JPH079929B2 - 集積回路の製造方法 - Google Patents

集積回路の製造方法

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JPH079929B2 JP62184291A JP18429187A JPH079929B2 JP H079929 B2 JPH079929 B2 JP H079929B2 JP 62184291 A JP62184291 A JP 62184291A JP 18429187 A JP18429187 A JP 18429187A JP H079929 B2 JPH079929 B2 JP H079929B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アンチモン(Sb)の拡散によつて形成された
埋込層を有する集積回路(IC)の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
第2図に示す如く、p形シリコン基板1にn+形埋込層2
を設け、n形シリコンエピタキシヤル層3の中にp+形分
離領域4、n+形デイープコンタクト領域5、及びp形領
域6を形成し、SiO2膜7の開口にアノード電極8とカソ
ード電極9とを設けることによつて高耐圧ダイオードD1
を得ることは公知である。また、n+埋込層2をn形不純
物として多用されている燐(P)に比べて拡散係数の小
さい砒素(As)又はアンチモン(Sb)の拡散によつて形
成することも公知である。なお、拡散係数の小さい不純
物でn+形埋込層2を形成すると、ダイオードD1を構成す
るn形領域3aの厚さを制御する上で好適合である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、As及びその化合物は強い毒性を有するため極
めて厳密に管理しなければならないので、量産の場では
できることなら使用したくない。また埋込層2中のAs
は、エピタキシヤル層3を成長させる工程において、オ
ートドーピングと呼ばれる現象によつて、拡散係数が小
さいにも拘わらず埋込層2の上部のn形領域3aへかなり
ドーピングされてしまう。このため、埋込層2からその
上部のn形領域3aにかけての不純物濃度分布は比較的な
だらかに変化したものとなり、この影響で所望特性のダ
イオードD1やトランジスタを得ることが困難になる場合
もある。
一方、アンチモン(Sb)はオートドーピングが少ないの
で、これによつて埋込層2を形成すれば、急峻な不純物
濃度分布を得ることができる。しかし、Sbのシリコンに
対する溶解度がAsや燐よりも大幅に小さいために、埋込
層2におけるSbの不純物濃度を高める場合にはAsや燐の
場合よりも高温且つ長時間の拡散を行う必要がある。し
かし、高温・長時間のSb拡散を行うと、第3図に模式的
に示すように、ローゼツトと称される結晶化領域10がSi
O2膜11に多く発生した。Sbは結晶化領域10の部分でSiO2
膜11を通過し、所望しない所にn形異常拡散層12を形成
する。異常拡散層12は、後の工程でエピタキシヤル層に
欠陥を引き起こす等、ICの製造歩留りを低下させる原因
となる。
そこで従来では、Sb拡散時のSbのドープ量をシート抵抗
で15〜20Ω/□程度と少な目に抑えて埋込層2を形成せ
ざるを得なかつた。この様に埋込層2の抵抗を高くする
と、ダイオードD1の順方向損失やトランジスタのコレク
タ抵抗損失が大きくなる不利が生じるばかりでなく、寄
生hFE効果の影響によりICの発熱量が増加するという不
利が生じた。
寄生hFE効果とは、p形領域6をエミツタ領域、n形領
域3aとn+形埋込層2をベース領域、p形シリコン基板1
とp+形分離領域4をコレクタ領域とする寄生トランジス
タQ1の悪影響のことである。即ち、第2図に示す如く、
ダイオードD1に順電流IFを流すと、寄生トランジスタQ1
にベース電流が供給された状態になり、寄生トランジス
タQ1がオン状態になり、寄生トランジスタQ1のコレクタ
電流ICが流れる。このコレクタ電流ICは無意味の電流で
あり、ICの電力消費や発熱量を増加させ且つ誤動作の原
因ともなる。従つて、寄生トランジスタQ1の電流増幅率
hFEを小さくして無意味なコレクタ電流ICを抑制するた
めに、埋込層2を高濃度かつ厚く形成して埋込層2のシ
ート抵抗を低くする必要がある。
なお、第2図のp形領域6をベース領域とし、p形領域
6中にエミツタ領域としてn+形領域を設けてトランジス
タとした場合でも、寄生トランジスタQ1による寄生hFE
効果が問題になることが知られている。しかしながら、
第2図のような高耐圧ダイオードD1の場合には、ここに
極めて大きな順電流(例えばIF=1A)を流すことがある
ので、寄生トランジスタQ1のhFEが例えばhFE=0.2でもI
C=200mAとなつて無視できない発熱を招く。従つて、寄
生hFE効果はトランジスタの場合よりも大きな問題にな
る。
寄生トランジスタの寄生hFE効果は埋込層2のSbの濃度
を高めることにより抑制できる。Sbの高濃度拡散を行う
ために種々の提案がなされている。例えば、特開昭53−
46273号公報には、プレデポジシヨンを複数回に分けて
行うことで表面濃度を高める方法が開示されている。
又、特開昭54−128268号公報には、Sbと燐を重複して拡
散することにより高濃度拡散を行う方法が開示されてい
る。しかしこれらの方法によつても、埋込層2のシート
抵抗の低減と異常拡散防止(ローゼツトの発生防止)の
両方を実用的に達成することができないのが実状であ
る。
そこで本発明の目的は、上述の問題点を解決することが
できる集積回路の製造方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本願発明は、p形シリコン領
域の表面に第1のシリコン酸化膜を形成し、前記第1の
シリコン酸化膜の所望箇所に第1の開口部を形成する第
1の工程と、次に、前記第1のシリコン酸化膜をマスク
として前記第1の開口部より選択的にアンチモンを浅く
拡散して前記p形シリコン領域内に第1のアンチモン拡
散層を形成する第2の工程と、次に、第2の工程で前記
第1のシリコン酸化膜の上に形成されたアンチモンガラ
ス層を除去する第3の工程と、次に、熱処理を施して前
記第1のアンチモン拡散層中のアンチモンを更に深く拡
散して第1のn形領域を形成する第4の工程と、次に、
前記第1のシリコン酸化膜を除去する第5の工程と、次
に、前記p形シリコン領域及び前記第1のn形領域の表
面に第2のシリコン酸化膜を形成し、この第2のシリコ
ン酸化膜の前記第1の開口部のあつた位置と重複する位
置に第2の開口部を形成する第6の工程と、次に、前記
第2のシリコン酸化膜をマスクとして前記第2の開口部
より選択的にアンチモンを浅く拡散して前記第1のn形
領域と重複する第2のアンチモン拡散層を形成する第7
の工程と、次に、前記第7の工程で前記第2のシリコン
酸化膜の上に形成されたアンチモンガラス層を除去する
第8の工程と、次に、熱処理を施して前記第2のアンチ
モン拡散層中のアンチモンを更に深く拡散して前記第1
のn形領域に重複する第2のn形領域を形成し、前記第
1のn形領域と前記第2のn形領域とから成るn形埋込
層を得る第9の工程と、次に、前記第2のシリコン酸化
膜を除去し、前記p形シリコン領域と前記n形埋込層の
上部に、前記n形埋込層より高比抵抗のn形シリコンエ
ピタキシャル層を形成する第10の工程と、次に、前記n
形埋込層の効果を得ることができるように少なくとも1
つのpn接合を含む半導体素子を前記n形シリコンエピタ
キシャル層内に形成する第11の工程と含む集積回路の製
造方法に係わるものである。
[発明の作用及び効果] 本発明によれば、比較的浅く形成された第1及び第2の
アンチモン拡散層のアンチモンを更に深く拡散する際
に、この深い拡散に先立つてアンチモンガラス層を除去
し、また第2のアンチモン拡散層を形成する際に、これ
に先立つて第1のシリコン酸化膜を除去して新たに第2
のシリコン酸化膜を形成するのて、第1及び第2のシリ
コン酸化膜におけるローゼツトと称される結晶化領域
(異常領域)の発生を防ぐことができる。この結果、ロ
ーゼツトを通してアンチモンがp形シリコン領域に拡散
して不要なn形拡散層が生じることを防ぐことができ
る。要するに、本発明によれば、異常拡散を伴なわない
でアンチモンのドープ量を高めることができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例に係わるICの製造方法を第1図に
基づいて説明する。
まず、第1図(A)に示す如く、p形シリコン基板21上
に熱酸化により厚さ約1μmのSiO2膜22を形成し、公知
のフオトエツチング法によりSiO2膜22の所望の位置に開
口部(拡散窓)23を形成する。
次に、第1図(B)に示す如く、Sb酸化物(Sb2O3)を
拡散源として、1150〜1250℃の酸素ガス含有窒素ガス雰
囲気中で、Sbをシリコン基板21中へ開口部23を通して拡
散する(第1のプレデポジシヨン工程)。これにより、
高不純物濃度で浅いn++形Sb拡散層24及び薄いSbガラス
層25が形成される。
次に、第1図(C)に示す如く、Sbガラス層25を除去し
た後、1200〜1300℃の酸素ガス含有窒素ガス雰囲気中で
熱処理して、Sb拡散層24中のSbを更に深く拡散する(第
1のドライブイン工程)。この工程の初期には水蒸気を
雰囲気中に導入することにより酸化力を強めてSiO2膜を
形成しているので、開口部23の部分もSiO2膜22により被
覆されている。こうして形成されたn+形領域26は、深さ
約6μm、シート抵抗約16Ω/□である。第1のプレデ
ポジシヨンと第1のドライブインを合わせた第1のSb拡
散においては、Sbのドープ量を従来から実績のある低い
レベルに抑えているので、SiO2膜22におけるローゼツト
の発生は許容できるレベル以下となり、極めて少なかつ
た。
次に、第1図(D)に示す如くSiO2膜22を除去する。
次に、第1図(E)に示す如く、熱酸化により厚さ約1
μmのSiO2膜27を形成し、公知のフオトエツチング法に
よりSiO2膜27に開口部(拡散窓)28を形成する。この開
口部28は、開口部23と略一致するように第1図(A)の
ときと同じフオトマスクパターンで形成する。
次に、第1図(F)に示す如く、第1のプレデポジシヨ
ン工程〔第1図〔B〕の工程〕と同様の方法で第2のプ
レデポジシヨンを行う。この結果、n+形領域26と重複す
る高濃度で浅いn++形Sb拡散層29及び薄いSbガラス層30
が形成される。
次に、第1図(G)に示す如く、Sbガラス層30を除去し
た後、第1のドライブイン工程〔第1図(C)の工程〕
と同様の方法で第2のドライブインを行う。この結果、
Sb拡散層29がドライブインされてn+形領域31が形成され
る。このn+形領域31は、更に深くなつたn+形領域26の内
側に重複して形成される。第1図(F)の第2のプレデ
ポジシヨンの工程と第1図(G)の第2のドライブイン
の工程を合わせて第2のSb拡散と呼ぶことができる。こ
の第2のSb拡散によつて形成されたn+形領域31と第1図
(B)(C)の第1のSb拡散によつて形成されたn+形領
域26(ただし第2のSb拡散工程を経て形成されたもの)
は、合わさつて1つのn+形埋込層32として働く。埋込層
32は、深さ約12μm、シート抵抗約8Ω/□と、比較的
深くかつドープ量も多い。しかし、第2のSb拡散におい
ても、第1のSb拡散時と同様に、SiO2膜27におけるロー
ゼツトの発生は許容できるレベル以下となり、極めて少
なかつた。
次に、第1図(H)に示す如く、分離領域の一部を形成
するように働くp+形領域33を形成する。このp+形領域33
はSiO2膜27に埋込層32を包囲するように開口部を形成
し、第1及び第2のSb拡散と同様の2ステツプ拡散法で
B(硼素)を拡散することによつて形成する。
次に、第1図(I)に示す如く、SiO2膜27を除去し、気
相エピタキシヤル成長法により燐をドープしたn形シリ
コンエピタキシヤル層34を形成する。このエピタキシヤ
ル成長工程において、Sbはオートドーピングを起し難い
ため、埋込層32からその上部のエピタキシヤル層34にか
けて、厚み方向に急峻な不純物濃度分布となる。即ち埋
込層32で高濃度で、エピタキシヤル層34では急激に濃度
が下がり、以後略一定の低濃度がエピタキシヤル層34の
表面にかけて続く濃度分布が得られる。エピタキシヤル
層34は、上述のローゼツト発生の大幅減少に伴い、欠陥
等の極めて少ない良好なシリコン層として形成される。
次に、第1図(J)に示す如く、熱酸化によりSiO2膜35
を形成し、p+形領域33と対応するように開口部を形成
し、硼素の2ステツプ拡散によりp+形領域36を形成す
る。次の工程において、領域33と36は合体してp+形分離
領域37となる。
次に、第1図(K)に示す如く、SiO2膜35に埋込層32の
周辺と対応するように開口部を形成し、燐の2ステツプ
拡散により、埋込層32に達するn+形デイープコンタクト
領域38を形成する。
次に、第1図(L)に示す如く、SiO2膜35のn+形デイー
プコンタクト領域38に囲まれる位置に開口部を形成し、
硼素の2ステツプ拡散を行う。この結果、高耐圧ダイオ
ードD2のアノード領域となるp形領域39が形成される。
次に、第1図(M)に示す如く、SiO2膜35(段差を省略
して描いている)にp形領域39、n+形デイープコンタク
ト領域38にそれぞれ通じる開口部40、41を形成する。こ
れらの開口部には、Alの蒸着とフオトエツチングによ
り、ダイオードD2のアノード電極42及びカソード電極43
を形成する。この結果、分離領域37に包囲されたエピタ
キシヤル層34中に1個の高耐圧ダイオードD2が形成され
る。
本実施例は次の利点を有する。
(1)埋込拡散のためにSbのドープ量の多い拡散を行つ
たにも拘わらず、ローゼツトの発生及びこれに伴う異常
拡散の発生が許容できるレベル以下に低減し、ICの製造
歩留りが向上した。
(2)寄生hFE効果を、埋込拡散にAsを用いる従来方法
の場合と同等もしくはそれ以上に低減することができ、
ICの発熱が減少した。即ち、寄生トランジスタQ2は、p
形領域39をエミツタとし、埋込層32とその上部のエピタ
キシヤル層34aをベースとし、シリコン基板21と分離領
域37をコレクタ領域とするpnpトランジスタである。こ
の寄生トランジスタQ2のベース領域の一部である埋込層
32は、不純物ドープ量が大きく且つ深いため、寄生トラ
ンジスタQ2のhFEは例えばhFE=0.07と十分に小さくなつ
ている。このため、無効かつ有害な電流である寄生トラ
ンジスタのコレクタ電流ICはダイオードD2にIF=1A流し
た場合でIC<100mAと大幅に減少した。
(3)埋込層32の不純物にSbを用いているので、前述の
ようにオートドーピングによるエピタキシヤル層34〔特
に(34a)〕の不純物濃度への影響は小さい。このた
め、エピタキシヤル層34中に形成したダイオードD2やIC
の他の領域に形成したトランジスタ等の特性を所望値に
設定するのが容易である。
〔変形例〕
本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。
(1)Sbの2ステツプ拡散法を2回繰返した例を示した
が、SiO2膜の除去工程と酸化・開口工程をはさんで3回
以上繰返してもよい。
(2)Sbのイオン注入でプレデポジシヨンを行い、拡散
でドライブインする2ステツプ拡散法を採用することも
できる。
(3)分離領域の形成は、エピタキシヤル成長後の拡散
のみで行つてもよい。
(4)実施例では、第1のSb拡散と第2のSb拡散は、最
も合理的な方法として、略同一位置及び同一大きさに形
成された開口部を通して行われた。しかし、第1と第2
のSb拡散による重複領域が埋込層として働くべく領域の
主要部に形成されるなら、開口部の位置及び大きさが第
1及び第2のSb拡散で異なつても本発明の効果は発揮さ
れる。
(5)p+形分離領域37とn+形デイープコンタクト領域38
の形成の順番は、最終的に所定の形状に形成されればよ
いので、互いに前後又は途中から並行するように適宜変
更することができる。
(6)トランジスタのベース・コレクタ間に相当する高
耐圧のダイオードを形成する場合に本発明の効果が顕著
であることは前述のとおりである。しかし、高耐圧のダ
イオードを形成せず、トランジスタやトランジスタのエ
ミツタ・ベース間を利用した低耐圧のダイオード等を形
成するICの製造方法にも本発明は適用できる。なお、ト
ランジスタを形成する場合、p形領域39をベース領域と
し、このp形領域39中に更に燐を拡散してn+形領域から
成るエミンタ領域を形成し、エピタキシヤル層34aと埋
込層32とn+形ディープコンタクト領域38をコレクタ領域
とするのが最も一般的である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(M)は本発明の実施例に係わる集積回
路の製造方法を工程順に説明するための断面図、 第2図は従来の集積回路を示す断面図、 第3図は従来の集積回路の埋込層の形成工程を示す断面
図である。 21…シリコン基板、22…SiO2膜、24…Sb拡散層、27…Si
O2膜、32…埋込層、34…エピタキシヤル層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】p形シリコン領域の表面に第1のシリコン
    酸化膜を形成し、前記第1のシリコン酸化膜の所望箇所
    に第1の開口部を形成する第1の工程と、 次に、前記第1のシリコン酸化膜をマスクとして前記第
    1の開口部より選択的にアンチモンを浅く拡散して前記
    p形シリコン領域内に第1のアンチモン拡散層を形成す
    る第2の工程と、 次に、第2の工程で前記第1のシリコン酸化膜の上に形
    成されたアンチモンガラス層を除去する第3の工程と、 次に、熱処理を施して前記第1のアンチモン拡散層中の
    アンチモンを更に深く拡散して第1のn形領域を形成す
    る第4の工程と、 次に、前記第1のシリコン酸化膜を除去する第5の工程
    と、 次に、前記p形シリコン領域及び前記第1のn形領域の
    表面に第2のシリコン酸化膜を形成し、この第2のシリ
    コン酸化膜の前記第1の開口部のあった位置と重複する
    位置に第2の開口部を形成する第6の工程と、 次に、前記第2のシリコン酸化膜をマスクとして前記第
    2の開口部より選択的にアンチモンを浅く拡散して前記
    第1のn形領域と重複する第2のアンチモン拡散層を形
    成する第7の工程と、 次に、前記第7の工程で前記第2のシリコン酸化膜の上
    に形成されたアンチモンガラス層を除去する第8の工程
    と、 次に、熱処理を施して前記第2のアンチモン拡散層中の
    アンチモンを更に深く拡散して前記第1のn形領域に重
    複する第2のn形領域を形成し、前記第1のn形領域と
    前記第2のn形領域とから成るn形埋込層を得る第9の
    工程と、 次に、前記第2のシリコン酸化膜を除去し、前記p形シ
    リコン領域と前記n形埋込層の上部に、前記n形埋込層
    より高比抵抗のn形シリコンエピタキシャル層を形成す
    る第10の工程と、 次に、前記n形埋込層の効果を得ることができるように
    少なくとも1つのpn接合を含む半導体素子を前記n形シ
    リコンエピタキシャル層内に形成する第11の工程と を含む集積回路の製造方法。
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