JPH079617U - 車内温度上昇防止装置 - Google Patents

車内温度上昇防止装置

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JPH079617U
JPH079617U JP4041493U JP4041493U JPH079617U JP H079617 U JPH079617 U JP H079617U JP 4041493 U JP4041493 U JP 4041493U JP 4041493 U JP4041493 U JP 4041493U JP H079617 U JPH079617 U JP H079617U
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JP
Japan
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temperature
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battery
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隆視 中村
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UD Trucks Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車室内の温度が所定温度以上に上昇したときに
は、パワウインドーを強制的に開として車外の新気を導
入させて、車内温度を低下させることが可能な車内温度
上昇防止装置を提供する。 【構成】パワウインドを開閉するためのウインド作動モ
ータ1はパワウインド開閉スイッチ6及びキースイッチ
4を介してバッテリ2の+極に接続されると共に、該ウ
インド作動モータ1を開方向に回動させる側の接続点8
において、車室内の温度が所定温度以上となった場合に
センサ接続回路7を閉とする温度センサ3及びキースイ
ッチ4を介してバッテリ2の+極に接続されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車内温度の上昇を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、手動により開閉がなされていたウインド開閉装置は、最近ではアク チュエータにより作動するパワウインドーになってきている(実開昭60−40 782号公報等参照)。 また、本出願人は降雨時にパワウインドーを閉じる技術を出願している(実開 昭61−155584号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、車室内の温度が所定温度以上に上昇した場合には、車内の環境が悪 くなるため、マニュアル操作にてウインド開閉装置を作動させ、車外の新気を導 入すべく窓を開放することが行われていた。 またクーラーが搭載されている車両にあっては、車室内の温度が所定温度以上 に上昇した場合には、クーラーを作動させて車室内の温度を下げることが可能で あるが、クーラーの冷房能力以上に車室内の温度が上昇した場合やクーラー自体 に故障等が発生した場合には、車室内の温度を下げることが不可能となる。
【0004】 本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであり、パワウインドーを備えた車 両において、車室内の温度が所定温度以上に上昇したときには、パワウインドー を強制的に開として車外の新気を導入させて、車内温度を低下させることが可能 な車内温度上昇防止装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案は、アクチュエータにより作動するパワウインドーを備えた 車両において、エンジンキーがオンとなっていることを検出するエンジンキーオ ン検出手段と、車室内の温度を検出する温度検出手段とを備え、エンジンキーが オンとなっていることが検出され、さらに車室内の温度が所定温度以上に上昇し ていることが検出されたときには、アクチュエータがパワウインドーを開方向に 作動させる構成とした。
【0006】
【作用】
かかる構成においては、エンジンキーがオンとなっていることが検出された場 合には少なくとも車内に人がいる可能性があり、またこのとき車室内の温度が所 定温度以上に上昇していることが検出された場合には、車内の環境が悪くなって いる可能性があるとして、アクチュエータがパワウインドーを開方向に作動させ て、外気を車内に導入する。
【0007】 もって温度の低い外気が車内に導入されることとなり、車内温度が低下するこ ととなる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図に基づいて説明する。 本考案の一実施例を示す図1において、車内温度上昇防止装置10は、アクチュ エータとしてのウインド作動モータ1と、該ウインド作動モータ1に作動用電流 を供給するバッテリ2と、車室内の温度を検出する温度検出手段としての温度セ ンサ3と、当該車内温度上昇防止装置のON・OFFスイッチを兼ねるエンジン キーオン検出手段としてのキースイッチ4と、それらを接続する回路5とを含ん で構成されている。
【0009】 次に、図2に示す回路を参照しつつ、本考案に係る第1実施例を説明する。 本第1実施例を示す図2において、パワウインドを開閉するためのウインド作 動モータ1はパワウインド開閉スイッチ6及びキースイッチ4を介してバッテリ 2の+極に接続されると共にアース9により接地されている。ここで、パワウイ ンド開閉スイッチ6を開側に接続するとウインド作動モータ1がパワウインドを 開にする方向(以後開方向と称する)に回動され、また閉側に接続するとウイン ド作動モータ1がパワウインドを閉にする方向(以後閉方向と称する)に回動さ れる。
【0010】 そして、本考案に係る構成として、前記ウインド作動モータ1は、該ウインド 作動モータ1を開方向に回動させる側の接続点8において、温度センサ3及びキ ースイッチ4を介してバッテリ2の+極に接続されている。 ここで、温度センサ3は該温度センサ3により検出される車室内の温度が所定 温度以上となった場合にセンサ接続回路7を閉として、前記接続点8とバッテリ 2の+極とを接続し、ウインド作動モータ1を開方向に回動させるものである。
【0011】 次に動作を説明する。 通常のパワウインドの開閉は、キースイッチ4をONとした状態で、パワウイ ンド開閉スイッチ6を開側に接続するとウインド作動モータ1が開方向に回動し 、パワウインドを開とする。またパワウインド開閉スイッチ6を閉側に接続する とウインド作動モータ1が閉方向に回動し、パワウインドを閉とする。ここで、 本実施例に係る動作として、温度センサ3により車室内の温度が所定温度以上と なったことが検出されると、該温度センサ3はセンサ接続回路7を閉として、前 記接続点8とバッテリ2の+極とを接続し、ウインド作動モータ1を開方向に回 動させ、もってパワウインドが開となる。
【0012】 従って、ウインドが開放され、温度の低い外気が車内に導入されることとなり 、車内温度を低下させることとなり、車内環境の良化が行われる。即ち、クーラ を動作させている場合であっても、クーラの冷房能力以上に外気が暑いと車内温 度が所定温度以上に上昇する惧れがあり、またクーラ自体が故障することも考え られるので、車室内の温度が所定温度以上に上昇したときには、車外の新気が導 入され、車内温度の低下が図られる。
【0013】 次に、図3に示す回路を参照しつつ、本考案に係る第2実施例を説明する。尚 、前記図2に示した第1実施例と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略 する。 本第2実施例においては、ウインド作動モータ1はパワウインド開閉スイッチ 6及びキースイッチ4を介してバッテリ2の+極に接続されていると共に、接続 線25に介装されるコンデンサ20を介してアース9により接地されている。さらに 、ダイオード21がアノードを温度センサ3側に向けて、またダイオード22がアノ ードをコンデンサ20側に向けて、またダイオード23がアノードをウインド作動モ ータ1側に向けて各々介装される。
【0014】 次に本第2実施例に係る動作を説明する。 温度センサ3により車室内の温度が所定温度以上となったことが検出されると 、温度の低い外気が車内に導入される動作及びその効果に関しては、前述の第1 実施例と同様である。ここで、本第2実施例においては、ウインド作動モータ1 がバッテリ2の+極に接続されると同時に、コンデンサ20がバッテリ2の+極と アース9との間に介装されることとなるので、ウインド作動モータ1回動時等に は該コンデンサ20がバッテリ2により充電されることとなる。
【0015】 ここで、ダイオード21、ダイオード22及びダイオード23は、該コンデンサ20を 含んだ閉ループを形成することを防止するような向きに介装されており、該コン デンサ20の不必要な放電を防止しているものである。 そして、温度センサ3により車室内の温度が所定温度以上となったことが検出 されると、該温度センサ3はセンサ接続回路7を閉として、前記接続点8とバッ テリ2の+極とを接続し、ウインド作動モータ1を開方向に回動させ、もってパ ワウインドが開となる。
【0016】 ここで、本第2実施例に係る動作として、温度センサ3によりセンサ接続回路 7が閉とされ、パワウインドを開としようとした時に、バッテリ2の容量が不足 している場合には、通常時にバッテリ2により充電されていたコンデンサ20より 接続線25を介してウインド作動モータ1に電流が供給される。即ち、該ウインド 作動モータ1が前記コンデンサ20より供給された電流により開方向に回動され、 もってパワウインドが開となる。
【0017】 即ち、本第2実施例ではバッテリ2の容量が不足した場合でも、最低限パワウ インドーを開とするようにウインド作動モータ1を作動させるための非常用電源 としてのコンデンサ20を備えているので、車室内の温度が所定温度以上に上昇し ていることが検出された場合には、確実に温度の低い外気を車内に導入すること ができ、車内温度を低下することが可能となる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、アクチュエータにより作動するパワウインドー を備えた車両において、エンジンキーがオン時であって車室内の温度が所定温度 以上に上昇した場合には、アクチュエータによりパワウインドーが開状態とされ るので、温度の低い外気が車内に導入されることとなり、車内温度が低下するこ ととなり、車内環境の良化が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る構成を示すブロック図
【図2】本考案の第1実施例を示す回路図
【図3】本考案の第2実施例を示す回路図
【符号の説明】
1 ウインド作動モータ 2 バッテリ 3 温度センサ 4 キースイッチ 6 開閉スイッチ 7 センサ接続回路 21 ダイオード 22 ダイオード 23 ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクチュエータにより作動するパワウイン
    ドーを備えた車両において、エンジンキーがオンとなっ
    ていることを検出するエンジンキーオン検出手段と、車
    室内の温度を検出する温度検出手段とを備え、エンジン
    キーがオンとなっていることが検出され、さらに車室内
    の温度が所定温度以上に上昇していることが検出された
    ときには、アクチュエータがパワウインドーを開方向に
    作動させることを特徴とする車内温度上昇防止装置。
JP1993040414U 1993-07-23 1993-07-23 車内温度上昇防止装置 Expired - Lifetime JP2605349Y2 (ja)

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JPH079617U true JPH079617U (ja) 1995-02-10
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ID=12580010

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5319569U (ja) * 1976-07-29 1978-02-20
JP2018070101A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 トヨタ自動車株式会社 駐車支援装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5319569U (ja) * 1976-07-29 1978-02-20
JPS545817Y2 (ja) * 1976-07-29 1979-03-15
JP2018070101A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 トヨタ自動車株式会社 駐車支援装置

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