水循環装置用濾過槽とし
てある。
【0004】前記課題を解決するために、この濾過槽に
おける前記撹拌棒は前記垂直棒の軸線に沿い間隔をおい
て少なくとも4本を1段として少なくとも3段配備され
ていることを特徴とする。前記課題を解決するために、
この濾過槽における前記撹拌棒は平面でみて追い廻し形
状で湾曲しており、その先端は濾過槽の内壁に沿う曲率
に屈曲されていることを特徴とする。前記課題を解決す
るために、この濾過槽における前記撹拌棒は水平棒とし
てあることを特徴とする。前記課題を解決するために、
この濾過槽における前記撹拌棒は散気管としてあること
を特徴とする。前記課題を解決するために、この濾過槽
における前記収納室の底板を少なくともパンチングプレ
ートで形成し、前記温水清澄剤の上面を均す均し棒が撹
拌棒と同心で前記垂直棒から張り出して設けられている
ことを特徴とする。前記課題を解決するために、この濾
過槽における前記収納室の底板と上板はパンチングプレ
ートからなることを特徴とする。
【0005】前記課題を解決するために、関連発明は、
請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の濾過槽に対
して、温水供給部が接続自在に配備され、温水供給部に
おけるポンプの一次側に温水吸引部が接続され、このポ
ンプの二次側にヒータ部を通して前記濾過槽の一次側で
ある温水供給口が配管接続されていることを特徴とする
浴槽温水循環装置とする。
【0006】前記課題を解決するために、この浴槽温水
循環装置における前記温水供給部は前記濾過槽の上部に
段積みされていることを特徴とする。前記課題を解決す
るために、この浴槽温水循環装置における前記濾過槽と
温水供給部が互いに離れた場所に設置されていることを
特徴としてある。前記課題を解決するために、浴槽温水
循環装置における前記濾過槽内を通り濾過した温水を噴
射する噴射口を有するジェッター部と、このポンプの一
次側に連通する温水取入口を有する吸込フィルター部で
ある前記温水吸引部とを備え、前記ジェッター部と、吸
込フィルター部は、独立して配備してあり、前記吸込フ
ィルター部は筒状フィルターハウジングとこのフィルタ
ーハウジングの下端からこのフィルターハウジング内に
着脱自在に挿入され、固定されるカートリッジフィルタ
ーとからなることを特徴としてある。
【0007】前記課題を解決するために、この浴槽温水
循環浄化装置における前記カートリッジフィルターは、
少なくとも内外二重管からなり、その上端部は第1のキ
ャップで閉止され、その下端には、中央部に開口を有す
る第2のキャップが取り付けられ、外管と内管の間に
は、上下が閉じられた環状の間隙が形成され、この間隙
には湯中の不純物を捕捉する捕捉剤が装着され、内、外
管は温水透過性の網状筒体としてあることを特徴として
あることが望ましい。前記捕捉剤が活性炭、銀イオン入
りの活性炭、セラミックス、ゼオライト、合成樹脂性多
硬質体のうちの少なくとも一種としてあることを特徴と
することが望ましい。
【0008】前記課題を解決するために、この浴槽温水
循環浄化装置における前記カートリッジフィルターの内
管の外周面全周に中目網が張設してあり、前記外管の内
周面全周には細目網が張設されていることを特徴とする
ことが好ましい。
【0009】前記課題を解決するために、この浴槽温水
循環浄化装置における前記カートリッジフィルターは、
少なくとも内外二重管からなり、その上端部は第1のキ
ャップで閉止され、その下端には、中央部に開口を有す
る第2のキャップが取り付けられ、外管と内管の間に
は、これらキャップで上下が閉じられた環状間隙が形成
され、内、外管は温水透過性の網状筒体としてあり、前
記カートリッジフィルターの内管の外周面全周に中目網
が張設してあり、前記外管の内周面全周には細目網が張
設され、前記内管の外周面に張設された中目網の周りに
銅線が巻き付けられていることを特徴とする。
【0010】前記課題を解決するために、この浴槽温水
循環浄化装置における前記カートリッジフィルターは、
少なくとも内外二重管からなり、その上端部は第1のキ
ャップで閉止され、その下端には、中央部に開口を有す
る第2のキャップが取り付けられ、外管と内管の間に
は、これらキャップで上下が閉じられた環状間隙が形成
され、内、外管は温水透過性の網状筒体としてあり、前
記カートリッジフィルターの内管の外周面全周に中目網
が張設してあり、前記外管の内周面全周には細目網が張
設され、前記環状間隙内に銅製の粉粒体、棒材のうちの
少なくとも一種が充填されていることを特徴とする。
【0011】前記課題を解決するために、この浴槽温水
循環浄化装置における前記カートリッジフィルターは、
少なくとも内外二重管からなり、その上端部は第1のキ
ャップで閉止され、その下端には、中央部に開口を有す
る第2のキャップが取り付けられ、外管と内管の間に
は、これらキャップで上下が閉じられた環状間隙が形成
され、内、外管は温水透過性の網状筒体としてあり、前
記カートリッジフィルターの内管の外周面全周に中目網
が張設してあり、前記外管の内周面全周には細目網が張
設され、前記中目網が銅製としてあることを特徴とす
る。
【0012】前記課題を解決するために、この浴槽温水
循環浄化装置における前記吸込みフィルター部は浴槽の
底面に載置され自立自在としてあることを特徴とする。
前記課題を解決するために、この浴槽温水循環浄化装置
における前記フィルターハウジングは断面おむすび形と
してあり、フィルターハウジングには内方に突出し前記
カートリッジフイルタの外周面と接触するリブがその長
手方向に少なくとも2個設けてあり、このフィルターハ
ウジングとカートリッジフィルターとの間に温水通路が
形成されていることを特徴とする。
【0013】前記課題を解決するために、この浴槽温水
循環浄化装置におけるフィルターハウジングは断面角形
でフィルターハウジングには、内方に突出し前記カート
リッジフィルターの外周面と接触するリブがその長手方
向に複数個設けてあり、このフィルターハウジングとカ
ートリッジフィルターとの間に温水通路が形成されてい
ることを特徴とする。
【0014】前記課題を解決するために、この浴槽温水
循環浄化装置における前記フィルターハウジングの下端
には温水吸込口を有する蓋が螺合され、このフィルター
ハウジングの上端は絞られ前記温水供給部との接続部と
してあることを特徴とする。
【0015】前記課題を解決するために、この浴槽温水
循環浄化装置における前記カートリッジフィルターは使
い捨て型としてあることを特徴とする。前記課題を解決
するために、この浴槽温水循環浄化装置における前記カ
ートリッジフィルターの下端の第2キャップにおける内
管の中に突出する突出部には、その軸線方向にスリット
が入っていることを特徴とする。
【0016】前記課題を解決するために、この濾過槽に
おける前記温水清澄剤収納室には底板が設けてあり、こ
の底板上に温水清浄剤が収納され、前記撹拌槽の最上段
の撹拌槽は、この温水清浄剤の上面と収納質の天井面と
の間の空間内で回転自在に設けてあることを特徴とす
る。
【0017】前記課題を解決するために、この濾過槽に
おける前記温水清澄剤の形状は球状でその直径は約5〜
10mm程度としてあることを特徴とする。前記課題を
解決するために、この浴槽温水循環浄化装置における前
記温水吸引部とジェッター部が浴槽の側壁に設けてあ
り、前記濾過槽と温水供給部は浴室外に設置されている
ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 この形態は請求項1、2、3、6、24、25記載の発
明を含む実施の形態であり、請求項8、9、11、1
2、13、14、18、19、21、22、23に記載
された発明の実施の形態と併せて説明する。図1、図1
2において、Bは浴槽温水循環浄化装置を示し、この浴
槽温水循環装置Bはモータで駆動される循環ポンプ50
aと、このポンプ50aの二次側に設けたヒータ部50
bとからなる温水供給部50と、このポンプ50aの循
環路の二次側に前記加熱部を介して連通する濾過槽R0
と、前記濾過槽R0内を通り濾過した温水を噴射する噴
射口60を有するジェッター部70と、このポンプ50
aの温水循環路の一次側に連通する温水取入口80を有
する吸込フィルター部90とを備える。この濾過槽R0
内には、温水清澄剤収納室R1が形成されており、この
収納室R1の下部に温水供給口R10が設けてあり、こ
の上部には温水吐出口R11が設けてあるとともに、こ
の収納室R1内に温水清澄剤である活性自然石、活性
石、セラミックボールのうちの一種である活性石R12
と撹拌器R13が配備されている。
【0019】この撹拌器R13は、その両端でこの濾過
槽R0の機枠に垂直な軸線周りに回転自在に支持された
垂直棒R14と、この垂直棒R14から半径方向に張出
した撹拌棒R15とからなり、この垂直棒R14の上端
R14aは濾過槽R0の機枠から上部に突出して配置さ
れている。前記撹拌棒R15は前記垂直棒R14の軸線
に沿い間隔をおいて4本を1段として少なくとも3段、
図12に示すものは4段配備されている。これら撹拌棒
15の長さは、長短2種としてある。前記撹拌棒R15
は平面でみて追い廻し形状で湾曲しており、その先端は
濾過槽R0の内壁に沿う曲率に屈曲されている(図14
参照)。
【0020】前記収納室R1の底板R16はパンチング
プレートPからなり、この底板R16上に温水清澄剤R
12が収納され、前記撹拌棒R15の最上段の撹拌棒1
5aは、この温水清澄剤R12の上面と収納室R1の天
井面との間の空間内で回転自在に設けてあり、この最上
段の撹拌棒R15は温水清澄剤R12の上面凹凸部を均
す均し棒を兼ねている(請求項24記載の発明に対
応)。この収納室R1の底板16と上板R17をパンチ
ングプレートとする場合もある(請求項7記載の発明に
対応)(図10、図11参照)。前記温水供給部50は
前記濾過槽R0の上部に段積みされている。これによ
り、前記温水供給部50のモータ、加熱部50bの電気
関連部品は、特別な防水処理を施すことなく、濾過槽R
0に対して隔離した状態となる。なお、必要に応じその
上下の配置が逆の場合もある。この上段の温水供給部5
0の上部に、着脱自在の蓋が取り付けてある。前記垂直
棒R14の上端R14aには平歯車が固定され、この平
歯車に噛合う小径の平歯車を下端に有する垂直回転軸R
18は、この温水供給部50の部屋を上下に貫通して伸
びて着脱自在に配備され、この垂直回転軸R18の上端
に手動ハンドル又は電動モータMが適宜接続可能として
ある。前記温水清澄剤の形状は球状でその直径は約5〜
10mm程度としてある。前記ジェッター部70と、吸
込フィルター部90は、独立して接続可能としてあり、
前記吸込フィルター部90は筒状フィルターハウジング
Cと、このフィルターハウジングCの下端からこのフィ
ルターハウジングC内に着脱自在に挿入され、固定され
るカートリッジフィルターAとからなる(図2参照)。
【0021】このカートリッジフィルターAは、内外二
重管10、11からなり、その上端部は第1のキャップ
H1で閉止され、その下端には、中央部に開口を有する
逆カツプ状の第2のキャップH2が取り付けられ、外管
10と内管11の間には、これらキャップH1、H2で
上下が閉じられた環状間隙13が形成され、この間隙1
3には湯中の不純物を捕捉する捕捉剤14が装着され、
内、外管10、11は温水透過性の網状筒体としてある
(図3参照)。
【0022】前記吸込みフィルター部90は浴槽の底面
に載置され自立自在としてあり、前記フィルターハウジ
ングCは断面おむすび形としてあり、フィルターハウジ
ングCには内方に突出し前記カートリッジフィルターA
の外周面と接触するリブRがその長手方向に少なくとも
2個設けてあり、このフィルターハウジングCとカート
リッジフィルターAとの間に温水通路100が形成され
ている(図1、図2及び図7参照)。
【0023】前記フィルターハウジングCの下端には、
湯の逆流阻止用開閉舌片E2付きの温水吸込口E1(前
記温水取入口80に対応)を有する蓋Eが螺合され(図
2参照)、このフィルターハウジングCの上端は絞られ
前記温水供給部50との接続部としてある。前記カート
リッジフィルターAの下端の第2キャップH2における
内管10の中に突出する突出部H21には、その端面よ
り軸線方向に切り込まれたスリットSが入っている。前
記内管10の外周面10b全周にわたり中目網15が設
けてあり、前記外管11の内周面11b全周にわたり細
目網16が設けてある。前記中目網15は前記捕捉剤1
4が前記内管10の内側に流出しない程度の網目として
あり、前記細目網16は前記中目網15よりも網目が細
かく、前記捕捉剤14が前記外管11の外側に流出しな
い程度の網目としてある。前記中目網15と前記細目網
16のメッシュの比率は3対2乃至3対1程度としてあ
ることが好ましい(図9参照)。
【0024】前記捕捉剤14は活性炭、銀イオン入りの
活性炭、セラミック、ゼオライト、合成樹脂性多孔質体
のうちの少なくとも一種としてあり、濾過能力と減菌能
力とを考慮した場合には、銀イオン入りの活性炭が好ま
しい。この前記カートリッジフィルターAは使い捨てと
してある。
【0025】その作用を説明する。このカートリッジフ
ィルターAをフィルターハウジングCに内に装填する。
このフィルターハウジングCの下端に前記蓋Eが取り付
けられ、このフィルターハウジングCの上端は浴槽用温
水循環浄化装置Bの温水供給部50に設けたポンプ50
aの一次側に接続ホースで接続される。このフィルター
ハウジングCとカートリッジフィルターAを浴槽の湯中
に位置させ、段積みした前記濾過槽R、温水供給部50
を湯の外側で、浴槽の縁、浴室の壁、床に設置する。こ
の状態で、前記ポンプ50aを駆動し、前記蓋Eの前記
逆流阻止用開閉舌片E2を内管10側に開き、前記温水
吸込口E1から浴槽の湯をカートリッジフィルターA内
に吸引する。この吸引した湯を、カートリッジフィルタ
ーAの内管10の内側から前記間隙13の全域に流し、
湯中の不純物を前記捕捉剤14で捕捉するとともにその
濁りなどを濾過した後、この湯を外管11の外側から前
記温水水路100に通し、ポンプ50aで汲み上げ、前
記濾過槽Rで再度濾過した後、この濾過槽Rに連通する
湯吐出部Gから湯中に濾過した湯を吐出し循環使用する
前記捕捉剤14の湯と接触する領域は、前記内管10と
前記外管間に形成した前記環状空間13となり、大きな
領域が確保され、かつ湯中の不純物のうち、前記内管1
0の前記中目網15で湯中の比較的大きなものは捕捉さ
れ、更に、外管11の網目16で捕捉剤14間の間隙を
通り抜けて外管11の外側へ出ようとする程度の大きさ
の不純物が捕捉される。
【0026】即ち、外管11の外周面には、不純物によ
る汚れが付着しない。このようにして捕捉剤14内に捕
捉された不純物は、湯の流れに応じてこのカートリッジ
フィルターAの上端から順次溜まる。前記湯の循環中、
捕捉剤14が内、外管10、11から流出することは、
前記中目網15、細目網16により阻止される。前記捕
捉剤14が目詰まりした時には、前記浴槽の湯の中で前
記本体ハウジング50とこのフィルターハウジングCと
の接続を外し(図4参照)、この外したフィルターハウ
ジングC下端の蓋Eを取外し、前記フィルターハウジン
グC内から前記捕捉剤14が目詰まりしたカートリッジ
フィルターAを取出して、新たなものと交換する。
【0027】更にこのポンプ50aの作動時に前記温水
水路100内が負圧となっても、前記フィルターハウジ
ングCは断面おむすび形としてあり、フィルターハウジ
ングCには内方に突出し前記カートリッジフイルタAの
外周面と接触するリブRがその長手方向に少なくとも2
個設けてあり、このフィルターハウジングCとカートリ
ッジフィルターAとの間に温水通路100が形成されて
いるため、フィルターハウジングCの変形は抑制される
(図7参照)。前記吸込みフィルター部90は浴槽の底
面に載置され自立自在としてあるため、前記吸込みフィ
ルター部90の重量が前記濾過槽R0に加わらず、また
前記吸込みフィルター部90が湯の流れでゆれるという
こともない。
【0028】前記濾過槽R0の下部から前記ポンプ50
aにより温水が供給され、前記底板R16のパンチング
プレートPを通り、前記収納室R1を下方から上方に向
けて上昇し、この上昇中に温水中のバクテリアなどは前
記温水清澄剤R12周面に吸着し増殖して、温水中の大
腸菌などを捕捉して死滅させる。この殺菌された温水
は、濾過槽R0の上部に設けた温水吐出口R11から前
記ジェッター部70へ供給される。3ケ月に一度ぐらい
の周期で前記蓋を外し、前記撹拌器R13の垂直棒R1
4を前記垂直回転棒R18を介して手動又は電動モータ
Mなどで回転させ、前記撹拌棒R15で前記温水清澄剤
R12を撹拌し、その目詰まりを除去する。この際ジェ
ッター部70に排水用ホースを接続するか、三方弁で排
水モードに切り換えておく。このようにして、汚れた温
水を濾過槽R0から浴槽外へ排出する(図10、図11
参照)。
【0029】また前記撹拌棒R15は平面でみて湾曲し
ており、その先端は濾過槽R0の内壁に沿う曲率に屈曲
されているため、収納室R1の全域の前記温水清澄剤R
12は一様に撹拌される。また、撹拌棒R15の長さ、
即ち張出し寸法は長短2種としてあるため、前記温水清
澄剤R12は、前記濾過槽R0内で万偏なく撹拌され
る。また、前記上段の撹拌棒R15の旋回により、温水
循環濾過運転時に凹凸面となりがちな温水清澄剤R12
の上面は平坦にならされる。前記撹拌棒R15は水平棒
とする場合もある(請求項4記載の発明に対応)(図1
5参照)。この撹拌棒R15が散気管としてある場合、
即ち、前記垂直軸R14を上端が閉じられた中空管と
し、この垂直軸R14に連通する撹拌棒R15が孔付き
のパイプとしてあり、この垂直軸14の下端からエアを
吹き込むことで各撹拌棒の孔からエアを上向きに吹き出
す構造とし(図示せず)、撹拌と同時にエアをこの温水
中に供給し、温水とエアの共働作業で、前記温水清澄剤
R12は洗浄される(請求項5記載の発明に対応)。な
お、前記濾過槽R0と温水供給部50を互いに離して設
置する場合もある(請求項10記載の発明に対応)(図
13参照)。例えば、濾過槽R0を浴槽の縁部に設け、
温水供給部50を浴室の底面又は浴室外に設置する。ま
たは、前記温水吸引部とジェッター部を浴槽の側壁に設
けることこともある。この場合には、濾過槽R0、温水
供給部50とともに前記カートリッジフイルターAも浴
室外に設置され、濾過槽R0の近傍にこのカートリッジ
フイルターAは配置される(請求項26記載の発明に対
応)(図示せず)。
【0030】実施の形態2 この形態は請求項1、2、3、6、24、25記載の発
明及び請求項8、9、11、15、18、19、21、
22、23記載の発明を含む代表的な実施の形態であ
り、実施の形態1と異なる構成は、このカートリッジフ
ィルターA1は、内外二重管10、11からなり、その
上端部は第1のキャップH1で閉止され、その下端に
は、中央部に開口を有する第2のキャップH2が取り付
けられ、外管11と内管10の間には、これらキャップ
H1、H2で上下が閉じられた環状間隙13が形成さ
れ、内、外管10、は温水透過性の網状筒体としてあ
り、前記カートリッジフィルターA1の内管10の外周
面全周に中目網15が張設してあり、前記外管11の内
周面全周には細目網16が張設され、前記内管10の外
周面に張設された中目網15の周りに銅線14aが巻き
付けられていることである(図5参照)。
【0031】その作用は実施の形態1とほゞ同様であ
る。異なる作用は、この銅線14aと湯と接触により、
湯中の雑菌は銅イオンの作用で減菌される。なお、場合
に応じて、前記銅線14aに代えて、前記環状間隙13
内に、銅製の粉粒体、棒材のうちの少なくとも一種を充
填することもある(請求項16記載の発明の代表的な実
施の形態に対応)。または前記中目網15自体を銅製と
することもある(請求項17記載の発明の代表的な実施
の形態に対応)。
【0032】実施の形態3 この形態は請求項1、2、3、6、24、25記載の発
明及び請求項11、12、13、14、18、20、2
1、22、23記載の発明を含む代表的な実施の形態で
ある。実施の形態1と異なる構成はフィルターハウジン
グC0は断面多角形で、このフィルターハウジングC0
には、内方に突出し前記カートリッジフィルターAの外
周面と接触するリブRがその長手方向に複数個設けてあ
り(図6参照)、このフィルターハウジングC0とカー
トリッジフィルターAとの間に温水通路100が形成さ
れていることである(図8参照)。この作用は実施の形
態1とほゞ同様である。
【0033】
【発明の効果】請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10、24、25記載の発明においては、前記
濾過槽の下部から前記ポンプにより温水を供給し、前記
底板のパンチングプレートを通り、前記収納室を下方か
ら上方に向けて上昇し、この上昇中に温水中のバクテリ
アなどを前記温水清澄剤周面に吸着し増殖させ、温水中
の大腸菌を捕捉して死滅することができる。この殺菌さ
れた温水を前記上板を通して、濾過槽の上部に設けた温
水吐出口Rから前記ジェッター部へ供給し、清浄な温水
として循環使用できる。3ケ月に一度ぐらいの周期で前
記撹拌器の垂直棒を手動又は電動モータなどで回転させ
ることによって、前記撹拌棒で前記温水清澄剤を撹拌
し、その目詰まりを完全に除去できる。この際ジェッタ
ー部に排水用ホースを接続するか、三方弁で排水モード
に切り換えておけば、汚れた温水を濾過槽から浴槽外へ
排出することができ、汚れた温水を排出したのちは、温
水の流れをまったく変えることなく、通常の温水循環運
転に移行できる。即ち、温水清澄剤の洗滌時と湯の濾過
時における湯の流れ方向を同じとして、温水清澄剤を清
浄な状態に維持できる。請求項2記載の発明において
は、前記効果に加えて、上下に少なくとも3段撹拌棒が
配置されているため、全高さの温水清澄剤を撹拌でき
る。
【0034】請求項3記載の発明は、前記効果に加え
て、前記撹拌棒は平面でみて追い回し形状で湾曲してお
り、その先端は濾過槽の内壁に沿う曲率に屈曲されてい
るため、収納室の全域の前記温水清澄剤を一様に撹拌す
ることができる。請求項4記載の発明においては、前記
効果に加えて、前記撹拌棒は水平棒としてあるため、そ
の構造を簡略化して、温水清澄剤の撹拌を行うことがで
きる。
【0035】請求項5記載の発明においては、この撹拌
棒が散気管としてあるため、撹拌と同時にエアをこの温
水中に供給し、温水とエアの共働作業で、前記温水清澄
剤を洗浄できる。請求項6記載の発明においては、前記
効果に加えて、前記収納室の底板を少なくともパンチン
グプレートで形成し、前記温水清澄剤の上面を均す均し
棒が前記撹拌棒と同心で前記垂直棒から張り出して設け
られているため、この均し棒の旋回により、通常の温水
循環運転時に凹凸面となりやすい温水清澄剤の上面を平
坦にならすことができる。請求項7記載の発明において
は、前記効果に加えて、前記収納室の底板と上板はパン
チングプレートからなるこことを特徴としてあるため、
収納室から温水清澄剤及びその剥離物が漏出するのを確
実に阻止できる。請求項8記載の発明においては、前記
効果に加えて、濾過槽に対して温水供給部を適宜配管接
続できる。請求項9記載の発明においては、前記効果に
加えて温水供給部を濾過槽の上部に段積みした場合に
は、温水供給部のヒータ部と濾過槽が完全に隔離され、
温水清澄剤の撹拌時にモータ、ヒータ部、制御部などの
電気部品に温水がかからず漏電するという事故を未然に
防止でき、また漏電防止処理を構じなくて済み、その構
造が簡略となる。請求項10記載の発明において、前記
効果に加えて、濾過槽の上部に温水供給部を段積みする
ものに比べて、濾過槽の強度を低くすることができると
ともに、その配置を自由に設定できる。
【0036】請求項11記載の発明においては、請求項
8、9、10記載の発明の効果を発揮できるとともに、
浴槽内の湯はカートリッジフィルターの中央部内側から
外方に向けて流れ、湯中の不純物をカートリッジフィル
ター内に捕捉できるとともに、この不純物が除去された
湯がカートリッジフィルターの外周とフィルターハウジ
ングの内周面間の温水通路に沿い流れるため、このカー
トリッジフイルタの交換時に、このカートリッジフィル
ター外周面に接触する使用者の手を汚すことなく、この
カートリッジフィルターを交換することができる。
【0037】請求項12記載の発明においては、請求項
11記載の発明の効果に加えて、内管の下端から吸い込
まれた湯は上昇しながら、内管の全周面を通り抜け、環
状間隙内に流入し、この環状間隙内の捕捉剤により湯中
の不純物を捕捉し、この捕捉された不純物を湯の流れに
沿い環状間隙の上端から順次滞積し、この環状間隙で不
純物を除去された湯を外管の外周面全周から吐出するこ
とができ、この外周面に沿い浴槽用湯循環浄化装置の本
体側に流れる湯は清浄化されているため、カートリッジ
フィルターの外周面及びフィルターハウジングの内周面
に汚れなどは付着しない。
【0038】請求項13記載の発明においては、請求項
12記載の発明の効果に加えて、湯の中のバクテリアを
前記捕捉剤で吸着し、湯の中の脂肪分を除去し、湯を濾
過出来る。殊に銀イオン入りの活性炭の場合には、湯の
濾過とともに雑菌を減少できる。
【0039】請求項14記載の発明においては、請求項
12、13記載の発明の効果に加えて、捕捉剤の流出を
防止できる。
【0040】請求項15記載の発明においては、請求項
11記載の発明の効果に加えて、前記銅線と湯の接触に
より、銅イオンで湯中の雑菌を減少できる。更に前記環
状間隙で不純物を除去された湯を外管の外周面全周から
吐出することができ、この外周面に沿い浴槽用湯循環浄
化装置の本体側に流れる湯は清浄化されているため、カ
ートリッジフィルターの外周面及びフィルターハウジン
グの内周面に汚れが付きにくい。
【0041】請求項16記載の発明は、請求項11記載
の発明の効果に加えて、内管の下端から吸い込まれた湯
は上昇しながら、内管の全周面を通り抜け、環状間隙内
に流入し、この環状間隙内の銅製の粉粒材、棒材により
湯中の雑菌を減少させると共に髪などの不純物を捕捉
し、この捕捉された不純物を湯の流れに沿い環状間隙の
上端から順次滞積し、この環状間隙で不純物を除去され
た湯を外管の外周面全周から吐出することができ、この
外周面に沿い浴槽用湯循環浄化装置の本体側に流れる湯
は清浄化されているため、カートリッジフィルターの外
周面及びフィルターハウジングの内周面によごれが付き
にくい。銅イオンにより湯中の雑菌を減少させることが
出来る。
【0042】請求項17記載の発明においては、前記中
目網を銅製とすることで、請求項15、16記載の発明
より部品点数を少なくして、この銅製の中目網を通過時
に湯中の雑菌を減少させでき、請求項11、15、16
記載の発明と同等の効果を発揮できる。
【0043】請求項18記載の発明においては、請求項
11、12、13、14、15、116、17記載の発
明の効果に加えて、吸込みフィルター部を浴槽の底面に
載置でき、タオルなどが吸い込まれにくくできる。
【0044】請求項19、20記載の発明においては、
請求項11、12、13、14、115、16、17、
18記載の発明の効果に加えて、ポンプの作動によりフ
ィルターハウジングが負圧を受けても、前記リブにより
そのフィルターハウジングの変形を防止でき、温水通路
を単に確保できる。
【0045】請求項21記載の発明においては、請求項
11乃至20記載の発明の効果に加えて、前記温水供給
部とフィルターハウジングとの接続が容易にできる。請
求項22記載の発明においては、請求項11乃至21記
載の発明の効果に加えて、カートリッジフィルターをワ
ンスルーで使用できる。請求項23記載の発明において
は、請求項11乃至22記載の発明の効果に加え、第2
キャップに弾性を付与でき、この第2キャップを内管に
密着できる。請求項24記載の発明においては、前記最
上段の撹拌棒により、請求項6記載の発明の効果をより
顕著に発揮できる。請求項25記載の発明においては請
求項1、2、3、4、5、6、7、24記載の発明の効
果に加えて、前記温水清澄剤の形状は球状でその直径は
約5〜10mm程度としてあるため、前記撹拌棒による
撹拌時に温水清澄剤が破砕するおそれがない。請求項2
6記載の発明においては、請求項8、9、10記載の発
明の効果を屋外設置型のものにおいても発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の正面図である。
【図2】図1のフィルターハウジングとカートリッジフ
ィルターの組立状態を示す半断面図である。
【図3】図2のカートリッジフィルターの半断面図であ
る。
【図4】図1のフィルターハウジングの交換状態を示す
図である。
【図5】実施の形態2のカートリッジフィルターの半断
面図である。
【図6】実施の形態3のフィルターハウジングの半断面
図である。
【図7】図2の横断面図である。
【図8】図6の横断面図である。
【図9】図3の一部省略分解斜視図である。
【図10】手動式における湯の循環濾過、洗浄を示す概
略図である。
【図11】図10と異なり電動式における湯の循環濾
過、洗浄を示す概略図である。
【図12】図1における濾過槽の上部に温水供給部を段
積みした状態を示す概略縦断正面図である。
【図13】濾過槽と温水供給部の横並びに配置した実施
の形態を示す概略縦断正面図である。
【図14】図12における撹拌棒の形状を示す平面図で
ある。
【図15】図14と異なる撹拌棒の形状を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
A カートリッジフィルター C フィルターハウジング R0 濾過槽 R13 撹拌器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/50 531 C02F 1/50 531E 540 540F 550 550H 560 560Z F24H 9/00 F24H 9/00 W

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽温水循環装置用濾過槽内には、温水清
    澄剤収納室が形成されており、この収納室の下部に温水
    供給口が設けてあり、この上部には温水吐出口が設けて
    あると共に、この収納室に温水清澄剤である活性自然
    石、活性石、セラミックボールの少なくとも一種と撹拌
    器が配備され、 この撹拌器は、その両端でこの濾過槽の機枠に垂直な軸
    線周りに回転自在に支持された垂直棒と、この垂直棒か
    ら半径方向に張出した撹拌棒とからなり、この垂直棒の
    上端は濾過槽の機枠から上部に突出して配置され、駆動
    用ハンドル又はモータに接続可能としてあることを特徴
    とする浴槽温水循環装置用濾過槽。
  2. 【請求項2】前記撹拌棒は前記垂直棒の軸線に沿い間隔
    をおい少なくとも4本を1段として少なくとも3段配備
    されていることを特徴とする請求項1記載の浴槽温水循
    環装置用濾過槽。
  3. 【請求項3】前記撹拌棒は平面でみて追い廻し形状で湾
    曲しており、その先端は濾過槽の内壁に沿う曲率に屈曲
    されていることを特徴とする請求項1記載の浴槽温水循
    環装置用濾過槽。
  4. 【請求項4】前記撹拌棒は水平棒としてあることを特徴
    とする請求項1記載の浴槽温水循環装置用濾過槽。
  5. 【請求項5】前記撹拌棒は散気管としてあることを特徴
    とする請求項1記載の浴槽温水循環装置用濾過槽。
  6. 【請求項6】前記収納室の底板を少なくともパンチング
    プレートで形成し、前記温水清澄剤の上面を均す均し棒
    が前記撹拌棒と同心で前記垂直棒から張り出して設けら
    れていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5
    記載の浴槽温水循環装置用濾過槽。
  7. 【請求項7】前記収納室の底板と上板はパンチングプレ
    ートからなることを特徴とする請求項1、2、3、4又
    は5記載の浴槽温水循環装置用濾過槽。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6又は7記載
    の濾過槽に対して、温水供給部が接続自在に配備され、
    温水供給部におけるポンプの一次側に温水吸引部が接続
    され、このポンプの二次側にヒータ部を通して前記濾過
    槽の一次側である温水供給口が配管接続されて、この濾
    過槽の温水吐出口に、濾過した温水を噴射する噴射口を
    有するジェッター部が接続自在に配設されていることを
    特徴とする浴槽温水循環装置。
  9. 【請求項9】前記温水供給部は前記濾過槽の上部又は下
    部に段積みされていることを特徴とする請求項8記載の
    浴槽温水循環装置。
  10. 【請求項10】前記濾過槽と温水供給部が互いに離れた
    場所に設置されていることを特徴とする請求項8記載の
    浴槽温水循環装置。
  11. 【請求項11】前記濾過槽内を通り濾過した温水を噴射
    する噴射口を有するジェッター部と、このポンプの一次
    側に連通する温水取入口を有する吸込フィルター部であ
    る前記温水吸引部とを備え、 前記ジェッター部と、吸込フィルター部は、独立して配
    備してあり、 前記吸込フィルター部は筒状フィルターハウジングとこ
    のフィルターハウジングの下端からこのフィルターハウ
    ジング内に着脱自在に挿入され、固定されるカートリッ
    ジフィルターとからなることを特徴とする請求項8、9
    又は10記載の浴槽温水循環装置。
  12. 【請求項12】前記カートリッジフィルターは、少なく
    とも内外二重管からなり、その上端部は第1のキャップ
    で閉止され、その下端には、中央部に開口を有する第2
    のキャップが取り付けられ、外管と内管の間には、これ
    らキャップで上下が閉じられた環状間隙が形成され、こ
    の間隙には湯中の不純物を捕捉する捕捉剤が装着され、
    内、外管は温水透過性の網状筒体としてあることを特徴
    とする請求項11記載の浴槽温水循環装置。
  13. 【請求項13】前記捕捉剤が活性炭、銀イオン入りの活
    性炭、セラミックス、ゼオライト、合成樹脂性多孔質体
    のうちの少なくとも一種としてあることを特徴とする請
    求項12記載の浴槽温水循環装置。
  14. 【請求項14】前記カートリッジフィルターの内管の外
    周面全周に中目網が張設してあり、前記外管の内周面全
    周には細目網が張設されていることを特徴とする請求項
    11、12、又は13記載の浴槽温水循環装置。
  15. 【請求項15】前記カートリッジフィルターは、少なく
    とも内外二重管からなり、その上端部は第1のキャップ
    で閉止され、その下端には、中央部に開口を有する第2
    のキャップが取り付けられ、外管と内管の間には、これ
    らキャップで上下が閉じられた環状間隙が形成され、
    内、外管は温水透過性の網状筒体としてあり、前記カー
    トリッジフィルターの内管の外周面全周に中目網が張設
    してあり、前記外管の内周面全周には細目網が張設さ
    れ、前記内管の外周面に張設された中目網の周りに銅線
    が巻き付けられていることを特徴とする請求項11記載
    の浴槽温水循環装置。
  16. 【請求項16】前記カートリッジフィルターは、少なく
    とも内外二重管からなり、その上端部は第1のキャップ
    で閉止され、その下端には、中央部に開口を有する第2
    のキャップが取り付けられ、外管と内管の間には、これ
    らキャップで上下が閉じられた環状間隙が形成され、
    内、外管は温水透過性の網状筒体としてあり、前記カー
    トリッジフィルターの内管の外周面全周に中目網が張設
    してあり、前記外管の内周面全周には細目網が張設さ
    れ、前記環状間隙内に銅製の粉粒体、棒材のうちの少な
    くとも一種が充填されていることを特徴とする請求項1
    1記載の浴槽温水循環装置。
  17. 【請求項17】前記カートリッジフィルターは、少なく
    とも内外二重管からなり、その上端部は第1のキャップ
    で閉止され、その下端には、中央部に開口を有する第2
    のキャップが取り付けられ、外管と内管の間には、これ
    らキャップで上下が閉じられた環状間隙が形成され、
    内、外管は温水透過性の網状筒体としてあり、前記カー
    トリッジフィルターの内管の外周面全周に中目網が張設
    してあり、前記外管の内周面全周には細目網が張設さ
    れ、前記中目網が銅製としてあることを特徴とする請求
    項11記載の浴槽温水循環装置。
  18. 【請求項18】前記吸込みフィルター部は浴槽の底面に
    載置され自立自在としてあることを特徴とする請求項1
    1、12、13、14、15、16又は17記載の浴槽
    温水循環装置。
  19. 【請求項19】前記フィルターハウジングは断面おむす
    び形としてあり、フィルターハウジングには内方に突出
    し前記カートリッジフイルタの外周面と接触するリブが
    その長手方向に少なくとも2個設けてあり、このフィル
    ターハウジングとカートリッジフィルターとの間に温水
    通路が形成されていることを特徴とする請求項11、1
    12、13、14、15、16、17又は18記載の浴
    槽温水循環装置。
  20. 【請求項20】フィルターハウジングは断面角形でフィ
    ルターハウジングには、内方に突出し前記カートリッジ
    フィルターの外周面と接触するリブがその長手方向に複
    数個設けてあり、このフィルターハウジングとカートリ
    ッジフィルターとの間に温水通路が形成されていること
    を特徴とする請求項11、12、13、14、15、1
    6、17又は18記載の浴槽温水循環装置。
  21. 【請求項21】前記フィルターハウジングの下端には温
    水吸込口を有する蓋が螺合され、このフィルターハウジ
    ングの上端は絞られ前記温水供給部との接続部としてあ
    ることを特徴とする請求項11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19又は20記載の浴槽温水循
    環装置。
  22. 【請求項22】前記カートリッジフィルターは使い捨て
    型としてあることを特徴とする請求項11、12、1
    3、14、15、16、17、18、19、20又は2
    1記載の浴槽温水循環装置。
  23. 【請求項23】前記カートリッジフィルターの下端の第
    2キャップにおける内管の中に突出する突出部には、そ
    の軸線方向にスリットが入っていることを特徴とする請
    求項11、12、13、14、15、16、17、1
    8、19、20、21又は22記載の浴槽温水循環装
    置。
  24. 【請求項24】前記温水清澄剤収納室には底板が設けて
    あり、この底板上に温水清澄剤が収納され、前記撹拌棒
    の最上段の撹拌棒は、この温水清澄剤の上面と収納室の
    天井面との間の空間内で回転自在に設けてあることを特
    徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の浴槽温水循
    環装置用濾過槽。
  25. 【請求項25】前記温水清澄剤の形状は球状でその直径
    は約5〜10mm程度としてあることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、7又は24記載の浴槽温水
    循環装置用濾過槽。
  26. 【請求項26】前記温水吸引部とジェッター部が浴槽の
    側壁に設けてあり、前記濾過槽と温水供給部は浴室外に
    設置されていることを特徴とする請求項8、9又は10
    記載の浴槽温水循環装置。
JP8214105A 1996-07-26 1996-07-26 浴槽温水循環装置用濾過槽及びこの濾過槽を有する浴槽温水循環装置 Pending JPH1033916A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111792760B (zh) * 2020-08-04 2021-09-03 江西省进贤润泉供水有限公司 一种过滤结构及水处理装置

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