JPH03215944A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH03215944A
JPH03215944A JP2010988A JP1098890A JPH03215944A JP H03215944 A JPH03215944 A JP H03215944A JP 2010988 A JP2010988 A JP 2010988A JP 1098890 A JP1098890 A JP 1098890A JP H03215944 A JPH03215944 A JP H03215944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
impurity region
film
impurity
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010988A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Goto
広志 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010988A priority Critical patent/JPH03215944A/ja
Publication of JPH03215944A publication Critical patent/JPH03215944A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第6図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 ■第1の発明の実施例(第1同.第2図)■第2の発明
の実施例(第3図) ■第3の発明の実施例(第4図) ■第4〜第6の発明の実施例(第5図)発明の効果 (概 要〕 半導体装置の製造方法に関し、更に詳しく言えば、自己
整合方式にてハイボーラ1〜ランジスタを作成する半導
体装置の製造方法に関し、外部ベース領域と内部ベース
領域とを確実、かつ十分に接続させるとともに、エミッ
タ/コレクタ間のパンチスルーを防止し、かつエミッタ
/ヘース間の逆方向の電気的特性を向上させることがで
きる半導体装置の製造方法を提供することを目的とし、 一導電型の半導体基板上に反対導電型の不純物を含む導
電膜と絶縁膜とを順次形成する工程と、前記導電膜と前
記絶縁膜とに同じパターンで開口部を形成する工程と、
前記導電膜中の不純物を前記半導体基板に選択的に導入
して前記開口部の周辺の該半導体基板に反対導電型の第
1の不純物領域を形成する工程と、前記開口部を介して
該開口部の底部の半導体基板を選択的にエッチングして
溝を形成し、前記第1の不純物領域を該溝の側部に露出
させる工程と、前記溝に反対導電型の半導体膜を埋めて
該溝の側壁の第1の不純物領域に接する第2の不純物領
域を形成する工程と、前記第2の不純物領域内に、又は
該第2の不純物領域に接して一導電型の第3の不純物領
域を形成する工程とを含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、更に詳しく言
えば、自己整合方式にてバイボーラトランジスタを作成
する半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置の高密度化・高速度化のため、ハイポ
ーラトランジスタは自己整合方式にて作成されるように
なっている。
〔従来の技術] 第6図(a)〜(d)は、従来例の自己整合方式による
ハイボーラトランジスタの作成方法にっ?て説明する断
面図である。
まず、同図(a)に示すように、SiO■膜からなる素
子分離領域2の形成されたn型のSi基板1にp型の不
純物であるボロンが導入されたヘース引出電極となるS
i膜3と層間絶縁膜となるSiO■膜4とを順次形成す
る。
次に、同図(b)に示すように、素子分離領域2の間の
Si基板1の内部ヘース領域を形成すべき領域上にSi
膜3及びSiO■膜4の開口部5を形成する。
次いで、同図(c)に示すように、開口部5の側壁に絶
縁のためのSiO■膜6を形成するとともに、Si膜3
中のボロンをSi基板1に導入し、開口部5底部を挟ん
でp゛型の外部ベース領域7aを形成する。なお、この
Si膜3はベース引出電極として用いられる。
続いて、開口部5aの底部のSi基板1にボロンをイオ
ン注入する。その後、加熱処理によりこのボロンをSi
基板1に拡散して外部ヘース領域7aの間に、かつこの
外部ヘース領域7aと接ずるようにp型の内部ヘース領
域7bを形成する。次に、Si膜8を形成してこれに砒
素をイオン注入した後、加熱処理して砒素をSi基板1
に導入ずる。その結果、内部ベース領域7b内にn゜型
のエミンタ領域9が形成される(同図(d))。
その後、Si膜8をパターニングしてエミッタ弓出電極
を形成し、自己整合方式によるパイボーラトランジスタ
が完成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第6図(d)に示すように、同じ開口部5a
の底部からn型及びp型の不純物をSi基板1に導入し
、拡散深さの違いを利用してエミッタ領域9及び内部ベ
ース領域7bを形成している。
このため、拡散のばらつきによりエミッタ領域9が深く
形成された場合、エミッタ領域9が高濃度の外部ヘース
領域7aと接するようになるため、エミッタ/ベース間
の逆方向電圧が低下したり、リーク電流が増加したりす
るという問題がある。
また、内部ベース領域7bが浅く形成された場合にはエ
ミッタ/コレクタ間でパンチスルーが起こるため、エミ
ッタ/コレクク間で必要な電圧が確保できなくなるとい
う問題がある。
更に、外部ヘース領域7aの深さが浅くなった場合、外
部ベース領域7aと内部ベース領域7bとが十分に接続
しなくなるため、ヘース抵抗が増加したりするという問
題もある。
そこで本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、外部ヘース領域と内部ベース領域と
を確実、かつ十分に接続させるとともに、エミンタ/コ
レクタ間のバンチスルーを防止し、かつエミッタ/ベー
ス間の逆方向の電気的特性を向上させることができる半
導体装置の製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段] 上記課題は、第1に、一導電型の半導体基板上に反対導
電型の不純物を含む導電膜と絶縁膜とを順次形成する工
程と、前記導電膜と前記絶縁膜とに同じパターンで開口
部を形成する工程と、前記導電膜中の不純物を前記半導
体基板に選択的に導入して前記開口部の周辺の該半導体
基板に反対導電型の第1の不純物領域を形成する工程と
、前記開口部を介して該開口部の底部の半導体基板を選
択的にエッチングして溝を形成し、前記第1の不純物領
域を該溝の側部に露出させる工程と、前記溝に反対導電
型の半導体膜を埋めて該溝の側壁の第1の不純物領域に
接する第2の不純物領域を形成する工程と、前記第2の
不純物領域内に、又は該第2の不純物領域に接して一導
電型の第3の不純物領域を形成する工程とを有すること
を特徴とする半導体装置の製造方法によって達成され、
第2に、第1の発明に記載の半導体装置の製造方法にお
いて、前記開口部を介して該開口部の底部の半導体基板
をエッチングするに際し、同時に前記反対導電型の不純
物を含む導電膜もほぼ等量エッチング・除去して絶縁膜
をオーバハング状に形成する工程と、前記第2の不純物
領域を形成するに際して、該オーバハング形状部にも反
対導電型の半導体膜を埋めて第1の不純物領域に接する
第2の不純物領域を形成する工程とを含むことをれ、 第3に、第1の発明に記載の半導体基板としてSi基板
を、第2の不純物領域となる反対導電型の半導体膜とし
てSiXGel−x材を、第3の不純物領域の材料とし
てSi材料を用いることを特徴とする半導体装置の製造
方法によって解決され、第4に、−導電型の半導体基板
上に反対導電型の不純物を含む第1の導電膜と絶縁膜と
を順次形成する工程と、前記第1の導電膜と絶縁膜とに
同じパターンの開口部を形成する工程と、前記開口部を
被覆して反対導電型の不純物を含む第2の導電膜を形成
する工程と、前記第1の導電膜中の不純物を前記半導体
基板に導入して反対導電型の第1の不純物領域を形成す
る工程と、前記第2の導電膜中の不純物を前記開口部を
介して半導体基板に選択的に導入し、反対導電型の第2
の不純物領域を形成する工程と、前記開口部の側壁に絶
縁膜を形成する工程と、前記開口部を被覆して一導電1
1 型の不純物を含む第3の導電膜を形成する工程と、前記
開口部を介して第3の導電膜中の不純物を前記半導体基
板に導入して前記第1の不純物領域内に一導電型の第3
の不純物領域を形成する工程とを有することを特徴とす
る半導体装置の製造方法によって達成され、 第5に、第4の発明に記載の半導体装置の製造方法にお
いて、前記第2の導電膜をエッチング・除去した後、新
たに前記開口部の側壁に絶縁膜を形成することを特徴と
する半導体装置の製造方法によって達成され、 第6に、第4の発明に記載の半導体装置の製造方法にお
いて、前記第2の導電膜を酸化することにより前記開口
部の側壁に絶縁膜を形成することを特徴とする半導体装
置の製造方法によって達成される。
〔作 用〕
第1及び第2の発明の半導体装置の製造方法によれば、
半導体基板内の第1の不純物領域により12 挟まれた領域に溝を形成して第1の不純物領域を溝の側
部に露出させ、この溝内に反対導電型の半導体膜を埋め
て第1の不純物領域と接する第2の半導体領域を形成し
ているので、第1及び第2の不純物領域を確実に、かつ
十分に接続することができる。
更に、溝内を埋めて形成された第2の不純物領域内に、
或いは第2の不純物領域に接して一導電型の第3の不純
物領域を形成している。従って、第2の不純物領域内に
第3の不純物領域を形成する場合、従来と異なり、第3
の不純物領域の拡散深さのみを調整すればよいことにな
る。或いは第2の不純物領域に接して第3の不純物領域
を形成する場合、拡散深さの調整は不要となる。このた
め、従来と比較して制御性が大幅に改善される。
これにより、半導体基板と第3の不純物領域との間の距
離や第1の不純物領域と第3の不純物領域との間の距離
を十分に確保することが容易にできる。特に、第2の発
明の製造方法のように、溝を形成する際開口部の下側に
露出した導電膜もエッチングし、その除去跡に第2の不
純物領域となる半導体膜を埋め込むことにより、第2の
不純物領域と接して形成される第3の不純物領域と第1
の不純物領域との間の十分な距離が更に確実にとれるよ
うになる。
また、第3の発明の製造方法のように第1の発明の半導
体基板としてSi基板を、第2の不純物領域となる反対
導電型の半導体膜としてSiXGe材を、第3の不純物
領域の材料としてSi材料をそれぞれ用いている。従っ
て、Si層の間にバンドギャップが小さいSiXGe+
−x層が挟まれることになるので、少数キャリアに対す
るエネルギー障壁が高くなる。このため、半導体基板/
第2の不純物領域との間、及び第2の不純物領域/第3
の不純物領域との間で少数キャリアの移動を少なくする
ことができるので、エミッタ注入効率の優れたヘテロバ
イボーラトランジスタが実現できる。
更に、従来、同じ幅の開口部を介して第2の不純物領域
たる内部ヘース領域と第3の不純物領域たるエミッタ領
域とを拡散深さの違いを利用することにより形成してい
たが、第4の発明の半導体装置の製造方法においては、
大きな幅の開口部を介して第2の不純物領域を形成した
後、この開口部内の側壁に絶縁膜を形成して開口部の幅
を小さくし、この小ざい開口部を介して第3の不純物領
域を形成している。このため、第1の不純物領域と第3
の不純物領域との距離や半導体基板と第3の不純物領域
との間の距離を十分に確保することができる。
また、従来、外部ベース領域たる第1の不純物領域と、
内部ベース領域たる第2の不純物領域を形成するための
開口部七の間の距離は開口部の側壁に形成された絶縁膜
の厚さ程度離れているが、第4の発明の半導体装置の製
造方法においては、第1の不純物領域と開口部とは完全
に重なっている。このため、開口部を介して半導体基板
内に形成される第2の不純物領域と第1の不純物領域と
を確実に、かつ十分に接続することができる。
特に、第4の発明の開口部の側壁に絶縁膜を形成する方
法として、第5の発明のように第2の導15 電膜を除去した後に新たに形成する方法と、第6の発明
のように第2の導電膜を酸化することによりこれを用い
て形成する方法がある。
?実施例〕 以下、第1〜第6の発明の実施例について図を参照しな
がら具体的に説明する。
(1)第1の発明の実施例 ■第1の実施例 第1図(a)〜(e)は、第1の発明の実施例の自己整
合方弐にてハイポーラトランジスタを作成する方法を説
明する断面図である。
まず、同図(a)に示すように、SiO■膜からなる素
子分離領域11の形成されたn型のSi基板(半導体基
板)10にp型の不純物であるボロンが導入された膜厚
約3000人のSi膜(導電膜)12と膜厚約5000
人のSiO■膜(絶縁膜)13とを順次形成する。
次に、同図(b)に示すように、素子分離領域11の間
のSi基板10の内部ベース領域を形成す16 ベき領域」二にレジスト膜14をマスクとしてドライエ
ツヂング法によりSi膜12及びSiOz膜13の開口
部15を形成する。
次いで、温度900゜C,時間30分の条件で加熱処理
を行い、Si膜12中のボロンをSi基板lo内に拡散
してp゛型の外部ヘース領域(第1の不純物頷域)1G
を形成するとともに、開口部15に露出したSi膜12
を絶縁するため約500人のSi02膜(絶縁膜)17
を形成する。更に、このとき同時に開口部12底部のS
i基板10にもSiOz膜17が形成される(同図(C
))。
次に、CHF,ガスを用いたR I E (React
ive IonEtching)法により開口部12の
底部のSi02膜17をエッチングした後、続いてCI
 2/Arガスを用いたRIE法により開口部15底部
のSi基板10を約500人エッチングして溝18を形
成する。このとき、溝18の側面には前に形成された外
部ベース領域16が露出する。一方Si膜12に形成さ
れたSing膜17はほとんど残存する(同図(d))
続いて、Siソースを用いた分子線エビタキシー法によ
り温度600゜Cの条件で濃度IXIO18〜5×10
18CII1−3のボロンを含んだSi膜(半導体膜)
を溝18内に埋めることにより、p型の内部ベース領域
(第2の不純物領域)19を形成する。次に、モノシラ
ン(SiHa )ガスを用いた減圧CVD法により温度
800 ’C、圧力IQTorrの条件で全面にn・型
のSi膜を形成した後、このSi膜をパターニングして
エミッタ領域(第3の不純物領域)20を形成し、バイ
ボーラトランジスタが完成する(同図(e))。
以上のように、第1の発明の第1の実施例によれば、外
部ベース領域16が側部に露出した溝18内にp型のS
i膜を埋めて内部ヘース領域19を形成しているので、
外部ヘース領域I6と内部ヘース領域19とを確実に、
かつ十分に接続することができる。
更に、溝18内を埋めて形成された内部ベース領域19
に接してn゜型のエミッタ領域20を形成している。従
って、内部ヘース領域19に接してにエミッタ領域20
を形成する場合、拡散深さの調整は不要となる。このた
め、従来と比較して制御性が大幅に改善されるので、S
i基板10とエミック領域20との間の距離や外部ヘー
ス領域16とエミッタ領域20との間の距離を十分に確
保することが容易にできる。これにより、ヘース/エミ
ッタ間の逆電圧の低下を防止でき、かつエミッタ/コレ
クタ間のパンチスルーを防止することができる。
なお、第1の実施例では、導電膜としてSi膜12を用
いているが、ボリザイド膜でもよい。
また、エミッタ領域20となるSi膜をCVD法により
形成しているが、内部ヘース領域19上に選択的にエビ
クキシャル成長してもよい。このとき、例えば分子線エ
ビタキシャル成長法を用いることができる。
■第2の実施例 第2図(a)〜(c)は、第1の発明の第2の実施例の
半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
19 ?図(a)は、第1の発明の第1の実施例と同じ工程で
内部ベース領域(第2の不純物領域)19が形成された
後の状態を示している。同図(a)において第1図の符
号と同じ符号で示すものは第1図と同じものを示してい
る。
このようなSi基板10にまずSiO■膜21を形成し
た後、RIE法によりSiO。膜21を異方性エッチン
グし、開口部15の側壁にSiO■膜20を残存させる
(同図(b))。
次いで、Si膜22をCVD法により形成した後、砒素
をイオン注入してSi膜22をn゛型化する。
続いて、加熱処理を行いSi膜22中の砒素を内部ヘー
ス領域18内に導入してエミンタ領域(第3の不純物領
域)23を形成し、ハイボーラ1ヘランジスタが完成す
る(同図(C))。
以上のように、第1の発明の第2の実施例によれば、第
1の実施例と同様に、外部ヘース領域16が側部に露出
した溝18内にp型のSi膜を埋めて内部ベース領域1
9を形成しているので、外部ベース領域16と内部ヘー
ス領域19とを確実に、20 ?つ十分に接続することができる。
また、第2図(c)に示すように、溝18内を埋めて形
成された内部ベース領域19内に01型のエミッタ領域
23を拡散により導入している。
従って、トランジスタを作成する場合、従来と異なり、
エミッタ領域20の拡散深さのみを調整すればよいこと
になる。このため、従来と比較して制御性が大幅に改善
される。更に、開口部15内の側部に形成されたSiO
■膜21により外部ベース領域16とエミッタ領域23
との間の距離を十分にとることができる。従って、Si
基板10とエミッタ領域23との間の距離や外部ベース
領域16とエミンク領域23との間の距離を十分に確保
することが容易にできる。これにより、ベース/エミッ
タ間の逆電圧の低下を防止でき、かつエミッタ/コレク
タ間のパンチスルーを防止することができる。
(2)第2の発明の実施例 第3図(a)〜(e)は第2の発明の実施例の?導体装
置の製造方法を説明する断面図である。
同図において、第1図と同じ符号で示すものは第1図と
同じものを示している。
本実施例では内部ベース領域を形成すべき領域に開口部
15を形成した後、この開口部15を介してSi膜(導
電膜)12をエッチングし溝24を形成する際、例えば
HNO3/HFのウエットエンチングによりSi基板(
半導体基板)10及びSi膜12を500〜1000人
程度等方的にエッチングすることにより、SiO■膜1
3の下にオーバハング部24aを形成する(同図(b)
)。
続いて、第1の実施例と同じ条件で分子線エビタキシャ
ル成長法により、Si膜を成長してSi基板10を埋め
戻すとともにオーバハング部24aにも埋込み、反対導
電型の内部ベース領域(第2の不純物領域)25を形成
する(同図(C))。
その後、開口部15の側壁にSiOz膜26を形成した
(同図(d))後、第1の発明の第1の実施例と同様の
工程を経てエミッタ領域(第3の不純物領域)27を形
成し、バイポーラトランジスタが完成する(同図(e)
)。
以」二のように、第2の発明の実施例によれば、第3図
(b).  (c)に示すように、外部ヘース領域16
が側部に露出した溝18内にp型のSi膜を埋めて内部
ヘース領域19を形成しているので、外部ヘース領域1
6と内部ヘース領域19とを確実に、かつ十分に接続す
ることができる。
また、第3図(c)に示すように、SiO。膜13の下
のオーバハング部24aを埋めて内部ヘース領域25を
形成しているので、同図(e)に示すように、エミッタ
領域27を形成するためのSi膜と外部ベース領域16
及びSi基板10との間に一定の膜厚の内部ヘース領域
25が存在する。従って、Si基板10とエミッタ領域
27との間の距離や外部ベース領域16とエミッタ領域
27との間の距離を十分に確保することができる。これ
により、ヘース/エミッタ間の逆電圧の低下を防止でき
、かつエミッタ/コレクタ間のパンチスルーを防止ずる
ことができる。
23 (3)第3の発明の実施例 第4図は、第3の発明の実施例の自己整合方式によるバ
イボーラトランジスタの作成方法を説明する断面図で、
第1又は第2の発明の実施例の内部ヘース領域(第2の
不純物領域)19又は25としてSiよりもバンドギャ
ップの小さいSiXGc+8を用いたものである。
第4図(a)は第1の発明の第1実施例の溝18の形成
後(第1図(d))の状態を示している。
まず、このようなSi基板10の溝18に、Siソース
とGeソースを用いた分子線エビタキシーによりp型の
SaXGe+−xを埋めて内部ベース領域(第2の不純
物領域)28を形成する(同図(b))。
その後、Geソースを止め、Siソースのみを用いてエ
ミッタ領域(第3の不純物領域)29を形成してナロー
ギャップベースへテ口バイボーラI・ランジスタが完成
する(同図(C))。
このような第2の発明の実施例によれば、内部ベース領
域23のバンドギャップがエミンタ領域24及びコレク
タ領域となるSi基板10のバンド24 ギャップよりも小さいので、エミッタ/ベース間、及び
コレクタ/ベース間のPN接合での少数キャリアに対す
る障壁が高《なる。従って、エミッタ注入効率の優れた
ヘテロハイボーラトランジスタが実現できる。
?4)第4.第5及び第6の発明の実施例第5図(a)
〜(f)は、第4〜第6の発明の実施例の自己整合方式
によるハイポーラトランジスタの作成方法を説明する断
面図である。
まず、同図(a)に示すように、SiO■膜からなる素
子分離領域11の形成されたn型のSi基板(半導体基
板)10にp型の不純物であるボロンが導入された膜厚
約3000人のSi膜(第1の導電膜)30と膜厚約3
000人のSiO■膜(絶縁膜)31とを順次形成する
次に、同図(b)に示すように、素子分離領域11の間
のSi基板10の内部ヘース領域を形成すべき領域上に
Si膜30及びSiO■膜31の開口部32を形成する
?に、同図(C)に示すように、モノシラン(SiH4
)ガスを用いたCVD法により温度約600゜Cで膜厚
約500〜1000人のSi膜(第2の導電膜)33を
形成した後、このSi膜33に低濃度のボロンをイオン
注入する。
続いて、同図(d)に示すように、加熱処理を行い、S
i膜30及び33内のボロンをSi基板10に導入して
それぞれ表面濃度約I XIO”cm−3のp+型の外
部ベース領域(第1の不純物領域)34と表面濃度1×
10′8〜5×10I[Icm−3のp型の内部ベース
領域(第2の不純物領域)35とを形成する。
次いで、アルカリエッチング法により又は肝/HNO.
混合液によりSi膜30を除去した後、開口部32内に
露出したSi基板10の表面とSi膜30とに膜厚約2
00人のSiOz膜を形成する。このSing膜は後に
形成するCVD法によりSiO■膜36を形成する際、
不純物がSi基板10などに混入しないように設けられ
る。
続いて、SiH4/O■ガスを用いたCVD法により?
厚約1500〜2000人のSiO■膜(絶縁膜)36
を全面に形成する。ここで、上記の第4及び第5の実施
例のようにSiOz膜36を新たに形成するかわりに、
第4及び第6の発明の実施例のようにSi膜33各加圧
低温酸化してSin2膜36を形成ずることもできる。
その後、RIE法によりSiO。膜36をエッチングし
て開口部32の側壁にSiO■膜36を残存させ、開口
部32よりも小さい幅の開口部32aを形成する(同図
(e))。
次に、CVD法によりSi膜(第3の導電膜)37を形
成した後、Si膜37に砒素をイオン注入する。続いて
、ラピッドアニール法によリ内部ベース領域35内にS
1膜37中の砒素を導入して深さ約500人のエミンタ
領域(第3の不純物領域)38を形成する。その後、S
i膜37をパターニングしてエミンタ引出電極としてS
i膜37を残存させ、バイボーラトランジスタが完成す
る(同図(f))。
以上のように、第4〜第6の発明の実施例によれば、大
きな幅の開口部32を介して内部へース27 領域35を形成し2た(第5図(d))後、この開口部
32内の側壁にSiOz膜36を形成して開口部32よ
りも小さい幅の開口部32aを形成し(同図(e))、
この開LI部32aを介してエミッタ領域38を形成し
ている(同図(f))。このため、外部ベース領域34
とエミッタ領域38との間の距離やドレインとしてのS
i基板10とエミッタ領域38との間の距離を十分に確
保することができる。
また、従来、内部ベース領域を形成するための不純物を
導入する開口部と外部ヘース領域との間の距離は開口部
の側壁に形成された絶縁膜の厚さ程度離れているが、第
4〜第6の発明の実施例においては、第5図(d)に示
すように、内部ベース領域35を形成するための不純物
を導入する開口部32と外部ベース領域34とは完全に
重なっている。このため、開口部32を介してSi基板
10内に形成される外部ベース領域34と内部ヘース領
域35とを確実に、かつ十分に接続することができる。
これにより、ベース抵抗の増大などを28 防止することができる。
なお、第4〜第6の発明の実施例では、第1の導電膜と
してSt膜25を用いているが、ポリサイド膜でもよい
〔発明の効果] 以上のように、本発明の半導体装置の製造方法によれば
、第1及び第2の不純物領域を確実に、かつ十分に接続
することができる。更に、半導体基板と第3の不純物領
域との間の距離や第1の不純物領域と第3の不純物領域
との間の距離を十分に確保することが容易にできる。
ところで、本発明の製造方法を例えば、自己整合方式に
よるハイポーラトランジスタの作成に適用した場合、第
1、第2、第3の不純物領域はそれぞれ外部ベース領域
、内部ベース領域、エミッタ領域とすることができる。
従って、外部ベース領域と内部ベース領域とを確実、か
つ十分に接続させることができるので、ベース抵抗が増
大するのを防止することができる。
また、エミッタ/コレクタ間の距離を十分に確保できる
ので、エミッタ/コレクタ間のバンヂスルーを防止する
ことができる。更に、通常高濃度の外部ベース領域とエ
ミッタ領域との間の距離を十分に確保できるので、エミ
ソタ/ベース間の逆方向電圧が低下するのを防止するこ
とができる。
特に、第3の発明の製造方法のように、Si層の間にバ
ンドギャップが小さいSi)( Get−。層を挟むよ
うに形成することにより、少数キャリアに対するエネル
ギー障壁を高くすることができるので、半導体基板/第
2の不純物領域との間、及び第2の不純物領域/第3の
不純物領域との間で少数キャリアの移動を少なくするこ
とができる。従って、エミッタ注入効率の優れたヘテロ
バイポーラトランジスタを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の発明の第1の実施例の半導体装置の製
造方法を説明する断面図、 第2図は、第1の発明の第2の実施例の半導体装置の製
造方法を説明する断面図、 ?3図は、第2の発明の実施例の半導体装置の製造方法
を説明する断面図、 第4図は、第3の発明の実施例の半導体装置の製造方法
を説明する断面図、 第5図は、第4〜第6の発明の実施例の半導体装置の製
造方法を説明する断面図、 第6図は、従来例の半導体装置の製造方法を説明する断
面図である。 〔符号の説明] 1・・・Si基板、 2,11・・・素子分離領域、 3.8.22・・・Si膜、 4.6・・・SiO■膜、 5.5 a,+ 5.3 2.32a・・・開口部、7
a・・・外部ヘース領域、 7b・・・内部ベース領域、 9・・・エミッタ領域、 10・・・Si基板(半導体基板)、 11・・・レジス1・膜、 12・・・Si膜(導電膜)、 31 13,17,21,26,31.36・・・SiOz膜
(絶縁膜)、 14・・・レジスト膜、 16.34・・・外部ベース領域(第1の不純物領域)
18.24・・・溝、 19.25,28.35・・・内部ベース領域(第2の
不純物領域)、 20.23,27,29.38・・・エミッタ領域(第
3の不純物領域)、 24a・・・オーバハング部、 30・・・Si膜(第1の導電膜)、 33・・・Si膜(第2の導電膜)、 37・・・Si膜(第3の導電膜)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一導電型の半導体基板上に反対導電型の不純物を
    含む導電膜と絶縁膜とを順次形成する工程と、前記導電
    膜と前記絶縁膜とに同じパターンで開口部を形成する工
    程と、 前記導電膜中の不純物を前記半導体基板に選択的に導入
    して前記開口部の周辺の該半導体基板に反対導電型の第
    1の不純物領域を形成する工程と、前記開口部を介して
    該開口部の底部の半導体基板を選択的にエッチングして
    溝を形成し、前記第1の不純物領域を該溝の側部に露出
    させる工程と、前記溝に反対導電型の半導体膜を埋めて
    該溝の側壁の第1の不純物領域に接する第2の不純物領
    域を形成する工程と、 前記第2の不純物領域内に、又は該第2の不純物領域に
    接して一導電型の第3の不純物領域を形成する工程とを
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. (2)請求項1記載の半導体装置の製造方法において、 前記開口部を介して該開口部の底部の半導体基板をエッ
    チングするに際し、同時に前記反対導電型の不純物を含
    む導電膜もほぼ等量エッチング・除去して前記絶縁膜を
    オーバハング状に形成する工程と、 前記第2の不純物領域を形成するに際して、該オーバハ
    ング形状部にも反対導電型の半導体膜を埋めて第1の不
    純物領域に接する第2の不純物領域を形成する工程とを
    含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. (3)請求項1又は2記載の半導体基板としてS_i基
    板を、第2の不純物領域となる反対導電型の半導体膜と
    してS_i_xG_e^1^−^x材を、第3の不純物
    領域の材料としてS_i材料を用いることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  4. (4)一導電型の半導体基板上に反対導電型の不純物を
    含む第1の導電膜と絶縁膜とを順次形成する工程と、 前記第1の導電膜と絶縁膜とに同じパターンの開口部を
    形成する工程と、 前記開口部を被覆して反対導電型の不純物を含む第2の
    導電膜を形成する工程と、 前記第1の導電膜中の不純物を前記半導体基板に導入し
    て反対導電型の第1の不純物領域を形成する工程と、 前記第2の導電膜中の不純物を前記開口部を介して半導
    体基板に選択的に導入し、反対導電型の第2の不純物領
    域を形成する工程と、 前記開口部の側壁に絶縁膜を形成する工程と、前記開口
    部を被覆して一導電型の不純物を含む第3の導電膜を形
    成する工程と、 前記開口部を介して第3の導電膜中の不純物を前記半導
    体基板に導入して前記第1の不純物領域内に一導電型の
    第3の不純物領域を形成する工程とを有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  5. (5)請求項4記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2の導電膜をエッチング・除去した後、新たに前
    記開口部の側壁に絶縁膜を形成することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  6. (6)請求項4記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2の導電膜を酸化することにより前記開口部の側
    壁に絶縁膜を形成することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
JP2010988A 1990-01-20 1990-01-20 半導体装置の製造方法 Pending JPH03215944A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010988A JPH03215944A (ja) 1990-01-20 1990-01-20 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010988A JPH03215944A (ja) 1990-01-20 1990-01-20 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03215944A true JPH03215944A (ja) 1991-09-20

Family

ID=11765532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010988A Pending JPH03215944A (ja) 1990-01-20 1990-01-20 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03215944A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008226896A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Hitachi Ltd 半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008226896A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Hitachi Ltd 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2543224B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
EP0137906B1 (en) Method for fabricating vertical npn and lateral pnp transistors in the same semiconductor body
US7465969B2 (en) Bipolar transistor and method for fabricating the same
KR100205017B1 (ko) 이종접합 바이폴러 트랜지스터의 제조방법
JPH0644568B2 (ja) 横型トランジスタの製造方法
JPH11330084A (ja) バイポ―ラトランジスタ―の製造方法及びその構造
JPH0812865B2 (ja) バイポーラトランジスタとその製造方法
JPH0646638B2 (ja) 縦型バイポーラ・トランジスタ及びその製造方法
JPS63200568A (ja) Cmos技術を用いたバイポーラ・トランジスタとその製造方法
JPH0786296A (ja) 高速バイポーラトランジスタの製造方法
JPS6119171A (ja) 縦型npnトランジスタ構造体
JPS5947468B2 (ja) バイポ−ラ・トランジスタの製造方法
JP4775688B2 (ja) 半導体装置
JP2001196382A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH07169773A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH03215944A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100267898B1 (ko) 머어지드단일폴리실리콘바이폴라npn트랜지스터구조물및제조방법
JP3456864B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2004311971A (ja) バイポーラトランジスタおよびその製造方法
JPH0783124B2 (ja) セルフアライン半導体装置を製造する方法
JP2677258B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5238940B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP5238941B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000235983A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0629304A (ja) 半導体装置およびその製造方法