JPH079852U - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

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JPH079852U
JPH079852U JP3771693U JP3771693U JPH079852U JP H079852 U JPH079852 U JP H079852U JP 3771693 U JP3771693 U JP 3771693U JP 3771693 U JP3771693 U JP 3771693U JP H079852 U JPH079852 U JP H079852U
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JP
Japan
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sheet
feed roller
transfer paper
skew
drive motor
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JP3771693U
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English (en)
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博史 橋本
雅昭 渥美
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素化、小型軽量化、コストダウンを図る。 【構成】 転写紙90の前端が斜送ローラ52の下方を
通過して所定位置に達すると、転写紙検出センサ88が
それを検出して、駆動モータが起動される。この駆動モ
ータを共通の駆動源として、斜送ローラ52とカム板7
8とが共に回転を開始する。カム板78は、第1回転位
置(図1(A))から第2回転位置(図1(B))へ回
転し、支持板56は、第1移動位置(図1(A))から
第2移動位置(図1(B))へ移動して、斜送ローラ5
2はシート90に当接し、シート90を圧する。この状
態で、カム板78、斜送ローラ52は回転を続け、シー
ト90は、給送にあたって、シート幅方向への搬送力を
受け、シート幅方向端の位置合わせが行われる。その
後、カム板78が第2回転位置から第1回転位置に回転
し、支持板56が第2移動位置から第1移動位置へ戻る
と、リミットスイッチ84がそれを検出して、駆動モー
タが停止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写機等の画像形成機器等に用いられ、シートを所定の位置へ給送 するシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特願平2−15462号公報では、転写紙の手差しにあたって、転写紙を幅ガ イドに確実に沿わせて給送するために、斜送ローラが、転写紙の給送方向に対し て斜めに設けられている。斜送ローラの上方には抑えコロが設置され、検知レバ ーが転写紙の手差し挿入を検知すると、斜送ローラが回転を開始するとともに、 抑えコロが下降して、転写紙が抑えコロと斜送ローラとの間に挟持されて給送さ れる。このとき、転写紙には、この幅方向へ搬送力が及び、転写紙の幅方向端の 位置合わせが行われる。抑えコロはその後、上昇して、次の手差しに備える。
【0003】 ここで、斜送ローラは、他の給送ローラと駆動源を同じくするメインモータか らベルト、シャフト、ギヤ等を介して回転駆動され、一方、抑えコロは、プラン ジャで引っ張られて下降し、押されて上昇する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記装置では、斜送ローラを転写紙に押接し、またそれを解除する ための抑えコロの下降、上昇を行うのに、斜送ローラを回転駆動する駆動源とは 別に、ソレノイド等の他の駆動源が必要であるので、装置が複雑化、大型化され 、製造コストも上昇する。
【0005】 本考案は上記事実を考慮し、簡素化、小型軽量化、コストダウンを図るシート 給送装置を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記課題を解決するために、駆動モータと、 シートの給送方向に対して斜めに配置され、駆動モータで回転駆動されてシー トと当接することにより、シートの幅方向端のシート位置合わせを行う斜送ロー ラと、 この斜送ローラを支持し、斜送ローラをシートから離間させる第1移動位置と 斜送ローラをシートに当接させる第2移動位置との間で移動自在に設けられる支 持部材と、 前記駆動モータによって回転駆動され、回転に伴い、支持部材を第1移動位置 に位置させる第1回転位置と支持部材を第2移動位置に位置させる第2回転位置 とを繰り返して得る回転部材と、 この回転部材の第2回転位置で駆動モータを停止させる停止手段と、 を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案に係るシート給送装置によれば、駆動モータの停止時には、回転部材は 第1回転位置にあり、支持部材は、第1移動位置にあり、斜送ローラはシートか ら離間している。
【0008】 例えば、シートが所定位置に達したときに駆動モータを起動させるようにした 場合、駆動モータの起動によって、斜送ローラと回転部材とは共に回転を開始す る。回転部材は、この回転に伴い、第1回転位置から第2回転位置へ回転し、支 持部材は、第1移動位置から第2移動位置へ移動して、斜送ローラはシートに当 接する。斜送ローラがシートに当接した状態で、回転部材、斜送ローラは回転を 続け、シートは、給送にあたって、シート幅方向への搬送力を受けて、シート幅 方向端の位置合わせが行われる。
【0009】 回転部材は、その後、第2回転位置から第1回転位置に回転する。回転部材が 第1回転位置に回転すると、移動部材は第1移動位置から第2移動位置へ戻る。 回転部材の第1回転位置では、停止手段によって、駆動モータが停止する。
【0010】 斜送ローラの回転と、斜送ローラのシートに対する接離動作とは、共通の駆動 源である駆動モータで行われる。従って、斜送ローラを回転駆動する駆動源とは 別に、斜送ローラのシートに対する接離動作についてソレノイド等の他の駆動源 を用いる必要がなく、その分、簡素化、小型軽量化、コストダウンが果たされる 。
【0011】 なお、従来は、斜送ローラは、シート給送方向を向く真直送ローラの回転駆動 用のメインモータから回転駆動力を得るようになっているが、斜送ローラがシー ト給送方向と斜めであるので、メインモータの回転駆動力の斜送ローラへの伝達 にあたっては、ギヤ等の配置が複雑となり、斜送ローラの位置や、転写紙の給送 方向に対する傾斜角度が規制を受け、レイアウトの設計自由度が制限される。
【0012】 本考案では、斜送ローラのシートに対する接離動作についてソレノイド等の他 の駆動源を用いる必要がなくなったので、斜送ローラの回転と、斜送ローラのシ ートに対する接離動作とを行う共通の駆動源として、それ専用の駆動モータを用 いるのが適当となる。そして、その専用の駆動モータは、小型で足る。
【0013】 これによれば、斜送ローラへの回転駆動力の伝達にあたってギヤ等の配置が単 純化され、斜送ローラの位置や、シート給送方向に対する傾斜角度が規制を受け ることなく、レイアウトの設計自由度が増す。
【0014】
【実施例】
本考案の一実施例に係るシート給送装置を図1乃至図5に基づき説明する。
【0015】 図2には、本実施例のシート給送装置を適用した複写機10が示されている。 この複写機10は、両面複写機能を有する光学式複写機である。複写機本体12 上面には、コピーガラス14が嵌められるとともに、コピーガラス14を開閉自 在に覆うカバー16が取り付けられ、コピーガラス14とカバー16との間に原 稿がセットされる。
【0016】 複写機本体12内には、上部に、露光部が設けられ、露光部は、光源18、複 数のミラー20、レンズユニット22で構成される。
【0017】 露光部の下側には、処理部が設けられ、処理部は、感光ドラム24を備える。 図2上で、感光ドラム24は、時計方向に回転し、感光ドラム24の外周には、 上側に、帯電器26が設けられるとともに、右側に、現像部28が設けられ、更 に、下側に、複写機本体12内を左右に延びる主路30(シートを構成する転写 紙90が主路30を、図2で左方へ給送される)を介して転写器32、分離器3 4が設けられる。
【0018】 分離器34の主路30下流側には、定着部が設けられ、定着部は、加圧ローラ 36とこれに対向する定着ローラ38とを備える。
【0019】 感光ドラム24の表面が帯電器26によって均一に帯電された後、感光ドラム 24の表面には、露光部によってスリット露光が行われ、静電潜像が形成される 。そして、現像部28によって、感光ドラム24の表面にトナー粒子が電荷に応 じて付着して現像が行われる。一方、主路30を給送される転写紙90は、感光 ドラム24の表面に密着され、転写器32によってトナー画像が転写紙90の表 面に転写される。転写後、感光ドラム24の表面に密着された転写紙90は、分 離器34によって感光ドラム24の表面から分離される。定着部では、加圧ロー ラ36と定着ローラ38との間に転写紙90が挟持されて給送され、この間に、 転写紙90が加圧されてトナー画像が定着される。これにより、転写紙90の表 面に原稿の記録内容が複写される。
【0020】 複写機本体12左側には、主路30と連続して排紙用トレイ40が突設され、 排紙用トレイ40へ、複写済の転写紙90が排出される。
【0021】 複写機本体12内の下部には、複数の給紙トレイ42が段状に設けられ、各給 紙トレイ42は、複写機本体12前方側へ引出し可能とされる。給紙トレイ42 内には、サイズ毎に転写紙90が積層状態に収容され、給紙トレイ42内の転写 紙90は、給紙ローラ44で一枚づつ前路45へ給送され、前路45を経て主路 30へ向かう。
【0022】 なお、複写機本体12右側には、主路30と連続する手差し用トレイ48が突 設されている。
【0023】 複写機本体12内の下部にはまた、給紙トレイ42と並んで、中間トレイ48 が設けられている。中間トレイ48は、両面コピー時に使用される。すなわち、 両面コピー時には、転写紙90は、この一方の面に複写が行われた後、排出トレ イ40へ排出されないで、排出トレイ40の手前で路を替え、両面コピー路50 に入り、そこでスイッチバックして反転された後に、中間トレイ48内へ送られ る。なお、図示は省略するが、中間トレイ48には、転写紙90の給送方向に沿 って複数のゲートが設けられ、転写紙は、このサイズに応じて異なるゲートを通 って中間トレイ48内に入り、転写紙のサイズに関わらず、転写紙の前端がトレ イ内の所定位置に到達できるようになっている。
【0024】 中間トレイ48内では、転写紙90が一時ストックされる。転写紙90の他方 の面への複写のための原稿準備が完了すると、中間トレイ48内の転写紙90は 、給紙ローラ50で前路45へ給送される。そして、主路30を給送されて転写 紙90の他方の面にも複写が行われ、排出トレイ40へ排出される。
【0025】 ここで、中間トレイ48には、斜送ローラ52が設けられている。 上述した給紙ローラ44、50等、あるいは、説明を省略して図2に示したロ ーラは、転写紙90の給送方向と真直であるが、斜送ローラ52は、それらとは 異なり、図3及び図4に示すように、転写紙90の給送方向Aと角度θだけ傾け られて斜めに配置される。すなわち、斜送ローラ軸54が、転写紙の幅方向と同 方向でなく、角度θだけ傾けられている。
【0026】 斜送ローラ52は、図3及び図5に示すように、支持部材を構成する一対の支 持板56に取り付けられる。各支持板56は、斜送ローラ軸54と直交する方向 を長手方向とされて、斜送ローラ軸54方向に離間して対向する。斜送ローラ軸 54は、この一端部が延出されて支持板56間に亘るべく支持板56に貫通軸支 され、斜送ローラ52は支持板56間外へ位置される。支持板56の長手方向他 端寄りの中間部には、斜送ローラ軸54と平行な支軸58が、支持板56間に亘 るべく支持板56を貫通して設けられ、支持板56間外へ出た支軸58の両端部 は複写機本体12固定側(図3に示すフレーム57)に軸支される。図1に矢印 Bで示すように、支軸58の回りに、支持板56は揺動自在とされ、支持板56 の揺動によって、斜送ローラ52は昇降する。図1(A)に示す支持板56の第 1移動位置では、斜送ローラ52が上昇位置にあって転写紙90から離間し、図 1(B)に示す第2移動位置では、斜送ローラ52が下降位置にあって転写紙9 0と当接し、中間トレイ48の底面との間で転写紙90を圧することができる。
【0027】 支持板56間内で、支軸58には、駆動ギヤ60が嵌合され、斜送ローラ軸5 4には、従動ギヤ62が嵌合される。駆動ギヤ60と従動ギヤ62との間には、 それらギヤ60、62と噛合う中間ギヤ64が設けられ、中間ギヤ軸66はその 両端が支持板56に軸支される。
【0028】 一方、支軸58の一端に対応して、複写機本体12固定側には、駆動モータ6 8が設けられている。駆動モータ68としては、例えば、DCモータが可能であ る。モータ軸70方向は、支軸58と直交する方向とされ、モータ軸70には、 ウオーム72が嵌合されるとともに、支軸58の一端には、ウオーム72と噛合 うウオームホイール74が嵌合される。これにより、駆動モータ68の回転駆動 力は、減速されて支軸58に伝達され、更に、駆動ギヤ60、中間ギヤ64、従 動ギヤ62を介して、斜送ローラ52へ伝達される。図1、図5に、各ギヤ等の 回転方向を矢印で示す。
【0029】 駆動ギヤ60にはまた、案内ギヤ75が噛合される。案内ギヤ75は、中間ギ ヤ64と反対側に位置して、案内ギヤ軸76が上記フレーム57に軸支される。 案内ギヤ軸76には、回転部材を構成するカム板78が嵌合され、カム板78は 案内ギヤ75と一体に回転できる。カム板78の外周面は、一方の支持板56の 上端と対向位置し、周方向に、径を異ならせて形成される。図1(A)に示すよ うに、カム板78の大径部が支持板56の上端と対向するときは、カム板78が 、支持板56の上端を押接して、支持板56は第1移動位置に保持され、図1( B)に示すように、カム板78の小径部が支持板56と対向するときは、カム板 78と支持板56の上端との係合が外れて、支持板56は、斜送ローラ52等を 含むそれら自重で第2移動位置へ移動できる。支持板56を第1移動位置に位置 させるカム板78の第1回転位置と、支持板56を第2移動位置に位置させるカ ム板78の第2回転位置とは、カム板78の回転によって、繰り返して得られる 。図1、図5に矢印で示すように、カム板78の回転方向は、斜送ローラ52の 回転方向と逆である。
【0030】 また、支持板56の一端部に対応して、複写機本体12固定側に、停止手段を 構成するリミットスイッチ84が設けられている。支持板56の第2位置で、支 持板56の一端部上端がリミットスイッチ84の作動片86を押すことにより、 リミットスイッチ84が作動する。リミットスイッチ84の作動信号は、図示し ないCPUに出力され、CPUでは、カム板78の第1回転位置で駆動モータ6 8を停止すべく制御される。すなわち、駆動モータ68は、カム板78を1回転 させて、停止する。
【0031】 更に、図1に示すように、複写機本体12固定側には、転写紙検出センサ88 が設けられ、転写紙90の前端が斜送ローラ52の下方を通過し、中間トレー4 8の所定位置に達すると、転写紙検出センサ88からの検出信号が上記CPUへ 出力され、CPUでは、駆動モータ68を起動すべく制御される。
【0032】 次に上記実施例の作用を説明する。 まず、転写紙90が給紙トレイ42から、前路45を経て主路30に入り、主 路30を給送される間に、転写紙90の一方の面に原稿の記録内容が複写される 。
【0033】 両面コピーを行う場合には、転写紙90の一方の面への複写終了後、転写紙9 0は、両面コピー路50へ給送され、そこで反転した後に中間トレイ48に送ら れる。転写紙90は、中間トレイ48に一時ストックされ、転写紙90の他方の 面へ複写すべき原稿が準備されると、中間トレイ48から、再び、前路45を経 て、主路30に送られ、他方の面にも複写が行われて排出トレイ40へ排出され る。
【0034】 ここで、転写紙90が中間トレイ48に入り、図2に示す給送ローラ92によ って転写紙90の前端が斜送ローラ52の下方を通過して所定位置に達すると、 転写紙検出センサ88がそれを検出して、駆動モータ68が起動される。
【0035】 駆動モータ68の起動により、斜送ローラ52とカム板78とが共に回転を開 始する。
【0036】 なお、駆動モータ68の停止時には、カム板78は第1回転位置にあり、支持 板56は第1移動位置にあり、斜送ローラ52は転写紙90から離間している。
【0037】 カム板78は、この回転に伴い、図1(A)に示す第1回転位置から図1(B )に示す第2回転位置へ回転し、支持板56は、図1(A)に示す第1移動位置 から図1(B)に示す第2移動位置へ移動して、斜送ローラ52は転写紙90に 当接し、転写紙90を圧する。この状態で、カム板78、斜送ローラ52は回転 を続け、転写紙90は、転写紙給送方向に搬送されるとともに、転写紙幅方向へ の搬送力を受け、転写紙90の幅方向端がこれに対向するトレイ48のガイド部 49(図4に示す)に当接するようにされて、転写紙幅方向端の位置合わせが行 われる。
【0038】 カム板78は、その後、第2回転位置から第1回転位置に回転する。カム板7 8が第1回転位置に回転すると、支持板56は第2移動位置から第1移動位置へ 戻る。カム板78の第2回転位置で、リミットスイッチ84が作動して、駆動モ ータ68が停止する。なお、斜送ローラ52が転写紙9から離間すると、転写紙 90は停止する。
【0039】 斜送ローラ52の回転と、斜送ローラ52の転写紙90に対する接離動作とは 、共通の駆動源である駆動モータ68で行われる。従って、斜送ローラ52を回 転駆動する駆動源とは別に、斜送ローラ52の転写紙90に対する接離動作につ いてソレノイド等の他の駆動源を用いる必要がなく、その分、簡素化、小型軽量 化、コストダウンが果たされる。
【0040】 なお、従来は、斜送ローラは、転写紙給送方向Aを向く真直送ローラの回転駆 動用のメインモータから回転駆動力を得るようになっているが、斜送ローラが転 写紙給送方向と斜めであるので、そのメインモータの回転駆動力の斜送ローラへ の伝達にあたっては、ギヤ等の配置が複雑となり、斜送ローラの位置や、転写紙 の給送方向に対する傾斜角度が規制を受け、レイアウトの設計自由度が制限され る。
【0041】 本考案では、斜送ローラ52の転写紙90に対する接離動作についてソレノイ ド等の他の駆動源を用いる必要がなくなったので、斜送ローラ52の回転と、斜 送ローラ52の転写紙90に対する接離動作とを行う共通の駆動源として、それ 専用の駆動モータを用いるのが適当となる。そして、その専用の駆動モータは、 小型で足る。
【0042】 これによれば、斜送ローラ52への回転駆動力の伝達にあたってギヤ等の配置 が単純化され、斜送ローラ52の位置や、転写紙給送方向Aに対する傾斜角度θ が規制を受けることなく、レイアウトの設計自由度が増す。
【0043】 なお、斜送ローラ52を転写紙90に当接させておく時間は、例えば、カム板 78と斜送ローラ52との回転比率に応じて、決定される。カム板78と斜送ロ ーラ52との回転比率は、案内ギヤ75の駆動ギヤ60に対するギヤ比と、中間 ギヤ64、従動ギヤ62の駆動ギヤ60に対するギヤ比とを種々選択することに より、任意となる。
【0044】 本考案は上記実施例に限定されるものではなく種々の変更が可能である。例え ば、上記実施例では、中間トレイでの転写紙給送装置について説明したが、中間 トレイに限らず、手差しの際の給送や、その他の部位での給送についても適用可 能である。更に、本考案の転写紙給送装置は、複写機等の画像形成機器に限らず 、転写紙の幅方向端の位置合わせのための斜送ローラを備えたものであれば、種 々のものに適用可能である。
【0045】 また、上記実施例では、支持板56は揺動する構成であるが、これに限定され るものではなく、更に、カム板78の形状等も自由であり、回転部材としては、 カム板78に限定されない。すなわち、支持板56を移動させる機構は、カム機 構に限定されない。
【0046】 更に、上記実施例では、駆動モータ68、カム板56を、複写機本体12固定 側に設けているが、これに限定されず、支持板56側へ設けてもよく、これによ って、本考案の作用効果が減ぜられるものではない。カム板を、複写機本体12 固定側に設ける場合には、カム板は、複写機本体12固定側との間で、カム機構 をなす。
【0047】
【考案の効果】
本考案に係るシート給送装置によれば、簡素化、小型軽量化、コストダウンが 果たされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るシート給送装置の作動
を示す図である。
【図2】本実施例のシート給送装置を適用した複写機を
示す概略断面図である。
【図3】本実施例のシート給送装置を示す平面図であ
る。
【図4】斜送ローラとシート給送方向との関係を示す図
である。
【図5】本実施例に係るシート給送装置を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
52 斜送ローラ 56 支持板(支持部材) 68 駆動モータ 82 カム板(回転部材) 84 リミットスイッチ(停止手段) 90 転写紙(シート) A 転写紙給送方向(シート給送方向)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータと、 シートの給送方向に対して斜めに配置され、駆動モータ
    で回転駆動されてシートと当接することにより、シート
    の幅方向端のシート位置合わせを行う斜送ローラと、 この斜送ローラを支持し、斜送ローラをシートから離間
    させる第1移動位置と斜送ローラをシートに当接させる
    第2移動位置との間で移動自在に設けられる支持部材
    と、 前記駆動モータによって回転駆動され、回転に伴い、支
    持部材を第1移動位置に位置させる第1回転位置と支持
    部材を第2移動位置に位置させる第2回転位置とを繰り
    返して得る回転部材と、 この回転部材の第2回転位置で駆動モータを停止させる
    停止手段と、 を備えたことを特徴とするシート給送装置。
JP3771693U 1993-07-09 1993-07-09 シート給送装置 Pending JPH079852U (ja)

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JP3771693U JPH079852U (ja) 1993-07-09 1993-07-09 シート給送装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7686300B2 (en) 2006-09-27 2010-03-30 Canon Kabushiki Kaisha Driving device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7686300B2 (en) 2006-09-27 2010-03-30 Canon Kabushiki Kaisha Driving device

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