JPH11300282A - 縦型穀類選別機 - Google Patents
縦型穀類選別機Info
- Publication number
- JPH11300282A JPH11300282A JP12425498A JP12425498A JPH11300282A JP H11300282 A JPH11300282 A JP H11300282A JP 12425498 A JP12425498 A JP 12425498A JP 12425498 A JP12425498 A JP 12425498A JP H11300282 A JPH11300282 A JP H11300282A
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- grains
- base
- storage tank
- grain sorter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 穀類を良穀と屑粒とに選別すると同時に、選
別された良穀中に混在する異物も除去できるようにす
る。 【解決手段】 基台2の中空部S内の空気は、図示しな
い排気室に内設された排気ファンにより吸引されて機外
へ吐出される。ホッパ5より供給された穀類は、相対回
転する選別網体12と揚穀螺旋体13によって揚穀され
る間に、粒径の小さい屑粒および異物が殻体3の間隙部
に放出され、屑粒は下部仕切板3b上に落下し、前記異
物はガラリ15より排塵ダクト14を経て基台2の中空
部S内に吸引される。他方、粒径の大きな良穀および異
物は上部仕切板3c上に放出されて貯留タンク4に貯留
される。貯留タンク4から良穀を唐箕20へ自然落下さ
せると、流下板20dによりジクザグ状に落下して混在
する穂芒、わら屑等の異物が分離されて吸引ダクト9を
介して基台2の中空部S内に吸引される。
別された良穀中に混在する異物も除去できるようにす
る。 【解決手段】 基台2の中空部S内の空気は、図示しな
い排気室に内設された排気ファンにより吸引されて機外
へ吐出される。ホッパ5より供給された穀類は、相対回
転する選別網体12と揚穀螺旋体13によって揚穀され
る間に、粒径の小さい屑粒および異物が殻体3の間隙部
に放出され、屑粒は下部仕切板3b上に落下し、前記異
物はガラリ15より排塵ダクト14を経て基台2の中空
部S内に吸引される。他方、粒径の大きな良穀および異
物は上部仕切板3c上に放出されて貯留タンク4に貯留
される。貯留タンク4から良穀を唐箕20へ自然落下さ
せると、流下板20dによりジクザグ状に落下して混在
する穂芒、わら屑等の異物が分離されて吸引ダクト9を
介して基台2の中空部S内に吸引される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀類を良穀と屑粒
とに選別するとともに、前記穀類に混在する穂芒、わら
屑、ほこり等の異物を除去することができる縦型穀類選
別機に関するものである。
とに選別するとともに、前記穀類に混在する穂芒、わら
屑、ほこり等の異物を除去することができる縦型穀類選
別機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の縦型穀類選別機の一例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0003】図5に示すように、ベース101上に配設
された中空の基台102は、吐出口109aを有する吐
出側が基台102の側壁から外方へ突出するとともに、
図示しない吸込口を有する吸込側が基台102内に挿入
された状態で配設された略円筒状の排気室109を備え
ている。排気室109は、その内部に回転自在に配設さ
れた排気ファン(不図示)をモータ111によって伝動
機構112を介して回転駆動すると、前記吸込口より基
台102内の空気を吸引して前記吐出口109aに接続
された排気ダクト110から機外へ排気できるように構
成されている。
された中空の基台102は、吐出口109aを有する吐
出側が基台102の側壁から外方へ突出するとともに、
図示しない吸込口を有する吸込側が基台102内に挿入
された状態で配設された略円筒状の排気室109を備え
ている。排気室109は、その内部に回転自在に配設さ
れた排気ファン(不図示)をモータ111によって伝動
機構112を介して回転駆動すると、前記吸込口より基
台102内の空気を吸引して前記吐出口109aに接続
された排気ダクト110から機外へ排気できるように構
成されている。
【0004】基台102上に配設された殻体103は、
その内部に図示しない選別網体と揚穀螺旋体とが同心状
に配設されており、両者を相対回転させることにより、
下方に設けられたホッパ106より供給された穀類を上
方へ揚穀する間に良穀と屑粒とに選別し、良穀を上方に
設けられた貯留タンク104に貯留するとともに、屑粒
は屑粒放出シュート108より機外へ放出できるように
構成されている。
その内部に図示しない選別網体と揚穀螺旋体とが同心状
に配設されており、両者を相対回転させることにより、
下方に設けられたホッパ106より供給された穀類を上
方へ揚穀する間に良穀と屑粒とに選別し、良穀を上方に
設けられた貯留タンク104に貯留するとともに、屑粒
は屑粒放出シュート108より機外へ放出できるように
構成されている。
【0005】この従来の縦型穀類選別機において、ホッ
パ106上に唐箕105が配設されており、唐箕105
に穀類を投入すると、唐箕105において穀類に混在す
るわら屑、ほこり等の比重の小さい異物が分離されて吸
引ダクト107より基台102内に吸引され、さらには
排気室109を経て排気ダクト110より機外へ排気さ
れる。他方、穀類はホッパ106を介して殻体103内
へ導入されて相対回転する前記選別網体および前記揚穀
螺旋体により良穀と屑粒とに選別され、良穀が貯留タン
ク104に貯留されるとともに屑粒は屑粒放出シュート
108より機外へ放出される(特開平8−276156
号公報参照)。
パ106上に唐箕105が配設されており、唐箕105
に穀類を投入すると、唐箕105において穀類に混在す
るわら屑、ほこり等の比重の小さい異物が分離されて吸
引ダクト107より基台102内に吸引され、さらには
排気室109を経て排気ダクト110より機外へ排気さ
れる。他方、穀類はホッパ106を介して殻体103内
へ導入されて相対回転する前記選別網体および前記揚穀
螺旋体により良穀と屑粒とに選別され、良穀が貯留タン
ク104に貯留されるとともに屑粒は屑粒放出シュート
108より機外へ放出される(特開平8−276156
号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
穀類に混在する異物をある程度除去することができるも
のの、穀類に付着している穂芒や選別網体の網目を通過
しない異物を除去することが困難であるため、貯留タン
クに貯留された良穀にこれらの異物が混在してしまい、
貯留タンクに貯留された良穀を袋詰めする際に、混在す
る異物を除去する作業を別途行なう必要があるという問
題点があった。
穀類に混在する異物をある程度除去することができるも
のの、穀類に付着している穂芒や選別網体の網目を通過
しない異物を除去することが困難であるため、貯留タン
クに貯留された良穀にこれらの異物が混在してしまい、
貯留タンクに貯留された良穀を袋詰めする際に、混在す
る異物を除去する作業を別途行なう必要があるという問
題点があった。
【0007】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、穀類を良穀と屑粒とに
選別すると同時に、選別された良穀中に混在する異物も
除去することができる縦型穀類選別機を実現することを
目的とするものである。
に鑑みてなされたものであって、穀類を良穀と屑粒とに
選別すると同時に、選別された良穀中に混在する異物も
除去することができる縦型穀類選別機を実現することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の縦型穀類選別機は、中空の基台と、前記
基台の中空部に開口された吸込口を有する排気室と、前
記吸込口から前記基台内の空気を吸引して機外へ排気す
るための前記排気室に内設された排気ファンと、前記基
台上に配設された下方側にホッパを有するとともに上部
に貯留タンクを有する殻体を備え、前記殻体内に同心状
に配設された選別網体と揚穀螺旋体とを相対回転させる
ことにより、前記ホッパより供給された穀類を揚穀する
間に良穀と屑粒とに選別して前記良穀を前記貯留タンク
に貯留するとともに前記屑粒を機外へ排出するように構
成された縦型穀類選別機において、前記貯留タンクの下
方部位に配設された貯留タンクから放出される良穀中に
混在する異物を分離するための唐箕と、前記殻体内に配
設された前記選別網体の網目を通過した異物を排出する
ための排塵ダクトを備え、前記唐箕の分離気流を発生さ
せるための吸引口および前記排塵ダクトと前記基台の中
空部とがそれぞれ連通されていることを特徴とするもの
である。
めに、本発明の縦型穀類選別機は、中空の基台と、前記
基台の中空部に開口された吸込口を有する排気室と、前
記吸込口から前記基台内の空気を吸引して機外へ排気す
るための前記排気室に内設された排気ファンと、前記基
台上に配設された下方側にホッパを有するとともに上部
に貯留タンクを有する殻体を備え、前記殻体内に同心状
に配設された選別網体と揚穀螺旋体とを相対回転させる
ことにより、前記ホッパより供給された穀類を揚穀する
間に良穀と屑粒とに選別して前記良穀を前記貯留タンク
に貯留するとともに前記屑粒を機外へ排出するように構
成された縦型穀類選別機において、前記貯留タンクの下
方部位に配設された貯留タンクから放出される良穀中に
混在する異物を分離するための唐箕と、前記殻体内に配
設された前記選別網体の網目を通過した異物を排出する
ための排塵ダクトを備え、前記唐箕の分離気流を発生さ
せるための吸引口および前記排塵ダクトと前記基台の中
空部とがそれぞれ連通されていることを特徴とするもの
である。
【0009】また、請求項1記載の縦型穀類選別機と、
これに隣接して配設された脱芒機を備え、前記縦型穀類
選別機のホッパに前記脱芒機により脱芒処理した穀類を
供給するように構成する。
これに隣接して配設された脱芒機を備え、前記縦型穀類
選別機のホッパに前記脱芒機により脱芒処理した穀類を
供給するように構成する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る縦型穀類選別機の一
実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】図1〜図3に示すように、ベース1上に配
設された中空の基台2は、吐出口7bを有する吐出側が
基台2の側壁から外方へ突出するとともに吸込口7aを
有する吸込側が基台2の中空部S内に挿入された状態で
配設された略円筒状の排気室7を備えている。排気室7
は、その内部に回転自在に配設された排気ファン8をモ
ータ10によって伝動手段10aを介して回転駆動する
と、吸込口7aより基台2の中空部S内の空気を吸引し
て吐出口7bに接続された排気ダクト6から機外へ排気
できるように構成されている。
設された中空の基台2は、吐出口7bを有する吐出側が
基台2の側壁から外方へ突出するとともに吸込口7aを
有する吸込側が基台2の中空部S内に挿入された状態で
配設された略円筒状の排気室7を備えている。排気室7
は、その内部に回転自在に配設された排気ファン8をモ
ータ10によって伝動手段10aを介して回転駆動する
と、吸込口7aより基台2の中空部S内の空気を吸引し
て吐出口7bに接続された排気ダクト6から機外へ排気
できるように構成されている。
【0012】基台2上には、下方側にホッパ5が設けら
れているとともに上部に貯留タンク4が設けられた殻体
3が配設されている。殻体3内において、基台2の天板
2a上に上面が開放された円筒状の供給筒16が固着さ
れており、供給筒16の側壁上方部位にはホッパ5のシ
ュート5aが連通されている。供給筒16内に同心状に
配設された誘導筒17は、その外周面にホッパ5より導
入された穀類を下方へ導くための誘導翼17aを有する
とともに、上部開口部周縁に設けられたフランジ部18
には上方へ向けて突出する屑粒掻出し羽根18aが突設
されており、その底板17bには二出力ギアモータ11
の低速回転軸11aが固着されている。
れているとともに上部に貯留タンク4が設けられた殻体
3が配設されている。殻体3内において、基台2の天板
2a上に上面が開放された円筒状の供給筒16が固着さ
れており、供給筒16の側壁上方部位にはホッパ5のシ
ュート5aが連通されている。供給筒16内に同心状に
配設された誘導筒17は、その外周面にホッパ5より導
入された穀類を下方へ導くための誘導翼17aを有する
とともに、上部開口部周縁に設けられたフランジ部18
には上方へ向けて突出する屑粒掻出し羽根18aが突設
されており、その底板17bには二出力ギアモータ11
の低速回転軸11aが固着されている。
【0013】選別網体12は、その下縁部に形成された
図示しないスリットをフランジ部18に突設された屑粒
掻出し羽根18aに係合させることにより誘導筒17と
一体に回転するようにフランジ部18上に載置されてお
り、その上端部近傍の外周面には、首振り運動しないよ
うに上部仕切板3cに支軸21aを介して自由回転自在
に支持された支持ローラ21が当接されている。
図示しないスリットをフランジ部18に突設された屑粒
掻出し羽根18aに係合させることにより誘導筒17と
一体に回転するようにフランジ部18上に載置されてお
り、その上端部近傍の外周面には、首振り運動しないよ
うに上部仕切板3cに支軸21aを介して自由回転自在
に支持された支持ローラ21が当接されている。
【0014】選別網体12および誘導筒17内には、外
周面に螺旋翼13aを有する揚穀螺旋体13が同心状に
配設されており、その底板13bに二出力ギアモータ1
1の高速回転軸11bが固着されているとともに、上板
13cが殻体3の上面壁3aに回転自在に支持された回
転軸22に固着されている。さらに、殻体3の上部仕切
板3cより上方に突出する揚穀螺旋体13の上端部の外
周面には、選別された良穀を貯留タンクへ掻出すための
複数の良穀掻出し羽根19が突設されている。
周面に螺旋翼13aを有する揚穀螺旋体13が同心状に
配設されており、その底板13bに二出力ギアモータ1
1の高速回転軸11bが固着されているとともに、上板
13cが殻体3の上面壁3aに回転自在に支持された回
転軸22に固着されている。さらに、殻体3の上部仕切
板3cより上方に突出する揚穀螺旋体13の上端部の外
周面には、選別された良穀を貯留タンクへ掻出すための
複数の良穀掻出し羽根19が突設されている。
【0015】また、殻体3内には、選別網体12と干渉
しないように、偏平に形成された排塵ダクト14が殻体
3の側壁に沿って配設されており、該排塵ダクト14
は、その上方部における選別網体12に対向する面にガ
ラリ15が設けられているとともに、下端側を基台2の
中空部Sに連通させることにより、選別網体12の網目
を通過した異物を基台2内に吸引できるように工夫され
ている。
しないように、偏平に形成された排塵ダクト14が殻体
3の側壁に沿って配設されており、該排塵ダクト14
は、その上方部における選別網体12に対向する面にガ
ラリ15が設けられているとともに、下端側を基台2の
中空部Sに連通させることにより、選別網体12の網目
を通過した異物を基台2内に吸引できるように工夫され
ている。
【0016】加えて、貯留タンク4の下方部位には次に
説明する唐箕20が配設されている。
説明する唐箕20が配設されている。
【0017】唐箕20は、上壁に貯留タンク4の放出口
4aに連通された投入口20aを有するとともに、底部
に異物が分離された良穀が放出されるシュート状の放出
口20bが設けられた縦長箱状のものであって、互いに
対向する側壁内面に、投入口20aから自然落下により
投入された良穀をジグザグ状に落下させるための複数の
流下板20dが交互に突設されているとともに、殻体3
に対向する側壁に開口された吸引口20cと基台2の中
空部S内とを吸引ダクト9を介して連通させることによ
って、ジグザグ状に落下する良穀に対して対向流となる
分離気流を発生させて混在する異物を分離し、該分離さ
れた異物が吸引ダクト9を介して基台2の中空部Sに吸
引されるように構成されている。
4aに連通された投入口20aを有するとともに、底部
に異物が分離された良穀が放出されるシュート状の放出
口20bが設けられた縦長箱状のものであって、互いに
対向する側壁内面に、投入口20aから自然落下により
投入された良穀をジグザグ状に落下させるための複数の
流下板20dが交互に突設されているとともに、殻体3
に対向する側壁に開口された吸引口20cと基台2の中
空部S内とを吸引ダクト9を介して連通させることによ
って、ジグザグ状に落下する良穀に対して対向流となる
分離気流を発生させて混在する異物を分離し、該分離さ
れた異物が吸引ダクト9を介して基台2の中空部Sに吸
引されるように構成されている。
【0018】続いて、本実施の形態による縦型穀類選別
機の動作について説明する。
機の動作について説明する。
【0019】 二出力ギアモータ11を起動して選別
網体12および揚穀螺旋体13を相対回転させるととも
に、モータ10を起動して排気ファン8を回転させ、ホ
ッパ5に穀類を供給すると、供給された穀類は、供給筒
16内に入り、誘導筒17の誘導翼17aによって下方
へ導かれて誘導筒17の側壁下方部位に形成された図示
しない導入口より誘導筒17内へ導入される。
網体12および揚穀螺旋体13を相対回転させるととも
に、モータ10を起動して排気ファン8を回転させ、ホ
ッパ5に穀類を供給すると、供給された穀類は、供給筒
16内に入り、誘導筒17の誘導翼17aによって下方
へ導かれて誘導筒17の側壁下方部位に形成された図示
しない導入口より誘導筒17内へ導入される。
【0020】 上記により誘導筒17内へ導入され
た穀類は、相対回転する同心状に配設された選別網体1
2と揚穀螺旋体13の相互作用により揚穀される間に、
網目の大きさより粒径の小さい屑粒および異物は選別網
体12と殻体3の間の間隙部へ放出され、屑粒は下部仕
切板3b上に落下し、前記異物はガラリ15より排塵ダ
クト14を経て基台2の中空部S内へ吸引される。他
方、網目を通過しない粒径の大きな良穀および異物は上
部仕切板3c上に放出され、良穀掻出し羽根19により
貯留タンク4内へ向けてはじき飛ばされて貯留タンク4
に貯留される。
た穀類は、相対回転する同心状に配設された選別網体1
2と揚穀螺旋体13の相互作用により揚穀される間に、
網目の大きさより粒径の小さい屑粒および異物は選別網
体12と殻体3の間の間隙部へ放出され、屑粒は下部仕
切板3b上に落下し、前記異物はガラリ15より排塵ダ
クト14を経て基台2の中空部S内へ吸引される。他
方、網目を通過しない粒径の大きな良穀および異物は上
部仕切板3c上に放出され、良穀掻出し羽根19により
貯留タンク4内へ向けてはじき飛ばされて貯留タンク4
に貯留される。
【0021】 上記により貯留タンク4に貯留され
た良穀は、放出口4aに設けた図示しないシャッタを開
くと、唐箕20内へ自然落下し、唐箕20内において流
下板20dによりジグザグ状に落下する間に、前記良穀
中に混在する比重の小さい穂芒、わら屑、ぬか等の異物
が分離されて吸引ダクト9を介して基台2の中空部S内
に吸引され、異物の混在しない良穀が放出口20bより
機外へ放出される。
た良穀は、放出口4aに設けた図示しないシャッタを開
くと、唐箕20内へ自然落下し、唐箕20内において流
下板20dによりジグザグ状に落下する間に、前記良穀
中に混在する比重の小さい穂芒、わら屑、ぬか等の異物
が分離されて吸引ダクト9を介して基台2の中空部S内
に吸引され、異物の混在しない良穀が放出口20bより
機外へ放出される。
【0022】次に、本発明に係る縦型穀類選別機の変形
例について説明する。
例について説明する。
【0023】本変形例は、図4に示すように、上述した
一実施の形態による縦型穀類選別機と、これに隣接して
配設された脱芒機30を備えたものであって、架台40
に支持した脱芒機30をその吐出口33がホッパ5の上
方部位に位置するように配設することにより、脱芒機3
0による脱芒処理および縦型穀類選別機による選別処理
を連続して行なえるように構成されている。
一実施の形態による縦型穀類選別機と、これに隣接して
配設された脱芒機30を備えたものであって、架台40
に支持した脱芒機30をその吐出口33がホッパ5の上
方部位に位置するように配設することにより、脱芒機3
0による脱芒処理および縦型穀類選別機による選別処理
を連続して行なえるように構成されている。
【0024】ここで、脱芒機30は、シリンダ31と、
シリンダ31内に回転自在に配設された回転羽根32
と、シリンダ31の吐出口33に設けられた揺動キャッ
プ33aを備え、回転羽根32をモータ35および伝動
手段35aにより回転させることにより、ホッパ34よ
り供給された穀類の脱芒処理を行なう公知のものでよ
い。
シリンダ31内に回転自在に配設された回転羽根32
と、シリンダ31の吐出口33に設けられた揺動キャッ
プ33aを備え、回転羽根32をモータ35および伝動
手段35aにより回転させることにより、ホッパ34よ
り供給された穀類の脱芒処理を行なう公知のものでよ
い。
【0025】本変形例では、穂芒の付着した穀類の脱芒
処理と選別処理とを一貫して行なうことができるため、
作業効率が著しく向上する。
処理と選別処理とを一貫して行なうことができるため、
作業効率が著しく向上する。
【0026】なお、これ以外については、上述した図1
〜図3に示した一実施の形態による縦型穀類選別機と同
様でよいのでその説明は省略する。
〜図3に示した一実施の形態による縦型穀類選別機と同
様でよいのでその説明は省略する。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ため、次に記載するような効果を奏する。
ため、次に記載するような効果を奏する。
【0028】貯留タンクに貯留された良穀中に混在する
穂芒、わら屑、ほこり等の異物を唐箕により分離するた
め、唐箕から放出される良穀の品質が向上する。
穂芒、わら屑、ほこり等の異物を唐箕により分離するた
め、唐箕から放出される良穀の品質が向上する。
【0029】請求項2に係る発明は、穂芒、わら屑、ほ
こり等の異物が混在した穀類の脱芒処理と選別処理とを
一貫して行なうことが可能になる。
こり等の異物が混在した穀類の脱芒処理と選別処理とを
一貫して行なうことが可能になる。
【図1】一実施の形態による縦型穀類選別機の模式正面
図である。
図である。
【図2】図1に示す縦型穀類選別機の模式縦断面図であ
る。
る。
【図3】図1のA−A線に沿う模式断面図である。
【図4】変形例による縦型穀類選別機の模式正面図であ
る。
る。
【図5】従来の縦型穀類選別機を示し、(a)は模式正
面図、(b)は模式側面図である。
面図、(b)は模式側面図である。
1 ベース 2 基台 2a 天板 3 殻体 3a 上面壁 3b 下部仕切板 3c 上部仕切板 4 貯留タンク 4a 放出口 5,34 ホッパ 6 排気ダクト 7 排気室 7a 吸込口 7b 吐出口 8 排気ファン 9 吸引ダクト 10,35 モータ 10a,35a 伝動手段 11 二出力ギアモータ 11a 低速回転軸 11b 高速回転軸 12 選別網体 13 揚穀螺旋体 13a 螺旋翼 14 排塵ダクト 15 ガラリ 16 供給筒 17 誘導筒 17a 誘導翼 18 フランジ部 18a 屑粒掻出し羽根 19 良穀掻出し羽根 20 唐箕 20a 投入口 20b 放出口 20c 吸引口 20d 流下板 21 支持ローラ 21a 支軸 22 回転軸 30 脱芒機 31 シリンダ 32 回転羽根 33 吐出口 33a 揺動キャップ 40 架台
フロントページの続き (72)発明者 川島 誠蔵 栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡4290 株式 会社タイガーカワシマ内 (72)発明者 吉沢 孝行 栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡4290 株式 会社タイガーカワシマ内
Claims (2)
- 【請求項1】 中空の基台と、前記基台の中空部に開口
された吸込口を有する排気室と、前記吸込口から前記基
台内の空気を吸引して機外へ排気するための前記排気室
に内設された排気ファンと、前記基台上に配設された下
方側にホッパを有するとともに上部に貯留タンクを有す
る殻体を備え、前記殻体内に同心状に配設された選別網
体と揚穀螺旋体とを相対回転させることにより、前記ホ
ッパより供給された穀類を揚穀する間に良穀と屑粒とに
選別して前記良穀を前記貯留タンクに貯留するとともに
前記屑粒を機外へ排出するように構成された縦型穀類選
別機において、 前記貯留タンクの下方部位に配設された貯留タンクから
放出される良穀中に混在する異物を分離するための唐箕
と、前記殻体内に配設された前記選別網体の網目を通過
した異物を排出するための排塵ダクトを備え、前記唐箕
の分離気流を発生させるための吸引口および前記排塵ダ
クトと前記基台の中空部とがそれぞれ連通されているこ
とを特徴とする縦型穀類選別機。 - 【請求項2】 請求項1記載の縦型穀類選別機と、これ
に隣接して配設された脱芒機を備え、前記縦型穀類選別
機のホッパに前記脱芒機により脱芒処理した穀類を供給
するように構成されていることを特徴とする縦型穀類選
別機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12425498A JPH11300282A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 縦型穀類選別機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12425498A JPH11300282A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 縦型穀類選別機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11300282A true JPH11300282A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14880787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12425498A Pending JPH11300282A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 縦型穀類選別機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11300282A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007136456A (ja) * | 2006-12-27 | 2007-06-07 | Tiger Kawashima Co Ltd | 種籾選別装置 |
JP2007152351A (ja) * | 2006-12-27 | 2007-06-21 | Tiger Kawashima Co Ltd | 籾選別装置 |
-
1998
- 1998-04-17 JP JP12425498A patent/JPH11300282A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007136456A (ja) * | 2006-12-27 | 2007-06-07 | Tiger Kawashima Co Ltd | 種籾選別装置 |
JP2007152351A (ja) * | 2006-12-27 | 2007-06-21 | Tiger Kawashima Co Ltd | 籾選別装置 |
JP4575352B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2010-11-04 | 株式会社タイガーカワシマ | 籾選別装置 |
JP4575351B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2010-11-04 | 株式会社タイガーカワシマ | 種籾選別装置及び種籾選別方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041028 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071030 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080304 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |