JPH0330353Y2 - - Google Patents

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JPH0330353Y2
JPH0330353Y2 JP1986169673U JP16967386U JPH0330353Y2 JP H0330353 Y2 JPH0330353 Y2 JP H0330353Y2 JP 1986169673 U JP1986169673 U JP 1986169673U JP 16967386 U JP16967386 U JP 16967386U JP H0330353 Y2 JPH0330353 Y2 JP H0330353Y2
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JP
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paper
paper feeding
cam member
roller
solenoid
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JP1986169673U
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JPS6376738U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、複写機や印刷機に利用され得る給紙
装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 複写機に利用され得る給紙装置は、例えば特開
昭59−128144号公報に開示されている。
この公報に記載されている給紙装置は、 給紙部近傍下流側に設けた給紙ローラと、この
給紙ローラに接触加圧して重送転写紙を分離する
分離部材と、さらに給送ローラより下流に設けた
搬送ローラ対と、この搬送ローラ対近傍上流側の
通紙センサとからなり、この通紙センサからの紙
有り信号により、前記分離部材を給送ローラに対
して脱圧状態に制御するようにしたことを特徴と
するものである。
そして前記分離部材を給送ローラに対して脱圧
する手段は、ソレノイドによつて形成され、この
ソレノイドは給送ローラの回転軸線の延在方向と
直交する方向に往復駆動し得るように構成されて
いる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述のように従来の技術では、ソレノイドが給
送ローラの回転軸線の延在方向と直交する方向に
往復動し得るように構成されているので、必然的
に大型化することになる。
一方、給紙装置が装着される複写機や印刷機は
小型化の一途を辿つており、この給紙装置の小型
化も待望されているが、前述のように従来の技術
では、小型化を達成することは困難である。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、給紙台上に積載されている用紙の最
上部に接触する第1の位置と前記用紙から上方に
離間する第2の位置との間を揺動可能に備えられ
ている給紙ローラと、前記給紙ローラを回動自在
に保持する揺動アームと、前記揺動アームに関連
し、これを駆動するためのカム部材と、前記カム
部材に連接され前記給紙ローラの回動軸線の延在
方向と平行な方向に往復駆動し得るソレノイドと
が具備されている給紙装置である。
(ホ) 作用 本考案では、給紙ローラを保持する揺動アーム
がカム部材を介してソレノイドに連接されている
ので、このソレノイドが動作することによつて、
前記給紙ローラは、給紙台上に積載されている用
紙の最上部に接触する第1の位置と、用紙から離
間する第2の位置との間を揺動することになる。
(ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例が備えられている
電子複写機の概略的構成図である。
先ずこの電子複写機の構成について略説する。
5は複写機本体で、その中央部に感光体ドラム
6が回転自在に装着されている。また、複写機本
体5上面には、水平方向に移動走査するガラス製
の原稿台7が摺動自在に装着され、この原稿台6
の上部にカバー8が開閉自在に装着されている。
前記感光体ドラム6の頂部には、原稿像を前記
感光体ドラム6上に投影結像するための、短焦点
レンズ列9が設けられている。前記短焦点レンズ
列9の左方に、原稿面を露光する露光ランプ10
が設けられ、その下方に帯電用コロトロン11が
備えられている。また短焦点レンズ列9の右方に
は、前記帯電用コロトロン11と短焦点レンズ列
9にて感光体ドラム6上に形成された静電潜像
を、トナーにて現像するための現像装置12が設
けられている。
前記感光体ドラム6の下部には、後述する給紙
装置によつて給送されて来た用紙13には、トナ
ー像を転写するための転写用コロトロン14と、
感光体ドラム6から転写後の用紙13を分離する
ための分離用コロトロン15が隣接配備されてい
る。
前記分離用コロトロン15の下流側には、トナ
ー像が付着した用紙13を搬送するためのコンベ
ア16が設けられ、このコンベア16の下流側
に、用紙13上の未定着トナーを加熱加圧定着す
るための、ヒートローラ対17,17が備えられ
ている。また、前記コンベア16の上方には、感
光体ドラム6上に残留している未転写トナーを除
去するための、クリーニング装置18が設けられ
ている。
複写機本体5の右方には、下段に周知の給紙カ
セツト19が着脱自在に装着されている。この給
紙カセツト19の下流側端部上方に、給紙ローラ
20が備えられている。
前記給紙カセツト19の上段に、本考案の一実
施例である給紙装置が備えられている。
この給紙装置は、第2図に斜視図を示すような
構成になつている。
この図において、21は回転軸22に固設され
ている第2給紙ローラで、給送方向にのみ回転す
るように構成されている。この第2次給紙ローラ
21の下部には、回転軸23にトルクリミツタ
(図示せず)を介して装着された捌きローラ24
が軽く圧接されている。この捌きローラ24の回
転軸23には、反給送方向に回転力が付与され、
用紙13が重送されて来た際に、下部の用紙13
を戻して、上部の用紙13のみを1枚給送するよ
うに作用する。なお、用紙13が1枚だけ到来し
た場合には、前記トルクリミツタの働きで、捌き
ローラ24がその回転軸23に対して空転し、給
紙方向に従動回転する。
前記第2次給紙ローラ21の回転軸22には、
コ字状のシヤーシ25が遊嵌されており、このシ
ヤーシ25の突出部に第1次給紙ローラ26が回
転自在に装着されている。なお、図示はしていな
いが、前記第1次給紙ローラ26にはタイミング
ベルトを介して回転力が付与されるように構成さ
れている。
前記シヤーシ25には、前記回転軸22に沿つ
て延在するL字状の第2シヤーシ27が固設さ
れ、この第2シヤーシ27の端部に、下方に延出
する舌片28が形成され、この舌片28に駆動ピ
ン29が植設されている。
30はストツパ保持軸で、このストツパ保持軸
30に、略L字状で内側が円滑に仕上げられたス
トツパ31…が、軸線方向に沿つて複数個配設さ
れている。前記ストツパ31…の鉛直面31a
は、用紙13の下流側端部を位置決めし、水平面
は用紙31bの下流側端部近傍に下面を保持する
用紙保持部の役を果す。
ストツパ保持軸30の端部には、カム32が固
設され、このカム32には、引張バネ33が接続
されると共に、ワイヤ34を介してソレノイド3
5のプランジヤ36にも接続されている。37は
ワイヤ34をガイドするプーリである。前記引張
ばね33は、ストツパ31の用紙保持部31bは
下方に付勢するように設けられ、ソレノイド35
はこの引張ばね33に抗する方向に動作するよう
に構成されている。なお、前記ソレノイド35
は、そのプランジヤ36が前記第1次給紙ローラ
26の回転軸線の延在方向と平行な方向に移動す
るように構成されている。
従つて、前記ソレノイド35に通電されず、こ
れが不動作状態にあるときは、第2図、第3図に
示すように、引張ばね33によつてストツパ保持
軸30が時計方向に回転偏倚すると共に、カム3
2によつて第2シヤーシ27の駆動ピン29が駆
動され、前記第1次給紙ローラ26は上方に持ち
上げられている。
この際、ストツパ31の鉛直面31aは用紙1
3の位置決めの役を果し、水平面31bは用紙1
3の下面から離間している。
また、ソレノイド35に通電され、プランジヤ
36が吸引動作すると、第4図に示すように前記
ストッパ保持部30が反時計方向に回転偏倚し、
ストツパ31の鉛直面31aが水平に近づくと共
に、水平面31bが用紙13の下面に当接して、
これを若干押上げる。一方、このとき前記コ字状
のシヤーシ25は時計方向に回転し、第1次給紙
ローラ26は、自重にて最上部の用紙13に圧接
される。
従つて、この状態で第1次給紙ローラ26が回
転すると、ストツパ31がガイドの役を果し、最
上部の用紙13がストツパ31の円滑な面に沿つ
て給送されることになる。
斯様にして、給送された用紙13は、2対のレ
ジスタローラ38,38,39,39を経由て感
光体ドラム6に搬送される。
なお、40は給紙台で、41は手差し用の給紙
台である。前記給紙台40は給紙装置と一体にな
つて、複写紙本体5に対して着脱自在に装着され
ている。
(ト) 考案の効果 本考案では、ソレノイドの駆動方向が、給紙ロ
ーラの回転軸線の延在方向と平行しているので、
給紙装置全体をコンパクトにまとめることができ
る。
従つて、小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図は電子複写機の概略構成図、第2図は
要部斜視図、第3図および第4図は夫々相異なる
状態を示す正面図である。 5……複写機本体、25……シヤーシ、26…
…第1次給紙ローラ、27……第2シヤーシ、2
9……駆動ピン、30……ストッパ保持軸、31
……ストツパ、32……カム、33……引張ば
ね、34……ワイア、35……ソレノイド、36
……プランジヤ、37……プーリ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 給紙台上に積載されている用紙の最上部に接
    触する第1の位置と前記用紙から上方に離間す
    る第2の位置との間を揺動可能に備えられてい
    る給紙ローラと、 前記給紙ローラを回動自在に保持する揺動ア
    ームと、 前記揺動アームに関連し、これを駆動するた
    めのカム部材と、 前記カム部材に連接され前記給紙ローラの回
    動軸線の延在方向と平行な方向に往復駆動し得
    るソレノイドとが具備されている給紙装置。 2 カム部材が固設されている回転軸に、用紙の
    下流側端縁を位置決めするためのストツパが装
    着されている実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の給紙装置。 3 カム部材とソレノイドとは、ワイアを介して
    連接されている実用新案登録請求の範囲第1項
    若しくは第2項に記載の給紙装置。 4 ワイアの移動方向を変換するための、プーリ
    が備えられている実用新案登録請求の範囲第3
    項に記載の給紙装置。
JP1986169673U 1986-11-05 1986-11-05 Expired JPH0330353Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986169673U JPH0330353Y2 (ja) 1986-11-05 1986-11-05

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JP1986169673U JPH0330353Y2 (ja) 1986-11-05 1986-11-05

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Publication Number Publication Date
JPS6376738U JPS6376738U (ja) 1988-05-21
JPH0330353Y2 true JPH0330353Y2 (ja) 1991-06-27

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JP1986169673U Expired JPH0330353Y2 (ja) 1986-11-05 1986-11-05

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597642A (ja) * 1982-07-06 1984-01-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自動給紙装置
JPS5931231A (ja) * 1982-08-10 1984-02-20 Ricoh Co Ltd 用紙の重送防止装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5886443U (ja) * 1981-12-08 1983-06-11 ヤンマーディーゼル株式会社 内燃機関用調速機

Patent Citations (2)

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JPS597642A (ja) * 1982-07-06 1984-01-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自動給紙装置
JPS5931231A (ja) * 1982-08-10 1984-02-20 Ricoh Co Ltd 用紙の重送防止装置

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JPS6376738U (ja) 1988-05-21

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