JPH079946Y2 - 手摺壁 - Google Patents

手摺壁

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JPH079946Y2
JPH079946Y2 JP1990049457U JP4945790U JPH079946Y2 JP H079946 Y2 JPH079946 Y2 JP H079946Y2 JP 1990049457 U JP1990049457 U JP 1990049457U JP 4945790 U JP4945790 U JP 4945790U JP H079946 Y2 JPH079946 Y2 JP H079946Y2
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JP
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frame
staircase
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handrail
vertical
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JP1990049457U
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JPH048629U (ja
Inventor
淑美 丸児
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、180度回り階段の上直線階段と下直線階段
との間に設置する手摺壁に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の手摺壁21の一例を第3図ないし第7図に基づいて
説明する。
第3図および第4図は、1階と2階との間を昇降するの
に使用する180度回り階段(以下、回り階段と略す)24
の縦断面図およびその平面図である。この回り階段24
は、上直線階段25と下直線階段26とを階段中間部27で連
結し、上直線階段25の側げたと下直線階段26の側げたと
の間に手摺壁21を設置した構造である。この手摺壁21
は、第5図に示す枠体22に添え柱23を固定して補強し、
表裏面に内装材30(第7図)を固定したものである。こ
の手摺壁21の設置手順は、第6図に示すように、枠体22
の縦枠22aに木製の添え柱23を固定した状態で、この添
え柱23を階段中間部27の側にして枠体22を上直線階段25
の側げたと下直線階段26の側げたとの間に固定し、第7
図に示すように、上直線階段25および下直線階段26の所
定の部分に雑巾摺28を取付けた後、枠体22の表裏面およ
び添え柱23の表面に内装材30と手摺笠木29とを固定す
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記のような構成では、枠体22の階段中間
部27側の縦枠22aに木製の添え柱23を固定して手摺壁21
を補強するため、手摺壁21の厚みAが厚くなり、上直線
階段25や下直線階段26の昇降に利用される階段幅が狭く
なる。
この考案の目的は、薄くて見栄えが良く、しかも施工性
に優れた手摺壁を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の手摺壁は、上直線階段と下直線階段とを階段
中間部で連結してなる180度回り階段の、上直線階段と
下直線階段との間に設置し、各々枠組の両面に、階段中
間部側の縦枠の端面より後退させて枠表面材を貼着して
なる上枠体ならびに下枠体を、上下に重ね、上枠体なら
びに下枠体の各階段中間部側の縦枠に渡って、一片を縦
枠の端面に接し他片を縦枠の非貼着部に接して金属製の
山形補強材を沿設し、上枠体の枠表面材と下枠体の枠表
面材の各表面に渡って内装材を貼着し、縦枠に沿って延
びる溝形の手摺笠木を、両フランジを各々内装材の表面
に接し、山形補強材を覆って嵌合固定したものである。
〔作用〕
この考案の手摺壁は、階段中間部側の縦枠に金属性の山
形補強材を沿設したので、従来のように木製補強材に比
べ強度的に強く、手摺壁を薄くしても十分な強度が得ら
れる。また、溝形の手摺笠木のフランジを内装材の表面
に接して嵌合固定したので、内装材の端部が手摺笠木内
に入り込み、内装材が手摺笠木に密接する。さらに、金
属製の山形補強材の一片を上枠体ならびに下枠体の階段
中間部側の各縦枠の端面に接し、他片を縦枠の非貼着部
に接して沿設したので、上枠体ならびに下枠体が山形補
強材にて位置決め状態で連結される。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図および第2図に基づいて説
明する。
第1図において、2は枠体であり、上枠体10と下枠体11
とからなり、各々枠組12,13の両面に枠表面材5,6を貼着
して構成されている。なお、上枠体10と下枠体11の枠表
面材5,6の一側縁は、縦枠12a,13aの端面から後退させて
貼着してあり、縦枠12a,13aに非貼着部を形成してい
る。さらに、上枠体10と下枠体11を上下に重ね、両縦枠
12a,13aに渡って金属製の山形補強材3を沿設する。山
形補強材3は、第2図に示すように、一片3aを縦枠12a,
13aの端面に接し、他片3bを縦枠12a,13aの非貼着部に接
して固定される。
枠体2は、第2図に示すように、従来と同様の回り階段
の上直線階段(図示せず)の側げたと下直線階段(図示
せず)の側げたとの間に、山形補強材3が階段中間部7
側に位置するようにして固定する。そして、所定の部分
に雑巾摺8を取付けた後、上枠体10の枠表面材5と下枠
体11の枠表面材6の各表面に渡って内装材4を貼着す
る。さらに、上枠体10ならびに下枠体11の階段中間部7
側の各縦枠12a,13aに沿って延びる溝形の手摺笠木9
を、当該フランジ9a,9aを両内装材4,4の表面に接し、山
形補強材3を覆って嵌合固定する。
このように構成された手摺壁1によると、枠体2の階段
中間部7側に位置する縦枠12a,13aに金属製の山形補強
材3を沿設することにより、手摺壁1を補強することが
できる。このように、金属製の山形補強材3にて補強す
るので、従来の木製の補強材に比べ強度的に強く、手摺
壁1を薄くしても十分な補強効果が得られる。よって、
従来の手摺壁21の厚みA(第7図)に比べて、手摺壁1
の厚みBを薄くすることができ、回り階段の昇降に利用
される上下直線階段の幅を広げることができる。
また、溝形の手摺笠木9の両フランジ9aを内装材4の表
面に接して嵌合固定したので、内装材4の階段中間部7
側の端縁が手摺笠木9内に入り込み、内装材4が手摺笠
木9に密接し、内装材4と手摺笠木9との間に隙間が発
生せず、手摺壁1の見栄えが向上する。
さらに、金属製の山形補強材3の一片3aを上枠体10なら
びに下枠体11の階段中間部7側の各縦枠12a,13aの端面
に接し、他片3bを縦枠12a,13aの非貼着部に接して沿設
したので、上枠体10ならびに下枠体11が山形補強材3に
て位置決め状態で連結される。よって、枠体2の組立て
作業が容易になり、施工性が向上する。
〔考案の効果〕
この考案の手摺壁は、階段中間部側の縦枠に金属製の山
形補強材を沿設したので、従来のように木製補強材に比
べ強度的に強く、手摺壁を薄くしても十分な強度が得ら
れ、上下直線階段の幅を広げることができる。また、溝
形の手摺笠木のフランジを内装材の表面に接して嵌合固
定したので、内装材の端部が手摺笠木内に入り込み、内
装材が手摺笠木に密接し、手摺壁の見栄えが向上する。
さらに、金属製の山形補強材の一片を上枠体ならびに下
枠体の階段中間部側の各縦枠の端面に接し、他片を縦枠
の非貼着部に接して沿設したので、上枠体ならびに下枠
体が山形補強材にて位置決め状態で連結される。よっ
て、枠体の組立て作業が容易になり、施工性が向上する
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の手摺壁の一実施例の枠体と山形補強
材との斜視図、第2図はその180度回り階段に設置した
設置例の部分横断面図、第3図は従来の手摺壁を設置し
た180度回り階段の縦断面図、第4図はその平面図、第
5図はその枠体と添え柱との斜視図、第6図はその設置
方法を説明する斜視図、第7図はその部分横断面図であ
る。 1…手摺壁、2…枠体、3…山形補強材、4…内装材、
5,6…枠表面材、7…階段中間部、9…手摺笠木、10…
上枠体、11…下枠体、12,13…枠組、12a,13a…縦枠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上直線階段と下直線階段とを階段中間部で
    連結してなる180度回り階段の、前記上直線階段と前記
    下直線階段との間に設置する手摺壁において、 各々枠組の両面に、階段中間部側の縦枠の端面より後退
    させて枠表面材を貼着してなる上枠体ならびに下枠体
    を、上下に重ね、 前記上枠体ならびに下枠体の前記各階段中間部側の縦枠
    に渡って、一片を前記縦枠の端面に接し他片を前記縦枠
    の非貼着部に接して金属製の山形補強材を沿設し、 前記上枠体の枠表面材と前記下枠体の枠表面材の各表面
    に渡って内装材を貼着し、 前記縦枠に沿って延びる溝形の手摺笠木を、両フランジ
    を各々前記内装材の表面に接し、前記山形補強材を覆っ
    て嵌合固定したことを特徴とする手摺壁。
JP1990049457U 1990-05-11 1990-05-11 手摺壁 Expired - Lifetime JPH079946Y2 (ja)

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JPH048629U JPH048629U (ja) 1992-01-27
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0245219B2 (ja) * 1980-04-25 1990-10-08 Fujitsu Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56174630U (ja) * 1980-05-27 1981-12-23
JPH0245219U (ja) * 1988-09-22 1990-03-28

Patent Citations (1)

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JPH0245219B2 (ja) * 1980-04-25 1990-10-08 Fujitsu Ltd

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JPH048629U (ja) 1992-01-27

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