JP3456864B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP3456864B2
JP3456864B2 JP12972697A JP12972697A JP3456864B2 JP 3456864 B2 JP3456864 B2 JP 3456864B2 JP 12972697 A JP12972697 A JP 12972697A JP 12972697 A JP12972697 A JP 12972697A JP 3456864 B2 JP3456864 B2 JP 3456864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
insulating film
base
collector
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12972697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10321639A (ja
Inventor
居 英 明 新
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP12972697A priority Critical patent/JP3456864B2/ja
Priority to US09/081,613 priority patent/US6633069B2/en
Publication of JPH10321639A publication Critical patent/JPH10321639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3456864B2 publication Critical patent/JP3456864B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関わり、特にバイポーラトランジスタを含
む半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速・低消費電力LSIを実現す
るため、高性能シリコンバイポーラトランジスタ技術の
開発が進められ、非選択エピタキシャル技術を用いた高
速・高周波数特性を有するトランジスタを形成する技術
が提案されている。
【0003】従来技術による高速シリコンバイポーラト
ランジスタの製造方法について、図11を参照しながら
説明する。
【0004】まず、高濃度のn型埋め込み層(図示せ
ず)を含むp型シリコン基板60上にコレクタとなるn
型層61、64をエピタキシャル成長させ、素子分離形
成領域のパターニング、酸化膜堆積、エッチバックの工
程を経て、酸化膜63でトランジスタの素子分離を行う
とともに、酸化膜62でコレクタ領域61と外部コレク
タ引き出し領域64とを絶縁分離する。
【0005】次いで、非選択的なエピタキシャル技術を
用いて全面にシリコン結晶膜を成長させ、コレクタ領域
61上にはベース領域となるシリコン単結晶65を、酸
化膜62上にはベース引き出し領域となる多結晶シリコ
ン66を成長させる。
【0006】次いで、窒化膜及び酸化膜からなる複合膜
を全面に堆積し、ベース領域65上に所定のパターニン
グを行い、エッチングストッパ膜67を形成する。
【0007】次いで、ベース引き出し領域及びコレクタ
引き出し領域となる多結晶シリコン68、69を堆積
し、ベース電極部にはp型の不純物を、コレクタ引き出
し部にはn型の不純物をそれぞれイオン注入し、さら
に、酸化膜70及び窒化膜80をCVD( Chemical V
apor Deposition)法により順次堆積する。その後、R
IE(Reactive Ion Etching)法によりエミッタ領
域を形成するための第1の開口71を開けると同時に、
ベース引き出しポリシリコン電極68とコレクタ引き出
しポリシリコン電極69とを分離する。その後、酸化膜
をCVD法により堆積し、RIE法を使って側壁スペー
サ82を形成する。次いで、エッチングストッパ膜67
をベース領域65にダメージを与えることのないようウ
エットエッチングし、第2の開口83を形成する。
【0008】次いで、多結晶シリコン84を堆積し、n
型の不純物をイオン注入し、熱処理を行って多結晶シリ
コン層84に接したベース領域65内に不純物を固相拡
散させ、エミッタ領域85を形成する。続いて、n型不
純物を含む多結晶シリコン84を所定の形状にパターニ
ングする。
【0009】次いで、絶縁層間膜86をCVD法により
堆積させ、フォトレジストをフォトリソグラフィにより
所定の形状にパターニングした後、これをエッチングマ
スクとしてRIE法でベースコンタクト88、エミッタ
コンタクト87及びコレクタコンタクト89を開口す
る。その後は従来の技術により金属配線の形成を行って
トランジスタを完成する。
【0010】このような方法で製造されたトランジスタ
では、非常に薄いベース層を形成できるため、従来のイ
オン注入や拡散技術で形成されるベース層を有するトラ
ンジスタに比べ、高い遮断周波数を得ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法により製造されたバイポーラトランジスタについては
以下のような問題点があった。
【0012】すなわち、ベース引き出し電極への開口8
8から、バイポーラ動作をするエミッタ拡散層85直下
まで、多結晶シリコン68、66及び単結晶シリコン6
5を通して電流が流れるため、ベース抵抗値が大きくな
る。また、エミッタ開口幅に対する開口の深さ、即ち、
アスペクト比が大きいためエミッタ抵抗値及びエミッタ
面積に対するベース/コレクタ容量値が大きくなり、f
max,Ga 等の高周波数特性やNf 等のノイズ特性が劣化
するのみならず、エミッタプラグ効果が発生し、エミッ
タ・ベース接合が良好に形成できず、バイポーラトラン
ジスタの歩留まり低下を引き起こす。
【0013】さらに、エミッタ拡散層幅をエミッタ開口
後にRIEで形成する側壁スペーサで定義するため、制
御性が悪化し、素子特性のばらつきを生ずるという問題
があった。
【0014】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、その目的はバイポーラトランジスタのベース
抵抗値及びエミッタ抵抗値を低減させることにより、素
子の高周波特性及びノイズ特性を向上させること、及び
エミッタ拡散層幅の制御性を上げることにより素子特性
のバラツキを抑制すること、並びにエミッタプラグ効果
の発生を抑制することができる半導体装置及びその製造
方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1導
電型の半導体基板上に形成され高濃度にドープされた第
2導電型の埋め込み層と、前記埋め込み層の上に形成さ
れ、周囲が第1の絶縁膜で素子分離されたコレクタ領域
及びコレクタ引き出し領域となる第2導電型の第1の半
導体領域と、前記第1の半導体領域上に形成されたベー
ス領域となる第1導電型の第2の半導体領域と、前記第
1の絶縁膜の上に形成されたベース引き出し領域となる
第1導電型の第2の半導体領域と、前記第2の半導体領
域上に形成され、前記第2の半導体領域中のエミッタ形
成予定領域が露出するように開口が設けられたエッチン
グストッパ膜となる第2の絶縁膜と、側壁スペーサを用
いることなく前記開口を埋め込んで形成されたエミッタ
及びエミッタ引き出し層となる第2導電型の第3の半導
体領域と、前記第2の半導体領域上であって、かつ、前
記第2の絶縁膜に覆われた領域及び前記第3の半導体領
域を除く領域上に形成された金属シリサイドとを具備す
ることを特徴とする半導体装置が提供される。
【0016】前記半導体装置は、前記第2の絶縁膜及び
前記金属シリサイド上にベースコンタクトとエミッタコ
ンタクトとコレクタコンタクトが開口された第3の絶縁
膜を具備することが好ましい。
【0017】
【0018】前記第2の絶縁膜は、前記金属シリサイド
がベース領域内に延在するように前記第2の半導体領域
の一部の上に形成されていることが好ましい。
【0019】また、本発明によれば、第1導電型の半導
体基板上にコレクタ埋め込み層となる第2導電型の高濃
度の半導体領域を成長させる工程と、前記コレタクタ埋
め込み層の上に第2導電型のコレクタ領域を成長させる
工程と、前記コレクタ領域と他の素子領域との間及び前
記コレクタ領域間を第1の絶縁膜で絶縁分離する工程
と、非選択エピタキシャル技術により前記コレクタ領域
上には第1導電型の単結晶シリコンを成長させてベース
領域を形成し、第1の絶縁膜上には第1導電型の多結晶
シリコンを成長させてベース引き出し領域を形成する工
程と、前記ベース領域上に第2の絶縁膜を形成し、該絶
縁膜の周縁部で前記ベース領域が露出する形状にパター
ニングして、エッチングストッパ膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜をマスクとして前記ベース領域および
前記ベース引き出し領域の上に金属シリサイドを形成す
る工程と、全面に第3の絶縁膜を形成する工程と、前記
第2及び前記第3の絶縁膜中に前記ベース領域内に達す
る開口を形成する工程と、側壁スペーサを用いることな
く前記開口にポリシリコンを堆積し、第2導電型不純物
のイオンを注入した後、熱拡散により第2導電型のエミ
ッタ領域を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法
が提供される。
【0020】
【0021】また、本発明によれば、第1導電型の半導
体基板上にコレクタ埋め込み層となる第2導電型の高濃
度の半導体領域を成長させる工程と、前記コレタクタ埋
め込み層の上に第2導電型のコレクタ領域を成長させる
工程と、前記コレクタ領域と他の素子領域との間及び前
記コレクタ領域間を第1の絶縁膜で絶縁分離する工程
と、非選択エピタキシャル技術により前記コレクタ領域
上には第1導電型の単結晶シリコンを成長させてベース
領域を形成し、第1の絶縁膜上には第1導電型の多結晶
シリコンを成長させてベース引き出し領域を形成する工
程と、前記ベース領域上に第2の絶縁膜を形成し、該絶
縁膜の周縁部で前記ベース領域が露出する形状にパター
ニングして、エッチングストッパ膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜をマスクとして前記ベース領域および
前記ベース引き出し領域の上に金属シリサイドを形成す
る工程と、全面に第3の絶縁膜を形成する工程と、前記
第2及び前記第3の絶縁膜中に前記ベース領域内に達す
る開口を形成する工程と、側壁スペーサを用いることな
く、第2導電型の不純物が既にドープされたポリシリコ
ンを前記開口に堆積させた後、熱拡散により第2導電型
のエミッタ領域を形成する工程とを含む半導体装置の製
造方法が提供される。
【0022】さらに、本発明によれば、第1導電型の半
導体基板上にコレクタ埋め込み層となる第2導電型の高
濃度の半導体領域を成長させる工程と、前記コレタクタ
埋め込み層の上に第2導電型のコレクタ領域を成長させ
る工程と、前記コレクタ領域と他の素子領域との間及び
前記コレクタ領域間を第1の絶縁膜で絶縁分離する工程
と、非選択エピタキシャル技術により前記コレクタ領域
上には第1導電型の単結晶シリコンを成長させてベース
領域を形成し、第1の絶縁膜上には第1導電型の多結晶
シリコンを成長させてベース引き出し領域を形成する工
程と、前記ベース領域上に第2の絶縁膜を形成し、該絶
縁膜の周縁部で前記ベース領域が露出する形状にパター
ニングして、エッチングストッパ膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜をマスクとして前記ベース領域および
前記ベース引き出し領域の上に金属シリサイドを形成す
る工程と、全面に第3の絶縁膜を形成する工程と、前記
第2及び前記第3の絶縁膜中に前記ベース領域内に達す
る開口を形成する工程と、側壁スペーサを用いることな
く、第2導電型の不純物が既にドープされたシリコンを
前記開口にエピタキシャル成長させた後、熱拡散により
第2導電型のエミッタ領域を形成する工程とを含む半導
体装置の製造方法が提供される。
【0023】前記エッチングストッパ膜を形成する工程
は、周縁部で前記ベース領域が露出するように前記ベー
ス領域の一部の領域上に形成することが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態のいくつかを詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明にかかる半導体装置の第1
の実施の形態にかかるnpn型バイポーラトランジスタ
の素子構造を示す断面図である。
【0026】p型シリコン基板1上に高濃度のn+型埋
め込み層2が形成され、その上にn型のコレクタ領域3
及び外部コレクタ引き出し領域4が形成されている。コ
レクタ領域3と外部コレクタ引き出し領域4との間、及
びこれらの周辺には絶縁膜25、5、35が形成され、
これらにより、素子分離がなされている。コレクタ領域
3の上にはp型の単結晶シリコンからなる活性ベース領
域6が形成され、酸化膜5の上には多結晶シリコンから
なるベース引き出し領域7が形成されている。また、活
性ベース領域6上の一部にはエッチングストッパ膜8が
形成されている。ベース引き出し領域7及び活性ベース
領域6上であって、エッチングストッパ膜8に覆われて
いない領域には、端部が活性ベース領域6の内部に至る
まで延在するように金属シリサイドからなる導電層9が
形成されている。
【0027】導電層9、エッチングストッパ膜8及び埋
め込み絶縁膜5上の全面には窒化膜10が形成されてい
る。窒化膜10及びエッチングストッパ膜8の活性ベー
ス領域上に位置する部分には活性ベース領域6の内部に
至るまで開口11が形成されている。さらに開口11を
埋め込むようにn型の不純物をドープされた多結晶シリ
コン層12が堆積され、該多結晶シリコンからの固相拡
散により多結晶シリコン層12に接した活性ベース領域
6内にエミッタ領域13が形成されている。多結晶シリ
コン層12の上には、エミッタ電極に対するコンタクト
15が開口され、また、金属シリサイド9の上であっ
て、ベース引き出し領域7及び外部コレクタ引き出し領
域4の上には、それぞれベース電極に対するコンタクト
16、コレクタ電極に対するコンタクト17が開口さ
れ、Al等の電極が形成されている。これらの電極間に
は、保護膜としての層間絶縁膜14が形成されている。
【0028】図1に示すように、本発明にかかる半導体
装置の第1の実施の形態において従来技術と比較した特
徴的な点は、先ず、ベース引き出し電極としてベースポ
リシリコン電極を使用せず、金属シリサイド9を使用し
ている点である。この結果、開口11を浅くすることが
できるので、エミッタのアスペクト比が低下し、エミッ
タ抵抗値を低減することができる。また、金属シリサイ
ド9は、活性ベース領域6の中に入り込み、かつ、エッ
チングストッパ膜8の端部に至るまで延在しているた
め、ベース抵抗値が大幅に低減される。この結果、バイ
ポーラトランジスタの高周波特性及びノイズ特性が向上
する。
【0029】次に、本実施の形態における第2の特徴点
は、開口11内に側壁スペーサが存在せず、その分エッ
チングストッパ膜8の厚みがさらに薄くなっている点で
ある。これにより、エミッタ開口11はさらに浅くなる
ので、エミッタのアスペクト比がさらに低下し、エミッ
タ抵抗値をさらに低減させることが可能となる。また、
側壁スペーサが存在しない分、エミッタ面積に対するベ
ース/コレクタ容量値を低減することができる。この結
果、バイポーラトランジスタの高周波特性及びノイズ特
性が飛躍的に向上する。
【0030】次に、上記効果を有するnpn型バイポー
ラトランジスタの製造方法を本発明にかかる半導体装置
の製造方法の第1の実施の形態として、図1ないし7を
参照して説明する。
【0031】まず、図2に示すとおり、p型シリコン基
板1上に拡散技術を用いて高濃度のn+ 型埋め込み層2
を形成し、その上にn型のコレクタ領域3及び外部コレ
クタ引き出し領域4をエピタキシャル成長により形成す
る。次にコレクタ領域3と外部コレクタ引き出し領域4
との間、及び外部コレクタ引き出し領域4の周辺をエッ
チング除去して素子分離溝を設け、この溝内を埋め込む
ように埋め込み絶縁膜5、25、35を堆積し、エッチ
ングして平坦化することにより素子の分離を行う。
【0032】次に、図3に示すとおり、圧力10torr〜
30torr、温度650℃〜750℃においてドーピング
ガスとしてジボラン(B2 6 )を用い、非選択エピタ
キシャル技術により、シリコン結晶を成長させ、p型に
ドープしながらコレクタ領域3上に単結晶シリコンから
なる活性ベース領域6及び多結晶シリコンからなるベー
ス引き出し領域7を形成する。
【0033】次に、図4に示すとおり、ベース領域6及
びベース引き出し領域7と外部コレクタ領域との間のポ
リシリコンをRIE法で除去した後、ベース領域6上に
絶縁膜を堆積し、端部にベース領域6の一部が露出する
形状にパターニングしてエッチングストッパ膜8を形成
する。このエッチングストッパ膜8の材料としては、後
述するエミッタ形成のための開口11を設けるときに下
地のベース領域6にダメージを与えないよう、ウェット
系のエッチングで除去できるものが望ましい。例えば、
酸化膜もしくは窒化膜であり、またはこれらの複合膜で
もよい。
【0034】次に、図5に示すように、ベース領域には
p型の不純物を5.0E15cmー2のドーズ量、30Ke
Vの加速電圧で、また、外部コレクタ引き出し領域には
n型の不純物を1.0E16cmー2のドーズ量、60Ke
Vの加速電圧でイオン注入した後、高融点金属、例えば
チタン(Ti)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)
等を堆積させ、温度700℃、30秒の熱処理を行い金
属シリサイド9、26を形成する。未反応の高融点金属
を硫酸/過酸化水素の混合液で除去した後、膜厚500
オングストローム〜2000オングストロームの窒化膜
10をCVD法により堆積する。なお、該窒化膜10は
酸化膜または酸化膜と窒化膜の複合膜でもよく、エッチ
ングストッパ膜8に対するエッチング時の選択比30%
がとれることが望ましい。
【0035】次に、図6に示すように、所定のリソグラ
フィ工程により窒化膜10及びエッチングストッパ膜8
の活性ベース領域上に位置する部分に開口11を形成す
る。次に、図7に示すとおり、全面に多結晶シリコン1
2を堆積し、n型の不純物、例えば砒素をドーズ量1.
0E16cmー2,加速電圧60KeVの条件でイオン注入
し、950℃〜1000℃の雰囲気中で20秒間熱処理
を行い、多結晶シリコン層12に接したベース領域6内
に砒素を固相拡散させた後、所定の形状にパターニング
してエミッタ領域13を形成する。なお、ここで砒素を
イオン注入する代わりに多結晶シリコン層12を既に砒
素がドープされた多結晶シリコンにすることも可能であ
る。また、多結晶シリコンの代わりに砒素がドープされ
たシリコン結晶をエピタキシャル成長させてもよい。ま
た、砒素の代わりに他のn型不純物、例えばリンを用い
てもよい。
【0036】その後は、層間絶縁膜14をCVD法で堆
積し、所定のリソグラフィ工程を経て、ベース電極に対
するコンタクト16、エミッタ電極に対するコンタクト
15、コレクタ電極に対するコンタクト17を開口し、
アルミニウム(Al)、タングステン(W)等の金属を
用いて必要な配線をする。
【0037】本実施形態における製造方法では、本発明
にかかる半導体装置の第1の実施の形態において説明し
た効果を有する半導体装置が提供されるのに加え、エミ
ッタ開口11内に側壁スペーサを形成しないので、エミ
ッタのプラグ効果が抑制されるため、活性ベース領域6
への固相拡散が良好に行われ、製造の歩留まりが向上す
る。また、側壁スペーサ形成時の絶縁膜堆積及びRIE
の工程がないので、製造工程が単純となり製造原価を低
減することができる。
【0038】図8は、本発明にかかる半導体装置の第2
の実施の形態にかかるnpn型バイポーラトランジスタ
の素子構造を示す断面図である。
【0039】p型シリコン基板1上に高濃度のn+ 型埋
め込み層2が形成され、その上にn型のコレクタ領域3
及び外部コレクタ引き出し領域4が形成されている。コ
レクタ領域3と外部コレクタ引き出し領域4との間、及
びこれらの周辺には絶縁膜25、5、35が形成され、
これらにより、素子分離がなされている。コレクタ領域
3の上にはp型の単結晶シリコンからなる活性ベース領
域6が形成され、酸化膜5の上には多結晶シリコンから
なるベース引き出し領域7が形成されている。また、活
性ベース領域6上の一部にはエッチングストッパ膜8が
形成されている。ベース引き出し領域7及び活性ベース
領域6上であって、エッチングストッパ膜8に覆われて
いない領域には、端部が活性ベース領域6の内部に至る
まで延在するように金属シリサイドからなる導電層9が
形成されている。
【0040】導電層9、エッチングストッパ膜8及び埋
め込み絶縁膜5上の全面には窒化膜10が形成されてい
る。エッチングストッパ膜8の上には第2の開口21が
設けられ、この開口21の側壁には絶縁膜からなる側壁
スペーサ18が形成されている。また、エッチングスト
ッパ膜8の中央部が除去され、エミッタを形成するため
の第1の開口19が設けられている。さらに、開口21
及び開口19内を埋め込むようにn型の不純物をドープ
された多結晶シリコン層12が形成され、該多結晶シリ
コン層12からの固相拡散により開口21内の活性ベー
ス領域6内に位置する部分にn型のエミッタ領域13が
形成されている。
【0041】多結晶シリコン層12の上には、エミッタ
電極に対するコンタクト部15が開口され、また、導電
層9の上であって、ベース引き出し領域7及び外部コレ
クタ引き出し領域4の上には、それぞれベース電極に対
するコンタクト開口部16、コレクタ電極に対するコン
タクト開口部17が開口され、Al等の電極が形成され
ている。これらの電極間には、保護膜としての層間絶縁
膜14が形成されている。
【0042】図8に示すnpn型バイポーラトランジス
タは、第1の実施形態と同様に、ベース引き出し電極と
してベースポリシリコン電極を使用せず、金属シリサイ
ド9を使用しているので、その分第2の開口19を浅く
することができる。これにより、エミッタのアスペクト
比が低下し、エミッタ抵抗値を低減することができる。
また、金属シリサイド9は、活性ベース領域6の中に入
り込み、かつ、エッチングストッパ膜8の端部に至るま
で延在しているため、ベース抵抗値が大幅に低減され
る。この結果、バイポーラトランジスタの高周波特性及
びノイズ特性が向上する。なお、本実施形態において
は、第2の開口21内に側壁スペーサが形成されてお
り、図1に示すバイポーラトランジスタと比べてその分
エッチングストッパ膜8の厚みが厚くなり、エミッタ拡
散を行うための第1の開口19を浅くできないが、エミ
ッタ開口幅W3 をリソグラフィで決まる限界以下に縮小
させることができる。その結果、より低消費電力動作を
するバイポーラトランジスタを製造することが可能とな
る。
【0043】次に、上記効果を有するバイポーラトラン
ジスタの製造方法を本発明にかかる半導体装置の製造方
法の第2の実施の形態として、図2ないし図5及び図8
ないし図10を参照して説明する。
【0044】まず、本発明にかかる半導体装置の製造方
法の第1の実施の形態に記載された製造方法を用いて図
2ないし5に示すように、バイポーラトランジスタの窒
化膜10までを形成する。
【0045】次に、図9に示すとおり、所定の工程によ
リ活性ベース領域の上に位置する部分に第2の開口21
を形成する。続いて、図10に示すとおり、絶縁膜18
を500オングストローム〜1000オングストローム
の厚さで堆積し、RIEでエッチングすることにより側
壁スペーサ18を形成し、その後、選択的にエッチング
ストッパ膜8を除去して、エミッタ形成のための第1の
開口19を形成する。その後は、第1の実施の形態にお
いて記載された方法と同様の方法を用いて、多結晶シリ
コン層12の堆積、イオン注入、熱処理によるエミッタ
領域13の形成、層間絶縁膜14及び電極等の形成を行
い、素子を完成させる。
【0046】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第
2の実施の形態である上記製造方法によれば、本発明に
かかる半導体装置の第2の実施の形態に記載の作用・効
果を有する半導体装置が得られる。
【0047】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種
々変形して実施することができる。上記の実施の形態で
はベースエピタキシャル技術を用いたnpnバイポーラ
トランジスタについて説明したが、その他、イオン注入
や不純物拡散などの技術でベースを形成したバイポーラ
トランジスタについても適用できる。また、pnp型バ
イポーラトランジスタにも同様に適用できるのは勿論で
ある。また、各部の材料及び膜厚等の条件は、仕様に応
じて適宜変更することができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、以下の
効果を奏する。
【0049】即ち、本発明にかかる半導体装置によれ
ば、非選択的にエピタキシャル成長させた活性ベース領
域及びベース引き出し領域上に金属シリサイドが形成さ
れているので、従来の技術で形成されたベース引き出し
領域を持つバイポーラトランジスタに比べ、ベース抵抗
値及びエミッタ抵抗値が低減される。また、側壁スペー
サを設けていないので、その分エッチングストッパ膜8
の厚みが薄くなり、エミッタ開口11がさらに浅くな
る。この結果、エミッタのアスペクト比がさらに低下
し、エミッタ抵抗値をさらに低減させることが可能とな
る。また、側壁スペーサがない分、エミッタ面積に対す
るベース/コレクタ容量値をさらに軽減することができ
る。以上の結果、fmax,Ga 等の高周波数特性及びNf
等のノイズ特性において改善されたバイポーラトランジ
スタが提供される。
【0050】また、本発明にかかる半導体装置によれ
ば、非選択的にエピタキシャル成長させた活性ベース領
域及びベース引き出し領域上に金属シリサイドが形成さ
れているので、従来の技術で形成されたベース引き出し
領域を持つバイポーラトランジスタに比べ、ベース抵抗
値及びエミッタ抵抗値が低減され、fmax,Ga 等の高周
波数特性及びNf 等のノイズ特性において優れたバイポ
ーラトランジスタが提供される。
【0051】また、本発明にかかる半導体装置によれ
ば、金属シリサイドがエッチングストッパ膜の端部にま
で延在するので、ベース抵抗値、エミッタ抵抗値、fma
x,Ga等の高周波数特性、Nf 等のノイズ特性において
さらに改善されたバイポーラトランジスタが提供され
る。
【0052】また、本発明にかかる半導体装置の製造方
法によれば、上記効果を奏するバイポーラトランジスタ
が得られる。さらに、側壁スペーサの形成工程がないの
で、拡散層幅の制御性が向上し、エミッタのプラグ効果
を抑制できるので、素子特性のバラツキが解消して製造
の歩留まりを向上させることができる。また、製造工程
が単純になるので製造原価を低減することもできる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半導体装置の第1の実施の形態
にかかるnpn型バイポーラトランジスタの素子構造を
示す断面図である。
【図2】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第1の
実施の形態にかかるnpn型バイポーラトランジスタの
製造工程を示す断面図である。
【図3】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第1の
実施の形態にかかるnpn型バイポーラトランジスタの
製造工程を示す断面図である。
【図4】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第1の
実施の形態にかかるnpn型バイポーラトランジスタの
製造工程を示す断面図である。
【図5】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第1の
実施の形態にかかるnpn型バイポーラトランジスタの
製造工程を示す断面図である。
【図6】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第1の
実施の形態にかかるnpn型バイポーラトランジスタの
製造工程を示す断面図である。
【図7】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第1の
実施の形態にかかるnpn型バイポーラトランジスタの
製造工程を示す断面図である。
【図8】本発明にかかる半導体装置の第2の実施の形態
にかかるnpn型バイポーラトランジスタの素子構造を
示す断面図である。
【図9】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第2の
実施の形態にかかるnpn型バイポーラトランジスタの
製造工程を示す断面図である。
【図10】本発明にかかる半導体装置の製造方法の第2
の実施の形態にかかるnpn型バイポーラトランジスタ
の製造工程を示す断面図である。
【図11】従来のnpn型バイポーラトランジスタの素
子構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 p型シリコン基板 2 n+型埋め込み層 3、61 n型コレクタ領域 4、64 n型外部コレクタ引き出し領域 5、25、35、62、63、93 絶縁膜 6、65 p型ベース領域 7、66 p型ベース引き出し領域 8、67 エッチングストッパ膜 9 金属シリサイド 10、80 窒化膜 11、19、21、71、83 開口 12、84 多結晶シリコン層 13、85 n型エミッタ領域 14、86 層間絶縁膜 15、87 エミッタ電極に対するコンタクト部 16、88 ベース電極に対するコンタクト部 17、89 コレクタ電極に対するコンタクト部 18、82 側壁スペーサ 60 高濃度のn型埋め込み層を含むシリコン基板 68 ベース引き出しポリシリコン電極 69 コレクタ引き出しポリシリコン電極 70 酸化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/331 H01L 29/73

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板上に形成され高濃
    度にドープされた第2導電型の埋め込み層と、 前記埋め込み層の上に形成され、周囲が第1の絶縁膜で
    素子分離されたコレクタ領域及びコレクタ引き出し領域
    となる第2導電型の第1の半導体領域と、 前記第1の半導体領域上に形成されたベース領域となる
    第1導電型の第2の半導体領域と、 前記第1の絶縁膜の上に形成されたベース引き出し領域
    となる第1導電型の第2の半導体領域と、 前記第2の半導体領域上に形成され、前記第2の半導体
    領域中のエミッタ形成予定領域が露出するように開口が
    設けられたエッチングストッパ膜となる第2の絶縁膜
    と、 側壁スペーサを用いることなく前記開口を埋め込んで形
    成されたエミッタ及びエミッタ引き出し層となる第2導
    電型の第3の半導体領域と、 前記第2の半導体領域上であって、かつ、前記第2の絶
    縁膜に覆われた領域及び前記第3の半導体領域を除く領
    域上に形成された金属シリサイドとを具備することを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記第2の絶縁膜及び前記金属シリサイド
    上にベースコンタクトとエミッタコンタクトとコレクタ
    コンタクトが開口された第3の絶縁膜を具備することを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記第2の絶縁膜は、前記金属シリサイド
    がベース領域内に延在するように前記第2の半導体領域
    の一部の上に形成されていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】第1導電型の半導体基板上にコレクタ埋め
    込み層となる第2導電型の高濃度の半導体領域を成長さ
    せる工程と、 前記コレタクタ埋め込み層の上に第2導電型のコレクタ
    領域を成長させる工程と、 前記コレクタ領域と他の素子領域との間及び前記コレク
    タ領域間を第1の絶縁膜で絶縁分離する工程と、 非選択エピタキシャル技術により前記コレクタ領域上に
    は第1導電型の単結晶シリコンを成長させてベース領域
    を形成し、第1の絶縁膜上には第1導電型の多結晶シリ
    コンを成長させてベース引き出し領域を形成する工程
    と、 前記ベース領域上に第2の絶縁膜を形成し、該絶縁膜の
    周縁部で前記ベース領域が露出する形状にパターニング
    して、エッチングストッパ膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜をマスクとして前記ベース領域および
    前記ベース引き出し領域の上に金属シリサイドを形成す
    る工程と、 全面に第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2及び前記第3の絶縁膜中に前記ベース領域内に
    達する開口を形成する工程と、 側壁スペーサを用いることなく前記開口にポリシリコン
    を堆積し、第導電型不純物のイオンを注入した後、熱
    拡散により第2導電型のエミッタ領域を形成する工程と
    を含む半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】第1導電型の半導体基板上にコレクタ埋め
    込み層となる第2導電型の高濃度の半導体領域を成長さ
    せる工程と、 前記コレタクタ埋め込み層の上に第2導電型のコレクタ
    領域を成長させる工程と、 前記コレクタ領域と他の素子領域との間及び前記コレク
    タ領域間を第1の絶縁膜で絶縁分離する工程と、 非選択エピタキシャル技術により前記コレクタ領域上に
    は第1導電型の単結晶シリコンを成長させてベース領域
    を形成し、第1の絶縁膜上には第1導電型の多結晶シリ
    コンを成長させてベース引き出し領域を形成する工程
    と、 前記ベース領域上に第2の絶縁膜を形成し、該絶縁膜の
    周縁部で前記ベース領 域が露出する形状にパターニング
    して、エッチングストッパ膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜をマスクとして前記ベース領域および
    前記ベース引き出し領域の上に金属シリサイドを形成す
    る工程と、 全面に第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2及び前記第3の絶縁膜中に前記ベース領域内に
    達する開口を形成する工程と、 側壁スペーサを用いることなく、第導電型の不純物が
    既にドープされたポリシリコンを前記開口に堆積させた
    後、熱拡散により第2導電型のエミッタ領域を形成する
    工程とを含む半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】第1導電型の半導体基板上にコレクタ埋め
    込み層となる第2導電型の高濃度の半導体領域を成長さ
    せる工程と、 前記コレタクタ埋め込み層の上に第2導電型のコレクタ
    領域を成長させる工程と、 前記コレクタ領域と他の素子領域との間及び前記コレク
    タ領域間を第1の絶縁膜で絶縁分離する工程と、 非選択エピタキシャル技術により前記コレクタ領域上に
    は第1導電型の単結晶シリコンを成長させてベース領域
    を形成し、第1の絶縁膜上には第1導電型の多結晶シリ
    コンを成長させてベース引き出し領域を形成する工程
    と、 前記ベース領域上に第2の絶縁膜を形成し、該絶縁膜の
    周縁部で前記ベース領域が露出する形状にパターニング
    して、エッチングストッパ膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜をマスクとして前記ベース領域および
    前記ベース引き出し領域の上に金属シリサイドを形成す
    る工程と、 全面に第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2及び前記第3の絶縁膜中に前記ベース領域内に
    達する開口を形成する工程と、 側壁スペーサを用いることなく、第導電型の不純物が
    既にドープされたシリコンを前記開口にエピタキシャル
    成長させた後、熱拡散により第2導電型のエミッタ領域
    を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記エッチングストッパ膜を形成する工程
    は、周縁部で前記ベース領域が露出するように前記ベー
    ス領域の一部の領域上に形成することを特徴とする請求
    4乃至6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法
JP12972697A 1997-05-20 1997-05-20 半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3456864B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12972697A JP3456864B2 (ja) 1997-05-20 1997-05-20 半導体装置及びその製造方法
US09/081,613 US6633069B2 (en) 1997-05-20 1998-05-20 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12972697A JP3456864B2 (ja) 1997-05-20 1997-05-20 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10321639A JPH10321639A (ja) 1998-12-04
JP3456864B2 true JP3456864B2 (ja) 2003-10-14

Family

ID=15016688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12972697A Expired - Fee Related JP3456864B2 (ja) 1997-05-20 1997-05-20 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3456864B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6331727B1 (en) 1998-08-07 2001-12-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and method of fabricating the same
JP5017744B2 (ja) * 2001-01-10 2012-09-05 ソニー株式会社 半導体装置の製造方法
US6911681B1 (en) * 2004-04-14 2005-06-28 International Business Machines Corporation Method of base formation in a BiCMOS process

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10321639A (ja) 1998-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6436781B2 (en) High speed and low parasitic capacitance semiconductor device and method for fabricating the same
US7105415B2 (en) Method for the production of a bipolar transistor
US20060226446A1 (en) Bipolar transistor and method for fabricating the same
JP2002313798A (ja) エピタキシャル・ベース・バイポーラ・トランジスタおよびその製造方法
JP2002252230A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
JP3132101B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3258123B2 (ja) 半導体装置
JPH09181089A (ja) 超自己整列バイポーラトランジスタの製造方法
JP3172031B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US7719031B2 (en) Heterojunction biploar transistor and method for manufacturing same
JP2001035858A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH04330730A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2803548B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH10112507A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3456864B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH09199511A (ja) バイポーラトランジスタ
JP3142336B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH07169773A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH05283520A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3257523B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2842075B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3908023B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04322432A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH03163832A (ja) 半導体装置
JP3189722B2 (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070801

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees