JPH0544432Y2 - - Google Patents

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JPH0544432Y2
JPH0544432Y2 JP1986084290U JP8429086U JPH0544432Y2 JP H0544432 Y2 JPH0544432 Y2 JP H0544432Y2 JP 1986084290 U JP1986084290 U JP 1986084290U JP 8429086 U JP8429086 U JP 8429086U JP H0544432 Y2 JPH0544432 Y2 JP H0544432Y2
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kasagi
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、既存の建物の屋上に設けられた笠木
を新しい笠木材で被覆する改装笠木に関する。
(従来の技術) 既存の建物の外壁を改装するにあたり、旧外壁
面をそのまま残し、該旧外壁に新外壁材を添設す
る改装工法で、例えば、特公昭60−1466号公報、
特開昭58−213943号公報に開示されている。
この従来のものは、旧外壁に所定間隙を有して
新外壁材を添設し、その最上部に、旧笠木を被覆
する新笠木を設けて成るものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の新笠木は、旧笠木の全面を覆う1枚
物であるが、第11図に示す如く、旧笠木5の上
面には通常、手摺等の防護柵6が取付けられるの
が一般である。従つて、このような防護柵6があ
る笠木5に対しては、前記従来のものをそのまま
転用することが出来なかつた。
防護柵6有する旧笠木の全面を新笠木で被覆す
る場合、新笠木と防護柵の水蜜結合をどのように
するかは、極めて重要な問題であり、かる困難な
問題であつた。
そこで、本考案は、防護柵と新笠木とを極めて
簡単に水蜜接合することができる改装笠木を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は、次の手段
を講じた。即ち、本考案の特徴とするところは、
防護柵の支柱が立設された建物上部の旧笠木の上
面の全面を被覆するように新笠木が設けられる改
装笠木において、 前記新笠木は、前記支柱部分で分割されてお
り、該両分割部分は、下方に下がつて水平に延び
る折曲段部に形成され、該段部に水平部に前記支
柱が嵌合する切欠部が形成されており、更に、相
隣接する段部の水平部が重合され、該重合部が旧
笠木に設けられた取付金具に固定され、且つ、前
記相隣接する段部の水平部を重合することにより
形成された溝にシール材が充填されている点にあ
る。
(作用) 本考案によれば、新笠木は防護柵の支柱部分で
分割されているにで、該支柱をはさんで接合する
ことがで、該接合部にシール材を充填することに
より、接合部の水蜜を保つことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は第2図の−線断面図であり、第2
図は第1図の−線断面図であり、建物の屋上
の外壁を示している。第3図は第2図の要部拡大
図であり、本考案の第1実施例を示している。こ
れらの図において、1は既存の建物の外壁であ
り、2はその躯体、3はモルタル、4は外壁外面
を形成するタイル、5は外壁上端部の笠木であ
る。
前記旧笠木5には防護柵6が設けられ、防護柵
6の支柱7が笠木5上面の巾方向中央に長手方向
に所定間隔をおいて立設されている。
前記旧外壁1の外面にアンカーボルト8を介し
て取付枠体9が固定され、該枠体9に取付金具1
0が溶接で固定され、該金物10に新外壁材11
がビス12で固定されている。この新外壁材11
は、カーテンウオール等であり、旧外壁1外面と
所定間隙を有して垂直に取付けられている。
前記旧笠木5の上面にはアンカーボルト13を
介して取付枠14が固定され、該取付枠14に取
付金物15が溶接で固定され、該取付金物15に
新笠木16がビス17で固定されている。
この新笠木16は、旧笠木5の長手方向に沿つ
た長尺物とされ、旧笠木5の上面を全面にわたつ
て被覆すると共に、巾方向中央部で2分割されて
いる。すなわち、防護柵6の支柱7の部分で建物
外側の新笠木16aと内側の新笠木16bとに分
割されている。建物外側の新笠木16aの外端部
は、前記新外壁材11の上端縁と重合してビス1
2で取付金物10に共締めされ、該結合部にシー
ル材18が充填されて水蜜結合されている。この
外側の新笠木16aの内端部には、下方に下がつ
た折曲段部19が形成され、該段部19の水平部
に、防護柵6の支柱7を嵌合する切欠部20が形
成されている。
一方、内側の新笠木16bの外端部にも下方に
下がつた折曲段部21が形成され、その水平部に
前記と同様の切欠部22が形成されている。
前記内・外の新笠木16a,16bの段部1
9,21の水平を重合させ、かつ切欠部20,2
2に支柱7を嵌合し、該両新笠木16a,16b
の接合端部は前記ビス17により取付金物15に
共締されている。そして、折曲段部19,21に
より形成される溝にシール材23が充填されて、
該接合部が水蜜結合されている。
内側の新笠木16の内端部は、旧笠木5の内面
側に沿つて折れ曲げ形成され、その下端が取付金
物15の端部に溶接された補助金物24にビス2
5で固定され、該接合部にシール材26が充填さ
れている。
第4図に示すものは、本考案の第2実施例であ
り、旧笠木5の上面に固定された取付枠14が、
旧笠木5の外側端より更に外側に突出し、該突出
端部と取付金物10と新外壁材11の上端部と新
笠木16aの外端部とがビス12で共締されてい
る。その他の構成は、前記第1実施例と略同じで
ある。
第5図に示すものは、本考案の第3実施例であ
り、旧笠木5の全面を補強カバー27で被覆し、
旧笠木5の崩壊を防止しており、該補強カバー2
7に取付金物15が固定されている。その他は上
記実施例と変るところがない。
第6〜第10図に示すものは、本考案の第4実
施例であり、新笠木16が、その長手方向におい
て分割されている。この分割部は支柱7の位置と
され、該分割部に切欠部28が設けられて支柱に
嵌合している。その他の構成は、前記各実施例と
略同じである。
尚、本考案は、上記各実施例に限定されるもの
ではなく、新笠木の旧笠木に対する取付け構造及
び新外壁材との結合構造は任意である。
(考案の効果) 本考案によれば、新笠木を防護柵6支柱部分で
分割構成したので、施工が容易であり且つ水蜜結
合を容易とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示し、第2図の−
線断面図、第2図は第1図の−線断面図、
第3図は第2図の拡大図であり本考案の第1実施
例を示す断面図、第4図は本考案の第2実施例を
示す断面図、第5図は本考案の第3実施例を示す
断面図、第6〜10図は本考案の第4実施例を示
し、第6図は平面図、第7図は正面図、第8図は
第7図の−線断面図、第9図は第8図の拡大
図、第10図は第6図のX−X線断面図、第11
図は従来例を示す断面図である。 5……旧笠木、6……防護柵、7……支柱、1
6……新笠木。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 防護柵6の支柱7が立設させた建物上部の旧笠
    木5の上面の全面を被覆するように新笠木16が
    設けられる改装笠木において、 前記新笠木16は、前記支柱7部分で分割され
    ており、該両分割部分は、下方に下がつて水平に
    延びる折曲段部19,21に形成され、該段部1
    9,21の水平部に前記支柱7が嵌合する切欠部
    20,22が形成されており、更に、相隣接する
    段部19,21の水平部が重合され、該重合部が
    旧笠木5に設けられた取付金物15に固定され、
    且つ、前記相隣接する段部19,21の水平部を
    重合することにより形成された溝にシール材23
    が充填されていることを特徴とする改装笠木。
JP1986084290U 1986-06-02 1986-06-02 Expired - Lifetime JPH0544432Y2 (ja)

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JPS62194847U JPS62194847U (ja) 1987-12-11
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JP2012246698A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Tomio Ono & Associates 細幅見付笠木
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JPS58213943A (ja) * 1983-05-09 1983-12-13 神鋼アルフレツシユ株式会社 建物における笠木の改装方法

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