JP5073933B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ツェナーダイオード特性を向上させる半導体装置及びその製造方法に関する。
従来の半導体装置、例えば、ツェナーダイオードでは、シリコン基板の下部にP型の領域が形成されている。P型の領域の上にはN型の埋込拡散層が選択的に形成されている。N型の埋込拡散層の上にN型のエピタキシャル層が形成されている。N型のエピタキシャル層には、P型の拡散層とN型の拡散層とが隣接して形成されている。そして、P型の拡散層とN型の拡散層とにより、ツェナーダイオードのPN接合領域が構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−197357号公報(第7−8頁、第3−4図)
上述したように、従来の半導体装置では、N型のエピタキシャル層にP型の拡散層とN型の拡散層とを形成し、ツェナーダイオードのPN接合領域を形成している。そして、P型の拡散層及びN型の拡散層では、その表面及びその近傍領域に高不純物濃度領域が形成されている。この構造により、エピタキシャル層表面及びその近傍領域のPN接合領域が、主に、動作領域として用いられるため、エピタキシャル層表面の結晶性の影響を受けやすい。例えば、エピタキシャル層に不純物をイオン注入する工程により、エピタキシャル層表面に結晶欠陥が発生する。その結果、エピタキシャル層表面の結晶状態により、ツェナーダイオードの電流特性がばらつき、飽和電圧もばらつくという問題がある。
また、従来の半導体装置の製造方法では、シリコン基板上にN型のエピタキシャル層を形成した後に、エピタキシャル層にP型の拡散層とN型の拡散層とを形成する。このとき、P型の拡散層及びN型の拡散層は、それぞれエピタキシャル層表面からイオン注入法により形成する。この製造方法により、P型の拡散層及びN型の拡散層を形成する際に、それぞれマスクずれを考慮する必要があり、デバイスサイズを縮小し難いという問題がある。
上述した各事情に鑑みて成されたものであり、本発明の半導体装置では、半導体層と、前記半導体層に形成されたアノード拡散層及びカソード拡散層と、前記半導体層上面に形成される絶縁層と、前記絶縁層に形成されるコンタクトホールとを有する半導体装置において、前記アノード拡散層は、前記カソード拡散層の底面の窪んだ領域及びその近傍領域に、高不純物濃度領域を有していることを特徴とする。従って、本発明では、カソード領域底面のPN接合領域を動作領域とするツェナーダイオードが形成され、電流能力を向上させ、飽和電圧のばらつきを抑制することができる。
また、本発明の半導体装置では、前記カソード拡散層の窪んだ領域は、少なくとも前記コンタクトホールの開口領域全てに形成されていることを特徴とする。従って、本発明では、コンタクトホールの開口形状に合わせて、主な動作領域となるPN接合領域が形成され、デバイスサイズを縮小させることができる。
また、本発明の半導体装置では、前記窪んだ領域に形成されるPN接合領域は、前記半導体層表面から1μmより深い領域に形成されていることを特徴とする。従って、本発明では、主な動作領域となるPN接合領域が半導体層内に形成されることで、半導体層表面及びその近傍領域に形成される結晶欠陥の影響を回避することができる。
また、本発明の半導体装置の製造方法では、半導体層にアノード拡散層を形成し、前記アノード拡散層の一部と形成領域を重畳させるようにカソード拡散層を形成する工程と、前記半導体層上面に絶縁層を形成し、前記絶縁層にコンタクトホールを形成した後、前記カソード拡散層上の前記コンタクトホールが開口するように、前記絶縁層上にレジストマスクを形成する工程と、前記開口したコンタクトホールを介して前記カソード拡散層にイオン注入を行い、前記カソード拡散層の底面及びその近傍領域に前記アノード拡散層の高不純物濃度領域を形成することを特徴とする。従って、本発明では、コンタクトホールを介してカソード拡散層の底面にアノード拡散層の高不純物濃度領域を形成することで、マスクずれ量を低減し、デバイスサイズを縮小することがでできる。
また、本発明の半導体装置の製造方法では、前記高不純物濃度領域を形成する工程では、イオン注入される不純物が前記カソード拡散層を突き抜ける加速電圧であることを特徴とする。従って、本発明では、コンタクトホールを介してアノード拡散層の高不純物濃度領域を形成することで、ツェナーダイオードの電流能力を向上させ、飽和電圧のばらつきを抑制することができる。
本発明では、アノード領域とし用いられるP型の拡散層の高不純物濃度領域が、カソード領域として用いられるN型の拡散層の底面及びその近傍領域に形成されている。この構造により、ツェナーダイオードの主な動作領域がエピタキシャル層深部となり、電流能力を向上させ、飽和電圧のばらつきを抑制することができる。
また、本発明では、カソード領域上のコンタクトホールの開口形状に合わせて、アノード領域とし用いられるP型の拡散層の高不純物濃度領域が形成されている。この構造により、高不純物濃度領域を位置精度良く形成でき、デバイスサイズを縮小することができる。
また、本発明では、カソード領域を形成した後、カソード領域上のコンタクトホールを介して、アノード領域とし用いられるP型の拡散層の高不純物濃度領域を形成する。この製造方法により、P型の拡散層の高不純物濃度領域を位置精度良く形成し、デバイスサイズを縮小することができる。
また、本発明では、カソード領域の底面及びその近傍領域にP型の拡散層の高不純物濃度領域を形成する条件で、不純物をイオン注入する。この製造方法により、ツェナーダイオードの主な動作領域がエピタキシャル層深部となり、電流能力を向上させ、飽和電圧のばらつきを抑制することができる。
以下に、本発明の一実施の形態である半導体装置について、図1を参照し、詳細に説明する。図1(A)は、本実施の形態の半導体装置を説明するための断面図である。図1(B)は、本実施の形態の半導体装置を説明するための断面図である。
図1(A)に示す如く、ツェナーダイオード1は、主に、P型の単結晶シリコン基板2と、N型の埋込拡散層3と、N型のエピタキシャル層4と、アノード領域として用いられるP型の拡散層5、6、7、8と、カソード領域として用いられるN型の拡散層9と、N型の拡散層10とから構成されている。
N型のエピタキシャル層4が、P型の単結晶シリコン基板2上に形成されている。基板2とエピタキシャル層4には、N型の埋込拡散層3が形成されている。尚、本実施の形態での基板2及びエピタキシャル層4が本発明の「半導体層」に対応する。そして、本実施の形態では、基板2上に1層のエピタキシャル層4が形成されている場合を示すが、この場合に限定するものではない。例えば、本発明の「半導体層」としては、基板のみの場合でも良く、基板上面に複数のエピタキシャル層が積層されている場合でも良い。また、基板は、N型の単結晶シリコン基板、化合物半導体基板でも良い。
P型の拡散層5、6、7、8が、エピタキシャル層4に形成され、アノード領域として用いられている。P型の拡散層5、6、7が、横方向にその形成領域の一部を重畳させながら配置され、アノード領域での抵抗値を低減している。また、P型の拡散層8が、P型の拡散層5、6が重畳する領域に形成され、高不純物濃度領域を形成している。
N型の拡散層9が、P型の拡散層5、6が重畳する領域に形成され、カソード領域として用いられている。N型の拡散層9は、その底面領域を用いてP型の拡散層8とPN接合領域を形成している。
N型の拡散層10が、エピタキシャル層4に形成されている。N型の拡散層10が、アノード電極12と電気的に接続し、P型の拡散層7と同電位となっている。寄生PNPトランジスタの動作防止を実現している。
LOCOS(Local Oxidation of Silicon)酸化膜11が、エピタキシャル層4に形成されている。LOCOS酸化膜11の平坦部では、その膜厚が、例えば、3000〜5000Å程度となる。LOCOS酸化膜11の下方には、N型の拡散層12が形成されている。N型の拡散層12は、エピタキシャル層4表面が反転することを防止している。
絶縁層13が、エピタキシャル層4上面に形成されている。絶縁層13は、BPSG(Boron Phospho Silicate Glass)膜、SOG(Spin On Glass)膜等により、形成されている。そして、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、例えば、CHF+O系のガスを用いたドライエッチングにより、絶縁層13にコンタクトホール14、15が形成されている。
コンタクトホール14、15には、バリアメタル膜16及びタングステン(W)膜17が埋設されている。タングステン膜17の表面には、アルミ−シリコン−銅(Al−Si−Cu)膜及びバリアメタル膜が選択的に形成され、カソード電極18及びアノード電極19が形成されている。
図1(B)に示す如く、ツェナーダイオード1は、P型の拡散層5、6、7、8をアノード領域とし、N型の拡散層9をカソード領域としている。詳細は半導体装置の製造方法の説明で後述するが、P型の拡散層8は、コンタクトホール14を形成した後に、コンタクトホール14を介してイオン注入法により、形成されている。この製造方法により、N型の拡散層9の下方には、コンタクトホール14の開口形状に合わせてP型の拡散層8が形成されている。そして、コンタクトホール14の開口形状に合わせて、P型の拡散層8の這い上がりにより、N型の拡散層9は窪んだ形状となる。
つまり、太い実線20で示すように、窪んだ領域を利用して、P型の拡散層8とN型の拡散層9とのPN接合領域が形成されている。そして、PN接合領域は、エピタキシャル層4表面から少なくとも1μm程度より深い領域に形成されている。上述したように、P型の拡散層8が形成されている領域は、P型の拡散層5、6とその形成領域を重畳させているため、高不純物濃度領域となっている。この構造により、ツェナーダイオード1の主な動作領域は、太線20で示したPN接合領域となる。そして、一点鎖線21で示すように、電流が、結晶性の良好なエピタキシャル層4深部を通過することで、ツェナーダイオード1の飽和電圧のばらつきを抑制することができる。
更に、N型の拡散層9底面が、コンタクトホール14の開口形状に合わせて窪んだ領域となることで、PN接合領域が広がり、動作領域を広くすることができる。この構造により、ツェナーダイオード1の電流能力が向上し、ツェナーダイオード特性を向上させることができる。
次に、本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法について、図2から図7を参照し、詳細に説明する。図2から図7は、本実施の形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
先ず、図2に示す如く、P型の単結晶シリコン基板31を準備する。基板31の表面から、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、N型不純物、例えば、リン(P)をイオン注入し、N型の埋込拡散層32を形成する。次に、基板31の表面から、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、P型不純物、例えば、ホウ素(B)をイオン注入し、P型の埋込拡散層33を形成する。その後、基板31をエピタキシャル成長装置のサセプタ上に配置する。そして、ランプ加熱によって基板31に、例えば、1200℃程度の高温を与えると共に反応管内にSiHClガスとHガスを導入する。この工程により、基板31上に、例えば、比抵抗0.1〜2.0Ω・cm、厚さ1.0〜10.0μm程度のエピタキシャル層34を成長させる。
その後、エピタキシャル層34の表面から、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、P型不純物、例えば、ホウ素(B)をイオン注入し、P型の拡散層35を形成する。そして、P型の埋込拡散層33とP型の拡散層35とが連結することで、分離領域36が形成される。上述したように、分離領域36により、基板31及びエピタキシャル層34は、複数の島領域に区分される。
尚、本実施の形態での基板31及びエピタキシャル層34が本発明の「半導体層」に対応する。そして、本実施の形態では、基板31上に1層のエピタキシャル層34が形成されている場合を示すが、この場合に限定するものではない。例えば、本発明の「半導体層」としては、基板のみの場合でも良く、基板上面に複数のエピタキシャル層が積層されている場合でも良い。また、基板は、N型の単結晶シリコン基板、化合物半導体基板でも良い。
次に、図3に示す如く、LOCOS酸化膜37を形成する部分に開口部が設けられた絶縁層をマスクとして用い、N型不純物、例えば、リン(P)をイオン注入し、N型の拡散層38を形成する。その後、LOCOS酸化膜37を形成することで、N型の拡散層38をLOCOS酸化膜37に対して位置精度良く形成することができる。
次に、図4に示す如く、エピタキシャル層34の表面から、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、P型不純物、例えば、ホウ素(B)をイオン注入し、P型の拡散層39を形成する。その後、エピタキシャル層34上にフォトレジスト40を形成する。そして、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、P型の拡散層41が形成される領域上のフォトレジスト40に開口部を形成する。その後、P型不純物、例えば、ホウ素(B)をイオン注入し、P型の拡散層41を形成する。
次に、図5に示す如く、エピタキシャル層34上にフォトレジスト42を形成する。そして、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、N型不純物、例えば、リン(P)をイオン注入し、N型の拡散層43、44を形成する。N型の拡散層43はP型の拡散層39、41に重畳して形成される。N型の拡散層43とP型の拡散層39、41とが重畳する領域は、N型の不純物濃度とP型の不純物濃度とが相殺され、N型の拡散領域となる。
次に、図6に示す如く、エピタキシャル層34上に絶縁層45として、例えば、BPSG膜、SOG膜等を堆積する。そして、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、例えば、CHF+O系のガスを用いたドライエッチングで、絶縁層45にコンタクトホール46、47を形成する。
その後、絶縁層45上にフォトレジスト48を形成し、コンタクトホール46、47が開口した状態となるように、フォトレジスト48を選択的に除去する。そして、コンタクトホール46、47を介してエピタキシャル層34に、P型不純物、例えば、ホウ素(B)をイオン注入し、P型の拡散層49、50(図7参照)を形成する。このとき、イオン注入条件は、例えば、ホウ素(B)を加速電圧70〜90keV、導入量1.0×1013〜1.0×1015/cmである。この製造方法により、エピタキシャル層34の深部までホウ素(B)を注入し、N型の拡散層43の下方には、コンタクトホール46の開口形状にP型の拡散層49(図7参照)が形成される。そして、N型の拡散層43とP型の拡散層49とにより形成されるPN接合領域は、エピタキシャル層4表面から少なくとも1μm程度より深い領域に形成される。尚、P型の拡散層49を形成するイオン注入工程後のその他工程の熱処理により、P型の拡散層49は、コンタクトホール46の開口形状よりも、若干、横方向拡散する。また、N型の拡散層43の底面には、P型の拡散層49の這い上がりにより、コンタクトホール46形状に合わせて窪む領域が形成される。
更に、P型の拡散層49、50を形成するイオン注入工程時に、コンタクトホール46、47を利用することで、P型の拡散層49、50とコンタクトホール46、47とのマスクずれを考慮する必要がない。例えば、P型の拡散層49、50を形成した後にコンタクトホール46、47を形成する場合には、コンタクトホール46、47幅に加えて、マスクずれ幅としてコンタクトホール46、47の周囲に0.6(μm)程度必要とされる。しかしながら、本実施の形態では、マスクずれ幅を考慮する必要はなく、図7に示す断面では、コンタクトホール46、47の左右に考慮されるマスクずれ幅(1.2μm程度)を省くことができる。そして、ツェナーダイオードサイズを縮小することができる。
最後に、図7に示す如く、コンタクトホール46、47内壁等にバリアメタル膜51を形成する。その後、コンタクトホール46、47内をタングステン(W)膜52で埋設する。そして、タングステン膜52上面に、スパッタリング法により、アルミ−シリコン−銅(Al−Si−Cu)膜、バリアメタル膜を堆積する。その後、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、アルミ−シリコン−銅膜及びバリアメタル膜を選択的に除去し、カソード電極53及びアノード電極54を形成する。
尚、本実施の形態では、コンタクトホール46を形成した後に、コンタクトホール46を利用してP型の拡散層49を形成する場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、P型の拡散層39、41を形成し、フォトレジストをマスクして用いP型の拡散層49を形成した後にコンタクトホール46を形成する場合でも良い。この場合でも、イオン注入条件を同等とすることで、P型の拡散層49を所望の領域に形成することができる。そして、ツェナーダイオードの電流能力を向上させることができる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本発明の実施の形態における半導体装置を説明する(A)断面図、(B)断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
符号の説明
1 ツェナーダイオード
2 P型の単結晶シリコン基板
4 N型のエピタキシャル層
8 P型の拡散層
9 N型の拡散層
14 コンタクトホール

Claims (2)

  1. 半導体層にアノード拡散層を形成し、前記アノード拡散層の一部と形成領域を重畳させるようにカソード拡散層を形成する工程と、
    前記半導体層上面に絶縁層を形成し、前記絶縁層にコンタクトホールを形成した後、前記カソード拡散層上の前記コンタクトホールが開口するように、前記絶縁層上にレジストマスクを形成する工程と、
    前記開口したコンタクトホールを介して前記カソード拡散層にイオン注入を行い、前記カソード拡散層の底面及びその近傍領域に前記アノード拡散層の高不純物濃度領域を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記高不純物濃度領域を形成する工程では、イオン注入される不純物が前記カソード拡散層を突き抜ける加速電圧であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
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