JPS6330787B2 - - Google Patents

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JPS6330787B2
JPS6330787B2 JP52056719A JP5671977A JPS6330787B2 JP S6330787 B2 JPS6330787 B2 JP S6330787B2 JP 52056719 A JP52056719 A JP 52056719A JP 5671977 A JP5671977 A JP 5671977A JP S6330787 B2 JPS6330787 B2 JP S6330787B2
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JP
Japan
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region
conductivity type
film
silicon
opposite conductivity
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JP52056719A
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English (en)
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JPS53141591A (en
Inventor
Fujiki Tokuyoshi
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸化膜整合技術を用い、ポリシリコ
ン被膜を電極及び配線として使用する半導体装置
の製造方法に関するものである。
従来より半導体装置の集積密度を向上する方法
としてポリシリコン膜を一層目の内部配線やトラ
ンジスターの電極として使用する方法が検討され
ている。従来の製造方法、例えば特開昭51−
40866によると、半導体基板上の絶縁膜上および
この絶縁膜に隣接せる活性領域上にモノシランの
熱分解反応によりポリシリコン膜を表面全体に成
長させる。このポリシリコン膜を、シリコン窒化
膜をマスクとして選択的に酸化、分離してポリシ
リコン電極及び配線を形成する。その後、酸化膜
及びシリコン窒化膜をマスクとして不純物添加を
行ないP型高濃度領域及びN型高濃度領域を形成
することによりトランジスターの製造が行なわれ
ていた。
しかしながら上記製造方法によるとマスク目合
せのマージン及びポリシリコン膜の選択酸化時の
パターン狭化等によりN型高濃度領域とP型高濃
度領域の距離が長くなる。その上にポリシリコン
膜の選択酸化時にP型領域中の不純物が酸化膜中
に偏析され、表面濃度が低下する。これらのこと
によりベース抵抗が大きくなりトランジスターの
特性を悪くしている。その上にポリシリコン膜の
選択酸化時の熱工程がベースP型領域にも加わる
為、容易には浅い接合を作ることができない。従
来の製造方法により無理をしてコレクタ接合を浅
くすると上記の理由によりベース抵抗が大きくな
り過ぎ接合を浅くした利点が生かされないことと
なる。
本発明の目的は上記の欠点を除去し、ポリシリ
コン膜を使用した利点を生かした上で容易に浅い
接合を持つたトランジスターを製造する方法を提
供することにある。
本発明の原理はポリシリコン膜を成長した後
に、拡散又はイオン注入等によりP型不純物の高
濃度領域を形成し、その後にシリコン窒化膜をマ
スクとしてポリシリコン膜を選択的に酸化し、し
かる後に、イオン注入を用いてポリシリコン膜及
び酸化膜を通してシリコン基板に選択的に不純物
を添加してベースP型不純物領域を形成すること
にある。
本発明の特徴は、一導電型の半導体基板のフイ
ールド絶縁膜に隣接する活性領域上にシリコン膜
を被着させる工程と、前記活性領域の第1の部分
に前記シリコン膜を通して逆導電型の不純物を導
入する工程と、前記第1の部分に導入された不純
物によつて形成された高濃度の第1の逆導電型領
域の端部よりもその底面が前記第1の部分から離
れた形状をもつたシリコン酸化膜を前記第1の部
分の周辺部近傍上の前記シリコン膜を選択的に酸
化することによつて形成する工程と、しかる後に
前記シリコン酸化膜の端に隣接せる前記活性領域
の第2の部分に前記シリコン膜を通して逆導電型
の不純物を導入して、前記シリコン酸化膜の底面
下を延在して前記第1の逆導電型領域に接する第
2の逆導電型領域を形成する工程と、次に前記活
性領域の第2の部分に前記シリコン膜を通して一
導電型の不純物を導入して、前記第2の逆導電型
領域内に、高濃度の前記第1の逆導電型領域に接
しない一導電型の領域を形成する工程とを有する
半導体装置の製造方法にある。
本発明の方法によればP型高濃度領域とエミツ
タN型高濃度領域の距離はポリシリコン膜を選択
的に酸化する為のマスクの制約を受けず、又シリ
コン窒化膜のエツチングや、ポリシリコン膜の選
択酸化時の酸化膜の食い込みの影響も受けない。
その上にP型不純物領域の不純物が酸化膜中に偏
析されることもない。このようにコレクタ接合深
さ及びベース抵抗はイオン注入条件のみにより任
意に決める事が可能となり、容易に浅いコレクタ
接合を作ることができる。又、エミツタ領域とな
る一導電型の領域(N型の領域)は外部ベース領
域となる高濃度の第1の逆導電型領域(P+型領
域)と接しないからそれだけ耐圧の高いものとな
る。
次に本発明を実施例により説明する。
第1図乃至第6図は本発明をNPNトランジス
ターの製造に実施した場合の主な工程における断
面図である。
N型シリコン基板11上に熱酸化により酸化膜
12を約500Å形成し、その上にシランとアンモ
ニアの化学反応を利用してシリコン窒化膜11を
約1000Å成長する(第1図)。
このシリコン窒化膜13をフオトレジストをマ
スクとしてCF4ガスによるプラズマエツチングに
より選択的に除去する。そしてシリコン窒化膜1
3とシリコン基板11の高温酸化性雰囲気中での
酸化速度の差を利用してシリコン基板表面に選択
的に埋設酸化膜12′を形成する。(第2図)。
しかる後にシリコン窒化膜13、シリコン酸化
膜12をそれぞれ熱リン酸、バツフアードフツ酸
により除去し、シリコン基板表面にシラン
(SiH4)の熱分解反応を用いて約3000Åのポリシ
リコン被膜14を形成する。その後にフオトレジ
スト15をマスクとしてホウ素原子のイオン注入
を行ないP型高濃度不純物添加領域16を形成す
る。この時のイオン注入条件は打込エネルギー
100KeVでドーズ量1.5×1015イオン/cm3程度のも
ので十分であり、この条件で、打込直後で、表面
層抵抗80Ω/□、P+型領域16の接合深さはポ
リシリコン膜表面より約1μmとなる(第3図)。
次に、再びシランとアンモニアの熱化学反応に
よりシリコン窒化膜13′を約1500Å成長させる。
このシリコン窒化膜13′をフオトレジストをマ
スクとしてプラズマエツチングにより選択的に除
去する。その後にシリコン窒化膜13′とポリシ
リコン膜14の高温酸化性雰囲気中での酸化速度
の差を利用してポリシリコン膜14を部分的にシ
リコン基板に達するシリコン酸化膜12″に変え
る。この時ポリシリコン膜より変換したシリコン
酸化膜12″は体積増加してポリシリコン膜14
表面よりも約4000Å盛りあがる。このポリシリコ
ン膜14表面より上に盛りあがつた酸化膜のみを
バツフアードフツ酸により除去し、ポリシリコン
14表面とシリコン酸化膜表面の段差を無くす
る。又、酸化時に前記P+型領域にも熱が加わる
為、その接合深さは約1.5μmとなる(第4図)。
次に、フオトレジストをマスクとしてエミツタ
領域表面19のシリコン窒化膜をエツチングによ
り除去し、その後に再び写真食刻工程を行ない、
フオトレジスト15′を形成する。このフオトレ
ジスト15′をマスクとして、ポリシリコン膜1
4及び酸化膜12″を通して、ホウ素のイオン注
入を行ないベースP型不純物添加領域17を形成
する。この時の注入条件は打込エネルギー
100KeV、ドーズ量1×1014イオン/cm3程度が適
切である。この条件の時、打込まれたホウ素の分
布のピーク値はシリコン中で約0.3μm、酸化膜中
で約0.31μmとほぼ同一である事により、ポリシ
リコン膜14及び酸化膜12″下でのシリコン基
板11中のP型領域17の接合深さもほとんど同
じとなる。そして、その接合深さはポリシリコン
膜とシリコン基板の界面より約0.3μmとなる(第
5図)。
次に、シリコン窒化膜13′及び酸化膜12″を
マスクとしてリン拡散を行ないn型高濃度不純物
添加領域即ちエミツタ領域18を形成しトランジ
スター製造が完了する。図に示してあるように、
このエミツタ領域18は真性ベース領域(活性ベ
ース領域)17内のみに形成され、高濃度の外部
ベース領域(グラフトベース領域)16には接し
ていないから、エミツタ−ベース間の耐圧がそれ
だけ高いものとなる。コレクタ部のポリシリコン
膜にはエミツタ部のリン拡散時に同時にリンが拡
散される様にする(第6図)。
上記実施例の説明はNPNトランジスタについ
て行つたが、本発明の方法はPNPトランジスタ
その他の半導体装置に適用できることは勿論であ
る。
以上詳細に説明したように、本発明はポリシリ
コン膜を被着させ、シリコン窒化膜を利用して既
設ポリシリコン膜を選択的に酸化する前に、低抵
抗率の外部ベース領域を形成し、ポリシリコン膜
の選択酸化後にイオン注入等を用いてポリシリコ
ン膜及び酸化膜を通して半導体基板中に不純物添
加を行ない、浅い真性ベース領域を前記両膜の下
面に接して設ける半導体装置の製造方法である。
これによりポリシリコン膜を電極及び配線として
使用した利点を十分生かした上で接合が浅くベー
ス抵抗の低い高速の半導体装置を製造することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明をNPNトランジス
タの製造に実施した場合の主な工程における断面
図である。 11……n型シリコン基板、12,12′,1
2″……シリコン酸化膜、13,13′,13″…
…シリコン窒化膜、14……ポリシリコン、1
5,15′……フオトレジスト、16……P+型領
域、17……P型領域、18……n+領域、19
……エミツタポリシリコン電極表面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一導電型の半導体基板のフイールド絶縁膜に
    隣接する活性領域上にシリコン膜を被着させる工
    程と、前記活性領域の第1の部分に前記シリコン
    膜を通して逆導電型の不純物を導入する工程と、
    前記第1の部分に導入された不純物によつて形成
    された高濃度の第1の逆導電型領域の端部よりも
    その底面が前記第1の部分から離れた形状をもつ
    たシリコン酸化膜を前記第1の部分の周辺部近傍
    上の前記シリコン膜を選択的に酸化することによ
    つて形成する工程と、しかる後に前記シリコン酸
    化膜の端に隣接せる前記活性領域の第2の部分に
    前記シリコン膜を通して逆導電型の不純物を導入
    して、前記シリコン酸化膜の底面下を延在して前
    記第1の逆導電型領域に接する第2の逆導電型領
    域を形成する工程と、次に前記活性領域の第2の
    部分に前記シリコン膜を通して一導電型の不純物
    を導入して、前記第2の逆導電型領域内に、高濃
    度の前記第1の逆導電型領域に接しない一導電型
    の領域を形成する工程とを有することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5530807A (en) * 1978-08-25 1980-03-04 Hitachi Ltd Producing method of semiconductor device
JPS5763856A (en) * 1980-10-07 1982-04-17 Oki Electric Ind Co Ltd Preparationof semiconductor element
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135705A (ja) * 1984-07-26 1986-02-20 株式会社富士トレーラー製作所 整畦機の盛土装置

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