JPH0796250A - 穀粒選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［目的］ 縦形回転選別筒（４）…の自転及び公転運
動でもって該選別筒（４）…内に供給される穀粒を良質
穀粒と屑穀粒とに分離選別する穀粒選別装置において、
運転開始直後の選別能力が発揮できない状態では選別筒
（４）…に穀粒を供給しないようにし、選別されないま
まの穀粒が良質穀粒に混入するのを防止する。 ［構成］ ホッパー（３）からの穀粒を各選別筒
（４）…に略均一に分配する均分器（１１）に、穀粒を
外周に向って螺旋状に上昇させる傾斜底面（５２）…を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、縦形回転選別筒の自転
及び公転運動（遊星運動）でもって該選別筒内に供給さ
れる穀粒を良質穀粒と屑穀粒とに分離選別する米選機な
ど穀粒選別装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、選別筒上方に配設するホッパーか
らの穀粒は、均分器によって水平方向に拡散され、各選
別筒上端から内部に放出されていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、停止
中にホッパーに穀粒を供給し運転を開始すると、選別筒
の回転速度が低いうちに該選別筒内に穀粒が放出され、
選別が行われないまま排出させてしまう問題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、縦形
回転選別筒の自転及び公転運動でもって該選別筒内に供
給される穀粒を良質穀粒と屑穀粒とに分離選別する穀粒
選別装置において、ホッパーからの穀粒を各選別筒に略
均一に分配する均分器に、穀粒を外周に向って螺旋状に
上昇させる傾斜底面を設けたもので、所定以上に選別筒
の回転速度が上がらないと該選別筒には穀粒が供給され
ないから、従来の如き問題を解決し得ると共に、昇降機
への詰りを未然に防止し得、またホッパーの取付高さを
従来よりも低くしたり、選別筒の長さを従来よりも長く
することが可能となり、小型機ではよりコンパクトに、
また大型機では現在の大きさのままで処理能力の向上を
図り得るものである。

【０００５】また、縦形回転選別筒の自転及び公転運動
でもって該選別筒内に供給される穀粒を良質穀粒と屑穀
粒とに分離選別する穀粒選別装置において、前記選別筒
の自転速度及び公転速度をそれぞれ別々に変速可能に構
成したもので、穀粒の質及び量などによって選別筒の自
転速度及び公転速度を任意に調節し得、常に所定の選別
性能を得られるものである。

【０００６】

【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図１は選別部の断面説明図、図２は米選機の全体正
面図、図３は同側面図であり、図中（１）は米選機、
（２）は機体の後側上部に開設する玄米投入口、（３）
は前記投入口（２）からの玄米を受取る玄米受入ホッパ
ー、（４）…は前記ホッパー（３）からの玄米より屑米
を分離選別する縦形の回転選別筒、（５）は前記選別筒
（４）…で分離除去された屑米を機外に取出す屑米排出
口、（６）は前記選別筒（４）…で選別された整玄米を
揚穀する整玄米揚穀コンベア、（７）は前記コンベア
（６）でもって揚穀された整玄米を一時貯留する整玄米
タンク、（８）は前記タンク（７）内の整玄米を機外に
取出す整玄米排出口、（９）は前記排出口（８）に備え
る開閉シャッタであり、前記投入口（２）より投入され
る玄米が選別筒（４）…内に供給されたとき、該筒
（４）の回転ふるい作用により筒（４）の網面外側に屑
米を分離除去するように構成している。

【０００７】図４乃至図６にも示す如く、前記選別筒
（４）…は回転主軸（１０）を中心に等間隔に４つ設け
たもので、前記主軸（１０）上部に一体回転可能に均分
器（１１）を支持し、この均分器（１１）の各玄米放出
口筒（１２）…に前記各選別筒（４）…の上端を上部受
部材（１３）を介して回転自在に嵌合支持させる一方、
前記主軸（１０）下部に一体回転可能に上下二枚の下円
板（１４）（１５）を支持し、この下側の下円板（１
５）に回転自在に軸支させる各支軸（１６）…に前記各
選別筒（４）…の下部を下部受部材（１７）及び支軸受
け（１８）を介して一体回転可能に支持させている。

【０００８】前記主軸（１０）は四角枠状の機枠（１
９）の底面に下端を回転自在に支持させる一方、上端を
前記ホッパー（３）内部に設けた軸受け（２０）に回転
自在に支持させるもので、この主軸（１０）下部に回転
自在に軸支させる副軸（２１）にサンギヤ（２２）を一
体固設し、各支軸（１６）…に一体固設する各プラネタ
リギヤ（２３）…をアイドルギヤ（２４）…を介し前記
サンギヤ（２２）にそれぞれ噛合わせ、前記主軸（１
０）の回転により該軸（１０）を中心に各選別筒（４）
…を回転（公転）させると共に、前記副軸（２１）の回
転により前記支軸（１６）…を中心に各選別筒（４）…
を回転（自転）させ、公転方向と自転方向とを逆方向と
する遊星運動を各選別筒（４）…に行わしめるように構
成している。

【０００９】また、前記下円板（１４）（１５）の外周
縁に屑米排出羽根（２５）及び整玄米排出羽根（２６）
をそれぞれ設け、機枠（１９）内に一体固設する屑米樋
（２７）及び下側の整玄米樋（２８）内にこれら各羽根
（２５）（２６）をそれぞれ臨ませ、図７にも示す如
く、前記屑米樋（２７）に取出される屑米を、屑米シュ
ート（２９）及び屑米口（３０）を介して屑米揚穀コン
ベア（３１）のコンベア筒（３２）内に送り込んで前記
排出口（５）より機外に排出すると共に、前記整玄米樋
（２８）に取出される整玄米を整玄米シュート（３３）
及び整玄米口（３４）を介して前記揚穀コンベア（６）
のコンベア室（３５）に送り込んで前記タンク（７）の
排出口（８）より適宜機外に取出すように構成してい
る。

【００１０】そして、図１、図４乃至図６に示す如く、
前記選別筒（４）…は網目の大きさが異なる上部選別網
（３６）と下部選別網（３７）とを中間受部材（３８）
及び止めリング（３９）を介して直列に一体連結し、選
別筒（４）…の上部半分の網目（４０）を小、下部半分
の網目（４１）を大に形成し、前記投入口（２）より投
入される玄米が選別筒（４）…内に供給されたとき、該
筒（４）…の回転ふるい作用により筒（４）…の網面外
側に分離除去される屑米をさらに屑米（小）と屑米
（大）とに分離して除去するように構成している。

【００１１】そして、前記主軸（１０）中間部に一体回
転可能に上円板（４２）を支持すると共に、該上円板
（４２）の外周縁に屑米排出羽根（４３）を設け、機枠
（１９）内に一体固設する屑米樋（４４）内に前記羽根
（４３）を臨ませ、選別筒（４）…の上半分の上部選別
網（３６）の網目（小）（４０）を通過した屑米（小）
を上段の屑米樋（４４）に回集し、本屑米排出口（４
５）より機外に排出し、また選別筒（４）の上半分の上
部選別網（３６）の網目（小）（４０）を通過せず、選
別筒（４）の下部に落ちて該筒（４）…の下半分の下部
選別網（３７）の網目（大）（４１）を通過した屑米
（大）を下段の前記屑米樋（２７）に回集し、屑米揚穀
コンベア（３１）を介して前記屑米排出口（５）より機
外に排出し、さらに選別筒（４）…の各選別網（３６）
（３７）の網目（４０）（４１）を通過せず、選別筒
（４）の下部開口から排出される整玄米を下段の前記整
玄米樋（２８）に回集し、整玄米揚穀コンベア（６）を
介して前記タンク（７）に投入し、該タンク（３）の排
出口（８）より適宜機外に取出し、被選別穀粒である玄
米を屑米（小）と屑米（大）と整玄米とに分離選別して
それぞれを別々に機外に取出すように構成している。

【００１２】また、図６及び図７に示す如く、前記屑米
揚穀コンベア筒（３２）上端と前記屑米排出口（５）と
を連通接続させる上部屑米シュート（４６）の底面に放
出口（４７）を開設し、該屑米放出口（４７）をシュー
ト（４８）を介して前記整玄米コンベア室（３５）の下
部に連通接続させると共に、前記上部屑米シュート（４
６）の屑米排出口（５）への屑米放出口（４９）とシュ
ート（４８）への屑米放出口（４７）を択一的に閉鎖
（開放）するシャッタ（５０）を設け、該シャッタ（５
０）操作により屑米（大）を、単独に屑米排出口（５）
より屑米として機外に取出し、或いは、整玄米と混合し
て整玄米排出口（８）より整玄米として機外に取出し可
能に構成している。

【００１３】図１及び図４に示す如く、前記均分器（１
１）は選別筒（４）…の内側で主軸（１０）に中心を一
体回転可能に支持させる玄米受止め用の中央水平底面
（５１）と、該中央水平底面（５１）の外周部から等間
隔に外周に向って螺旋状に延出させる上向きの４つの傾
斜底面（５２）…と、該傾斜底面（５２）…の先端側か
ら各選別筒（４）の上面側に延出させる玄米放出用の外
周水平底面（５３）…と、これら各底面（５１）（５
２）…（５３）…に沿ってこの上方及び側方を一体的に
覆い均分器（１１）を空中密閉構造に形成するカバー
（５４）とから成り、前記中央水平底面（５１）に対向
するカバー（５４）の中央部に前記ホッパー（３）の玄
米排出口（５５）を突入させる玄米受入口（５６）を開
設すると共に、前記各外周水平底面（５３）…に玄米放
出口（５７）を開設し、各外周水平底面（５３）の玄米
放出口（５７）部から下方に前記玄米放出口筒（１２）
…を突設させ、ホッパー（３）の玄米排出口（５５）か
らの放出玄米を外周水平底面（５３）…より低い位置に
ある中央水平底面（５１）で受止め、均分器（１１）を
主軸（１０）と一体回転させたときに玄米に働く遠心力
により、玄米を傾斜底面（５２）…に沿って外周に向っ
て螺旋状に上昇させ、前記中央水平底面（５１）より高
い位置にある外周水平底面（５３）…に上らせ、外周水
平底面（５３）…の玄米放出口（５５）…及び玄米放出
口筒（１２）…を介して各選別筒（４）…内部にこの上
端より玄米を放出させ、ホッパー（３）の単一の玄米排
出口（５５）より４つの選別筒（４）…に略均一に玄米
を分配供給するもので、所定以上に選別筒（４）…の回
転（公転・自転）速度が上がらないと該筒（４）…内に
玄米が供給されない（所定以上に選別筒（４）…の回転
速度が上がって始めて該筒（４）に玄米が供給される）
ように前記均分器（１１）を形成し、ホッパー（３）に
玄米を供給し運転を開始したとき、選別筒（４）…の回
転速度不足により、玄米が選別されないまま選別筒
（４）内を落下し排出され、その未選別の玄米が前記コ
ンベア（６）を介して前記タンク（７）に送り込まれ、
整玄米に混入するのを防止すると共に、ホッパー（３）
に玄米を供給した状態で運搬するとき等、機体の傾きに
よって玄米が選別筒（４）内に放出され、前記コンベア
（６）への詰り等の発生を防止するように構成してい
る。

【００１４】また、前記均分器（１１）中央の玄米受入
部より外周の玄米放出口を高くすることにより、選別筒
（４）…の長さを変換することなくホッパー（３）の取
付高さを低く設定し、或いは、ホッパー（３）の取付高
さを変換することなく選別筒（４）…の長さを長くでき
るように構成している。

【００１５】図８に示す如く、前記米選機（１）の動力
源として回転速度を変換可能な選別モータ（５８）を備
え、モータ軸（５９）にプーリ（６０）（６１）及びベ
ルト（６２）を介して前記整玄米揚穀コンベア（６）の
コンベア軸（６３）を連動連結させると共に、前記モー
タ軸（５９）に外周面に摩擦片（６４）を張付けた駆動
円板（６５）及び摩擦円板（６６）を介して前記屑米揚
穀コンベア（３１）のコンベア軸（６７）を連動連結さ
せ、また前記コンベア軸（６３）にベベルギヤ（６８）
（６９）を介して前記主軸（１０）を連動連結させると
共に、前記コンベア軸（６３）に摩擦円板（７０）及び
外周に摩擦片（７１）を張付けた変速円板（７２）を介
して前記副軸（２１）を連動連結させるもので、前記変
速円板（７２）を軸方向に摺動自在に副軸（２１）にス
プライン（７３）嵌合させると共に、前記変速円板（７
２）のボス部（７４）外周に嵌合するベアリング（７
５）にリンク機構（７６）を介して選別調節レバー（７
７）を連動連結させ、該レバー（７７）操作により摩擦
円板（７０）に対する変速円板（７２）の接触位置を摩
擦円板（７０）の直径方向に調節（変速）可能とし、選
別筒（４）…の自転速度及び公転速度をそれぞれ別々に
変速可能に構成している。

【００１６】本実施例は上記の如く構成し、玄米をホッ
パー（３）に供給すると共に、選別モータ（５８）を作
動させて各コンベア（６）（３１）を駆動し、また各選
別筒（４）…を遊星運動させ、選別作業を開始する。

【００１７】ホッパー（３）に供給された玄米は該ホッ
パー（３）の排出口（５５）から均分器（１１）に流入
し、選別筒（４）…の公転速度つまり均分器（１１）の
回転速度が所定以上になると、該均分器（１１）の各玄
米放出口（５７）から各選別筒（４）…内に放出され
る。

【００１８】選別筒（４）…内に放出された玄米は該選
別筒（４）…の公転によって内周外側方にへばりつく状
態となり、また該選別筒（４）…の自転によって撹拌さ
れ屑米（小）が選別筒（４）…の上部選別網（３６）の
網目（４０）を通過して選別筒（４）…の上部外周側に
分離除去され、前記網目（４０）を通過しない屑米
（大）と整玄米は選別筒（４）…の下部選別網（３７）
まで流下し、屑米（大）が前記下部選別網（３７）の網
目（４１）を通過して選別筒（４）…の下部外周側に分
離除去され、前記網目（４１）を通過しない整玄米が選
別筒（４）…の下端開口から下方に放出される。

【００１９】選別筒（４）…の上部外周側に分離除去さ
れた屑米（小）は上段の屑米樋（４４）に落され、該樋
（４４）内を巡回している排出羽根（４３）によって本
屑米として排出口（４５）より機外に排出される。

【００２０】選別筒（４）…の下部外周側に分離除去さ
れた屑米（大）は、下段の屑米樋（２７）に落され、該
樋（２７）内を巡回している排出羽根（２５）によって
屑米揚穀コンベア筒（３２）の下端側に送り込まれ、揚
穀コンベア（３１）で揚穀され、該コンベア筒（３２）
の上端排出口をシャッタ（５０）により屑米排出口
（５）に連通させているときは、該排出口（５）より屑
米（大）として単独に機外に排出され、前記コンベア筒
（３２）の上端排出口をシャッタ（５０）により整玄米
揚穀コンベア（６）のコンベア室（３５）下部に連通さ
せているときは、該コンベア（６）により整玄米タンク
（７）に送り込まれ、該タンク（７）の排出口（８）よ
り屑米（大）を整玄米と混合つまり整玄米として機外に
排出される。

【００２１】選別筒（４）…の下端開口から下方に排出
された整玄米は、最下段の整玄米樋（２８）に落され、
該樋（２８）内を巡回している排出羽根（２６）によっ
て整玄米揚穀コンベア（６）のコンベア室（３５）下端
側に送り込まれ、揚穀コンベア（６）で揚穀され、整玄
米タンク（７）に送り込まれ該タンク（７）の排出口
（８）より機外に排出される。

【００２２】上記選別作業において、選別調節レバー
（７７）を操作することにより、選別筒（４）…の公転
速度はそのままで自転速度のみを変えることができ、ま
た前記選別モータ（５８）の回転速度を操作調節するこ
とにより、選別筒（４）…の自転速度はそのままで公転
速度を変えることができ、さらに選別調節レバー（７
７）操作と選別モータ（５８）の回転速度の調節を同時
に行うことにより、選別筒（４）…の自転速度と公転速
度を同時に別々に変えることができ、処理玄米の質や量
に応じて常に最適な選別が行えるようになっている。

【００２３】

【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、縦形回転選別筒（４）…の自転及び公転運動でもっ
て該選別筒（４）…内に供給される穀粒を良質穀粒と屑
穀粒とに分離選別する穀粒選別装置において、ホッパー
（３）からの穀粒を各選別筒（４）…に略均一に分配す
る均分器（１１）に、穀粒を外周に向って螺旋状に上昇
させる傾斜底面（５２）…を設けたもので、所定以上に
選別筒（４）…の回転速度が上がらないと該選別筒
（４）…には穀粒が供給されないから、従来の如き問題
を解決できると共に、昇降機（６）への詰りを未然に防
止でき、またホッパー（３）の取付高さを従来よりも低
くしたり、選別筒（４）…の長さを従来よりも長くする
ことが可能となり、小型機ではよりコンパクトに、また
大型機では現在の大きさのままで処理能力の向上を図る
ことができる。

【００２４】また、縦形回転選別筒（４）…の自転及び
公転運動でもって該選別筒（４）…内に供給される穀粒
を良質穀粒と屑穀粒とに分離選別する穀粒選別装置にお
いて、前記選別筒（４）…の自転速度及び公転速度をそ
れぞれ別々に変速可能に構成したもので、穀粒の質及び
量などによって選別筒（４）…の自転速度及び公転速度
を任意に調節でき、常に所定の選別性能を得ることがで
きるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】選別部全体の断面側面図。

【図２】米選機の全体正面図。

【図３】米選機の全体側面図。

【図４】均分器の断平面図。

【図５】選別部上部の断面平面図。

【図６】選別部下部の断面平面図。

【図７】コンベア部の断面側面図。

【図８】駆動説明図。

【符号の説明】

（３） ホッパー （４） 選別筒 （１１） 均分器 （５２） 傾斜底面

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島 内 靖 浩 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 武 田 秋 人 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 佐々木 正彦 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 縦形回転選別筒の自転及び公転運動でも
   って該選別筒内に供給される穀粒を良質穀粒と屑穀粒と
   に分離選別する穀粒選別装置において、ホッパーからの
   穀粒を各選別筒に略均一に分配する均分器に、穀粒を外
   周に向って螺旋状に上昇させる傾斜底面を設けたことを
   特徴とする穀粒選別装置。
2. 【請求項２】 縦形回転選別筒の自転及び公転運動でも
   って該選別筒内に供給される穀粒を良質穀粒と屑穀粒と
   に分離選別する穀粒選別装置において、前記選別筒の自
   転速度及び公転速度をそれぞれ別々に変速可能に構成し
   たことを特徴とする穀粒選別装置。