JP5238940B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特にウエル領域や半導体素子の分離領域を形成する技術に関する。
従来より、半導体集積回路においては、半導体基板の中に不純物を導入し、その不純物を熱拡散することにより、MOSトランジスタが形成されるウエル領域や、バイポーラトランジスタ等の半導体素子を他の半導体素子から電気的に分離するための分離領域が形成されていた。この種の分離領域の形成については、特許文献1、2に記載されている。
特開平9−97852号公報 特開平9−97853号公報
しかしながら、半導体基板の中に導入された不純物を熱拡散すると、縦方向拡散(半導体基板の深さ方向)と共に、横方向拡散が生じるため、ウエル領域や分離領域の平面的なパターン面積が大きくなり、半導体集積回路の微細化が困難になるという問題があった。
本発明の主な特徴は以下の通りである。本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面に第1導電型の不純物を導入して第1の不純物領域を形成する工程と、前記第1の不純物領域を部分的にエッチングする工程と、前記エッチングにより前記第1の不純物領域が除去された前記半導体基板の表面に第2導電型の不純物を導入して前記第1の不純物領域に隣接した第2の不純物領域を形成する工程と、前記第1及び第2の不純物領域を熱拡散することにより、前記半導体基板の中に第1導電型の不純物拡散領域を形成する工程と、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、第1及び第2の不純物領域を熱拡散する際に、第1導電型の不純物領域が第2導電型の不純物領域によってコンペンセートされることにより、第1導電型の不純物拡散領域の横方向拡散が抑制される。
これにより、半導体集積回路の微細化を実現することができる。また、「第1の不純物領域を部分的にエッチングする工程」を具備しているので、第1及び第2の不純物領域の不純物プロファイルを一定にすることができ、マスクずれが生じたとしても、熱拡散後の不純物拡散領域のプロファイルのばらつきを抑制することができる。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の中に第1導電型の不純物を導入して第1の不純物領域を形成する工程と、前記第1導電型の不純物が導入された絶縁膜を部分的にエッチング除去し前記半導体基板を露出する工程と、前記工程で露出された半導体基板の表面に第2導電型の不純物を導入して、前記第1の不純物領域に隣接した第2の不純物領域を形成する工程と、前記第1及び第2の不純物領域を熱拡散することにより、前記半導体基板の中に第1導電型の不純物拡散領域を形成する工程と、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、第1及び第2の不純物領域を熱拡散する際に、第1導電型の不純物領域が第2導電型の不純物領域によってコンペンセートされることにより、第1導電型の不純物拡散領域の横方向拡散が抑制される。これにより、半導体集積回路の微細化を実現することができる。また、「第1導電型の不純物が導入された絶縁膜を部分的にエッチング除去し半導体基板を露出する工程」を具備しているので、第1及び第2の不純物領域の不純物プロファイルを一定にすることができ、熱拡散後の不純物拡散領域のプロファイルのばらつきを抑制することができる。
本発明によれば、半導体基板の中の不純物領域を熱拡散する際に、その横方向拡散が抑制されるので、半導体集積回路の微細化を実現することができる。また、製造方法上、コンペンセート用の不純物を導入する工程と、半導体基板や絶縁膜をエッチングする工程を追加するだけでよいので、低コストであるという利点も有している。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法について図1及び図2を参照して説明する。図1(A)、図2(A)は半導体装置の部分的な平面図、図1(B)、図2(B)は、それぞれ図1(A)、図2(A)のX−X線における断面図である。
まず、図1を参照して、N型の半導体基板1(例えば、シリコン単結晶基板)の表面に熱酸化法等により絶縁膜2(例えば、シリコン酸化膜)を形成する。この絶縁膜2上に、第1の開口部K1を有した第1のホトレジスト3を形成する。そして、第1のホトレジスト3をマスクとして、第1の開口部K1から絶縁膜2を通して、ボロン(B+)を半導体基板1の表面にイオン注入してP型の不純物領域4を形成する。尚、図1(A)において、第1のホトレジスト3の図示は省略されている。
次に、図2に示すように、第1のホトレジスト3を除去した後に、絶縁膜2上に第2のホトレジスト5を形成する。第2のホトレジスト5は、P型の不純物領域4の両側に、P型の不純物領域4と部分的にオーバーラップする領域に第2の開口部K2を有するように形成される。
そして、第2のホトレジスト5をマスクとして、絶縁膜2をエッチングし、更にその下の半導体基板1の表面をエッチングすることで、P型の不純物領域4を部分的にエッチング除去することが好ましい。そして、その第2のホトレジスト5をマスクとして、P型の不純物領域4が除去された半導体基板1の表面に、リン(P+)をイオン注入して、P型の不純物領域4に隣接したN型の不純物領域6を形成する。尚、図2(A)において、第2のホトレジスト5の図示は省略されている。
このとき、第1のホトレジスト3の第1の開口部K1(ボロン注入領域)の幅W1が5μm、第2のホトレジスト5の第2の開口部K2(リン注入領域)の幅W2が2μmであり、第2のホトレジスト5はP型の不純物領域4と0.5μmだけオーバーラップしているとすると、P型の不純物領域4は両側を0.5μm除去されるので、その幅は4μmになる。また、N型の不純物領域6の幅は2μmになる。
その後、図3に示すように、第2のホトレジスト5を除去した後に、P型の不純物領域4及びN型の不純物領域6の熱拡散を行う。これにより、半導体基板1の中にP型の不純物拡散領域7が形成される。このとき、ボロン(P+)がN型の不純物領域6のリン(P+)によってコンペンセートされることによりP型の不純物拡散領域7の横方向拡散が抑制される。つまり、P型の不純物領域4の横方向に隣接してN型の不純物領域6が形成されているので、P型の不純物領域4のボロン(P+)が横方向に拡散してもリン(P+)によってある程度打ち消される。
また、上述のようにP型の不純物領域4を部分的にエッチングしてから、そのエッチングされた所にN型の不純物領域6を形成しているので、P型の不純物領域4とN型の不純物領域6は互いに接してセルフアラインで形成される。これにより、第2のホトレジスト5の形成時にマスクずれが生じて、第2のホトレジスト5が第1のホトレジスト3に対してある程度ずれたとしても、P型の不純物領域4とN型の不純物領域6の幅は変わらず、それらの不純物プロファイルを一定にすることができる。したがって、熱拡散後のP型の不純物拡散領域7のプロファイルのばらつきを抑制することができる。
また、P型不純物としてボロン(B+)を用い、N型不純物としてリン(P+)を用いたがこれは例示である。P型不純物とN型不純物であればコンペンセーションが起こるので、これ以外の不純物を用いても良い。
また、P型不純物としてボロン(B+)、N型不純物としてリン(P+)を用いることで熱拡散後のP型の不純物拡散領域7のプロファイルは、図3に示すように、P型の不純物拡散領域7の上部の幅は、その底部の幅より狭く形成されるという特徴が得られる。即ち、一般に、1100℃以上において、ボロン(B+)のシリコン中の拡散係数はリン(P+)のシリコン中の拡散係数より大きいが、その差は1250℃においては更に大きくなる。
したがって、ボロン(B+)はリン(P+)より速く拡散するので、半導体基板1の深い所では、P型の不純物拡散領域7の幅は広くなる。一方、半導体基板1の浅い所では、リン(P+)の拡散は遅いので、ボロン(B+)はリン(P+)によってコンペンセートされやすい。これにより、不純物拡散領域7の横方向拡散が抑制されるためにその幅は狭くなる。このような不純物拡散領域7の特徴的なプロファイルは、ウエル領域や分離領域の平面的なパターン面積を小さくする上で有効である。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法について図4及び図5を参照して説明する。図4(A)、図5(A)は半導体装置の部分的な平面図、図4(B)、図5(B)は、それぞれ図4(A)、図5(A)のY−Y線における断面図である。
第1の実施形態においては、ボロン(B+)を半導体基板1の表面にイオン注入したが、本実施形態においては、ボロン(B+)を絶縁膜2中にイオン注入し、絶縁膜2に注入されたボロン(B+)を熱拡散により半導体基板1の中に拡散させるものである。
まず、図4を参照して、第1の実施形態と同様にして、絶縁膜2上に第1のホトレジスト3を形成し、第1のホトレジスト3の第1の開口部K1から絶縁膜2の中にボロン(B+)をイオン注入し、P型の不純物領域4Aを形成する。このとき、イオン注入の加速エネルギーは第1の実施形態に比して低く設定される。これは、ボロン(B+)の分布のピークを絶縁膜2の中に位置させるためである。尚、図4(A)において、第1のホトレジスト3の図示は省略されている。
次に、図5に示すように、第1のホトレジスト3を除去した後に、絶縁膜2上に第2のホトレジスト5を形成する。第2のホトレジスト5は、P型の不純物領域4Aの両側に、P型の不純物領域4と部分的にオーバーラップする領域に第2の開口部K2を有するように形成される。
そして、第2のホトレジスト5をマスクとして、ボロン(B+)が注入された絶縁膜2を部分的にエッチング除去し半導体基板1を露出することが好ましい。このとき、半導体基板1の表面をエッチングすることは必要ではない。半導体基板1の表面のボロン(B+)の濃度は非常に低いからである。そして、第2のホトレジスト5をマスクとして、半導体基板1の表面にリン(P+)をイオン注入して、P型の不純物領域4Aに隣接したN型の不純物領域6Aを形成する。尚、図5(A)において、第2のホトレジスト5の図示は省略されている。
その後、第2のホトレジスト5を除去した後に、P型の不純物領域4A及びN型の不純物領域6Aの熱拡散を行う。これにより、第1の実施形態と同様に、半導体基板1の中にP型の不純物拡散領域が形成されるが、ボロン(B+)がN型の不純物領域6Aのリン(P+)によってコンペンセートされることにより、P型の不純物拡散領域の横方向拡散が抑制される点は第1の実施形態と同様である。尚、絶縁膜2(特に、シリコン酸化膜)中のボロン(B+)の拡散を促進するために、前記熱拡散は水素雰囲気で行うことが好ましい。また、ボロン(B+)の代わりに、絶縁膜2(特に、シリコン酸化膜)中の拡散係数が大きいガリウム(Ga)を用いてもよい。
上述のようにボロン(B+)が注入された絶縁膜2を部分的にエッチング除去すると、P型の不純物領域4とN型の不純物領域6は互いにセルフアラインで形成される。これにより、第2のホトレジスト5の形成時にマスクずれが生じて、第2のホトレジスト5が第1のホトレジスト3に対してある程度ずれたとしても、P型の不純物領域4AとN型の不純物領域6Aの不純物プロファイルを一定にすることができ、熱拡散後のP型の不純物拡散領域のプロファイルのばらつきを抑制することができる。
[第3の実施形態]
本発明の第1及び第2の実施形態の製造方法によれば、不純物拡散領域の横方向拡散を抑制する効果が得られるので、一般にウエル領域や半導体素子の分離領域の形成などに適用することができるものである。そこで、以下では、本発明のバイポーラプロセスの分離領域の形成への適用例について説明する。
まず、図6(A)に示すように、P型のシリコン単結晶基板10(以下、基板10という)を準備する。基板10の表面を熱酸化してシリコン酸化膜11を形成し、このシリコン酸化膜11上にホトレジストを塗布、マスク露光、現像し、そのホトレジストパターンをマスクとしてシリコン酸化膜11をエッチングすることにより、シリコン酸化膜11に不純物注入用の開口部Kを形成する。
次に、図6(B)に示すように、前記ホトレジストパターンを除去後、シリコン酸化膜11をマスクとして、その開口部Kから基板10にアンチモン(Sb)を拡散する。
次に、図6(C)に示すように、シリコン酸化膜11を除去した後に、基板10の全面に気相成長法により膜厚10μmのN型のエピタキシャル層12を形成する。この気相成長のときに、基板10に拡散されたアンチモン(Sb)は、N型のエピタキシャル層12中に上方拡散され、基板10とエピタキシャル層12との境界にN+型の埋め込み層13が形成される。
次に、分離領域の形成工程について図7を参照して説明する。まず、図7(A)に示すように、エピタキシャル層12の表面に熱酸化法により、200nmの膜厚を有するシリコン酸化膜14を形成する。このシリコン酸化膜14上に、第1の開口部K1(ボロン注入領域)を有した第1のホトレジスト15を形成する。第1の開口部K1は基板10の上面から見ると、N+型の埋め込み層13の外側をリング状に囲むように形成する。第1の開口部K1(ボロン注入領域)の幅は5μmである。
そして、第1のホトレジスト15をマスクとして、第1の開口部K1からシリコン酸化膜14を通して、ボロン(B+)をエピタキシャル層12の表面にイオン注入してP型の不純物領域16を形成する。このとき、ボロン(B+)の濃度のピークはエピタキシャル層12の表面に位置することが好ましい。そのイオン注入条件は、例えば、加速エネルギー80KeV,ドーズ量5×1014/cmである。
次に、図7(B)に示すように、第1のホトレジスト15を除去した後に、シリコン酸化膜14上に第2のホトレジスト17を形成する。第2のホトレジスト17は、P型の不純物領域16の両側に、P型の不純物領域16と部分的にオーバーラップする領域に第2の開口部K2(リン注入領域)を有するように形成される。第2の開口部K2はP型の不純物領域16を両側からリング状に囲むように形成される。
そして、第2のホトレジスト17をマスクとして、シリコン酸化膜14をエッチングする。更に、その下のエピタキシャル層12の表面をエッチングすることで、P型の不純物領域16を部分的にエッチング除去することが好ましい。このエッチングにより、エピタキシャル層12の表面にP型の不純物領域16に隣接して凹部18が形成される。
そして、第2のホトレジスト17をマスクとして、P型の不純物領域16が除去されたエピタキシャル層12の表面にリン(P+)をイオン注入して、P型の不純物領域16に隣接したN型の不純物領域19を形成する。このとき、第2の開口部K2(リン注入領域)の幅は両側とも2μmである。また、そのイオン注入条件は、例えば、加速エネルギー110KeV,ドーズ量5×1014/cmである。
ここで、第2の開口部K2(リン注入領域)がP型の不純物領域16と0.5μmだけオーバーラップしているとすると、P型の不純物領域16の幅は4μmあり、その両側のN型の不純物領域19の幅は2μmになる。
その後、図7(C)に示すように、第2のホトレジスト17を除去した後に、P型の不純物領域16及びN型の不純物領域19の熱拡散を行う。熱拡散の条件は、1250℃の温度下で2時間である。これにより、エピタキシャル層12の中にP型の分離領域20が形成されるが、このときボロン(B+)がN型の不純物領域19のリン(P+)によってコンペンセートされることにより、P型の分離領域20の横方向拡散が抑制される。図9に示すように、分離領域20は平面的にみるとリング状に形成され、この分離領域20によって囲まれたエピタキシャル層12の領域が1つの島領域21を形成することになる。半導体集積回路においては、このような島領域21が複数形成される。尚、図7(C)は図9のZ−Z線における断面図になっている。
また、上述のようにP型の不純物領域16を部分的にエッチングしてから、そのエッチングされた所にN型の不純物領域19を形成しているので、P型の不純物領域16とN型の不純物領域19は互いに接してセルフアラインで形成される。これにより、第2のホトレジスト17の形成時にマスクずれが生じて、第2のホトレジスト17が第1のホトレジスト15に対してある程度ずれたとしても、P型の不純物領域16とN型の不純物領域19の不純物プロファイルを一定にすることができ、熱拡散後のP型の分離領域20のプロファイルのばらつきを抑制することができる。
また、不純物として、ボロン(B+)、リン(P+)を用いることで、熱拡散後の分離領域20のプロファイルは、図7(C)に示すように、分離領域20の上部の幅は、その底部の幅より狭く形成されるという特徴が得られる。その理由は前述の通りである。
次に、島領域21の中にバイポーラトランジスタを形成する工程について図8を参照して説明する。図8(A)に示すように、島領域21のエピタキシャル層12の表面に、イオン注入と熱拡散によりP+型のベース層22を形成する。次に、図8(B)に示すように、ベース層22の表面にN+型のエミッタ層23をイオン注入により形成し、ベース層22と隣接したエピタキシャル層12の表面に同時にイオン注入によりN+型のコレクタ層24を形成する。
次に、図8(C)に示すように、シリコン酸化膜14上の全面にCVD法によりシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜25を形成する。その後、N+型のエミッタ層23、P+型のベース層22、N+型のコレクタ層24上のシリコン酸化膜14及び層間絶縁膜25を選択的にエッチングしてそれぞれコンタクトホールを形成する。そして、対応するコンタクトホールを通して、N+型のエミッタ層23、P+型のベース層22、N+型のコレクタ層24にそれぞれ電気的に接続された、エミッタ電極26、ベース電極27及びコレクタ電極28を形成する。これにより、NPN型のバイポーラトランジスタが島領域21の中に形成される。
尚、分離領域20の形成工程において、ボロン(B+)をエピタキシャル12の表面にイオン注入したが、第2の実施形態のように、ボロン(B+)をシリコン酸化膜14中にイオン注入し、シリコン酸化膜14に注入されたボロン(B+)を熱拡散によりエピタキシャル12の中に拡散させるようにしても良い。
このように、本実施形態の半導体装置及びその製造方法によれば、分離領域20の横方向拡散が抑制されるので、分離領域20を含めた半導体素子のパターン面積が小さくなり、半導体集積回路の微細化を実現することができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されることなくその要旨を逸脱しない範囲で変更が可能であることは言うまでもない。例えば、絶縁膜2の膜厚、シリコン酸化膜14の膜厚、第1の開口部K1の幅、第2の開口部K2の幅、イオン注入条件、熱拡散の条件等は適宜変更することができる。また、島領域21には、NPN型のバイポーラトランジスタに限らず、その他の半導体素子を形成することができる。
本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法を示す図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法を示す図である。 本発明の第3の実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態による半導体装置の製造方法を示す平面図である。
符号の説明
1 半導体基板 2 絶縁膜 3 第1のホトレジスト
4,4A P型の不純物領域 5 第2のホトレジスト
6,6A N型の不純物領域 7 P型の不純物拡散領域
10 シリコン単結晶基板 11,14 シリコン酸化膜
12 エピタキシャル層 13 埋め込み層
15 第1のホトレジスト 16 P型の不純物領域
17 第2のホトレジスト 18 凹部
19 N型の不純物領域 20 分離領域
21 島領域 22 ベース層 23 エミッタ層
24 コレクタ層 25 層間絶縁膜 26 エミッタ電極
27 ベース電極 28 コレクタ電極
K 開口部 K1 第1の開口部 K2 第2の開口部

Claims (5)

  1. 半導体基板の表面に第1導電型の不純物を導入して第1の不純物領域を形成する工程と、
    前記第1の不純物領域を部分的にエッチングする工程と、
    前記エッチングにより前記第1の不純物領域が除去された前記半導体基板の表面に第2導電型の不純物を導入して前記第1の不純物領域に隣接した第2の不純物領域を形成する工程と、
    前記第1及び第2の不純物領域を熱拡散することにより、前記半導体基板の中に第1導電型の不純物拡散領域を形成する工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体基板の表面に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の中に第1導電型の不純物を導入して第1の不純物領域を形成する工程と、
    前記第1導電型の不純物が導入された絶縁膜を部分的にエッチング除去し前記半導体基板を露出する工程と、
    前記工程で露出された半導体基板の表面に第2導電型の不純物を導入して、前記第1の不純物領域に隣接した第2の不純物領域を形成する工程と、
    前記第1及び第2の不純物領域を熱拡散することにより、前記半導体基板の中に第1導電型の不純物拡散領域を形成する工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 第1導電型の半導体基板を準備し、
    前記半導体基板の表面に第2導電型の半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層の中に第1導電型の分離領域によって囲まれた島領域を形成する工程と、を備え、
    前記分離領域を形成する工程は、前記半導体層の表面に第1導電型の不純物を導入して第1の不純物領域を形成する工程と、前記分離領域を形成する工程は、前記第1の不純物領域を部分的にエッチングする工程と、前記エッチングにより前記第1の不純物領域が除去された前記半導体基板の表面に第2導電型の不純物を導入して前記第1の不純物領域に隣接した第2の不純物領域を形成する工程と、前記第1及び第2の不純物領域を熱拡散することにより、前記半導体基板の中に第1導電型の不純物拡散領域を形成する工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記分離領域によって囲まれた島領域の中に半導体素子を形成する工程と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1導電型の不純物はボロンであり、前記第2導電型の不純物はリンであることを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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